JP2001029271A - 着座センサ付衛生洗浄装置 - Google Patents

着座センサ付衛生洗浄装置

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JP2001029271A
JP2001029271A JP11202924A JP20292499A JP2001029271A JP 2001029271 A JP2001029271 A JP 2001029271A JP 11202924 A JP11202924 A JP 11202924A JP 20292499 A JP20292499 A JP 20292499A JP 2001029271 A JP2001029271 A JP 2001029271A
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JP
Japan
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sensor
light
seating sensor
filter
seating
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Application number
JP11202924A
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English (en)
Inventor
Takashi Muto
隆 無藤
Masayoshi Tanigawa
正芳 谷川
Takashi Ito
隆史 伊藤
Mitsuhiro Hamada
光浩 濱田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井や天井付近に取付けた屋内照明、又は窓
等から入る太陽光が水平より上方から照射されるため、
着座センサ3内の光センサ5の投光、受光部が水平面よ
り上方を向いていると、これらの外乱光により誤検知を
起こす。 【解決手段】 光センサ5とフィルタ6、及び光センサ
5とフィルタ6の間の空間を覆う筒部7から構成される
着座センサ3を、ケース4に水平面に対して光軸の照射
方向に−5゜傾斜して設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が便座に着
座したことを検知する着座センサを具備した衛生洗浄装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の着座センサを用いた衛生洗浄装置
としては、例えば実公平7−48160号公報に開示さ
れているものがある。
【0003】従来の着座センサ付衛生洗浄装置(図6〜
図8)は、便座101及び便座蓋102を有する便器
に、センサ103を設け、このセンサ103で検知し作
動するものである。前記便座101及び便座蓋102
は、便器本体(図示せず)の後端に設けたケース104
に開閉自在に枢支して設けられている。
【0004】前記センサ103は、ケース104の前側
(便座101及び便座蓋102寄り)上端角部104a
の略々中央付近に設けられる。このセンサ103とし
て、反射形光電スイッチ130が採用される。この反射
形光電スイッチ130は、図8に示す如くケース104
の前側上端角部104aに開口部105を設け、この開
口部105の内周面にフランジ106を突出させ、この
フランジ106に前部を嵌入して設けられる。
【0005】前記反射形光電スイッチ130は、図7及
び図8に示す如くその発光部及び受光部の光軸109の
角度θを、便座面(水平面)より上向きに傾斜して設定
し、図7に示すように使用者が着座したときは3〜5才
の子供nの人体で、便座を上げた時は、二点鎖線で示す
ように便座の下端1aで検知するようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の発
明では、着座センサが上向きに傾斜して設定してあるた
め、天井や天井付近に取付けた屋内照明、又は窓等から
入る太陽光等の外乱光が着座センサ内の光センサに入射
し、この外乱光により誤検知を起こす問題がある。
【0007】また、外乱光の影響を避けるために回路や
構造を変えると、回路の複雑化による故障率の増大や、
コストアップを招いてしまう。
【0008】本発明は上記欠点を除くことを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発光
機能と受光機能とを備えた光センサとフィルタから構成
される着座センサ、及び便器本体に開閉自在に設けられ
た便座及び便座蓋から構成される衛生洗浄装置におい
て、前記着座センサの前記光センサに、太陽光又は照明
光が直達入射せず、且つ、前記便座を検知しないように
配設したことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、太陽光又は照明光と
いった外乱光の影響を受けず、且つ、便座を検知しない
ように着座センサを配設することにより、着座センサの
誤検知を防止でき、安定した検知性能が得られる。
【0011】請求項2の発明は、前記着座センサの光軸
の傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−10゜
〜0゜の範囲内であることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、着座センサの光軸の
傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−10゜よ
り小さいと、便座等の影響を受けてしまう。また、着座
センサの光軸の傾斜角が、水平面に対して光軸の照射方
向に0゜より大きいと、屋内照明、太陽光といった外乱
光の影響を受ける。
【0013】請求項3の発明は、前記着座センサの光軸
の傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−5゜±
2以内であることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、着座センサの光軸の
傾斜角を、水平面に対して光軸の照射方向に−5゜±2
以内とすることにより、屋内照明、太陽光といった外乱
光の影響をほとんど受けず、誤検知を防止できる。
【0015】請求項4の発明は、前記着座センサの前記
光センサと前記フィルタの間の空間を覆う筒部が水平面
に対して光軸の照射方向に下向きに配設したことを特徴
とする。
【0016】請求項4の発明では、前記着座センサの前
記光センサと前記フィルタの間の空間を覆う筒部を水平
面に対して光軸の照射方向に下向きに配設することによ
り、フィルタに尿や結露等の水分が付着した場合でもフ
ィルタや、フィルタと光センサの間の筒部を伝って光セ
ンサ自体を濡らすことが無く、レンズが汚れて性能が落
ちたり、基板を腐食する等の故障を防止することができ
る。
【0017】請求項5の発明は、前記光センサは赤外線
センサであることを特徴とする。
【0018】請求項5の発明では、光センサに汎用的な
赤外線センサを用いることにより、低コストな着座セン
サを提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係わる着座センサ付衛生
洗浄装置を具体的な実施例により説明する。
【0020】図1は、便座1及び便座蓋2を有する便器
に、着座センサ3を設けた衛生洗浄装置である。便座1
及び便座蓋2は、便器本体の後端に設けられたケース4
に開閉自在に枢支して設けられている。
【0021】着座センサ3はケース4の中心付近に配設
され、着座センサ3の光軸の傾斜角は、水平面に対して
光軸の照射方向に−5゜になるように設置される。
【0022】図2は、着座センサ3の詳細図で、ケース
4に取付けられた状態である。着座センサ3は、図示し
ていない発光機能と受光機能とを備えた光センサ5と、
光センサ5と一定の間隔を隔てて設置されるフィルタ6
から構成される。また、光センサ5とフィルタ6の間に
は、フィルタ5と一体で光センサ5とフィルタ6の間の
空間を覆う筒部7が配設され、着座センサ3全体が水平
面に対して光軸の照射方向に−5゜傾斜して取付けられ
る。
【0023】着座センサ3が水平面に対して−5゜の方
向に取付けられているため、例えばフィルタ6に尿や結
露等の水分が付着した場合でも、筒部7を伝って光セン
サ5を濡らすことが無く、光センサ5の構成部品である
レンズ8(図4)が汚れて性能が落ちたり、光センサ5
内の図示していない基板を腐食する等の不具合を防止で
きる。
【0024】図3は着座センサ3が受ける外乱光の影響
を図示したものである。実施例は、間口800mm、奥
行き1600mm、天井高さ2000mm、窓の下端の
床からの高さ1200mmの標準的なトイレルームの場
合である。
【0025】天井に取付けた照明光が着座センサ3に直
達入射(ここで言う直達入射とは、光源から直接入射す
る光のことである)する角度は52゜以上で、窓からの
太陽光の入射角度は32゜以上である。また水平面より
照射方向が−10゜以下の場合、便座等の影響を受けは
じめ、誤検知の原因になる。
【0026】図4は着座センサ3内への外乱光の入射を
図示したもので、フィルタ6から入射した外乱光は水平
面から29゜以下になると光センサ5内のレンズ8に到
達する。本実施例では着座センサを下向きに5゜傾斜し
ているが、傾斜角度を上向き方向にするとフィルタ6か
ら入射した光がレンズ8に届く角度は、太陽光の入射角
度32゜、天井の照明光の入射角度52゜よりも大きく
なり、誤検知の原因となる。
【0027】着座センサ内への外乱光の最大入射角度を
低くするには、着座センサ3を下向きに傾斜する他にフ
ィルタ6の入射窓を小さくしたり、フィルタ6と光セン
サ5の間隔を広げる方法もある。しかし、フィルタ6の
入射窓を小さくすると検知範囲が狭くなり、またフィル
タ6と光センサ5の間隔は検知に適切な距離があるた
め、距離を広げるには限界がある。したがって着座セン
サ3の傾斜角度、フィルタ6の入射窓、フィルタ6と光
センサ5の距離を考慮して、検知性能の安定性から決め
る必要がある。
【0028】図5は着座センサの傾斜角度に対して外乱
光が影響を及ぼす角度を示したものである。本実施例で
は、天井からの照明光がセンサに届く最大角度が52゜
で、窓からの太陽光の最大入射角度が32゜となる。
【0029】本実施例の着座センサ3は、水平面に対し
て光軸の照射方向に−5゜に設定しているため、レンズ
8へ入射する最大角度が29゜となり、外乱光の影響を
受けない。又、光センサ5の照射角度が−10゜より小
さいと便座1の影響を受ける。
【0030】本実施例では、着座センサ3を使用した場
合において、具体的な数値(寸法、角度)を用いて説明
したが、外乱光がフィルタ6を通って光センサ5のレン
ズ8に入射しないように、着座センサ3を最適な傾斜角
度に設置すれば良い。
【0031】
【発明の効果】本発明による着座センサ付衛生洗浄装置
では、着座センサの光軸の傾斜角は、水平面に対して光
軸の照射方向に−10゜〜0゜の範囲内に設置してある
ため、天井や天井付近に取付けた屋内照明、又は窓等か
ら入る太陽光等による外乱光による誤検知を防止でき
る。
【0032】また着座センサの光センサとフィルタの間
の空間を覆う筒部を水平面より下向きに取付けることに
より、フィルタに尿や結露等の水分が付着した場合でも
フィルタや、フィルタと光センサの間の筒部を伝って光
センサ自体を濡らすことが無く、レンズが汚れて性能が
落ちたり、基板を腐食する等の故障を防止することがで
きる。
【0033】しかも外乱光の影響を避けるためには回路
や構造を変える必要がなく、回路の単純化による故障率
の低下や、コスト低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係り、着座センサ取付位置及び光セ
ンサの光軸方向。
【図2】実施形態に係り、着座センサをケース4に取付
けた状態図。
【図3】実施形態に係り、着座センサに入射する外乱光
の状態図。
【図4】実施形態に係り、着座センサの一部断面の詳細
図。
【図5】実施形態に係り、着座センサの傾斜角度に対し
て外乱光が影響を及ぼす角度。
【図6】従来の着座センサを示す説明図である。
【図7】従来の着座センサを示す説明図である。
【図8】従来の着座センサを示す説明図である。
【符号の説明】 1…便座 2…便座蓋 3…着座センサ 4…ケース 5…光センサ 6…フィルタ 7…筒部 8…レンズ
フロントページの続き (72)発明者 濱田 光浩 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD16 2D038 KA03 2D039 FA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光機能と受光機能とを備えた光センサ
    とフィルタから構成される着座センサ、及び便器本体に
    開閉自在に設けられた便座及び便座蓋から構成される衛
    生洗浄装置において前記着座センサの前記光センサに、
    太陽光又は照明光が直達入射せず、且つ、前記便座を検
    知しないように配設したことを特徴とする着座センサ付
    衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記着座センサの光軸の傾斜角は、水平
    面に対して光軸の照射方向に−10゜〜0゜の範囲内で
    あることを特徴とする請求項1記載の着座センサ付衛生
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記着座センサの光軸の傾斜角は、水平
    面に対して光軸の照射方向に−5゜±2以内であること
    を特徴とする請求項2記載の着座センサ付衛生洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光センサと前記フィルタの間の空間
    を覆う筒部が水平面に対して光軸の照射方向に下向きに
    配設したことを特徴とする請求項1乃至3記載の着座セ
    ンサ付衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記光センサは赤外線センサであること
    を特徴とする請求項1乃至4記載の着座センサ付衛生洗
    浄装置。
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