JPS597207A - 操舵角検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ステアリングシャツ）、ｔ７’ｒに］ニス
テアリングホイールとともに回転する回転円盤と回転検
出センサとによシ、ステアリングホイールの操舵角を検
出する、操舵角検出装置に関するものである。

従来の操舵角検出装置としては、例えば、卯１１図に示
すようなものかある。

同図は、透過形の回転検出センサを備えた回転角検出器
の例を示すものであり、１は、ステアリングホイール、
２は、ステアリングシャフト、６は、方向指示器やライ
トなどをＯＮ、ＯＩｉ”Ｆするスイッチを組み込んであ
るコンビスイッチ、６ａは、方向指示器などを切り換え
るだめの操作レノ（−１４は、ステアリングホイール１
に固定され方向指示機能をキャンセルするキャンセルボ
ール、５は、ステアリングホイール１に取シ付けたホー
ンスイッチ（図示せず）へのリード＋Ｆ＋’Ｌ６ａは、
リード線５か接続される導電板のリング、６１）は、コ
ンビスイッチ３の上側に同定されリング６ａと接触する
電源通電用ポール、７は、コンビスイッチ６およびその
周囲にある部品を取り囲むシェルカバー、８け、ステア
リングホイール１に取り付けられ、外周に沿って一定の
間隔で孔８ａが設けている回転円盤、９は、発光素子と
受光素子とから成る透過形の回転検出センサである。こ
こに、回転検出センナ９は、コンビスイッチ３０側方に
取り付けられたセンサ支持部材１０に固定され、回転円
盤８の一部を上下で挾むような構成となっている。１１
ば、回転円盤８をステアリングホイール１に取り伺け、
また、回転検出センサ９を支持部材１０に取り付けるだ
めの取り付はビス、１２ａは、回転検出センサ９の発光
素子へのリード線、１２ｂは、回転検出センサ９の受光
素子からの侶号線である。

なお、ここに、回転角検出器は、回転円盤８と、この円
盤上に設けられた孔（スリン））８ａ等を検出する回転
検出センサ９などによって構成され第１図に示した例に
おいては、操舵角を検出するには、透過形の回転検出セ
ンサ９の発光素子からの光を受光素子で検知する方法に
よっている。

すなわち、ステアリングホイール１を回転すると、回転
円盤８が回転し、回転検出センサ９の発光素子からの光
は、回転円盤８によシ断続され、その孔８ａを通過した
光は受光素子で検知され、その出力（パルス数）に基づ
いてステアリングホイール１の回転角を検出している。

ここで、反射形の回転検出センサを用いた場合は、発光
素子からの光は回転円盤８の孔８ａのない部分で反射さ
れ、この反射された光を受光素子で検知し、その出力（
パルス数）に基づいてステアリングホイール１０回転角
を検出することになる。

なお、回転円盤８０回転角を検出する場合に、上記のよ
うに光学的センサを用いるほかに、ホール素子、磁気抵
抗素子、リードスイッチなどのような磁気センサを用い
るものもある。

ところで手記操舵角横用装置においては、回転円盤は、
ステアリン裏ホイールに椴り付けられ、回転検出センサ
Ｕ１コンビスイッチに取り伺けられているために、回転
円盤と回転検出センサとの相対的な位置関係ｄ１ステア
リングホイールとコンビスイッチとをステアリングシャ
フトに組み付ける際の取り付は状態によって決ってし１
う。すなわち、ステアリングシャフトとコンビスイッチ
との取り付は状態によって回転円盤が回転検出センサに
対して傾いたり、回転円盤が回転検出センサに対して横
方向にずれたり、それらの間隙か変化してしまうことが
ある。そのため回転検出センサの出力にばらつきを生じ
たり、最悪の場合には全く出力されなかったりする場合
も起る。特に、反射形の回転検出センサの場合は、−１
隙の変化が出力に大きな影響を及ばずことがある。その
結果、操舵角を正確に検出することができなくなシ、検
出精度が低下してしまうという問題が生じる。

このような問題を解決するために、この出願人は、特願
昭５６−１９２５０４号において、第２図に示す如き、
技術を、すでに、提案している。

その概要を簡単に説明すると、それは、ステアリングホ
イールとともに回転する回転円盤と固定の回転検出セン
サとによりステアリングホイールの操舵角を検出する装
置において、ステアリングホイールに、上記回転円盤と
回転リングとを取り付け、回転リングの一部において、
上記ステアリングホイールが回転したときに上記回転リ
ングとの間で摺動するように支持された固定リングに、
上記回転検出センサを取り付けるようにしたものである
。

すなわち、それは、ステアリングホイール１に、水平部
１３ａと、この水平部１３ａの内側で垂直に立ち下って
いる胴部１３ｂと、この胴部１３ｂの下端から側方に突
出している支持部材１３ｃとから成る回転リング１６を
設けるとともに、この回転リング１３の下方に固定リン
グ１４を対向して配置してなる。この固定リング１４は
、水平部１４ａと、この水平部１４ａの内側に設けられ
た係合部１４ｂと、水平部１４ａの一部から垂ＲＴ方に
のびる固定棒１４ｃとからなる。また、固定リング１４
は、係合部１４ｂが回転リング１６の支持部１３ｃに摺
動可能に係合されてお９、固定棒１４ｃがコンビスイッ
チ３の側方に詐′けられた固定部材６ｂで両側をはさむ
ように回転方向に固定されている。回転リング１３の水
平部１３ａの中央部には、ホーンスイッチへのリード紳
５に接続された導電板からなるコンタクトリング１５ａ
が取り伺けられ、固定リング１４の水平部１４ａの中央
部には、回転リング１６のコンタクトリング１５ａと接
触するように板バネ接点１５ｂが取シ付けられている。

なお、透過形の回転検出センサ９には、その出力を増幅
する増幅器図示せずが取り伺けられている。

なお、ここに、第１図と同一の符号のものは、同一の構
成要素を意味する。

ここで、操舵角検出装置を上記のように構成すると、ス
テアリングホイール１を回転したとき、ステアリングホ
イール１に設けられた回転円盤８が回転するとともに、
回転リング１３も回転する。

このとき固定リング１４は、その固定棒１４ｃがコンビ
スイッチ６の固定部材６ｂにより回転方向に固定されて
いるため回転せず、回転リング１６の支持部１３ｃは、
固定リング１４の係合部１４ｂとの間で、ただ摺動する
だけであシ、固定リング１４は、ステアリングシャフト
の軸方向には、上下しない。ここに、回転検出センサ９
の発光素子からの光は、回転円盤８によって、断続的に
受光素子において検知され、その出力（パルス数）に基
づいて、ステアリングホイール１０回転角を検出してい
る。

し力・しながら、このような先行技術や第１図に示すよ
うな技術にあっては、回転円盤８が露出した構造となっ
ているものである。しかも、この回転円盤８は、通常、
アルミ板とか樹脂等で、作られていで、その厚さは薄い
。そのため、工場における製作、組立過程や、その保管
、運搬時において、回転円盤８が同等かの物と接触する
と、曲ったシ、あるいは破損したシしてしオうことにな
る。

特に、曲った場合には、これを操舵角検出装置として組
み込んでし捷うと、回転検出センサとか、シェルカバー
、コンビスイッチなどの周辺部材と干渉したり、操舵角
を誤検出しまうことになるという未解決の不具合を有し
ている。壕だ、さらには、ステアリングがロックされる
ことも起る。

この発明は、このよう々先行技術、または従来の問題点
に着目してなされたものであって、ステアリングシャフ
ト、またはステアリングホイールの回転に共動して回転
する回転円盤を具えた回転角検出器と、この回転円盤の
周辺近傍に、隣接して配置され、回転円盤を保護する保
護壁とを備えることにより、上記未解決の不具合を解決
することを目的としている。

以１、この発明を図面に基ついて説明する。

第３図は、この発明の一実施例の操舵角検出装置の概略
構成図である。

捷ず、その構成を説明すると、その構成は、第２図に示
すものとほぼ同様であって、第２図と同一の符号のもの
は、同一の構成要素を示している。

そこで、同一のものの説明については割愛するが、第３
図においては、第２図と異なり、回転円盤８０周辺近傍
に、隣接して配置される保護壁１６を備えている。この
保護壁１６は、固定リング１４と一体的に構成されて、
設けられており、固定リング１４の周囲において、コン
ビスイッチ３側方向にリング状または筒形に延びて、形
成されている。そして、その先端側は、回転円盤８０周
辺部に隣接していて、これを保護する役割を果す。

ここに、この操舵角検出装置の組み立ての概要を説明す
ると、まず、ステアリングホイール１が配置されて、こ
れに回転リング１６を取り付ける。

その後に、保護壁１６を備えた固定リング１４を、回転
リング１６の先端側にある支持部材１３ｃ側から挿着す
る。このとき、支持部材１３ｃは、内側中心部に向かっ
て、変形し、固定リング１４を受は入れる。

そこで、次に、回転円盤８を熱加締部材、またはビス等
によシ、支持部材１３ｃの先端側に取り付ける。その結
果、固定リング１４に一体的に形成された保護壁１６は
、回転円盤８０周辺近傍に、隣接して配置される。

ところで、固定リング１４の固定は、第３図に示す如く
、第２図に示す固定棒１４ｃを固定部材３ｂが挟持して
回転方向に固定することに代って、ここでは、直接、回
転検出センサ９を固定部材２゜が挟持して回転方向に固
定して、行々っている。

一方、回転検出センサ９は、この保護壁１６０円周の一
部に、おいて、貫通して配置されている。

したかつ−〇、保護壁１６は、回転検出センサ９の部分
だけＫ　ｈ口部を有することになるが、回転円盤８に対
しては、はぼ全周に渡っ゛（、対応して保護壁が設けら
れているものである。

との」：うに、保護壁１６が回転円盤８の周囲に、隣接
して設けられている結果、その組立時とか、保管、運搬
時における、その接触（ｌこよるわん曲、曲折、破損等
が防止できる。

第４図は、この発明の他の実施例の操舵角検出装置の概
略構成図である。これは、第１図に示す操舵角検出装置
のステアリングホイール１佃）に、保護壁１７を一体的
に設けた例である。

この保護壁１７は、ステアリングホイール１０本体側か
ら、シェルカバー７の内側に沿って延びており、その先
端側は、回転円盤８０周辺部にまで至っている。ここに
、１８は、ビス１１を取り伺けるための孔であシ、との
孔１８を介して、回転円盤８が取シ付けられることにな
る。

ところで、第１図に示す符号と同一のものｄ４、同一の
構成を示している。

以上、詳述して来たが、これら実施例にあっては、組立
後においても、保護壁１６．１７が回転円盤８の周囲に
配置されていることになる。その結果、ステアリングホ
イール１とシェルカバー７とのすき寸から入り込んで来
た異物についても、これが回転円盤８と固定リング１４
０間に入り込んで悪さをすることを防止することかでき
る。さらには、回転検出センサ９がシェルカバー７０間
隙から、漏れて入り込む外光で誤動作するということも
なく、誤動作の防止になる。

以上、詳述して来たが、ここに、保護壁１６゜１７は、
回転円盤８０円周すべてに配置されるものでなくてもよ
く、例えは一定間隔にくし形に設けて、構成されてもよ
い。

捷だ、第３図における回転リング１６と固定リング１４
とが、あらかじめサブアッセンブリされた形において、
これを取扱うようにすれば、保管運搬、組み立てに至る
まで、回転円盤８を保護することができる。

ところで、各実施例においては、それぞれ、保護壁を固
定リング、またはステアリングホイール側と一体に構成
している例を挙げているが、これらは別体で構成して、
それぞれ、ビス等により固定してもよい。また、固定リ
ンクとか、ステアリングホイールに固定するものに限ら
ず、他の部材に固定し、あるいは他の部材と一体化して
もよい。

要するに、回転円盤に隣接して配置され、これを保護す
る構造となるものならば、何んでもよい。

寸だ、これら実施例における回転検出センサは、反射形
とか磁気サンプ等を用いてもよい。

以上、詳述して来た如く、この発明にあっては、ステア
リングシャフト、またけステアリングホイールの回転に
共動して回′転する回転円盤を具えた回転検出器と、こ
の回転円盤の周辺近傍に、隣接して配置され、回転円盤
を保護するための保霞壁とを備えるようにしたので、と
の発明に係る操舵角検出装置にあっては、回転円盤を他
の物と接触しないようにすることができるものである。

その結果、工場における製作、組立過程や、その保管、
運搬時において、回転円盤を保護することができ、これ
が曲ったシ、破損したりすることをほとんど防止できる
。また、ステアリングがロックされるというようなこと
も発生しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の操舵角検出装置の概略構成図、第２図
は、本出願人か先に提案した操舵角検出装置の概略構成
図、第３図は、この発明の一実施例の操舵角検出装置の
概略構成図、そし゛て第４図は、この発明の他の一実施
例の操舵角検出装置の概略構成図である。 １・・・ステアリングホイール、２・・・ステアリング
シャフト、６・・・コンビスイッチ（固定部材）、４・
・キャンセルボール、５・・・ホーンスイソヂへのリー
ド線、６ａ・導電板リンク、６ｂ　電源連室用ボール、
７・シェルカバー（固５Ｊ’部材）、８・・・回転円盤
、９　透過形の回転検出子ンサ、１０・・取りイ」け部
利、１１・・・取り付はビス、１６　回転リンク、１３
ａ　、１４ａ・・水平部、１３１）　−１１同部、１３
ｃ　　・支持部、１４・固定リンク、１４ｂ−係合部、
１４ｃ　固定棒、１５ａ・・コンタクトリンク、１５ｂ
　　板バネ接点、１６．１７　　保ｇ（ｆ壁、１８・孔 特許出願人　　日産自動車株式会月 代理人　弁理士　　　森　　　　　　　哲　　也弁理士
　　　内　　藤　　　嘉　　昭

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ステアリングシャフト、またはステアリング
   ホイールの回転に共動して回転する回転円盤を具えだ回
   転角検出器と、この回転円盤の周辺近傍に、隣接して配
   置され、この回転円盤を保護する保護壁とを備えたこと
   を特徴とする操舵角検出装置。
2. （２）　　保護壁は、ステアリングホイールに一体的に
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の操舵角検出装置。
3. （３）　　回転角検出器は、ステアリングホイールに取
   り付けられた回転リンクと、この回転リング、また前記
   ステアリンクホイールに取り付けられた回転円盤と、前
   記回転リングの一部に摺動可能に係合されるとともに固
   定部材に係合する固定リングと、この固定リングに取シ
   付けられた検出センサとから成り、前記回転円盤の回転
   角を前記検出センサにより検出するものであって、保護
   壁ζ・ま、前記固定リングに一体的に設けられているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第（１ｉ項記載の操舵角
   検出装置。