JP2976465B2 - 厨房装置 - Google Patents
厨房装置Info
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- JP2976465B2 JP2976465B2 JP2026499A JP2649990A JP2976465B2 JP 2976465 B2 JP2976465 B2 JP 2976465B2 JP 2026499 A JP2026499 A JP 2026499A JP 2649990 A JP2649990 A JP 2649990A JP 2976465 B2 JP2976465 B2 JP 2976465B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は天板上の調理作業面周辺の光源となる照明装
置を備えた厨房装置に関するものである。
置を備えた厨房装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種照明装置は、厨房装置内に設置されるた
め、調理作業中の操作は濡れた手や汚れた手、あるいは
物を持ったままで行なわれることが多く、衛生面や感電
といった危険性防止といった観点から、直接操作部に触
れずに光源の点灯や消灯が行なえる、焦電センサやホト
センサといった非接触型の操作スイッチを設けたもの
が、近年開発されてきている。
め、調理作業中の操作は濡れた手や汚れた手、あるいは
物を持ったままで行なわれることが多く、衛生面や感電
といった危険性防止といった観点から、直接操作部に触
れずに光源の点灯や消灯が行なえる、焦電センサやホト
センサといった非接触型の操作スイッチを設けたもの
が、近年開発されてきている。
以下、従来例の非接触型センサによる点灯機能付照明
装置について説明する。
装置について説明する。
まず、第8図と第9図により、前記照明装置の構成を
説明する。第8図に示すように、照明装置1は、少なく
とも1つの壁面に固定された吊り戸2の下面に固定さ
れ、キャビネット3上に付設した天板4の調理作業面周
辺を照らす光源となっている。この照明装置1本体内に
は、第9図に示すように、光源となる蛍光灯5,安定器,
点灯管および雑防用コンデンサ等からなる蛍光灯5の点
灯回路6、焦電センサやホトセンサ等の素子からなる検
知部7および検知部7からの検知信号を受け点灯回路6
の電源供給をON−OFF制御するセンサ制御部8等が配設
されている。また照明装置本体1下面には検知部7が外
からの検知信号を受ける(反射型ホトセンサの場合であ
れば、自ら発する赤外線を本体1外へ投射する)ための
検知窓9が設けられている。
説明する。第8図に示すように、照明装置1は、少なく
とも1つの壁面に固定された吊り戸2の下面に固定さ
れ、キャビネット3上に付設した天板4の調理作業面周
辺を照らす光源となっている。この照明装置1本体内に
は、第9図に示すように、光源となる蛍光灯5,安定器,
点灯管および雑防用コンデンサ等からなる蛍光灯5の点
灯回路6、焦電センサやホトセンサ等の素子からなる検
知部7および検知部7からの検知信号を受け点灯回路6
の電源供給をON−OFF制御するセンサ制御部8等が配設
されている。また照明装置本体1下面には検知部7が外
からの検知信号を受ける(反射型ホトセンサの場合であ
れば、自ら発する赤外線を本体1外へ投射する)ための
検知窓9が設けられている。
従って、以上の構成を有する照明装置1の前後および
上下方向における検知範囲は、第10図の点線内斜線部
α、または格子部α′で示すように、照明本体1下面か
ら下方へ、つまり天板4の方へ放射状に広がる領域とな
る。この領域へ人等の被検知体が入ると、検知部7がそ
の信号を検知し、センサ制御部8を介して点灯回路6に
電源を供給し蛍光灯5を点灯させる。
上下方向における検知範囲は、第10図の点線内斜線部
α、または格子部α′で示すように、照明本体1下面か
ら下方へ、つまり天板4の方へ放射状に広がる領域とな
る。この領域へ人等の被検知体が入ると、検知部7がそ
の信号を検知し、センサ制御部8を介して点灯回路6に
電源を供給し蛍光灯5を点灯させる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成においては、検知窓9は照明
本体1下面に設けられているため、前記検知範囲α′の
位置が判別し難く、操作上不便さがあった。特に、検知
部7がコストの安い反射形ホトセンサ等赤外線を検知す
る方式のセンサであった場合は、前記検知範囲をαにと
れば、天板4に反射した赤外線を拾って誤動作すること
が考えられるし、前記検知範囲α′の場合でも、天板4
上に高さの高い容器や鍋等を置くと、それを検知してし
まうという使い勝手の悪さがある。更には、天板4と吊
り戸2との間の壁に、明り補助用窓10が設けられる場合
もあり、このような場合であると、窓10から差し込む光
が強いと、その光が直接検知部7に侵入し、誤動作が発
生するという問題もあった。
本体1下面に設けられているため、前記検知範囲α′の
位置が判別し難く、操作上不便さがあった。特に、検知
部7がコストの安い反射形ホトセンサ等赤外線を検知す
る方式のセンサであった場合は、前記検知範囲をαにと
れば、天板4に反射した赤外線を拾って誤動作すること
が考えられるし、前記検知範囲α′の場合でも、天板4
上に高さの高い容器や鍋等を置くと、それを検知してし
まうという使い勝手の悪さがある。更には、天板4と吊
り戸2との間の壁に、明り補助用窓10が設けられる場合
もあり、このような場合であると、窓10から差し込む光
が強いと、その光が直接検知部7に侵入し、誤動作が発
生するという問題もあった。
本発明はこのような課題を解決するもので、センサの
種類に関らず、外乱光の影響による誤動作や、無意識状
態での誤点灯といった不都合を防止することを目的とし
ている。
種類に関らず、外乱光の影響による誤動作や、無意識状
態での誤点灯といった不都合を防止することを目的とし
ている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、第1の手段はセンサ検知
部を照明本体前面に配設することにより、センサの検知
範囲を照明本体に対し前方にとり、しかも前記検知範囲
の上下方向は前記センサ正面前方で天板に対しほぼ水平
な面から、前記センサ正面から前記天板前縁への仮想延
長面までの間とし、また第2の手段では前記検知範囲
を、前記天板前縁から上方に延長した仮想垂直面よりも
更に前方へは至らない領域としたものである。
部を照明本体前面に配設することにより、センサの検知
範囲を照明本体に対し前方にとり、しかも前記検知範囲
の上下方向は前記センサ正面前方で天板に対しほぼ水平
な面から、前記センサ正面から前記天板前縁への仮想延
長面までの間とし、また第2の手段では前記検知範囲
を、前記天板前縁から上方に延長した仮想垂直面よりも
更に前方へは至らない領域としたものである。
作用 本発明の第1の手段では、センサ検知部を照明本体前
面に持ってきたことにより、操作部が判別しやすく操作
性を向上させると共に前記センサがホトセンサのように
赤外線を検出する方式の場合、天板と吊り戸間の後壁に
窓を設けたとしても、そこから入ってくる光が前記セン
サ検出部に影響を与えることはない。しかも、検出範囲
を前記センサ検出部正面前方で天板に対しほぼ水平な面
よりも下方側へとっているため、厨房装置前方の天井に
設けた蛍光灯からの光に対しても影響を受け、前記ホト
センサが誤動作することもない。また、第2の手段では
前記検知範囲の前方に対する領域を、前記天井前縁から
上方に延長した仮想垂直面内におさめているため、無意
識に前記厨房装置近辺に人が近づいたとしても、それを
検知して点灯するといった誤動作も防止することができ
る。
面に持ってきたことにより、操作部が判別しやすく操作
性を向上させると共に前記センサがホトセンサのように
赤外線を検出する方式の場合、天板と吊り戸間の後壁に
窓を設けたとしても、そこから入ってくる光が前記セン
サ検出部に影響を与えることはない。しかも、検出範囲
を前記センサ検出部正面前方で天板に対しほぼ水平な面
よりも下方側へとっているため、厨房装置前方の天井に
設けた蛍光灯からの光に対しても影響を受け、前記ホト
センサが誤動作することもない。また、第2の手段では
前記検知範囲の前方に対する領域を、前記天井前縁から
上方に延長した仮想垂直面内におさめているため、無意
識に前記厨房装置近辺に人が近づいたとしても、それを
検知して点灯するといった誤動作も防止することができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例の照明装置の構成を第2図〜
第6図により説明する。まず、第2図に示すように、照
明装置11本体内には、光源となる蛍光灯12,安定器,点
灯管および雑防用コンデンサ等からなる蛍光灯12の点灯
回路13,反射形ホトセンサを樹脂ケース内に収納した検
知部14および検知部14からの検知信号を受け点灯回路13
の電源供給をON−OFF制御するセンサ制御部15等が配設
されており、検知部14は照明装置本体11の前面11′に密
着して裏面から固定され、その照明装置11前面部11′の
密着部は、検知部14の検知性能を充分満足するように、
長方形形状に穿孔され、その穿孔部を完全に覆う大きさ
で、透明アクリル板が照明装置11前面部11′の前側から
装着され、センサ検知窓16が形成されている。また、検
知部14は、第3図,第4図および第5図に示すように、
基板17に取り付けた赤外発光ダイオード18とホトトラン
ジスタ19を前面左右2ケ所に貫通穴20,20′を設けた樹
脂ケース21内に、赤外発光ダイオード18は発光面18′
を、ホトトランジスタ19は受光面19′を、それぞれ前記
樹脂ケース21前面貫通穴20,20′を通し、検知窓16側に
向けた形で収納されている。そして、赤外発光ダイオー
ド18およびホトトランジスタ19は、第4図と第5図にそ
れぞれ示すように、どちらも樹脂ケース21内壁底21′形
状を前下がりに傾斜を持たせることにより、斜め下方に
前記発光面18′および受光面19′が向いており、かつ赤
外発光ダイオード18およびホトトランジスタ19を前記樹
脂ケース21前面よりも多少奥まった位置に配置し、しか
も樹脂ケース21貫通穴20,20′は、円の上端がほぼ照明
装置11前面部11′貫通穴22上端にくる位置から、更に前
記樹脂ケース21内壁底21′の傾きとほぼ平行となるよう
に上方へ円筒状に貫通した形状をなし、赤外発光ダイオ
ード18とホトトランジスタ19は、それぞれその貫通穴20
および20′に差し込まれた取付形状をなしている。以上
のような構造を有する照明装置11が、第6図に示すよう
に、キャビネット23上に付設した天板24、この天板24上
で壁面に固定した吊り戸25等で構成された厨房装置内の
一機器として、少なくとも1つの吊り戸25下面に固定す
ることにより設置され、天板24の調理作業面周辺を照ら
す光源としての役割を果たす構成となっている。
第6図により説明する。まず、第2図に示すように、照
明装置11本体内には、光源となる蛍光灯12,安定器,点
灯管および雑防用コンデンサ等からなる蛍光灯12の点灯
回路13,反射形ホトセンサを樹脂ケース内に収納した検
知部14および検知部14からの検知信号を受け点灯回路13
の電源供給をON−OFF制御するセンサ制御部15等が配設
されており、検知部14は照明装置本体11の前面11′に密
着して裏面から固定され、その照明装置11前面部11′の
密着部は、検知部14の検知性能を充分満足するように、
長方形形状に穿孔され、その穿孔部を完全に覆う大きさ
で、透明アクリル板が照明装置11前面部11′の前側から
装着され、センサ検知窓16が形成されている。また、検
知部14は、第3図,第4図および第5図に示すように、
基板17に取り付けた赤外発光ダイオード18とホトトラン
ジスタ19を前面左右2ケ所に貫通穴20,20′を設けた樹
脂ケース21内に、赤外発光ダイオード18は発光面18′
を、ホトトランジスタ19は受光面19′を、それぞれ前記
樹脂ケース21前面貫通穴20,20′を通し、検知窓16側に
向けた形で収納されている。そして、赤外発光ダイオー
ド18およびホトトランジスタ19は、第4図と第5図にそ
れぞれ示すように、どちらも樹脂ケース21内壁底21′形
状を前下がりに傾斜を持たせることにより、斜め下方に
前記発光面18′および受光面19′が向いており、かつ赤
外発光ダイオード18およびホトトランジスタ19を前記樹
脂ケース21前面よりも多少奥まった位置に配置し、しか
も樹脂ケース21貫通穴20,20′は、円の上端がほぼ照明
装置11前面部11′貫通穴22上端にくる位置から、更に前
記樹脂ケース21内壁底21′の傾きとほぼ平行となるよう
に上方へ円筒状に貫通した形状をなし、赤外発光ダイオ
ード18とホトトランジスタ19は、それぞれその貫通穴20
および20′に差し込まれた取付形状をなしている。以上
のような構造を有する照明装置11が、第6図に示すよう
に、キャビネット23上に付設した天板24、この天板24上
で壁面に固定した吊り戸25等で構成された厨房装置内の
一機器として、少なくとも1つの吊り戸25下面に固定す
ることにより設置され、天板24の調理作業面周辺を照ら
す光源としての役割を果たす構成となっている。
上記構成において、実施例の動作を第1図,第4図,
第5図および第7図により説明する。前述したように赤
外発光ダイオード18の発光面18′は、第4図に示すよう
に下方に傾いて取り付けられているため、発光面18′か
ら投射される赤外線は、樹脂ケース21前面部の貫通穴20
の前面開口形状に従って、照明装置11前面部11′の貫通
穴22から検知窓16を通して、上方は矢印aから下方は
a′間の上下範囲で放射状に広がる。同じく、ホトダイ
オード19の受光面19′が受光できる検知窓16から照明装
置11前面部11′の貫通穴22および樹脂ケース21貫通穴2
0′を通して侵入してくる赤外線は、樹脂ケース21貫通
穴20′と受光面19′との関係で決定され、この場合、上
方は矢印bから下方は矢印b′間の上下範囲となる。従
って、検知部14の上下方向の検知範囲は、前記発光領域
a〜a′間と、前記受光領域b〜b′間の範囲内で決ま
るため、第1図に示す斜線部領域cとなる。つまり、斜
線部cの上限は、矢印aおよび矢印bを検知窓16に対し
ほぼ直角方向前方に取っているため、天板24に対しほぼ
水平な面Iとなっており、斜線部cの下限は、矢印a′
および矢印b′の仮想延長線を天板24前縁部にほぼくる
ように角度をつけているので、当然同じくほぼセンサ検
知部14正面から天板24前縁への仮想延長面IIとなってい
る。以上のように決定された検知部14の検知範囲内に、
第1図に示すように人ないしは人の手等の被検知体26が
入ると、第7図に示すように、センサ制御部15内の電流
源27により駆動された検知部14内の赤外発光ダイオード
18から投射された赤外線dが前記被検知体26によって反
射され、その反射された赤外線d′を検知部14内のホト
トランジスタ19が受光し、ホトトランジスタ19の受光信
号は、センサ制御部15内のアンプ部28で増幅され、セン
サ制御部15のリレー29にON信号として伝達され、リレー
29をONさせる。すると、点灯回路13にAC電源30が供給さ
れ、照明装置11の光源である蛍光灯12が点灯する。ま
た、電流源27から赤外発光ダイオード18に供給される電
流値は、前記被検知物26により反射された赤外線d′
が、被検知物26の位置が天板24前縁よりも更に前方にあ
る場合、ホトトランジスタ19の受光感度よりも低いレベ
ルとなるように制限しているため、前記斜線部領域cの
前方向の距離、つまり検知部14の検知距離は、前記I面
からII面の間において、ほぼ天板24前縁から上方に延長
した仮想垂直面IIIまでである。
第5図および第7図により説明する。前述したように赤
外発光ダイオード18の発光面18′は、第4図に示すよう
に下方に傾いて取り付けられているため、発光面18′か
ら投射される赤外線は、樹脂ケース21前面部の貫通穴20
の前面開口形状に従って、照明装置11前面部11′の貫通
穴22から検知窓16を通して、上方は矢印aから下方は
a′間の上下範囲で放射状に広がる。同じく、ホトダイ
オード19の受光面19′が受光できる検知窓16から照明装
置11前面部11′の貫通穴22および樹脂ケース21貫通穴2
0′を通して侵入してくる赤外線は、樹脂ケース21貫通
穴20′と受光面19′との関係で決定され、この場合、上
方は矢印bから下方は矢印b′間の上下範囲となる。従
って、検知部14の上下方向の検知範囲は、前記発光領域
a〜a′間と、前記受光領域b〜b′間の範囲内で決ま
るため、第1図に示す斜線部領域cとなる。つまり、斜
線部cの上限は、矢印aおよび矢印bを検知窓16に対し
ほぼ直角方向前方に取っているため、天板24に対しほぼ
水平な面Iとなっており、斜線部cの下限は、矢印a′
および矢印b′の仮想延長線を天板24前縁部にほぼくる
ように角度をつけているので、当然同じくほぼセンサ検
知部14正面から天板24前縁への仮想延長面IIとなってい
る。以上のように決定された検知部14の検知範囲内に、
第1図に示すように人ないしは人の手等の被検知体26が
入ると、第7図に示すように、センサ制御部15内の電流
源27により駆動された検知部14内の赤外発光ダイオード
18から投射された赤外線dが前記被検知体26によって反
射され、その反射された赤外線d′を検知部14内のホト
トランジスタ19が受光し、ホトトランジスタ19の受光信
号は、センサ制御部15内のアンプ部28で増幅され、セン
サ制御部15のリレー29にON信号として伝達され、リレー
29をONさせる。すると、点灯回路13にAC電源30が供給さ
れ、照明装置11の光源である蛍光灯12が点灯する。ま
た、電流源27から赤外発光ダイオード18に供給される電
流値は、前記被検知物26により反射された赤外線d′
が、被検知物26の位置が天板24前縁よりも更に前方にあ
る場合、ホトトランジスタ19の受光感度よりも低いレベ
ルとなるように制限しているため、前記斜線部領域cの
前方向の距離、つまり検知部14の検知距離は、前記I面
からII面の間において、ほぼ天板24前縁から上方に延長
した仮想垂直面IIIまでである。
このように本発明の実施例の照明装置11によれば、照
明装置11の前面部11′に配置したセンサ検知部14の前記
検知範囲cは、上下方向は検知部14正面前方で天板24に
対しほぼ水平な面Iから、検知部14正面から天板24前縁
への仮想延長面IIまでの間に、前方向は天板24前縁から
上方に延長した仮想垂直面IIIまでの間にとってあるた
め、第1図に示すように、天板24と吊り戸25間の後壁に
設けられた照明装置11光源の補助光用の窓31から入って
くる光eや、厨房室内の天井32に設けられた厨房室内の
主照明装置33からの光fは、センサ検知部14の検知範囲
c内から外れているため、これらe,f等の光が直接検知
部14に侵入することはないし、検知部14が自から発した
前記赤外線dが天板24に反射することもないので、これ
らの要因による照明装置11が誤動作することはない。ま
た、照明を点灯しようという意識なく天板24近辺に人が
近づいたとしても、その人に当たって反射した赤外線を
検知部14が検知して、照明装置11の蛍光灯12を点灯して
しまうといった誤動作も防止することができる。
明装置11の前面部11′に配置したセンサ検知部14の前記
検知範囲cは、上下方向は検知部14正面前方で天板24に
対しほぼ水平な面Iから、検知部14正面から天板24前縁
への仮想延長面IIまでの間に、前方向は天板24前縁から
上方に延長した仮想垂直面IIIまでの間にとってあるた
め、第1図に示すように、天板24と吊り戸25間の後壁に
設けられた照明装置11光源の補助光用の窓31から入って
くる光eや、厨房室内の天井32に設けられた厨房室内の
主照明装置33からの光fは、センサ検知部14の検知範囲
c内から外れているため、これらe,f等の光が直接検知
部14に侵入することはないし、検知部14が自から発した
前記赤外線dが天板24に反射することもないので、これ
らの要因による照明装置11が誤動作することはない。ま
た、照明を点灯しようという意識なく天板24近辺に人が
近づいたとしても、その人に当たって反射した赤外線を
検知部14が検知して、照明装置11の蛍光灯12を点灯して
しまうといった誤動作も防止することができる。
以上のように前記実施例では、検知部14の検知領域
は、上下方向および前方向の範囲のみを説明したが、左
右方向にも当然前記検知領域は存在するが、ここで述べ
る効果には何ら影響を与えるものではないため説明は省
略した。また、ここでは、赤外発光ダイオード18とホト
トランジスタ19の両方を下方に傾斜して取り付けた例で
説明したが、ホトトランジスタ19の受光範囲を前記bか
らb′の範囲にとっておけば、赤外発光ダイオード18の
上下方向の投射赤外線領域は、前記検知範囲cの上下方
向を含んでおれば、それ以上の上下方向の領域であって
も、前記効果を満足するものである。
は、上下方向および前方向の範囲のみを説明したが、左
右方向にも当然前記検知領域は存在するが、ここで述べ
る効果には何ら影響を与えるものではないため説明は省
略した。また、ここでは、赤外発光ダイオード18とホト
トランジスタ19の両方を下方に傾斜して取り付けた例で
説明したが、ホトトランジスタ19の受光範囲を前記bか
らb′の範囲にとっておけば、赤外発光ダイオード18の
上下方向の投射赤外線領域は、前記検知範囲cの上下方
向を含んでおれば、それ以上の上下方向の領域であって
も、前記効果を満足するものである。
なお、照明装置11のセンサが前記従来例で一例として
挙げた焦電センサのように、人が発する熱線を検知する
方式のものであっても、本来前記後壁の窓31からの入射
光eや、天井32の主照明装置33からの光fには影響され
ないため、前記検知範囲c上下方向I〜II間は限定する
必要はないが、焦電素子の検知信号増幅用アンプの感度
を前記検知領域cのIIIまでの熱線に対して有効となる
ように設定すれば、同様の効果を有することは言うまで
もない。
挙げた焦電センサのように、人が発する熱線を検知する
方式のものであっても、本来前記後壁の窓31からの入射
光eや、天井32の主照明装置33からの光fには影響され
ないため、前記検知範囲c上下方向I〜II間は限定する
必要はないが、焦電素子の検知信号増幅用アンプの感度
を前記検知領域cのIIIまでの熱線に対して有効となる
ように設定すれば、同様の効果を有することは言うまで
もない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば非
接触型センサによる点灯機能付照明装置のセンサ検知部
を前記照明装置の前面に配し、そのセンサの検知領域を
センサ正面前方で前記天板に対しほぼ水平な面から、前
記センサ正面から前記天板前縁への仮想延長面までの間
にとっているため、天井にある照明や、後壁に設けられ
た窓からの入射光といった前記照明装置周辺の外乱光の
影響を受けて、前記センサが誤動作するという不都合
や、無意識に人が厨房装置近辺に近づいた時の誤動作を
防止できる。
接触型センサによる点灯機能付照明装置のセンサ検知部
を前記照明装置の前面に配し、そのセンサの検知領域を
センサ正面前方で前記天板に対しほぼ水平な面から、前
記センサ正面から前記天板前縁への仮想延長面までの間
にとっているため、天井にある照明や、後壁に設けられ
た窓からの入射光といった前記照明装置周辺の外乱光の
影響を受けて、前記センサが誤動作するという不都合
や、無意識に人が厨房装置近辺に近づいた時の誤動作を
防止できる。
第1図は本発明の一実施例の照明装置における検知範囲
を示す厨房装置の断面図、第2図は同照明装置の外観斜
視図、第3図は同センサ検知部周辺の要部拡大正面図、
第4図は第3図のB−B′断面図、第5図は第3図のC
−C′断面図、第6図は同厨房装置の正面図、第7図は
同照明装置の回路ブロック図、第8図は従来例における
照明装置を設置した厨房装置の正面図、第9図は同照明
装置の外観斜視図、第10図は同照明装置の検知範囲を示
す第8図のD−D′断面図である。 11……照明装置本体、14……センサ検知部、23……キャ
ビネット、24……天板、25……吊り戸、c……センサ検
知領域、I,II,III……仮想線。
を示す厨房装置の断面図、第2図は同照明装置の外観斜
視図、第3図は同センサ検知部周辺の要部拡大正面図、
第4図は第3図のB−B′断面図、第5図は第3図のC
−C′断面図、第6図は同厨房装置の正面図、第7図は
同照明装置の回路ブロック図、第8図は従来例における
照明装置を設置した厨房装置の正面図、第9図は同照明
装置の外観斜視図、第10図は同照明装置の検知範囲を示
す第8図のD−D′断面図である。 11……照明装置本体、14……センサ検知部、23……キャ
ビネット、24……天板、25……吊り戸、c……センサ検
知領域、I,II,III……仮想線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 23/04 A47B 77/04 H05B 37/02
Claims (2)
- 【請求項1】キャビネット上に天板を付設し、この天板
の上方に壁面に固定された吊り戸を有し、前記天板上で
調理作業を行なう際の光源となり、前記吊り戸の下面に
配設された照明装置において、この照明装置の前面には
人体を検知して前記光源の点灯および消灯動作を制御す
る赤外線等の非接触型のセンサによるスイッチ装置を有
し、前記センサの上下方向の検知範囲を、前記センサ正
面前方で前記天板に対しほぼ水平な面から、前記センサ
正面から前記天板前縁への仮想延長面までの間にとるこ
とを特徴とした厨房装置。 - 【請求項2】センサの正面方向の検知範囲が、前記天板
前縁から上方に延長した仮想垂直面よりも前方に至らな
いことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の厨房装
置。
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---|---|---|---|
JP2026499A JP2976465B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 厨房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2026499A JP2976465B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 厨房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03233804A JPH03233804A (ja) | 1991-10-17 |
JP2976465B2 true JP2976465B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=12195183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2026499A Expired - Fee Related JP2976465B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 厨房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976465B2 (ja) |
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-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026499A patent/JP2976465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH03233804A (ja) | 1991-10-17 |
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