JPH05293911A - タイヤ成形方法及びタイヤ成形装置 - Google Patents
タイヤ成形方法及びタイヤ成形装置Info
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- JPH05293911A JPH05293911A JP4353052A JP35305292A JPH05293911A JP H05293911 A JPH05293911 A JP H05293911A JP 4353052 A JP4353052 A JP 4353052A JP 35305292 A JP35305292 A JP 35305292A JP H05293911 A JPH05293911 A JP H05293911A
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- JP
- Japan
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- tread
- rollers
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- peripheral surface
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 27
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 10
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
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- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性に優れたタイヤ成形方法及びタイヤ成
形装置を提供する。 【構成】 ドラム1に取付けた円環状カーカス5にトレ
ッド7を外嵌状に被せる。一対の第1ローラ2a,2a
と、第1ローラ2a,2aに対して周方向にずれた一対
の第2ローラ3a,3aとが同時に、トレッド7の外周
面中央部から外周面両端縁部に向かって夫々拡開しつつ
トレッド7を押圧する。
形装置を提供する。 【構成】 ドラム1に取付けた円環状カーカス5にトレ
ッド7を外嵌状に被せる。一対の第1ローラ2a,2a
と、第1ローラ2a,2aに対して周方向にずれた一対
の第2ローラ3a,3aとが同時に、トレッド7の外周
面中央部から外周面両端縁部に向かって夫々拡開しつつ
トレッド7を押圧する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイヤ成形方法及びタイ
ヤ成形装置に関する。
ヤ成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラジアルタイヤ製造工程におい
て、カーカス,ブレーカー及びトレッドを圧着(ステッ
チ)するタイヤ成形装置は、従来、図7と図8に示す如
く、カーカスa,ブレーカーb及びトレッドcからなる
コンポーネント組立体dをドラムeに保持し、コンポー
ネント組立体d内に所定圧力のエアーを充填して回転さ
せ、一対の回動自在なローラf,fから成るステッチロ
ーラhを、シリンダgによってトレッドc外周面に押圧
しつつ、トレッドcの外周面中央部から(図8の仮想線
の如く)外周面両端縁部に向かって移動させ、圧着(密
着)させる構造のものであった。
て、カーカス,ブレーカー及びトレッドを圧着(ステッ
チ)するタイヤ成形装置は、従来、図7と図8に示す如
く、カーカスa,ブレーカーb及びトレッドcからなる
コンポーネント組立体dをドラムeに保持し、コンポー
ネント組立体d内に所定圧力のエアーを充填して回転さ
せ、一対の回動自在なローラf,fから成るステッチロ
ーラhを、シリンダgによってトレッドc外周面に押圧
しつつ、トレッドcの外周面中央部から(図8の仮想線
の如く)外周面両端縁部に向かって移動させ、圧着(密
着)させる構造のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カーカス
a,ブレーカーb及びトレッドc相互の圧着の状態につ
いては、圧着させる力とその力をかける時間等によって
決まるが、コンポーネント組立体dの回転による遠心力
が作用するため、シリンダg圧力,コンポーネント組立
体dの内圧及び回転数を、トレッドの形状,厚み及びコ
ンパウンドに応じて設定する必要がある。
a,ブレーカーb及びトレッドc相互の圧着の状態につ
いては、圧着させる力とその力をかける時間等によって
決まるが、コンポーネント組立体dの回転による遠心力
が作用するため、シリンダg圧力,コンポーネント組立
体dの内圧及び回転数を、トレッドの形状,厚み及びコ
ンパウンドに応じて設定する必要がある。
【0004】しかし、適正なステッチをするために、シ
リンダg圧力,コンポーネント組立体dの内圧を高くす
ると、不良品の発生率が大きくなる問題があった。ま
た、一対のローラf,fでは、カーカスa,ブレーカー
b及びトレッドc相互を確実に圧着させるのに時間が長
くかかり、生産性が悪いという問題もあった。
リンダg圧力,コンポーネント組立体dの内圧を高くす
ると、不良品の発生率が大きくなる問題があった。ま
た、一対のローラf,fでは、カーカスa,ブレーカー
b及びトレッドc相互を確実に圧着させるのに時間が長
くかかり、生産性が悪いという問題もあった。
【0005】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決して、生産性に優れ、タイヤ品質が向上するタイ
ヤ成形方法及びタイヤ成形装置を提供することを目的と
する。
を解決して、生産性に優れ、タイヤ品質が向上するタイ
ヤ成形方法及びタイヤ成形装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、本発明に係るタイヤ成形方法は、ドラ
ムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せたブレーカ
ー及びトレッド等を内径方向へ押圧し密着成形するタイ
ヤ成形方法であって、一対の第1ローラと、該第1ロー
ラに対して周方向にずれた一対の第2ローラとが同時
に、上記トレッドの外周面中央部から外周面両端縁部に
向かって夫々拡開しつつ該トレッドを押圧するものであ
る。
達成するために、本発明に係るタイヤ成形方法は、ドラ
ムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せたブレーカ
ー及びトレッド等を内径方向へ押圧し密着成形するタイ
ヤ成形方法であって、一対の第1ローラと、該第1ロー
ラに対して周方向にずれた一対の第2ローラとが同時
に、上記トレッドの外周面中央部から外周面両端縁部に
向かって夫々拡開しつつ該トレッドを押圧するものであ
る。
【0007】また、本発明に係る一のタイヤ成形装置
は、ドラムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せた
トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレッドの外周面中
央部から外周面端縁部に向かって拡開しつつ移動可能な
一対の第1ローラから成る第1ステッチローラと、一対
の第2ローラから成る第2ステッチローラとを、上記ド
ラムの周方向に並設したものである。
は、ドラムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せた
トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレッドの外周面中
央部から外周面端縁部に向かって拡開しつつ移動可能な
一対の第1ローラから成る第1ステッチローラと、一対
の第2ローラから成る第2ステッチローラとを、上記ド
ラムの周方向に並設したものである。
【0008】さらに、本発明に係る他のタイヤ成形装置
は、ドラムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せた
ブレーカー及びトレッド等を密着させるタイヤ成形装置
であって、上記トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレ
ッドの外周面中央部から外周面端縁部に向かって拡開移
動する一対の第1ローラから成る第1ステッチローラ
と、上記トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレッドの
外周面中央部から外周面端縁部に向かって拡開移動する
一対の第2ローラから成る第2ステッチローラとを、支
持部材を介して周方向に並設し、かつ、該支持部材を、
ドラム軸心と平行な軸心廻りに回転可能に、上記ドラム
に対して接近・離間する方向に移動するロッドに枢着し
て、該ロッドに対する上記支持部材の角度調整を可能と
したものである。
は、ドラムに取付けた円環状カーカスに外嵌状に被せた
ブレーカー及びトレッド等を密着させるタイヤ成形装置
であって、上記トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレ
ッドの外周面中央部から外周面端縁部に向かって拡開移
動する一対の第1ローラから成る第1ステッチローラ
と、上記トレッドを内径方向へ押圧しつつ該トレッドの
外周面中央部から外周面端縁部に向かって拡開移動する
一対の第2ローラから成る第2ステッチローラとを、支
持部材を介して周方向に並設し、かつ、該支持部材を、
ドラム軸心と平行な軸心廻りに回転可能に、上記ドラム
に対して接近・離間する方向に移動するロッドに枢着し
て、該ロッドに対する上記支持部材の角度調整を可能と
したものである。
【0009】
【作用】一対の第1ステッチローラ(又は一対の第2ス
テッチローラ)にて、回転するトレッドを内径方向に一
旦押圧してカーカス及びトレッドを密着させた後、ドラ
ムの回転による遠心力と、トレッド自体の剛性による復
元力が作用する前に、次の第2ステッチローラ(又は第
1ステッチローラ)にて、再度トレッドを押圧して、カ
ーカス及びトレッドを確実に密着させることができる。
テッチローラ)にて、回転するトレッドを内径方向に一
旦押圧してカーカス及びトレッドを密着させた後、ドラ
ムの回転による遠心力と、トレッド自体の剛性による復
元力が作用する前に、次の第2ステッチローラ(又は第
1ステッチローラ)にて、再度トレッドを押圧して、カ
ーカス及びトレッドを確実に密着させることができる。
【0010】また、支持部材を、ドラム軸心と平行な軸
心廻りに回転可能に、ドラムに対して接近・離間する方
向に移動するロッドに枢着したものでは、ロッドに対す
る支持部材の角度調整を可能としているので、ロッドが
ドラム軸心と直交する軸に対して傾斜していても、各ロ
ーラを、確実にトレッドを押圧することができる。
心廻りに回転可能に、ドラムに対して接近・離間する方
向に移動するロッドに枢着したものでは、ロッドに対す
る支持部材の角度調整を可能としているので、ロッドが
ドラム軸心と直交する軸に対して傾斜していても、各ロ
ーラを、確実にトレッドを押圧することができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
詳説する。
【0012】図1と、その側面図である図2は、本発明
に係るタイヤ成形装置を示し、この装置は、ドラム1の
周方向に並設される第1ステッチローラ2と第2ステッ
チローラ3とを備える。
に係るタイヤ成形装置を示し、この装置は、ドラム1の
周方向に並設される第1ステッチローラ2と第2ステッ
チローラ3とを備える。
【0013】第1ステッチローラ2は、ベアリング等に
より回動自在に支持部材8に枢着された一対の第1ロー
ラ2a,2aから成り、第2ステッチローラ3も、ベア
リング等により回動自在に支持部材8に枢着された一対
の第2ローラ3a,3aから成る。
より回動自在に支持部材8に枢着された一対の第1ロー
ラ2a,2aから成り、第2ステッチローラ3も、ベア
リング等により回動自在に支持部材8に枢着された一対
の第2ローラ3a,3aから成る。
【0014】なお、各ローラ2a,2a,3a,3a
は、夫々、ドラム軸心Oと略平行な軸心廻りに、夫々単
独で回動可能とされる。
は、夫々、ドラム軸心Oと略平行な軸心廻りに、夫々単
独で回動可能とされる。
【0015】図1において、4は、円環状カーカス5,
ブレーカー6及びトレッド7からなるコンポーネント組
立体で、ドラム1に取付けられたカーカス5に、外嵌状
にブレーカー6及びトレッド7が被せられ、カーカス5
内には所定圧力(例えば、0.5 〜1.5kg/cm2 )のエアー
等が充填される。
ブレーカー6及びトレッド7からなるコンポーネント組
立体で、ドラム1に取付けられたカーカス5に、外嵌状
にブレーカー6及びトレッド7が被せられ、カーカス5
内には所定圧力(例えば、0.5 〜1.5kg/cm2 )のエアー
等が充填される。
【0016】ドラム1は、図外の駆動装置によって、軸
心O廻りに所定の方向及び回転数にて回転可能となって
いる。
心O廻りに所定の方向及び回転数にて回転可能となって
いる。
【0017】第1ステッチローラ2,第2ステッチロー
ラ3及びドラム1との位置関係は、ローラ接線Aとドラ
ム中心線Bが略直交し、第1・第2ステッチローラ2,
3の各回転軸心が、ドラム中心線Bに対して略対称とな
るように設定される。
ラ3及びドラム1との位置関係は、ローラ接線Aとドラ
ム中心線Bが略直交し、第1・第2ステッチローラ2,
3の各回転軸心が、ドラム中心線Bに対して略対称とな
るように設定される。
【0018】さらに、第1・第2ステッチローラ2,3
を構成する各々の上記ローラ2a,3aは、ドラム1の
周方向に2列に配設され、ドラム軸心Oと直交する中央
線Rに平行な周方向線C,C上にほぼ位置する。即ち、
第1ステッチローラ2と第2ステッチローラ3とは周方
向にずれている。
を構成する各々の上記ローラ2a,3aは、ドラム1の
周方向に2列に配設され、ドラム軸心Oと直交する中央
線Rに平行な周方向線C,C上にほぼ位置する。即ち、
第1ステッチローラ2と第2ステッチローラ3とは周方
向にずれている。
【0019】支持部材8は、流体シリンダ9のロッド9
aに取付けされ、流体シリンダ9により第1・第2ステ
ッチローラ2,3を前進させて、トレッド7を内径方向
に所定圧力にて押圧することができる。
aに取付けされ、流体シリンダ9により第1・第2ステ
ッチローラ2,3を前進させて、トレッド7を内径方向
に所定圧力にて押圧することができる。
【0020】また、支持部材8は、図示省略の駆動装置
によって、第1・第2ローラ2a,2a,3a,3a
を、図3から図4の如く、トレッド7の外周面中央部か
ら外周面両端縁部に向かって拡開しつつ移動させること
ができる構造となっている。
によって、第1・第2ローラ2a,2a,3a,3a
を、図3から図4の如く、トレッド7の外周面中央部か
ら外周面両端縁部に向かって拡開しつつ移動させること
ができる構造となっている。
【0021】また、各ローラ2a,3aは、直径Dを50
mm〜100mm 位とし、かつ、上下のローラ2a,3a間寸
法をLとした場合、0<L≦ 1/4Dに設定するのが好ま
しい。即ち、Lを小とするのが好ましい。
mm〜100mm 位とし、かつ、上下のローラ2a,3a間寸
法をLとした場合、0<L≦ 1/4Dに設定するのが好ま
しい。即ち、Lを小とするのが好ましい。
【0022】このように構成されたタイヤ成形装置によ
るカーカス5,ブレーカー6及びトレッド7のステッチ
(圧着)手順、即ちステッチ工程を説明する。
るカーカス5,ブレーカー6及びトレッド7のステッチ
(圧着)手順、即ちステッチ工程を説明する。
【0023】図1の如く、ドラム1に取付けて、所定内
圧にてエアー等を充填して膨張させたカーカス5に、ブ
レーカー6を介してトレッド7を外嵌状に巻装する。
圧にてエアー等を充填して膨張させたカーカス5に、ブ
レーカー6を介してトレッド7を外嵌状に巻装する。
【0024】ドラム1を回転させ───正回転・逆回転
何れでも良い───、第1・第2ステッチローラ2,3
を流体シリンダ9にて前進させて、図3の如く、トレッ
ド7の外周面中央部を押圧する。
何れでも良い───、第1・第2ステッチローラ2,3
を流体シリンダ9にて前進させて、図3の如く、トレッ
ド7の外周面中央部を押圧する。
【0025】そして、トレッド7を押圧しつつ、第1・
第2ローラ2a,2a,3a,3aを、図3から図4に
示す如くトレッド7の外周面中央部から外周面両端縁部
に向かって連続的に同時に移動させ、順次、カーカス
5,ブレーカー6及びトレッド7相互を密着させる。
第2ローラ2a,2a,3a,3aを、図3から図4に
示す如くトレッド7の外周面中央部から外周面両端縁部
に向かって連続的に同時に移動させ、順次、カーカス
5,ブレーカー6及びトレッド7相互を密着させる。
【0026】このとき、第1ステッチローラ2(又は第
2ステッチローラ3)にて、トレッド7を一旦押圧し
て、カーカス5,ブレーカー6及びトレッド7相互を密
着させた後、コンポーネント組立体4の回転による遠心
力と、トレッド7自体の剛性による復元力が作用する前
に、次の第2ステッチローラ3(又は第1ステッチロー
ラ2)にて、再度トレッド7を押圧して、カーカス5,
ブレーカー6及びトレッド7を確実に密着させることが
できる。
2ステッチローラ3)にて、トレッド7を一旦押圧し
て、カーカス5,ブレーカー6及びトレッド7相互を密
着させた後、コンポーネント組立体4の回転による遠心
力と、トレッド7自体の剛性による復元力が作用する前
に、次の第2ステッチローラ3(又は第1ステッチロー
ラ2)にて、再度トレッド7を押圧して、カーカス5,
ブレーカー6及びトレッド7を確実に密着させることが
できる。
【0027】このように、第1・第2ステッチローラ
2,3を並設したことにより、押圧時間を2倍にするの
と同等の効果を得ることができ、従来よりも短時間でス
テッチが可能となる。また、流体シリンダ9の圧力及び
コンポーネント組立体4の内圧を、従来よりも低くして
ステッチできる。
2,3を並設したことにより、押圧時間を2倍にするの
と同等の効果を得ることができ、従来よりも短時間でス
テッチが可能となる。また、流体シリンダ9の圧力及び
コンポーネント組立体4の内圧を、従来よりも低くして
ステッチできる。
【0028】ステッチが終了すれば、第1・第2ステッ
チローラ2,3を後退させて、コンポーネント組立体4
を交換し、上述の同様の手順にて作業を繰返す。
チローラ2,3を後退させて、コンポーネント組立体4
を交換し、上述の同様の手順にて作業を繰返す。
【0029】しかして、タイヤ成形装置としては、図5
に示すように、支持部材8をドラム軸心Oと平行な軸心
O1 廻りに矢印Eの如く回転可能に、ロッド9aに枢着
するも好ましい。
に示すように、支持部材8をドラム軸心Oと平行な軸心
O1 廻りに矢印Eの如く回転可能に、ロッド9aに枢着
するも好ましい。
【0030】なお、支持部材8は、図示省略のストッパ
にて所望の回転角度に保持される。
にて所望の回転角度に保持される。
【0031】従って、この場合、ロッド9aに対する支
持部材8の角度調整が可能となり、ロッド9aが、ドラ
ム軸心Oと直交する軸に対して傾斜している場合(具体
的には、ロッド9aが水平でない場合)にも、各ローラ
2a,2a,3b,3bは確実にトレッド7を押圧する
ことができる。
持部材8の角度調整が可能となり、ロッド9aが、ドラ
ム軸心Oと直交する軸に対して傾斜している場合(具体
的には、ロッド9aが水平でない場合)にも、各ローラ
2a,2a,3b,3bは確実にトレッド7を押圧する
ことができる。
【0032】また、図6に示すように、第1ローラ2
a,2aと第2ローラ3a,3aとを正面視において僅
かにずらしてもよい。
a,2aと第2ローラ3a,3aとを正面視において僅
かにずらしてもよい。
【0033】即ち、第1ステッチローラ2と第2ステッ
チローラ3とでトレッド7への押圧力に差を設け、これ
により、より効果的に密着させる。
チローラ3とでトレッド7への押圧力に差を設け、これ
により、より効果的に密着させる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【0035】 従来と比べて、工程時間短縮が可能と
なるので、タイヤ1本を製造するサイクルタイムも短縮
でき、生産性の向上が図れる。
なるので、タイヤ1本を製造するサイクルタイムも短縮
でき、生産性の向上が図れる。
【0036】 流体シリンダ9の圧力及びコンポーネ
ント組立体4の内圧を従来よりも低くできるので、不良
品の発生が大幅に少なくなりタイヤ品質が向上する。
ント組立体4の内圧を従来よりも低くできるので、不良
品の発生が大幅に少なくなりタイヤ品質が向上する。
【0037】 低押圧でコンポーネント組立体4を密
着固定させるので、コンポーネント組立体4の余分の動
きを抑制でき、タイヤユニフォーミティの向上を図れ、
コンポーネント変形によるゴム流れ不良等の要因を軽減
することができる。
着固定させるので、コンポーネント組立体4の余分の動
きを抑制でき、タイヤユニフォーミティの向上を図れ、
コンポーネント変形によるゴム流れ不良等の要因を軽減
することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】一部省略の側面図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】作用説明図である。
【図5】他の実施例を示す正面図である。
【図6】変形例の簡略正面図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【図8】一部省略の側面図である。
1 ドラム 2 第1ステッチローラ 2a 第1ローラ 3 第2ステッチローラ 3a 第2ローラ 5 カーカス 6 ブレーカー 7 トレッド 8 支持部材 9a ロッド
Claims (3)
- 【請求項1】 ドラム1に取付けた円環状カーカス5に
外嵌状に被せたブレーカー6及びトレッド7等を内径方
向へ押圧し密着成形するタイヤ成形方法であって、一対
の第1ローラ2a,2aと、該第1ローラ2a,2aに
対して周方向にずれた一対の第2ローラ3a,3aとが
同時に、上記トレッド7の外周面中央部から外周面両端
縁部に向かって夫々拡開しつつ該トレッド7を押圧する
ことを特徴とするタイヤ成形方法。 - 【請求項2】 ドラム1に取付けた円環状カーカス5に
外嵌状に被せたトレッド7を内径方向へ押圧しつつ該ト
レッド7の外周面中央部から外周面端縁部に向かって拡
開しつつ移動可能な一対の第1ローラ2a,2aから成
る第1ステッチローラ2と、一対の第2ローラ3a,3
aから成る第2ステッチローラ3とを、上記ドラム1の
周方向に並設したことを特徴とするタイヤ成形装置。 - 【請求項3】 ドラム1に取付けた円環状カーカス5に
外嵌状に被せたブレーカー6及びトレッド7等を密着さ
せるタイヤ成形装置であって、上記トレッド7を内径方
向へ押圧しつつ該トレッド7の外周面中央部から外周面
端縁部に向かって拡開移動する一対の第1ローラ2a,
2aから成る第1ステッチローラ2と、上記トレッド7
を内径方向へ押圧しつつ該トレッド7の外周面中央部か
ら外周面端縁部に向かって拡開移動する一対の第2ロー
ラ3a,3aから成る第2ステッチローラ3とを、支持
部材8を介して周方向に並設し、かつ、該支持部材8
を、ドラム軸心Oと平行な軸心O1 廻りに回転可能に、
上記ドラム1に対して接近・離間する方向に移動するロ
ッド9aに枢着して、該ロッド9aに対する上記支持部
材8の角度調整を可能としたことを特徴とするタイヤ成
形装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE69306325T DE69306325T2 (de) | 1992-02-19 | 1993-02-17 | Verfahren und Vorrichtung zur Reifenherstellung |
EP93301162A EP0581404B1 (en) | 1992-02-19 | 1993-02-17 | A method and apparatus for fabricating a tyre |
US08/019,450 US5312502A (en) | 1992-02-19 | 1993-02-18 | Method and apparatus for stitching a tire |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-16569 | 1992-02-19 | ||
JP1656992 | 1992-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293911A true JPH05293911A (ja) | 1993-11-09 |
JP2563870B2 JP2563870B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=11919926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4353052A Expired - Lifetime JP2563870B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-12-10 | タイヤ成形方法及びタイヤ成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563870B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100376623B1 (ko) * | 2000-04-27 | 2003-03-17 | 금호산업 주식회사 | 타이어 그린케이스의 스티칭 장치 및 방법 |
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