JPH02297827A - 光電スイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は発光素子から照射された元が物体に当りて反
射、または発光素子から照射される元を物体が遮光する
ことにより物体の有無を検出するようにした光電スイッ
チにおいて、光電スイッチの設置時等に行なわれる光軸
調整を容易に行なうことができるようにした光電スイッ
テに関する。

〔従来の技術〕

第２図は光電スイッテの構造を示す分解斜視図であり、
円錐状に形成され黒色不透明に形成されたホルダー１の
一端には発光素子としての発光ダイオード２が堰付けら
れ、ホルダー１の他端にはレンズ３が取付けられる。発
光ダイオード２とレンズ３が取付けられたホルダー１は
投光器の本体ケース５の窓孔５人に挿入され、窓孔５人
に形成した突起５Ｂ、５Ｂにホルダー１の穴ＩＡ、ＩＡ
が嵌まり込むことによりホルダー１が本体ケース５に固
着される。本体ケース５の前面側には保腹カバー４が取
付けられると共に本体クース５の内部では発光ダイオー
ド２が不図示のプリント回路基板に搭載された投光回路
に接続される。第２図に示す光電スイッチは投光器の本
体ケース５に対峙して受光器が配置されるように構成さ
れており、発光ダイオード２から照射された光を物体が
Ｒ元することにより物体の有無が検出される。

′＃ｃ２図に示した投光器の本体ケース５は第３図に示
すように断面り字状の取付金具ｌＯの長辺側に取付けら
れ、取付金具１０の蜘辺側を支持部材に固定して設置さ
れる。取付金具１０の長辺側および短辺側にはそれぞれ
楕円穴１０Ａ　、　ＩＯＢが形成され、この楕円穴１０
Ａ　、　ＩＯＢにねじＩＩＡ、ＩＩＢを貫通させて締付
けるようにされている。ねじＩＩＡを緩めると本体ケー
ス５をねじＩＩＣを支点として矢印Ｂの両方向に楕円穴
１０Ａの範囲で回動させることができ、またねじＩＩＢ
を緩めると取付金具１０を介して本体ブース５をねじＩ
ＩＤを支点として矢印人の両方向に楕円穴ｌＯＢの範囲
で回動させることができる。

従って、光電スイッチの設置時には投光器の本体ケース
５を矢印Ａ、Ｂ方向、すなわち上下左右方向に回動させ
て不図示の受光器との光軸調整が行なわれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述した投光器の指向特性をみてみると、第４図に示す
ように発光ダイオード２からの主軸元６の他に発光ダイ
オード２からの光がホルダー１の内壁に当って反射する
反射光７が加わってサイドローブが生じ、符号８で示す
ような指向特性を有している。このため前述したような
光軸調整を行なう場合、投光器を上下左右方向に回動さ
せると受光器は主軸光６のみならず反射光７にも応答し
て動作し、受光器は入射光の強弱によらず入射光の有無
によりオン、オフするので、主軸元６により受光器がオ
ンしているのか反射光７により受光器がオンしているの
かを判断することができず正確な光軸合わせをすること
ができないという欠点を有していた。

そこで本発明の目的は前述した従来装置の欠点を除去し
、光軸調整が容易で正確な光軸合わせを行なうことが可
能な光電スイッチを提供することにある。

Ｃｌ１ｌａを解決するための手段〕 本発明は前述の目的を達成するために、一端に発光素子
が取付けられ他端にレンズが取付けられたホルダーを本
体ケースに取着し、本体ケースを所定方向に回動させる
ことにより光軸調整を行なうようにしだ光電スイッチに
２いて、前記ホルダーの本体ブースの回動方向と一致す
る位置に発光素子からの光の反射を防止する反射防止部
を形成したことを特徴とする。

〔作用〕

本発明による光電スイッチにおいては、ホルダーの反射
防止部により光軸調整のための本体ケースの回動方向へ
は発光素子からホルダー内壁に当って反射する反射光は
出力されなくなり、発光素子からの主軸光のみが出力さ
れるので、光軸調整が発光素子からの主軸光によって行
なわれる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示し、ホルダーを前面側よ
り見た正面図である。

第１図において、ｌで再びホルダーを示し、円錐状に形
成されたホルダー１の頂部１図においては中心部の孔Ｉ
Ａに不図示の発光ダイオードが取付けられ、ホルダー１
の正面側には不図示のレンズが取付けられる。ホルダー
１の円錐状の壁面には光軸調整のために本体ケースの回
動方向に一致する上下左右にそれぞれ貫通穴１　ａ　％
　１　ｄが形成されている。このような貫通穴１ａ〜１
ｄが形成されたホルダーｌにおいては１発光ダイオード
からホルダー１の内壁ｌこ照射される光のうち貫通穴１
ａ〜１ｄ部分に照射される光は貫通穴１ａ〜１ｄを通っ
てホルダー１の外部に導かれ、この貫通穴１３％１ｄに
対応する部分からの反射光はまりたくなくなる。従りて
、光軸調整のために本体ケースを上下方向に回動させた
とき第４図に示したような投光器の指向特性から明らか
なように発光ダイオードからの主軸光のみの角度が変わ
り、これによつて受光器は主軸元のみに応答して動作す
るよう番こなり正確な光軸合せを行なうことができる。

前述した実施例ではホルダーに貫通穴を形成する場合に
ついて説明したが、この貫通穴に代えて貫通穴に相当す
る部分に光を吸収する吸収部材を設けるように構成する
ことができ、要するに本発明においては光軸調整のため
の回動方向に反射光が出力されないように構成したもの
であればよい。

〔発明の効果〕

以上に説明したように本発明によれば、一端に発光素子
が取付けられ他端にレンズが取付けられたホルダーを本
体ケースに取層し、本体ケースを所定方向に回動させる
ことにより光軸調整を行なうようにした光電スイッチに
おいて、前記ホルダーの本体ケースの回動方向と一致す
る位置に発光素子からの元の反射をなくす反射防止部を
設けるように構成したことにより、光軸調整のために本
体ケースを回動させたときその回動方向には発光素子か
らの主軸光の角度が変わるのみであるので、光電スイッ
チの光軸調整を簡単にかつ正確に行なうことができると
いう作用効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すホルダーの正面図、第
２図は光電スイッチの構成を示す分解斜視図、第３図は
光軸調整を行なうための投光器の取付を示す斜視図、第
４図は投光器の指向特性を示す特性図である。 ｌ：ホルダー、１ａ−１ｄ：貫通穴、２：発光ダ挙　　
１１１！１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）一端に発光素子が取付けられ他端にレンズが取付け
   られたホルダーを本体ケースに取着し、本体ケースを所
   定方向に回動させることにより光軸調整を行なうように
   した光電スイッチにおいて、前記ホルダーの本体ケース
   の回動方向と一致する位置に発光素子からの光の反射を
   防止する反射防止部を形成したことを特徴とする光電ス
   イッチ。