JP3389227B2 - 散乱光式煙感知器 - Google Patents

散乱光式煙感知器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙による散乱光を
検出することにより煙を感知する散乱光式煙感知器に関
し、特に煙感知用の発光部の他に感度補償或いは動作試
験等のための試験用発光部を備えた散乱光式煙感知器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、天井の外観デザインは建物を設計
する上で重要な要素となる。特に火災感知器は、従来機
能面が重要視され、感知器自体高さがあり美観を損ねる
ものであった。建物によっては、デザインを考慮して照
明機器や、空調機器を天井内に埋め込んだものもある。
このような天井面に高さのある感知器を設置すると美観
を損ねる。
【0003】感知器は天井のデザインを考慮すると薄型
化が望ましく、しかも機能を従来と同等としなければな
らない。しかし、感知器を単純に薄型化すると次の問題
が生じる。流入口が狭くなり検煙領域に煙が入り難く
検出感度が鈍くなる。チャンバー部が狭く、発光部の
発光時、内部で乱反射が生じ易く、特にチャンバー部底
面に溜まる埃による乱反射は通常時のノイズレベルを上
げてしまう。
【0004】また散乱光式煙感知器では、ラビリンス部
材により外部からの煙を効率良く流入させると共に外部
からの光を遮断する検煙室を形成し、この検煙室におい
て発光部と受光部の各光軸が交差するように配置し、煙
による散乱光を検出するように構成している。このよう
な構成の散乱光式煙感知器では、煙による微量な散乱光
を検出するので、検煙室内の汚れ等による感度変化を調
べるため試験が行われる。
【0005】従来、この種の散乱光式煙感知器として
は、例えば特開昭60−154142号公報に示すよう
に、煙検知用発光部と煙検知用受光部の他に煙検知用発
光部からの光を直接受光する試験用受光部(感度補償用
受光部)を設けたものと、試験用発光部と試験用受光部
を別途設けると共に、試験用発光部からの光を煙検知用
受光部にも照射するようにしたものが知られている。
【0006】また、試験用の発光部を設けた他の従来例
として、特開昭59−46840号公報には煙検知用受
光素子の視野外に試験用発光部を設けたものが開示さ
れ、特開平2−181297号公報には防塵網の外側に
試験用発光部を設けて防塵網の目詰りを試験するように
したものが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の散
乱光式煙感知器では、検煙室内には多数のラビリンス部
材が設けられているので、従来の感知器構造では、煙検
知用発光部からの光が検煙室内のラビリンス部材の面や
エッジにより何度も反射されて試験用発光部に到達し、
さらに試験用発光部で反射されて煙検知用受光部の受光
面に入射する場合があり、試験用発光部を検煙室に設け
たことで0点レベルが高くなり、S/N比が低下して信
頼性が低下するという問題点がある。
【0008】また、防塵網の外側に試験用発光部を設け
た感知器にあっては感知器が厚くなってしまうという問
題点がある。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、煙感知用発光部の他に感度補償或いは動作試験等の
ための試験用発光部や受光部を設けた場合に、0点レベ
ルを低くして信頼性を向上させ、更に薄型化をはかり外
観形状の美観を向上することができる散乱光式煙感知器
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。まず本発明は、外部から
の煙を流入しやすくすると共に外部からの光を遮断し、
中央部において検煙室を形成する複数のラビリンス部材
と、ラビリンス部材により形成された検煙室内で各光軸
が略水平方向に交差するように配置された発光素子と受
光ホルダ内に装着された受光素子を有する散乱光式煙感
知器を対象とする。
【0011】このような散乱式煙感知器につき本発明に
あっては、発光素子の光軸と交わるラビリンス部材の先
端と発光素子から受光素子へ到達する光を遮光する遮光
板によって、受光素子と受光ホルダ開口部によって決定
される検煙室内に対する受光視野領域を更に限定する隙
間を形成したこと特徴とする。
【0012】更に本発明は、発光素子の光軸と交わるラ
ビリンス部材の端面が発光素子の発光面に向かないよう
に形成されていることを特徴とする。
【0013】具体的な構造としては、光素子の光軸と交
わるラビリンス部材の発光素子側の平面部が発光素子の
放射光を受光素子の受光面の方向に反射せず、且つ外部
の方向に反射する角度で形成されていることを特徴とす
る。
【0014】本発明では、発光素子の光軸と交わるラビ
リンス部材の先端と発光素子から受光素子へ到達する光
を遮光する遮光板によって、発光素子と受光ホルダ開口
部によって決定される検煙室内に対する受光視野領域を
更に限定する隙間を形成したので、発光素子からの光が
到達するラビリンス部材が限られ、平常時に発光素子か
ら受光素子に向かう光が少なくなり、したがって、0点
レベルを低くして信頼性を向上することができる。
【0015】また、発光素子の光軸と交わるラビリンス
部材の端面が発光素子の発光面に向かないように形成さ
れていることから、定常時に発光素子からの光が受光素
子に受光される量を少なくすることができ、0点レベル
を低くすることができる。
【0016】また、発光素子の光軸と交わるラビリンス
部材の発光素子側の平面部が発光素子の放射光を受光素
子の受光面の方向に反射せず、且つ外部の方向に反射す
る角度で形成されていることからも、0点レベルを低く
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る散乱光式煙感
知器の一実施例を示す平面図である。図1において、検
煙部本体2は略円筒形で形成され、上壁8が天井に取り
付けられる。上壁8には、複数のラビリンス部材9が立
設するように形成され、このラビリンス部材9により包
囲される領域に検煙室が形成されている。各ラビリンス
部材9は、外部からの煙を効率良く流入すると共に外部
からの光を遮断するように形成される。
【0018】またラビリンス部材9の間に形成される煙
流入口は、虫が検煙室に侵入して散乱光が発生すること
を防止するための防虫網5により包囲されている。上壁
8には、ラビリンス部材9により形成された検煙室の中
央において発光素子12と受光素子13の各光軸が交差
するように、煙検知用の発光素子12と受光素子13を
それぞれ収納するためのホルダ10、11と、発光素子
12の放射光が受光素子13に直接到達することを防止
するための遮光板14が立設するように形成される。
尚、発光素子と受光素子は天井面に対し水平に配置され
る。勿論、発光素子、受光素子の光軸をノイズの影響を
受けない程度上下方向に傾けてもよい。
【0019】またホルダ10、11には発光素子12の
光を受光素子13が直接受光しないようにそれぞれ各視
野を絞るための開口22、21が形成されている。ここ
で開口部22を備えたホルダ10、発光素子12が煙検
知用発光部を構成する。また開口部21を備えたホルダ
11、受光素子13が煙検知用受光部を構成する。
【0020】検煙室に対する受光素子13の視野がその
正面のみになるように発光素子12の発光面に対向す
る、すなわち、発光素子12の光軸方向にあって、発光
素子12の光軸と交わる位置に配置されたラビリンス部
材91が他のラビリンス部材9より比較的長く形成さ
れ、その先端と遮光板14により隙間20が形成されて
いる。この隙間20の光軸方向と直交する幅は例えば3
〜5mm程度で形成される。
【0021】ラビリンス部材9、特に発光素子12の発
光面に対向するラビリンス部材91は、先端面91aが
発光素子12の発光面に向かないように、また、平面部
91bが発光素子12の照射光を受光素子13の受光面
の方向に反射せず、かつ外部の方向に反射して逃がす角
度で形成されている。
【0022】更に、本実施例では、煙検知用の発光素子
12の発光面に対向するラビリンス部材91の裏側に
は、発光素子12の出射光を直接受けないように、かつ
ラビリンス部材9等により検煙室内において複数回反射
された光を受けないように、試験発光部を構成する試験
用発光素子4が配置されている。試験用発光素子4は、
この実施例の場合、受光素子13の受光面に対してその
出射光が直接到達せず、ラビリンス部材91の平面部9
1cによる反射光が到達するように配置されている。
【0023】ここでラビリンス部材91の裏側の平面部
91cは図2に示すように、試験用発光素子4の反射光
が受光素子13の受光面に到達するような反射面に形成
されている。この平面部91cは反射面とする以外に、
シボ加工等の微小な凹凸面とし、試験用発光素子4から
の光を乱反射して煙検知用受光素子13に入射させるよ
うにしてもよい。
【0024】次に、図1の実施例の動作を説明する。先
ず、煙検知用発光素子12が点灯して試験用発光素子4
が消灯した通常の監視時には、煙検知用発光素子12か
らの直接光およびラビリンス部材9等による反射光は、
試験用発光素子4に到達せず、試験用発光素子4による
反射は起きない。したがって、試験用発光素子4を検煙
室に設けていても、0点レベルを低くして信頼性を向上
することができる。尚、煙検知用の発光素子12は、実
際には、一定周期で間欠的に点灯駆動される。
【0025】また、検煙室内の汚れ、ほこり等により反
射光が増加して0点レベルが上昇したり、発光素子4、
12の発光面や受光素子13の受光面が汚れていると受
光素子13の受光量が減少する。この場合は、定期点検
等の際に試験用発光素子4を点灯すると、その出射光が
ラビリンス部材91の裏面91cにより反射されて受光
素子13に入射し、この受光量をアナログ的に検出する
ことにより、ほこり等による0点レベルの変化を検出す
ることができる。
【0026】また、図1に示す構成において、煙検知用
発光素子12の光がラビリンス部材9の平面部91bや
先端のエッジにより何度も反射されて検煙室内に拡散し
ても、この拡散光はラビリンス部材91と遮光板14に
より受光素子13に対して遮断され、また、受光素子1
3の視野aが隙間20と開口21により絞られるので、
受光素子13の検出出力の0点レベルを低くすることが
できる。
【0027】さらに、ラビリンス部材9、91の先端面
91aが発光素子12の発光面に向かず、また、その平
面部91bが発光素子12の放射光を受光素子13の受
光面の方向に反射せず、かつ外部の方向に反射する角度
で形成されているので、ラビリンス部材9、91により
反射されて受光素子13の受光面に到達する光を減少す
ることができ、したがって、通常監視時の発光素子12
の出力による受光素子13の検出出力の0点レベルを低
くすることができる。
【0028】したがって、結果としてS/N比を改善す
ることができるので、信頼性を向上することができ、ま
た、粉塵や結露等の種々のノイズに対して十分なマージ
ンを得ることができる。さらに、検煙室内の反射光を受
光するエリアが限定されるので、その受光エリアのラビ
リンス構造を重点的に設計すればよいので、煙の流入
性、外乱光に対してラビリンス構造を設計する場合の自
由度を向上することができる。
【0029】次に、図3を参照して本発明の第2実施例
を説明する。この実施例の構成では図1の第1実施例の
構成に対して、煙検知用の発光素子12の光量を監視す
るための試験用受光素子3が追加されている。この試験
用受光素子3は2つの発光素子4、12の直接光を受光
しないように、かつラビリンス部材91により反射され
た煙検知用の発光素子12の光を受光するように、ラビ
リンス部材92および93の間に設けられ、また、発光
素子12の光を煙検知用の受光素子13に反射しないよ
うにラビリンス部材93により隠れて配置されている。
【0030】このような構成では、煙検知用の発光素子
12の光は、ラビリンス部材91により反射されて試験
用受光素子3に当り、試験用受光素子3により乱反射さ
れるが、ラビリンス板92,93による光トラップで捕
捉され、再度、検煙室に戻ることはない。このため試験
用受光素子3を設けても、乱反射光が煙検知用の受光素
子13に到達せず、したがって、0点レベルが増加せ
ず、S/N比の悪化を防止することができる。
【0031】図4は図1の実施例の変形例を示し、図5
は図4の試験用発光部の配置関係を拡大して示す説明図
である。この変形例では、試験用発光素子4からの光が
直接に煙検知用の受光素子13に照射されるようにして
いる。ただし、受光素子13に対する光量を抑えるた
め、受光素子13の受光面に対し試験用発光素子4の光
軸を外すように配置し、光軸を外れた周囲に向う弱い光
を直接照射している。また図5に示すようにラビリンス
部材91の平面部91cを反射面とし、発光素子4から
の反射光を煙検知用の受光素子13に向かわせている。
【0032】したがって、この場合にも同様に、煙検知
用の発光素子12の直接光およびラビリンス部材9等に
よる反射光は試験用発光素子4に到達しないので、試験
用発光素子4により反射されず、したがって、0点レベ
ルを低くして信頼性を向上することができる。
【0033】図6は図1の実施例の他の変形例を示し、
図7は図6の試験用発光部の配置関係を拡大して示す。
この変形例では、図7(a)(b)に詳しく示すように
試験用発光素子4は、光軸方向に上壁8から出没自在に
構成される。例えば初期状態では図7(a)に示すよう
に光量が少なくなるように上壁8内に退避され、汚れ等
による光量が少なくなった場合には図7(b)に示すよ
うに上壁8から検煙室内に突出される。また、この構成
によれば、この試験用発光素子4を上壁8から出没させ
ることにより感知器の作動および不作動試験も行うこと
ができる。
【0034】図8(a)(b)は本発明の第3実施例の
要部を示している。図1等に示すように煙検知用の受光
素子13は、ホルダ11の中に収納されると共にホルダ
11には受光素子13の視野を絞るための開口部21が
形成されている。そこで、第3実施例では図8(a)に
示すように、外部に設けた煙検知用の発光素子12から
の光が当たらない開口部21の内側の位置に試験用発光
素子4を設け、且つ煙検知用の受光素子13に試験用の
光を直接又は反射して照射できるように配置する。
【0035】この場合にも、図5の実施例と同様、試験
用発光素子4の光軸を煙検知用の受光素子13から外す
向きに配置し、周囲に向う弱い光を試験用の光として受
光素子13に入射させる。この実施例においても同様
に、煙検知用の発光素子12の直接光およびラビリンス
部材9等による反射光はホルダ11により遮断されるの
で、試験用発光素子4に到達せず、試験用発光素子4に
より反射されないので0点レベルを低くして信頼性を向
上することができる。
【0036】図8(b)に示す変形例では、試験用発光
素子4はホルダ11内に設けた煙検知用の受光素子13
の受光面の反対側に配置され、ホルダ11の内面11a
と開口部21の内側周縁に形成したテーパ反射面11b
による反射光が受光素子13の受光面に到達するように
配置している。もちろん、この実施例においても同様
に、煙検知用の発光素子12からの直接光およびラビリ
ンス部材9等による反射光はホルダ11により遮断され
るので、試験用発光素子4に到達せず、試験用発光素子
4により反射されないので0点レベルを低くして信頼性
を向上することができる。
【0037】また図8(a)(b)の実施例について
も、図7に示したように、試験用発光素子4をホルダ1
1内に対し出没自在に設け、試験時の光量を調整できる
ようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明では、発光素子の光軸と交わるラビリンス部材の先
端と発光素子から受光素子へ到達する光を遮光する遮光
板によって、受光素子と受光ホルダ開口部によって決定
される検煙室内に対する受光視野領域を更に限定する隙
間を形成したので、発光素子からの光が到達するラビリ
ンス部材が限られることから、平常時に発光素子から受
光素子に向かう光が少なくなり、したがって、0点レベ
ルを低くして信頼性を向上することができる。
【0039】また、発光素子の光軸と交わるラビリンス
部材の端面が発光素子の発光面に向かないように形成さ
れていることから、定常時に発光素子からの光が受光素
子に受光される量を少なくすることができ、0点レベル
を低くして信頼性を向上させることができる。
【0040】また、発光素子の光軸と交わるラビリンス
部材の発光素子側の平面部が発光素子の放射光を受光素
子の受光面の方向に反射せず、且つ外部の方向に反射す
る角度で形成されていることからも、0点レベルを低く
して信頼性を向上させることができる。
【0041】更に、感知器の薄型化をはかれ、信頼性を
向上した上で外観形状の美観をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による散乱光式煙感知器の第1実施例を
示した平面図
【図2】図1の試験用発光部の配置関係を拡大して示し
た説明図
【図3】本発明による第2実施例の散乱光式煙感知器を
示した平面図
【図4】図1の実施例の変形例を示した平面図
【図5】図4の試験用発光の配置関係を拡大して示した
説明図
【図6】図1の実施例の他の変形例を示した平面図
【図7】図6の試験用発光部の配置関係を拡大して示し
た説明図
【図8】本発明による第3実施例の要部を示した平面図
【符号の説明】
2:検煙部本体 3:試験用受光素子 4:試験用発光素子 5:防虫網 8:上壁 9,91,92,93:ラビリンス部材 10,11:ホルダ 11a:ホルダ内面 11b:テーパ反射面 12:発光素子 13:受光素子 14:遮光部材 21,22:開口 91a:先端面 91b,91c:平面部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの煙を流入しやすくすると共に外
    部からの光を遮断し、中央部において検煙室を形成する
    複数のラビリンス部材と、前記ラビリンス部材により形
    成された検煙室内で各光軸が略水平方向に交差するよう
    に配置された発光素子と受光ホルダ内に装着された受光
    素子を有する散乱光式煙感知器において、前記発光素子
    の光軸と交わるラビリンス部材の先端と前記発光素子か
    ら前記受光素子へ到達する光を遮光する遮光板によっ
    て、前記受光素子と前記受光ホルダ開口部によって決定
    される該検煙室内に対する受光視野領域を更に限定する
    隙間を形成したこと特徴とする散乱光式煙感知器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の散乱光式煙感知器におい
    て、前記発光素子の光軸と交わるラビリンス部材の端面
    が前記発光素子の発光面に向かないように形成されてい
    ることを特徴とする散乱光式煙感知器。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の散乱光式煙
    感知器において、前記発光素子の光軸と交わるラビリン
    ス部材の発光素子側の平面部が前記発光素子の放射光を
    前記受光素子の受光面の方向に反射せず、且つ外部の方
    向に反射する角度で形成されていることを特徴とする散
    乱光式煙検知器。
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