JPH0528491Y2 - - Google Patents

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JPH0528491Y2
JPH0528491Y2 JP1987035197U JP3519787U JPH0528491Y2 JP H0528491 Y2 JPH0528491 Y2 JP H0528491Y2 JP 1987035197 U JP1987035197 U JP 1987035197U JP 3519787 U JP3519787 U JP 3519787U JP H0528491 Y2 JPH0528491 Y2 JP H0528491Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は計器文字板の固定装置に係り、特に照
明用導光板の上に文字板を重ね合せるようにした
計器文字板の固定装置に関する。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点〕 従来より計器の文字板を照明するのに、文字板
の背面にアクリルの如き導光板を重ね合せ、光源
からの光を導光板にて文字板背後に導く構造は数
多く用いられている。この構造では、一般に文字
板と導光板の周辺部をネジその他の手段にて結合
しているため、その中央部にて文字板の浮きが生
じることがある。これを防止するため、従来から
いくつかの方法が用いられている。
第5〜7図はその一例を示すもので、中央に指
針軸挿通孔1を形成した導光板2及び文字板3
は、その周辺部に設けた突起2aと孔3aとの係
合により互いに位置決めをし、指針軸挿通孔1の
内側に配したリング状の係止部材4により、中央
部付近を緊密に圧接するのである。
前記係止部材4は文字板3上に位置する押え板
4aと、挿通孔1内を貫通して導光板2の裏面に
係止する爪4bとを備え、文字板3側より挿通孔
1内に挿入することにより自らの弾性により爪4
bが導光板2に係止するのである。
しかし乍ら、上記従来構造にあつては、上記係
止爪4bを逃げるために文字板3に切欠3bを設
けてなることから、係止部材4と文字板3間に隙
間5が生じてしまう。その結果、計器に照明を行
つた場合には、この隙間5より光が洩れ、ハレー
シヨンの原因となる。
また、上記従来のものでは、修理などのために
文字板を取り外す場合、文字板係止部材をまず外
さなければならず、取外し作業が煩雑であるとい
う欠点を有していた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、光洩れがなく、文字板の取外しが容易で、確
実に文字板の導光板上に固定することのできる計
器文字板の固定装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案により成された
計器文字板の固定装置は、文字板上に載置される
押え部と、文字板及び導光板に穿つた開口部より
進入して導光板に弾性的に係止する係止爪とを備
えたリング状の係止部材により、導光板上に重ね
合された文字板の浮きを防止するようにした計器
文字板の固定装置において、前記係止部材の押え
部をリング部の周囲に突設する複数の爪片にて形
成し、前記係止部材の係止爪を、隣接する複数の
爪片間にリング部からL字状に屈曲した水平部及
び垂直部と、垂直部の先端に設けられた爪とから
形成し、文字板の開口部縁部には前記爪片と対応
する位置に爪片を挿通し得る切欠部を形成し、前
記切欠部と爪片とを合せて文字板を導光板上に載
置し、文字板を所定角度回転せしめて前記複数の
爪片にて文字板を導光板に圧接するとともに、前
記係止爪の水平部によつて前記文字板の切欠部に
よる隙間を閉塞するようにしたことを特徴として
いる。
〔作用〕
上記構成により、切欠部と爪片とを合せて文字
板を導光板上に載置し、文字板を所定角度回転せ
しめて係止部材の複数の爪片にて文字板を導光板
に圧接するとともに、係止部材の係止爪の水平部
によつて文字板の切欠部による隙間を閉塞するよ
うにしているので、導光板からの光が係止爪の水
平部によつて遮られ、文字板の切欠部を通じて文
字板の表面側に洩れることがなくなる。
〔実施例〕
第1図、第2図は実施例の断面図及び平面図で
あり、導光板2上には従来と同様に文字板3が載
置され、この文字板3をリング状の係止部材4に
て導光板2上に浮き上り防止のために固定してい
る。
更に詳細に説明すると、導光板2の指針軸挿通
孔1の周囲には、係止部材4の係止爪4bが挿通
する挿通孔2bが3ケ所にもうられており、挿通
孔2bの下縁2cには係止爪4bが係止し、且つ
係止部材4のリング部に突設した3ケの爪片4c
が文字板3の上面に圧接している。これにより、
文字板3は導光板2上に浮き上りを防止する様固
定されている。
前記係止爪4bはL字状に屈曲した水平部4d
及び垂直部4eと、垂直部4eの先端に設けられ
た爪4fを一体に形成したもので、爪4fは前記
導光板2の下縁2cに係止し、水平部4dが切欠
部3bによつて形成される文字板3と係止部材4
との隙間5を下方より閉塞している。
第3図は上記係止部材4の斜視図であり、図か
らわかるように、リング部の周囲には等間隔で3
ケ所に係止爪4bが形成され、隣接する係止爪4
bの中間位置に文字板押え用の爪片4cが各々設
けられている。
第4図は文字板3の斜視図であり、指針軸挿通
孔の内縁には等間隔に3ケ所切欠3bが形成され
ており、この切欠3bは係止部材4の係止爪4b
を挿通する大きさを有している。
本実施例において、文字板3を導光板2上に固
定する場合は、まず導光板2の3ケ所の挿通孔2
b内に係止部材4の係止爪4bを挿入しておく。
次いで文字板3の切欠部3bが係止部材4の爪片
4cと合致するように文字板3を導光板2の上に
重ね合せ、爪片4cの下側に文字板3の指針軸挿
通孔の縁部が入り込むように文字板3を導光板2
上にて所定角度回転させる。これにより文字板3
は爪片4cにて導光板2上に圧接保持される。
修理などのために文字板3を取外す必要が生じ
た場合は、上記組立順とは逆に、即ち文字板3を
導光板2に対して回転させ、爪片4cと切欠部3
bとが一致した位置で文字板3を導光板2から上
方へ外せば良い。この際係止部材4は導光板2上
に装着されたままである。
この様な文字板固定装置を用いた計器にて、文
字板3の照明のために導光板2に光を導いた場
合、文字板背後は導光板2によつて効率よく照明
されるとともに、後方に位置する光源(図示せ
ず)からの直接光、あるいは導光板からの光は、
係止部材4の係止爪4bによつて遮られ係止爪4
bの挿通孔2b及び隙間5を介して文字板3表面
に洩れることはない。
〔考案の効果〕
本考案は以上の通りであり、文字板押え用の係
止部材の係止爪の水平部によつて係止部材と文字
板との隙間からの光の洩れを阻止するようにした
ものである。従つて、文字板上でのハレーシヨン
を除去することができ、計器の視認性を向上させ
ることができる。また係止部材は固定したまま、
文字板の回転のみで文字板の着脱が可能であるか
ら、分解組立の作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は要部断面図、第2図はその平面図、第3図は
係止部材の斜視図、第4図は文字板の斜視図であ
る。第5図〜第7図は従来例を示し、第5図は従
来装置の分解斜視図、第6図は要部断面図、第7
図はその平面図である。 1……指針軸挿通孔、2……導光板、3……文
字板、4……係止部材、4b……係止爪、4c…
…爪片、4d……水平部、4e……垂直部、4f
……爪、5……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 文字板上に載置される押え部と、文字板及び導
    光板に穿つた開口部より進入して導光板に弾性的
    に係止する係止爪とを備えたリング状の係止部材
    により、導光板上に重ね合された文字板の浮きを
    防止するようにした計器文字板の固定装置におい
    て、 前記係止部材の押え部をリング部の周囲に突設
    する複数の爪片にて形成し、前記係止部材の係止
    爪を、隣接する複数の爪片間にリング部からL字
    状に屈曲した水平部及び垂直部と、垂直部の先端
    に設けられた爪とから形成し、文字板の開口部縁
    部には前記爪片と対応する位置に爪片を挿通し得
    る切欠部を形成し、前記切欠部と爪片とを合せて
    文字板を導光板上に載置し、文字板を所定角度回
    転せしめて前記複数の爪片にて文字板を導光板に
    圧接するとともに、前記係止爪の水平部によつて
    前記文字板の切欠部による隙間を閉塞するように
    したことを特徴とする計器文字板の固定装置。
JP1987035197U 1987-03-12 1987-03-12 Expired - Lifetime JPH0528491Y2 (ja)

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JPS63142725U JPS63142725U (ja) 1988-09-20
JPH0528491Y2 true JPH0528491Y2 (ja) 1993-07-22

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