JPH05289237A - 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料 - Google Patents

明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料

Info

Publication number
JPH05289237A
JPH05289237A JP11522692A JP11522692A JPH05289237A JP H05289237 A JPH05289237 A JP H05289237A JP 11522692 A JP11522692 A JP 11522692A JP 11522692 A JP11522692 A JP 11522692A JP H05289237 A JPH05289237 A JP H05289237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
silver
sensitive material
tetrazolium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11522692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2890274B2 (ja
Inventor
Kenichi Kuwabara
謙一 桑原
Shoji Yasuda
庄司 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4115226A priority Critical patent/JP2890274B2/ja
Publication of JPH05289237A publication Critical patent/JPH05289237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2890274B2 publication Critical patent/JP2890274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】明るいセーフライト(実質的に明室)下で取り
扱うことができる、超硬調な写真特性を有する返し用ハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供する。 【構成】支持体上に、銀1モルあたり1×10-7〜5×
10-4モルのロジウム塩の存在下で調整された塩化銀粒
子または塩化銀含有率80モル%以上の塩臭化銀粒子か
らなる、感度の異なるハロゲン化銀乳剤層を少なくとも
2層有するハロゲン化銀写真感光材料であり、下層に位
置する(支持体に近い側に位置する)乳剤層の感度が、
それよりも上層に位置する乳剤層の感度よりも高感度で
あること、及び該乳剤層以外の親水性コロイド層中の少
なくとも1層に、微粒子状に固体分散された染料が含有
された構成から成っている。またハロゲン化銀乳剤層ま
たはその他の親水性コロイド層に、ヒドラジン誘導体ま
たはテトラゾリウム化合物を含有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真製版の分野で用い
られるハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり、
さらに詳しくは、実質的に明室と呼びうる環境下で取り
扱うことができ、硬調なネガ画像を形成することのでき
る返し用ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】印刷複製の分野における写真製版工程の
うち、特に集版、返しの作業工程においては、より明る
い環境下で作業を行うことで、作業能率、作業環境の向
上がはかられており、実質的に明室と呼びうる環境下で
取り扱うことのできる製版用ハロゲン化銀感光材料が提
供されている。可視光に対する感度を低くして、明室で
取扱可能な感光材料を作る方法としては、塩化銀を主体
とするハロゲン化銀乳剤にロジウム塩、イリジウム塩、
ピナクリプトールイエロー、フェノサフラニン等の無機
および有機減感剤を添加した乳剤を用いる方法がよく知
られている。特に化学増感を施さない0.05〜0.5
μmの微粒子塩化銀もしくは微粒子塩臭化銀乳剤にロジ
ウム塩及び/または有機減感剤を用いる方法が好ましく
用いられている。さらにこれらの乳剤と組み合わせて、
感度調整、セーフライト安全性の付与の目的で、イエロ
ー染料や紫外線吸収染料を感光材料中に含有させる方法
が用いられる。
【0003】一方、集版、返し工程に用いられる感光材
料は、線画、網点画像の再生を良好ならしめるために、
画像部と非画像部が明瞭に区別された高い黒化濃度をも
つ、いわゆる超硬調な写真特性を有するものが求められ
ている。特に、返し原稿としての網点画像と線画像原稿
を重ねて露光する(いわゆる抜き文字画像形成を行う)
場合、線画の再現性能(抜き文字品質)が良好である感
光材料が求められている。
【0004】超硬調な写真特性を感光材料に付与する方
法としては、ビトラジン誘導体や、テトラゾリウム化合
物を感光材料中に含有させる方法などが知られている
が、前述したイエロー染料や紫外線吸収染料を感光材料
中含有させる方法を組合せると、ヒドラジン誘導体やテ
トラゾリウム化合物による硬調化効果を阻害したり、良
好な線画の再現性能を喪失させてしまうという問題が生
じる場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、明るいセーフライト(実質的に明室)下で取り扱う
ことができ、超硬調な写真特性を有する返し用ハロゲン
化銀写真感光材料を提供することにある。本発明の第二
の目的は、明るいセーフライト(実質的に明室)下で取
り扱うことができ、線画の再現性能(抜き文字品質)が
良好である感光材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、銀1モ
ルあたり1×10-7〜5×10-4モルのロジウム塩の存
在下で調整された塩化銀粒子または塩化銀含有率80モ
ル%以上の塩臭化銀粒子からなる、感度の異なるハロゲ
ン化銀乳剤層を少なくとも2層有し、下層に位置する
(支持体に近い側に位置する)乳剤層の感度が、それよ
りも上層に位置する乳剤層の感度よりも高感度であり、
かつ該乳剤層以外の親水性コロイド層中の少なくとも1
層(好ましくは前記2層のハロゲン化銀乳剤層よりも上
層)に、微粒子状に固体分散された染料を含有したハロ
ゲン化銀写真感光材料によって達成された。さらに感光
材料中にヒドラジン誘導体またはテトラゾリウム化合物
を含有させることによって、超硬調な写真特性を付与し
た場合において、上述した手段と組合わせるとその効果
が顕著に発揮される。
【0007】本発明に用いられる微粒子状に固体分散さ
れた染料は、明室返し感光材料の感度調整、セーフライ
ト安全性の付与の目的で、含有せしめるものであり、
(1) 添加された層から他の層へ拡散して、ハロゲン化銀
乳剤の写真性能に悪影響(例えば、かぶり、階調、潜像
退行など)を及ぼすことのないこと(2) 写真処理過程に
おいて脱色されるか、処理液中もしくは水洗水中に溶出
して、処理後の写真感光材料上に有害な着色を残さない
こと(3) 溶液中あるいは写真感光材料中での経時安定性
に優れ変退色しないこと、などの性能を満足するもので
ある。固体分散染料は、染料自体の溶解度が不足してい
るため、添加された非感光性コロイド層中で分子状態で
存在することができず、実質的に層中の拡散が不可能な
サイズの微結晶固体状態として層中に存在している。
【0008】これらの固体分散染料化合物としては、国
際特許WO80/04,797号の表I〜表Xおよび下
記一般式(I)、(II)、(III) 、(IV)および(V)で表
されるものが用いられる。
【0009】
【化1】
【0010】式中、AおよびA’は同じであっても異な
っていてもよく、各々酸性核を表しBは塩基性核を表
し、X及びYは同じであっても異なっていてもよく、各
々電子吸引性基を表す。Rは水素原子またはアルキル基
を表し、R1 及びR2 は各々アルキル基、アリール基、
アシル基またはスルホニル基を表し、R1 とR2 が連結
して5または6員環を形成してもよい。R3 及びR6
各々水素原子、アルキル基、ヒドロキシ基、カルボキシ
ル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を表し、R4
びR5 は各々水素原子またはR1 とR4 もしくはR2
5 が連結して5または6員環を形成するのに必要な非
金属原子群を表す。L1 、L2 及びL3 は各々メチン基
を表す。mは0または1を表し、nおよびqは各々0、
1または2を表し、pは0または1を表し、pが0のと
きR3 はヒドロキシ基またはカルボキシル基を表し且つ
4 及びR5 は水素原子を表す。但し、一般式(I)、
(II)、(III) 、(IV)および(V)で表される化合物は、
1分子中に水エタノールの容積比が1対1の混合溶液中
におけるpKaが4〜11の範囲にある解離性基を少な
くとも1個有する。
【0011】本発明に用いられる固体分散染料は300
〜500nmの範囲に吸収極大を有するものが好ましく
用いられる。以下に本発明に用いられる染料の具体例を
挙げるが、本発明はこれらの化合物に限定されるもので
はない。
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】
【化13】
【0024】
【化14】
【0025】
【化15】
【0026】
【化16】
【0027】
【化17】
【0028】
【化18】
【0029】
【化19】
【0030】これらの染料は、国際特許WO88/0
4,794号、ヨーロッパ特許EP0274,723A
1号、同276,566号、同299,435号、特開
昭52−92,716号、同55−155,350号、
同55−155,351号、同61−205,934
号、同48−68,623号、米国特許2,527,5
83号、同3,486,897号、同3,746,53
9号、同3,933,798号、同4,130,429
号、同4,040,841号、等に記載された方法およ
びその方法に準じた方法で容易に合成することができ
る。
【0031】調製方法については国際特許WO88/0
4,794号、ヨーロッパ特許EP0,276,566
A1号、特開昭63−197,945号等に記載されて
いるが、ボールミル粉砕し界面活性剤とゼラチンにより
安定化する方法、染料をアルカリ溶液中で溶解した後p
Hを下げて析出させる方法が好ましくもちいられる。こ
のような方法により調製された固体分散染料は固体状態
のままで、非感光性の親水性コロイド層用塗布液中に添
加することができる。
【0032】本発明に用いられる染料の添加量としては
1m2あたり10〜500mgの範囲が好ましく、特に20
〜300mgの範囲が好ましい。
【0033】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
塩化銀乳剤または塩化銀含有率80モル%以上の塩臭化
銀乳剤であり、特に好ましくは塩化銀含有率90モル%
以上の塩臭化銀乳剤または純塩化銀乳剤である。
【0034】本発明のハロゲン化銀乳剤は銀1モル当た
り1×10-7モルから5×10-4モル、より好ましくは
1×10-6モルから1×10-4モルの水溶性ロジウム塩
を存在させて粒子形成させた乳剤が用いられる。ロジウ
ム塩としては、三塩化ロジウム、六塩化ロジウム(III)
酸アンモニウム、六塩化ロジウム(III) 酸カリウムなど
があげられる。ロジウム塩の添加量が10-7モルに満た
ないとセーフライト安全性を確保することができず、5
×10-4を越える量添加すると感度が低くなりすぎ、か
つヒドラジン誘導体あるいはテトラゾリウム化合物によ
る硬調化がおきにくくなってしまう。
【0035】本発明において用いられるハロゲン化銀の
平均粒子サイズは0.5μの微粒子が好ましく、より好
ましくは0.3μ以下である。粒子サイズ分布は単分散
であるほど好ましく、全粒子数の90%以上の粒子が平
均粒子径を中心に±40%以内さらに好ましくは±20
%以内にはいることが好ましい。ハロゲン化銀粒子は立
方体、八面体のような規則的(regular) な結晶体を有す
るものが好ましいが、球状、板状などのような変則的(i
rregular) な結晶形をもつもの、あるいはこれらの結晶
形の複合形のものであってもよい。
【0036】水溶性銀塩(硝酸銀水溶液)と水溶性ハロ
ゲン塩を反応させる形式としては、片側混合法、同時混
合法、それの組合せのいずれでもよい。同時混合法の一
つの形式として、ハロゲン化銀の生成される液相中のp
Agを一定に保つ方法、すなわちコントロールダブルジ
ェット法を用いることもできる。またアンモニア、チオ
エーテル、四置換チオ尿素などのいわゆるハロゲン化銀
溶剤を使用して粒子形成させることもできる。コントロ
ールダブルジェット法およびハロゲン化銀溶剤を使用し
た粒子形成方法では、結晶形が規則的で粒子サイズ分布
の狭いハロゲン化銀乳剤をつくるのに有効な手段であ
る。
【0037】本発明のハロゲン化銀乳剤は化学増感が施
されていない乳剤が好ましく用いられる。
【0038】本発明のハロゲン化銀乳剤層には、感度の
異なる少なくとも2種類のハロゲン化銀乳剤が用いられ
る。下層に位置する乳剤層の感度は、上層に位置する乳
剤層の感度より高感度であることが、硬調な写真特性を
もたらすのに必要な条件となる。下層に位置する乳剤層
の感度と上層に位置する乳剤層の感度差は0.05〜
0.5log E、より好ましくは0.1〜0.4log Eで
ある。各乳剤層の感度はそれぞれの層を単層で塗布し、
現像処理することによって求めることができる。感度の
異なるハロゲン化銀乳剤層をつくる方法としては、用い
られるハロゲン化銀乳剤粒子のロジウム含有量やハロゲ
ン組成、粒子サイズ等を変える方法、あるいはハロゲン
化銀粒子に吸着して感度を変える添加剤(例えばカブリ
防止剤など)を添加する方法などが用いられる。
【0039】本発明には、超硬調な写真特性を得ること
を目的として、ヒドラジン誘導体または、テトラゾリウ
ム化合物え感光材料中に添加されることが好ましい。
【0040】本発明に用いられるヒドラジン誘導体とし
ては下記一般式(VI)で表されるものが用いられる。 一般式(VI)
【0041】
【化20】
【0042】一般式(VI)において、Aで表される脂肪族
基は好ましくは炭素数1〜30のものであって、特に炭
素数1〜20の直鎖、分岐または環状のアルキルであ
る。ここで分岐アルキル基はその中に一つまたはそれ以
上のヘテロ原子を含んだ飽和のヘテロ環を形成するよう
に環化されていてもよい。またアルキル基は、アリール
基、アルコキシ基、スルホキシ基、スルホンアミド基等
の置換基を有していてもよい。例えばt−ブチル基、n
−オクチル基、t−オクチル基、シクロヘキシル基、ピ
ロリジル基、イミダゾリル基、テトラヒドロフリル基、
モルフォリノ基等をその例として挙げることができる。
【0043】一般式(VI)において、Aで表される芳香族
基は単環または2環のアリール基または不飽和ヘテロ環
基である。ここで不飽和ヘテロ環基は単環または2環の
アリール基と縮合してヘテロアリール基を形成してもよ
い。例えばベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環、ピ
リミジン環、イミダゾール環、ピラゾール環、キノリン
環、イソキノリン環、ベンズイミダゾール環、チアゾー
ル環、ベンゾチアゾール環等がある。中でもベンゼン環
を含むものが好ましい。
【0044】Aとして特に好ましいものはアリール基で
ある。Aのアリール基または不飽和ヘテロ環基は置換基
を持っていてもよい。代表的な置換基としては、直鎖、
分岐または環状のアルキル基(好ましくは炭素数1〜2
0のもの)、アラルキル基(好ましくはアルキル部分の
炭素数が1〜3の単環または2環のもの)、アルコキシ
基(好ましくは炭素数1〜20のもの)、置換アミノ基
(好ましくは炭素数1〜20のアルキル基で置換された
アミノ基)、アシルアミノ基(好ましくは炭素数2〜3
0をもつもの)、スルホンアミド基(好ましくは炭素数
1〜30を持つもの)、ウレイド基(好ましくは炭素数
1〜30を持つもの)等がある。
【0045】Aはその中にカプラー等の不動性写真用添
加剤において常用されているバラスト基が組み込まれて
いるものでもよい。バラスト基は8以上の炭素数を有す
る写真性に対して比較的不活性な基であり、例えばアル
キル基、アルコキシ基、フェニル基、アルキルフェニル
基、フェノキシ基、アルキルフェノキシ基等の中から選
ぶことができる。Aはその中にハロゲン化銀粒子表面に
対する吸着を強める基が組み込まれているものでもよ
い。かかる吸着基としては、チオ尿素基、複素環チオア
ミド基、メルカプト複素環基、トリアゾール基等の、米
国特許4,385,108号、同4,459,347
号、特開昭59−195,233号、同59−200,
231号、同59−201,045号、同59−20
1,046号、同59−201,047号、同59−2
01,048号、同59−201,049号等に記載さ
れた基が挙げられる。
【0046】Bは具体的にはホルミル基、アシル基(ア
セチル基、プロピオニル基、トリフルオロアセチル基、
クロロアセチル基、ベンゾイル基、4−クロロベンゾイ
ル基、ピルボイル基、メトキサリル基、メチルオキサモ
イル基等)、アルキルスルホニル基(メタンスルホニル
基、2−クロロエタンスルホニル基等)、アリールスル
ホニル基(ベンゼンスルホニル基等)、アルキルスルフ
ィニル基(メタンスルフィニル基等)、アリールスルフ
ィニル基(ベンゼンスルフィニル基等)、カルバモイル
基(メチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基
等)、スルファモイル基(ジメチルスルファモイル基
等)、アルコキシカルボニル基(メトキシカルボニル
基、メトキシエトキシカルボニル基等)、アリールオキ
シカルボニル基(フェノキシカルボニル基等)、スルフ
ィナモイル基(メチルスルフィナモイル基等)、アルコ
キシスルホニル基(メトキシスルホニル基、エトキシス
ルホニル基等)、チオアシル基(メチルチオカルボニル
基等)、チオカルバモイル基(メチルチオカルバモイル
基等)またはヘテロ環基(ピリジン環基等)を表す。B
としてはホルミル基またはアシル基が特に好ましい。
【0047】R0 、R1 は水素原子、炭素数20以下の
アルキルスルホニル基およびアリールスルホニル基(好
ましくはフェニルスルホニル基またはハメットの置換基
定数の和が−0.5以上となるように置換されたフェニ
ルスルホニル基)、炭素数20以下のアシル基(好まし
くはベンゾイル基、またはハメットの置換基定数の和が
−0.5以上となるように置換されたベンゾイル基ある
いは、直鎖または分岐状または環状の無置換および置換
脂肪族アシル基(置換基としては例えばハロゲン原子、
エーテル基、スルホンアミド基、カルボンアミド基、水
酸基、カルボキシ基、スルホン酸基))が挙げられる。
0 、R1 としては水素原子が最も好ましい。
【0048】一般式(IV)で示される化合物の具体例を以
下に示す。但し本発明は以下の化合物に限定されるもの
ではない。
【0049】
【化21】
【0050】
【化22】
【0051】
【化23】
【0052】
【化24】
【0053】本発明に用いられるヒドラジン誘導体の添
加量は、ハロゲン化銀1モル当たり5×10-7モルない
し5×10-2モルの範囲が好ましく特に1×10-6モル
ないし1×10-2モルの範囲が好ましい。
【0054】本発明に用いられるヒドラジン誘導体を写
真感光材料中に含有させるときは、水溶性の場合は水溶
液として、水不溶性の場合はアルコール類(例えばメタ
ノール、エタノール)、エステル類(例えば酢酸エチ
ル)、ケトン類(例えばアセトン)等の水に混和しうる
有機溶媒の溶液として、ハロゲン化銀乳剤溶液または親
水性コロイド溶液に添加される。ハロゲン化銀乳剤溶液
中に添加する場合は、その添加は乳剤の化学熟成の開始
から塗布までの任意の時期に行うことができるが、化学
熟成終了後に行うのが好ましく、特に塗布のために用意
された塗布溶液中に添加するのが好ましい。
【0055】本発明に用いられるテトラゾリウム化合物
としては、特開昭52−18317号、同53−177
19号および同53−17720号等に記載の化合物を
使用することができ、代表的なものは下記一般式(VII)
および(VIII)で示される化合物である。
【0056】
【化25】
【0057】式中R2 、R3 はそれぞれフェニル基(例
えばフェニル基、トリル基、ヒドロキシフェニル基、カ
ルボキシフェニル基、アミノフェニル基、メルカプトフ
ェニル基など)、チアゾリル基、ベンゾチアゾリル基お
よびトリアジル基から選ばれる基を表わし、R10
11、R12およびR13はフェニル基を表わし、これらは
いずれも金属キレートあるいは錯体を形成するような基
でもよい。
【0058】R4 はフェニル基、複素環基(例えばフリ
ル基、チェニル基、ピリドイル基、キノリル基、ベンゾ
オキサゾル基など)、アルキル基(例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、メルカプトメチル基、
メルカプトエチル基など)、水酸基、カルボキシル基ま
たはその塩、カルボキシアルキル基(例えば、メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基など)、アミノ基
(例えばアミノ基、エチルアミノ基、アニリノ基な
ど)、メルカプト基、ニトロ基および水素原子から選ば
れる基を表わし、Eはアルキレン基、アリーレン基、ア
ラルアルキレン基から選ばれる基を表わし、X- はアニ
オンを表わしnは1または2を表わす。ただし化合物が
分子内塩を形成する場合はnは1である。
【0059】次に本発明に使用されるテトラゾリウム化
合物の具体例を示すが、本発明に用いることのできる化
合物は必ずしもこれらに限定されるものではない。 (1) 2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−3−フェニ
ル−5−ドデシル−2H−テトラゾリウム−ブロミド (2) 2,3−ジフェニル−5−(4−t−オクチルオキ
シフェニル)−2H−テトラゾリウム−クロリド (3) 2,3,5−トリフェニル−2H−テトラゾリウム (4) 2,3,5−トリ(p−カルボキシエチルフェニ
ル)−2H−テトラゾリウム (5) 2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−3−フェニ
ル−5−(o−クロロフェニル)−2H−テトラゾリウ
ム (6) 2,3−ジフェニル−2H−テトラゾリウム (7) 2,3−ジフェニル−5−メチル−2H−テトラゾ
リウム
【0060】(8) 3−(p−ヒドロキシフェニル)−5
−メチル−2−フェニル−2H−テトラゾリウム (9) 2,3−ジフェニル−5−エチル−2H−テトラゾ
リウム (10)2,3−ジフェニル−5−n−ヘキシル−2H−テ
トラゾリウム (11)5−シアノ−2,3−ジフェニル−2H−テトラゾ
リウム (12)2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−5−フェニ
ル−3−(4−トリル)−2H−テトラゾリウム (13)2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−5−(4−
クロロフェニル)−3−(4−ニトロフェニル)−2H
−テトラゾリウム (14)5−エトキシカルボニル−2,3−ジ(3−ニトロ
フェニル)−2H−テトラゾリウム (15)5−アセチル−2,3−ジ(p−エトキシフェニ
ル)−2H−テトラゾリウム (16)2,5−ジフェニル−3−(p−トリル)−2H−
テトラゾリウム
【0061】(17)2,5−ジフェニル−3−(p−ヨー
ドフェニル)−2H−テトラゾリウム (18)2,3−ジフェニル−5−(p−ジフェニル)−2
H−テトラゾリウム (19)5−(p−ブロモフェニル)−2−フェニル−3−
(2,4,6−トリクロロフェニル)−2H−テトラゾ
リウム (20)3−(p−ヒドロキシフェニル)−5−(p−ニト
ロフェニル)−2−フェニル−2H−テトラゾリウム (21)5−(3,4−ジメトキシフェニル)−3−(2−
エトキシフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)−
2H−テトラゾリウム (22)5−(4−ジアノフェニル)−2,3−ジフェニル
−2H−テトラゾリウム (23)3−(p−アセトアミドフェニル)−2,5−ジフ
ェニル−2H−テトラゾリウム (24)5−アセチル−2,3−ジフェニル−2H−テトラ
ゾリウム (25)5−(フル−2−イル)−2,3−ジフェニル−2
H−テトラゾリウム
【0062】(26)5−(チエン−2−イル)−2,3−
ジフェニル−2H−テトラゾリウム (27)2,3−ジフェニル−5−(ピリド−4−イル)−
2H−テトラゾリウム (28)2,3−ジフェニル−5−(キノール−2−イル)
−2H−テトラゾリウム (29)2,3−ジフェニル−5−(ベンゾオキサゾール−
2−イル)−2H−テトラゾリウム (30)2,3−ジフェニル−5−ニトロ−2H−テトラゾ
リウム (31)2,2′,3,3′−テトラフェニル−5,5′−
1,4−ブチレン−ジ−2H−テトラゾリウム (32)2,2′,3,3′−テトラフェニル−5,5′−
p−フェニレン−ジ−(2H−テトラゾリウム (33)2−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−
3,5−ジフェニル−2H−テトラゾリウム (34)3,5−ジフェニル−2−(トリアジン−2−イ
ル)−2H−テトラゾリウム (35)2−(ベンゾチアゾール−2−イル)−3−(4−
メトキシフェニル)−5−フェニル−2H−テトラゾリ
ウム
【0063】以上のように、本発明に用いられるテトラ
ゾリウム化合物は、本発明のハロゲン化銀を用いた場合
には、拡散性テトラゾリウム化合物および非拡散性テト
ラゾリウム化合物のいずれをも用いることができるが、
非拡散性のテトラゾリウム化合物を用いた場合により高
コントラストな画像が得られる。従って、例えば、特に
優れた網点性能を要求される場合には非拡散性のテトラ
ゾリウムを用いるのが比較的有利である。本発明で使用
するテトラゾリウム化合物は単独で用いてもよいし、複
数を併用してもよい。本発明で使用するテトラゾリウム
化合物はハロゲン化銀1モル当り1×10-3〜5×10
-2モルの範囲が好ましく用いられる。
【0064】本発明の感光材料に用いられる各種添加
剤、現像処理方法等に関しては、前記の他にも特に制限
は無く、例えば下記箇所に記載されたものを好ましく用
いることができる。 項目 該当箇所 1) ヒドラジン造核剤 特開平2−12236号公報第2頁右上欄19行目か ら同第7頁右上欄3行目の記載、同3−174143 号公報第20頁右下欄1行目から同第27頁右上欄2 0行目の一般式(II)及び化合物例II−1ないしII−5 4。 2) 造核促進剤 特開平2−103536号公報第9頁右上欄13行目 から同第16頁左上欄10行目の一般式(II−m)な いし(II−p)及び化合物例II−1ないしII−22、 特開平1−179939号公報に記載の化合物。 3) ハロゲン化銀乳剤 特開平2−97937号公報第20頁右下欄12行目 とその製法 から同第21頁左下欄14行目、特開平2−1223 6号公報第7頁右上欄19行目から同第8頁左下欄1 2行目、および特願平3−189532号に記載のセ レン増感法。 4) 分光増感色素 特開平2−12236号公報第8頁左下欄13行目か ら同右下欄4行目、同2−103536号公報第16 頁右下欄3行目から同第17頁左下欄20行目、さら に特開平1−112235号、同2−124560号 、同3−7928号、特願平3−189532号及び 同3−411064号に記載の分光増感色素。 5) 界面活性剤 特開平2−12236号公報第9頁右上欄7行目から 同右下欄7行目、及び特開平2−18542号公報第 2頁左下欄13行目から同第4頁右下欄18行目。 6) カブリ防止剤 特開平2−103536号公報第17頁右下欄19行 目から同第18頁右上欄4行目及び同右下欄1行目か ら5行目、さらに特開平1−237538号公報に記 載のチオスルフィン酸化合物 7) ポリマーラテックス 特開平2−103536号公報第18頁左下欄12行 目から同20行目。 8) 酸基を有する化合物 特開平2−103536号公報第18頁右下欄6行目 から同第19頁左上欄1行目。 9) マット剤、滑り剤 特開平2−103536号公報第19頁左上欄15行 可塑剤 目から同第19頁右上欄15行目。 10) 硬膜剤 特開平2−103536号公報第18頁右上欄5行目 から同第17行目。
【0065】 11) バインダー 特開平2−18542号公報第3頁右下欄1行目から 20行目。 12) 黒ポツ防止剤 米国特許第4956257号及び特開平1−1188 32号公報に記載の化合物。 13) レドックス化合物 特開平2−301743号公報の一般式(I)で表さ れる化合物(特に化合物例1ないし50)、同3−1 74143号公報第3頁ないし第20頁に記載の一般 式(R−1)、(R−2)、(R−3)、化合物例1 ないし75、さらに特願平3−69466号、同3− 15648号に記載の化合物。 14) モノメチン化合物 特開平2−287532号公報の一般式(II)の化合物 (特に化合物例II−1ないしII−26)。 15) ジヒドロキシベン 特開平3−39948号公報第11頁左上欄から第1 ゼン類 2頁左下欄の記載、及びEP452772A号公報に 記載の化合物。 16) 現像液及び現像方法 特開平2−103536号公報第19頁右上欄16行 目から同第21頁左上欄8行目。
【0066】
【実施例】以下に本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。 実施例1 〔乳剤AおよびBの調整〕硝酸銀水溶液と銀1モルあた
り7×10-5モルの六塩化ロジウム(III) 酸アンモニウ
ムを含む塩化ナトリウム水溶液をダブルジェット法によ
り、40℃のゼラチン水溶液(ゼラチン濃度1.5%、
0.5g/リットルの塩化ナトリウムを含む)中に添加
混合し、平均粒子サイズ0.15μm k単分散塩化銀
粒子を作った。粒子形成後、当業界でよく知られている
フロキュレーション法により可溶性塩類を除去した後、
ゼラチンを加え、化学熟成はせずに安定剤として銀1モ
ルあたり5×10-3モルの4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデンを添加した。乳
剤1kg中に含有されるゼラチンが50g:銀105gと
なるように乳剤を調整し、乳剤Aを作った。乳剤Aの調
整方法において、六塩化ロジウム(III) 酸アンモニウム
の添加量を銀1モルあたり5×10-5モルに変更して、
それ以外は乳剤Aと同一方法により乳剤Bを調整した。
【0067】〔乳剤層および保護層用塗布液の調整とそ
の塗布〕乳剤AおよびBにヒドラジン誘導体としてVI−
11およびVI−12、テトラゾリウム化合物として2,
3,5−トリフェニル−2H−テトラゾリウム(表中T
塩と表示)を表1〜表3に示す量添加した。さらにポリ
マーラテックスとしてポリエチルアクリレートの分散物
を銀1モルあたり20g、硬膜剤として1,3−ビニル
フルホニル−2−プロパノールをゼラチン1gあたり4
0mg量添加して乳剤層塗布液をつくり、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に塗布銀量が3.6g/m2とな
るように、ハロゲン化銀乳剤層を1層または2層の構成
で塗布した。さらにこの乳剤層の上に表1〜表3に示す
ように染料を添加したゼラチン溶液を保護層として塗布
した。なおこの保護層中にはゼラチン1.0g/m2、平
均粒子サイズ2.5μのポリメチルメタアクリレートを
50mg/m2、および塗布助剤としてドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、帯電調節剤としてN−パーフルオ
ロオクタンスルホニル−N−プロピルブリシンカリウム
塩を含有させた。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】〔試料のセンシトメトリー評価〕作成した
各試料を光学クサビを通して、大日本スクリーン社製P
−627FM型プリンターで露光した後、サンプルNo.
1〜30の試料については、現像液(a)を用いて38
℃20秒間の現像を行い、サンプルNo. 31〜40の試
料については現像液(b)を用いて28°30秒間の現
像を行い、引き続いて定着、水洗、乾燥を行った。濃度
1.5を与える露光量の逆数として、相対感度を求め、
階調性は特性曲線の濃度0.3〜3.0間の平均階調度
γとして評価した。
【0072】 〔現像液(a)処方〕 ハイドロキノン 45.0g N−メチル−p−アミノフェノール1/2硫酸塩 0.8g 水酸化ナトリウム 18.0g 水酸化カリウム 55.0g 5−スルホサリチル酸 45.0g ホウ酸 25.0g 亜硫酸カリウム 110.0g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 1.0g 臭化カリウム 6.0g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.6g n−ブチル−ジエタノールアミン 15.0g 水を加えて 1リットル (pH=11.6)
【0073】 〔現像液(b)処方〕 ハイドロキノン 15.1g 無水炭酸カリウム 60.4g 亜硫酸カリウム 51.7g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.8g 臭化ナトリウム 2.2g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.13g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 0.5g 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.02g 5−ニトロ−インダゾール 0.1g ジエチレングリコール 98.0g 水を加えて 1リットル (pH=10.5)
【0074】〔試料のセーフライト安全性評価〕各試料
のセーフライト安全性を評価するために、東芝製退色防
止蛍光灯(FLR40SW-DL-X NU/M)の300ルックスの下
で、2分から60分間放置後、前述の処理と同じ条件に
て現像処理し、かぶり値が上昇しはじめる限界の照射時
間を求めた。
【0075】〔試料の抜き文字画質評価〕抜き文字画質
を評価するために、特公平2−28,856号の第1図
に記載されている構成の原稿「透明貼りこみベース/線
画ポジ像が形成されているフィルム(線画原稿)/透明
貼りこみベース/網点画像が形成されているフィルム
(網点原稿)、をこの順に重ねたもの」を用意し、この
原稿と各試料の乳剤面とを密着させて、P−627FM
プリンターにて画像露光を与え、現像処理した。各試料
の露光時間は網点面積率50%の網点原稿部が、網点面
積率50%の網点として各試料上に画像形成されるよう
に決定された。このとき、線画原稿上で100μの線巾
をもつ文字が何ミクロンの白抜け文字として各フィルム
試料上に形成されているかを評価した。白抜け文字の線
巾は100μに近いほど良好な抜き文字画質といえる。
【0076】得られた結果を表4〜表6に示した。
【0077】
【表4】
【0078】
【表5】
【0079】
【表6】
【0080】まずヒドラジン誘導体およびテトラゾリウ
ム化合物を含有していないNo. 1〜No. 10の試料につ
いては、水溶性染料(a)が添加されたNo. 3、4、8
の試料に対して、固体分散染料が添加されたNo. 5、
6、9、10の試料の方がセーフライト安全性がよく、
抜き文字の線巾も広い。中でも、特に本発明に係わるN
o. 9の試料は、抜き文字とセーフライト安全性が共に
優れている。
【0081】次に、ヒドラジン誘導体およびテトラゾリ
ウム化合物を含有したNo. 11〜40の試料についての
評価結果をみると、いずれもγ値が大きく、抜き文字の
線巾が広がっているが、水溶性染料(a)が添加された
試料に対して、固体分散染料が添加された試料の方が、
抜き文字、セーフライト性共に良好な結果となってい
る。中でも、本発明に係わる試料No. 19、27、2
9、30及び39は、40分以上のセーフライト安全性
をもち、且つ広い抜き文字線巾を有している。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】本発明の感光材料に用いられる、その他の
各種添加剤および現像処理方法等に関しては、例えば下
記特許の該当箇所に記載されたものを好ましく用いるこ
とができる。 1 造核促進剤 特開平2−103536号公報第9頁右上欄13行目 から同第16頁左上欄10行目。 2 かぶり防止剤 特開平2−103536号公報第17頁右下欄19行 目から同第18頁右上欄4行目、および特開平1−2 37538号公報に記載のチオスルフィン酸化合物。 3 硬膜剤 特開平2−103536号公報第18頁右上欄5行目 から同第17行目。 4 界面活性剤 特開平2−12236号公報第9頁右上欄7行目から 同右下欄7行目、および特開平2−18542号公報 第2頁左下欄13行目から同第4頁右下欄18行目。 5 ポリマーラテックス 特公平2−28856号公報第17頁左欄43行目か ら同右欄11行目。 6 酸基を有する化合物 特開平2−103536号公報第18頁右下欄6行目 から同第19頁左上欄1行目。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】 7 バインダー 特公平2−28856号公報第17頁左欄25行目か ら同42行目。 8 マット剤、滑り剤 特開平2−103536号公報第19頁左上欄15行 可塑剤 目から同第19頁右上欄15行目。 9 黒ポツ防止剤 米国特許第4956257号および特開平1−118 832号公報に記載の化合物。 10 現像液および現像 特公平2−28856号公報第18頁左欄6行目から 方法 同第19頁左欄7行目。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/46 1/83

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、銀1モルあたり1×10-7
    〜5×10-4モルのロジウム塩の存在下で調整された塩
    化銀粒子または塩化銀含有率80モル%以上の塩臭化銀
    粒子からなる、感度の異なるハロゲン化銀乳剤層を少な
    くとも2層有するハロゲン化銀写真感光材料において、
    下層に位置する(支持体に近い側に位置する)乳剤層の
    感度が、それよりも上層に位置する乳剤層の感度よりも
    高感度であり、かつ該乳剤層以外の親水性コロイド層中
    の少なくとも1層に、微粒子状に固体分散された染料が
    含有されていることを特徴とする明室用ハロゲン化銀写
    真感光材料。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀乳剤層またはその他の親水
    性コロイド層に、ヒドラジン誘導体またはテトラゾリウ
    ム化合物を含有することを特徴とする請求項1の明室用
    ハロゲン化銀写真感光材料。
JP4115226A 1992-04-09 1992-04-09 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料 Expired - Fee Related JP2890274B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115226A JP2890274B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115226A JP2890274B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05289237A true JPH05289237A (ja) 1993-11-05
JP2890274B2 JP2890274B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=14657480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4115226A Expired - Fee Related JP2890274B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2890274B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6275436A (ja) * 1985-09-30 1987-04-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62235939A (ja) * 1986-04-07 1987-10-16 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02308239A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03119348A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0419642A (ja) * 1990-05-14 1992-01-23 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6275436A (ja) * 1985-09-30 1987-04-07 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPS62235939A (ja) * 1986-04-07 1987-10-16 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02308239A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03119348A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0419642A (ja) * 1990-05-14 1992-01-23 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2890274B2 (ja) 1999-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4169733A (en) Process for forming high-contrast silver images
US4221864A (en) Light-sensitive silver halide photographic materials
US4210715A (en) Light-sensitive silver halide photographic material and method of processing thereof
JP2890274B2 (ja) 明室用高コントラストハロゲン化銀感光材料
JPS6232444A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS63316042A (ja) 明室で取り扱い可能なネガ型ハロゲン化銀写真感光材料
JP2802687B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3079400B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2651735B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01179940A (ja) 超硬調なネガ画像形成方法
EP0358165A2 (en) Method of developing a silver halide photographic material
JP2794248B2 (ja) 焼出し性のあるハロゲン化銀写真感光材料
US5607815A (en) Ultrahigh contrast bright light films with rapid processing
JP2794227B2 (ja) 高コントラストハロゲン化銀感光材料
JPH0563411B2 (ja)
JPH05281651A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0271254A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH07104426A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料及び画像形成方法
JPH0693087B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の製造方法
JPH04199144A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0619034A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料及びそれを用いた写真画像形成方法
JPH0682945A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02124561A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
JPH05313317A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH0545819A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees