JPH0713241Y2 - 熱線感知器 - Google Patents

熱線感知器

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JPH0713241Y2
JPH0713241Y2 JP1985113957U JP11395785U JPH0713241Y2 JP H0713241 Y2 JPH0713241 Y2 JP H0713241Y2 JP 1985113957 U JP1985113957 U JP 1985113957U JP 11395785 U JP11395785 U JP 11395785U JP H0713241 Y2 JPH0713241 Y2 JP H0713241Y2
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JP
Japan
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pyroelectric elements
casing
detection area
incident
sensor body
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JP1985113957U
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JPS6221564U (ja
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雅吾 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、熱線を発生する熱源が検知領域を通過すると
それを検知して電気信号を発生する熱線感知器に関する
ものである。
〔背景技術〕 一般にこの種の熱線感知器においては、第2図に示すよ
うに、感知器本体10の入射面に熱線を集光するために集
光レンズや凹面鏡のような集光手段3′を設けている。
しかしながら、感知器本体10の入射面はある程度の広が
りを有しているから、感知器本体10の光軸からかなり離
れた位置からの外光でも感知器本体10に入射し、検知領
域を狭い範囲に絞ることができないという問題がある。
この問題を解消するために、所望領域外からの外光を遮
断するように、適宜遮蔽手段を設けることが考えられ
る。たとえば、集光手段3′を、第3図に示すように、
感知器本体10の周囲に配設された凹面鏡である反射鏡12
と、この反射鏡12で反射された熱線を再反射させる平面
鏡13とで構成し、反射鏡13への熱線の入射面に検知領域
外からの外光を遮断する遮蔽手段として入射光制御用の
ルーバ体14を設けることが考えられる。しかしながら、
この構成においては入射光制御用のルーバ体14が感知器
本体10の前面から離れて配置されているものであるか
ら、遮蔽手段としての機能が十分ではなく、一応は集光
手段3′のみを設けたものに比較して検知領域を狭める
ことができるものの、第3図に一点鎖線で示すように、
所望領域外からの熱線も感知器本体10に到達し、検知領
域を十分には絞れないものである。
このように検知領域を十分に絞れない場合、感知器本体
10内に内蔵され熱線を検出する焦電素子の出力は入射光
量の変化量に対応するものであるから、所望領域外から
の外光が常時到達していると、検知領域内に熱源が侵入
しても入射光量の変化が少なく、焦電素子から大きな出
力が取り出せないという問題が生じるのである。
この問題を解決する方法としては、感知器本体10の前方
に側方から入射する光を遮断するための2枚の遮光板を
配設し、両遮光板の開き角度を調節することによって、
検知領域を限定することが考えられる。
しかしながら、この構成では、複数枚の遮光板が必要で
あって、部品点数が増加し、全体が嵩高になるという問
題が生じる。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、検知領域を狭い範囲に絞っ
て、所望検知領域からの外光と、検知領域内からの熱線
とに対する出力比が大きくとれるようにし、しかも、部
品点数が少なく全体に小型化できるようにした熱線感知
器を提供することにある。
〔考案の開示〕
本考案に係る熱線感知器は、ケーシング内で感知面が略
同一平面上に配置され出力が互いに打ち消し合うように
接続された一対の焦電素子と、ケーシングの前方に配設
され両焦電素子の感知面を含む平面内で両焦電素子の中
央部に焦点を有する集光レンズと、ケーシングと集光レ
ンズとの間に両焦電素子の感知面に略直交する形で両焦
電素子の間を仕切るように配置された平板状の遮蔽板と
から成るものである。
(実施例) 第1図に示すように、感知器本体10は、金属のケーシン
グ7内に、2個の焦電素子1a,1bを収納して形成されて
いる。ケーシング7の前面には熱線選択透過フィルタ9
を挿着した開口部8が形成されている。熱線選択透過フ
ィルタ9は、可視光線を減衰させることにより、焦電素
子1a,1bの出力への可視光線の影響を低減するために設
けられている。
焦電素子1a,1bは、出力が互いに打ち消し合うように接
続されており、風の影響などによって両焦電素子1a,1b
への熱線の入射量が同時に変化したときには、両焦電素
子1a,1bの出力が打ち消し合って出力がほとんど得られ
ないようにしているのである。このような形式の感知器
本体10は従来より周知のものである。両焦電素子1a,1b
は感知面2a,2bが略同一平面上に位置するように配設さ
れる。
感知器本体10の前方には、集光レンズ3が配設され、こ
の集光レンズ3は、光軸が焦電素子1a,1bの感知面2a,2b
に略直交し、焦点が両焦電素子1a,1bの感知面2a,2bを含
む平面上で両焦電素子1a,1bの中央付近に位置するよう
に配置される。
感知器本体10と集光レンズ3との間には、平板状の遮光
板11が、焦電素子1a,1bの感知面2a,2bに略直交し、か
つ、両焦電素子1a,1bの間を仕切るように配設されてい
る。
上記構成によれば、焦電素子1a,1bが並ぶ方向におい
て、光軸から比較的離れた部分からの入射光は、第1図
中に一点鎖線で示すように、半分程度が遮蔽板11によっ
て遮蔽されることになり、遮蔽板11のない場合に比較し
て焦電素子1a,1bへの熱線の入射量が少なくなって、出
力が小さくなるのである。また、検知領域からの入射光
量のうち風などの影響により両焦電素子1a,1bに同時に
入射する熱線の入射量は略等しいから、これは上述のよ
うに互いに打ち消し合うことになって、出力にはほとん
ど影響を与えないのである。したがって、検知領域内に
熱源が侵入して両焦電素子1a,1bへの熱線の入射量が変
化したときにのみ両焦電素子1a,1bの出力の差が大きく
なって、感知器本体10から大きな出力が得られるのであ
る。
すなわち、2個の焦電素子1a、1bをケーシング7内に納
装した既製の感知器本体10を用いるとともに、上述した
位置に1枚の遮蔽板11を配置することによって、最小の
部品点数で小型でありながら、検知領域内と検知領域外
との出力の差が大きくとれるのである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、ケーシング内で感知面が略同一
平面上に配置され出力が互いに打ち消し合うように接続
された一対の焦電素子と、ケーシングの前方に配設され
両焦電素子の感知面を含む平面内で両焦電素子の中央部
に焦点を有する集光レンズと、ケーシングと集光レンズ
との間に両焦電素子の感知面に略直交する形で両焦電素
子の間を仕切るように配置された平板状の遮蔽板とから
成るものであり、出力が互いに打ち消し合うように接続
された2個の焦電素子を用いるとともに、1枚の遮蔽板
を上記位置に配置しているので、両焦電の配列方向にお
いて集光レンズの光軸から比較的離れた部分から入射す
る熱線は遮蔽板によって遮られ、両焦電素子への入射光
量をともに少なくすることができ、結果的に集光レンズ
の光軸付近の比較的狭い領域に検知領域を限定すること
ができる。ここで、両焦電素子は出力が互いに打ち消し
合うように接続されているので、検知領域に熱源が侵入
して両焦電素子への熱線の入射量が変化したときにのみ
両焦電素子の出力の差が大きくなって検知領域内への熱
源の侵入を確実に検出することができるという利点を有
するのである。また、1枚の遮蔽板を用いるだけで検知
領域を狭い範囲に絞ることができるので、部品点数が少
なくなり、かつ、小型化につながるという利点を有する
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略構成図、第2図は従
来の問題点を示す動作説明図、第3図は従来例を示す要
部断面図である。 1a,1bは焦電素子、2a,2bは感知面、3は集光レンズ、7
はケーシング、8は開口部、9は熱線選択透過フィル
タ、10は感知器本体、11は遮蔽板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内で感知面が略同一平面上に配
    置され出力が互いに打ち消し合うように接続された一対
    の焦電素子と、ケーシングの前方に配設され両焦電素子
    の感知面を含む平面内で両焦電素子の中央部に焦点を有
    する集光レンズと、ケーシングと集光レンズとの間に両
    焦電素子の感知面に略直交する形で両焦電素子の間を仕
    切るように配置された平板状の遮蔽板とから成る熱線感
    知器。
JP1985113957U 1985-07-25 1985-07-25 熱線感知器 Expired - Lifetime JPH0713241Y2 (ja)

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JP1985113957U JPH0713241Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25 熱線感知器

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JP1985113957U JPH0713241Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25 熱線感知器

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Publication Number Publication Date
JPS6221564U JPS6221564U (ja) 1987-02-09
JPH0713241Y2 true JPH0713241Y2 (ja) 1995-03-29

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JP1985113957U Expired - Lifetime JPH0713241Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25 熱線感知器

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JPS58145527U (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 日本セラミツク株式会社 焦電センサ

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JPS6221564U (ja) 1987-02-09

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