JP2574525Y2 - コンソールボックスドアの係止装置 - Google Patents

コンソールボックスドアの係止装置

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JP2574525Y2
JP2574525Y2 JP1991057089U JP5708991U JP2574525Y2 JP 2574525 Y2 JP2574525 Y2 JP 2574525Y2 JP 1991057089 U JP1991057089 U JP 1991057089U JP 5708991 U JP5708991 U JP 5708991U JP 2574525 Y2 JP2574525 Y2 JP 2574525Y2
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console box
striker
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console
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昇 新倉
▲季▼久 秋元
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用コンソールボ
ックスに用いられるコンソールボックスドアの係止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来のコンソールボックスドアの
係止装置としては、例えば実公平3−22459号公報
に記載のものがある。
【0003】これは、図4及び図5に示したように、コ
ンソールボックス本体1にヒンジ7を介してコンソール
ボックスドア2が取り付けられ、このドア2の先端部の
下面11に設けられたブラケット12に軸8を介して回
動自在に取り付けられ且つ図示しないコイルバネ等によ
り図5おいて左旋習性が付与されたドアストライカ3
が、爪部9を有していて下方に延びるブロック4と該ブ
ロック4から分岐して前側へ延びる操作舌片10から成
っていて、コンソールボックスドア2を閉蓋した時、ド
アストライカ3の爪部9が上記コイルバネ等の弾力によ
りコンソールボックス本体1の前壁の外側に設けた爪係
止穴5に係合するようにし、コンソールボックスドア2
を開ける時、コンソールボックスドア2の先端部と一緒
にドアストライカ3の操作舌片10を把持することによ
りドアストライカ3を図5において右旋せしめて爪部9
を爪係止穴5から外すように構成されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
は、ドアストライカ3の操作舌片10が前側に延び且つ
ブロック4が下方に延びると共にコンソールボックスド
ア2の開閉時に該操作舌片10及び該ブロック4が回動
するのに充分であり、更に手先を入れるのに充分であ
る、大きな凹部13をコンソールボックス2の前側の上
面に設ける必要がある。その結果、コンソールボックス
2周りのスペースの有効利用が出来ないと共に、コンソ
ールボックス2の前側の面、即ち意匠面の美観が損なわ
れてしまうという問題があった。また、上記従来例のよ
うにドアストライカ3を付勢するのにコイルバネ等を用
いている場合、コイルバネに軸8を通しながらドアスト
ライカ3のブラケット12への組付けを行わなければな
らず、装置の組立が非常に面倒であるという問題もあっ
た。
【0005】本考案は上記問題点に鑑み、コンソールボ
ックスの前側のスペースの有効利用が出来ると共に、意
匠面の美観が大幅に向上し、更に装置の組立が非常に簡
単になる、コンソールボックスドアの係止装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によるコンソール
ボックスドアの係止装置は、コンソールボックスにヒン
ジを介して取り付けられたコンソールボックスドアの前
端部下面に組み込まれたケースと、一端が該ケースに枢
着されていて端に設けた爪部がコンソールボックスの
前壁内側に形成された係合穴に係合し得るストライカ
と、該ストライカの後面に設けられた突部と前記ケース
の上面に設けられた突部との間に掛けられていて該スト
ライカを係合方向に付勢するくの字状に湾曲した板バネ
と、前記ケースに前後に摺動可能に嵌挿され且つ
端部に形成した一対の切り欠きに前記ストライカの略中
央両側面に設けたピンを嵌合することにより連結されて
いて、水平に押し込まれた時前記板バネの弾力に抗して
前記ストライカを係合解除方向に回動せしめてコンソー
ルボックスドアを上方へ開くことができるノブとから成
該ノブはコンソールボックスドアの前端部より前方
に突出しない形で設けられていることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ストライカの爪部がコンソ
ールボックスの内側に位置し且つ該コンソールボックス
の前壁内側に形成された係合穴に係合し得るようになっ
ていると共に、ノブを後方に押し込むだけで該ストライ
カを回動させてその爪部の係合状態を解除し得るように
なっているので、コンソールボックスの前側の上面に設
ける必要がある凹部は、指先が入れば良いだけの極めて
小さなもので充分である。従って、コンソールボックス
の前側のスペースの有効利用が出来ると共に、コンソー
ルボックスの前側の面即ち意匠面の美観が大幅に向上す
る。また、ストライカを付勢するのにストライカとケー
スとの間に掛けられる板バネを用いており、板バネは後
付けが可能なので、装置の組立が非常に簡単になる。
【0008】
【実施例】以下、図示した一実施例に基づき本考案を詳
細に説明する。図1は本考案によるコンソールボックス
ドアの係止装置の一実施例を含むコンソールボックスの
前端部の断面図、図2は上記実施例の分解斜視図、図3
は上記実施例を組み立てた状態の要部斜視図である。
【0009】図1において、21はコンソールボック
ス、22はコンソールボックス1に図示しないヒンジを
介して取り付けられたコンソールボックスドアである。
図1乃至図3おいて、23はその前後面及び底面の中央
部が開口せしめられ且つ前端部に鍔23aが形成された
ケースであって、コンソールボックスドア22の前端部
下面に組み込まれ且つ両側部に設けられた耳部23bに
通される図示しないネジにより該前端部下面に固定され
ている。24はその先端部に爪部24aが形成されたス
トライカであって、基端部がケース23の後端近傍に支
持ピン25を介して枢着されることにより、前後に回動
可能になっている。26はその前端部に鍔26aが形成
されたノブであって、鍔26a以外の部分がケース23
に前後に摺動可能に嵌挿され且つ上面に形成された突起
26bがケース23の上壁に形成された孔23cに滑合
していることにより、その摺動範囲が規制されていると
共に、後端部に形成された一対の円い切り欠き26cが
ストライカ24の両側面に設けられたピン24bに嵌合
することにより、ストライカ24と連結せしめられてい
る。27はくの字状に湾曲せしめられた板バネであっ
て、その一端がケース23の上面に設けられたL字状の
突部23dに掛けられ且つ他端がストライカ24の後面
に設けられたL字状の突部24cに掛けられることによ
り、ストライカ24をその爪部24aがコンソールボッ
クス21の前壁内側に形成された係合穴21aに係合す
る方向(図1おける右旋方向)に付勢している。
【0010】本実施例は上述のように構成されているの
で、コンソールボックスドア22を閉じると、ストライ
カ24はその爪部24aの外側がコンソールボックス2
1の前壁の上縁部に触れることにより一旦板バネ27の
弾力に抗して左旋せしめられるが、爪部24aがコンソ
ールボックス21の係合孔21aの位置に来ると板バネ
27の弾力により右旋せしめられて図1実線図示のよう
に爪部24aが係合孔21aに係合せしめられ、これに
よりコンソールボックスドア22が係止された状態とな
る。次に、コンソールボックスドア22を開けるため
に、コンソールボックスドア22の先端部に手先をかけ
ながら指先でノブ25を後方に押し込むと、板バネ27
の弾力に抗してストライカ24が図1一点鎖線図示のよ
うに左旋せしめられてその爪部24aがコンソールボッ
クス21の係合孔21aから外され、これによりコンソ
ールボックスドア22を上方に開くことができるように
なる。
【0011】以上、コンソールボックスドア22の開閉
に伴う本実施例の作動原理について説明したが、この実
施例は、ストライカ24の爪部24aがコンソールボッ
クス21の内側に位置し且つコンソールボックス21の
前壁内側に形成された係合穴21aに係合し得るように
なっていると共に、ノブ26を後方に押し込むだけでス
トライカ24を回動させてその爪部24aの係合状態を
解除し得るようになっているので、コンソールボックス
21の前側の上面に設ける必要がある凹部28は、図1
に示したように、指先が入れば良いだけの極めて小さな
もので充分である。従って、コンソールボックス21の
前側のスペースの有効利用が出来ると共に、コンソール
ボックス21の前側の面、即ち意匠面の美観が大幅に向
上する。また、ストライカ24を付勢するのにストライ
カ24とケース23との間に掛けられられる板バネ27
を用いており、板バネ27は後付けが可能なので、装置
の組立が非常に簡単になる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によるコン
ソールボックスドアの係止装置によれば、コンソールボ
ックスの前側のスペースの有効利用が出来ると共に、意
匠面の美観が大幅に向上し、更に装置の組立が非常に簡
単になるという実用上重要な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるコンソールボックスドアの係止装
置の一実施例を含むコンソールボックスの前端部の断面
図である。
【図2】上記実施例の分解斜視図である。
【図3】上記実施例を組み立てた状態の要部斜視図であ
る。
【図4】従来例を備えたコンソールボックスドアの開い
た状態を示す斜視図である。
【図5】上記従来例を含むコンソールボックスの前端部
の断面図である。
【符号の説明】
21 コンソールボックス 22 コンソールボックスドア 23 ケース 24 ストライカ 25 支持ピン 26 ノブ 27 板バネ 28 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 7/04 E05C 21/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックスにヒンジを介して取
    り付けられたコンソールボックスドアの前端部下面に組
    み込まれたケースと、一端が 該ケースに枢着されていて端に設けた爪部がコ
    ンソールボックスの前壁内側に形成された係合穴に係合
    し得るストライカと、 該ストライカの後面に設けられた突部と前記ケースの上
    面に設けられた突部との間に掛けられていて該ストライ
    カを係合方向に付勢するくの字状に湾曲した板バネと、 前記ケースに前後に摺動可能に嵌挿され、且つ、内端部
    に形成した一対の切り欠きに前記ストライカの略中央両
    側面に設けたピンを嵌合することにより連結されてい
    、水平に押し込まれた時前記板バネの弾力に抗してス
    トライカを係合解除方向に回動せしめてコンソールボッ
    クスドアを上方へ開くことができるノブとから成り、該
    ノブはコンソールボックスドアの前端部より前方に突出
    しない形で設けられていることを特徴とするコンソール
    ボックスドアの係止装置。
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JPH0528748U JPH0528748U (ja) 1993-04-16
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