JPH0334956A - アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法 - Google Patents

アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Info

Publication number
JPH0334956A
JPH0334956A JP16656589A JP16656589A JPH0334956A JP H0334956 A JPH0334956 A JP H0334956A JP 16656589 A JP16656589 A JP 16656589A JP 16656589 A JP16656589 A JP 16656589A JP H0334956 A JPH0334956 A JP H0334956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alcohol
ester
acrylic
treated
methacrylic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16656589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0764791B2 (ja
Inventor
Masami Haga
芳賀 雅美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP1166565A priority Critical patent/JPH0764791B2/ja
Publication of JPH0334956A publication Critical patent/JPH0334956A/ja
Publication of JPH0764791B2 publication Critical patent/JPH0764791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステル
の製造方法の改良に関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明は、エステル化反応におけ
る副反応を抑制し、効率よく後処理を行うことにより、
高収率でかつ工業的有利にアクリル酸エステル又はメタ
クリル酸エステルを製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、アクリル酸エステルやメタクリル酸エステルは、
重合体原料として種々の用途、例えば合成樹脂、塗料、
接着剤、粘着剤、紙加工処理剤、潤滑油添加剤、建築用
封止剤、インキなどに幅広く用いられている。
このアクリル酸エステルやメタクリル酸エステルの製造
方法としては、アクリル酸又はメタクリル酸とアルコー
ルとを触媒の存在下に反応させる方法が一般に広く知ら
れており、そしてこのエステル化反応に際しては、アク
リル酸やメタクリル酸の重合を防止するために、重合禁
止剤を添加し、酸素又は空気を共存させて、反応を行う
のか有効であることも知られている[大森英三著「機能
性アクリル樹脂」チクノンステム社刊行]。
また、後処理方法については、エステル化反応の終了後
に、反応生成物をアルカリ水溶液で処理する方法(特開
昭61−243046号公報)や、脂肪族炭化水素て処
理する方法(特公昭6052143号公報、特開昭58
−1.92851号公報)なとか提案されている。
しかしなから、これらの方法においては、アクリル酸や
メタクリル酸の重合を十分に防止することかできず、ま
た後処理工程において乳濁状態を形成するなと、好まし
くない事態を招来し、その改良か望まれていた。
[発明か解決しようとする課題] 本発明は、このような従来のアクリル酸エステ1 ルやメタクリル酸エステルの製造方法における欠点を克
服し、エステル化反応における副反応(重合)を抑制し
、効率よく後処理を行うことにより、高収率でアクリル
酸エステル又はメタクリル酸エステルを製造する方法を
提供することを目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた
結果、反応工程においては、重合禁止剤を含有するアク
リル酸又はメタクリル酸とアルコルとを用い、酸触媒及
び溶媒の存在下に特定濃度の酸素を含有する不活性ガス
雰囲気中でエステル化反応を行うことにより、また、後
処理工程においては、反応生成物に特定の処理を施すこ
とにより、その目的を達威しうろことを見い出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、酸触媒及び溶媒の存在下、アクリ
ル酸又はメタクリル酸とアルコールとを反応させてその
エステルを製造するに当たり、(1)重合禁止剤を含有
するアクリル酸又はメタクリル酸を用い、かつ酸素o、
i〜10容量%を含有する不活性ガス雰囲気下で反応を
行うことを特徴とするアクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステルの製造方法、(2)反応生成物をアルノJ
 IJ水溶液により、40〜95℃の温度において処理
することを特徴とするアクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステルの製造方法、(3)反応生成物をアルカリ
水溶液により、40〜95℃の温度において処理したの
ち、この処理液を油相と水相とに分離し、次いで油相を
温水により40〜95℃の温度において処理することを
特徴とするアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステ
ルの製造方法、及び所望に応し、(1)の方法と(2)
の方法又は(1)の方法と(3)の方法とを組み合わせ
た方法を提供するものである。
特に好ましい方法として、酸触媒及び溶媒の存在下、ア
クリル酸又はメタクリル酸とアルコールとを反応させて
そのエステルを製造するに当たり、重合禁止剤を含有す
るアクリル酸又はメタクリル酸を用い、かつ酸素0.1
〜10容量%を含有する不活性ガス雰囲気下で反応を行
い、得られた反応生成物をアルカリ水溶液により、40
〜95℃の温度において処理したのち、この処理液を油
相と水相とに分離し、次いで油相を温水により40〜9
5℃の温度において処理したのち、7ラノシユ処理し、
ざらに薄瞑蒸発処理することを特徴とするアクリル酸エ
ステル又はメタクリル酸エステルの製造方法を提供する
ものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法は、酸触媒及び溶媒の存在下、アクリル酸又
はメタクリル酸とアルコールとを反応させて、アクリル
酸エステル又はメタクリル酸エステルを製造する方法で
あり、この除用いる原料のアルコールとしては、脂肪族
アルコール、脂環式アルコール及び芳香族アルコールの
いずれも用いることかできる。脂肪族アルコールとして
は、例えはプロピルアルコール、イソブチルアルコール
、ブチルアルコール、イソブチルアルコール、ヘプチル
アルコール、ヘプチルアルコール、ヘプチルアルコール
、オクチルアルコール、2−エチルヘキンルアルコール
、ノニルアルコールルアルコール、ウンデセルアルコー
ル、ドデシルアルコール ルアルコール、ペンテニルアルコール、ヘキサデシルア
ルコール、ヘプタデシルアルコール、オクタデセルアル
コール、ノネニルアルコール、エイフシルアルコール、
ヘンエイコシルアルコル、ドデシルアルコール、トコセ
ルアルコール、テトラコシルアルコール、ベンタコシル
アルコール、ヘンエコシルアルコル、ヘプタデシルアル
コール、オクタデセルアルコール、ノナコンルアルコー
ル、トリアコセニルアルコル、70ベニルアルコール、
ブテニルアルコール、ペンテニルアルコール、ヘキセニ
ルアルコール、ヘキセニルアルコール、オクテニルアル
コール、ノネニルアルコール、デセニルアルコール、ウ
ンデセニルアルコール、ドデセニルアルコール、トリデ
セニルアルコール、テトラデセニルアルコール、ペンタ
デセニルアルコール、ヘキサデセニルアルコール、ヘプ
タデセニルアルコール、オクタデセニルアルコール、ノ
ナデセニルアルコール、エイフシルアルコール、トコセ
ニルアルコール、テトラデセニルアルコール、ヘキサデ
シルアルコール、オフタコセニルアルコール、トリアコ
セニルアルコル、ントロ不ロール、ゲラニオール、ファ
ルネソール、リルイルアルコールなどを挙げることがで
きる。
該脂環式アルコールとしては、炭素数が好ましくは5〜
30で、五員環以上の環を少なくとも1個有する飽和又
は不飽和の環状脂肪族−価アルコルが用いられる。また
、この脂環式アルコールは、環に炭素数1〜20の飽和
又は不飽和のアルキル基やアルケニル基か1 (VA以
上置換されていてもよい。このような脂環式アルコール
としては、例えばシクロペンチルアルコール、シクロヘ
キシルアルコール、シクロヘプチルアルコール、シクロ
オクチルアルコール、シクロノニルアルコール、シクロ
ヘキルアルコール、シクロウンデシルアルコール デシルアルコール、シクロテトラデシルアルコール、シ
クロへキサデシルアルコール、シクロオクタデシルアル
コール、ジンクロデシルアルコール、ジンクロウンデン
ルアルコール、シンクロドデシルアルコール、トリシク
ロドシルアルコール、トリシクロドデシルアルコール、
トリシクロドデシルアルコール、メチルシクロベンチル
アルコール、エチルシクロペンチルアルコール、プロピ
ルシクロペンチルアルコール、プチルンクロペンチルア
ルコール、メチルンクロヘキンルアルコール、エチルン
クロヘキンルアルコール、プロビルシクロへキ/ルアル
コール、プチルンクロヘキ/ルアルコール、ヘキソルシ
クロヘキンルアルコール、オクチルシクロヘキシルアル
コール、ノニルンクロヘキ/ルアルコール、デンルンク
ロヘキ/ルアルコール、ドデンルンクロヘキ/ルアルコ
ール、ペンタデンルシクロヘキ/ルアルコール、オクタ
デンルンクロヘキンルアルコール、エイコシル/クロヘ
キシルアルコール、ジメチルシクロヘキシルアルコール
、メチルグロピルンクロヘキンルアルコール、シクロペ
ンテニルアルコール、/クロヘキセニルアルコール、ン
クロオクテニルアルコル、シクロデセニルアルコール、
ジシクロデセニルアルコール、プロペニルシクロヘキシ
ルアルコール、ヘキセニルシクロヘキシルアルコール、
オクテニルシクロヘキンルアルコール、デセニルシクロ
ヘキシルアルコール、ドデセニルシクロヘキシルアルコ
ール、シクロペンチルカルビノール、ンクロへキシルカ
ルビノール、シクロオクチルカルビノール、ジンクロデ
シル力ルヒノール、シンクロドデシルカルビノール、ト
リシクロデンルカルビノール、メチルンクロベンチルカ
ルビノール、ブチルシクロペンチルカルビノール、エチ
ルシクロヘキンル力ルヒノール、オクチルシクロへキシ
ルカルビノール、デシルシクロへキシルカルビノール、
ンクロへキシルカルビノール、シクロオクテニルカルビ
ノール、ジシクロデセニルカルビノール、ジメチルノタ
ロへキシルカルビノール、メチルプロピル/り口へキシ
ルカルビノール、ボルネオール、カルベオール、メント
ール、テルピネオール、ピノカン7エオール、カジノー
ル、カロトールなどを挙げることかできる。
さらに芳香族アルコールとしては、炭素数か好ましくは
7〜30で、芳香環を少なくとも1個有し、かつアルコ
ール性水酸基1個を有するm個アルコールが用いられる
。また、この芳香族アルコールは、その芳香環に炭素数
1〜20の飽和又は不飽和のアルキル基やアルケニル基
か1個以上置換されていてもよく、このような芳香族ア
ルコルとしては、例えばベンジルアルコール、メチルベ
ンジルアルコール、プロピルベンジルアルコール、フ゛
チルベンジルアルコール ルアルコール、オクチルベンジルアルコール、ノールペ
ンシルアルコール、デンルベンジルアルコール、トデン
ルベンジルアルコール、ペンタデシルベンジルアルコー
ル、オクタデンルベンジルアルコール、エイコンルヘン
ジルアルコール、ジメチルベンジルアルコール、トリメ
チルペンシルアルコール、シフチルベンンルアルコール
、ジオクチルベンジルアルコール、メチルエチルヘンシ
ルアルコール、メチルプロピルベンジルアルコール2 メチルブチルベンジルアルコール、ジメチルブチルベン
ジルアルコール、メチルフェニルベンジルアルコール、
オクテニルベンジルアルコール、ドデセニルベンジルア
ルコール、フェニルエチルアルコール、フェニルプロピ
ルアルコール、フェニルブチルアルコールなどを挙ける
ことかできる。
本発明方法においては、アクリル酸又はメタクリル酸と
アルコールとの使用割合は、用いるアルコールの沸点に
より適宜選ぶことが望ましい。例えば、常圧での沸点か
概略200℃以上のアルコールを用いてエステル化反応
を行う場合には、アルコールの沸点か高いために、反応
後の蒸留操作において、原料のアルコールの分離除去が
困難であることから、通常アクリル酸又はメタクリル酸
に対するアルコールのモル比か小さい、すなわちアクリ
ル酸又はメタクリル酸が過剰な反応系でエステル化反応
が行われる。
一方、常圧での沸点か概略200℃以下のアルコールを
用いてエステルを製造する場合には、前記のようにアク
リル酸又はメタクリル酸が過剰な反応系でエステル化反
応を行ってもよいし、逆にアルコールか過剰な反応系で
該反応を行ってもよい。
両者の具体的な使用割合については、アクリル酸又はメ
タクリル酸か過剰な反応系では、アルコール1モルに対
し、アクリル酸又はメタクリル酸か通常1〜7モル、好
ましくは1〜4モルの割合で用いられ、一方アルコール
か過剰な反応系では、アクリル酸又はメタクリル酸1モ
ルに対し、アルコールが通常1〜50モル、好ましくは
1〜20モルの割合で用いられる。
本発明方法においては、触媒として酸触媒か用いられる
。この酸触媒としては、例えは硫酸、塩酸、硝酸、リン
酸なとの鉱酸や、p−トルエンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、キシレンスルホン酸なと
の有機酸が挙げられる。これらの触媒は1種用いてもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、その使用
量は、アクリル酸又はメタクリル酸が過剰な反応系では
アルコールに対し、一方、アルコールか過剰な反応系で
はアクリル酸又はメタクリル酸に対し、通常0.05〜
50モル%、好ましくはo、i〜10モル%の範囲で選
ばれる。
本発明方法においては、溶媒として、副生ずる水を共沸
除去しうるような溶媒、例えば水と共沸混合組成を形成
して、沸点が水の沸点より低くなるような溶媒を用いる
。このような溶媒としては、例えばペンタン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン、ノナン、石油エーテル、石油ベ
ンジン、ナフサ、ガソリン、灯油、リグロイン、シクロ
ヘキサン、メチルンクロヘキサンなとの炭化水素化合物
、あるいはベンゼン、トルエン、キンレン、エチルベン
ゼン、トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、キ
ュメン、その細度素数9〜11の芳香族炭化水素や、ク
ロロベンゼンのような塩素化芳香族炭化水素なとの芳香
族化合物、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、メチルブチルエ−テル、メチルブチルエーテルなどの
水不溶性エーテルなどが挙げられ、これらは1種用いて
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらの溶媒の使用量は、原料のアクリル酸又はメタク
リル酸とアルコールとの合計量100重量部に対し、通
常3〜500重量部、好ましくは10〜100重量部の
範囲で選ばれる。
本発明において、エステル化工程におけるアクリル酸又
はメタクリル酸の重合を抑制し、副反応を抑えるのが目
的である場合、該アクリル酸やメタクリル酸として、重
合禁止剤を含有するものを用い、かつ酸素0.1〜lO
容量%を含有する不活性ノjス雰囲気下でエステル化反
応が行われる。
該重合禁止剤としては、例えはハイドロキノン、メトキ
ンハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル
、フェノチアジン、t−ブチルクレゾール、ジメチル−
t−ブチルフェノール、tブチルカテコールなどが挙げ
られ、これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよく、またその添加量はアクリル酸又は
メタクリル酸に刻し、通常5〜5000wtppm、好
ましくは20−2000 w t p p mの範囲で
選はれる。
また、この際、不活性ガス雰囲気下で反応が行われるか
、この不活性カスは酸素を0.1〜10容量%、好まし
くは2〜8容量%の割合で含有することが必要である。
酸素含有量が前記範囲を逸脱すると本発明の効果か十分
に発揮されない。不活性ガスとしては、窒素、ヘリウム
、ネオン、アルゴン、二酸化炭素、フロン11、フロン
12及びこれらの混合ガスなとか挙げられるが、これら
の中で窒素か安価で入手しやすいので好ましい。
また空気に、前記不活性カス、特に窒素を混入させて、
酸素含有量を前記範囲になるように調節したものも好適
に用いることができる。
酸素温度が0.1容量%未満の場合は、重合禁止剤を添
加した効果か十分に発揮されず反応液相中にアクリル酸
又はメタクリル酸の重合物が析出することとなる。また
、アルカリ水溶液処理を施した場合は、この重合物の塩
を生威し、油相かエマルジョン化してしまうという不都
合が生じる。
酸素濃度が10容量%を超えると反応槽内や還流冷却管
内部に爆発混合組成を形成するので好ましくない。
本発明方法におけるエステル化の反応温度は、通常50
〜250℃1好ましくは80〜2000Cの範囲で選ば
れ、一方反応時間は通常05〜20時間、好ましくは1
〜IO時間程度である。
反応は大気圧下で行ってもよいし、生成した水を容易に
除去するために、減圧下で行ってもよい。
また、留出した水のみを分離し、溶媒や原料を還流させ
るための分水器を反応装置に設置して、反応を行っても
よい。
本発明において、効率的な後処理を目的とする場合、反
応終了後、反応生成物を(1)アルカリ水溶液により、
40〜95℃の温度において処理方法、(2)アルノJ
り水溶液により、40〜95℃の温度において処理した
のち、この処理液を油相と水相とに分離し、次いで油相
を温水により、40〜95℃の温度において処理する方
法か用いられる。
これらの方法において用いられるアルカリ水溶液として
は、水酸化すI〜ツリウム水酸化カリウム、水酸化力ル
ンウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウ
ム、アンモニアなど、好ましくは水酸化ナトリウムや水
酸化カリウムを01〜50重量%、好ましくは0.5〜
20重量%の割合で含有するものか挙げられる。このア
ルカリ水溶液で反応生成物を処理する際の温度は40〜
95℃1好ましくは50〜90℃の範囲にあることが必
要であり、またこの処理においては、予めアルカリ水溶
液の温度を前記範囲の温度に加温しておくのが有利であ
る。また、処理する際のpHは8以上、好ましくは9以
上か望ましい。
処理する際のpHが8未満となると、酸の洗浄が不十分
となり、処理液がエマルジョン化して、エステル体を単
離することができなくなる。
このようにしてアルカリ処理された反応生成物は、油相
と水相とに前記処理温度において分離されたのち、場合
により、分離された油相を温水により、40〜95℃1
好ましくは50〜90’0の範囲の温度において処理さ
れる。40℃未満で処理した場合、油相がエマルジョン
化して、エステ99 ル体を単離することができなくなる。また、900Cを
超える場合は水又は水溶液を添加した際に油相の突沸か
生じる危険性かある。液相と水相との分離は、静置分離
法で行ってもよいし、遠心分離法で行ってもよく、また
、油相の温水処理においては予め水をこの温度まで加温
しておくことか望ましい。使用する温水の量については
特に制限はないが、前記アルカリ水溶液と同程度の量を
使用することかできる。この温水処理する際のp Hは
6〜8の範囲にあるのが望ましい。
このようにして、温水処理された処理液はその処理温度
で油相と水相とに分離され!=のち、油相は溶媒除去処
理される。この溶媒除去処理は、まずフラッシュ処理を
行い、次いで薄膜蒸発処理を行うことが望ましい。フラ
ッンユ処理条件及び薄膜蒸発処理条件は、使用する溶媒
の種類によって異なり、−概に定めることができないが
、通常常圧若しくは減圧下で行われる。
本発明における前記のエステル化工程と後処理工程は、
それぞれ独立したものであってもよいし、0 組み合わせたものであってもよいが、両工程を組み合わ
せることにより、エステル化において副反応(重合)が
抑制されるとともに、効率よく後処理を行うことができ
、高収率でかつ工業的有利にアクリル酸エステル又はメ
タクリル酸エステルを製造することができる。
次に、本発明方法の好適な1例について、添付図面の製
造工程図に従って説明すると、まず反応槽5に、重合禁
止剤を含有するアクリル酸又はメタクリル酸、アルコー
ル、触媒及び溶媒を、それぞれタンク1.2.3及び4
から仕込み、エステル化反応を行う。反応槽5には所定
濃度の酸素を含有する不活性ガス、例えば窒素と空気と
の混合ガスをライン23から供給し、反応中に生皮した
水は、溶媒とともにコンデンサー6で凝縮されて、受器
7に集められ、ライン8を通って系外に廃棄され、一方
溶媒は受器7から反応槽5に還流される。
反応生成物はアルカリ水溶液タンク10から供給される
所定の温度のアルカリ水溶液と9にてラインブレンドさ
れたのち、第1分離槽12に送られ、油相と水相とに分
離され、水相はライン13を通って系外へ廃棄される。
一方油相は、温水タンク11から供給される所定温度の
温水と14にてラインブレンドされたのち、第2分離槽
15に送られ、油相と水相とに分離され、水相はライン
16を通って系外へ廃棄される。油相はフラッシュ塔1
7に送られて、大部分の溶媒が留去され、その残液は薄
膜蒸発器20に送られて溶媒が完全に取り除かれたのち
、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製品
としてタンク24に送られる。フラッシュ塔17及び薄
膜蒸発器20で蒸発した溶媒はそれぞれコンデンサー1
8、受器19及びコンデンサー21、受器22を通って
溶媒タンク4に送られる。
[実施例] 次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明は、これらの例によってなんら限定されるもので
はない。
実施例1 撹拌装置、酸素含有窒素ガス導入管、冷却管、分水器(
ディーンスタークトラップ)及び温度計を取り付けた]
、Qの四つロフラスコに、n−ドデシルアルコール18
6.3g(1,00モル)、メタクリル酸90.4g(
1,05モル)、濃硫酸0.59、重合禁止剤メトキシ
ハイドロキノン50mg及び溶媒としてのトルエン80
m塁を仕込んだ。
フラスコ内に、酸素濃度が6.0容量%の酸素含有窒素
ガスを80mQ1分の流量で導入した。この酸素含有窒
素ガス雰囲気下、内容液を撹拌しながら加熱し、溶媒と
副生ずる水が共沸しはじめてから5時間、大気圧下で分
水器に水を共沸除去しながら、溶媒のみ還流して反応さ
せた。
還流は125℃から始まり、液温は徐々に上昇して、約
1.5時間後には150℃に達し、それ以降は150〜
151℃を保った。反応終了時に分水器には18.0m
lの水が油出して捕捉されてい lこ 。
方、ジセケットと撹拌装置、温度計を取り付けたl(の
分液ロートを準備し、その中に反応路3 1後の反応液を入れた。ジャケットに60〜65℃の温
水を流して温度調節し、分液ロート内の液温を60℃に
保ちながら、予め60 ’Oに加熱した2重量%N a
 OH水溶液150m1を加えて撹拌した。
5分間撹拌したのち、静置したところ、ただちに油相と
水相とに分離したので、水相を廃棄した。
水相のpHは11であった。
一方、液相は60℃に保持しながら、予め60℃に加熱
した温水2001を加えて5分間撹拌したのち静置した
ところ、ただちに油相と水相とに分離したので、水相を
廃棄した。この水相のpHは8であった。
このようにして処理された油相を1ffiナスフラスコ
に入れ、キャピラリーで窒素をバブリングしながら、減
圧度20−25 mmHg、液温40℃で60分間溶媒
をフラッシュさせ、引き続き同一装置で液温をso’c
に昇温し、30分間溶媒をフラッシュさせた。
次いで、残液の入ったナスフラスコをロータリーエバポ
レーターに取り付け、減圧度1〜2 mmHg、4 液温80℃で2時間溶媒を留去させて、淡い橙色透明の
液体253.89を得1こ。
得られた生成物をガスクロマトグラフィーでエステル体
の純度を測定したところ、98.9重量%であり、n−
ドデシルアルコール基準での収率は98゜7モル%であ
った。
比較例1 実施例1において、反応雰囲気として純窒素を使用した
こと以外は、実施例1と同様に実施した。
反応生成液と2重量%NaOH水溶液とを混合したら、
ただちに液はエマルジョン化し、そのまま60℃で静置
して1時間経過しても分離しなかったため、その後の操
作を中止した。
比較例2 実施例1において、アルカリ水溶液による洗浄の際の処
理温度を20℃とし、加えた2重量%NaOH水溶液の
温度を20℃としたこと以外は、実施例1と同様に実施
した。
反応生成液と2重量%NaOH水溶液を混合したら、た
だちに液はエマルジョン化し、そのまま室温下で静置し
、1夜経過しても分離しなかったため、その後の操作を
中止した。
[発明の効果] 本発明によると、アクリル酸又はメタクリル酸とアルコ
ールとのエステル化反応により、アクリル酸エステル又
はメタクリル酸エステルを製造する際に、エステル化工
程において副反応(重合)を抑制し、後処理を効率よく
行うことにより、高収率で、かつ工業的有利にアクリル
酸エステル又はメタクリル酸エステルを製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための製造工程の1例を
示すフローシートであり、図中符号1はアクリル酸又は
メタクリル酸タンク、2はアルコールタンク、3は触媒
タンク、4は溶媒タンク、5は反応槽、IOはアルカリ
水溶液タンク、11は温水タンク、12は第1、分離槽
、15は第2分離槽、17はフラッンユ塔、20は薄膜
蒸発器、24は製品タンクである。 手続補正書(自発) 平底】年8月U  日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸触媒及び溶媒の存在下、アクリル酸又はメタクリ
    ル酸とアルコールとを反応させてそのエステルを製造す
    るに当たり、重合禁止剤を含有するアクリル酸又はメタ
    クリル酸を用い、かつ酸素0.1〜10容量%を含有す
    る不活性ガス雰囲気下で反応を行うことを特徴とするア
    クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
    。 2 反応生成物をアルカリ水溶液により、40〜95℃
    の温度において処理する請求項1記載のアクリル酸エス
    テル又はメタクリル酸エステルの製造方法。 3 反応生成物をアルカリ水溶液により、40〜95℃
    の温度において処理したのち、この処理液を油相と水相
    とに分離し、次いで油相を温水により40〜95℃の温
    度において処理する請求項1記載のアクリル酸エステル
    又はメタクリル酸エステルの製造方法。 4 温水処理された油相をフラッシュ処理し、次いで薄
    膜蒸発処理する請求項3記載のアクリル酸エステル又は
    メタクリル酸エステルの製造方法。 5 酸触媒及び溶媒の存在下、アクリル酸又はメタクリ
    ル酸とアルコールとを反応させてそのエステルを製造す
    るに当たり、反応生成物をアルカリ水溶液により、40
    〜95℃の温度において処理することを特徴とするアク
    リル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法。 6 酸触媒及び溶媒の存在下、アクリル酸又はメタクリ
    ル酸とアルコールとを反応させてそのエステルを製造す
    るに当たり、反応生成物をアルカリ水溶液により、40
    〜95℃の温度において処理したのち、この処理液を油
    相と水相とに分離し、次いで油相を温水により、40〜
    95℃の温度において処理することを特徴とするアクリ
    ル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法。 7 温水処理された油相をフラッシュ処理し、次いで薄
    膜蒸発処理する請求項6記載のアクリル酸エステル又は
    メタクリル酸エステルの製造方法。
JP1166565A 1989-06-30 1989-06-30 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0764791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1166565A JPH0764791B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1166565A JPH0764791B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0334956A true JPH0334956A (ja) 1991-02-14
JPH0764791B2 JPH0764791B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=15833623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1166565A Expired - Lifetime JPH0764791B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0764791B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0609127A1 (fr) * 1993-01-27 1994-08-03 Elf Atochem S.A. Procédé perfectionné de fabrication de (méth)acrylates d'alkyle par estérification directe
US5772851A (en) * 1993-11-25 1998-06-30 Basf Aktiengesellschaft Elimination of volatile residues from polyacrylate melts
KR100328995B1 (ko) * 1999-12-07 2002-03-20 류정열 자동차의 리어 범퍼 고정 구조
JP2003226672A (ja) * 2001-11-27 2003-08-12 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸エステルの製造方法
KR100601392B1 (ko) * 2004-11-09 2006-07-13 한국화학연구원 에틸렌글리콜디(메타)아크릴레이트의 제조방법
US7491841B2 (en) 2006-07-11 2009-02-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrylic ester
CN104177259A (zh) * 2014-07-31 2014-12-03 东莞宏石功能材料科技有限公司 一种低色度三甘醇二甲基丙烯酸酯及其制备方法
CN109824865A (zh) * 2018-12-26 2019-05-31 万华化学集团股份有限公司 具有储存稳定性的多异氰酸酯固化剂制备方法及固化剂

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007000920A1 (ja) * 2005-06-27 2007-01-04 Toagosei Co., Ltd. 多官能(メタ)アクリル酸エステル組成物及びその製造方法
JP2007001958A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Toagosei Co Ltd 多官能(メタ)アクリル酸エステルの製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129432A (en) * 1974-09-03 1976-03-12 Toa Gosei Chem Ind Akurirusanesuteru mataha metakurirusanesuteru no seizohoho
JPS54125610A (en) * 1978-03-20 1979-09-29 Toagosei Chem Ind Co Ltd Preparation of polymerizable polyacrylate
JPS61243046A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 Nippon Oil & Fats Co Ltd アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法
JPS6242948A (ja) * 1985-08-16 1987-02-24 Asahi Chem Ind Co Ltd エステル交換反応方法
JPS6323839A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Soken Kagaku Kk アクリル酸エステルの製造方法
JPS6399037A (ja) * 1986-03-04 1988-04-30 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 環状アルコ−ルの不飽和カルボン酸エステルの製造方法
JPH01113344A (ja) * 1987-10-26 1989-05-02 Daicel Chem Ind Ltd (メタ)アクリレートの製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129432A (en) * 1974-09-03 1976-03-12 Toa Gosei Chem Ind Akurirusanesuteru mataha metakurirusanesuteru no seizohoho
JPS54125610A (en) * 1978-03-20 1979-09-29 Toagosei Chem Ind Co Ltd Preparation of polymerizable polyacrylate
JPS61243046A (ja) * 1985-04-19 1986-10-29 Nippon Oil & Fats Co Ltd アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法
JPS6242948A (ja) * 1985-08-16 1987-02-24 Asahi Chem Ind Co Ltd エステル交換反応方法
JPS6399037A (ja) * 1986-03-04 1988-04-30 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 環状アルコ−ルの不飽和カルボン酸エステルの製造方法
JPS6323839A (ja) * 1986-07-16 1988-02-01 Soken Kagaku Kk アクリル酸エステルの製造方法
JPH01113344A (ja) * 1987-10-26 1989-05-02 Daicel Chem Ind Ltd (メタ)アクリレートの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0609127A1 (fr) * 1993-01-27 1994-08-03 Elf Atochem S.A. Procédé perfectionné de fabrication de (méth)acrylates d'alkyle par estérification directe
US5772851A (en) * 1993-11-25 1998-06-30 Basf Aktiengesellschaft Elimination of volatile residues from polyacrylate melts
KR100328995B1 (ko) * 1999-12-07 2002-03-20 류정열 자동차의 리어 범퍼 고정 구조
JP2003226672A (ja) * 2001-11-27 2003-08-12 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸エステルの製造方法
KR100601392B1 (ko) * 2004-11-09 2006-07-13 한국화학연구원 에틸렌글리콜디(메타)아크릴레이트의 제조방법
US7491841B2 (en) 2006-07-11 2009-02-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrylic ester
CN104177259A (zh) * 2014-07-31 2014-12-03 东莞宏石功能材料科技有限公司 一种低色度三甘醇二甲基丙烯酸酯及其制备方法
CN109824865A (zh) * 2018-12-26 2019-05-31 万华化学集团股份有限公司 具有储存稳定性的多异氰酸酯固化剂制备方法及固化剂
CN109824865B (zh) * 2018-12-26 2021-09-07 万华化学集团股份有限公司 具有储存稳定性的多异氰酸酯固化剂制备方法及固化剂

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0764791B2 (ja) 1995-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03213135A (ja) 非イオン界面活性剤の製造方法
JPH0334956A (ja) アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
US6939943B2 (en) Method for deactivating and recovering boron trifluoride when producing polyisobutenes
US8142661B2 (en) Residual stream upgrading in a propylene oxide-styrene monomer process
CN1150586A (zh) (甲基)丙烯酸与一种链烷醇的酯化
US6444842B1 (en) Continuous process for the production of carboxylic acid esters of alkylene glycol monoalkyl ethers
JP4087913B2 (ja) ナトリウムc4〜c8アルコラートの連続的製造方法
JPH08333310A (ja) モノメチルアミノエタノ−ルの製造方法
JPS63156738A (ja) 1,3−ブチレングリコ−ルの精製法
JPH0710811A (ja) ジアルキルカーボネートの製造方法
JP2002003444A (ja) メタクリル酸エステルの製造法
JPH04273837A (ja) 4−ヒドロキシスチレンの塩の製造方法
AU752614B2 (en) Method for producing atropic acid ethyl ester
JP2877154B2 (ja) 2,2―ジメトキシ―2―フェニルアセトフェノンの製造方法
JPH06279376A (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
JP2000159736A (ja) N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミドの製造法
JPH05310636A (ja) アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
JPS6154021B2 (ja)
EP0106353B1 (en) A method for preparing bis(beta-(n,n,-dimethylamino)-ethyl)ether
CN1361761A (zh) 制备甲基丙烯酸甲酯的方法
JPH02124849A (ja) アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法
JP3916794B2 (ja) 溶媒の回収方法
JPH07309810A (ja) テレフタル酸ジメチルの回収方法
JPS6233183A (ja) 脂環式ジエポキシドの製造法
JPH06279375A (ja) カルボン酸アミドの製造方法