JP2766024B2 - 光学機器のレンズの光軸調整装置および人体検知器 - Google Patents

光学機器のレンズの光軸調整装置および人体検知器

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JP2766024B2 JP2017138A JP1713890A JP2766024B2 JP 2766024 B2 JP2766024 B2 JP 2766024B2 JP 2017138 A JP2017138 A JP 2017138A JP 1713890 A JP1713890 A JP 1713890A JP 2766024 B2 JP2766024 B2 JP 2766024B2
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志朗 森
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、レンズなどを保持した回転ユニットを備
え、基台に対する光軸の角度が可変となるように回転ユ
ニットを基台に対して回動自在に取着した光学機器の光
軸調節装置および人体検知器に関するものである。
【従来の技術】
従来より基台に対するレンズの光軸の角度が調節でき
る光学機器として、第11図に示すような人体検知器が提
供されている。この人体検知器は、人体検知センサを内
蔵した回転ユニット2が、本体ケース1に対して左右に
回動するものである(たとえば、特願昭63-15484号参
照)。人体検知センサには、焦電素子のように人体より
放射される熱線量の変化に基づいて人の存否を検出する
ものが用いられている。 この種の人体検知器Aでは、第12図に示すように、検
知領域Dの中心線がほぼ前方に向いて設定されており、
壁面等に人体検知器Aを取着している場合には、検知領
域Dの中心線はほぼ水平面内でのみ調節可能となるので
ある。また、検知領域Dが前方に向いて設定されるか
ら、第13図のように、本体ケース1の周囲を覆う基台4
には前方に開口した開口窓45が形成されている。
【発明が解決しようとする課題】
上記構成では、回転ユニット2の回動時に回転ユニッ
ト2を位置決めする手段が設けられておらず、回転ユニ
ット2を回転させた後には、元の検知領域Dを再現する
ことができないという問題がある。また、回転ユニット
に誤って接触したり外部から振動が加わったときに、回
転ユニットが容易に回転するから、検知領域Dが変化し
てしまうという問題がある。 さらに、上記構成の人体検知器Aでは、第12図のよう
に、屋外壁面に人体検知器Aを装着して壁面付近の人の
存否や人の通過を検出する場合に、自動車のエンジンか
ら発生する熱のように、必要以上に遠方の熱源からの熱
線による誤検知が生じることがあった。また、上述した
ように、基台4には前方に開口した開口窓45が形成され
ているから、屋外に設置すると基台4の中に雨が入りや
すいという問題があった。 本体は上記問題点の解決を目的とするものであり、回
転ユニットが節動するようにして検知領域が容易に再現
できるようにし、しかも、回転ユニットに誤って接触し
たときや外部から振動が加わったときにも回転ユニット
が容易に位置ずれしないようにした光学機器のレンズの
光軸調節装置を提供するとともに、検知距離が容易に限
定できるようにして必要以上に遠方からの熱線による誤
検知を防止し、かつ、屋外設置用として防雨機能を備え
た人体検知器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の光軸調整装置
では、レンズを保持するとともに基台の前面に対するレ
ンズの光軸の角度が可変となるように基台に回動自在に
取着された回転ユニットを備えた光学機器のレンズの光
軸調節装置において、基台に対する定位置で保持され回
転ユニットの一所に弾性的に当接する押圧子を備え、回
転ユニットと押圧子における回転ユニットへの当接面と
のいずれか一方には位置決め凹所が形成され、他方には
位置決め凹所に係合して基台の前面に対するレンズの光
軸の方向を所定方向に位置決めする球面状の位置決め突
起が形成されているのである。 請求項2の光軸調整装置では、レンズを保持するとと
もに基台の前面に対するレンズの光軸の角度が可変とな
るように基台に回動自在に取着された回転ユニットを備
えた光学機器のレンズの光軸調節装置において、回転ユ
ニットは、レンズとして機能する部位とは異なる部位で
基台の前面に露出する部位の要所にマークを備えている
のである。 請求項3の人体検知器は、壁面等の取付面に取着され
前面に突台が突設されたプレート状の基台と、人体より
放射される熱線の量の変化に基づいて人の存否を検出す
る人体検知センサを内蔵した回転ユニットとを備え、突
台の下部には基台の前面から離れるにしたがって上方に
傾斜する開口面を有した開口窓が形成され、開口窓の周
縁の下方への延長面の内側において一部を開口窓から露
出させる形で基台の前面に対する人体検知センサの中心
軸の角度が可変となるように回転ユニットが基台に保持
され、回転ユニットにおける開口窓からの露出範囲内で
人体検知センサの検知領域の中心線が斜め下向きに設定
されているのである。 請求項4の人体検知器では、回転ユニットは、人体よ
り放射される熱線を人体検知器に収束させるレンズを備
え、基台は、定位置で回転ユニットの一所に弾性的に当
接する押圧子を備え、回転ユニットと押圧子における回
転ユニットへの当接面とのいずれか一方には位置決め凹
所が形成され、他方には位置決め凹所に係合して基台の
前面に対するレンズの光軸の方向を所定方向に位置決め
する球面状の位置決め突起が形成されているのである。 請求項5の人体検知器では、回転ユニットは、人体よ
り放射される熱線を人体検知器に収束させるレンズを備
えるとともに、レンズとして機能する部位とは異なる部
位で基台の前面に露出している部位の要所にマークを備
えているのである。
【作用】
請求項1の構成によれば、基台に保持され回転ユニッ
トの一所に弾性的に当接する押圧子を設け、回転ユニッ
トと押圧子における回転ユニットへの当接面とのいずれ
か一方に位置決め凹所を形成し、他方に位置決め凹所に
係合して基台の前面に対するレンズの光軸の方向を所定
方向に位置決めする球面状の位置決め突起を形成してい
るので、位置決め凹所と位置決め突起との係合によっ
て、回転ユニットの回動に節動を付与することができ、
レンズの光軸方向を再現性よく位置決めすることができ
るのである。また、位置決め凹所と位置決め突起とが係
合するから、回転ユニットに誤って接触したり外部から
の振動があっても回転ユニットが容易に回転せず、位置
ずれを防止することができるのである。 請求項2の構成によれば、回転ユニットに、レンズと
して機能する部位とは異なる部位で基台の前面に露出す
る部位の要所にマークを設けているので、回転ユニット
を回動させてレンズの光軸の向きを調節するときに、マ
ークによってレンズの光軸の向きを知ることができ、レ
ンズの表面が球面状であっても調節が容易にできるので
ある。 請求項3の構成によれば、基台の前面に突設された突
台の下部に傾斜した開口面を有する開口窓を形成し、こ
の開口窓から回転ユニットの一部を露出させ、検知領域
の中心線を斜め下向きに設定しているから、地面によっ
て検知距離を容易に限定することができ、必要以上に遠
方からの熱線を人体検知センサで検知しないようにする
ことができる。また、回転ユニットは基台に対してレン
ズの光軸の向きが調節自在となるように取着されている
から、回転ユニットの基台に対する角度を調節すること
によって検知距離を容易に調節することができるのであ
る。さらに、突台の下部に形成された開口窓の周縁の下
方への延長面の内側において、回転ユニットの一部が開
口窓から露出するようにしているから、突台がひさしと
して機能することによって、雨が回転ユニットに直接か
かるのを防止することができ、屋外設置用として好まし
いものとなるのである。 請求項4の構成によれば、請求項3の構成に加えて、
回転ユニットに押圧子を弾接させ、回転ユニットと押圧
子との一方に設けた位置決め凹所を他方に設けた位置決
め突起に係合させるので、回転ユニットの回動に節動を
与えて再現性よく位置決めすることができるのである。
また、外部から衝撃や振動が加えられても回転ユニット
の位置ずれが防止できるのである。 請求項5の構成によれば、請求項3の構成に加えて、
回転ユニットにおいて基台の前面に露出する部位の要所
にマークを設けているので、回転ユニットを回動させる
ときに、マークによって光軸の傾きを知ることができる
のである。
【実施例1】 第1図および第2図に示すように、本体ケース1を、
ボディ11とカバー12とを結合して形成している。本体ケ
ース1内には第1の回路基板13が納装される。カバー12
の前面には上部ほどカバー12からの突出量が大きくなる
突台14aが形成され、突台14aの先端面は開口している。
突台14aの内側には開口面に対向する形で略半球状に形
成された背板15が配設される。背板15の中央部には押圧
子16が挿通され、押圧子16はコイルばねよりなる押えば
ね17により前方に付勢される。本体ケース1を形成する
カバー12の周面にはフランジ19が突設されており、フラ
ンジ19は後述する取付枠30に対して取付ねじ31によって
取り付けられる。 上記突台14a内には略球状に形成された回転ユニット
2が回動自在に保持される。回転ユニット2は、半球状
に形成されたボディ21の前面に、半球状に形成されたレ
ンズ22を結合することにより球状に形成されているので
あって、焦電素子よりなる人体検知センサ3を実装した
第2の回路基板23が納装される。人体検知センサ3は、
検知面の中心線がレンズ22の中心線にほぼ合致するよう
に配置される。また、ボディ21の背面中央部には、第3
図に示すように、複数個の位置決め凹所21bが形成され
ており、押圧子16に突設された位置決め突起16aが係合
することにより、回転ユニット2が回動する際に節動が
付与されるようになっている。位置決め突起16bは、球
面状に形成されており、位置決め凹所21bが位置決め突
起16bに掛かり始めると、位置決め突起16bを位置決め凹
所21bが引き込むようにして係合するから、回転ユニッ
ト2を目的の位置におおよそ合わせれば、あとは自動的
に正確な位置合わせがなされることになる。ボディ21に
は挿通孔26が開口しており、第2の回路基板23に接続さ
れたリード線27が引き出され、このリード線27は背板15
に形成された透孔15bを通して、第1の回路基板13に接
続される。レンズ22において、人体検知センサ3への熱
線の収束のために有効な部位の周囲には、全周に亙って
段部よりなるマーク28が形成されている。したがって、
回転ユニット2を回動させるときに、マーク28を見れ
ば、レンズ22が球面状であるにもかかわらず、光軸がど
の向きを向いているのかを確認することができ、光軸の
方向の調節が容易になるのである。また、マーク28を段
部とすれば、この段部に指を掛けることができるから回
転ユニット2を容易に回動させることができる。マーク
28としては凹段部などでもよい。 本体ケース1の前面には、基台4が嵌着される。基台
4の前面には突台41が突設され、突台41の下部には開口
窓42が形成される。開口窓42は、前方に向かって上方に
傾斜する開口面を有し、この開口窓42から回転ユニット
2のレンズ22が露出する。開口窓42は回転ユニット2の
直径よりも径が小さく形成してあり、回転ユニット2の
抜け止めがなされている。また、押圧子16によって回転
ユニット2が開口窓42の周縁に密着するように押圧され
ているから、回転ユニット2と開口窓42との間に隙間が
形成されず、ほこりや雨水が基台4内に侵入するのを防
止することができる。基台4の周縁には本体ケース1の
フランジ19の周囲に被嵌される周壁43が形成され、さら
に、開口窓42の下端部付近に形成された突片44が本体ケ
ース1のカバー12に係合するようになっている。これに
より、基台4が本体ケース1に結合される。 本体ケース1は、JIS規格等により配線器具用に規格
化されている大角形3個用の取付枠30に取付可能となる
寸法に設定されている。取付枠30は、埋込スイッチボッ
クスにボックスねじを用いて固定されるのであり、取付
枠30には、ボックスねじを挿入する取付孔32が穿孔され
ている。また、取付枠30に対してプレートねじを用いて
化粧プレートを取り付けるためのねじ孔33を備え、この
ねじ孔33に対して螺合する取付ねじ31によりフランジ19
が取り付けられるようになっている。したがって、壁面
等に埋め込んだ形で、スイッチやコンセント等の配線器
具と同様の施工方法で取り付けることができるのであ
る。また、フランジ19および基台4の周部と壁面との間
には、防水パッキン6が狭装される。
【実施例2】 本実施例では、位置決め凹所21bを1個のみとした例
を示す。第4図ないし第7図に示すように、本体ケース
1は、実施例1と同様に、ボディ11およびカバー12を結
合して形成される。本体ケース1の前面には保持筒14が
形成される。保持筒14の内周面は球面の一部を形成し、
保持筒14の中心軸は前方ほど下方を向くように傾斜して
いる。保持筒14の後面は略半球状に形成された背板15に
より覆われる。また、実施例1と同様に、背板15の中央
部には押圧子16が挿通され、押圧子16は板ばねよりなる
押さえばね17により前方に付勢される。本体ケース1の
前面には保持筒14の上方において調節窓18が開口し、調
節窓18に対応して可変抵抗器5のつまみが露出する。 回転ユニット2は、上記保持筒14内に回動自在に保持
される。保持筒14の内周面は回転ユニット2の前方への
脱落を防止するように前端部では径がやや小さくなるよ
うに形成されている。回転ユニット2内に納装された第
2の回路基板23には、人体検知センサ3のほかに、周囲
の照度を検出するCdSセルよりなる照度センサ24、人体
検知センサ3により人の存在が検出されると点灯する発
光ダイオードよりなる動作表示灯25なども実装されてい
る。この種の回路構成は、特願昭63-15484号等により周
知であるから説明を省略する。ボディ21の外周面には、
凸リブ21aが突設されており、回転ユニット2が回動す
るときに、凸リブ21aが背板15の内周面中央部に形成さ
れた位置決めリブ15aに当接することにより、回転ユニ
ット2の回動範囲が規制される。また、回転ユニット2
の背面中央部に形成された位置決め凹所21bに対して、
押圧子16に突設された位置決め突起16aが係合すること
により、回転ユニット2の回動範囲の中心位置で係止さ
れる。 回転ユニット2のレンズ22は、フレネルレンズであっ
て、第8図に示すように、それぞれ焦点を有した複数の
レンズ領域22aに分割されており(各レンズ領域22aの中
心を+印で示している)、各レンズ領域22aの焦点は人
体検知センサ3の検知面付近に設定されている。したが
って、1つのレンズ22について、レンズ領域22aの個数
分の検知領域を形成することができるのであり、1つの
人体検知センサ3の検知領域の範囲内で、検知領域を複
数個に分割することにより、人体検知センサ3の検知領
域内に人が存在している間、人のわずかな動きによる熱
線量の変化を検出しつづけるのである。 本体ケース1の前面に装着される基台4の前面にはか
まぼこ状に形成された突台41が突設され、突台41の下部
には開口窓42が形成される。開口窓42は、前方に向かっ
て上方に傾斜する開口面を有し、この開口窓42から回転
ユニット2のレンズ22が露出する。回転ユニット2は、
開口窓42の周縁の下方への延長面よりも内側に配設され
ており、回転ユニット2に対して雨水がかからないよう
に、突台41が雨よけとして機能する。すなわち、防雨構
造となっているのである。また、基台4の突片44は、カ
バー12に形成された凹部12aに係合する。 以上のようにして壁面に人体検知器Aを装着した状態
では、第9図に示すように、検知領域の中心線が斜め下
向きに設定されることになるから、地面によって検知距
離が規制されることになり、必要以上に遠方の熱源を検
出することが防止されるのである。また、回転ユニット
2が本体ケース1に対して回動自在であるから、検知領
域を左右に変更することができるのはもちろんのこと、
回転ユニット2を前後に回動させれば、検知距離を変更
することができるのである。 他の構成については実施例1と同様であるから説明を
省略する。
【実施例3】 本実施例は、第10図に示すように、実施例2の構成に
おいて位置決め凹所21bを複数個設けたものであって、
他の構成は実施例2と同様である。
【発明の効果】
上述のように、請求項1の構成によれば、基台に保持
され回転ユニットの一所に弾性的に当接する押圧子を設
け、回転ユニットと押圧子における回転ユニットへの当
接面とのいずれか一方に位置決め凹所を形成し、他方に
位置決め凹所に係合して基台の前面に対するレンズの光
軸の方向を所定方向に位置決めする球面状の位置決め突
起を形成しているので、位置決め凹所と位置決め突起と
の係合によって、回転ユニットの回動に節動を付与する
ことができ、レンズの光軸方向を再現性よく位置決めす
ることができるのである。また、位置決め凹所と位置決
め突起とが係合するから、回転ユニットに誤って接触し
たり外部からの振動があっても回転ユニットが容易に回
転せず、位置ずれを防止することができるという利点が
ある。 請求項2の構成によれば、回転ユニットに、レンズと
して機能する部位とは異なる部位で基台の前面に露出す
る部位の要所にマークを設けているので、回転ユニット
を回動させてレンズの光軸の向きを調節するときに、マ
ークによってレンズの光軸の向きを知ることができ、レ
ンズの表面が球面状であっても調節が容易にできるとい
う効果を奏する。 請求項3の構成によれば、基台の前面に突設された突
台の下部に傾斜した開口面を有する開口窓を形成し、こ
の開口窓から回転ユニットの一部を露出させ、検知領域
の中心線を斜め下向きに設定しているから、地面によっ
て検知距離を容易に限定することができ、必要以上に遠
方からの熱線を人体検知センサで検知しないようにする
ことができる。また、回転ユニットは基台に対してレン
ズの光軸の向きが調節自在となるように取着されている
から、回転ユニットの基台に対する角度を調節すること
によって検知距離を容易に調節することができるのであ
る。さらに、突台の下部に形成された開口窓の周縁の下
方への延長面の内側において、回転ユニットの一部が開
口窓から露出するようにしているから、突台がひさしと
して機能することによって、雨が回転ユニットに直接か
かるのを防止することができ、屋外設置用として好まし
いものとなるという利点がある。 請求項4の構成によれば、請求項3の構成に加えて、
回転ユニットに押圧子を弾接させ、回転ユニットと押圧
子との一方に設けた位置決め凹所を他方に設けた位置決
め突起に係合させるので、回転ユニットの回動に節動を
与えて再現性よく位置決めすることができるという利点
がある。また、外部から衝撃や振動が加えられても回転
ユニットの位置ずれが防止できるという効果を奏する。 請求項5の構成によれば、請求項3の構成に加えて、
回転ユニットにおいて基台の前面に露出する部位の要所
にマークを備えているので、回転ユニットを回動させる
ときに、マークによって光軸の傾きを知ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す断面図、第2図(a)
(b)はそれぞれ同上の一部切欠正面図と一部切欠側面
図、第3図(a)(b)はそれぞれ同上に用いるボディ
の一部切欠側面図と平面図、第4図は本発明の実施例2
を示す正面図、第5図は同上の側面図、第6図は同上の
断面図、第7図は同上の一部切欠下面図、第8図(a)
(b)はそれぞれ同上に用いるレンズを示す正面図と断
面図、第9図(a)(b)はそれぞれ同上の検知領域を
示す平面図と側面図、第10図は本発明の実施例3を示す
断面図、第11図は従来例を示す斜視図、第12図(a)
(b)はそれぞれ同上の検知領域を示す平面図と側面
図、第13図は同上に基台を装着した状態を示す正面図で
ある。 1……本体ケース、2……回転ユニット、3……人体検
知センサ、4……基台、16……押圧子、16b……位置決
め突起、21b……位置決め凹所、22……レンズ、28……
マーク、41……突台、42……開口窓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 志朗 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 金田 博史 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−277529(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 1/02 G01J 1/06 G01J 9/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズを保持するとともに基台の前面に対
    するレンズの光軸の角度が可変となるように基台に回動
    自在に取着された回転ユニットを備えた光学機器のレン
    ズの光軸調節装置において、基台に対する定位置で保持
    され回転ユニットの一所に弾性的に当接する押圧子を備
    え、回転ユニットと押圧子における回転ユニットへの当
    接面とのいずれか一方には位置決め凹所が形成され、他
    方には位置決め凹所に係合して基台の前面に対するレン
    ズの光軸の方向を所定方向に位置決めする球面状の位置
    決め突起が形成されて成ることを特徴とする光学機器の
    レンズの光軸調節装置。
  2. 【請求項2】レンズを保持するとともに基台の前面に対
    するレンズの光軸の角度が可変となるように基台に回動
    自在に取着された回転ユニットを備えた光学機器のレン
    ズの光軸調節装置において、回転ユニットは、レンズと
    して機能する部位とは異なる部位で基台の前面に露出し
    ている部位の要所にマークを備えて成ることを特徴とす
    る光学機器のレンズの光軸調節装置。
  3. 【請求項3】壁面等の取付面に取着され前面に突台が突
    設されたプレート状の基台と、人体より放射される熱線
    の量の変化に基づいて人の存否を検出する人体検知セン
    サを内蔵した回転ユニットとを備え、突台の下部には基
    台の前面から離れるにしたがって上方に傾斜する開口面
    を有した開口窓が形成され、開口窓の周縁の下方への延
    長面の内側において一部を開口窓から露出させる形で基
    台の前面に対する人体検知センサの中心軸の角度が可変
    となるように回転ユニットが基台に保持され、回転ユニ
    ットにおける開口窓からの露出範囲内で人体検知センサ
    の検知領域の中心線が斜め下向きに設定されて成ること
    を特徴とする人体検知器。
  4. 【請求項4】上記回転ユニットは、人体より放射される
    熱線を人体検知器に収束させるレンズを備え、基台は、
    定位置で回転ユニットの一所に弾性的に当接する押圧子
    を備え、回転ユニットと押圧子における回転ユニットへ
    の当接面とのいずれか一方には位置決め凹所が形成さ
    れ、他方には位置決め凹所に係合して基台の前面に対す
    るレンズの光軸の方向を所定方向に位置決めする球面状
    の位置決め突起が形成されて成ることを特徴とする請求
    項3記載の人体検知器。
  5. 【請求項5】上記回転ユニットは、人体より放射される
    熱線を人体検知器に収束させるレンズを備えるととも
    に、レンズとして機能する部位とは異なる部位で基台の
    前面に露出している部位の要所にマークを備えて成るこ
    とを特徴とする請求項3記載の人体検知器。
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