JP4398555B2 - 時計用表示板の固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソーラーセルまたはエレクトロルミネッセンスを使用した時計用表示板の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
モジュール上に工レクトロルミネッセンスを使用した時計用表示板の従来の固定構造を図7に示す。図7(a)は従来例の固定構造を示す正面図、図7(b)は図7のA−A断面を示す拡大部分断面図である。以下、従来例を図面に基づいて説明する。
【0003】
モジュール(図示せず)の上面には透明性を有する時計用表示板3とほぼ同周形状から成るエレクトロルミネッセンス1が配設されている。また、補助リング2は、リング状の樹脂成形体であり、その上端に内方に突出したフランジ状の外周部2cを有する。そして、前記補助リング2を前記モジュールの外方に配設すると、前記外周部2cの下面と前記モジュールの上面との間で、前記エレクトロルミネッセンス1の外縁部分が狭持されることにより、前記モジュール上面に前記エレクトロルミネッセンス1が固定される。
【0004】
ここで、前記エレクトロルミネッセンス1の上面に位置したところの前記外周部2cの上面には、前記外周部2cの内側面から外側面に貫いて切欠いた凹部である切欠部2aが凹設され、該切欠部2aの略中央にピン状の突起部2bが凸設されている。図7(a)に示す様に、前記切欠部2aと突起部2bとは、各々3箇所に形成されており、その内2箇所は互いに対向する位置に有り、残りのl箇所は、対向する位置より約90度ずれた位置近傍に有る。
【0005】
また、前記時計用表示板3の外周部には、外方に向かって突出した突出部3aが3箇所に形成され、該突出部3aには、外方に向かって開口し、かつ該突出部3aの上面から下面に貫通された略U字型の切欠3bが、各々形成されている。このとき、前記突出部3a、及び切欠3bは、前記補助リング2の切欠部2a、及び突起部2bと各々整合する位置に有る。この様に、前記突起部2bに前記切欠3bを係合させることにより、前記補助リング2に前記時計用表示板3を固定する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来例における時計用表示板と前記補助リングの固定構造は、補助リングと時計用表示板の形状が複雑となるため、射出成型や、プレス加工等で製造する場合の成形型が複雑となり、その製作がむずかしいという問題があった。また、補助リング、時計用表示板とも、高い寸法精度を必要とするため、製品そのものの加工もむずかしいという問題があった。
【0007】
一方、時計用表示板の突出部の幅が小さいため、外部衝撃により変形し、時計用表示板の位置ずれを起こすこともあった。そのため、補助リングへの時計用表示板の取り付け、取り外し作業もむずかしかった。また、突起部の幅と切欠の幅との寸法精度を確保することがむずかしいために、時計用表示板の切欠と補助リングの突起部とを係合固定する際に、時計用表示板の位置がでないという問題が発生することもあった。更に、従来例における補助リングと時計用表示板は、互いの寸法誤差を吸収できる構造となっていない。
【0008】
本発明の目的は、上記の間題点を解決し、補助リング及び時計用表示板の互いの寸法誤差を容易に吸収できる固定構造を提供し、誰でも簡単な作業にて時計用表示板の位置決めが出来、補助リングへの時計用表示板の取り付け、取り外し作業が安易にできる時計用表示板の固定構造を提供するものである。さらに衝撃による時計用表示板の変形を防止し、併せて、補助リング、時計用表示板の加工が容易となる時計用表示板の固定構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、モジュール上にソーラーセルまたはエレクトロルミネッセンスと時計用表示板が固定された構造において、下方に前記モジュールに固定するための複数の突起及び上面外周部に前記時計用表示板を固定するための一対からなる複数個の円柱突部を有する補助リングと、外周部に前記円柱突部に係合固定するための複数の切欠を有する時計用表示板とから構成されており、前記モジュールに前記補助リングの突起を係合固定させ、前記補助リングの円柱突部に前記時計用表示板の切欠を係合固定させたことを特徴とする。
【0010】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項2の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記補助リングの一対の円柱突部は、その間に隙間を有し、その隙間方向に向かって変形可能であることを特徴とする。
【0011】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項3の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記補助リングの一対の円柱突部は、前記時計用表示板固定のための6時側と12時側の2組と、前記時計用表示板の回転防止及び位置ずれ防止のための3時側と9時側の2組とからなることを特徴とする。
【0012】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項4の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記補助リングの6時側と12時側の一対の円柱突部の幅Aと前記時計用表示板の切欠の幅Bとの関係は、A≧Bであることを特徴とする。
【0013】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項5の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記補助リングは、ソーラーセルまたはエレクトロルミネッセンスと同色調の色でできていることを特徴とする。
【0014】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項6の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記時計用表示板の切欠は、内側から外側に向かって僅かに広がる斜面となっていることを特徴とする。
【0015】
また、前述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項7の発明に係わる時計用表示板の固定構造は、請求項1記載の時計用表示板の固定構造において、前記時計用表示板の切欠は、上面側から下面側に向かって僅かに広がる斜面となっていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の時計用表示板の固定構造を示し、図1(a)は、固定構造の平面図、図1(b)は、図1のBーB断面における固定構造の一部を示す部分断面図である。また、図2は図1の係合固定部の部分拡大図で、図2(a)は拡大部分平面図、図2(b)は図2のCーC断面を示す拡大部分断面図である。
【0017】
本実施形態における時計用表示板の固定構造は、モジュール10上にエレクトロルミネッセンス11と時計用表示板13とを補助リング12によって固定する構造であって、前記補助リング12は、下面の外周部に突出する前記モジュール10に固定するための突起である4個のフック15、及び上端の内方に突出したフランジ状の上面外周部12aに前記時計用表示板13を固定するための2組の一対からなる円柱突部16a、16bを有している。前記時計用表示板13は、外周部に前記円柱突部16a、16bに係合固定するための2個の切欠14a、14bを有しており、上面に予めエレクトロルミネッセンス11が配置されているモジュール10に前記補助リング12の突起であるフック15を係合固定させ、前記補助リング12の円柱突部16a、16bに前記時計用表示板13の切欠14a、14bを各々係合固定させたことを特徴とする。
【0018】
前記モジュール10の上面にはモジュール10より、やや小さい周形状から成るエレクトロルミネッセンス11が両面テープ等の両面が粘着性を有する部材で粘着され配設されている。
【0019】
また、補助リング12は、前記エレクトロルミネッセンス11と同調色であるモスグリーンの色調からなるリング状の樹脂成形体である。そして、前記補助リング12を前記モジュール10の外方に配設し、前記補助リング12に形成されている突起である4個のフック15によって前記補助リング12と前記モジュール10とを係合固定するように構成されている。
【0020】
さらに、補助リング12の上面12bより、僅かに、低く下方に下がった位置に形成されている前記補助リング12の上面外周部12aの上面には、一対からなるピン状の円柱突部16a、16bが図1に示す様に、各々6時側と12時側との2箇所に凸設されている。また、図2に示すように前記一対の円柱突部16a、16bは、互いの間に隙間Dを有し、樹脂成形体の弾性を利用して、内側(隙間Dの方向)に向かって弾性変形可能であるように、各部の寸法が設定されている。
【0021】
一方、前記時計用表示板13は、アクリル、ポリカーボネイト等よりなる薄板状の透明体からなり、目盛リ、ペットネーム、数字、模様等の仕様が印刷、塗装等により施されている。前記時計用表示板13の外周部には、外方に向かって開口し、かつ前記時計用表示板13の上面から下面に貫通された切欠14a、14bが、6時側と12時側との2箇所に各々形成されている。
【0022】
また、図3に示すように、前記補助リングの6時側と12時側の一対の円柱突部16a、16bの幅Aは、前記時計用表示板13の切欠14a、14bの幅Bと等しいか、或いは、僅かに大きく設定されいる。即ち、A≧Bの関係を満たすように構成されている。
【0023】
この結果、前記切欠14a、14bは、図2(b)に示すように、円柱突部16a、16bを内側に弾性変形させられた状態で、円柱突部16a、16bに係合固定され、前記時計用表示板13の横ずれや、回転を防止することができる。さらに、円柱突部16a、16bの幅A、及び時計用表示板13の切欠14a、14bの幅Bとの寸法のばらつきを吸収することが可能となり、係合固定力が安定する。
【0024】
また、前記切欠14a、14bの平面形状の例を図4に示したが、図4(a)に示すように、前記切欠14a、14bの外側の両端に面取17を設けるか、或いは、図4(b)に示すように前記切欠14a、14bの内側から外側(矢印Cの方向)に向かって僅かに広がる斜面19を設けることが好ましい。この場合、切欠14a、14bの小さい方の幅をBとする。これは、前記補助リング12の円柱突部16a、16bに前記時計用表示板13の切欠14a、14bを各々係合固定させる作業を容易、かつ安定させる効果を有している。
【0025】
さらに、図5(a)における切欠14a、14bのD−D断面形状の例を図5(b)、図5(c)に示したが、前記図5(b)に示すように、切欠14a、14bの下面の両側に、面取18を設けるか、或いは、図5(c)に示すように前記切欠14a、14bの上面側から下面側(矢印Dの方向)に向かって僅かに広がる斜面20を設けることが好ましい。この場合も切欠14a、14bの小さい方の幅をBとする。これも同様に、前記補助リング12の円柱突部16a、16bに前記時計用表示板13の切欠14a、14bを各々係合固定させる作業を容易、かつ安定させる効果を有している。
【0026】
また、前記補助リング12の円柱突部16a、16bと、前記時計用表示板13の切欠14a、14bとは12時側と6時側に各々整合する位置に配置されている。
【0027】
次に、本実施形態における時計用表示板13の取り付け、取り外し方法について説明する。まず、前記補助リング12の下面側からエレクトロルミネッセンス11が配設されいるモジュール10を挿入し、位置決めを行ないながら前記モジュール10の外方に前記補助リング12を配設し、前記補助リング12に形成されている突起である4個のフック15によって前記補助リング12と前記モジュール10とを係合固定する。この位置決めは、図示していないが、前記補助リング12に設ける突出部と前記モジュール10に設ける切欠部の位置を各々整合させれば良く、作業者が目視により極めて容易に、かつ間違いなく行えるものである。
【0028】
次に、前記補助リング12の上面12bに前記時計用表示板13を係合固定する。まず、前記時計用表示板13を、前記補助リング12の上面12bに載置する。この位置決めは、前記上面外周部12aに形成されている6時側と12時側との二組の一対から成る円柱突部16a、16bと前記時計用表示板13に形成されている二つの切欠14a、14bとの位置を各々整合させれば良く、作業者が目視により極めて容易に、かつ間違いなく行えるものである。
【0029】
次に、前記時計用表示板13を下方に押圧して、前記二組の円柱突部16a、16bを内側(隙間Dの方向)に向かって弾性変形させながら、二つの時計用表示板13の切欠14a、14bを前記二組の円柱突部16a、16bに各々軽圧入させることによって、簡単に、補助リング12と時計用表示板13とを係合固定することができる。固定された状態を図2(b)に示す。
【0030】
さらに、図4、図5に示したように、補助リング12の切欠14a、14bに設ける斜面19、20、或いは面取17、18が、切欠14a、14bを前記円柱突部16a、16bに各々軽圧入させる時の案内となり、補助リング12への時計用表示板13の取り付け、取り外しが容易となり、かつ安定化する。
【0031】
したがって、本実施形態における時計用表示板の固定構造によれば、切欠14a、14bが、円柱突部16a、16bに圧入された状態で固定されているため、係合された前記時計用表示板13は、水平方向の外力が負荷されても、横にずれたり、回転したりしない。また、ピンセット等で前記時計用表示板13の外縁を上方に押圧して、前記切欠14a、14bと前記円柱突部16a、16bとの係合を解除すれば、前記時計用表示板13は、容易に前記補助リング12より取り外すことができる。
【0032】
さらに、本実施形態における固定構造によれば、円柱突部16a、16bの幅Aと、時計用表示板13の切欠14a、14bの幅Bとの寸法のばらつきが吸収され、補助リング12と時計用表示板13との位置決め、係合固定力が安定する。また、本実施形態における時計用表示板13には、小さい突起部がないため、外部からの衝撃による変形を防止することができる。
【0033】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する.図6は本発明の時計用表示板の固定構造を示し、図6(a)は、固定構造の平面図、図6(b)は、図6のE−E断面における固定構造の一部を示す部分断面図である。
【0034】
本実施形態における時計用表示板の固定構造は、図6に示すように、モジュール10の上面にソーラーセル21を配置したことと、時計用表示板23の回転防止及び位置ずれ防止するために、時計用表示板23に2組の切欠24a、24b及び、補助リング22に2組の一対からなる円柱突部26a、26bを3時側、9時側に各々設けたことが、第1の実施形態と相違しており、その他は、第1の実施形態と同様である。従って、第1の実施形態と同じ構成要素には、同じ番号、名称を使用し、説明は省略した。
【0035】
前記モジュール10の上面にはモジュール10より、やや小さい周形状から成るソーラーセル21が両面テープ等の両面が粘着性を有する部材で粘着され配設されている。
【0036】
また、補助リング22は、前記ソーラーセル21と同調色であるダークグレーの色調からなるリング状の樹脂成形体である。そして、前記補助リング22を前記モジュール10の外方に配設し、前記補助リング22に形成されている4個の突起であるフック15によって前記補助リング22と前記モジュール10とを係合固定するように構成されている。
【0037】
さらに、補助リング22の上面22bより、僅かに、低く下方に下がった位置に形成されている前記補助リング22の上面外周部22aの上面には、時計用表示板23を固定するための一対からなるピン状の円柱突部16a、16bが各々6時側と12時側との2箇所に凸設されていて、さらに、時計用表示板23の回転防止及び位置ずれ防止するための一対からなるピン状の円柱突部26a、26bが各々3時側と9時側との2箇所に凸設されている。前記一対の円柱突部16a、16bは、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また、前記一対の円柱突部26a、26bは、前記円柱突部16a、16bと同様に、互いの間に隙間を有し、樹脂成形体の弾性を利用して、内側に向かって弾性変形可能であるように、各部の寸法が設定されている。
【0038】
一方、前記時計用表示板23は、アクリル、ポリカーボネイト等よりなる薄板状の透明体からなり、目盛リ、ペットネーム、数字、模様等の仕様が印刷、塗装等により施されている。前記時計用表示板23の外周部には、外方に向かって開口し、かつ前記時計用表示板23の上面から下面に貫通された補助リング22へ固定するための切欠14a、14bが、6時側と12時側との2箇所に各々形成されていて、さらに、時計用表示板23の回転防止及び位置ずれを防止するための切欠24a、24bが、3時側と9時側との2箇所に各々形成されている。
【0039】
また、前記切欠24a、24bの平面、或いは、断面形状は、第1の実施形態で説明した切欠14a、14bと同様に、面取または斜面が形成されていることが好ましい。これについては、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
【0040】
また、前記補助リング22の固定用の円柱突部16a、16bと、前記時計用表示板23の切欠14a、14bとは12時側と6時側に各々整合する位置に配置され、同様に、回転防止及び位置ずれを防止用の円柱突部26a、26bと、前記時計用表示板23の切欠24a、24bとは3時側と9時側に各々整合する位置に配置されている。
【0041】
また、前記補助リング22の3時側と9時側の一対の円柱突部26a、26bの幅は、前記時計用表示板23の切欠24a、24bの幅と等しいか、或いは、僅かに大きく設定されいる。これについても、第1の実施形態で説明した前記円柱突部16a、16bの幅と前記切欠14a、14bの幅との関係と同様であるため、説明を省略する。
【0042】
また、本実施形態における時計用表示板23の取り付け、取り外し方法については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られると共に、回転防止及び位置ずれを防止用の円柱突部26a、26bと、切欠24a、24bとを設けることにより、前記時計用表示板23の横にずれや、回転を防止をより確実にすることが出来る。
【0043】
なお、上記実施形態において、回転防止及び位置ずれを防止するための円柱突部26a、26bと、前記時計用表示板23の切欠24a、24bとについて、3時側と9時側の2ヶ所に設ける例で説明したが、対称な位置に設けるのではなく、少しずらして設けることもできる。
【0044】
また、上記実施形態において、モジュール10に固定するため、補助リングの下方に突起であるフック15を設けたが、補助リングの下方の内壁に突起を設け、この突起をモジュール10の側壁に圧接して固定する方法としても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように本発明による時計用表示板の固定構造によれば、補助リング、及び時計用表示板の互いの寸法誤差を容易に吸収できるので、時計用表示板を補助リングに確実に固定することができる。また、誰でも簡単な作業にて時計用表示板の位置決めが出来、補助リングと時計用表示板の取り付け、取り外し作業が容易となり、作業性が向上する。さらに、時計用表示板の小さい突起部を無くすことにより衝撃による時計用表示板の変形を防止し、併せて、補助リング、時計用表示板の加工を容易とすることができる。また、固定用の円柱突部に加えて、回転防止及び位置ずれを防止するための円柱突部を有するため、時計用表示板の横ずれ、回転ずれを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における時計用表示板の固定構造を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における時計用表示板の係合固定部の部分拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における円柱突起と切欠の関係を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における時計用表示板の切欠を示す部分拡大図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における時計用表示板の切欠を示す部分拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における時計用表示板の固定構造を示す図である。
【図7】従来技術における時計用表示板の固定構造を示す図である。
【符号の説明】
10 モジュール
11 エレクトロルミネッセンス
12、22 補助リング
12a、22a 上面外周部
12b、22b 上面
13、23 時計用表示板
14a、14b 固定するための切欠
15 フック
16a、16b 固定するための円柱突起
17 面取
18 面取
19 斜面
20 斜面
21 ソーラーセル
24a、24b 回転防止及び位置ずれ防止のための切欠
26a、26b 回転防止及び位置ずれ防止のための円柱突起

Claims (7)

  1. モジュール上にソーラーセルまたはエレクトロルミネッセンスと時計用表示板が固定された構造において、
    下方に前記モジュールに固定するための複数の突起及び上面外周部に前記時計用表示板を固定するための一対からなる複数個の円柱突部を有する補助リングと、外周部に前記円柱突部に係合固定するための複数の切欠を有する時計用表示板とから構成されており、前記モジュールに前記補助リングの突起を係合固定させ、前記補助リングの円柱突部に前記時計用表示板の切欠を係合固定させたことを特徴とする時計用表示板の固定構造。
  2. 前記補助リングの一対の円柱突部は、その間に隙間を有し、その隙間方向に向かって変形可能であることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
  3. 前記補助リングの一対の円柱突部は、前記時計用表示板固定のための6時側と12時側の2組と、前記時計用表示板の回転防止及び位置ずれ防止のための3時側と9時側の2組とからなることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
  4. 前記補助リングの6時側と12時側の一対の円柱突部の幅Aと前記時計用表示板の切欠の幅Bとの関係は、A≧Bであることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
  5. 前記補助リングは、ソーラーセルまたはエレクトロルミネッセンスと同色調の色でできていることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
  6. 前記時計用表示板の切欠は、内側から外側に向かって僅かに広がる斜面となっていることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
  7. 前記時計用表示板の切欠は、上面側から下面側に向かって僅かに広がる斜面となっていることを特徴とする請求項1記載の時計用表示板の固定構造。
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