JPH0546884B2 - - Google Patents

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JPH0546884B2
JPH0546884B2 JP59249142A JP24914284A JPH0546884B2 JP H0546884 B2 JPH0546884 B2 JP H0546884B2 JP 59249142 A JP59249142 A JP 59249142A JP 24914284 A JP24914284 A JP 24914284A JP H0546884 B2 JPH0546884 B2 JP H0546884B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
fresnel lens
pyroelectric element
detection area
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59249142A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61126434A (ja
Inventor
Joji Tsutsui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP59249142A priority Critical patent/JPS61126434A/ja
Publication of JPS61126434A publication Critical patent/JPS61126434A/ja
Publication of JPH0546884B2 publication Critical patent/JPH0546884B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、検知エリアを可変にした熱線式検
知器に関するものである。
熱線式検知器は、例えば、不審者の侵入や火災
の発生を警報したり、来客を報知したりするため
に使用される。
〔背景技術〕
第8図に従来例を示す。第8図において、1は
ケーシング、2はケーシング1に内蔵された熱線
センサとしての焦電素子、3…はケーシング1の
開口部に取付けた複数の集光器としてのフレネル
レンズ、a1〜a5は各フレネルレンズ3による検知
エリアである。
この従来例において、検知エリアa1〜a5を調整
する場合には、ボデイであるケーシング1の全体
の向き、位置(水平、垂直)を変えるものであつ
た。
しかし、焦電素子2もフレネルレンズ3…もケ
ーシング1に対して固定的に取付けられているた
め、全検知エリアa1〜a5の相対的な位置関係は、
調整のいかんにかかわらず、常に一律に決まつた
ものとなつていた。
このため、複数の検知エリアa1〜a5相互間の相
対的な変更ができない応用性のないものになつて
いるという問題があつた。
フレネルレンズ3が1つのものにあつても、フ
レネルレンズ3と焦電素子2との位置関係が不変
であるため、ケーシング1を動かすことなく、検
知エリアを変更することができなかつた。
すなわち、検知エリアの変更に際しては、必ず
ケーシング1全体を動かす必要があり、ケーシン
グ1を柱や壁などの固定部に取付けるに際して、
多種類のスペーサなどを必要とするという問題が
あつた。
また、ケーシング1を首振り構造にした場合に
は、全体構造が複雑化するとともに、ケーシング
1の向き、姿勢を一旦設定した後、ケーシング1
に不測に手や体が触れるとケーシング1が動いて
しまいやすく、再度の調整をし直さなければなら
ないという問題もあつた。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、前記従来例の問題点の解消
を図り、検知エリアの変更を容易に行える熱線式
検知器を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の熱線式検知器は、ケーシングの内部
に取付けた熱線センサと、この熱線センサの検知
面の前方で前記ケーシングの開口部に前記熱線セ
ンサの検知面に対して略平行方向に摺動自在に取
付けたフレネルレンズからなる集光器とを備えた
ものである。
この発明の前記構成によれば、つぎの作用があ
る。
(a) 集光器の摺動により、集光器と熱線センサと
の相対的な位置関係を変更できるため、ケーシ
ング自体を動かさなくても検知エリアの変更を
することができる。
(b) 検知エリアの変更に必要な操作は、集光器を
摺動するだけであり、従来のように多種類のス
ペーサとか首振り構造を必要としないから、検
知エリアの変更を迅速・容易に行うことができ
る。
なお、この発明は、ケーシング全体の向き、方
向を変更する調整を解除するものではない。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図ないし第4図
に基づいて説明する。第1図は熱線式検知器の縦
断側面図、第2図はその横断平面図、第3図はフ
レネルレンズを含む摺動体の斜視図、第4図は検
知エリア変更の説明図である。
これらの図において、4はケーシング、5は熱
線センサの一例である焦電素子、6は集光器であ
るフレネルレンズである。
フレネルレンズ6は、矩形枠7に保持され、こ
の矩形枠7の幅方向両側にはガイドピン8,8が
突出され、一方のガイドピン8に摺動操作用の摘
み9が連設されている。矩形枠7の長手方向の両
端には盲板10,10が一体的に連設されてい
て、その全体で摺動体11を構成している。摘み
9を操作することにより、第1図の矢印で示すよ
うに、摺動体11のフレネルレンズ6は焦電素子
5の検知面に対して平行方向に摺動する。盲板1
0,10は、熱線を遮断するもので、例えば、テ
トロンフイルムなど可撓性膜材から構成されてい
る。
ケーシング4は、背板12と左右の側板13,
13と天板14と底板15とからなり、天板14
および底板15は、摺動体11における盲板1
0,10を挿入して、それを保持するとともに、
そのガイドを司るガイド溝16,17を形成して
いる。
摺動体11は、焦電素子5の前方においてケー
シング4の開口部には摺動自在に取付けられてい
る。
側板13,13にはリブ18…が一体的に形成
され、このリブ18…に基板19がビス止めされ
ている。そして、この基板19に前記焦電素子5
が取付けられている。
焦電素子5の背後において背板12に穴が形成
され、この穴に嵌着したゴム製のリード線保護材
20に、焦電素子5から延出したリード線21が
挿通されている。
ケーシング4の側板13,13の前面には、段
部22,22が形成され、この段部22,22に
摺動体11の背面が摺接している。また、図示し
ないが、側板13,13の前面部分23,23の
一方にはフレネルレンズ6の摺動移動量を知るた
めの目盛が付けられている。
つぎに動作を説明する。
第4図は、フレネルレンズ6をケーシング4の
開口部に沿つて摺動した場合の検知エリアの変化
を示す。実線は、フレネルレンズ6の中心Pが焦
電素子5の光軸上にある場合を、鎖線は、フレネ
ルレンズ6の中心Pが光軸からずれた状態の場合
をそれぞれ示す。
焦電素子5は、光学理論上では、100〜130度の
角度θの範囲をカバーできるが、盲板10,10
を設けて幅のより小さなフレネルレンズ6とした
場合には、それよりも小さい集光角度となる。
実線の場合には、検知エリアA1の光軸C1とサ
イドD1との幅は大きく、フレネルレンズ6と光
軸とのなす角度α1は90度である。鎖線の場合に
は、検知エリアA2の光軸C2とサイドD2との幅は
小さく、フレネルレンズ6と光軸とのなす角度α2
は90度よりも小さい。
フレネルレンズ6と光軸とのなす角度は、90度
に近い方が焦電素子5の感度上好ましい。しか
し、この実施例でのフレネルレンズ6の移動量の
程度では、フレネルレンズ6と光軸とのなす角度
は、焦電素子5の感度に影響を与えない範囲のも
のであるので、問題はない。
なお、焦電素子5は、熱線を1点に集中するも
のではなく、その表面積のために、ある程度の広
がりをもつため、検知エリアの光軸とサイドとの
幅を広がつたものとなる。
検知エリアの変更のための操作は、摘み9をも
つて、目盛をみながら摺動体11をケーシング4
の開口部において上下方向に沿つて摺動して、焦
電素子5の光軸に対するフレネルレンズ6の位置
を変更することにより、検知方向を変更して検知
エリアを変更し、この変更された検知エリアを熱
線式検知器から離れた位置にいる作業者が確認す
る。
第2の実施例を第5図に基づいて説明する。図
Aは縦断側面図、同Bは押え板を取り除いた正面
図である。
摺動体11の両脇においてケーシング4の左右
側板13,13の前面に、半円弧状の波形の列を
した板ばね24,24を固定し、この板ばね2
4,24に摺動体11の矩形枠7のガイドピン
8,8をクリツク的に摺動自在に関係づけ、ガイ
ドピン8,8を押え板25,25で押えた状態
で、この押え板25,25をケーシング4に着脱
自在に取付けたものである。
この実施例の場合、板ばね24,24に対する
ガイドピン8,8のクリツク感触によつて、その
操作感覚を良好にできるとともに、摺動体11す
なわちフレネルレンズ6の位置決めを確実なもの
にすることができる。
第3の実施例を第6図に基づいて説明する。第
6図は概略断面図である。
この実施例は、摺動体11の全体を、焦電素子
5の表面の中心点を中心とする一定半径の円弧状
に構成したものであり、フレネルレンズ6は焦電
素子5の検知面に対して略平行方向に摺動し、そ
の摺動量のいかんにかかわらず、検知エリアの光
軸とフレネルレンズ6のなす角度を常に90度に維
持することができる。つまり、焦電素子5の感度
を常に最高の状態に保つことができる。
第4の実施例を第7図に基づいて説明する。第
7図は熱線式検知器全体の斜視図である。
この実施例は、フレネルレンズ6を有する摺動
体11を複数並設し、これら複数の摺動体11…
を互いに平行に、かつ互いに独立して摺動できる
ように構成したものである。各フレネルレンズ6
…に対してケーシング4の前面に目盛26…が付
けられている。
この場合において、複数の摺動体11…に対し
て焦電素子5を単一共用化してもよいし、あるい
は、各摺動体11ごとに焦電素子5を個別に設け
てもよい。
その他の構成は第1の実施例と同様であるので
同一部分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略
する。
この発明は、上記実施例のほか、つぎのものも
実施例として含む。
熱線センサとして焦電素子以外のものを用い
たもの。
上記実施例における摺動体11をフレネルレ
ンズ6と盲板10,10との組み合わせとする
ことに代えて、摺動体11の全体をフレネルレ
ンズから構成したもの。
〔発明の効果〕
この発明によれば、つぎの効果がある。
(a) 集光器(フレネルレンズ)の摺動により、集
光器(フレネルレンズ)と熱線センサ(例え
ば、焦電素子)との相対的な位置関係を変更で
きるため、ケーシング自体を動かさなくても検
知エリアの変更をすることができる。
(b) 検知エリアの変更に必要な操作は、集光器
(フレネルレンズ)を摺動するだけであり、従
来のように多種類のスペーサとか首振り構造を
必要としないから、検知エリアの変更を迅速・
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の熱線式検知
器の縦断側面図、第2図はその横断平面図、第3
図はフレネルレンズを含む摺動体の斜視図、第4
図は検知エリア変更の説明図、第5図は第2の実
施例に係り、図Aは縦断側面図、図Bは押え板を
取り除いた正面図、第6図は第3の実施例の概略
断面図、第7図は第4の実施例の熱線式検知器全
体の斜視図、第8図は従来例の斜視図である。 4……ケーシング、5……焦電素子(熱線セン
サ)、6……フレネルレンズ(集光器)、10……
盲板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシングの内部に取付けた熱線センサと、
    この熱線センサの検知面の前方で前記ケーシング
    の開口部に前記熱線センサの検知面に対して略平
    行方向に摺動自在に取付けたフレネルレンズから
    なる集光器とを備えた熱線式検知器。 2 前記集光器が、その摺動方向両端部に前記ケ
    ーシングの開口部を覆う盲板を一体的に取付けた
    ものである特許請求の範囲第1項記載の熱線式検
    知器。 3 前記熱線センサが焦電素子である特許請求の
    範囲第1項記載の熱線式検知器。 4 前記ケーシングが、摺動方向を互いに平行と
    する複数の摺動自在な集光器を取付けている特許
    請求の範囲第1項記載の熱線式検知器。
JP59249142A 1984-11-26 1984-11-26 熱線式検知器 Granted JPS61126434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59249142A JPS61126434A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 熱線式検知器

Applications Claiming Priority (1)

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JP59249142A JPS61126434A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 熱線式検知器

Publications (2)

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JPS61126434A JPS61126434A (ja) 1986-06-13
JPH0546884B2 true JPH0546884B2 (ja) 1993-07-15

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ID=17188545

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JP59249142A Granted JPS61126434A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 熱線式検知器

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416237Y2 (ja) * 1986-08-08 1992-04-10
JP2564546B2 (ja) * 1987-05-09 1996-12-18 ホーチキ 株式会社 熱線式検出器
JP5137505B2 (ja) * 2007-09-04 2013-02-06 中国電力株式会社 人検知装置、方法及びプログラム
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719626A (en) * 1980-07-10 1982-02-01 Nippon Doraikemikaru Kk Body sensor with variable angle of field

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JPS61126434A (ja) 1986-06-13

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