JP2589657Y2 - 検知装置 - Google Patents

検知装置

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JP2589657Y2
JP2589657Y2 JP1991090901U JP9090191U JP2589657Y2 JP 2589657 Y2 JP2589657 Y2 JP 2589657Y2 JP 1991090901 U JP1991090901 U JP 1991090901U JP 9090191 U JP9090191 U JP 9090191U JP 2589657 Y2 JP2589657 Y2 JP 2589657Y2
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JP1991090901U
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JPH0533086U (ja
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将雄 布施
友久 伊藤
光良 伊藤
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Secom Co Ltd
Chino Corp
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Secom Co Ltd
Chino Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、人体などの侵入による
赤外線エネルギーを検知する検知装置に関し、特に検知
範囲が可変自在な検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体などの侵入による赤外線エネ
ルギーを検知する検知装置は、図5に示すように、検知
素子15の検知面15a側に窓部13aaを設け、この
窓部13aaに赤外線エネルギーを集光するフレネルレ
ンズ14などが配設されている。そして、前記検知素子
15が検知する検知範囲内で、ある所望の範囲のみ検知
するため、また、天井,壁など取り付ける位置を変えた
状態で検知範囲を可変させるために、フレネルレンズ1
4の外側に不要な検知範囲を遮蔽するマスク片16cを
矢印方向に移動自在に設けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、本来検
知装置は、天井,壁などに取り付ける為に小型,軽量が
好ましいが、上述した検知装置では、マスク片16cを
移動させる機構を別途検知装置外部に設けた為に小型、
軽量化できず、コストも掛かるという問題があった。ま
た、検知装置を所望の位置に取り付け、マスク片16c
を設定した後に、悪戯などでマスク片16cの設定が外
部から容易に変えられる事を防ぐ為に固定機構を設けた
としても、機構が複雑になり同様の問題があった。
【0004】そこで本考案は、上記問題点を解消するた
めに、人体などの侵入による赤外線エネルギーを検知す
る検知範囲を、ある所望の範囲のみ検知することができ
る機構を備え、この機構を簡単に構成でき、小型,軽量
な検知装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案による検知装置は、検知装置本体1の基部をなす
シャーシ2と結合し、操作レバー6bを所定方向に案内
する切欠き溝3baと略球体状の内壁とを有した検知部
3と、該検知部3の底面側に穿設され、赤外線エネルギ
ーを集光する集光手段4が設けられた窓部3aaと、前
記検知部3の内部に回動自在に配された円盤状の基板6
と、該基板6の略中央部に検知面5aを前記窓部3aa
に向けて配設され、前記集光手段4によって集光された
赤外線エネルギーを検知する検知素子5と、前記検知部
3の内壁と沿うように前記基板6の外縁に一体形成され
たマスク片6cと、前記基板6の中央上面側に突出して
設けられるとともに、前記切欠き溝3baを通し、前記
基板6の回動を検知装置本体1の取り付け面側にて操作
する操作レバー6bと、を具備し、前記マスク片6c
は、前記操作レバー6bの操作により前記基板6の回動
とともに前記検知部3の球状内壁に沿って移動し、前記
窓部3aaを適宜遮蔽することを特徴としている。
【0006】
【作用】基板6は球体状の検知部3内で回動自在であ
り、この回動により基板6に設けられた検知素子5の検
知範囲は、基板6の外縁に一体形成されたマスク片6c
によって窓部3aaが遮蔽されて可変自在である。
【0007】
【実施例】図1は検知装置本体の平面図、図2は図1に
おけるA−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断
面図、図4はマスク片による遮蔽範囲の一例を示す窓部
の底面図である。本実施例における検知装置は、天井,
壁などの取り付け面に固着される図示しない取り付け部
に検知装置本体1が着脱自在な状態で取り付けられる。
図1,図2および図3に示すように、検知装置本体1
は、シャーシ2と、検知部3とで大略構成されている。
前記シャーシ2は、円形の小鉢状に形成されており、底
面の中央部には、円形の貫通穴2aが形成されている。
【0008】次に、検知部3は、前記貫通穴2a上に配
置されており、貫通穴2aの直径よりも、やや大き目の
直径を有した球状に形成されている。また、この検知部
3は、中央部分より上下に2分割されていて、下半球3
aの底面側には、図1に示す円形の窓部3aaが形成さ
れており、この窓部3aaには後述する検知素子5の検
知面5aに赤外線エネルギーを集光するフレネルレンズ
4が配設されている。そして、前記下半球3aの内壁の
図1および図2に示すy軸方向の左右両側には、検知部
3の中心Oに対して点対称に円柱状の凸部3abが形成
されている。さらに、上半球3bには、上部中央から図
中x軸方向に細長の切欠き溝3baが形成されている。
【0009】また、前記検知部3の中心Oには、検知素
子5が検知面5aを底面側に向けた状態で円盤形状の基
板6の中央に取り付けられて配設される。そして、図2
に示すように、この基板6のy軸方向の左右両側におけ
る検知素子5の位置部分には、突出片6aが底面側に向
け突出形成されている。該突出片6aには、検知部3の
中心Oに対する点対称の位置に円形の小孔6aaが形成
されている。さらに、前記基板6の上側の中心には、円
柱形状の操作レバー6bが突出形成されている。また、
図3に示すように、前記基板6のx軸方向の左右両側に
は、検知部3の内壁に沿って基板6から窓部3aaの縁
に掛けてマスク片6cが一体形成されている。このマス
ク片6cは、図示の如く検知部3(上半球3b,下半球
3a,窓部3aa)が形成する球体の内部に、やや小形
の球体の一部を構成して、これらが検知部3の内壁面に
沿っている。
【0010】しかして、検知部3の下半球3aに形成さ
れた凸部3abには、前記基板6が、突出片6aに形成
された小孔6aaを介して回動自在に軸支されている。
また、上半球3bは、下半球3aにとりつけられる。そ
して、基板6の操作レバー6bは、切欠き溝3baを嵌
通して検知部3の上側に突出する。さらに、検知部3
は、窓部3aaを下方に向けて前記シャーシ2の貫通穴
2aに嵌合する。この結果、操作レバー6bは、切欠き
溝3baによってその移動が図1に示すx軸方向のみの
回動に規制され、操作レバー6bを切欠き溝3baに沿
って移動されることで、基板6に一体形成されたマスク
片6cによって窓部3aaが遮蔽され、不要な検知範囲
を遮蔽し、所望の検知範囲のみを得ることができる。
【0011】すなわち、図4に示すように、窓部3aa
は、操作レバー6bを図3に於けるL方向に操作したと
きに斜線部分が遮蔽され、R方向に操作したときには反
対方向が遮蔽される。そして、基板6を回動させて窓部
3aaを遮蔽して検知範囲を可変した場合においても、
検知素子5は常に中心Oに位置し、検知素子5とフレネ
ルレンズ4との間隔を常に一定間隔とすることができ検
知を安定化できる。
【0012】したがって、上述した実施例では、検知部
3の上半球3b上側に突出した操作レバー6bを切欠き
溝3baに沿って移動することにより検知範囲を可変さ
せることができる。また、窓部3aaを遮蔽する機構を
検知部3の内部に配設したことで、検知範囲の可変後に
検知装置外部から操作されるのを防止することができ
る。そして、切欠き溝3baの周辺に目盛りを設けるこ
とで所定の取り付け位置に対して個人差なく検知範囲の
可変を行うことができる。
【0013】ところで、上述した実施例では、窓部3a
aが円形に形成され、基板6を一定方向に軸支する構造
としたが、基板6を軸支せず検知部3内で回動自在に
し、用途に合わせて切欠き溝3baの形状、または窓部
3aaやマスク片6cの形状を変更することにより、検
知範囲の可変方法や形状を変えることができる。また、
検知部3の下半球3aは、シャーシ2と一体に形成した
構成であっても良い。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案による検知装
置は、基板には検知素子,マスク片が設けられ、この基
板が固定の本体に対し回動自在な構成としたので、検知
範囲を可変する構成を簡単にでき、検知装置の小型,軽
量化を図ることができるという効果がある。また、略球
体状の内壁を有するとともに赤外線エネルギーを集光す
る窓部を有した検知部を備え、この検知部の内部に円盤
状に形成された基板が回動自在に配され、さらに基板の
略中央部には集光された赤外線エネルギーを検知する検
知素子が配設されるとともに、基板の外縁には検知部の
内壁と沿うようにマスク片が形成されている構成によ
り、マスク片が検知部の略球体状の内壁に沿った状態で
基板が検知部の内部で自由に回動して傾くことに伴っ
て、マスク片が窓部の所望の部分を遮蔽するので、検知
範囲をあらゆる方向で適宜に可変させることができる。
そして、基板の回動を検知装置本体の取り付け面側にて
操作する操作レバーを設けたことにより、上記検知範囲
を容易に可変することができる。さらに、前記操作レバ
ーに嵌合して基板の回動を所定方向に案内する切欠き溝
を設ければ、基板の回動が所定方向のみの移動となるの
で、所定の検知範囲を容易に得ることができる。また、
上述した各構成は、検知部の内部に配設されているの
で、検知装置の外部から悪戯に検知範囲が操作されるこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検知装置本体の平面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図1におけるB−B線断面図。
【図4】マスク片による遮蔽範囲の一例を示す窓部の底
面図。
【図5】従来の検知装置の一例を示す構成説明図。
【符号の説明】
1…検知装置本体、2…シャーシ、3…検知部、3aa
…窓部、3ba…切欠き溝、4…フレネルレンズ、5…
検知部、6…基板、6b…操作レバー、6c…マスク片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 光良 東京都三鷹市下連雀6−11−23 セコム 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−223888(JP,A) 実開 平2−33331(JP,U) 実開 平2−88189(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01V 8/12 G01J 1/02 G08B 13/19

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知装置本体(1)の基部をなすシャー
    シ(2)と結合し、操作レバー(6b)を所定方向に案
    内する切欠き溝(3ba)と略球体状の内壁を有した
    検知部(3)と、 該検知部(3)の底面側に穿設され、赤外線エネルギー
    を集光する集光手段(4)が設けられた窓部(3aa)
    と、 前記検知部(3)の内部に回動自在に配された円盤状の
    基板(6)と、 該基板(6)の略中央部に検知面(5a)を前記窓部
    (3aa)に向けて配設され、前記集光手段(4)によ
    って集光された赤外線エネルギーを検知する検知素子
    (5)と、 前記検知部(3)の内壁と沿うように前記基板(6)の
    外縁に一体形成されたマスク片(6c)と、前記基板(6)の中央上面側に突出して設けられるとと
    もに、前記切欠き溝(3ba)を通し、前記基板(6)
    の回動を検知装置本体(1)の取り付け面側にて操作す
    る操作レバー(6b)と、 を具備し、 前記マスク片(6c)は、前記操作レバー(6b)の操
    作により前記基板(6)の回動とともに前記検知部
    (3)の球状内壁に沿って移動し、前記窓部(3aa)
    を適宜遮蔽することを特徴とする検知装置。
JP1991090901U 1991-10-11 1991-10-11 検知装置 Expired - Lifetime JP2589657Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0533086U JPH0533086U (ja) 1993-04-30
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JPH0533086U (ja) 1993-04-30

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