JPH05289545A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

Info

Publication number
JPH05289545A
JPH05289545A JP4118411A JP11841192A JPH05289545A JP H05289545 A JPH05289545 A JP H05289545A JP 4118411 A JP4118411 A JP 4118411A JP 11841192 A JP11841192 A JP 11841192A JP H05289545 A JPH05289545 A JP H05289545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
transfer material
latent image
image forming
image carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4118411A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Miyao
真由美 宮尾
Akizo Shimomura
彰三 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4118411A priority Critical patent/JPH05289545A/ja
Publication of JPH05289545A publication Critical patent/JPH05289545A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラーク剛度が大きい転写材にトナー像を転
写するときに感光体ドラム1に転写ガイド板8を近づ
け、又は、転写ガイド板8に転写材を進入させるレジス
トローラの速度を遅くすることにより画像上のサザ波上
のムラを防止する。 【構成】 クラーク硬度が70cm3/100以上である
転写材を用いる場合のため特殊モードキーで特殊モード
を選択できるようにする。この特殊モードでは、ソレノ
イド18をONし、転写ガイド板8の手前側が奥側の段
付きビス15aを支点に感光体ドラム1側に近接するよ
うに作動する。そして転写材が転写ガイド板8通過終了
後、感光体ドラム1の回転が停止する前にソレノイド1
8はOFFし、転写ガイド板8の手前側はスプリング2
0の力により元の位置に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置で用いられる画像形成
方法に係り、詳しくは、腰の強い転写材を用いる場合に
良好に画像を形成できるようにするための転写工程の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置である例えば電子写真複写
機には、感光体などの潜像担持体上の潜像を現像するの
に乾式現像剤を用いた乾式複写と、液体現像剤を用いた
湿式複写とがありそれぞれの特徴を生かした技術が一般
的に知られている。そして、このような現像によって潜
像担持体上に形成されたトナー像を転写紙などの転写材
に転写する方法としては、転写材のトナー像が転写され
る転写面の反対面からコロナ放電器でチャージをかける
ことにより潜像担持体上に形成されたトナー像のトナー
粒子を転写材上に引き付けて転写するコロナ転写方法
や、ローラ転写方法が一般的である。特に、湿式複写で
は、現像剤が液体であるため潜像担持体上に形成された
トナー画像が転写材上へ転写されるときに、液体の中を
トナーが電気泳動するため乾式に比べ良好な転写が可能
である。
【0003】図4の(a)は湿式複写を行う複写機の転
写部の構成例を示す正面図、(b)は同構成例の斜視図
である。潜像担持体としての感光体ドラム1上のトナー
画像が転写材P上に転写される転写工程では、この図に
は示していない給紙ローラで給紙された転写材Pが、レ
ジストローラ6,6により送られ、転写ガイド板8の規
制を受けながら感光体ドラム1周面に進入する。この転
写材Pの端部は感光体ドラム1周面に沿って延在する分
離プレート9上に乗り、この分離プレート9に乗った部
分より若干ドラム幅方向で中央よりの個所が押えワイヤ
10により押さえられながら転写チャージャー7との対
向部を通過する。このとき、感光体ドラム1周面に密着
している転写材部分が転写チャージャー7から放たれる
電荷を転写チャージャー7開口幅分で受け、この電荷に
基づく転写電界によって転写面に感光体ドラム1上のト
ナー画像が転写される。
【0004】以上のように、転写材は、転写チャージャ
ー7上を通過することにより電荷を受けるので、感光体
ドラム1に近接して進入しかつ感光体ドラム1周面に沿
って搬送されることが好ましい。一般的な普通紙などの
転写材の場合、転写チャージャー7入口にビス8aで固
定された転写ガイド板8で感光体ドラム1周面と転写材
との距離を規制することにより、感光体ドラム1周面に
沿って転写チャージャー7開口部へ進入させ、感光体ド
ラム1周面に近接させることができていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、厚紙やOH
Pシートなど普通紙に比べ比較的厚くクラーク剛度が7
0cm3/100以上である転写材の場合、普通紙と同様
に転写ガイド板で規制をおこなっても普通紙のように潜
像担持体の円周に沿って転写材が進入していかず、チャ
ージャ開口幅分の電荷を有効に受けることができなかっ
たり、転写材が潜像担持体と転写チャージャー7の間を
上下に暴れながら通過してしまったりする不具合が生じ
た。均一に電荷がのらないと転写材上に転写されるトナ
ー画像も転写材の振動と同じ波長でムラとなり発生す
る。以下、この現象を「サザ波」という。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、クラーク剛度が比較
的大きい転写材にトナー像を転写するときにサザ波によ
る異常画像が発生するのを防止することができる画像形
成方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、潜像が形成された潜像担持体
上に現像剤を供給して該潜像をトナー像化し、該潜像担
持体上のトナー像を、該潜像担持体表面の移動経路上に
設定された転写位置で、転写ガイドによりガイドされな
がら該転写位置に進入してくる転写材に転写する画像形
成方法において、転写材としてクラーク剛度が70cm3
/100以上であるものを使用する場合に、該転写ガイ
ド板を、転写材として普通紙を使用する場合の該転写ガ
イドの位置に比して、転写材の搬送経路をより該潜像担
持体表面の移動経路に近づける所定位置に移動すること
を特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、液体現像剤を用
いて形成した上記トナー像を、該潜像担持体表面の移動
経路上であって該表面の移動方向が下向きから上向きに
転じる個所近傍に設定された転写位置で、転写材に転写
する請求項1の画像形成方法において、転写材としてク
ラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用す
る場合に、該潜像担持体表面の移動を開始した後に上記
転写ガイドを上記所定位置に移動して上記トナー像を転
写材に転写し、画像形成終了後に該転写ガイドを該潜像
担持体表面移動にともなう液だれが生じない位置に移動
させた後に、該潜像担持体表面の移動を停止させること
を特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、潜像が形成され
た潜像担持体上に現像剤を供給して該潜像をトナー像化
し、該潜像担持体上のトナー像を、該潜像担持体表面の
移動経路上に設定された転写位置で、転写ガイドにより
ガイドされながら該転写位置に進入してくる転写材に転
写する画像形成方法において、転写材としてクラーク剛
度が70cm3/100以上であるものを使用する場合
に、転写材搬送スピードを含む画像形成プロセススピー
ドを、転写材として普通紙を使用する場合の該画像形成
プロセススピードに比して、低速に切り替えることを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項4の発明は、上記現像剤とし
て液体現像剤を用いる請求項1又は2の画像形成方法に
おいて、転写材としてクラーク剛度が70cm3/100
以上であるものを使用する場合に、画像形成条件を、転
写材として普通紙を使用する場合の該画像形成条件に比
して現像により上記潜像担持体表面に付着する液体現像
剤量が少なくなる画像形成条件に切り替えることを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】請求項1又は2の発明は、転写材としてクラー
ク剛度が70cm3/100以上であるものを使用する場
合に、転写ガイド板を、転写材として普通紙を使用する
場合の該転写ガイドの位置に比して、転写材の搬送経路
をより該潜像担持体表面の移動経路に近づける所定位置
に移動し、これにより、転写材が潜像担持体周面に沿っ
て進入し、かつ、搬送されるようにする。
【0012】更に、請求項2の発明は、液体現像剤を用
いて現像を行う画像形成方法における、転写材としてク
ラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用す
る場合の転写ガイドの移動にあたって、表面移動停止時
に生じる液だれで、転写ガイドが汚れるのを防止すめた
めに、該潜像担持体表面の移動を開始した後に上記転写
ガイドを上記所定位置に移動して上記トナー像を転写材
に転写し、画像形成終了後に該転写ガイドを該潜像担持
体表面移動にともなう液だれが生じない位置に移動させ
た後に、該潜像担持体表面の移動を停止させる。
【0013】また、請求項3の発明は、転写材としてク
ラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用す
る場合に、転写材搬送スピードを含む画像形成プロセス
スピードを、転写材として普通紙を使用する場合の該画
像形成プロセススピードに比して、低速に切り替え、こ
れにより、潜像担持体周面と転写ガイドとの間で転写材
が暴れにくいようにする。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1又は2
の画像形成方法において、上記現像剤として液体現像剤
を用いる画像形成方法において、転写材として液体現像
剤の溶媒が浸透しにくいことが多いクラーク剛度が70
cm3/100以上であるものを使用する場合に、転写材
上に過剰の液体現像液が付着することによる定着工程等
における画像流れを防止するために、画像形成条件を、
転写材として普通紙を使用する場合の該画像形成条件に
比して現像により上記潜像担持体表面に付着する液体現
像剤量が少なくなる画像形成条件に切り替える。
【0015】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の概略構成
図である。潜像担持体としての感光体ドラム1は一定方
向に一定速度で回転し、表面はメインチャージャ2によ
って一様な電位に荷電された後、図示しない光学系から
の光Lで静電潜像が書き込まれる。この静電潜像が感光
体ドラム1の進行方向に位置する現像ユニット3で現像
され、感光体ドラム1上にトナー画像が形成される。こ
こで、この例の現像ユニット3は、装置下部に配置され
た現像液タンク31から汲み上げられた液体現像剤であ
る現像液が供給パイプ31及び供給ノズル32を介して
供給され、2本の現像ローラ33,33の回転で感光体
ドラム1周面に現像液を供給する。そして、スクイズロ
ーラ34でドラム1周面の余剰現像液はスクイズして回
収パイプ35を介して現像液タンク31に戻す。図1
(a)において、一方、給紙ローラ4で給紙されたここ
では図示しない転写材Pが、レジストローラ6,6によ
り送られ、転写チャージャー7入口にある転写ガイド板
8へ進入する。転写ガイド板8は感光体ドラム1と転写
材の距離を規制している。転写材は上記転写ガイド板8
で経路を規制されながら感光体ドラム1周面に進入し、
転写材の他端を分離プレート9上に乗せて、押さえワイ
ヤ10により押さえられながら転写チャージャー7の間
を通過するとき、感光体ドラム1上のトナー画像が転写
される。そして、剥離部により感光体ドラム1表面から
分離され、セパレータローラ11とターンベルト12と
の間に案内され、セパレータローラ11とターンベルト
12との間に挟まれて感光体ドラム1周面から分離され
る。そして、図2に示す、搬送ベルト13上に搬送され
る。トナー画像が転写された転写材は一方に加熱ランプ
が内蔵されたローラ対を有する定着装置14で定着され
図示しない排紙トレイ上へと排紙される。
【0016】ここで、転写材が厚紙やOHPのようにク
ラーク剛度が70cm3/100以上である転写材に画像
を形成する場合、前述のようにサザ波による画像不良が
発生する恐れがある。そこで、本実施例においては、こ
のようなクラーク硬度が70cm3/100以上である転
写材を用いる場合のための特殊モードを備えている。こ
の特殊モードは、図示しない操作盤上の特殊モードキー
を選択することにより設定される。この特殊モードは、
図3(a)にその制御のフローチャートを示すように、
操作盤上のキーを一度押すと設定される。そして、図示
しないが、設定されたコピー枚数が終了すると自動的に
解除される。また、強制的な解除方法としては特殊モー
ドキーを再度押すかモードクリアキーを押すと解除され
る。この特殊モードを選択すると、感光体ドラム1上に
形成されたトナー画像を転写材に転写する工程で、特殊
モードが選択された信号を受けて転写ガイド板が感光体
ドラム1周面方向に近づき、感光体ドラム1周面に接触
する直前の転写材の搬送経路が普通紙を用いる通常モー
ドにおけるよりも感光体ドラム1周面に近くなるように
する。
【0017】以下、図1(a)、(b)を用いて、上記
のように転写ガイド板8を移動させるための構成例につ
いて説明する。図1の(a)は、転写ガイド板8を移動
可能にする一構成例を採用した転写装置の概略構成を示
す正面図であり、(b)はその一部の平面図である。な
お、図中、図4に示す従来の構成中の部材に対応する部
材には同一の符号を付している。本実施例の転写ガイド
板8は、従来例において固定ビス8aで転写チャージー
7のケーシングから延在した取付け部に固定されていた
のとは異なり、感光体ドラム1の幅方向において分離プ
レート9や抑えワイヤ10が設けられている側(以下、
手前側という。また、これとは反対側を奥側という。)
が感光体ドラム周面に進退可能なように取り付けられて
いる。具体的には、図1(b)に示すように転写ガイド
板8の奥側端部が転写チャージー7のケーシングから延
在した取付け部に例えば段付きビス15aで回動自在に
支持され、かつ、手前側端部に形成された長孔16を同
取付け部に固定された例えば段付きビス15bの軸部が
遊貫している。そして、転写ガイド板8の手前側端部か
ら下方にアーム17が延びており、このアーム17の下
端部にソレノイド18で揺動されるレバー19が係合し
ている。また、このアーム17には転写ガイド板8の手
前側端部を常時感光体ドラム1周面から離れるように付
勢するためのスプリング20の一端が係止されている。
【0018】以下、この転写ガイド板8の移動制御につ
いて説明する。転写材は給紙口から給紙され、レジスト
ローラ6,6から転写ガイド板8へ進入するが、転写ガ
イド板8の動作タイミングは感光体ドラム1が回転と同
時にソレノイド18がONし、転写ガイド板8の手前側
が奥側を支点に感光体ドラム1側に近接するように作動
する。そして転写材が転写ガイド板8通過終了後、感光
体ドラム1の回転が停止する前にソレノイド18はOF
Fし、転写ガイド板8の手前側はスプリング20の力に
より元の位置に戻る。
【0019】図3(b)は転写ガイド板8の移動制御の
タイミングチャートである。図3(b)においてt1
感光体ドラム1が回転している時間を示し、t2は感光
体ドラム1が回転後転写ガイド板8が感光体ドラム1に
近接するまでの時間であり、t3は転写ガイド板8が感
光体ドラム1よりはなれてから感光体ドラム1の回転が
停止するまでの時間である。感光体ドラム1の回転が停
止しているとき感光体ドラム1上を伝わって液ダレが発
生する場合がある。この時転写ガイド板8が感光体ドラ
ム1に近接している状態のままだと転写ガイド板8が汚
れる恐れがあるため、転写ガイド板8は少なくとも転写
材が通過した後、感光体ドラム1回転停止までの間に感
光体ドラム1より離れるようにタイミングを設定してい
る。なお、この例においては、転写ガイド板8の手前側
のみを感光体ドラム1周面に対して進退するように移動
制御しているが、転写ガイド板8奥側にも同様にソレノ
イド機構を設ければ手前側、奥側両方を同時に作動させ
ることができる。このようにして奥側にも手前側と同様
の機能を有した場合はサザ波に対して、より効果があ
る。
【0020】なお、下記の表1は、転写ガイド板8の手
前側端部と突出し量と、各転写材についてのサザ波ラン
クを示したものである。通番1が従来例、通番2乃至9
がサザ波ランク(数値が大きいほどサザ波が少ない)の
許容ランクである3以上を得られた本実施例の具体例で
ある。なお、表中の突出し量は、特定の基準位置から転
写ガイド板8の手前側先端までの距離を取ったものであ
る。
【表1】
【0021】以上、本実施例においては、転写ガイド板
8の位置を制御し、これにより、転写材のクラーク剛度
が70cm3/100以上である場合にも、感光体ドラム
周面に進入する転写材の搬送経路が、感光体ドラム1周
面に沿うようにすることでサザ波を防止しているが、こ
れに代え、又は、これに加え、転写材のクラーク剛度が
70cm3/100以上である場合に、感光体ドラム1の
線速、露光条件、レジストローラ6,6の線速等の切り
替えによって、画像形成プロセススピードを低速にし、
これにより、感光体ドラム1周面と転写チャージー7と
の間で転写材が暴れにくくして、サザ波を防止するよう
にしても良い。この場合にも、上記の特殊モード選択キ
ーからの信号により特殊モードに切り替え、画像形成プ
ロセススピードを切り替える。
【0022】なお、本実施例のように、湿式電子写真複
写方式の場合、高級アート紙などの厚紙やOHPシート
など溶媒が染み込みにくい転写材に転写し、定着する際
に、転写材上に転写されたトナー画像が定着ローラの熱
及び圧力のエネルギーが与えられるにもかかわらず転写
材表面に溶媒が染み込みにくいために、トナー画像が進
行方向後端側に流れ、像流れとなってしまう恐れがあ
る。そこで溶媒の染み込みにくい転写材に画像を形成す
る際に転写材上へ転写するトナー量を像流れの発生しな
い量まで低減させることが望ましい。このためには、感
光体ドラム1上のトナー量が減少するように画像形成条
件を切り替える。例えば、帯電チャージャー2による帯
電電位が低くなるように帯電チャージャー2の出力を切
り替える。これも上記の特殊モード選択キーで、特殊モ
ードが選択された場合に画像形成条件を切り替えれば良
い。
【0023】また、上記の画像流れを防止するには、上
記の特殊モードに代え、又は、これに加え、転写材が定
着ローラ・加圧ローラ間に進入する前に転写材上に付着
する余分な溶媒及びトナー分を除去する機能を有するブ
ロッタローラを設け、これにより転写材表面に滞在する
余分な溶媒及びトナーを除去した後に、転写材を定着ロ
ーラ・加圧ローラ間に進入させるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】請求項1又は2の発明は、転写材として
クラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用
する場合に、転写ガイド板8を、転写材として普通紙を
使用する場合の該転写ガイドの位置に比して、転写材の
搬送経路をより該潜像担持体表面の移動経路に近づける
所定位置に移動し、これにより、転写材が潜像担持体周
面に沿って進入し、かつ、搬送されるようにするので、
クラーク剛度が比較的大きい転写材にトナー像を転写す
るときにサザ波による異常画像が発生するのを防止する
ことができる。
【0025】更に、請求項2の発明は、液体現像剤を用
いて現像を行う画像形成方法における、転写材としてク
ラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用す
る場合の転写ガイドの移動にあたって、該潜像担持体表
面の移動を開始した後に上記転写ガイドを上記所定位置
に移動して上記トナー像を転写材に転写し、画像形成終
了後に該転写ガイドを該潜像担持体表面移動にともなう
液だれが生じない位置に移動させた後に、該潜像担持体
表面の移動を停止させるので、潜像担持体表面移動停止
時の液だれで転写ガイドが汚れて転写材裏面などを汚す
ことを防止できる。
【0026】また、請求項3の発明は、転写材としてク
ラーク剛度が70cm3/100以上であるものを使用す
る場合に、転写材搬送スピードを含む画像形成プロセス
スピードを、転写材として普通紙を使用する場合の該画
像形成プロセススピードに比して、低速に切り替え、こ
れにより、潜像担持体周面と転写ガイドとの間で転写材
が暴れにくいようにするので、クラーク剛度が比較的大
きい転写材にトナー像を転写するときにサザ波による異
常画像が発生するのを防止することができる。
【0027】また、請求項4の発明は、上記現像剤とし
て液体現像剤を用いる請求項1又は2の画像形成方法に
おいて、転写材として液体現像剤の溶媒が浸透しにくい
ことが多いクラーク剛度が70cm3/100以上である
ものを使用する場合に、画像形成条件を、転写材として
普通紙を使用する場合の該画像形成条件に比して現像に
より上記潜像担持体表面に付着する液体現像剤量が少な
くなる画像形成条件に切り替えるので、転写材上に過剰
の液体現像液が付着することによる定着工程等における
画像流れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例に係る電子写真複写機の転写装
置の概略構成を示す正面図、(b)は同転写装置の一部
を示す平面図。
【図2】同複写機の概略構成を示す正面図。
【図3】(a)は同複写機の制御のフローチャート、
(b)は同複写機の他の制御のタイミングチャート。
【図4】(a)は実施例に係る電子写真複写機の転写装
置の概略構成を示す正面図、(b)は同転写装置の一部
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 3 現像ユニット 6 レジストローラ 8 転写ガイド板 9 分離プレート 10 押えワイヤー 11 セパレータローラ 12 ターンベルト 15a,15b 段付きビス 17 アーム 18 ソレノイド 19 レバー 20 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像が形成された潜像担持体上に現像剤を
    供給して該潜像をトナー像化し、該潜像担持体上のトナ
    ー像を、該潜像担持体表面の移動経路上に設定された転
    写位置で、転写ガイドによりガイドされながら該転写位
    置に進入してくる転写材に転写する画像形成方法におい
    て、 転写材としてクラーク剛度が70cm3/100以上であ
    るものを使用する場合に、該転写ガイド板を、転写材と
    して普通紙を使用する場合の該転写ガイドの位置に比し
    て、転写材の搬送経路をより該潜像担持体表面の移動経
    路に近づける所定位置に移動することを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】液体現像剤を用いて形成した上記トナー像
    を、該潜像担持体表面の移動経路上であって該表面の移
    動方向が下向きから上向きに転じる個所近傍に設定され
    た転写位置で、転写材に転写する請求項1の画像形成方
    法において、 転写材としてクラーク剛度が70cm3/100以上であ
    るものを使用する場合に、該潜像担持体表面の移動を開
    始した後に上記転写ガイドを上記所定位置に移動して上
    記トナー像を転写材に転写し、画像形成終了後に該転写
    ガイドを該潜像担持体表面移動にともなう液だれが生じ
    ない位置に移動させた後に、該潜像担持体表面の移動を
    停止させることを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】潜像が形成された潜像担持体上に現像剤を
    供給して該潜像をトナー像化し、該潜像担持体上のトナ
    ー像を、該潜像担持体表面の移動経路上に設定された転
    写位置で、転写ガイドによりガイドされながら該転写位
    置に進入してくる転写材に転写する画像形成方法におい
    て、 転写材としてクラーク剛度が70cm3/100以上であ
    るものを使用する場合に、転写材搬送スピードを含む画
    像形成プロセススピードを、転写材として普通紙を使用
    する場合の該画像形成プロセススピードに比して、低速
    に切り替えることを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】上記現像剤として液体現像剤を用いる画像
    形成方法において、転写材としてクラーク剛度が70cm
    3/100以上であるものを使用する場合に、画像形成
    条件を、転写材として普通紙を使用する場合の該画像形
    成条件に比して現像により上記潜像担持体表面に付着す
    る液体現像剤量が少なくなる画像形成条件に切り替える
    ことを特徴とする請求項1又は2の画像形成方法。
JP4118411A 1992-04-09 1992-04-09 画像形成方法 Withdrawn JPH05289545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118411A JPH05289545A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118411A JPH05289545A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05289545A true JPH05289545A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14735985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118411A Withdrawn JPH05289545A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05289545A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7664445B2 (en) 2006-08-31 2010-02-16 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2010061050A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7769316B2 (en) 2006-07-13 2010-08-03 Ricoh Co., Ltd. Developing unit and process cartridge for reducing toner scattering, and image forming apparatus using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7769316B2 (en) 2006-07-13 2010-08-03 Ricoh Co., Ltd. Developing unit and process cartridge for reducing toner scattering, and image forming apparatus using the same
US7664445B2 (en) 2006-08-31 2010-02-16 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2010061050A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10240022A (ja) 画像形成装置
EP0346454B1 (en) Dual purpose cleaning apparatus
JPH05289545A (ja) 画像形成方法
JPH08211760A (ja) 画像形成装置
JPH06348148A (ja) 転写装置
JP2000181313A (ja) クリーナ及びこれを用いた画像形成装置
JP3578980B2 (ja) 転写材分離機構、及びこれを備えた画像形成装置
JP3086518B2 (ja) 画像形成装置
JP2002148965A (ja) 画像形成装置
JPH08314344A (ja) 画像形成装置
JP3252630B2 (ja) 画像形成装置
JP2535025Y2 (ja) 記録紙搬送装置
JP2000305375A (ja) トナー像転写装置
JPH08160779A (ja) 画像形成装置
JPH10186889A (ja) 画像形成装置
JPS6146532Y2 (ja)
JP2002091181A (ja) 画像形成装置
JPH0883029A (ja) 画像形成装置
JPH06130850A (ja) 定着装置
JPH05333714A (ja) 画像形成装置
JPS60263182A (ja) 画像記録装置
JP2008299076A (ja) 画像形成装置
JP2002023562A (ja) 画像形成装置
JPH0572929A (ja) 定着装置
JPH0651655A (ja) 転写ローラの清掃方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706