JP4840682B2 - 文字板の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両用計器に採用される文字板の固定構造に関するものである。
従来の文字板の固定構造は、文字板の背面にケースや導光体などの支持体を備え、前記支持体の中央部に抜け止め突起を有するボス部を形成し、前記文字板に前記ボス部の嵌合孔を設けるとともに前記嵌合孔に前記抜け止め突起を挿通させる切り欠きを形成し、前記切り欠きと前記抜け止め突起を合致させて前記ボス部を前記文字板の嵌合孔に挿通させ、前記文字板を所定角度回転させて、前記抜け止め突起で前記嵌合孔の周囲を保持して前記支持体に固定するものであった(例えば、特許文献1参照)。
実開昭63−124621号公報(第1図〜第3図)
しかしながら、特許文献1の文字板の固定構造では、前記文字板を前記支持体に固定する時、特に、前記文字板の嵌合孔を前記支持体のボス部に貫通させる時に、前記ボス部に設けた抜け止め突起を前記嵌合孔が乗り上げて貫通する構造ではないため、固定時に生じる「パチン」などの音が小さくあるいは音がしない。よって、組み付ける作業において、組み付け時の音による確認はできず、前記抜け止め突起が前記文字板の前記嵌合孔を確実に固定しているかどうかは、目視で確認する必要があった。しかし、前記抜け止め突起を目視で確認するのは、容易ではなく、見逃しやすいという問題があった。
そこで、本発明は、この点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、抜け止め突起の固定を目視で容易に確認することが可能な文字板の固定構造を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するため、指針が指示する指標部を備えた文字板と、前記文字板を支持する支持体とを備え、前記支持体に抜け止め突起を有する突出部を形成し、前記文字板に前記突出部が挿通する貫通孔を設けるとともに前記貫通孔に前記抜け止め突起を挿通させる切り欠きを形成し、前記切り欠きと前記抜け止め突起を合致させることで前記突出部を前記文字板の貫通孔に挿通させ、さらに前記文字板を所定角度回転させることで、前記抜け止め突起を前記文字板に引っ掛けて前記支持体に固定した文字板の固定構造において、着色部を前記貫通孔の周囲に設けるとともに、前記抜け止め突起と前記着色部とは異なる色の固定確認部を前記貫通孔の周囲に設け、前記文字板を前記支持体の正しい位置に固定したときに、前記固定確認部の少なくとも一部が前記抜け止め突起の背後に位置し覆い隠されるものである。
また、前記固定確認部を前記抜け止め突起と同形状としたものである。
また、前記着色部を印刷によって形成したものである。
また、前記着色部を前記指標部と同一色としたものである。
以上、請求項1に記載の発明により、所期の目的を達成することができ、抜け止め突起の固定を目視で容易に確認することが可能な文字板の固定構造を提供することができる。
また、請求項に記載の発明により、所期の目的を達成することができ、抜け止め突起の固定を目視で容易に確認することができるとともに、確実に固定されているか否かを容易に確認することが可能な文字板の固定構造を提供することができる。
また、請求項に記載の発明により、所期の目的を達成することができ、抜け止め突起の固定を目視で容易に確認することができるとともに、着色部を容易に形成することが可能な文字板の固定構造を提供することができる。
また、請求項に記載の発明により、所期の目的を達成することができ、抜け止め突起の固定を目視で容易に確認することができるとともに、着色部を前記文字板の指標部を形成する際に同時に形成することが可能な文字板の固定構造を提供することができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1から図7を用いて説明する。
本発明の文字板の固定構造を計器装置1を用いて説明する。計器装置1は、文字板2と、この文字板2を支持する支持体となるケース3とを備えている。
文字板2は透明な合成樹脂からなり、その表面に指針が指示する図示しない指標部を備えている。文字板2は、前記指標部が白色であり、地の部分が黒色で、それぞれ印刷によって形成されている。そして、その中央部に貫通孔4を備えている。この貫通孔4を図示しない指針の回転軸が挿通し、また、後述するケース3に設けた突出部であるボス部もこの貫通孔4を挿通する。また、この貫通孔4には、外周方向に貫通孔4を拡げた切り欠き5が形成されている。この切り欠き5は、3つ設けられており、各々120度の間隔を備えている。よって、貫通孔4は、切り欠き5の部分が径大の円弧5aとなり、切り欠き5を設けない部分は径小の円弧4aとなる。そして、貫通孔4の周囲に後述する抜け止め突起と同系色、本実施形態では、白色に着色された着色部4bを備えている。図中では、着色部4bの周囲は、文字板2の地の色である黒を一部斜線部にて示してある。そして、貫通孔4の周囲には、後述する抜け止め突起と同形状の固定確認部4cが、着色部4bとは異なる色、本実施形態では、黒色にて形成されている。なお、前記指標部として、目盛や文字や記号などを備えている。そして、前記指標部と着色部4bは、同一色であるため、同一の印刷工程によって形成されている。また、文字板2の右上方に設けた孔6は、文字板2の回転を防止するとともに、位置を決めるためのものである。
ケース3は、本実施形態では、不透明な白色の合成樹脂製である。このケース3は円筒状の突出部であるボス部7を備えている。このボス部7の先端部には、外周方向に突出した抜け止め突起8が設けられている。この抜け止め突起8は、本実施形態では、3つ設けられている。なお、ケース3の符号10は、文字板2の孔6に嵌合するピンであり、ピン10が孔6に嵌合することで、文字板2の回転を防止するとともに、位置を決めるためのものである。
また、ボス部7の外径は、文字板2の貫通孔4の径小の円弧4aとほぼ同等か、やや小さく、さらに、ボス部7の抜け止め突起8の外径は、文字板2の貫通孔4の切り欠き5の径大の円弧5aよりも径が小さい。よって、図1に示す状態で、抜け止め突起8を備えたボス部7が切り欠き5を備えた貫通孔4に接触することなく挿通することができる。
文字板2をケース3に固定するには、図1で示すように、切り欠き5と抜け止め突起8を合致させて、ボス部7を文字板2の貫通孔4に挿通させる。次に、図1の状態から文字板2を所定角度、本実施形態では時計回り(図1中の矢印方向)に60度回転させて、文字板2の孔6をケース3のピン10に挿入して、ケース3に固定する(固定した状態は図2を参照)。この状態で、ボス部7の抜け止め突起8が貫通孔4の径小の円弧4a部分を抑えて文字板4を固定することができる。
文字板2の孔6をケース3のピン10に挿入することで、文字板2をケース3に正しい位置に固定する。固定される前は、図1や図5にて、固定確認部4cを視認することができるが、文字板2を回転させてケース3の正しい位置に固定すると、図2や図6に示すように、文字板2の貫通孔4の周囲に設けた固定確認部4cは、ケース3の抜け止め突起8にて覆い隠される。よって、組み付け作業を行う場合に、固定確認部4cを視認することができない場合は、正しく確実に固定されていることが確認できる。仮に、図7で示すように、抜け止め突起8のなかで図7中右下側の抜け止め突起8が文字板2の背後に位置し、確実に固定されていない場合では、文字板2に設けた固定確認部4cが視認可能の状態となり、確実に固定されていないことが確認できる。これは、貫通孔4bの周囲に抜け止め突起8と同系色にて着色された着色部4bを設けたことにより、同系色からなるボス部7、抜け止め突起8および着色部4bのなかで、異なる色の固定確認部4cのみが際立って視認されることによって、より容易に確認することができるものである。本発明は、本実施形態のように、ボス部7に抜け止め突起8を複数設けた場合に、特に効果を発揮するが、ボス部7に抜け止め突起8が1つだけ設けた場合であってもよい。また、本実施形態では、文字板2の貫通孔4を貫通するボス部7に抜け止め突起8を設けた構成であったが、抜け止め突起8を設ける部分は、ボス部7に限定されるものではなく、本実施形態のような、支持体であるケース3のボス部7を支点に文字板2を回転させて固定するものに限らず、支持体であるケース3に文字板2の周囲を固定する抜け止め突起を備えた固定片を設け、この抜け止め突起にて文字板2の周囲を固定するものに適用しても良い。
なお、本実施形態では、ケース3は不透明な白色の合成樹脂製であったが、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、黒色の不透過性の合成樹脂からなるものであってもよい。この場合、文字板2の貫通孔4の周囲に形成される着色部4bは黒色とし、固定確認部4cを白色に形成すればよい。なお、この場合、着色部4bが黒色と言うことは、文字板2の地の色と同じこととなる。
なお、本実施形態では、貫通孔4の周囲に白色の着色部4bを設けたが、前記実施形態に限定されるものではなく、抜け止め突起8の色とは異なる色で、かつ、文字板2の貫通孔4の周囲の色と異なる色であってもよい。この場合、固定確認部4cを赤や青或いは、朱色などの色としても良い。この場合でも、抜け止め突起8が確実に文字板4の前面に位置していない場合、固定確認部4cの有無を容易に確認することができるので、抜け止め突起8の固定を目視で容易に確認することができる。
また、本実施形態では、突出部であるボス部7は円筒状であったが、本実施形態に限定されるものではなく、円筒に抜け止め突起8毎に分割した形状であっても良い。
また、本実施形態では、固定確認部4cは、抜け止め突起8と同形状で、抜け止め突起8にて覆い隠されていたが、本実施形態に限定されるものではなく、抜け止め突起8とは異なる形状でもよい。例えば、図8、9に示す第2実施形態のように、文字板2の貫通孔4の周囲に設けた凸形状の固定確認部104でもよい。この固定確認部104は、文字板2を固定したときに、全てが覆い隠されるわけではなく、抜け止め突起8の周囲に隠されない部分を備えている。なお、本実施形態では、抜け止め突起8が固定確認部104の主要部を覆い隠すので、固定確認部104をあたかも3つに分割したような市松模様状に見えると文字板2を確実に固定したと確認でき、固定確認部104が凸形状に見える場合は、固定されていないと判断することができる。
本発明の第1実施形態の文字板固定前の上面図。 同実施形態の文字板固定後の上面図。 図1中A−A線の断面図。 図2中B−B線の断面図。 同実施形態の拡大した文字板固定前の上面図。 同実施形態の拡大した文字板固定後の上面図。 同実施形態の一部が固定されていない状態での文字板固定後の上面図。 本発明の第2実施形態の拡大した文字板固定前の上面図。 同実施形態の拡大した文字板固定後の上面図。
符号の説明
1 計器装置
2 文字板
3 ケース
4 貫通孔
4a 径小の円弧
4b 着色部
4c、104 固定確認部
5 切り欠き
5a 径大の円弧
6 孔
7 ボス部(突出部)
8 抜け止め突起
10 ピン

Claims (4)

  1. 指針が指示する指標部を備えた文字板と、前記文字板を支持する支持体とを備え、前記支持体に抜け止め突起を有する突出部を形成し、前記文字板に前記突出部が挿通する貫通孔を設けるとともに前記貫通孔に前記抜け止め突起を挿通させる切り欠きを形成し、前記切り欠きと前記抜け止め突起を合致させることで前記突出部を前記文字板の貫通孔に挿通させ、さらに前記文字板を所定角度回転させることで、前記抜け止め突起を前記文字板に引っ掛けて前記支持体に固定した文字板の固定構造において、着色部を前記貫通孔の周囲に設けるとともに、前記抜け止め突起と前記着色部とは異なる色の固定確認部を前記貫通孔の周囲に設け、前記文字板を前記支持体の正しい位置に固定したときに、前記固定確認部の少なくとも一部が前記抜け止め突起の背後に位置し覆い隠されることを特徴とする文字板の固定構造。
  2. 前記固定確認部を前記抜け止め突起と同形状としたことを特徴とする請求項1に記載の文字板の固定構造。
  3. 前記着色部を印刷によって形成したことを特徴とする請求項に記載の文字板の固定構造。
  4. 前記着色部を前記指標部と同一色としたことを特徴とする請求項に記載の文字板の固定構造。
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