JP2572121Y2 - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JP2572121Y2
JP2572121Y2 JP1991077929U JP7792991U JP2572121Y2 JP 2572121 Y2 JP2572121 Y2 JP 2572121Y2 JP 1991077929 U JP1991077929 U JP 1991077929U JP 7792991 U JP7792991 U JP 7792991U JP 2572121 Y2 JP2572121 Y2 JP 2572121Y2
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infrared sensor
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渡 佐々木
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スーパマーケットの
ア等の出入口に設置して、人の出入りを検出して音を報
知するなどの各種動作をさせる赤外線検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の赤外線検出装置は、天井
や壁面に設置して顧客の来訪を検知し、予め定められた
動作を行うものである。そして、設置する場所、例えば
天井か壁かの位置に応じて適宜設置できるように、赤外
線の入射窓を複数個設けて、その中から最も適当な検知
方向の入射窓を選択できるようになっている。そして、
従来からその構造として、枠体内に回動枠を回転自在に
設け、この回動枠内に赤外線センサを取り付けてあるセ
ンサ基板を固定的に配置し、この回動枠を回転させるこ
とにより、このセンサ基板を回転させ、それによりこの
赤外線センサの検知方向を切り換えることができるもの
である(特開平3−61892号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、赤外線センサ
が固定してあるセンサ基板(回路基板)自体が回転する
ものであるため、回動枠の形状がセンサ基板の形状に左
右されて、スペースの自由度が少なくなる、つまり設置
スペースが広く必要であり、さらにセンサ基板から他の
回路基板に接続するリード線が、回動枠の動きの障害に
なり易く、またこのリード線の疲労断線の危険性が高い
ものであった。
【0004】そこで本考案の目的は、リード線の疲労断
線による故障を防止し、赤外線感応方向切換移動機構の
占有スペースが少なくてすむ赤外線検出装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の特徴は、枠体内で固定的に配置してあるセ
ンサ基板と、上記センサ基板に固定して取り付けてある
1つの赤外線センサと、上記赤外線センサの感応範囲内
で上記枠体または当該枠体内のフレームのいずれかの直
交する二つの面に開設してある2つの入射窓と、上記入
射窓の内一方を選択して開きっ放しとするとともに他方
を遮蔽するように上記枠体または上記フレームに回転自
在に軸支された遮蔽体とを具備するものであって、上記
赤外線センサは上記入射窓から入る赤外線をその入射角
度と45度の傾斜角度をもって受光するところにある
さらに上記入射窓の前面にはフレネルレンズが設けてあ
ることが好ましい
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例につ
いて説明する。図1,2において、カバー1には窓1a
が開設してあり、このカバー1の内部の構造は、図3,
4に示すように前枠2と後枠3とにより枠体が構成さ
れ、この枠体には、センサ基板4がこの枠体の下の角部
に向けて、45度の傾斜角度で固定的に配置してある。
そして、センサ基板4の窓1aの面側には、1つの赤外
線センサ5が固定して取り付けてあり、他方の面には他
の回路基板(図示せず。)に接続するリード線(図示せ
ず。)が接続してある。
【0007】前枠2には、図3に示すように直交する二
つの面、すなわち前方と下方に向けて90度の角度的位
相をもってつの入射窓21,22が開設してあり、こ
の両入射窓の位置は、赤外線センサ5の感応範囲内に設
けてある。したがって、赤外線センサ5は両入射窓2
1,22から入る赤外線を、その入射方向、つまり垂直
方向、水平方向とはそれぞれ45度の傾斜角度をもって
受光するものである。もちろん、入射窓21,22は、
前枠2に限らずこの枠体内のフレームに設けることが
きる。
【0008】また、センサ基板4の赤外線センサ5の近
傍には、遮蔽体6が配置してあり、この遮蔽体は、前枠
2と後枠3とにより回転自在に軸支されている。他の回
路基板に接続するリード線が遮蔽体6の動きの障害とな
らないように、遮蔽体6は他の回路基板に接続するリー
ド線とは離れた位置に設けてある。
【0009】つぎに、遮蔽体6の具体的な構造について
図4に基づいて説明すると、対向的に円盤状の回転部6
1,62が形成してあり、この両回転部は断面円弧状の
板状の遮蔽部63によって連結してある。さらにこの両
回転部61,62の外側面中央部には、それぞれ軸部6
4,65が形成してあり、この軸部の一方65には、カ
バー1を外したとき前枠2の前面より下面に渡って操作
可能なレバー66が形成してあり、他方の軸部64に
は、弾性アーム67が形成してある。
【0010】つぎに、遮蔽体6の軸支構造について説明
すると、前枠2と後枠3には、それぞれ受部23,2
4,31,32が形成してあり、この受部によって遮蔽
体6の軸部64,65が回転自在に軸支されている。さ
らに後枠3の受部の一方31の外面には、凹部33が設
けてあり、この凹部には軸部64を中心とする弾性アー
ム67の回転軌跡において90度の位相をもって弾性ア
ーム67と嵌合して、この弾性アーム67をロックする
嵌合部33a,33aが形成してある。弾性アーム67
は嵌合部33aと嵌合していない移動位置では、先端部
近傍が外方に撓んで受部31と弾接している。遮蔽部6
3の幅は、入射窓21,22から入射される赤外線を十
分に遮蔽可能となっている。そのため、レバー66によ
り回転部61,62を回転させると、遮蔽部63は、入
射窓21,22の内一方を選択して開きっ放しとすると
ともに他方を遮蔽する。このようにレバー66により遮
蔽体6は回転され、その位置が弾性アーム67と嵌合部
33aとで保持される。軸部64,65の軸中心から遮
蔽部63までの距離は、赤外線センサ5に接触しない程
度にまで小さく形成されている。このため遮蔽体6の占
有スペースは従来の回動枠内に赤外線センサを取り付け
てある赤外線感応方向切換移動機構のものに比べて小さ
くなっている。
【0011】さらに、レバー66の回転角規制構造につ
いて説明すると、図5に示すように遮蔽体6の軸部64
を軸支する前枠2と後枠3とには、それぞれストッパ2
5,34が一体的に突出形成してあり、このストッパに
よってレバーは90度の範囲で回転可能となっている。
さらに図3,4に示すように、入射窓21,22の前面
には、フレネルレンズ7が設けてあり、このフレネルレ
ンズにより赤外線を赤外線センサ5に集め、適正な角度
で効率良く入射できるようにしてある。
【0012】したがって、入射窓21,22の一方を選
択するには、予めカバー1を前枠2から取り外し、レバ
ー66によって遮蔽体6の遮蔽部63で、使用しない入
射窓(図3では21)を遮蔽する。そしてその状態は、
弾性アーム67と受部31の嵌合部33aとにより位置
保持される。なお図3は、赤外線検出装置を壁面に設置
した状態を示すもので、そのため使用しない前方の入射
窓21を遮蔽し、下方に開いている入射窓22を使用す
る状態を図示しているものである。
【0013】なお、本考案は受部31に凹部33を設け
るとともに軸部64に弾性アーム67を設けて、凹部3
3と弾性アーム67とで嵌合して90度の位相をもって
保持してあるが、これに限るものではなく、静止部材で
ある受部23,24,31,32と可動部材である遮蔽
体6との一方に凹部を設け、凹部と凸部が係止可能であ
ればどのような構成のものでもよい。
【0014】
【考案の効果】本考案によると、センサ基板が枠体内で
固定的に配置してあり、1つの赤外線センサが上記セン
サ基板に固定して取り付けてあり、2つの入射窓が上記
赤外線センサの感応範囲内で上記枠体または当該枠体内
のフレームのいずれかの直交する二つの面に開設してあ
り、遮蔽体が上記入射窓の内一方を選択して開きっ放し
とするとともに他方を遮蔽するように上記枠体または上
記フレームに回転自在に軸支されており、上記赤外線セ
ンサは上記入射窓から入る赤外線をその入射角度と45
度の傾斜角度をもって受光するため、直交する天井と壁
面等の二つの面のどちらの面にも取付可能であり、赤外
線検出装置に制約がない。さらに、遮蔽体のみ回転可能
になっているため、赤外線センサの感応方向切換移動機
構の占有スペースが少なくてすむとともに、この基板か
ら他の回路基板に連結するリード線の疲労断線の危険性
がなく、従来のようにこのリード線が、回動枠の動きの
障害になることはない。上記入射窓の前面にはフレネル
レンズが設けてあるので、赤外線は交わることなく適正
な角度で集束されて効率よく赤外線センサに入射され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠平面図であ
る。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のa−a線拡大断面図である。
【図4】遮蔽体の軸受構造を示す断面図である。
【図5】レバーの回転範囲の規制構造を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
2,3 枠体(前枠、後枠) 4 センサ基板 5 赤外線センサ 21,22 入射窓 23,24 受部 31,32 受部 6 遮蔽体 63 遮蔽部 64,65 軸部 66 レバー 7 フレネルレンズ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体内で固定的に配置してあるセンサ基
    板と、 上記センサ基板に固定して取り付けてある1つの赤外線
    センサと、 上記赤外線センサの感応範囲内で上記枠体または当該枠
    体内のフレームのいずれかの直交する二つの面に開設し
    てある2つの入射窓と、 上記入射窓の内一方を選択して開きっ放しとするととも
    他方を遮蔽するように上記枠体または上記フレームに
    回転自在に軸支された遮蔽体とを具備し 上記赤外線センサは上記入射窓から入る赤外線をその入
    射角度と45度の傾斜角度をもって受光する ことを特徴
    とする赤外線検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記入射窓の前面に
    はフレネルレンズが設けてあることを特徴とする赤外線
    検出装置。
JP1991077929U 1991-09-26 1991-09-26 赤外線検出装置 Expired - Fee Related JP2572121Y2 (ja)

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JPS61146730U (ja) * 1985-03-02 1986-09-10
JPH0543363Y2 (ja) * 1987-10-29 1993-11-01
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JPH02116721A (ja) * 1988-10-26 1990-05-01 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレス式人体感知システム

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