JPH0528651U - 熱転写プリンタのサーマルヘツド支持装置 - Google Patents

熱転写プリンタのサーマルヘツド支持装置

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JPH0528651U
JPH0528651U JP7652691U JP7652691U JPH0528651U JP H0528651 U JPH0528651 U JP H0528651U JP 7652691 U JP7652691 U JP 7652691U JP 7652691 U JP7652691 U JP 7652691U JP H0528651 U JPH0528651 U JP H0528651U
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head
thermal head
thermal
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一明 有本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッドとプラテンローラとの相対的
位置を確保して印字の不具合を解消するとともに、サー
マルヘッドの交換を容易にする。 【構成】 ヘッドアーム保持軸17に一端を回動自在に
支持された平行保持板15の他端に溝部15aを設け、
この溝部15aにサーマルヘッド1の案内板3に立設さ
れたヘッド支持ピン16を前後移動可能に支持し、ヘッ
ドアーム保持軸17に一端を固定されたヘッドアーム1
3の他端とサーマルヘッド1を板ばね23により連結す
るとともに、板ばね23とサーマルヘッド1との連結を
着脱自在とし、かつヘッドアーム13の他端とサーマル
ヘッド1との間にサーマルヘッド押圧ばね6を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、熱転写式カラープリンタにおいて、1枚の用紙に複数の色を重ね て印字するサーマルヘッドの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3〜図5は例えば特開平2−128854号公報に示された従来の熱転写式 カラープリンタにおけるサーマルヘッド支持装置の斜視図、側面図及び分解斜視 図を示し、サーマルヘッド1は支持軸9に回動自在に保持され、支持軸9の一端 は回転軸7に嵌合し、サーマルヘッド1を一定の位置に保持している。又、サー マルヘッド1は回転軸7に取付けられたサーマルヘッド押え板5から案内板3を 介して図示しないサーマルヘッド上下動機構により加えられる両矢印Fの力によ り所定量の上下動を行ない、プラテンローラ2に対して圧接又は離脱するように なっている。
【0003】 次に、上記した従来構造の動作を説明する。図4はサーマルヘッド1がプラテ ンローラ2に対して圧接している状態を示し、プラテンローラ2に対する押圧は サーマルヘッド押え板5とサーマルヘッド1の中央部との間に設けられたサーマ ルヘッド押圧ばね6が発生する力Pにより加えられる。又、サーマルヘッド1と プラテンローラ2との相対的位置は、案内板3の当接部3aとプラテンローラ芯 金2aに回転可能な状態に設けられているカラー4とが接触することにより保持 されており、その接触圧は支持軸9に設けられている圧縮ばね10により発生す る力イにより得られている。
【0004】 上記のように、サーマルヘッド1はプラテンローラ2に対して所定圧によって 押圧され、またこの両者の相対的位置も保持されており、印字可能な状態となっ ている。なお、1aは支持孔、1bはアーム部、8は軸受、11はサーマルヘッ ド固定ワッシャ、12はサーマルヘッド固定ピンである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のサーマルヘッド支持装置は上記のように構成されており、図4に示すよ うに、印字時の押圧ばねの力はプラテンローラ2とヘッド支持軸9とに分圧され る。そして、支持軸9に力が分圧されたことにより、支持軸9と支持軸9が回転 自在に挿通されたサーマルヘッド1の支持孔1aとの間に摩擦力が発生し、支持 孔1aの加工精度が悪い場合には圧縮ばね10によるサーマルヘッド1の押圧力 イが十分に出せないこととなった。このような状態となった場合、サーマルヘッ ド1とプラテンローラ2の相対的位置が確保されず、例えば濃度むらやかすれな どの印字の不具合が生じた。又、サーマルヘッド1の交換は、図5のように固定 ピン12及び固定ワッシャ11を取外してアーム部1bも含めて全体として行な われるため、不必要なコストアップを生じた。
【0006】 この考案は上記のような課題を解決するために成されたものであり、サーマル ヘッドとプラテンローラとの相対的位置を確保して印字の不具合を防止するとと もに、サーマルヘッドの交換を容易に行なうことができる熱転写プリンタのサー マルヘッド支持装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る熱転写プリンタのサーマルヘッド支持装置は、サーマルヘッド の回動中心となる保持軸に一端が固着されたヘッドアームと、一端が保持軸に回 転自在に支持され、他端にサーマルヘッドの案内板に立設されたヘッド支持ピン を前後移動可能に支持する溝部を有する一対の平行保持板と、ヘッドアームとサ ーマルヘッドを連結する板ばねからなり、サーマルヘッドとは着脱自在に連結さ れたヘッド保持ばねと、ヘッドアームとサーマルヘッドとの間に設けられたサー マルヘッド押圧ばねを設けたものである。
【0008】
【作用】
この考案においては、サーマルヘッドとヘッドアームを連結するヘッド保持ば ねによってサーマルヘッドとプラテンローラとの相対的位置が確保され、またサ ーマルヘッドのプラテンローラに対する平行度は平行保持板によって確保される 。さらに、サーマルヘッドはヘッド保持ばね及び平行保持板との取外しが極めて 容易である。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面とともに説明する。図1及び図2はこの実施例 による熱転写プリンタのサーマルヘッド支持装置の斜視図及び側面図である。図 において、1はサーマルヘッド、2はプラテンローラであり、この間に印字用紙 とインクシートが配置され、インクシートのインクが印字用紙に熱転写される。 3はサーマルヘッド1の両端に設けられた案内板、3aは案内板3の当接部、1 6は案内板3に立設されたカラー付ヘッド支持ピン、4はプラテンローラ2の芯 金2aに回転自在に設けられたカラー、17はヘッドアーム保持軸であり、ヘッ ドアーム13の一端が固定ボルト18により強固に固定されている。なお、1c は取外し状態のサーマルヘッドを示す。
【0010】 15はサーマルヘッド1の両側に配置された一対の平行保持板であり、その一 端は軸受8を介してヘッドアーム保持軸17に回動自在に取付けられ、その他端 には溝部15aが設けられ、この溝部15aにはヘッド支持ピン16が挿入され 、ヘッド支持ピン16は前後方向にはスムーズに動くが、ガタは最小限に抑えら れている。6はサーマルヘッド押圧ばねであり、ヘッドアーム13の他端とサー マルヘッド1との間に設けられている。
【0011】 19はヘッドアーム保持軸17に固着された保持軸回転レバーであり、図示し ないヘッド上下動機構により矢印A,Bの方向に駆動される。14はその下端が 取付ねじ20によりサーマルヘッド1に取付けられたヘッドアップ保持板であり 、サーマルヘッド1がプラテンローラ2から離れたときにその上端がヘッドアー ム13との係合部となる。23は板ばねからなるヘッド保持ばねであり、ヘッド アーム13の先端とヘッドアップ保持板14とに取付ねじ21,22により取付 けられており、直角曲げの板ばねが有するよじれに強く曲げに弱い特性により、 サーマルヘッド1を左右方向に規制するとともに、上下方向、前後方向には比較 的フリーとする。
【0012】 次に、上記構成の動作について説明する。図2において、サーマルヘッド1は プラテンローラ2に圧接状態にあるが、この押圧力はヘッドアーム13から押圧 ばね6を介してサーマルヘッド1に加えられている。このとき、サーマルヘッド 1に取付けられている案内板3の当接部3aはヘッド保持ばね23からの力及び プラテンローラ2の矢印ロ方向の回転によりカラー4に当接しており、サーマル ヘッド1とプラテンローラ2との相対的位置を保つ。
【0013】 又、平行保持板15の溝部15aにはヘッド支持ピン16が挿入されており、 プラテンローラ2が取付けられているプリンタ本体に対するサーマルヘッド1の 平行度は保たれる。又、押圧ばね6の力はその直線上にあるプラテンローラ2が 受けるため、ヘッド支持ピン16には構造上軽負荷しか加わらないこと、及び回 転するカラー4が設けられていることによって、サーマルヘッド1の前後動を妨 げる摩擦力は極めて小となっている。さらに、サーマルヘッド1は取付ねじ20 を取外すことにより平行保持板15の溝部15aから外れるようになっており、 取付、取外しが簡単になり、またヘッドアーム13はプリンタ本体側に残るため 、安価にすることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、サーマルヘッドをヘッドアームと別体とし、 サーマルヘッドをヘッドアームと板ばねにより連結するとともに、サーマルヘッ ドを平行保持板により前後移動自在に支持しており、サーマルヘッドとプラテン ローラとの位置決めに悪影響を及ぼす摩擦力は低減され、濃度むらやかすれなど の印字の不具合の発生を防止することができる。又、サーマルヘッドの取外しが 極めて簡単であり、その交換も簡単安価に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置の斜視図である。
【図2】この考案装置の側面図である。
【図3】従来装置の斜視図である。
【図4】従来装置の側面図である。
【図5】従来装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 プラテンローラ 3 案内板 4 カラー 6 サーマルヘッド押圧ばね 13 ヘッドアーム 15 平行保持板 15a 溝部 16 ヘッド支持ピン 17 ヘッドアーム保持軸 18 固定ボルト 20〜22 取付ねじ 23 ヘッド保持ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドをプラテンローラに圧接
    又は離脱させ、この間の印字用紙にインクを熱転写する
    熱転写プリンタにおいて、サーマルヘッドの駆動機構に
    よって回動されるヘッドアーム保持軸と、ヘッドアーム
    保持軸に一端が固着されたヘッドアームと、一端がヘッ
    ドアーム保持軸に回転自在に支持され、他端にサーマル
    ヘッドの両端に取付けられてプラテンローラと当接する
    案内板に立設されたヘッド支持ピンをプラテンローラに
    対して前後動移動可能にかつ取外し可能に支持する溝部
    を有する一対の平行保持板と、板ばねからなり、ヘッド
    アームの他端とサーマルヘッドとを連結しサーマルヘッ
    ドとは着脱自在に取付けられたヘッド保持ばねと、ヘッ
    ドアームの他端とサーマルヘッドとの間に設けられたサ
    ーマルヘッド押圧ばねを備えたことを特徴とする熱転写
    プリンタのサーマルヘッド支持装置。
JP7652691U 1991-09-24 1991-09-24 熱転写プリンタのサーマルヘッド支持装置 Expired - Lifetime JP2563246Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH0528651U true JPH0528651U (ja) 1993-04-16
JP2563246Y2 JP2563246Y2 (ja) 1998-02-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006680A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008006680A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ

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