JPH052877A - 映像表示メモリアクセス方式 - Google Patents
映像表示メモリアクセス方式Info
- Publication number
- JPH052877A JPH052877A JP3157141A JP15714191A JPH052877A JP H052877 A JPH052877 A JP H052877A JP 3157141 A JP3157141 A JP 3157141A JP 15714191 A JP15714191 A JP 15714191A JP H052877 A JPH052877 A JP H052877A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cycle
- video ram
- period
- mpram
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は1水平期間中に2回の調停作業が発
生することに起因して、映像表示メモリの高速データ転
送が抑制されるのを防ぐことを目的とする。 【構成】 本発明では、CRTの水平同期期間の一部あ
るいは全てを利用して、前記MPRAMのリフレッシュ
を行うリフレッシュ手段と、リフレッシュに続いて、表
示のための前記MPRAMのシリアルポーとへの転送サ
イクルを発生させるサイクル発生手段と、転送サイクル
から、実際の表示期間が始まるまでの間、前記MPRA
Mのシリアルクロックを停止させる手段と、調停回路
(ア−ビタ)と、リフレッシュ手段及びサイクル発生手
段の処理を優先して行う手段とを設け、水平同期期間の
リフレッシュに続いて表示のためのMPRAMのシリア
ルポ−トへの転送サイクルを発生させ、実際の読み出し
のためのシリアルクロックは表示期間に入ってから与え
ることにより、ランダムポ−ト側のデータ転送時の調停
回数を1水平期間に1回で済まそうとするものである。
生することに起因して、映像表示メモリの高速データ転
送が抑制されるのを防ぐことを目的とする。 【構成】 本発明では、CRTの水平同期期間の一部あ
るいは全てを利用して、前記MPRAMのリフレッシュ
を行うリフレッシュ手段と、リフレッシュに続いて、表
示のための前記MPRAMのシリアルポーとへの転送サ
イクルを発生させるサイクル発生手段と、転送サイクル
から、実際の表示期間が始まるまでの間、前記MPRA
Mのシリアルクロックを停止させる手段と、調停回路
(ア−ビタ)と、リフレッシュ手段及びサイクル発生手
段の処理を優先して行う手段とを設け、水平同期期間の
リフレッシュに続いて表示のためのMPRAMのシリア
ルポ−トへの転送サイクルを発生させ、実際の読み出し
のためのシリアルクロックは表示期間に入ってから与え
ることにより、ランダムポ−ト側のデータ転送時の調停
回数を1水平期間に1回で済まそうとするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばCRT等表示部
を備えた画像処理装置において、データの高速転送を必
要とする場合のビデオメモリへのデータ転送を行う映像
表示メモリアクセス方式に関するものである。
を備えた画像処理装置において、データの高速転送を必
要とする場合のビデオメモリへのデータ転送を行う映像
表示メモリアクセス方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像メモリとしてシリアルポ−ト
を備えたマルチポ−トRAM(以下MPRAMと称す)
が使用される機会が多い。MPRAMは表示のための読
みだしがシリアルポ−トへの転送を行えば、あとはシリ
アルポ−トから読み出すためのクロックを与えるだけで
良いため、ランダムポ−ト側のアクセスに使用できる期
間が長く取れ、高速処理を必要とする映像表示装置に有
効である。
を備えたマルチポ−トRAM(以下MPRAMと称す)
が使用される機会が多い。MPRAMは表示のための読
みだしがシリアルポ−トへの転送を行えば、あとはシリ
アルポ−トから読み出すためのクロックを与えるだけで
良いため、ランダムポ−ト側のアクセスに使用できる期
間が長く取れ、高速処理を必要とする映像表示装置に有
効である。
【0003】MPRAMの使用方法は、添付資料(日立
製作所HD6345ユ−ザ−ズマニュアル抜粋)の如
く、水平同期信号の表示期間の最初で、MPRAMのシ
リアルポ−トへの転送サイクルを発生させるのが一般的
である。
製作所HD6345ユ−ザ−ズマニュアル抜粋)の如
く、水平同期信号の表示期間の最初で、MPRAMのシ
リアルポ−トへの転送サイクルを発生させるのが一般的
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MPRAMもダイナミ
ックRAMであるため、リフレッシュという手順が必要
となるが、映像表示装置においては、水平同期期間にリ
フレッシュを行うのが一般的である。たとえば、NEC
製CRTコントロ−ラ<μPD7220>は、水平同期
期間にリフレッシュアドレスを出力するという機能を備
える。
ックRAMであるため、リフレッシュという手順が必要
となるが、映像表示装置においては、水平同期期間にリ
フレッシュを行うのが一般的である。たとえば、NEC
製CRTコントロ−ラ<μPD7220>は、水平同期
期間にリフレッシュアドレスを出力するという機能を備
える。
【0005】しかし、従来の様に、表示期間の最初でM
PRAMのシリアルポ−トへの転送サイクルを発生させ
た場合、ランダムポ−ト側のアクセスは、1水平期間に
リフレッシュサイクルとデータ転送サイクルの2度の調
停作業が必要となる。ランダムポ−ト側のアクセスが、
CPUによるアクセスのように、1アクセスずつアドレ
スを出してアクセスし、ウエイトがかけられる場合であ
ればそれほど大きな問題とはならないが、高速ページモ
−ド(行アドレスを指定して、列方向のメモリ内容を連
続的に読み出すモード)を使用した高速データ転送の場
合には、中断されるたびにアドレス(行アドレス)を再
発生させなければならず、転送時間に影響が及ぼされ
る。
PRAMのシリアルポ−トへの転送サイクルを発生させ
た場合、ランダムポ−ト側のアクセスは、1水平期間に
リフレッシュサイクルとデータ転送サイクルの2度の調
停作業が必要となる。ランダムポ−ト側のアクセスが、
CPUによるアクセスのように、1アクセスずつアドレ
スを出してアクセスし、ウエイトがかけられる場合であ
ればそれほど大きな問題とはならないが、高速ページモ
−ド(行アドレスを指定して、列方向のメモリ内容を連
続的に読み出すモード)を使用した高速データ転送の場
合には、中断されるたびにアドレス(行アドレス)を再
発生させなければならず、転送時間に影響が及ぼされ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、水平同期期
間のリフレッシュに続いて表示のためのMPRAMのシ
リアルポ−トへの転送サイクルを発生させ、実際の読み
出しのためのシリアルクロックは表示期間に入ってから
与えることにより、ランダムポ−ト側のデータ転送時の
調停回数を1水平期間に1回で済まそうとするものであ
る。
間のリフレッシュに続いて表示のためのMPRAMのシ
リアルポ−トへの転送サイクルを発生させ、実際の読み
出しのためのシリアルクロックは表示期間に入ってから
与えることにより、ランダムポ−ト側のデータ転送時の
調停回数を1水平期間に1回で済まそうとするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、調停の作業が1水平期間に1
回で済み、ランダムポ−ト側の転送時間が長く取れると
いう利点があり、高速転送を必要とする画像処理装置等
に有効である。
回で済み、ランダムポ−ト側の転送時間が長く取れると
いう利点があり、高速転送を必要とする画像処理装置等
に有効である。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例を示す図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】図2は、従来の方法を示すタイミングチャ
ートであり、図1は本発明の方式によるタイミングチャ
−トである。
ートであり、図1は本発明の方式によるタイミングチャ
−トである。
【0010】図2では、水平同期信号(HSYNC)の
同期期間(HS)の間にリフレッシュサイクル(CAS
ビフォアRAS)を発生させ、表示期間(DISP)の
始めでシリアルポ−トへの転送を行っている。ここで、
*DT/OEは転送サイクルであることを示す信号であ
り、*DT/*OEがHighになった次のシリアルク
ロック(SC)により、新しいシリアルデ−タ(SD)
が出力される。
同期期間(HS)の間にリフレッシュサイクル(CAS
ビフォアRAS)を発生させ、表示期間(DISP)の
始めでシリアルポ−トへの転送を行っている。ここで、
*DT/OEは転送サイクルであることを示す信号であ
り、*DT/*OEがHighになった次のシリアルク
ロック(SC)により、新しいシリアルデ−タ(SD)
が出力される。
【0011】図から明白なように、従来の方式では、ラ
ンダムポ−トアクセス可能期間が1水平期間に2回に分
断される。従って、ランダムポ−ト側での転送に関して
は、リフレッシュサイクル及び転送サイクルを始めるに
あたり、調停作業が必要となる。また、HBPは水平バ
ックポーチ、HFPは水平フロントポ−チ、HDISP
は水平表示期間を示す。
ンダムポ−トアクセス可能期間が1水平期間に2回に分
断される。従って、ランダムポ−ト側での転送に関して
は、リフレッシュサイクル及び転送サイクルを始めるに
あたり、調停作業が必要となる。また、HBPは水平バ
ックポーチ、HFPは水平フロントポ−チ、HDISP
は水平表示期間を示す。
【0012】図1の本発明の方式によれば、リフレッシ
ュサイクルに引き続き、転送サイクルをおこなうため、
調停作業が1回で済むという利点がある。但し、従来方
式では、シリアルクロック(SC)は、停止させる必要
はないが、本方式では、表示期間に入るまでは停止させ
る必要がある。
ュサイクルに引き続き、転送サイクルをおこなうため、
調停作業が1回で済むという利点がある。但し、従来方
式では、シリアルクロック(SC)は、停止させる必要
はないが、本方式では、表示期間に入るまでは停止させ
る必要がある。
【0013】図3は本発明の回路要部を略示するブロッ
ク図である。同図において、1はCPUであり、システ
ム全体の制御を行う。2はCRTコントローラであり、
表示のための同期信号の発生、ビデオメモリの読み出し
タイミング及びアドレス発生を行う。本システムには、
CPUのアドレスバスAD、デ−タバスDTの他、画像
情報転送用の高速バスGBがある。10はビデオRAM
であり、表示のための1フレーム分の容量を持つマルチ
ポ−トRAMから構成される。3はア−ビタであり、ビ
デオRAM10をアクセスするための要求の調停作業を
行う。ア−ビタ3には、CPUからの要求信号RQC、
CRTコントロ−ラからの要求信号RQH及び画像バス
からの要求信号RQGがあり、優先順位は、RQH>R
QG>RQCとなっており、GR信号を出力して、どの
要求が認められたかを指示する。
ク図である。同図において、1はCPUであり、システ
ム全体の制御を行う。2はCRTコントローラであり、
表示のための同期信号の発生、ビデオメモリの読み出し
タイミング及びアドレス発生を行う。本システムには、
CPUのアドレスバスAD、デ−タバスDTの他、画像
情報転送用の高速バスGBがある。10はビデオRAM
であり、表示のための1フレーム分の容量を持つマルチ
ポ−トRAMから構成される。3はア−ビタであり、ビ
デオRAM10をアクセスするための要求の調停作業を
行う。ア−ビタ3には、CPUからの要求信号RQC、
CRTコントロ−ラからの要求信号RQH及び画像バス
からの要求信号RQGがあり、優先順位は、RQH>R
QG>RQCとなっており、GR信号を出力して、どの
要求が認められたかを指示する。
【0014】4及び6はセレクタであり、GR信号で指
示されたデバイスのデ−タバス及びアドレスバスをビデ
オRAM10に与える。8は発振回路、7は分周回路で
あり、システム各部にクロックを供給する。5はアドレ
スカウンタであり画像バスから入力、あるいは画像バス
に出力される画像デ−タのビデオRAM10のアドレス
発生するものであり、CPU1からの設定により、矩形
領域の転送を可能としている。
示されたデバイスのデ−タバス及びアドレスバスをビデ
オRAM10に与える。8は発振回路、7は分周回路で
あり、システム各部にクロックを供給する。5はアドレ
スカウンタであり画像バスから入力、あるいは画像バス
に出力される画像デ−タのビデオRAM10のアドレス
発生するものであり、CPU1からの設定により、矩形
領域の転送を可能としている。
【0015】9はタイミング発生部であり、ビデオRA
M10を制御するための、前述の*RAS信号、*CA
S信号、*DT/*OE信号、SC信号等を、ア−ビタ
3の指示するサイクルに基づいて発生する。即ち、水平
同期信号(HSYNC)により、リフレッシュサイクル
を所定回数だけ発生させ、引き続いて転送サイクルを1
回発生する。また、画像バスGBからのアクセス時に
は、高速ページモ−ドによるアクセスを、CPU1から
のアクセス時にはランダムアクセスサイクルを発生させ
る。ここで、R/W信号はCPU1がリ−ドサイクルで
あるかライトサイクルであるかを判別するための信号、
MOD信号は画像バスから入力するのか、画像バスへ出
力するのかを識別するための信号である。
M10を制御するための、前述の*RAS信号、*CA
S信号、*DT/*OE信号、SC信号等を、ア−ビタ
3の指示するサイクルに基づいて発生する。即ち、水平
同期信号(HSYNC)により、リフレッシュサイクル
を所定回数だけ発生させ、引き続いて転送サイクルを1
回発生する。また、画像バスGBからのアクセス時に
は、高速ページモ−ドによるアクセスを、CPU1から
のアクセス時にはランダムアクセスサイクルを発生させ
る。ここで、R/W信号はCPU1がリ−ドサイクルで
あるかライトサイクルであるかを判別するための信号、
MOD信号は画像バスから入力するのか、画像バスへ出
力するのかを識別するための信号である。
【0016】ビデオRAMからのシリアルデ−タSDは
ビデオコントロ−ルSDに入力され、タイミング合わ
せ、D/A変換等の処理がなされ、CRTに出力され
る。
ビデオコントロ−ルSDに入力され、タイミング合わ
せ、D/A変換等の処理がなされ、CRTに出力され
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成でビデオR
AMの外部アクセス期間を増やすことができ、大量のデ
ータを高速に処理しなければならない画像処理装置等に
利用して有効である。
AMの外部アクセス期間を増やすことができ、大量のデ
ータを高速に処理しなければならない画像処理装置等に
利用して有効である。
【図1】本発明の方式を説明するためのタイミングチャ
−トである。
−トである。
【図2】従来の方式を説明するためのタイミングチャ−
トである。
トである。
【図3】本発明の方法を実施するための要部ブロック図
である。
である。
1 CPU 2 CRTコントロ−ラ 3 ア−ビタ 4 セレクタ(デ−タバス用) 5 アドレスカウンタ 6 セレクタ(アドレスバス用) 7 分周回路 8 発振回路 10 ビデオRAM 11 ビデオコントロ−ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/64 450 C 8840−5L G11C 11/401
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 映像表示用メモリとして、シリアルポ−
ト付きのマルチポ−トRAM(以下MPRAMと略称す
る)を使用し、ランダムポ−ト側のアクセスを高速ペ−
ジモ−ドで行う場合に際し、CRTの水平同期期間の一
部あるいは全てを利用して、前記MPRAMのリフレッ
シュを行うリフレッシュ手段と、リフレッシュに続い
て、表示のための前記MPRAMのシリアルポートへの
転送サイクルを発生させるサイクル発生手段と、転送サ
イクルから、実際の表示期間が始まるまでの間、前記M
PRAMのシリアルクロックを停止させる手段と、調停
回路(ア−ビタ)と、リフレッシュ手段及びサイクル発
生手段の処理を優先して行う手段と、を具備することを
特徴とする映像表示メモリアクセス方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157141A JPH052877A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 映像表示メモリアクセス方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157141A JPH052877A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 映像表示メモリアクセス方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052877A true JPH052877A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15643090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157141A Pending JPH052877A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 映像表示メモリアクセス方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052877A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008204258A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Seiko Epson Corp | メモリを制御するメモリコントローラ、メモリの制御方法。 |
US7451903B2 (en) | 2004-08-19 | 2008-11-18 | Max Co., Ltd. | Main valve mechanism of compressed air nailing machine |
US7703651B2 (en) | 2005-07-20 | 2010-04-27 | Max Co., Ltd. | Driving tool |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3157141A patent/JPH052877A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7451903B2 (en) | 2004-08-19 | 2008-11-18 | Max Co., Ltd. | Main valve mechanism of compressed air nailing machine |
US7703651B2 (en) | 2005-07-20 | 2010-04-27 | Max Co., Ltd. | Driving tool |
JP2008204258A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Seiko Epson Corp | メモリを制御するメモリコントローラ、メモリの制御方法。 |
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