JPH08145789A - 焦電型赤外線検出器 - Google Patents
焦電型赤外線検出器Info
- Publication number
- JPH08145789A JPH08145789A JP31252194A JP31252194A JPH08145789A JP H08145789 A JPH08145789 A JP H08145789A JP 31252194 A JP31252194 A JP 31252194A JP 31252194 A JP31252194 A JP 31252194A JP H08145789 A JPH08145789 A JP H08145789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared detector
- pyroelectric infrared
- infrared ray
- infrared
- detector
- Prior art date
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- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】広検知視野角をもつ侵入警報器を容易に作成す
ることができる焦電型赤外線検出器を提供する。 【構成】気密封止用パッケージの平行でない複数平面に
赤外線入射窓を設け、更にその内部に赤外線反射ミラー
を具備するか、又は、平行でない複数平面に赤外線感知
素子を配置した焦電型赤外線検知器。
ることができる焦電型赤外線検出器を提供する。 【構成】気密封止用パッケージの平行でない複数平面に
赤外線入射窓を設け、更にその内部に赤外線反射ミラー
を具備するか、又は、平行でない複数平面に赤外線感知
素子を配置した焦電型赤外線検知器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、侵入警報器、火災検知
器、放射温度計等に用いられる焦電型赤外線検出器に関
する。
器、放射温度計等に用いられる焦電型赤外線検出器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、焦電型赤外線検出器を用い、広検
知視野角をもつ侵入警報器、人体検知器を作成する場
合、2つ以上の焦電型赤外線検出器を用いるか、又は、
ミラーやフレネルレンズを複数個用い、組み合わせた複
雑な光学系を用いる必要があった。 例えば、一般的な
TO−5型パッケージを用いた焦電型赤外線検出器を使
用して180゜の検知視野角をもつ侵入警報器を作成す
る場合、図3に示すように2個用いる方法が一般的であ
る。それに対し、図4に示すように焦電型赤外線検出器
の正面にミラーを配置することで1個の焦電型赤外線検
出器で広視野角とする方法がある。又、特殊な例とし
て、図5に示すような両側に受光窓を設けた焦電型赤外
線検出器とミラーを用い広検知視野を得る場合もある。
知視野角をもつ侵入警報器、人体検知器を作成する場
合、2つ以上の焦電型赤外線検出器を用いるか、又は、
ミラーやフレネルレンズを複数個用い、組み合わせた複
雑な光学系を用いる必要があった。 例えば、一般的な
TO−5型パッケージを用いた焦電型赤外線検出器を使
用して180゜の検知視野角をもつ侵入警報器を作成す
る場合、図3に示すように2個用いる方法が一般的であ
る。それに対し、図4に示すように焦電型赤外線検出器
の正面にミラーを配置することで1個の焦電型赤外線検
出器で広視野角とする方法がある。又、特殊な例とし
て、図5に示すような両側に受光窓を設けた焦電型赤外
線検出器とミラーを用い広検知視野を得る場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、焦電型赤外
線検出器を用い、広検知視野角をもつ侵入警報器を作成
する場合、図3の一例のように、焦電型赤外線検出器を
複数個使用する時に回路系(増幅アンプ、コンパレータ
ー等)も複数個必要となる為高価となるという欠点。
又、図4及び図5の例に示したようなミラーの配置の微
妙さ、光学系設計の複雑さを解消し、広検知視野角をも
つ侵入検知器の容易な作成を可能とする。
線検出器を用い、広検知視野角をもつ侵入警報器を作成
する場合、図3の一例のように、焦電型赤外線検出器を
複数個使用する時に回路系(増幅アンプ、コンパレータ
ー等)も複数個必要となる為高価となるという欠点。
又、図4及び図5の例に示したようなミラーの配置の微
妙さ、光学系設計の複雑さを解消し、広検知視野角をも
つ侵入検知器の容易な作成を可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、焦電型赤外線
検出器において気密封止用パッケージの平行でない複数
平面に赤外線入射窓を具備することを特徴とする。更
に、この焦電型赤外線検出器において気密封止したパッ
ケージ内に赤外線反射ミラーを具備する。又、前記の平
行でない複数平面に赤外線入射窓を具備した焦電型赤外
線検出器において平行でない複数平面に赤外線感知素子
を具備する。
検出器において気密封止用パッケージの平行でない複数
平面に赤外線入射窓を具備することを特徴とする。更
に、この焦電型赤外線検出器において気密封止したパッ
ケージ内に赤外線反射ミラーを具備する。又、前記の平
行でない複数平面に赤外線入射窓を具備した焦電型赤外
線検出器において平行でない複数平面に赤外線感知素子
を具備する。
【0005】
【作用】図1及び図2に示すように焦電型赤外線検出器
の気密封止用パッケージの平行でない複数面に赤外線入
射窓を設け、垂直方向の検知と水平方向の検知を容易に
行なえ広検知視野角をもつ侵入警報器の作成を容易とし
た。
の気密封止用パッケージの平行でない複数面に赤外線入
射窓を設け、垂直方向の検知と水平方向の検知を容易に
行なえ広検知視野角をもつ侵入警報器の作成を容易とし
た。
【0006】
【実施例1】以下、実施例とともに本発明を詳細に説明
する。図1は、本発明の実施例の側断面図を示す。焦電
型赤外線検出器の気密封止用パッケージ1に赤外線入射
窓2、3が設けられている。赤外線感知素子4はその両
面からの赤外線を感知できるよう、垂直に配置されミラ
ー5は垂直方向の赤外線を反射し赤外線感知素子4に入
射できるように配置されている。これにより図6に示す
ような検知エリアをもつ焦電型赤外線検出器となり、さ
らにレンズ等の光学系を使用することで広視野角をもっ
たより広い検知エリアをもつ侵入警報器を作成できる。
する。図1は、本発明の実施例の側断面図を示す。焦電
型赤外線検出器の気密封止用パッケージ1に赤外線入射
窓2、3が設けられている。赤外線感知素子4はその両
面からの赤外線を感知できるよう、垂直に配置されミラ
ー5は垂直方向の赤外線を反射し赤外線感知素子4に入
射できるように配置されている。これにより図6に示す
ような検知エリアをもつ焦電型赤外線検出器となり、さ
らにレンズ等の光学系を使用することで広視野角をもっ
たより広い検知エリアをもつ侵入警報器を作成できる。
【0007】
【実施例2】図2は本発明の別な実施例を示す。焦電型
赤外線検出器の気密封止用パッケージ1に赤外線入射窓
2が設けられている点は実施例1と同様である。赤外線
検知素子4は赤外線入射窓2に対応し、配置される。こ
れより垂直方向の赤外線も赤外線検知素子への入射が可
能となり、図7のような検知エリアとなる。
赤外線検出器の気密封止用パッケージ1に赤外線入射窓
2が設けられている点は実施例1と同様である。赤外線
検知素子4は赤外線入射窓2に対応し、配置される。こ
れより垂直方向の赤外線も赤外線検知素子への入射が可
能となり、図7のような検知エリアとなる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では焦電型赤
外線検出器の気密封止用パッケージの平行でない複数面
に赤外線入射窓を設けることで広視野角の検知エリアを
もたせることを可能とし、広検知視野角をもつ侵入警報
器の作成が容易となった。
外線検出器の気密封止用パッケージの平行でない複数面
に赤外線入射窓を設けることで広視野角の検知エリアを
もたせることを可能とし、広検知視野角をもつ侵入警報
器の作成が容易となった。
【0009】
【図1】本発明による焦電型赤外線検出器の実施例の側
断面図。
断面図。
【図2】本発明による焦電型赤外線検出器の他の実施例
の側断面図。
の側断面図。
【図3】従来の焦電型赤外線検出器により広検知視野角
を得る手法の例。
を得る手法の例。
【図4】従来の焦電型赤外線検出器により広検知視野角
の他の例の図。
の他の例の図。
【図5】従来の焦電型赤外線検出器により広検知視野角
の他の例の図。
の他の例の図。
【図6】本発明を実施した焦電型赤外線検出器により得
られる検知エリアの例の側面図。
られる検知エリアの例の側面図。
【図7】本発明を実施した焦電型赤外線検出器により得
られる検知エリアの他の例の図
られる検知エリアの他の例の図
【0010】
1.気密封止用パッケージ 2.赤外線入射窓 3.焦電型赤外線検出器 4.赤外線感知素子 5.赤外線反射ミラー
Claims (3)
- 【請求項1】気密封止用パッケージの平行でない複数平
面に赤外線入射窓を具備することを特徴とした焦電型赤
外線検出器。 - 【請求項2】請求項1の焦電型赤外線検出器において、
気密封止用パッケージ内に赤外線反射ミラーを具備した
ことを特徴とした焦電型赤外線検出器。 - 【請求項3】請求項1の焦電型赤外線検出器において平
行でない複数平面に赤外線感知素子を具備することを特
徴とした焦電型赤外線検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31252194A JPH08145789A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 焦電型赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31252194A JPH08145789A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 焦電型赤外線検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145789A true JPH08145789A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=18030232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31252194A Pending JPH08145789A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 焦電型赤外線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08145789A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1091913C (zh) * | 1996-11-05 | 2002-10-02 | 三星电子株式会社 | 红外物体探测器 |
KR100685691B1 (ko) * | 1999-01-26 | 2007-02-23 | 오프텍스 가부시키가이샤 | 수동형 적외선 감지기 |
JP2013231667A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Panasonic Corp | 焦電素子モジュール及び照明制御システム |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP31252194A patent/JPH08145789A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1091913C (zh) * | 1996-11-05 | 2002-10-02 | 三星电子株式会社 | 红外物体探测器 |
KR100685691B1 (ko) * | 1999-01-26 | 2007-02-23 | 오프텍스 가부시키가이샤 | 수동형 적외선 감지기 |
JP2013231667A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Panasonic Corp | 焦電素子モジュール及び照明制御システム |
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