JP2003226672A - (メタ)アクリル酸エステルの製造方法 - Google Patents
(メタ)アクリル酸エステルの製造方法Info
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Abstract
填塔にポリマーやスラッジが堆積して分離塔が閉塞した
り加熱器内に異物が付着して機器内で閉塞を起こす等の
トラブルの発生を未然に防いで長期間安定した操業を可
能にする(メタ)アクリル酸エステルの製造方法を提供
する。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸とアルコールとを酸
触媒の存在下に反応させて、得られた(メタ)アクリル
酸エステルを含有する反応液を洗浄及び/又は中和処理
し、(メタ)アクリル酸エステルを含有する有機層と洗
浄及び/又は中和処理で生じた水層とを分離する工程を
含む(メタ)アクリル酸エステルの製造方法において、
有機層と水層を含む液の一部を抜き出すことを特徴とす
る(メタ)アクリル酸エステルの製造方法。
Description
酸エステル(アクリル酸エステル及びメタクリル酸エス
テル)の製造方法に関し、詳しくは(メタ)アクリル酸
とアルコールを酸触媒の存在下に反応させて(メタ)ア
クリル酸エステルを製造する方法に関し、更に詳しく
は、(メタ)アクリル酸とアルコールとの反応により得
られた(メタ)アクリル酸エステルを含有する反応液を
洗浄及び/又は中和処理を行う工程を含む(メタ)アク
リル酸エステルの製造方法に関する。
合性を有する化合物であることと、得られる重合体に優
れた特性を付与することができるということで、種々の
用途、例えば塗料、接着剤、粘着剤、合成樹脂、繊維な
どの原料として幅広く用いられている。
しては、酸触媒の存在下、(メタ)アクリル酸とアルコ
ールとをエステル化反応させて製造する方法が一般に広
く用いられている。更に、反応後の酸触媒及び未反応の
(メタ)アクリル酸を、得られたエステル化反応液から
除去する方法として、エステル化反応液をアルカリ水溶
液で処理する方法が広く行われている。この方法で酸触
媒及び未反応の(メタ)アクリル酸を除去するために、
(メタ)アクリル酸エステルを含有する有機層と、洗浄
及び/又は中和処理で生じる水及び中和塩を含有する水
層とを分離する際には、静置槽等の分離器による静置分
離が行われることが一般的である。
では、有機液体であるエステル化反応液中に含まれてい
る中和塩の一部やポリマーやスラッジなどの副生物が完
全に除去されずに、有機層側に微量に含まれる。従っ
て、更に未反応のアルコール及び副生物を除去して、高
純度の(メタ)アクリル酸エステルを取得すべく蒸留を
行うと、軽沸点成分分離塔のトレイや充填塔にポリマー
やスラッジなどの異物が堆積して、軽沸点成分分離塔が
閉塞したり、加熱器内に異物が付着して機器内で閉塞を
起こしたり、送液ポンプで異物がかみ込みポンプを損傷
するといった問題点があった。このような問題を解決す
る方法として、例えば、上記2液層に界面活性剤を添加
したり(例えば、特許文献1参照。)、超音波を使用し
て分離をこころみたり(例えば、特許文献2参照。)、
遠心分離器による分離をこころみたり(例えば、特許文
献3参照。)と種々の検討がなされているが、いずれも
新たな薬剤の投入や機器の導入が必要であり、実用上ま
だまだ問題があるようである。
従来の製造方法における問題点を克服するものであり、
静置槽にて分離できなかった中和塩の一部やポリマーや
スラッジなどの副生物を効率良く除去し、安定に(メ
タ)アクリル酸エステルを製造する方法を提供するもの
である。
点を解決するため、各種の検討を行った結果、酸触媒の
存在下に(メタ)アクリル酸とアルコールとを反応させ
て生成した(メタ)アクリル酸エステルを含有する反応
液から未反応の(メタ)アクリル酸や酸触媒を除去する
ために洗浄及び/又は中和を行う抽出塔や、抽出塔から
の液を静置して、有機層と水層を分離する静置槽におい
て、(メタ)アクリル酸エステル含有の有機層と洗浄及
び/又は中和処理によって生じた水層を含む液の一部を
抜き出し、有機層と水層の界面近傍に存在するポリマー
やスラッジ等の副生物や更にエステル化反応液に含まれ
る中和塩等を分離、除去することで、軽沸点成分分離工
程へのポリマーやスラッジ等の副生物や更にエステル化
反応液に含まれる中和塩の漏れこみ防止が出来ることを
見出して、本発明に到達した。
酸とアルコールとを酸触媒の存在下に反応させて、得ら
れた(メタ)アクリル酸エステルを含有する反応液を洗
浄及び/又は中和処理し、(メタ)アクリル酸エステル
を含有する有機層と洗浄及び/又は中和処理で生じた水
層とを分離する工程を含む(メタ)アクリル酸エステル
の製造方法において、有機層と水層を含む液の一部を抜
き出すことを特徴とする(メタ)アクリル酸エステルの
製造方法、に存する。
に説明する。図1は本発明を実施する装置の一例を示
し、図2は従来の装置の一例を示す。図中、1は抽出
塔、2は静置槽、3は抜き出しノズル、4は抜き出し液
貯槽である。
ル反応液の流れを簡単に説明すると、先ず、(メタ)ア
クリル酸とアルコールとの反応により得られた反応液は
抽出塔1に導かれ、そこで水及び/又はアルカリ水溶液
を用いて洗浄及び/又は中和処理が施される。抽出塔1
にて(メタ)アクリル酸を含有する有機層と洗浄及び/
又は中和処理で生じた水層は分離され、エステル化触媒
や(メタ)アクリル酸等が除去された反応液(有機層)
は次いで静置槽2に導かれ、そこで一部もれ込んだ洗浄
及び/又は中和で生じた水分が分層、分離される。得ら
れた反応液(有機層)は軽沸点成分分離工程へ送液さ
れ、適宜軽沸点成分分離処理が施され(メタ)アクリル
酸エステルが得られる。なお、上記の静置槽2は抽出塔
1に十分な高さがある場合等、抽出塔1での分離が十分
達成できる場合は、設置しなくてもよく、経済的にはそ
の方が有利である。この静置槽を設けない場合は、抽出
塔1から抜き出される反応液は次工程の軽沸点成分分離
工程等へ送られる。
抽出塔1及び静置槽2にそれぞれ設けられ、(メタ)ア
クリル酸エステルを含有する有機層と洗浄及び/又は中
和処理により生じた水層との界面の液を抜き出すことが
できる。なお、反応液の洗浄と中和処理を別々に行うよ
う連続する二つの抽出塔(洗浄塔と中和塔)を設置して
もよく、その場合にはそのいずれか、あるいは双方に抜
き出しノズルを設けてもよい。
エステルの具体例としては、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロ
ピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シク
ロへキシル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルな
どのアクリル酸のアルキルエステルもしくはシクロアル
キルエステル、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、グリセリントリ(メタ)アクリレートなどの多官能
の(メタ)アクリレートなどが挙げられる。上記化合物
中、特に好ましくはアクリル酸ブチル及びアクリル酸2
−エチルヘキシルである。
原料となるアルコールを示すことが出来る。しかし、こ
れらによって本発明のアルコール及び(メタ)アクリル酸
エステルが限定されるものではない。本発明は、(メタ)
アクリル酸エステル反応液を洗浄及び/又は中和処理を
行う抽出塔1及び/又は抽出塔を通液後導かれる(メ
タ)アクリル酸を含有する有機層と一部もれ込んだ前記
洗浄及び/又は中和処理により生じた水の層を静置し、
分層、分離する静置槽2において、(メタ)アクリル酸
エステルを含有する有機層と洗浄及び/又は中和処理に
より得られた水層との界面に存在するポリマーやスラッ
ジ等の副生物や更にエステル化反応液に含まれる中和塩
等を、軽沸点成分分離工程に送液する前に分離除去する
ことで、精製された(メタ)アクリル酸エステル反応液
を得る(メタ)アクリル酸エステルの製造方法に関する
ものである。本発明に使用される(メタ)アクリル酸エ
ステル反応液は、例えば以下の工程を経て製造される。
タ)アクリル酸とアルコールとから酸触媒の存在下、エ
ステル化反応にて対応するエステルを製造する。通常原
料である(メタ)アクリル酸とアルコールとは、モル比
1.0:2.0から1.0:0.5の組成で反応器に供
給される。触媒である酸触媒は反応液に対し、0.1か
ら5.0重量%、好ましくは0.5から2.0重量%の
割合で添加される。反応は70から180℃の温度で、
蒸留や共沸蒸留によりエステル化反応で生成する反応水
を除去しながら反応を完結する(反応蒸留方式)。反応
水の除去を容易にするために、不活性な共沸剤が添加さ
れることがある。共沸剤としては、ベンゼン、トルエ
ン、シクロヘキサン等の炭化水素が用いられることが多
い。反応生成水は蒸気分離膜、ベーパーレイション膜な
どの膜分離や、蒸留以外の方法で除去される場合もあ
る。
エステルの好ましくない重合による損失を防ぐために、
重合防止剤や酸素含有ガスが反応器に添加される。エス
テル化反応完了後、反応器から排出される反応液は、好
適には10から60℃まで冷却される。該反応液中に
は、未反応(メタ)アクリル酸、アルコールと対応する
エステル、共沸剤を主成分とし、触媒である強酸及び微
量の重合防止剤を含んでいる。エステル化触媒は、p-ト
ルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キシレンスル
ホン酸、あるいは、メタンスルホン酸等の有機酸や硫
酸、塩酸等の鉱酸を挙げることが出来る。 <洗浄工程>上記で得られた(メタ)アクリル酸エステ
ル反応液は、水により洗浄される。洗浄水の比率は、エ
ステル化反応液に対して0.5(重量比)以下が好まし
く、最適には0.2から0.5(重量比)で、水は、新
しく添加されても良いが、エステル化反応器から得られ
る反応水を用いることが出来る。この場合は、排水量を
少なくすることが出来る利点がある。
る。例えば、洗浄水とエステル化反応生成液とを混合、
攪拌した後、静置分離で洗浄水を分離、除去する方法、
あるいは遠心分離器のような装置を用いて洗浄液と液液
分離を行う方法などが採用できる。洗浄効果をあげる手
段としては、抽出塔を用いることが最も好ましい。攪拌
/静置形式では、強力な攪拌力により反応液と洗浄水と
がエマルションを形成し、液液分離が困難になることが
時として見られることがあるが、抽出塔の場合は弱い攪
拌力で液液接触が行われるので、エマルションの形成が
抑えられるので液液分離が容易となる。
ることが出来る。抽出塔下部よりエステル化反応液、塔
上部より洗浄水が供給され、塔頂よりエステル化触媒な
どが除去された反応液が、塔底より触媒、(メタ)アク
リル酸、等を含む水溶液が得られる方式が一般的である
が、特に制限されるべきものではない。抽出塔として
は、充填塔、段塔などが一般的に用いられるが、液液接
触効率の高い装置が好ましい。水洗浄に関しては、一段
でも多段にしても構わない。 <中和工程>水洗浄されたエステル化反応液は、必要な
らば更にアルカリ水溶液により中和される。中和工程に
使用される抽出塔は、上記洗浄工程の抽出塔と同様のも
のが使用可能である。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
若しくはアルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩などの
水溶液を挙げることが出来る。酸性の水溶性不純物を含
有する(メタ)アクリル酸エステル反応液を中和するの
に際しては、エステル化反応液のpHを、酸性の水溶不
純物を完全に除去するために、9以上にするのが好まし
い。これが、9未満では、除去効率が低下する。 <静置工程>以上の洗浄及び/又は中和工程にて得られ
た(メタ)アクリル酸エステルを含有する有機層は、必
要に応じてさらに静置槽にて静置し、一部もれ込んだ洗
浄及び/又は中和処理により生じた水を分層分離除去す
ることにより、有機層のみを軽沸点成分分離工程に送液
する。 <ノズルの説明>本発明の特徴である抜き出しに用いら
れるノズルの設置個所は、上記洗浄ならびに中和で使用
される抽出塔1、並びに静置槽2である。抽出塔1や静
置槽2のノズルの設置位置については、有機層と水層の
界面近傍、すなわち抽出塔に供給される(メタ)アクリ
ル酸エステル反応液の流量、洗浄及び/又は中和処理に
使用される水の供給流量、抽出塔や静置槽の滞留時間な
どから設定された最適に決定された界面コントロールの
範囲の下限の位置に設置する。ノズルの材質はアクリル
酸を含有する液を取り扱うためSUS304、SUS3
04L、SUS316、SUS316L、SUS31
7、SUS317L、SUS329J1L、SUS32
9J2L等のステンレス鋼、あるいはハステロイ類、イ
ンコネル類などのニッケル合金類を挙げることが出来る
が、耐腐食性、経済性からSUS304、SUS304
L、SUS316が好ましい。
くは抽出塔の抜き出しと静置槽の抜き出しを併用するほ
うが好ましい。本発明によれば、軽沸点成分分離工程で
の析出や閉塞などが防止され、長期安定運転が可能とな
る。その理由は、p−トルエンスルホン酸を酸触媒とし
たアクリル酸ブチルエステルの製造を例に取れば、界面
より抜き出した不溶性固体の分析より、主成分として、
p−トルエンスルホン酸のナトリウム塩が50重量%、
アクリル酸のナトリウム塩が30重量%、ポリアクリル
酸ブチルエステルが15重量%であったことから、ポリ
マーや中和塩等をノズルから抜き取ることで軽沸点成分
分離工程での析出、閉塞などを防止することが出来るた
めと考えられる。
と併せて示すが、この発明は、下記実施例に限定されな
い。 実施例1 アクリル酸ブチル87重量%、ブタノール7重量%、水
1重量%、その他不明成分5重量%を含む液を、図1の
フローにて中和工程に該当する抽出塔1に12t/hr
で供給した。界面コントロール計下限に設置の抜き出し
ノズルと続く静置槽2の抜き出しノズル3の両方から交
互に1週間毎に5L/hrの頻度で、界面層付近の液を
貯槽に抜き出した。本操作を実施することで連続して10
0日間アクリル酸ブチルエステルの製造を行うことが出
来た。 比較例1 抜き出しノズルを設置せずに図2のフローにて、実施例
1と同様に製造を行ったが、40日で、軽沸点成分分離
塔の塔内差圧が上昇したため、運転停止となった。
ば、(メタ)アクリル酸エステル製造工程において、洗
浄及び/又は中和処理を行う抽出塔の(メタ)アクリル
酸エステルを含有する有機層と洗浄及び又は中和処理に
より得られた水層との界面に存在するポリマーやスラッ
ジ等の副生物や更にエステル化反応液に含まれる中和塩
等を軽沸点成分分離工程に送液する前に分離除去するこ
とで、軽沸点成分分離工程の長期安定操業が出来、結果
として高純度の(メタ)アクリル酸エステルを長期間安
定に製造することが可能となり、(メタ)アクリル酸エ
ステルを製造するうえで非常に有用である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 (メタ)アクリル酸とアルコールとを酸
触媒の存在下に反応させて、得られた(メタ)アクリル
酸エステルを含有する反応液を洗浄及び/又は中和処理
し、(メタ)アクリル酸エステルを含有する有機層と洗
浄及び/又は中和処理で生じた水層とを分離する工程を
含む(メタ)アクリル酸エステルの製造方法において、
有機層と水層を含む液の一部を抜き出すことを特徴とす
る(メタ)アクリル酸エステルの製造方法。 - 【請求項2】 有機層と水層を含む液の一部の抜き出し
を、洗浄及び/又は中和処理を行う抽出塔において行う
請求項1に記載の(メタ)アクリル酸エステルの製造方
法。 - 【請求項3】 有機層と水層を含む液の一部の抜き出し
を、抽出塔通液後に施される有機層にもれ込んだ洗浄及
び/又は中和処理で生じた水層を静置分層分離を行う静
置槽において行う請求項1に記載の(メタ)アクリル酸
エステルの製造方法。 - 【請求項4】 有機層と水層を含む液の一部の抜き出し
を有機層と水層の界面近傍に位置して設けられた抜出し
ノズルにより行う請求項1〜3のいずれかに記載の(メ
タ)アクリル酸エステルの製造方法。 - 【請求項5】 (メタ)アクリル酸エステルがアクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル又はア
クリル酸2−エチルヘキシルである請求項1〜4のいず
れかに記載の(メタ)アクリル酸エステルの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2002342977A JP2003226672A (ja) | 2001-11-27 | 2002-11-26 | (メタ)アクリル酸エステルの製造方法 |
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JP2001361402 | 2001-11-27 | ||
JP2001-361402 | 2001-11-27 | ||
JP2002342977A JP2003226672A (ja) | 2001-11-27 | 2002-11-26 | (メタ)アクリル酸エステルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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