JP2001029271A - 着座センサ付衛生洗浄装置 - Google Patents
着座センサ付衛生洗浄装置Info
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
等から入る太陽光が水平より上方から照射されるため、
着座センサ3内の光センサ5の投光、受光部が水平面よ
り上方を向いていると、これらの外乱光により誤検知を
起こす。 【解決手段】 光センサ5とフィルタ6、及び光センサ
5とフィルタ6の間の空間を覆う筒部7から構成される
着座センサ3を、ケース4に水平面に対して光軸の照射
方向に−5゜傾斜して設置する。
Description
座したことを検知する着座センサを具備した衛生洗浄装
置に関するものである。
としては、例えば実公平7−48160号公報に開示さ
れているものがある。
図8)は、便座101及び便座蓋102を有する便器
に、センサ103を設け、このセンサ103で検知し作
動するものである。前記便座101及び便座蓋102
は、便器本体(図示せず)の後端に設けたケース104
に開閉自在に枢支して設けられている。
(便座101及び便座蓋102寄り)上端角部104a
の略々中央付近に設けられる。このセンサ103とし
て、反射形光電スイッチ130が採用される。この反射
形光電スイッチ130は、図8に示す如くケース104
の前側上端角部104aに開口部105を設け、この開
口部105の内周面にフランジ106を突出させ、この
フランジ106に前部を嵌入して設けられる。
び図8に示す如くその発光部及び受光部の光軸109の
角度θを、便座面(水平面)より上向きに傾斜して設定
し、図7に示すように使用者が着座したときは3〜5才
の子供nの人体で、便座を上げた時は、二点鎖線で示す
ように便座の下端1aで検知するようにしてある。
明では、着座センサが上向きに傾斜して設定してあるた
め、天井や天井付近に取付けた屋内照明、又は窓等から
入る太陽光等の外乱光が着座センサ内の光センサに入射
し、この外乱光により誤検知を起こす問題がある。
構造を変えると、回路の複雑化による故障率の増大や、
コストアップを招いてしまう。
る。
機能と受光機能とを備えた光センサとフィルタから構成
される着座センサ、及び便器本体に開閉自在に設けられ
た便座及び便座蓋から構成される衛生洗浄装置におい
て、前記着座センサの前記光センサに、太陽光又は照明
光が直達入射せず、且つ、前記便座を検知しないように
配設したことを特徴とする。
いった外乱光の影響を受けず、且つ、便座を検知しない
ように着座センサを配設することにより、着座センサの
誤検知を防止でき、安定した検知性能が得られる。
の傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−10゜
〜0゜の範囲内であることを特徴とする。
傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−10゜よ
り小さいと、便座等の影響を受けてしまう。また、着座
センサの光軸の傾斜角が、水平面に対して光軸の照射方
向に0゜より大きいと、屋内照明、太陽光といった外乱
光の影響を受ける。
の傾斜角は、水平面に対して光軸の照射方向に−5゜±
2以内であることを特徴とする。
傾斜角を、水平面に対して光軸の照射方向に−5゜±2
以内とすることにより、屋内照明、太陽光といった外乱
光の影響をほとんど受けず、誤検知を防止できる。
光センサと前記フィルタの間の空間を覆う筒部が水平面
に対して光軸の照射方向に下向きに配設したことを特徴
とする。
記光センサと前記フィルタの間の空間を覆う筒部を水平
面に対して光軸の照射方向に下向きに配設することによ
り、フィルタに尿や結露等の水分が付着した場合でもフ
ィルタや、フィルタと光センサの間の筒部を伝って光セ
ンサ自体を濡らすことが無く、レンズが汚れて性能が落
ちたり、基板を腐食する等の故障を防止することができ
る。
センサであることを特徴とする。
赤外線センサを用いることにより、低コストな着座セン
サを提供できる。
洗浄装置を具体的な実施例により説明する。
に、着座センサ3を設けた衛生洗浄装置である。便座1
及び便座蓋2は、便器本体の後端に設けられたケース4
に開閉自在に枢支して設けられている。
され、着座センサ3の光軸の傾斜角は、水平面に対して
光軸の照射方向に−5゜になるように設置される。
4に取付けられた状態である。着座センサ3は、図示し
ていない発光機能と受光機能とを備えた光センサ5と、
光センサ5と一定の間隔を隔てて設置されるフィルタ6
から構成される。また、光センサ5とフィルタ6の間に
は、フィルタ5と一体で光センサ5とフィルタ6の間の
空間を覆う筒部7が配設され、着座センサ3全体が水平
面に対して光軸の照射方向に−5゜傾斜して取付けられ
る。
向に取付けられているため、例えばフィルタ6に尿や結
露等の水分が付着した場合でも、筒部7を伝って光セン
サ5を濡らすことが無く、光センサ5の構成部品である
レンズ8(図4)が汚れて性能が落ちたり、光センサ5
内の図示していない基板を腐食する等の不具合を防止で
きる。
を図示したものである。実施例は、間口800mm、奥
行き1600mm、天井高さ2000mm、窓の下端の
床からの高さ1200mmの標準的なトイレルームの場
合である。
達入射(ここで言う直達入射とは、光源から直接入射す
る光のことである)する角度は52゜以上で、窓からの
太陽光の入射角度は32゜以上である。また水平面より
照射方向が−10゜以下の場合、便座等の影響を受けは
じめ、誤検知の原因になる。
図示したもので、フィルタ6から入射した外乱光は水平
面から29゜以下になると光センサ5内のレンズ8に到
達する。本実施例では着座センサを下向きに5゜傾斜し
ているが、傾斜角度を上向き方向にするとフィルタ6か
ら入射した光がレンズ8に届く角度は、太陽光の入射角
度32゜、天井の照明光の入射角度52゜よりも大きく
なり、誤検知の原因となる。
低くするには、着座センサ3を下向きに傾斜する他にフ
ィルタ6の入射窓を小さくしたり、フィルタ6と光セン
サ5の間隔を広げる方法もある。しかし、フィルタ6の
入射窓を小さくすると検知範囲が狭くなり、またフィル
タ6と光センサ5の間隔は検知に適切な距離があるた
め、距離を広げるには限界がある。したがって着座セン
サ3の傾斜角度、フィルタ6の入射窓、フィルタ6と光
センサ5の距離を考慮して、検知性能の安定性から決め
る必要がある。
光が影響を及ぼす角度を示したものである。本実施例で
は、天井からの照明光がセンサに届く最大角度が52゜
で、窓からの太陽光の最大入射角度が32゜となる。
て光軸の照射方向に−5゜に設定しているため、レンズ
8へ入射する最大角度が29゜となり、外乱光の影響を
受けない。又、光センサ5の照射角度が−10゜より小
さいと便座1の影響を受ける。
合において、具体的な数値(寸法、角度)を用いて説明
したが、外乱光がフィルタ6を通って光センサ5のレン
ズ8に入射しないように、着座センサ3を最適な傾斜角
度に設置すれば良い。
では、着座センサの光軸の傾斜角は、水平面に対して光
軸の照射方向に−10゜〜0゜の範囲内に設置してある
ため、天井や天井付近に取付けた屋内照明、又は窓等か
ら入る太陽光等による外乱光による誤検知を防止でき
る。
の空間を覆う筒部を水平面より下向きに取付けることに
より、フィルタに尿や結露等の水分が付着した場合でも
フィルタや、フィルタと光センサの間の筒部を伝って光
センサ自体を濡らすことが無く、レンズが汚れて性能が
落ちたり、基板を腐食する等の故障を防止することがで
きる。
や構造を変える必要がなく、回路の単純化による故障率
の低下や、コスト低減ができる。
ンサの光軸方向。
けた状態図。
の状態図。
図。
て外乱光が影響を及ぼす角度。
Claims (5)
- 【請求項1】 発光機能と受光機能とを備えた光センサ
とフィルタから構成される着座センサ、及び便器本体に
開閉自在に設けられた便座及び便座蓋から構成される衛
生洗浄装置において前記着座センサの前記光センサに、
太陽光又は照明光が直達入射せず、且つ、前記便座を検
知しないように配設したことを特徴とする着座センサ付
衛生洗浄装置。 - 【請求項2】 前記着座センサの光軸の傾斜角は、水平
面に対して光軸の照射方向に−10゜〜0゜の範囲内で
あることを特徴とする請求項1記載の着座センサ付衛生
洗浄装置。 - 【請求項3】 前記着座センサの光軸の傾斜角は、水平
面に対して光軸の照射方向に−5゜±2以内であること
を特徴とする請求項2記載の着座センサ付衛生洗浄装
置。 - 【請求項4】 前記光センサと前記フィルタの間の空間
を覆う筒部が水平面に対して光軸の照射方向に下向きに
配設したことを特徴とする請求項1乃至3記載の着座セ
ンサ付衛生洗浄装置。 - 【請求項5】 前記光センサは赤外線センサであること
を特徴とする請求項1乃至4記載の着座センサ付衛生洗
浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202924A JP2001029271A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 着座センサ付衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202924A JP2001029271A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 着座センサ付衛生洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001029271A true JP2001029271A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16465423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11202924A Pending JP2001029271A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 着座センサ付衛生洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001029271A (ja) |
-
1999
- 1999-07-16 JP JP11202924A patent/JP2001029271A/ja active Pending
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