JPH0693533A - ジェットルームにおける緯入れ制御装置 - Google Patents
ジェットルームにおける緯入れ制御装置Info
- Publication number
- JPH0693533A JPH0693533A JP24227492A JP24227492A JPH0693533A JP H0693533 A JPH0693533 A JP H0693533A JP 24227492 A JP24227492 A JP 24227492A JP 24227492 A JP24227492 A JP 24227492A JP H0693533 A JPH0693533 A JP H0693533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- pressure
- valve
- main nozzle
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
- D03D47/30—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
- D03D47/3026—Air supply systems
- D03D47/3053—Arrangements or lay out of air supply systems
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/28—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
- D03D47/30—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
- D03D47/3026—Air supply systems
- D03D47/3033—Controlling the air supply
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弱糸、強撚糸の緯入れも可能な緯入れ制御装
置を提供する。 【構成】 圧力エア供給タンク２の圧力は減圧弁３によ
って調圧される。緯入れ用メインノズル１は供給管路４
を介して圧力エア供給タンク２に接続されており、供給
管路４上には電磁式のメインバルブ５が介在されてい
る。メインバルブ５と緯入れ用メインノズル１との間の
供給管路４には排気管路６が分岐接続されている。排気
管路６上には流量調整弁７が介在されている。排気管路
６と供給管路４との接続部と流量調整弁７との間の排気
管路６上には電磁式の切り換え弁８が介在されている。
置を提供する。 【構成】 圧力エア供給タンク２の圧力は減圧弁３によ
って調圧される。緯入れ用メインノズル１は供給管路４
を介して圧力エア供給タンク２に接続されており、供給
管路４上には電磁式のメインバルブ５が介在されてい
る。メインバルブ５と緯入れ用メインノズル１との間の
供給管路４には排気管路６が分岐接続されている。排気
管路６上には流量調整弁７が介在されている。排気管路
６と供給管路４との接続部と流量調整弁７との間の排気
管路６上には電磁式の切り換え弁８が介在されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、緯入れ用メインノズル
の噴射作用によって緯糸を射出緯入れするジェットルー
ムにおける緯入れ制御装置に関するものである。
の噴射作用によって緯糸を射出緯入れするジェットルー
ムにおける緯入れ制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ジェットルームでは緯入れ用メインノズ
ルの噴射圧立ち上がり特性が緯糸の緯入れ状態に影響を
与える。噴射圧立ち上がり時間が短ければ緯糸の高速緯
入れが可能となり、しかもエア消費量も少なくて済む。
しかしながら、短い立ち上がり時間の噴射圧で弱糸を緯
入れ使用とすると、緯糸先端切れが生じ易い。又、フィ
ラント糸のような強撚糸を短い立ち上がり時間の噴射圧
で緯入れしようとすると、緯糸先端部の撚り戻りが生
じ、経糸に引っ掛かり易くなる。
ルの噴射圧立ち上がり特性が緯糸の緯入れ状態に影響を
与える。噴射圧立ち上がり時間が短ければ緯糸の高速緯
入れが可能となり、しかもエア消費量も少なくて済む。
しかしながら、短い立ち上がり時間の噴射圧で弱糸を緯
入れ使用とすると、緯糸先端切れが生じ易い。又、フィ
ラント糸のような強撚糸を短い立ち上がり時間の噴射圧
で緯入れしようとすると、緯糸先端部の撚り戻りが生
じ、経糸に引っ掛かり易くなる。
【０００３】特開昭５６−１５４４２号公報の従来装置
では、減圧弁を用いた減圧供給系と、圧力エア供給タン
クの圧力をそのまま供給する高圧供給系を並設した構成
となっている。緯入れ用メインノズルの噴射開始初期に
は減圧供給系が用いられ、その後は高圧供給系が用いら
れる。この切り換えによって噴射開始初期には低圧噴
射、それ以後は高圧噴射という階段曲線的な圧力変更が
行われる。このような圧力変更によって噴射開始初期の
圧力が低圧となる。
では、減圧弁を用いた減圧供給系と、圧力エア供給タン
クの圧力をそのまま供給する高圧供給系を並設した構成
となっている。緯入れ用メインノズルの噴射開始初期に
は減圧供給系が用いられ、その後は高圧供給系が用いら
れる。この切り換えによって噴射開始初期には低圧噴
射、それ以後は高圧噴射という階段曲線的な圧力変更が
行われる。このような圧力変更によって噴射開始初期の
圧力が低圧となる。
【０００４】実開昭５９−１９３８８２号公報の従来装
置では、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給
及び停止を行なうバルブと緯入れ用メインノズルとを接
続する供給管路に排気管路を接続し、排気管路上に絞り
弁を介在している。このような排気構成により緯入れ用
メインノズルの噴射立ち上がり時間が長くなる。立ち上
がり時間は絞り弁の絞り程度によって調整できる。
置では、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給
及び停止を行なうバルブと緯入れ用メインノズルとを接
続する供給管路に排気管路を接続し、排気管路上に絞り
弁を介在している。このような排気構成により緯入れ用
メインノズルの噴射立ち上がり時間が長くなる。立ち上
がり時間は絞り弁の絞り程度によって調整できる。
【０００５】特開昭６１−２２５３４８号公報の従来装
置では、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給
及び停止を行なうバルブと圧力エア供給タンクとの間に
絞り弁を介在している。この絞り弁の絞り程度によって
緯入れ用メインノズルの噴射圧立ち上がり時間を調整す
ることができる。
置では、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給
及び停止を行なうバルブと圧力エア供給タンクとの間に
絞り弁を介在している。この絞り弁の絞り程度によって
緯入れ用メインノズルの噴射圧立ち上がり時間を調整す
ることができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
５６−１５４４２号公報の従来装置では、立ち上がり時
の圧力変化が階段的になっており、噴射圧立ち上がりは
急激である。このような急激な噴射圧立ち上がりでは弱
糸、強撚糸の良好な緯入れを行えない。
５６−１５４４２号公報の従来装置では、立ち上がり時
の圧力変化が階段的になっており、噴射圧立ち上がりは
急激である。このような急激な噴射圧立ち上がりでは弱
糸、強撚糸の良好な緯入れを行えない。
【０００７】実開昭５９−１９３８８２号公報の従来装
置では、常時圧力エアが排気管路から漏洩することにな
り、圧力エアの浪費が多すぎる。特開昭６１−２２５３
４８号公報の従来装置では、絞り弁を絞るほど緯入れ用
メインノズルの噴射圧のピーク値が低くなってゆき、緯
糸の飛走速度が低下する。緯糸の飛走速度も織機回転速
度に合うように設定しなければならないが、絞り弁の絞
り調整のみによって緯糸飛走速度及び噴射圧立ち上がり
特性の両方を共に満たすことは困難である。
置では、常時圧力エアが排気管路から漏洩することにな
り、圧力エアの浪費が多すぎる。特開昭６１−２２５３
４８号公報の従来装置では、絞り弁を絞るほど緯入れ用
メインノズルの噴射圧のピーク値が低くなってゆき、緯
糸の飛走速度が低下する。緯糸の飛走速度も織機回転速
度に合うように設定しなければならないが、絞り弁の絞
り調整のみによって緯糸飛走速度及び噴射圧立ち上がり
特性の両方を共に満たすことは困難である。
【０００８】本発明は圧力エアの浪費及びピーク噴射圧
の低下をもたらすことなく弱糸、強撚糸の緯入れも可能
にする緯入れ制御装置を提供することを目的とする。
の低下をもたらすことなく弱糸、強撚糸の緯入れも可能
にする緯入れ制御装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そのために第１の発明で
は、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給及び
停止を行なうメインバルブと緯入れ用メインノズルとを
接続する供給管路に排気管路を分岐接続し、排気管路上
に流量調整弁を介在し、前記排気管路上に緯入れ毎の噴
射初期に開放する切り換え弁を介在した。
は、緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給及び
停止を行なうメインバルブと緯入れ用メインノズルとを
接続する供給管路に排気管路を分岐接続し、排気管路上
に流量調整弁を介在し、前記排気管路上に緯入れ毎の噴
射初期に開放する切り換え弁を介在した。
【００１０】第２の発明では、緯入れ用メインノズルに
対する圧力エアの供給及び停止を行なうメインバルブと
緯入れ用メインノズルとを接続する供給管路上に容積調
整可能な圧力緩衝タンクを介在した。
対する圧力エアの供給及び停止を行なうメインバルブと
緯入れ用メインノズルとを接続する供給管路上に容積調
整可能な圧力緩衝タンクを介在した。
【００１１】
【作用】第１の発明では、メインバルブから送り出され
た圧力エアの一部は、メインバルブが開くときに切り換
え弁も開状態にすることによって排気管路から排出され
る。この排出速度は流量調整弁の流量調整によって変更
される。この排出速度を適度に調整することによって噴
射圧立ち上がりを緩くすることができる。
た圧力エアの一部は、メインバルブが開くときに切り換
え弁も開状態にすることによって排気管路から排出され
る。この排出速度は流量調整弁の流量調整によって変更
される。この排出速度を適度に調整することによって噴
射圧立ち上がりを緩くすることができる。
【００１２】第２の発明では、緯入れ用メインノズルの
噴射圧は圧力緩衝タンクが供給圧力に達するまでピーク
圧にならない。従って、圧力緩衝タンクの容積を大きく
すれば噴射圧立ち上がりは緩くなる。
噴射圧は圧力緩衝タンクが供給圧力に達するまでピーク
圧にならない。従って、圧力緩衝タンクの容積を大きく
すれば噴射圧立ち上がりは緩くなる。
【００１３】
【実施例】以下、第１の発明を具体化した一実施例を図
１〜図３に基づいて説明する。１は緯入れ用メインノズ
ルであり、緯糸Ｙは緯入れ用メインノズル１の噴射によ
って経糸開口内へ射出緯入れされる。２は圧力エア供給
タンクである。圧力エア供給タンク２の圧力は減圧弁３
によって調圧される。緯入れ用メインノズル１は供給管
路４を介して圧力エア供給タンク２に接続されており、
供給管路４上には電磁式のメインバルブ５が介在されて
いる。
１〜図３に基づいて説明する。１は緯入れ用メインノズ
ルであり、緯糸Ｙは緯入れ用メインノズル１の噴射によ
って経糸開口内へ射出緯入れされる。２は圧力エア供給
タンクである。圧力エア供給タンク２の圧力は減圧弁３
によって調圧される。緯入れ用メインノズル１は供給管
路４を介して圧力エア供給タンク２に接続されており、
供給管路４上には電磁式のメインバルブ５が介在されて
いる。
【００１４】メインバルブ５と緯入れ用メインノズル１
との間の供給管路４には排気管路６が分岐接続されてい
る。排気管路６上には流量調整弁７が介在されている。
排気管路６と供給管路４との接続部と流量調整弁７との
間の排気管路６上には電磁式の切り換え弁８が介在され
ている。９は排気管路６の末端に接続されたサイレンサ
である。
との間の供給管路４には排気管路６が分岐接続されてい
る。排気管路６上には流量調整弁７が介在されている。
排気管路６と供給管路４との接続部と流量調整弁７との
間の排気管路６上には電磁式の切り換え弁８が介在され
ている。９は排気管路６の末端に接続されたサイレンサ
である。
【００１５】図１は緯入れ待機状態を示し、メインバル
ブ５及び切り換え弁８は消磁状態にある。緯入れ時期に
なると、メインバルブ５及び切り換え弁８が励磁され、
図２に示すようにメインバルブ５及び切り換え弁８が開
状態になる。
ブ５及び切り換え弁８は消磁状態にある。緯入れ時期に
なると、メインバルブ５及び切り換え弁８が励磁され、
図２に示すようにメインバルブ５及び切り換え弁８が開
状態になる。
【００１６】図３（ｂ）の曲線Ｍはメインバルブ５の励
磁信号を示し、曲線Ｓ1 は切り換え弁８の励磁信号を示
す。曲線Ｃ1 は励磁信号Ｍ，Ｓ1 を与えた場合の緯入れ
用メインノズル１の噴射圧波形を表す。噴射圧波形Ｃ1
は、立ち上がり部Ｃ11と、ピーク部Ｃ12と、立ち下がり
部Ｃ13とからなる。ピーク部Ｃ12の圧力は減圧弁３によ
って調圧された圧力エア供給タンク２の供給圧力Ｐであ
る。切り換え弁８はメインバルブ５の開と同時に開状態
になり、メインバルブ５から供給される圧力エアの一部
が排気管路６から排出される。この排出により噴射圧波
形Ｃ1 の立ち上がり部Ｃ11の傾きが緩くなる。この傾き
程度は排気管路６からの排出速度に左右され、排出速度
が大きくなるほど立ち上がり部Ｃ11の傾きが緩くなる。
排気管路６からの排出速度は流量調整弁７によって調整
される。
磁信号を示し、曲線Ｓ1 は切り換え弁８の励磁信号を示
す。曲線Ｃ1 は励磁信号Ｍ，Ｓ1 を与えた場合の緯入れ
用メインノズル１の噴射圧波形を表す。噴射圧波形Ｃ1
は、立ち上がり部Ｃ11と、ピーク部Ｃ12と、立ち下がり
部Ｃ13とからなる。ピーク部Ｃ12の圧力は減圧弁３によ
って調圧された圧力エア供給タンク２の供給圧力Ｐであ
る。切り換え弁８はメインバルブ５の開と同時に開状態
になり、メインバルブ５から供給される圧力エアの一部
が排気管路６から排出される。この排出により噴射圧波
形Ｃ1 の立ち上がり部Ｃ11の傾きが緩くなる。この傾き
程度は排気管路６からの排出速度に左右され、排出速度
が大きくなるほど立ち上がり部Ｃ11の傾きが緩くなる。
排気管路６からの排出速度は流量調整弁７によって調整
される。
【００１７】図３（ａ）のグラフは切り換え弁８の閉状
態にしたままメインバルブ５を励磁したときの噴射圧波
形Ｃ0 を示す。噴射圧波形Ｃ0 のピーク部Ｃ02の圧力は
供給圧力Ｐとなり、立ち下がり部Ｃ03の傾きは噴射圧波
形Ｃ1 の立ち下がり部Ｃ13と同じである。しかし、噴射
圧波形Ｃ0 の立ち上がり部Ｃ01は噴射圧波形Ｃ1 の立ち
上がり部Ｃ11に比して急である。
態にしたままメインバルブ５を励磁したときの噴射圧波
形Ｃ0 を示す。噴射圧波形Ｃ0 のピーク部Ｃ02の圧力は
供給圧力Ｐとなり、立ち下がり部Ｃ03の傾きは噴射圧波
形Ｃ1 の立ち下がり部Ｃ13と同じである。しかし、噴射
圧波形Ｃ0 の立ち上がり部Ｃ01は噴射圧波形Ｃ1 の立ち
上がり部Ｃ11に比して急である。
【００１８】図３（ｂ）のグラフで示すように流量調整
弁７によって排出速度を適度に調整して供給管路４から
圧力エアの一部を排出すれば、緯入れ用メインノズル１
の噴射圧立ち上がりＣ11が緩くなる。従って、弱糸、強
撚糸を緯入れする場合には図３（ｂ）に示すように切り
換え弁８を励磁することによって良好な緯入れが達成さ
れる。又、圧力エアの一部が排気管路６から排出される
が、この排出期間は緯入れ用メインノズル１の噴射初期
のみであり、常時排出に比して圧力エアの消費は大幅に
少なくなる。
弁７によって排出速度を適度に調整して供給管路４から
圧力エアの一部を排出すれば、緯入れ用メインノズル１
の噴射圧立ち上がりＣ11が緩くなる。従って、弱糸、強
撚糸を緯入れする場合には図３（ｂ）に示すように切り
換え弁８を励磁することによって良好な緯入れが達成さ
れる。又、圧力エアの一部が排気管路６から排出される
が、この排出期間は緯入れ用メインノズル１の噴射初期
のみであり、常時排出に比して圧力エアの消費は大幅に
少なくなる。
【００１９】切り換え弁８の励磁は図３（ｂ）の仕方に
限らない。図３（ｃ）に示すように噴射圧がピーク圧Ｐ
になる（立ち上がり部Ｃ21からピーク部Ｃ22になると
き）まで切り換え弁８の励磁信号Ｓ2 を与え続けてもよ
い。このようにすることにより噴射圧波形Ｃ2 の立ち上
がり部Ｃ21の期間が図３（ｂ）に比して長くなる。
限らない。図３（ｃ）に示すように噴射圧がピーク圧Ｐ
になる（立ち上がり部Ｃ21からピーク部Ｃ22になると
き）まで切り換え弁８の励磁信号Ｓ2 を与え続けてもよ
い。このようにすることにより噴射圧波形Ｃ2 の立ち上
がり部Ｃ21の期間が図３（ｂ）に比して長くなる。
【００２０】なお、噴射圧の立ち下がり時に励磁信号Ｓ
3 を与えれば立ち下がり部Ｃ23の傾きが図３（ａ）およ
ひ図３（ｂ）の場合に比して急になる。このようにする
と緯入れ用メインノズル１の残圧噴射を速やかに解消で
き、残圧噴射に起因する弱糸切れを防止できる。
3 を与えれば立ち下がり部Ｃ23の傾きが図３（ａ）およ
ひ図３（ｂ）の場合に比して急になる。このようにする
と緯入れ用メインノズル１の残圧噴射を速やかに解消で
き、残圧噴射に起因する弱糸切れを防止できる。
【００２１】図１及び図２の実施例では切り換え弁８と
して電磁バルブを用いたが、メカニカルバルブの採用も
可能である。この場合、メカニカルバルブと織機駆動源
との駆動伝達経路上にクラッチを介在し、弱糸、強撚糸
の緯入れの場合には前記クラッチを接続すればよい。
して電磁バルブを用いたが、メカニカルバルブの採用も
可能である。この場合、メカニカルバルブと織機駆動源
との駆動伝達経路上にクラッチを介在し、弱糸、強撚糸
の緯入れの場合には前記クラッチを接続すればよい。
【００２２】次に、第２の発明を具体化した一実施例を
図４及び図５に基づいて説明する。緯入れ用メインノズ
ル１とメインバルブ５とを接続する供給管路４上には圧
力緩衝タンク１０が介在されている。圧力緩衝タンク１
０内には区画板１１が嵌入されており、区画板１１には
ねじ軸１１ａが止着されている。ねじ軸１１ａは圧力緩
衝タンク１０の容器壁に螺合されており、ねじ軸１１ａ
の螺合位置を調整することによって圧力緩衝タンク１０
の容積が変えられる。
図４及び図５に基づいて説明する。緯入れ用メインノズ
ル１とメインバルブ５とを接続する供給管路４上には圧
力緩衝タンク１０が介在されている。圧力緩衝タンク１
０内には区画板１１が嵌入されており、区画板１１には
ねじ軸１１ａが止着されている。ねじ軸１１ａは圧力緩
衝タンク１０の容器壁に螺合されており、ねじ軸１１ａ
の螺合位置を調整することによって圧力緩衝タンク１０
の容積が変えられる。
【００２３】図４（ａ）では圧力緩衝タンク１０の容積
が小の状態にあり、図４（ｂ）では圧力緩衝タンク１０
の容積が大の状態にある。図４（ａ）の状態においてメ
インバルブ５に励磁信号Ｍを与えると、緯入れ用メイン
ノズル１の噴射圧波形は図５（ａ）の曲線Ｃ3 のように
なる。図４（ｂ）の状態においてメインバルブ５に励磁
信号Ｍを与えると、緯入れ用メインノズル１の噴射圧波
形は図５（ｂ）の曲線Ｃ4 のようになる。
が小の状態にあり、図４（ｂ）では圧力緩衝タンク１０
の容積が大の状態にある。図４（ａ）の状態においてメ
インバルブ５に励磁信号Ｍを与えると、緯入れ用メイン
ノズル１の噴射圧波形は図５（ａ）の曲線Ｃ3 のように
なる。図４（ｂ）の状態においてメインバルブ５に励磁
信号Ｍを与えると、緯入れ用メインノズル１の噴射圧波
形は図５（ｂ）の曲線Ｃ4 のようになる。
【００２４】噴射圧波形Ｃ3 のピーク部Ｃ32及び噴射圧
波形Ｃ4 のピーク部Ｃ42の圧力はいずれも供給圧力Ｐと
なる。圧力緩衝タンク１０の容積が大きい場合の立ち上
がり部Ｃ41及び立ち下がり部Ｃ43は、圧力緩衝タンク１
０の容積が小さい場合の立ち上がり部Ｃ31及び立ち下が
り部Ｃ33に比して緩くなる。従って、弱糸、強撚糸の緯
入れの場合には圧力緩衝タンク１０の容積を大きくすれ
ばよい。
波形Ｃ4 のピーク部Ｃ42の圧力はいずれも供給圧力Ｐと
なる。圧力緩衝タンク１０の容積が大きい場合の立ち上
がり部Ｃ41及び立ち下がり部Ｃ43は、圧力緩衝タンク１
０の容積が小さい場合の立ち上がり部Ｃ31及び立ち下が
り部Ｃ33に比して緩くなる。従って、弱糸、強撚糸の緯
入れの場合には圧力緩衝タンク１０の容積を大きくすれ
ばよい。
【００２５】このような圧力緩衝タンク１０を用いれば
圧力エアのロスは無くなる。
圧力エアのロスは無くなる。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述したように第１の発明は、切り
換え弁及び流量調整弁を介在した排気管路から圧力エア
の一部を排出するようにしたので、ピーク圧低下及び圧
力エアの大きな浪費をもたらすことなく緯入れ用メイン
ノズルの噴射圧立ち上がりを緩くし得るという優れた効
果を奏する。
換え弁及び流量調整弁を介在した排気管路から圧力エア
の一部を排出するようにしたので、ピーク圧低下及び圧
力エアの大きな浪費をもたらすことなく緯入れ用メイン
ノズルの噴射圧立ち上がりを緩くし得るという優れた効
果を奏する。
【００２７】第２の発明は、容積調整可能な圧力緩衝タ
ンクを圧力エア供給管路上に介在したので、ピーク圧低
下及び圧力エアのロスをもたらすことなく緯入れ用メイ
ンノズルの噴射圧立ち上がりを緩くし得るという優れた
効果を奏する。
ンクを圧力エア供給管路上に介在したので、ピーク圧低
下及び圧力エアのロスをもたらすことなく緯入れ用メイ
ンノズルの噴射圧立ち上がりを緩くし得るという優れた
効果を奏する。
【図１】 第１の発明の一実施例を示す圧力エア供給回
路図である。
路図である。
【図２】 メインバルブ及び切り換えバルブを励磁した
状態を示す圧力エア供給回路図である。
状態を示す圧力エア供給回路図である。
【図３】 （ａ）は切り換えバルブを励磁しない状態で
メインバルブを励磁した状態を示すグラフである。
（ｂ）は切り換えバルブ及びメインバルブを励磁した状
態を示すグラフである。（ｃ）は切り換えバルブの別の
励磁の仕方を示すグラフである。
メインバルブを励磁した状態を示すグラフである。
（ｂ）は切り換えバルブ及びメインバルブを励磁した状
態を示すグラフである。（ｃ）は切り換えバルブの別の
励磁の仕方を示すグラフである。
【図４】 （ａ）は別例の圧力エア供給回路図である。
（ｂ）は圧力緩衝タンクの容積を大きくした状態を示す
圧力エア供給回路図である。
（ｂ）は圧力緩衝タンクの容積を大きくした状態を示す
圧力エア供給回路図である。
【図５】 （ａ）は圧力緩衝タンクの容積が小さい場合
の噴射圧波形を示すグラフである。（ｂ）は圧力緩衝タ
ンクの容積が大きい場合の噴射圧波形を示すグラフであ
る。
の噴射圧波形を示すグラフである。（ｂ）は圧力緩衝タ
ンクの容積が大きい場合の噴射圧波形を示すグラフであ
る。
１ ・・・緯入れ用メインノズル、４…供給管路、５…メイ
ンバルブ、６…排気管路、７…流量調整弁、８…切り換
え弁、１０…圧力緩衝タンク。
ンバルブ、６…排気管路、７…流量調整弁、８…切り換
え弁、１０…圧力緩衝タンク。
Claims (2)
- 【請求項１】緯入れ用メインノズルの噴射作用によって
緯糸を射出緯入れするジェットルームにおいて、 緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給及び停止
を行なうメインバルブと緯入れ用メインノズルとを接続
する供給管路に排気管路を分岐接続し、排気管路上に流
量調整弁を介在し、前記排気管路上に緯入れ毎の噴射初
期に開放する切り換え弁を介在したジェットルームにお
ける緯入れ制御装置。 - 【請求項２】緯入れ用メインノズルの噴射作用によって
緯糸を射出緯入れするジェットルームにおいて、 緯入れ用メインノズルに対する圧力エアの供給及び停止
を行なうメインバルブと緯入れ用メインノズルとを接続
する供給管路上に容積調整可能な圧力緩衝タンクを介在
したジェットルームにおける緯入れ制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24227492A JPH0693533A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ジェットルームにおける緯入れ制御装置 |
| EP93810643A EP0587535A1 (en) | 1992-09-10 | 1993-09-09 | Weft insertion control apparatus in a jet loom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24227492A JPH0693533A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ジェットルームにおける緯入れ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0693533A true JPH0693533A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17086827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24227492A Pending JPH0693533A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ジェットルームにおける緯入れ制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0587535A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0693533A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103789911A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-05-14 | 青岛天一集团红旗纺织机械有限公司 | 一种喷气织机停车纬纱自动保护装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239164A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Tsudakoma Corp | エア噴射織機 |
| JP2007239163A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Tsudakoma Corp | エア噴射織機 |
| CN108866759B (zh) * | 2018-07-20 | 2020-05-08 | 江南大学 | 一种编织帘织机及其控制系统 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5912778B2 (ja) * | 1978-09-18 | 1984-03-26 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ジエツトル−ムにおける緯入れ方法ならびに装置 |
| JPS5615442A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-14 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Fluid injection method of weft yarn |
| US4466468A (en) * | 1979-08-06 | 1984-08-21 | Leesona Corporation | Strand delivery system |
| NL8203808A (nl) * | 1982-09-30 | 1984-04-16 | Rueti Te Strake Bv | Werkwijze voor het met behulp van een stromend medium transporteren van een inslagdraad door het weefvak bij een spoelloze weefmachine, alsmede weefmachine, ingericht voor het toepassen van deze werkwijze. |
| JPS59193882U (ja) * | 1983-06-07 | 1984-12-22 | 津田駒工業株式会社 | 流体噴射織機の多色よこ入れ調圧装置 |
| JPS61225348A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-10-07 | 津田駒工業株式会社 | 流体噴射式無杼織機の流量制御装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP24227492A patent/JPH0693533A/ja active Pending
-
1993
- 1993-09-09 EP EP93810643A patent/EP0587535A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103789911A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-05-14 | 青岛天一集团红旗纺织机械有限公司 | 一种喷气织机停车纬纱自动保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0587535A1 (en) | 1994-03-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101445990A (zh) | 喷气织机纬纱飞行张力和飞行时间控制装置及其控制方法 | |
| EP1731645A2 (en) | Air feeding and control device for the pneumatic transporting of the weft in air-jet weaving machines | |
| JP2010001591A (ja) | ジェットルームにおける緯入れ方法及び緯入れ装置 | |
| JPH0693533A (ja) | ジェットルームにおける緯入れ制御装置 | |
| JP3044897B2 (ja) | ジェットルームにおける緯入れ方法 | |
| EP0186597B1 (en) | Air jet loom | |
| JP5508451B2 (ja) | ジェットルームにおける緯入れ装置 | |
| JP2894465B2 (ja) | 二連ノズル式エァジェットルームにおける噴射方法とシステム | |
| US5423355A (en) | Method and apparatus for limiting stresses in weft yarn advancing towards a weft insertion mechanism | |
| JPH06306737A (ja) | ジェットルームにおける緯入れ制御装置 | |
| JPH05230739A (ja) | ジェットルームにおけるサブノズルの噴射圧制御装置 | |
| JPH0465Y2 (ja) | ||
| JPS6319340Y2 (ja) | ||
| JPH11229251A (ja) | 空気噴射式織機の緯入れ装置 | |
| JP2717540B2 (ja) | 流体噴射式織機における緯糸のノズル抜け防止方法 | |
| JPS6039443A (ja) | 無杼織機の緯入用ノズル | |
| JP3066929B2 (ja) | 流体噴射式織機のノズル噴射方法と装置 | |
| JP2527726Y2 (ja) | 多色ジェットルームにおけるエア配管構造 | |
| JPH01250441A (ja) | 無杼織機の緯入れ方法 | |
| JPH05295637A (ja) | 流体噴射式織機におけるメインノズルの噴射制御方法と装置 | |
| JPH10273852A (ja) | エアージェットルームの緯入れ用弁装置 | |
| JPH10251939A (ja) | エアジェットルームの緯入制御装置とその緯入制御方法 | |
| JPH05272033A (ja) | エァジェットルームにおけるメインノズル噴射方法 | |
| KR820001878B1 (ko) | 유체분사식 직기의 위입장치 | |
| US5345976A (en) | Method for a pneumatic weft thread insertion in an air nozzle weaving loom |