JPH0528939U - 赤外線検出装置 - Google Patents
赤外線検出装置Info
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- JPH0528939U JPH0528939U JP7792991U JP7792991U JPH0528939U JP H0528939 U JPH0528939 U JP H0528939U JP 7792991 U JP7792991 U JP 7792991U JP 7792991 U JP7792991 U JP 7792991U JP H0528939 U JPH0528939 U JP H0528939U
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 枠体2,3にセンサ基板4が固定的に配置さ
れ、このセンサ基板には赤外線センサ5が取り付けてあ
る。枠体2には、複数の入射窓21,22が開設してあ
り、遮蔽体6は、枠体2,3により回転自在に軸支して
あり、その遮蔽部63は、入射窓の内1つ22を選択し
て開き他21を遮蔽する。 【効果】 センサ基板から他の回路基板に連結するリー
ド線の疲労断線の危険性がない。
れ、このセンサ基板には赤外線センサ5が取り付けてあ
る。枠体2には、複数の入射窓21,22が開設してあ
り、遮蔽体6は、枠体2,3により回転自在に軸支して
あり、その遮蔽部63は、入射窓の内1つ22を選択し
て開き他21を遮蔽する。 【効果】 センサ基板から他の回路基板に連結するリー
ド線の疲労断線の危険性がない。
Description
【0001】
本考案は、ドア等の出入口に設置して、人の出入りを検出して音を報知するな どの各種動作をさせる赤外線検出装置に関するものである。
【0002】
従来のこの種の赤外線検出装置は、天井や壁面に設置して顧客の来訪を検知し 、予め定められた動作を行うものである。そして、設置する場所、例えば天井か 壁かの位置に応じて適宜設置できるように、赤外線の入射窓を複数個設けて、そ の中から最も適当な検知方向の入射窓を選択できるようになっている。そして、 従来からその構造として、枠体内に回動枠を回転自在に設け、この回動枠内に赤 外線センサを取り付けてあるセンサ基板を固定的に配置し、この回動枠を回転さ せることにより、このセンサ基板を回転させ、それによりこの赤外線センサの検 知方向を切り換えることができるものである(特開平3−61892号)。
【0003】
しかし、赤外線センサが固定してあるセンサ基板(回路基板)自体が回転する ものであるため、回動枠の形状がセンサ基板の形状に左右されて、スペースの自 由度が少なくなる、つまり設置スペースが広く必要であり、さらにセンサ基板か ら他の回路基板に接続するリード線が、回動枠の動きの障害になり易く、またこ のリード線の疲労断線の危険性が高いものであった。
【0004】 そこで本考案の目的は、故障が少なく、赤外線感応方向切換移動機構の占有ス ペースが少なくてすむ赤外線検出装置を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、枠体内にセンサ基板を固定的に配置し 、このセンサ基板には、赤外線センサを取り付け、上記赤外線センサの感応範囲 内に複数の入射窓を設け、当該入射窓の内一つを選択して開き他を遮蔽するよう に遮蔽体を移動可能に支持したところにある。さらに上記入射窓の前面にはフレ ネルレンズが設けてあることが好ましい。また上記入射窓は上記枠体または上記 フレームの直交する二つの面に設けてあることが好ましい。
【0006】
以下、図面を参照して、本考案の実施例について説明する。
【0007】 図1,2において、カバー1には窓1aが開設してあり、このカバー1の内部 の構造は、図3,4に示すように前枠2と後枠3とにより枠体が構成され、この 枠体には、センサ基板4がこの枠体の下の角部に向けて、45度の傾斜角度で固 定的に配置してある。そして、センサ基板4の窓1aの面側には、赤外線センサ 5が取り付けてあり、他方の面には他の回路基板(図示せず。)に接続するリー ド線(図示せず。)が接続してある。
【0008】 前枠2には、図3に示すように直交する二つの面、すなわち前方と下方に向け て90度の角度的位相をもって二つの入射窓21,22が開設してあり、この両 入射窓の位置は、赤外線センサ5の感応範囲内に設けてある。もちろん、入射窓 21,22は、前枠2に限らずこの枠体内のフレームに設けることができ、その 数も二つに限定されるものではない。
【0009】 また、センサ基板4の赤外線センサ5の近傍には、遮蔽体6が配置してあり、 この遮蔽体は、前枠2と後枠3とにより回転自在に軸支されている。他の回路基 板に接続するリード線が遮蔽体6の動きの障害とならないように、遮蔽体6は他 の回路基板に接続するリード線とは離れた位置に設けてある。
【0010】 つぎに、遮蔽体6の具体的な構造について図4に基づいて説明すると、対向的 に円盤状の回転部61,62が形成してあり、この両回転部は断面円弧状の板状 の遮蔽部63によって連結してある。さらにこの両回転部61,62の外側面中 央部には、それぞれ軸部64,65が形成してあり、この軸部の一方65には、 カバー1を外したとき前枠2の前面より下面に渡って操作可能なレバー66が形 成してあり、他方の軸部64には、弾性アーム67が形成してある。
【0011】 つぎに、遮蔽体6の軸支構造について説明すると、前枠2と後枠3には、それ ぞれ受部23,24,31,32が形成してあり、この受部によって遮蔽体6の 軸部64,65が回転自在に軸支されている。さらに後枠3の受部の一方31の 外面には、凹部33が設けてあり、この凹部には軸部64を中心とする弾性アー ム67の回転軌跡において90度の位相をもって弾性アーム67と嵌合して、こ の弾性アーム67をロックする嵌合部33a,33aが形成してある。弾性アー ム67は嵌合部33aと嵌合していない移動位置では、先端部近傍が外方に撓ん で受部32と弾接している。遮蔽部63の幅は、入射窓21,22から入射され る赤外線を十分に遮蔽可能となっている。そのため、レバー66により回転部6 1,62を回転させると、遮蔽部63は、入射窓21,22の内一つを選択して 開き他を遮蔽できる。このようにレバー66により遮蔽体6は回転され、その位 置が弾性アーム67と嵌合部33aとで保持される。軸部64,65の軸中心か ら遮蔽部63までの距離は、赤外線センサ5に接触しない程度にまで小さく形成 されている。このため遮蔽体6の占有スペースは従来の回動枠内に赤外線センサ を取り付けてある赤外線感応方向切換移動機構のものに比べて小さくなっている 。 さらに、レバー66の回転角規制構造について説明すると、図5に示すよう に遮蔽体6の軸部64を軸支する前枠2と後枠3とには、それぞれストッパ25 ,34が一体的に突出形成してあり、このストッパによってレバーは90度の範 囲で回転可能となっている。さらに図3,4に示すように、入射窓21,22の 前面には、フレネルレンズ7が設けてあり、このフレネルレンズにより赤外線を 赤外線センサ5に集め、適正な角度で効率良く入射できるようにしてある。
【0012】 したがって、入射窓21,22の一方を選択するには、予めカバー1を前枠2 から取り外し、レバー66によって遮蔽体6の遮蔽部63で、使用しない入射窓 (図3では21)を遮蔽する。そしてその状態は、弾性アーム67と受部31の 嵌合部33aとにより位置保持される。なお図3は、赤外線検出装置を壁面に設 置した状態を示すもので、そのため使用しない前方の入射窓21を遮蔽し、下方 に開いている入射窓22を使用する状態を図示しているものである。
【0013】 なお、本考案は受部31に凹部33aを設けるとともに軸部64に弾性アーム 67を設けて、凹部33aと弾性アーム67とで嵌合して90度の位相をもって 保持してあるが、これに限るものではなく、静止部材である受部23,24,3 1,32と可動部材である遮蔽体6との一方に凹部を設け、凹部と凸部が係止可 能であればどのような構成のものでもよい。
【0014】
本考案によると、センサ基板が枠体内で固定的に配置してあり、遮蔽体のみ回 転可能になっているため、赤外線センサの感応方向切換移動機構の占有スペース が少なくてすむとともに、この基板から他の回路基板に連結するリード線の疲労 断線の危険性がなく、従来のようにこのリード線が、回動枠の動きの障害になる ことはない。
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠平面図であ
る。
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のa−a線拡大断面図である。
【図4】遮蔽体の軸受構造を示す断面図である。
【図5】レバーの回転範囲の規制構造を示す正面図であ
る。
る。
2,3 枠体(前枠、後枠) 4 センサ基板 5 赤外線センサ 21,22 入射窓 23,24 受部 31,32 受部 6 遮蔽体 63 遮蔽部 64,65 軸部 66 レバー 7 フレネルレンズ
Claims (3)
- 【請求項1】 枠体内で固定的に配置してあるセンサ基
板と、 上記センサ基板に取り付けてある赤外線センサと、 上記赤外線センサの感応範囲内で上記枠体または当該枠
体内のフレームのいずれかに設けてある複数の入射窓
と、 上記入射窓の内一つを選択して開き他を遮蔽するように
移動可能に支持された遮蔽体とを具備したことを特徴と
する赤外線検出装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記入射窓の前面に
はフレネルレンズが設けてあることを特徴とする赤外線
検出装置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記入射窓は上記枠
体または上記フレームの直交する二つの面に設けてある
ことを特徴とする赤外線検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991077929U JP2572121Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 赤外線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991077929U JP2572121Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 赤外線検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528939U true JPH0528939U (ja) | 1993-04-16 |
JP2572121Y2 JP2572121Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13647777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991077929U Expired - Fee Related JP2572121Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 赤外線検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572121Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146730U (ja) * | 1985-03-02 | 1986-09-10 | ||
JPH0170106U (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 | ||
JPH0228209U (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-23 | ||
JPH0228029U (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-23 | ||
JPH02116721A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-05-01 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレス式人体感知システム |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP1991077929U patent/JP2572121Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61146730U (ja) * | 1985-03-02 | 1986-09-10 | ||
JPH0170106U (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 | ||
JPH0228209U (ja) * | 1988-08-10 | 1990-02-23 | ||
JPH0228029U (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-23 | ||
JPH02116721A (ja) * | 1988-10-26 | 1990-05-01 | Matsushita Electric Works Ltd | ワイヤレス式人体感知システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572121Y2 (ja) | 1998-05-20 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |