JPH05286895A - カルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents
カルボン酸エステルの製造方法Info
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- JPH05286895A JPH05286895A JP4092639A JP9263992A JPH05286895A JP H05286895 A JPH05286895 A JP H05286895A JP 4092639 A JP4092639 A JP 4092639A JP 9263992 A JP9263992 A JP 9263992A JP H05286895 A JPH05286895 A JP H05286895A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/39—Preparation of carboxylic acid esters by oxidation of groups which are precursors for the acid moiety of the ester
- C07C67/40—Preparation of carboxylic acid esters by oxidation of groups which are precursors for the acid moiety of the ester by oxidation of primary alcohols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C67/00—Preparation of carboxylic acid esters
- C07C67/08—Preparation of carboxylic acid esters by reacting carboxylic acids or symmetrical anhydrides with the hydroxy or O-metal group of organic compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カルボン酸とアルコールを酸性触媒の存在下
に反応させて得られる反応液を中和してカルボン酸エス
テルを製造する際に、エステル化反応液の中和をアルカ
リの損失およびエステルの加水分解反応を極力抑制して
行うことを目的とする。 【構成】 カルボン酸とアルコールを酸性触媒の存在下
に反応させて得られる反応液を中和してカルボン酸エス
テルを製造する方法において、向流接触式中和塔を用
い、下部よりエステル化反応液を、中間部より強アルカ
リ水溶液を、上部より弱アルカリ水溶液をそれぞれ供給
し、塔頂部よりカルボン酸エステルを含有する中和され
た油相を、塔底部より水層をそれぞれ抜き出し、反応液
を連続して中和することを特徴とする。
に反応させて得られる反応液を中和してカルボン酸エス
テルを製造する際に、エステル化反応液の中和をアルカ
リの損失およびエステルの加水分解反応を極力抑制して
行うことを目的とする。 【構成】 カルボン酸とアルコールを酸性触媒の存在下
に反応させて得られる反応液を中和してカルボン酸エス
テルを製造する方法において、向流接触式中和塔を用
い、下部よりエステル化反応液を、中間部より強アルカ
リ水溶液を、上部より弱アルカリ水溶液をそれぞれ供給
し、塔頂部よりカルボン酸エステルを含有する中和され
た油相を、塔底部より水層をそれぞれ抜き出し、反応液
を連続して中和することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカルボン酸エステエルを
製造するに際して、エステル化反応液中に存在する酸性
物質を中和する方法に関する。
製造するに際して、エステル化反応液中に存在する酸性
物質を中和する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエステルの製造法においては、エ
ステル化反応後、反応液を適当な温度まで冷却し、強ア
ルカリ性もしくは弱アルカリ性中和剤の比較的稀薄な水
溶液を用いてエステル化反応液を中和し、次にエステル
相と水相とに分離し、エステル相は水洗、アルコール除
去および蒸留により精製してエステルを製品化してい
た。一方、水相はこれに含まれている油分の除去回収工
程を経て系外に排出していた。
ステル化反応後、反応液を適当な温度まで冷却し、強ア
ルカリ性もしくは弱アルカリ性中和剤の比較的稀薄な水
溶液を用いてエステル化反応液を中和し、次にエステル
相と水相とに分離し、エステル相は水洗、アルコール除
去および蒸留により精製してエステルを製品化してい
た。一方、水相はこれに含まれている油分の除去回収工
程を経て系外に排出していた。
【0003】このうち特に中和工程においては、いった
ん生成したエステルが高濃度のアルカリ性の条件下に加
水分解を受け、収率が悪化する。これを防止するために
は稀薄アルカリを用いて、しかも短時間内に中和工程を
完了させる必要があった。そのため、エステル化反応時
の触媒の有無および中和装置の形式などにもよるが、一
般的には、濃度5〜10重量%のアルカリ性中和剤の水
溶液を用いて、エステル化反応液に対するアルカリ性中
和剤の水溶液を容量比で0.3〜1として接触効率を増
大させ、一方、過剰分の中和剤は循環再使用することな
く中和、廃棄されていた。
ん生成したエステルが高濃度のアルカリ性の条件下に加
水分解を受け、収率が悪化する。これを防止するために
は稀薄アルカリを用いて、しかも短時間内に中和工程を
完了させる必要があった。そのため、エステル化反応時
の触媒の有無および中和装置の形式などにもよるが、一
般的には、濃度5〜10重量%のアルカリ性中和剤の水
溶液を用いて、エステル化反応液に対するアルカリ性中
和剤の水溶液を容量比で0.3〜1として接触効率を増
大させ、一方、過剰分の中和剤は循環再使用することな
く中和、廃棄されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような稀薄アルカ
リ水溶液を用いたワンパス方式での中和方法は加水分解
反応の抑制効果が大であるが、半面多量のアルカリ性中
和剤および多量の水を必要とし、かつアルカリ性中和剤
が損失となり、また廃水負荷の増加をきたしていた。
リ水溶液を用いたワンパス方式での中和方法は加水分解
反応の抑制効果が大であるが、半面多量のアルカリ性中
和剤および多量の水を必要とし、かつアルカリ性中和剤
が損失となり、また廃水負荷の増加をきたしていた。
【0005】そのうえエステル製造上最も困難な問題で
あるスラッジの発生が多くなる欠点を有している。この
スラッジは中和処理時にエステル相と水相との界面に発
生する装置の腐食に起因する金属化合物を核とする浮遊
不溶のものである。このスラッジの発生が多いと、中和
後の油水分離性が極めて悪化し、廃水へ油分が多く同伴
し、生成したエステルの損失および廃水負荷を増加させ
る。これらを防止するため、従来法ではろ過もしくは溶
媒抽出などにより水相から油分を除去するための工程を
必要としていた。
あるスラッジの発生が多くなる欠点を有している。この
スラッジは中和処理時にエステル相と水相との界面に発
生する装置の腐食に起因する金属化合物を核とする浮遊
不溶のものである。このスラッジの発生が多いと、中和
後の油水分離性が極めて悪化し、廃水へ油分が多く同伴
し、生成したエステルの損失および廃水負荷を増加させ
る。これらを防止するため、従来法ではろ過もしくは溶
媒抽出などにより水相から油分を除去するための工程を
必要としていた。
【0006】このような中和工程の改良法としては例え
ば特公昭45−4974号に記載されている方法があ
る。すなわちまず第1工程で、エステル化後に反応液中
に存在する酸性成分の80〜90%を充分混和しながら
2〜5重量%の濃度の苛性ソーダ水溶液または苛性カリ
水溶液を用いて1分以下の滞留時間で中和し、次いで第
2工程で、十分混和しながら4〜12重量%の炭酸ナト
リウムまたは重炭酸ナトリウムの水溶液を添加し、1分
以下の滞留時間で、反応液中の酸性成分の中和を完了さ
せる方法である。この方法においては、炭酸ガスの発泡
による接触効率の低下および一旦生成したエステルの加
水分解反応による損失の両者をある程度抑制することは
可能であるが、中和工程が複雑となり、その上多量のア
ルカリ性中和剤および多量の水を必要とすることにおい
て本質的に変わりはない。
ば特公昭45−4974号に記載されている方法があ
る。すなわちまず第1工程で、エステル化後に反応液中
に存在する酸性成分の80〜90%を充分混和しながら
2〜5重量%の濃度の苛性ソーダ水溶液または苛性カリ
水溶液を用いて1分以下の滞留時間で中和し、次いで第
2工程で、十分混和しながら4〜12重量%の炭酸ナト
リウムまたは重炭酸ナトリウムの水溶液を添加し、1分
以下の滞留時間で、反応液中の酸性成分の中和を完了さ
せる方法である。この方法においては、炭酸ガスの発泡
による接触効率の低下および一旦生成したエステルの加
水分解反応による損失の両者をある程度抑制することは
可能であるが、中和工程が複雑となり、その上多量のア
ルカリ性中和剤および多量の水を必要とすることにおい
て本質的に変わりはない。
【0007】本発明者らは、従来の稀薄アルカリ水溶液
および水を多量に用いる中和方法の問題を解消するため
の新規な中和方法について鋭意検討した結果、向流接触
式中和塔を用い、強アルカリ水溶液、弱アルカリ水溶液
をそれぞれ塔の中間部、上部より供給し、下部より反応
液を供給して連続して向流接触させることにより問題を
解決できることを見い出し、本発明に達した。
および水を多量に用いる中和方法の問題を解消するため
の新規な中和方法について鋭意検討した結果、向流接触
式中和塔を用い、強アルカリ水溶液、弱アルカリ水溶液
をそれぞれ塔の中間部、上部より供給し、下部より反応
液を供給して連続して向流接触させることにより問題を
解決できることを見い出し、本発明に達した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、カル
ボン酸とアルコールを酸性触媒の存在下に反応させて得
られる反応液を中和してカルボン酸エステルを製造する
方法において、向流接触式中和塔を用い、下部よりエス
テル化反応液を、中間部より強アルカリ水溶液を、上部
より弱アルカリ水溶液をそれぞれ供給し、塔頂部よりカ
ルボン酸エステルを含有する中和された油相を、塔底部
より水層をそれぞれ抜き出し、反応液を連続して中和す
ることを特徴とするカルボン酸エステルの製造方法であ
る。
ボン酸とアルコールを酸性触媒の存在下に反応させて得
られる反応液を中和してカルボン酸エステルを製造する
方法において、向流接触式中和塔を用い、下部よりエス
テル化反応液を、中間部より強アルカリ水溶液を、上部
より弱アルカリ水溶液をそれぞれ供給し、塔頂部よりカ
ルボン酸エステルを含有する中和された油相を、塔底部
より水層をそれぞれ抜き出し、反応液を連続して中和す
ることを特徴とするカルボン酸エステルの製造方法であ
る。
【0009】本発明に用いられるカルボン酸は、生成す
るエステルが液体または溶媒に溶解するものであれば特
に制限されるものではないが、例えば酢酸、プロピオン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸などが挙げら
れる。アルコールについても同様であり、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、2−エ
チルヘキサノールなどが挙げられる。
るエステルが液体または溶媒に溶解するものであれば特
に制限されるものではないが、例えば酢酸、プロピオン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸などが挙げら
れる。アルコールについても同様であり、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、2−エ
チルヘキサノールなどが挙げられる。
【0010】本発明におけるエステル化反応液中に存在
する酸性物質とは、エステル化反応液中に存在する未反
応カルボン酸とエステル化触媒として用いる硫酸であ
る。
する酸性物質とは、エステル化反応液中に存在する未反
応カルボン酸とエステル化触媒として用いる硫酸であ
る。
【0011】本発明におけるアルカリ性中和剤は水溶液
のアルカリ性物質であればよく、強アルカリとして苛性
ソーダ、苛性カリ等、弱アルカリとして炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダ、炭酸カリ、重炭酸カリ等が挙げられる。ま
た強アルカリ水溶液および弱アルカリ水溶液中のアルカ
リ濃度は約1〜10重量%、好ましくは2〜5重量%で
ある。約1重量%より小さいと排水量が増大し、約10
重量%より大きいとエステルの加水分解反応が多くなり
好ましくない。
のアルカリ性物質であればよく、強アルカリとして苛性
ソーダ、苛性カリ等、弱アルカリとして炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダ、炭酸カリ、重炭酸カリ等が挙げられる。ま
た強アルカリ水溶液および弱アルカリ水溶液中のアルカ
リ濃度は約1〜10重量%、好ましくは2〜5重量%で
ある。約1重量%より小さいと排水量が増大し、約10
重量%より大きいとエステルの加水分解反応が多くなり
好ましくない。
【0012】中和温度は約10〜80℃、好ましくは2
0〜60℃である。約10℃未満では液粘性の増加によ
って液接触が不十分となるほか、油水の分離状態も悪く
なる。約80℃を越えると加水分解反応が促進されるば
かりでなく、分離した水相への油分の溶解が増加し原単
位の悪化に繋がる。
0〜60℃である。約10℃未満では液粘性の増加によ
って液接触が不十分となるほか、油水の分離状態も悪く
なる。約80℃を越えると加水分解反応が促進されるば
かりでなく、分離した水相への油分の溶解が増加し原単
位の悪化に繋がる。
【0013】中和剤とエステル化反応液のフィード量比
は、反応液中の酸と当量のアルカリを添加するように決
定される。中和剤である強アルカリと弱アルカリの添加
比はおよそ1:0.25〜0.4が好ましい。これより
も強アルカリの割合が大きくなると加水分解反応の進行
が促進され、また弱アルカリの割合が大きくなると、炭
酸ガスの発生が増大して分液性が悪化する。
は、反応液中の酸と当量のアルカリを添加するように決
定される。中和剤である強アルカリと弱アルカリの添加
比はおよそ1:0.25〜0.4が好ましい。これより
も強アルカリの割合が大きくなると加水分解反応の進行
が促進され、また弱アルカリの割合が大きくなると、炭
酸ガスの発生が増大して分液性が悪化する。
【0014】塔底部よりの抜出し水相pHは約2〜7、
好ましくは3〜4になるように、エステル化反応液およ
び/またはアルカリ水溶液の供給量が調整される。pH
が約2以下では酸分の中和率低下、及び材質上の問題な
どの点で好ましくない。pHが約7以上では加水分解反
応が促進されるためエステル収率の低下に繋がる。
好ましくは3〜4になるように、エステル化反応液およ
び/またはアルカリ水溶液の供給量が調整される。pH
が約2以下では酸分の中和率低下、及び材質上の問題な
どの点で好ましくない。pHが約7以上では加水分解反
応が促進されるためエステル収率の低下に繋がる。
【0015】本発明においては、向流接触式中和塔の下
部よりエステル化反応液を、中間部より強アルカリ水溶
液を供給し、強アルカリ水溶液供給部以下の部分では中
和、水洗効果を持たせることにより、触媒酸分は中和
し、カルボン酸は未中和の状態で中和水相を回収するこ
とができる。この水相からはカルボン酸を別途回収する
ことも可能である。塔の上部には弱アルカリ水溶液を供
給し、弱アルカリによる中和を行うことにより、エステ
ルの加水分解率を0.3%以下に抑えることができる。
部よりエステル化反応液を、中間部より強アルカリ水溶
液を供給し、強アルカリ水溶液供給部以下の部分では中
和、水洗効果を持たせることにより、触媒酸分は中和
し、カルボン酸は未中和の状態で中和水相を回収するこ
とができる。この水相からはカルボン酸を別途回収する
ことも可能である。塔の上部には弱アルカリ水溶液を供
給し、弱アルカリによる中和を行うことにより、エステ
ルの加水分解率を0.3%以下に抑えることができる。
【0016】弱アルカリ水溶液の供給部より更に上部か
ら流出油相中に同伴するアルカリ分および中和によって
生成する塩を最小限にするため洗浄水を供給してもよ
い。これらの水は全て下部に流れるため弱アルカリおよ
び強アルカリはいずれも比較的高濃度の液を直接使用す
ることが可能である。洗浄水の供給量は、通常、エステ
ル化反応液の約15〜20vol%である。なお、エス
テルの種類等によっては洗浄水を供給しなくても、アル
カリ等が油相へほとんど同伴しないこともある。
ら流出油相中に同伴するアルカリ分および中和によって
生成する塩を最小限にするため洗浄水を供給してもよ
い。これらの水は全て下部に流れるため弱アルカリおよ
び強アルカリはいずれも比較的高濃度の液を直接使用す
ることが可能である。洗浄水の供給量は、通常、エステ
ル化反応液の約15〜20vol%である。なお、エス
テルの種類等によっては洗浄水を供給しなくても、アル
カリ等が油相へほとんど同伴しないこともある。
【0017】向流接触式中和塔としては、脈動多孔板
塔、ロータリーディスクカラム、充填塔、多孔板塔など
通常の抽出に用いられる多段向流接触式の中和塔であれ
ばいずれも使用可能である。液々分散を良好にするもの
なら特に制限されるものではなく、また脈動を与えて液
々分散を良好にするのが好ましい。多孔板塔の場合は脈
動を与えて行うのが好ましい。脈動はエステル化反応液
をプランジャーポンプで供給して行うことができる。ま
た、多孔板を上下に振動させる塔を用いることによって
も行われる。
塔、ロータリーディスクカラム、充填塔、多孔板塔など
通常の抽出に用いられる多段向流接触式の中和塔であれ
ばいずれも使用可能である。液々分散を良好にするもの
なら特に制限されるものではなく、また脈動を与えて液
々分散を良好にするのが好ましい。多孔板塔の場合は脈
動を与えて行うのが好ましい。脈動はエステル化反応液
をプランジャーポンプで供給して行うことができる。ま
た、多孔板を上下に振動させる塔を用いることによって
も行われる。
【0018】また、液の滞留時間は、中和効率と分液性
に大きく影響する。エステル化反応液およびアルカリ水
溶液の滞留時間は、通常、0.05〜0.1時間程度で
行われる。液供給速度が大きすぎると、分散液滴径が大
きくなることと、接触時間が短くなることによって中和
効率が悪くなる。逆に液供給速度が小さすぎると、滞留
時間が大きくなるため、エステルの加水分解反応の促進
に繋がる。
に大きく影響する。エステル化反応液およびアルカリ水
溶液の滞留時間は、通常、0.05〜0.1時間程度で
行われる。液供給速度が大きすぎると、分散液滴径が大
きくなることと、接触時間が短くなることによって中和
効率が悪くなる。逆に液供給速度が小さすぎると、滞留
時間が大きくなるため、エステルの加水分解反応の促進
に繋がる。
【0019】次に本発明を図面で説明する。図1は本発
明の概要を示す図である。エステル化反応液はライン4
により向流接触中和塔7に送られる。強アルカリ水溶液
はライン3より、弱アルカリ水溶液はライン2より、洗
浄水はライン1より供給される。酸性成分を中和洗浄に
より除去された油相はライン5よりオーバーフローで抜
き出され、また中和によって生成した塩等を含む水相は
ライン6より抜き出される。この抜き出し水相は、リサ
イクルして洗浄水の全部或いは一部として使用しても良
い。
明の概要を示す図である。エステル化反応液はライン4
により向流接触中和塔7に送られる。強アルカリ水溶液
はライン3より、弱アルカリ水溶液はライン2より、洗
浄水はライン1より供給される。酸性成分を中和洗浄に
より除去された油相はライン5よりオーバーフローで抜
き出され、また中和によって生成した塩等を含む水相は
ライン6より抜き出される。この抜き出し水相は、リサ
イクルして洗浄水の全部或いは一部として使用しても良
い。
【0020】
【発明の効果】本発明の方法によって、エステル化反応
液の中和をアルカリの損失およびエステルの加水分解反
応を極力抑制して行うことができ、エステル収率を低下
させること無くカルボン酸エステルを得ることができ
る。更に設備的にも非常にコンパクトにすることができ
る。
液の中和をアルカリの損失およびエステルの加水分解反
応を極力抑制して行うことができ、エステル収率を低下
させること無くカルボン酸エステルを得ることができ
る。更に設備的にも非常にコンパクトにすることができ
る。
【0021】
【実施例】次に実施例で本発明をさらに具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0022】実施例1 向流接触式中和塔として多孔板塔を用いてエステル化反
応液の中和を行った。多孔板塔は60mmφ×1000mm
Hで孔径4mmφ、開孔率20%の多孔板を10枚有する
もので、理論段数3.5段相当である。硫酸を触媒とし
てn−ブタノールとアクリル酸のエステル化反応により
得られた、アクリル酸n−ブチル79.7wt%、n−ブ
タノール15.8wt%、アクリル酸0.6wt%、高沸成
分2.7wt%、硫酸1.0wt%および微量のジブチルエ
ーテルから成るエステル化反応液50kg/hを上記の向流
接触中和塔の下部に供給した。
応液の中和を行った。多孔板塔は60mmφ×1000mm
Hで孔径4mmφ、開孔率20%の多孔板を10枚有する
もので、理論段数3.5段相当である。硫酸を触媒とし
てn−ブタノールとアクリル酸のエステル化反応により
得られた、アクリル酸n−ブチル79.7wt%、n−ブ
タノール15.8wt%、アクリル酸0.6wt%、高沸成
分2.7wt%、硫酸1.0wt%および微量のジブチルエ
ーテルから成るエステル化反応液50kg/hを上記の向流
接触中和塔の下部に供給した。
【0023】一方、9.0kg/hの2wt%苛性ソーダ水溶
液を中和塔の中間部に、4.2kg/hの2wt%炭酸ソーダ
水溶液を中和塔の上部に連続供給した。供給位置の間隔
はほほ同じでそれぞれ理論段で1.7段相当である。塔
底部においてプランジャーポンプにより脈動を与えるこ
とで液々分散を図った。脈動として、振動数は72rpm
、振幅は30mmに設定した。温度は、苛性ソーダ水溶
液を32℃、炭酸ソーダ水溶液を25℃、エステル反応
液を42℃で供給した。
液を中和塔の中間部に、4.2kg/hの2wt%炭酸ソーダ
水溶液を中和塔の上部に連続供給した。供給位置の間隔
はほほ同じでそれぞれ理論段で1.7段相当である。塔
底部においてプランジャーポンプにより脈動を与えるこ
とで液々分散を図った。脈動として、振動数は72rpm
、振幅は30mmに設定した。温度は、苛性ソーダ水溶
液を32℃、炭酸ソーダ水溶液を25℃、エステル反応
液を42℃で供給した。
【0024】平均滞留時間が0.06〜0.07時間と
なるように連続中和を行い、中和塔塔頂より中和油相を
50kg/h、塔底より中和水相を13.2kg/hそれぞれ抜
き出した。水相のpHは3.8となり,油相中の酸分は
10ppm 以下,ナトリウムイオンは0.5ppm 以下であ
った。また分液性は良好で、スラッジ及び炭酸ガスの発
生も見られなかった。またエステルの加水分解率は0.
2%程度であった。
なるように連続中和を行い、中和塔塔頂より中和油相を
50kg/h、塔底より中和水相を13.2kg/hそれぞれ抜
き出した。水相のpHは3.8となり,油相中の酸分は
10ppm 以下,ナトリウムイオンは0.5ppm 以下であ
った。また分液性は良好で、スラッジ及び炭酸ガスの発
生も見られなかった。またエステルの加水分解率は0.
2%程度であった。
【0025】比較例1 ジャケットを有した1リットルのガラス製撹拌槽を用い
て、バッチ仕込みによる中和洗浄を行った。アクリル酸
n−ブチル77.6wt%、n−ブタノール18.1wt
%、アクリル酸1.2wt%、高沸成分2.1wt%、硫酸
1.0wt%および微量のシブチルエーテルから成るエス
テル化反応液を250.2g仕込み、これに2wt%の苛
性ソーダ水溶液を当量となるように108.3g混合
し、温度70℃のもと500rpm にて0.5h撹拌し
た。静置したところ0.3分後に油水分離し、238.
9gの油相と105.5gの水相が得られた。抜き出し
水相のpHは5.3であったが、油相中にはアクリル酸が
0.25wt%含まれていた。またエステルの加水分解率
は約1%であった。
て、バッチ仕込みによる中和洗浄を行った。アクリル酸
n−ブチル77.6wt%、n−ブタノール18.1wt
%、アクリル酸1.2wt%、高沸成分2.1wt%、硫酸
1.0wt%および微量のシブチルエーテルから成るエス
テル化反応液を250.2g仕込み、これに2wt%の苛
性ソーダ水溶液を当量となるように108.3g混合
し、温度70℃のもと500rpm にて0.5h撹拌し
た。静置したところ0.3分後に油水分離し、238.
9gの油相と105.5gの水相が得られた。抜き出し
水相のpHは5.3であったが、油相中にはアクリル酸が
0.25wt%含まれていた。またエステルの加水分解率
は約1%であった。
【0026】実施例2 硫酸を触媒として2−エチルヘキサノールとアクリル酸
のエステル化反応により得られた、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル72.9wt%、2−エチルヘキサノール2
2.8wt%、アクリル酸0.34wt%、高沸成分3.7
wt%、硫酸1.0wt%から成るエステル化反応液につい
て、実施例1と同様に中和を行った。エステル化反応液
は49kg/h、2wt%苛性ソーダ水溶液は9.9kg/h、2
wt%炭酸ソーダ水溶液は4.6kg/h供給した。中和され
た油相は47.8kg/h、水相は17.2kg/hであった。
のエステル化反応により得られた、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル72.9wt%、2−エチルヘキサノール2
2.8wt%、アクリル酸0.34wt%、高沸成分3.7
wt%、硫酸1.0wt%から成るエステル化反応液につい
て、実施例1と同様に中和を行った。エステル化反応液
は49kg/h、2wt%苛性ソーダ水溶液は9.9kg/h、2
wt%炭酸ソーダ水溶液は4.6kg/h供給した。中和され
た油相は47.8kg/h、水相は17.2kg/hであった。
【0027】水相のpHは2.0となり,油相中の酸分
は約200ppm ,ナトリウムイオンは1ppm であった。
洗浄水を弱アルカリ水溶液の供給部より更に上部から
8.2kg/h供給したところ、油相中の酸分は約50ppm
、ナトリウムイオンは0.2ppm に低下した。
は約200ppm ,ナトリウムイオンは1ppm であった。
洗浄水を弱アルカリ水溶液の供給部より更に上部から
8.2kg/h供給したところ、油相中の酸分は約50ppm
、ナトリウムイオンは0.2ppm に低下した。
【図1】本発明の一例を示す図である。
1 洗浄水の供給ライン 2 弱アルカリ水溶液の供給ライン 3 強アルカリ水溶液の供給ライン 4 エステル化反応液の供給ライン 5 中和された油相の抜き出しライン 6 水相の抜き出しライン 7 向流接触式中和塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 春樹 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友化 学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 カルボン酸とアルコールを酸性触媒の存
在下に反応させて得られる反応液を中和してカルボン酸
エステルを製造する方法において、向流接触式中和塔を
用い、下部よりエステル化反応液を、中間部より強アル
カリ水溶液を、上部より弱アルカリ水溶液をそれぞれ供
給し、塔頂部よりカルボン酸エステルを含有する中和さ
れた油相を、塔底部より水層をそれぞれ抜き出し、反応
液を連続して中和することを特徴とするカルボン酸エス
テルの製造方法。 - 【請求項2】 向流接触中和塔上部の弱アルカリ水溶液
の供給位置より上部から洗浄水を供給することを特徴と
する請求項1記載のカルボン酸エステルの製造方法。 - 【請求項3】 向流接触式中和塔が脈動塔、多孔板塔ま
たは回転円板塔である請求項1または請求項2記載のカ
ルボン酸エステルの製造方法。
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- 1993-04-12 KR KR1019930006061A patent/KR100218858B1/ko not_active IP Right Cessation
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