JPH0528748U - コンソールボツクスドアの係止装置 - Google Patents

コンソールボツクスドアの係止装置

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JPH0528748U
JPH0528748U JP5708991U JP5708991U JPH0528748U JP H0528748 U JPH0528748 U JP H0528748U JP 5708991 U JP5708991 U JP 5708991U JP 5708991 U JP5708991 U JP 5708991U JP H0528748 U JPH0528748 U JP H0528748U
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JP
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console box
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leaf spring
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▲季▼久 秋元
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Toyota Motor East Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンソールボックスの前側のスペースの有効
利用が出来ると共に、意匠面の美観が大幅に向上し、更
に装置の組立が非常に簡単になるようにする。 【構成】 コンソールボックス21にヒンジを介して取
り付けたコンソールボックスドア22の前端部下面に組
み込まれたケース23と、ケース23に枢着されていて
先端に設けた爪部24aがコンソールボックス21の前
壁内側に形成された係合穴21aに係合し得るストライ
カ24と、ストライカ24とケース23との間に掛けら
れていてストライカ24を係合方向に付勢する板バネ2
7と、ケース23に前後に摺動可能に嵌挿され且つ内端
部がストライカ24に連結されていて押し込まれた時板
バネ27の弾力に抗してストライカ24を係合解除方向
に回動せしめるノブ26とから成っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用コンソールボックスに用いられるコンソールボックスドア の係止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種従来のコンソールボックスドアの係止装置としては、例えば実公平3− 22459号公報に記載のものがある。
【0003】 これは、図4及び図5に示したように、コンソールボックス本体1にヒンジ7 を介してコンソールボックスドア2が取り付けられ、このドア2の先端部の下面 11に設けられたブラケット12に軸8を介して回動自在に取り付けられ且つ図 示しないコイルバネ等により図5おいて左旋習性が付与されたドアストライカ3 が、爪部9を有していて下方に延びるブロック4と該ブロック4から分岐して前 側へ延びる操作舌片10から成っていて、コンソールボックスドア2を閉蓋した 時、ドアストライカ3の爪部9が上記コイルバネ等の弾力によりコンソールボッ クス本体1の前壁の外側に設けた爪係止穴5に係合するようにし、コンソールボ ックスドア2を開ける時、コンソールボックスドア2の先端部と一緒にドアスト ライカ3の操作舌片10を把持することによりドアストライカ3を図5において 右旋せしめて爪部9を爪係止穴5から外すように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来例は、ドアストライカ3の操作舌片10が前側に延び且つ ブロック4が下方に延びると共にコンソールボックスドア2の開閉時に該操作舌 片10及び該ブロック4が回動するのに充分であり、更に手先を入れるのに充分 である、大きな凹部13をコンソールボックス2の前側の上面に設ける必要があ る。その結果、コンソールボックス2周りのスペースの有効利用が出来ないと共 に、コンソールボックス2の前側の面、即ち意匠面の美観が損なわれてしまうと いう問題があった。また、上記従来例のようにドアストライカ3を付勢するのに コイルバネ等を用いている場合、コイルバネに軸8を通しながらドアストライカ 3のブラケット12への組付けを行わなければならず、装置の組立が非常に面倒 であるという問題もあった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑み、コンソールボックスの前側のスペースの有効利用 が出来ると共に、意匠面の美観が大幅に向上し、更に装置の組立が非常に簡単に なる、コンソールボックスドアの係止装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によるコンソールボックスドアの係止装置は、コンソールボックスにヒ ンジを介して取り付けられたコンソールボックスドアの前端部下面に組み込まれ たケースと、該ケースに枢着されていて先端に設けた爪部がコンソールボックス の前壁内側に形成された係合穴に係合し得るストライカと、該ストライカと前記 ケースとの間に掛けられていて該ストライカを係合方向に付勢する板バネと、前 記ケースに前後に摺動可能に嵌挿され且つ内端部が前記ストライカに連結されて いて押し込まれた時前記板バネの弾力に抗して前記ストライカを係合解除方向に 回動せしめるノブとから成ることを特徴としている。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、ストライカの爪部がコンソールボックスの内側に位置し且 つ該コンソールボックスの前壁内側に形成された係合穴に係合し得るようになっ ていると共に、ノブを後方に押し込むだけで該ストライカを回動させてその爪部 の係合状態を解除し得るようになっているので、コンソールボックスの前側の上 面に設ける必要がある凹部は、指先が入れば良いだけの極めて小さなもので充分 である。従って、コンソールボックスの前側のスペースの有効利用が出来ると共 に、コンソールボックスの前側の面即ち意匠面の美観が大幅に向上する。また、 ストライカを付勢するのにストライカとケースとの間に掛けられる板バネを用い ており、板バネは後付けが可能なので、装置の組立が非常に簡単になる。
【0008】
【実施例】
以下、図示した一実施例に基づき本考案を詳細に説明する。 図1は本考案によるコンソールボックスドアの係止装置の一実施例を含むコン ソールボックスの前端部の断面図、図2は上記実施例の分解斜視図、図3は上記 実施例を組み立てた状態の要部斜視図である。
【0009】 図1において、21はコンソールボックス、22はコンソールボックス1に図 示しないヒンジを介して取り付けられたコンソールボックスドアである。図1乃 至図3おいて、23はその前後面及び底面の中央部が開口せしめられ且つ前端部 に鍔23aが形成されたケースであって、コンソールボックスドア22の前端部 下面に組み込まれ且つ両側部に設けられた耳部23bに通される図示しないネジ により該前端部下面に固定されている。 24はその先端部に爪部24aが形成されたストライカであって、基端部がケ ース23の後端近傍に支持ピン25を介して枢着されることにより、前後に回動 可能になっている。26はその前端部に鍔26aが形成されたノブであって、鍔 26a以外の部分がケース23に前後に摺動可能に嵌挿され且つ上面に形成され た突起26bがケース23の上壁に形成された孔23cに滑合していることによ り、その摺動範囲が規制されていると共に、後端部に形成された一対の円い切り 欠き26cがストライカ24の両側面に設けられたピン24bに嵌合することに より、ストライカ24と連結せしめられている。27はくの字状に湾曲せしめら れた板バネであって、その一端がケース23の上面に設けられたL字状の突部2 3dに掛けられ且つ他端がストライカ24の後面に設けられたL字状の突部24 cに掛けられることにより、ストライカ24をその爪部24aがコンソールボッ クス21の前壁内側に形成された係合穴21aに係合する方向(図1おける右旋 方向)に付勢している。
【0010】 本実施例は上述のように構成されているので、コンソールボックスドア22を 閉じると、ストライカ24はその爪部24aの外側がコンソールボックス21の 前壁の上縁部に触れることにより一旦板バネ27の弾力に抗して左旋せしめられ るが、爪部24aがコンソールボックス21の係合孔21aの位置に来ると板バ ネ27の弾力により右旋せしめられて図1実線図示のように爪部24aが係合孔 21aに係合せしめられ、これによりコンソールボックスドア22が係止された 状態となる。 次に、コンソールボックスドア22を開けるために、コンソールボックスドア 22の先端部に手先をかけながら指先でノブ25を後方に押し込むと、板バネ2 7の弾力に抗してストライカ24が図1一点鎖線図示のように左旋せしめられて その爪部24aがコンソールボックス21の係合孔21aから外され、これによ りコンソールボックスドア22を上方に開くことができるようになる。
【0011】 以上、コンソールボックスドア22の開閉に伴う本実施例の作動原理について 説明したが、この実施例は、ストライカ24の爪部24aがコンソールボックス 21の内側に位置し且つコンソールボックス21の前壁内側に形成された係合穴 21aに係合し得るようになっていると共に、ノブ26を後方に押し込むだけで ストライカ24を回動させてその爪部24aの係合状態を解除し得るようになっ ているので、コンソールボックス21の前側の上面に設ける必要がある凹部28 は、図1に示したように、指先が入れば良いだけの極めて小さなもので充分であ る。従って、コンソールボックス21の前側のスペースの有効利用が出来ると共 に、コンソールボックス21の前側の面、即ち意匠面の美観が大幅に向上する。 また、ストライカ24を付勢するのにストライカ24とケース23との間に掛け られられる板バネ27を用いており、板バネ27は後付けが可能なので、装置の 組立が非常に簡単になる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるコンソールボックスドアの係止装置によれ ば、コンソールボックスの前側のスペースの有効利用が出来ると共に、意匠面の 美観が大幅に向上し、更に装置の組立が非常に簡単になるという実用上重要な利 点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコンソールボックスドアの係止装
置の一実施例を含むコンソールボックスの前端部の断面
図である。
【図2】上記実施例の分解斜視図である。
【図3】上記実施例を組み立てた状態の要部斜視図であ
る。
【図4】従来例を備えたコンソールボックスドアの開い
た状態を示す斜視図である。
【図5】上記従来例を含むコンソールボックスの前端部
の断面図である。
【符号の説明】
21 コンソールボックス 22 コンソールボックスドア 23 ケース 24 ストライカ 25 支持ピン 26 ノブ 27 板バネ 28 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックスにヒンジを介して取
    り付けられたコンソールボックスドアの前端部下面に組
    み込まれたケースと、該ケースに枢着されていて先端に
    設けた爪部がコンソールボックスの前壁内側に形成され
    た係合穴に係合し得るストライカと、該ストライカと前
    記ケースとの間に掛けられていて該ストライカを係合方
    向に付勢する板バネと、前記ケースに前後に摺動可能に
    嵌挿され且つ内端部が前記ストライカに連結されていて
    押し込まれた時前記板バネの弾力に抗して前記ストライ
    カを係合解除方向に回動せしめるノブとから成る、コン
    ソールボックスドアの係止装置。
JP1991057089U 1991-06-27 1991-06-27 コンソールボックスドアの係止装置 Expired - Fee Related JP2574525Y2 (ja)

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