JPH05287639A - 二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステム - Google Patents
二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステムInfo
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- JPH05287639A JPH05287639A JP11407692A JP11407692A JPH05287639A JP H05287639 A JPH05287639 A JP H05287639A JP 11407692 A JP11407692 A JP 11407692A JP 11407692 A JP11407692 A JP 11407692A JP H05287639 A JPH05287639 A JP H05287639A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
- D03D47/30—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
- D03D47/3026—Air supply systems
- D03D47/3033—Controlling the air supply
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二連ノズル式エァジェットルームにおいて上
流側のメインノズルによる低圧噴射に起因する織物品質
の低下やエネルギーの浪費を防止すること。 【構成】 緯入方向下流側に配置された第１のメインノ
ズルＮ１は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配管
路とに接続し、緯入方向上流側に配置された第２のメイ
ンノズルＮ２は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開と
なる開閉弁１２を有した糸通し用の低圧の配管路に接続
し、第２ののメインノズルＮ２には通常の緯入れのため
の噴射に加えて糸通し時にのみ低圧の噴射を行なわせ
る。
流側のメインノズルによる低圧噴射に起因する織物品質
の低下やエネルギーの浪費を防止すること。 【構成】 緯入方向下流側に配置された第１のメインノ
ズルＮ１は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配管
路とに接続し、緯入方向上流側に配置された第２のメイ
ンノズルＮ２は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開と
なる開閉弁１２を有した糸通し用の低圧の配管路に接続
し、第２ののメインノズルＮ２には通常の緯入れのため
の噴射に加えて糸通し時にのみ低圧の噴射を行なわせ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は二連ノズル式エァジェ
ットルームにおける噴射方法とシステムに関するもので
あり、特に２個のメインノズルを緯入方向に縦続配置し
た二連ノズル式エァジェットルームにおける上流側メイ
ンノズルの噴射制御技術に関するものである。
ットルームにおける噴射方法とシステムに関するもので
あり、特に２個のメインノズルを緯入方向に縦続配置し
た二連ノズル式エァジェットルームにおける上流側メイ
ンノズルの噴射制御技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記のような二連ノズルを用いた織機と
しては特公昭６１−３７３７６号に開示されたものがあ
る。この従来技術の場合には、上下流の各メインノズル
からの常時低圧噴射力は１個のメインノズルを用いた場
合のそれに比べて小さくできるので、常時低圧噴射によ
る解撚作用に起因する糸切れの発生を低減することがで
きる。
しては特公昭６１−３７３７６号に開示されたものがあ
る。この従来技術の場合には、上下流の各メインノズル
からの常時低圧噴射力は１個のメインノズルを用いた場
合のそれに比べて小さくできるので、常時低圧噴射によ
る解撚作用に起因する糸切れの発生を低減することがで
きる。
【０００３】また特開平１−２１３４３６号に開示され
た技術にあっては、メインノズルの上流側に牽引ノズル
を設けて、常時低圧噴射するようになっている。またメ
インノズルに糸通しする際には牽引ノズルの常時低圧噴
射をオフにして糸通しし易いようにしている。
た技術にあっては、メインノズルの上流側に牽引ノズル
を設けて、常時低圧噴射するようになっている。またメ
インノズルに糸通しする際には牽引ノズルの常時低圧噴
射をオフにして糸通しし易いようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記いずれの従
来技術の場合においても、上流側に配置したメインノズ
ルからの常時低圧噴射によって周辺に浮遊する風綿が下
流側に配置されたメインノズル内や経糸開口中に吹き込
まれて緯糸や経糸に絡み付いて織物の品質を低下させる
という問題がある。加えて下流側のメインノズル上に付
着堆積した風綿も上流側のメインノズルからの常時低圧
噴射によって経糸開口中に吹き込まれ易いのである。
来技術の場合においても、上流側に配置したメインノズ
ルからの常時低圧噴射によって周辺に浮遊する風綿が下
流側に配置されたメインノズル内や経糸開口中に吹き込
まれて緯糸や経糸に絡み付いて織物の品質を低下させる
という問題がある。加えて下流側のメインノズル上に付
着堆積した風綿も上流側のメインノズルからの常時低圧
噴射によって経糸開口中に吹き込まれ易いのである。
【０００５】さらに上流側のメインノズルの場合には、
常時低圧噴射が最も必要とされるのは糸通しのときであ
るから、それ以外のときにも常時低圧噴射を行なってい
るということは、エネルギー節減という観点からして好
ましくない。この発明の目的は二連ノズル式エァジェッ
トルームにおいて上流側のメインノズルによる低圧噴射
に起因する織物品質の低下やエネルギーの浪費を防止す
ることにある。
常時低圧噴射が最も必要とされるのは糸通しのときであ
るから、それ以外のときにも常時低圧噴射を行なってい
るということは、エネルギー節減という観点からして好
ましくない。この発明の目的は二連ノズル式エァジェッ
トルームにおいて上流側のメインノズルによる低圧噴射
に起因する織物品質の低下やエネルギーの浪費を防止す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このためこの発明にあっ
ては、緯入方向下流側に配置された第１のメインノズル
は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配管路とに接
続し、緯入方向上流側に配置された第２のメインノズル
は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開となる開閉弁を
有した糸通し用の低圧の配管路に接続し、上流側のメイ
ンノズルには通常の緯入れのための噴射に加えて糸通し
時にのみ低圧の噴射を行なわせるようにしたことを要旨
とする。
ては、緯入方向下流側に配置された第１のメインノズル
は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配管路とに接
続し、緯入方向上流側に配置された第２のメインノズル
は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開となる開閉弁を
有した糸通し用の低圧の配管路に接続し、上流側のメイ
ンノズルには通常の緯入れのための噴射に加えて糸通し
時にのみ低圧の噴射を行なわせるようにしたことを要旨
とする。
【０００７】
【作用】上流側のメインノズルにおいては、通常の緯入
れのための噴射に加えて、糸通し時にのみ低圧の噴射が
行なわれる。
れのための噴射に加えて、糸通し時にのみ低圧の噴射が
行なわれる。
【０００８】
【実施例】図１にこの発明の噴射システムの一例を示
す。緯入れ方向には下流側に第１のメインノズルＮ１と
上流側に第２のメインノズルＮ２とが縦続配置されてい
る。
す。緯入れ方向には下流側に第１のメインノズルＮ１と
上流側に第２のメインノズルＮ２とが縦続配置されてい
る。
【０００９】緯入方向下流側に配置された第１のメイン
ノズルＮ１は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配
管路とさらにこの例では横糸切断時の緯糸抜けを防止す
るためのカッティングブローの配管路を介して圧力源Ｐ
Ｓに接続されている。通常の緯入れ用の配管路はレギュ
レーター３１とタンク３３と開閉弁３２とを有してい
る。カッティングブロー用の配管路はレギュレーター２
１と開閉弁２２とを有している。また常時低圧噴射用の
配管路はレギュレーター１１を有している。
ノズルＮ１は通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配
管路とさらにこの例では横糸切断時の緯糸抜けを防止す
るためのカッティングブローの配管路を介して圧力源Ｐ
Ｓに接続されている。通常の緯入れ用の配管路はレギュ
レーター３１とタンク３３と開閉弁３２とを有してい
る。カッティングブロー用の配管路はレギュレーター２
１と開閉弁２２とを有している。また常時低圧噴射用の
配管路はレギュレーター１１を有している。
【００１０】緯入方向上流側に配置された第２のメイン
ノズルＮ２は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開とな
る開閉弁とを有した糸通し用の低圧の配管路を介して圧
力源ＰＳに接続されている。通常の緯入用の配管路は第
１のメインノズルＮ１と共有のレギュレーター３１とタ
ンク３３および固有の開閉弁３２を有している。糸通し
用の低圧の配管路はレギュレーター１１と糸通し時にの
み開となる開閉弁１２とを有している。開閉弁１２は、
図示しない指令スイッチの操作に基づいて、織機停止中
の糸通し時においてのみ開となる。なお常時低圧噴射
用、糸通し用およびカッティングブロー用の各配管路に
は、緯入れ用の配管路からの高圧流体の逆流を防止する
ための逆止弁が設けられている。
ノズルＮ２は通常の緯入用の配管路と糸通し時に開とな
る開閉弁とを有した糸通し用の低圧の配管路を介して圧
力源ＰＳに接続されている。通常の緯入用の配管路は第
１のメインノズルＮ１と共有のレギュレーター３１とタ
ンク３３および固有の開閉弁３２を有している。糸通し
用の低圧の配管路はレギュレーター１１と糸通し時にの
み開となる開閉弁１２とを有している。開閉弁１２は、
図示しない指令スイッチの操作に基づいて、織機停止中
の糸通し時においてのみ開となる。なお常時低圧噴射
用、糸通し用およびカッティングブロー用の各配管路に
は、緯入れ用の配管路からの高圧流体の逆流を防止する
ための逆止弁が設けられている。
【００１１】図２はこの発明の方法による噴射態様を示
したもので、横軸には織機のクランク角がとってある。
図中ＭＢは通常の緯入れのためのメインブローを、ＣＢ
はカッティングブローを、ＹＩは糸通し用の噴射を示し
ている。図から明かなように第１のメインノズルＮ１に
あっては常時低圧噴射が行なわれているのに対して、第
２のメインノズルＮ２にあっては織機停止中の糸通し時
ＹＩにおいてのみ低圧の噴射が行なわれている。なお上
記実施例においてレギュレーター１１、１２は絞り弁と
してもよい。
したもので、横軸には織機のクランク角がとってある。
図中ＭＢは通常の緯入れのためのメインブローを、ＣＢ
はカッティングブローを、ＹＩは糸通し用の噴射を示し
ている。図から明かなように第１のメインノズルＮ１に
あっては常時低圧噴射が行なわれているのに対して、第
２のメインノズルＮ２にあっては織機停止中の糸通し時
ＹＩにおいてのみ低圧の噴射が行なわれている。なお上
記実施例においてレギュレーター１１、１２は絞り弁と
してもよい。
【００１２】
【発明の効果】上流側のメインノズルにおいては糸通し
時には低圧の噴射が行なわれるので、糸通し作業そのも
のは従来の二連ノズル式エァジェットルームの場合と同
様に支障なく行なわれる。しかしその他の期間は該低圧
の噴射は行なわれないので、下流側のメインノズルや経
糸開口内に風綿が吹き込まれることがなくなり、エネル
ギーもそれだけ節減される。
時には低圧の噴射が行なわれるので、糸通し作業そのも
のは従来の二連ノズル式エァジェットルームの場合と同
様に支障なく行なわれる。しかしその他の期間は該低圧
の噴射は行なわれないので、下流側のメインノズルや経
糸開口内に風綿が吹き込まれることがなくなり、エネル
ギーもそれだけ節減される。
【図１】この発明のシステムの一例を示す線図である。
【図２】この発明の方法の一例を示すタイミングダイア
グラムである。
グラムである。
１１、２１、３１ レギュレーター １２、２２、３２ 開閉弁 ３３ タンク Ｎ１ 第１（下流側）のメインノズル Ｎ２ 第２（上流側）のメインノズル ＰＳ 圧力源 ＭＢ メインブロー ＣＢ カッティングブロー ＹＩ 糸通し
Claims (2)
- 【請求項１】二連ノズル式エァジェットルームにおい
て、上流側のメインノズルには通常の緯入れのための噴
射に加えて糸通し時にのみ低圧の噴射を行なわせること
を特徴とする二連ノズル式エァジェットルームにおける
噴射方法。 - 【請求項２】二連ノズル式エァジェットルームにおい
て、緯入方向下流側に配置された第１のメインノズルは
通常の緯入用配管路と常時低圧噴射用の配管路とに接続
されており、緯入方向上流側に配置された第２のメイン
ノズルは通常の緯入用の配管路と糸通し時に開となる開
閉弁を有した糸通し用の低圧の配管路に接続されている
ことを特徴とする二連ノズル式エァジェットルームにお
ける噴射システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114076A JP2894465B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114076A JP2894465B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05287639A true JPH05287639A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2894465B2 JP2894465B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14628453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114076A Expired - Fee Related JP2894465B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2894465B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1015312A5 (ja) * | 2002-01-16 | 2005-01-11 | Toyota Jidoshokki Kk | |
| CN1316086C (zh) * | 2002-11-14 | 2007-05-16 | 津田驹工业株式会社 | 空气喷射式织机的空气供给装置 |
| EP1835057A2 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-19 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| EP1835056A2 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-19 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| JP2011047061A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | エアジェットルームにおける緯糸把持装置 |
| CN103088526A (zh) * | 2011-11-04 | 2013-05-08 | 株式会社丰田自动织机 | 喷气织机的投纬装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BRPI0708961A2 (pt) * | 2006-03-21 | 2011-06-28 | Textilma Ag | máquina de tecelagem a jato |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4114076A patent/JP2894465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1015312A5 (ja) * | 2002-01-16 | 2005-01-11 | Toyota Jidoshokki Kk | |
| CN1316086C (zh) * | 2002-11-14 | 2007-05-16 | 津田驹工业株式会社 | 空气喷射式织机的空气供给装置 |
| EP1835057A2 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-19 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| EP1835056A2 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-19 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| EP1835057A3 (en) * | 2006-03-13 | 2009-05-13 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| EP1835056A3 (en) * | 2006-03-13 | 2009-05-13 | Tsudakoma Kogyo Kabushiki Kaisha | Air jet loom |
| JP2011047061A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | エアジェットルームにおける緯糸把持装置 |
| CN101994201A (zh) * | 2009-08-25 | 2011-03-30 | 株式会社丰田自动织机 | 喷气投纬织机中的纬纱把持装置 |
| CN103088526A (zh) * | 2011-11-04 | 2013-05-08 | 株式会社丰田自动织机 | 喷气织机的投纬装置 |
| JP2013096038A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Toyota Industries Corp | エアジェット織機の緯入れ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2894465B2 (ja) | 1999-05-24 |
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