JPS61243046A - アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法 - Google Patents
アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法Info
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- JPS61243046A JPS61243046A JP8226785A JP8226785A JPS61243046A JP S61243046 A JPS61243046 A JP S61243046A JP 8226785 A JP8226785 A JP 8226785A JP 8226785 A JP8226785 A JP 8226785A JP S61243046 A JPS61243046 A JP S61243046A
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- Japan
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- acid
- acrylic acid
- meth
- alcohol
- ether
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアクリル酸またはメタクリル酸とアルコールと
のエステルの製造法、特に過剰に用いたアクリル酸また
はメタクリル酸を効率よく回収して副生排水の化学的酸
素要求書(以下、CODという)を低減させ得る!Is
造法に関するものである。
のエステルの製造法、特に過剰に用いたアクリル酸また
はメタクリル酸を効率よく回収して副生排水の化学的酸
素要求書(以下、CODという)を低減させ得る!Is
造法に関するものである。
C従来の技術〕
アクリル酸またはメタクリル酸(以下、(メタ)アクリ
ル酸という)、とアルコール類とのエステルは、アクリ
ル樹脂、塗料、接着剤、粘着剤など0原料モノマーとし
て巾広く利用されている。
ル酸という)、とアルコール類とのエステルは、アクリ
ル樹脂、塗料、接着剤、粘着剤など0原料モノマーとし
て巾広く利用されている。
(メタ)アクリル酸エステルは一般に(メタ)アクリル
酸とアルコールとを直接エステル化することによシ製造
されている。この直接エステル化に際して、アルコール
を過剰に使用すると生成したエステルの分離精製が難し
いので、(メタ)アクリル酸を過剰に使用する方法が広
く用いられている。
酸とアルコールとを直接エステル化することによシ製造
されている。この直接エステル化に際して、アルコール
を過剰に使用すると生成したエステルの分離精製が難し
いので、(メタ)アクリル酸を過剰に使用する方法が広
く用いられている。
しかし、(メタ)アクリル酸を過剰に使用する方法は、
反応後の精製工程における中和水洗によって過剰の(メ
タ)アクリル酸が系外へ除去されて損失するために副生
排水中のCODが非常に高くなるという問題を含んでい
る。
反応後の精製工程における中和水洗によって過剰の(メ
タ)アクリル酸が系外へ除去されて損失するために副生
排水中のCODが非常に高くなるという問題を含んでい
る。
これらの問題点を改良するために、有機不活性溶剤の使
用や(メタ)アクリル酸の回収利用などが検討されてい
る(例えば、特開昭58−192851号公報)。さら
に、製造廃液の処理方法についても検討されている(特
開昭47−18789号公報)oしかしながら、いまだ
十分に満足すべき方法は見出されていない。
用や(メタ)アクリル酸の回収利用などが検討されてい
る(例えば、特開昭58−192851号公報)。さら
に、製造廃液の処理方法についても検討されている(特
開昭47−18789号公報)oしかしながら、いまだ
十分に満足すべき方法は見出されていない。
(メタ)アクリル酸とアルコールとを直接エステル化し
て(メタ)アクリル酸エステルを得るに際して、過剰に
m−た(メタ)アクリル酸を効率よく回収して副生排水
中のCODを低下させようとするものである。
て(メタ)アクリル酸エステルを得るに際して、過剰に
m−た(メタ)アクリル酸を効率よく回収して副生排水
中のCODを低下させようとするものである。
〔問題点を解決するための手段)
本発明者らは、過剰の(メタ)アクリル酸を効率よく回
収して、副生排水中のCODを低下させ得る方法につい
て鋭意研究を重ねた結果、画期的な方法を見出して本発
明を完成するにいたった。
収して、副生排水中のCODを低下させ得る方法につい
て鋭意研究を重ねた結果、画期的な方法を見出して本発
明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、エステル化触媒および重合禁止剤の
存在下にアルコールと過剰の(メタ)アクリル酸とを用
いてエステル化したのち、アルカリ水溶液を加えて残存
する(メタ)アクリル酸および触媒を中和し、得られた
水層に無機酸を加えてpH4以下に調整し、脂肪族エー
テルまたは石油エーテルを用いて抽出することにより(
メタ)アクリル酸を回収することを特徴とする(メタ)
アクリル酸エステルの製造法である。
存在下にアルコールと過剰の(メタ)アクリル酸とを用
いてエステル化したのち、アルカリ水溶液を加えて残存
する(メタ)アクリル酸および触媒を中和し、得られた
水層に無機酸を加えてpH4以下に調整し、脂肪族エー
テルまたは石油エーテルを用いて抽出することにより(
メタ)アクリル酸を回収することを特徴とする(メタ)
アクリル酸エステルの製造法である。
本発明において用いられるアルコールとしては、ブチル
アルコール、ペンチルアルコール、へ午シルアルコール
、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、ノニルア
ルコール、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、
ドデシルアルコール、トコシルアルコール、テトラデシ
ル7 k j −k、ペンタデシルアルコール、ヘキサ
デシルアルコール、ヘプタデシルアルコール、オクタデ
シルアルコール、ノナテシルアルコール、エイコシルア
ルコール、トコシルアルコール、ドデセニルアルコール
、ヘキサデセニルアルコール、オクタデセニルアルコー
ルなどの炭素数4〜22叫の飽和および不飽和アルコー
ル、または直鎖および側鎖アルコール、もしくはこれら
アルコールのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシ
ドの付加物などがあげられる。これらのアルコールは曝
独あるいは2s以上の混合物として用いることができる
0本発明において用いられる重合禁止剤としては、ヒド
ロキノン、ヒドロ午ノンモノメチルエーテル、フェノチ
アジン、t−ブチルクレゾールなどがある。
アルコール、ペンチルアルコール、へ午シルアルコール
、ヘプチルアルコール、オクチルアルコール、ノニルア
ルコール、デシルアルコール、ウンデシルアルコール、
ドデシルアルコール、トコシルアルコール、テトラデシ
ル7 k j −k、ペンタデシルアルコール、ヘキサ
デシルアルコール、ヘプタデシルアルコール、オクタデ
シルアルコール、ノナテシルアルコール、エイコシルア
ルコール、トコシルアルコール、ドデセニルアルコール
、ヘキサデセニルアルコール、オクタデセニルアルコー
ルなどの炭素数4〜22叫の飽和および不飽和アルコー
ル、または直鎖および側鎖アルコール、もしくはこれら
アルコールのエチレンオキシドまたはプロピレンオキシ
ドの付加物などがあげられる。これらのアルコールは曝
独あるいは2s以上の混合物として用いることができる
0本発明において用いられる重合禁止剤としては、ヒド
ロキノン、ヒドロ午ノンモノメチルエーテル、フェノチ
アジン、t−ブチルクレゾールなどがある。
また、エステル化触媒としては、硫酸、p−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キ
シレンスルホン酸などを用りることができる。
ルホン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、キ
シレンスルホン酸などを用りることができる。
本発明において用いる無機酸としては、塩酸、硫酸、硝
酸、リン酸などがあげられるが、特に好ましいのは塩酸
または硫酸である。
酸、リン酸などがあげられるが、特に好ましいのは塩酸
または硫酸である。
また、用いるエーテルとしては、水との分離性、沸点な
どから、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
メチルプロピルエーテル、メチルイソプロピルエーテル
、メチルイソブチルエーテルなどの脂肪族エーテルまた
は石油エーテルがあげられるが、特に好ましいのはジエ
チルエーテルである。
どから、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
メチルプロピルエーテル、メチルイソプロピルエーテル
、メチルイソブチルエーテルなどの脂肪族エーテルまた
は石油エーテルがあげられるが、特に好ましいのはジエ
チルエーテルである。
過剰の(メタ)アクリル酸およびエステル化触媒を中和
する際に用いるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなど通常アルカリ性物
質として知られるものを用いることができる。アルカリ
水溶液の濃度は、副生物の生成を考慮して、30%以下
が好ましい。
する際に用いるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウムなど通常アルカリ性物
質として知られるものを用いることができる。アルカリ
水溶液の濃度は、副生物の生成を考慮して、30%以下
が好ましい。
本発明の製造法においては、アルコールド過剰の(メタ
)アクリル酸とを、エステル化触媒および重合禁止剤の
存在下に、脱水しながらエステル化反応を行い、反応系
から縮合水が出なくなるまで反応を続けてエステル化す
る。エステル化反応終T後、アルカリ水溶液を加えて残
存する(メタ)アクリル酸および触媒を中和し、分離生
成する水層に無l!I酸を加えてpHを4以下としたの
ち、脂肪族エーテルまたは石油エーテルを用いて水層中
の(メタ)アクリル酸を抽出し、エーテルを除去して(
メタ)アクリル酸を回収する。ま九、中和優生酸する有
機1を減圧下に脱水し、濾過してアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステルを得る。
)アクリル酸とを、エステル化触媒および重合禁止剤の
存在下に、脱水しながらエステル化反応を行い、反応系
から縮合水が出なくなるまで反応を続けてエステル化す
る。エステル化反応終T後、アルカリ水溶液を加えて残
存する(メタ)アクリル酸および触媒を中和し、分離生
成する水層に無l!I酸を加えてpHを4以下としたの
ち、脂肪族エーテルまたは石油エーテルを用いて水層中
の(メタ)アクリル酸を抽出し、エーテルを除去して(
メタ)アクリル酸を回収する。ま九、中和優生酸する有
機1を減圧下に脱水し、濾過してアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステルを得る。
本発明におけるエステル化反応は、60℃より低温では
反応が進みに<<、150℃を超えると重合がおきやす
いので、60〜150℃で行うのが好ましく、減圧下、
常圧下あるいは加圧下のいずれでもよい。低級アルコー
ルの留去を押えて反応を進行させるには加圧下に反応を
行うのが好ましい。
反応が進みに<<、150℃を超えると重合がおきやす
いので、60〜150℃で行うのが好ましく、減圧下、
常圧下あるいは加圧下のいずれでもよい。低級アルコー
ルの留去を押えて反応を進行させるには加圧下に反応を
行うのが好ましい。
本発明における(メタ)アクリル酸の使用量はアルコー
ルに対して過剰であり、通常1.1〜2.0倍モル、好
ましくは1.1〜1.2倍モルである。
ルに対して過剰であり、通常1.1〜2.0倍モル、好
ましくは1.1〜1.2倍モルである。
エステル化触媒の使用量は、アルコールに対して0.5
〜4モルチ、好ましくは1〜2モルチである。また、重
合禁止剤の使用量は13反応系中に50〜11000p
p、好ましくは100〜500ppmである。
〜4モルチ、好ましくは1〜2モルチである。また、重
合禁止剤の使用量は13反応系中に50〜11000p
p、好ましくは100〜500ppmである。
水層に加える無機酸の濃度は5ollチ以上が好ましく
、その使用量は水層に対して15〜40重量%、好まし
くは20〜30重量−であり、水層のpHを4以下の強
酸性にすることができればよい。pHが4より高いと、
中和により生成し九(メタ)アクリル酸塩類の分解が十
分ではなく、(メタ)アクリル酸が十分に抽出、回収さ
れなくなる0また、脂肪族エーテルまたは石油エーテル
の使用量は、抽出効率などの面から水層に対して20〜
5o111%、好ましくは30〜40重量−である。
、その使用量は水層に対して15〜40重量%、好まし
くは20〜30重量−であり、水層のpHを4以下の強
酸性にすることができればよい。pHが4より高いと、
中和により生成し九(メタ)アクリル酸塩類の分解が十
分ではなく、(メタ)アクリル酸が十分に抽出、回収さ
れなくなる0また、脂肪族エーテルまたは石油エーテル
の使用量は、抽出効率などの面から水層に対して20〜
5o111%、好ましくは30〜40重量−である。
水層から(メタ)アクリル酸を抽出した脂肪族エーテル
または石油エーテルは、減圧下の分留により(メタ)ア
クリル酸と分けて再使用する。
または石油エーテルは、減圧下の分留により(メタ)ア
クリル酸と分けて再使用する。
得られた(メタ)アクリル酸はそのままでも使用するこ
とができるし、さらに精留などにより精製してから使用
してもよい。
とができるし、さらに精留などにより精製してから使用
してもよい。
本発明の方法により、過剰に用いた(メタ)アクリル酸
を大部分回収して利用することができるので、副生排水
中への損失量が減少して排水のCODを低減することが
できる。
を大部分回収して利用することができるので、副生排水
中への損失量が減少して排水のCODを低減することが
できる。
得られた(メタ)アクリル酸エステルはアクリル樹脂、
塗料、接着剤などの原料モノマーとして巾広い分野で従
来品と同様に用いることができる。
塗料、接着剤などの原料モノマーとして巾広い分野で従
来品と同様に用いることができる。
本発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1
温度計、空気吹込管、水分離器および撹拌器を備えた5
00d四つロフラスコにメタクリル酸103.3f(1
,2モル)、オクタデシルアルコール271.0f(1
,0モル)、p−トルエンスルホ/酸a、af(アルコ
ールに対して2モル%)およびヒトミキノyO,11f
(300,p pm )をと〕、少量の空気を通じな
がら110〜115℃に昇温し、200〜600 mm
Hfの減圧下に生成水を反応系外に除去しながら4.5
時間反応を行った。アルコールの反応率は99.1%で
あり、反応系中に残存するメタクリル酸は13.8Fで
あっtoついで、反応系を50℃に冷却しt後に17.
5チ水酸化ナトリクム水溶液46fと水47dを加えて
残存メタクリル酸および触媒を中和した。中和後分層し
、得られた油層を水洗、脱水してオクタデシルメタクリ
レート325.8ft得た。これは理論値に対して95
.896の収率であった。
00d四つロフラスコにメタクリル酸103.3f(1
,2モル)、オクタデシルアルコール271.0f(1
,0モル)、p−トルエンスルホ/酸a、af(アルコ
ールに対して2モル%)およびヒトミキノyO,11f
(300,p pm )をと〕、少量の空気を通じな
がら110〜115℃に昇温し、200〜600 mm
Hfの減圧下に生成水を反応系外に除去しながら4.5
時間反応を行った。アルコールの反応率は99.1%で
あり、反応系中に残存するメタクリル酸は13.8Fで
あっtoついで、反応系を50℃に冷却しt後に17.
5チ水酸化ナトリクム水溶液46fと水47dを加えて
残存メタクリル酸および触媒を中和した。中和後分層し
、得られた油層を水洗、脱水してオクタデシルメタクリ
レート325.8ft得た。これは理論値に対して95
.896の収率であった。
得られた水層(84,1?、C0D112,000)K
50%塩酸25.2fを加えてp H3,8とした後、
ジエチルエーテル32.8fを加えた。メタクリル酸を
抽出し危機分層し、エーテル層からメタクリル酸xx、
it(残存メタクリル酸の84.8%)およびジエチル
エーテル30.7 f (93,5% )を得た。得ら
れたメタクリル酸は淡褐色をしていたが、ガスクロマト
グラフィーによる分析では純度99゜5%であり、蒸留
精製によって無色のメタクリル酸が得られた。
50%塩酸25.2fを加えてp H3,8とした後、
ジエチルエーテル32.8fを加えた。メタクリル酸を
抽出し危機分層し、エーテル層からメタクリル酸xx、
it(残存メタクリル酸の84.8%)およびジエチル
エーテル30.7 f (93,5% )を得た。得ら
れたメタクリル酸は淡褐色をしていたが、ガスクロマト
グラフィーによる分析では純度99゜5%であり、蒸留
精製によって無色のメタクリル酸が得られた。
エーテル分層後の水層のCODは23,000であシ、
COD低減率は79.5%であった。
COD低減率は79.5%であった。
比較例1
実施例1と同様にしてメタクリル酸とオクタデシルアル
コールとのエステル化反応を行った後、100 mmH
f1 ノ減圧下に110〜150℃で1時間過剰のメタ
クリル酸の回収を行い、メタクリル酸8.2fを得た。
コールとのエステル化反応を行った後、100 mmH
f1 ノ減圧下に110〜150℃で1時間過剰のメタ
クリル酸の回収を行い、メタクリル酸8.2fを得た。
残存メタクリル酸の回収率は59.491であつ九。
反応液を水酸化ナトリウム水溶液で中和後分層し、油層
を水洗、脱水してオクタデシルメタクリレ−)325.
1Fを得た。これは理論値に対して95.6%の収率で
あつ九〇 分層後水層のCODは83,000であったが、メタク
リル酸の回収を行わずに廃棄した。
を水洗、脱水してオクタデシルメタクリレ−)325.
1Fを得た。これは理論値に対して95.6%の収率で
あつ九〇 分層後水層のCODは83,000であったが、メタク
リル酸の回収を行わずに廃棄した。
実施列2
メタクリル酸94.7f(1゜1モル)、2−エチルヘ
キシルアルコール130゜2F(1,0モル)、p−)
ルエンスルホン酸3.8f(アルコールに対して2モル
%)およびヒドロキノンモノメチルエーテル0、ll?
(500ppm)を用いて実vPAf111と同様に4
時間反応を行った。アルコールの反応率は99.0%で
あシ、反応系中に存在するメタクリル酸は7.22であ
った。
キシルアルコール130゜2F(1,0モル)、p−)
ルエンスルホン酸3.8f(アルコールに対して2モル
%)およびヒドロキノンモノメチルエーテル0、ll?
(500ppm)を用いて実vPAf111と同様に4
時間反応を行った。アルコールの反応率は99.0%で
あシ、反応系中に存在するメタクリル酸は7.22であ
った。
ついで、実施911と同様に水酸化す) IJウム水溶
液231と水47dを加えて中和し、分層した。
液231と水47dを加えて中和し、分層した。
油層を水洗、脱水して2−エチルへキシルメタクリレー
ト189.6Fを得た。これは理論値に対して95.6
%の収率であった。
ト189.6Fを得た。これは理論値に対して95.6
%の収率であった。
得られた水層(64゜14.C0DI 09,800)
に濃硫酸13.0ft−加えてp H2,9とした後、
石油エーテル36. Ofを加えた。メタクリル酸を抽
出した後分層し、エーテル層からメタクリル酸6゜3f
(残存メタクリル酸の87.6%)および石油エーテル
33.91<94゜2%)を得た。
に濃硫酸13.0ft−加えてp H2,9とした後、
石油エーテル36. Ofを加えた。メタクリル酸を抽
出した後分層し、エーテル層からメタクリル酸6゜3f
(残存メタクリル酸の87.6%)および石油エーテル
33.91<94゜2%)を得た。
エーテル分層後の水層のCODは21,600であり、
COD低減率は80.3%であつ九。
COD低減率は80.3%であつ九。
比較例2
実施例2と同様にして、エステル化反応および反応後の
中和を行った。
中和を行った。
中和後分層して得られた油層を脱水して2−エチルへキ
シルメタクリレートt 89. t t (理論値の9
5.4%)を得た〇 分層により得られた水層はC0D109,800であり
、メタクリル酸の回収を行わずに廃棄した。
シルメタクリレートt 89. t t (理論値の9
5.4%)を得た〇 分層により得られた水層はC0D109,800であり
、メタクリル酸の回収を行わずに廃棄した。
実施例3
アクリル酸86.5PC1,2モル)、ブチルアルコー
ル74.1?(1,0モル)、p−トルエンスルホン酸
1.9r(アルコールに対して1モル%)およびヒドロ
キノン0.07f(450pprn)を用匹て実施例2
と同様に反応した。アルコールの反応率は99.0 %
であり、反応系中に存在するアクリル酸は11.5Pで
あった。
ル74.1?(1,0モル)、p−トルエンスルホン酸
1.9r(アルコールに対して1モル%)およびヒドロ
キノン0.07f(450pprn)を用匹て実施例2
と同様に反応した。アルコールの反応率は99.0 %
であり、反応系中に存在するアクリル酸は11.5Pで
あった。
ついで、実施例2と同様に水酸化ナトリウム水溶液46
tと水38−を加えて中和し、分層した。
tと水38−を加えて中和し、分層した。
油層を水洗、脱水してブチルアクリレート122゜21
を得た。これは理論値に対して95.3%の収率であっ
た。
を得た。これは理論値に対して95.3%の収率であっ
た。
得られた水層(74,5f、C0D123,000)に
50%塩酸11.2fを加えてp H3,7とした後、
メチルイソプロピルエーテル29.8f&:mえた。ア
クリル酸を抽出し念後分層し、エーテル層からアクリル
酸9.9F(残存アクリル酸の85.7%)およびメチ
ルイソプロピルエーテル27.7 f(92,9%)を
得た。
50%塩酸11.2fを加えてp H3,7とした後、
メチルイソプロピルエーテル29.8f&:mえた。ア
クリル酸を抽出し念後分層し、エーテル層からアクリル
酸9.9F(残存アクリル酸の85.7%)およびメチ
ルイソプロピルエーテル27.7 f(92,9%)を
得た。
エーテル分層後の水層のCODは30,500であり、
COD低減率は75.2%であった。
COD低減率は75.2%であった。
比較例3
実施f113と同様にしてエステル化反応および反応後
の中和を行った。
の中和を行った。
中和後分層して得られた油層を水洗、脱水してブチルア
クリレート12λ22(理論値の95.3%)を得た。
クリレート12λ22(理論値の95.3%)を得た。
分層により得られ九水層(74,6f、C0D123.
000)に30%塩酸11.2ft−加えてpH41と
した後、メチルイソプロピルエーテル29゜81を加え
た。アクリル酸を抽出した後分層し、エーテル層からア
クリル酸5.6?C残存アクリル酸の48.7%)およ
びメチルイソプロピルエーテル26,5り(89,0%
)を得た。
000)に30%塩酸11.2ft−加えてpH41と
した後、メチルイソプロピルエーテル29゜81を加え
た。アクリル酸を抽出した後分層し、エーテル層からア
クリル酸5.6?C残存アクリル酸の48.7%)およ
びメチルイソプロピルエーテル26,5り(89,0%
)を得た。
エーテル分層後の水層のCODは95.000であり、
COD低減率は22.8%であった。
COD低減率は22.8%であった。
以上の実施例および比較例における(メタ)アクリル酸
の収支と回収率ならびに排水中のCODとその低減率を
まとめて表−1に示す。
の収支と回収率ならびに排水中のCODとその低減率を
まとめて表−1に示す。
表−1から明らかなように、本発明の方法によれば過剰
の(メタ)アクリル酸を効率よく回収できて、排水中の
CODを十分に低減させ得ることがわかる。
の(メタ)アクリル酸を効率よく回収できて、排水中の
CODを十分に低減させ得ることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エステル化触媒および重合禁止剤の存在下にアルコ
ールと過剰のアクリル酸またはメタクリル酸とを用いて
エステル化したのち、アルカリ水溶液を加えて残存する
アクリル酸またはメタクリル酸および触媒を中和し、得
られた水層に無機酸を加えてpH4以下に調整し、脂肪
族エーテルまたは石油エーテルを用いて抽出することに
よりアクリル酸またはメタクリル酸を回収することを特
徴とするアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステ
ルの製造法。 2 アルコールが炭素数4〜22個のアルコールである
特許請求の範囲第1項記載のアクリル酸エステルまたは
メタクリル酸エステルの製造法。 3 脂肪族エーテルがジエチルエーテルである特許請求
の範囲第1項記載のアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルの製造法。 4 無機酸が塩酸または硫酸である特許請求の範囲第1
項記載のアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステ
ルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226785A JPS61243046A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8226785A JPS61243046A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243046A true JPS61243046A (ja) | 1986-10-29 |
Family
ID=13769703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8226785A Pending JPS61243046A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243046A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0334956A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの製造方法 |
US5302746A (en) * | 1992-04-13 | 1994-04-12 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for producing carboxylic acid ester |
EP0890568A1 (de) * | 1997-07-07 | 1999-01-13 | Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien | Verfahren zur lösemittelfreien Herstellung von ungesättigten Polyolestern |
JP2006213647A (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-17 | Toagosei Co Ltd | 未反応アクリル酸の回収方法 |
JP2010189335A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Toagosei Co Ltd | アクリル酸アルキルエステルの製造方法 |
CN102267890A (zh) * | 2010-11-16 | 2011-12-07 | 中国环境科学研究院 | 从丙烯酸酯生产废水中萃取回收丙烯酸的方法 |
WO2012033100A1 (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-15 | 東亞合成株式会社 | アクリレートの製造方法、及び、アクリル酸の回収方法 |
JP2013087097A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Toagosei Co Ltd | アクリレートの製造方法及びアクリル酸の回収方法 |
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1985
- 1985-04-19 JP JP8226785A patent/JPS61243046A/ja active Pending
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CN103153938A (zh) * | 2010-09-07 | 2013-06-12 | 东亚合成株式会社 | 丙烯酸酯的制造方法及丙烯酸的回收方法 |
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CN102267890A (zh) * | 2010-11-16 | 2011-12-07 | 中国环境科学研究院 | 从丙烯酸酯生产废水中萃取回收丙烯酸的方法 |
JP2013087097A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Toagosei Co Ltd | アクリレートの製造方法及びアクリル酸の回収方法 |
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