JPH079292Y2 - 照明器具におけるグローブの取付け構造 - Google Patents

照明器具におけるグローブの取付け構造

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JPH079292Y2
JPH079292Y2 JP12861190U JP12861190U JPH079292Y2 JP H079292 Y2 JPH079292 Y2 JP H079292Y2 JP 12861190 U JP12861190 U JP 12861190U JP 12861190 U JP12861190 U JP 12861190U JP H079292 Y2 JPH079292 Y2 JP H079292Y2
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JP
Japan
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寛徳 山本
正雪 越野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は照明器具におけるグローブの取付け構造、特
に、支持金具にグローブを着脱する時の位置合わせに関
するものである。
【従来の技術】
一般にグローブ付きの照明器具では、添付されている取
扱説明書に従って、先ず、グローブの口部を保持する保
持部材と抜止め部材とを備えた支持金具を壁面に固定
し、グローブの口部に形成された凹部に抜止め部材を挿
入してからグローブを回転させ、凹部から一連に形成さ
れた係止溝に抜止め部材を係合させてグローブを支持金
具に装着する構成になっている。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この種の照明器具を新規に取付けるつける場
合、これに添付されている取扱説明書を殆ど読まない状
態で取りつけたり、または誤解したまま取りつけられる
ことが多く、その結果、グローブの口部を保持する保持
部材や抜止め部材を変形させたり破損させた状態で取付
けられることが多い。 こうして保持部材や抜止め部材を変形させたり破損させ
た状態で取付けられた場合、グローブが少しの振動や他
物が触れただけで簡単に脱落し易いと言う問題があっ
た。 特に、取付けられてから月日が経っている場合、取扱説
明書が既に手元に無くなっていることが多い上に、その
取り替え作業は素人が行うため、グローブの装着時に上
記問題が顕著にあらわれる。 本考案は上記問題点に鑑み提案されたもので、照明器具
のグローブを簡単に然も正確に装着してグローブを支持
金具に確りと支持できるようにすることを目的とするも
のである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案にかかる照明器具にお
けるグローブの取付け構造は壁面に固定された支持金具
にグローブの口部を保持する保持部材と、少なくとも1
つの抜止め部材を設け、グローブの口部に抜止め部材が
挿抜される凹部と凹部から挿入された抜止め部材が係止
してグローブを抜止めする係止溝とを一連に形成し、支
持金具の表面部分と、グローブとにそれぞれ位置合わせ
マークを設け、該位置合わせマークは抜止め部材とこれ
が挿抜されるグローブの口部の凹部とが合致した時に両
位置合わせマークが合致するようにしたことを特徴とす
るものである。
【作用】
先ず、グローブの口部を保持する保持部材と抜止め部材
とを備えた支持金具を壁面に固定する。 次に、保持部材に設けられた位置合わせマークと、グロ
ーブに形成された位置合わせマークとが合致し、グロー
ブの口部に形成された凹部と保持部材の抜止め部材との
位置が互いに対面する状態になる。 然る後、グローブの口部を支持金具の内方に押しつけな
がら回転させると、抜止め部材はグローブの口部の凹部
から挿入され係止溝に入り、係止溝を確りと係止して、
グローブが支持金具に装着されるのである。
【実施例】
以下、本考案にかかる照明器具におけるグローブの取付
け構造の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は浴室内に取りつけられる防湿型グローブ付き照
明器具の分解斜視図であって、図中符号1は照明器具を
全体的に示す。 このグローブ付き照明器具1は、浴室等の側壁に取付け
られる支持金具2と、この支持金具2のソケット3に装
着される電球4と、支持金具2に装着され、電球4の外
周をカバーするグローブ5とを備えてなる。 支持金具2は正面視に於いて略正方形に形成されたケー
シング6内の略中央部分にソケット3が立設されるとと
もに、ソケット3の周囲でケーシング6の四隅には、保
持部材7・7と抜止め部材8・8とが対角線状に一対づ
つ配設されている。 上記保持部材7は、弾性を有する矩形の板材を“L"形に
折り曲げ形成し、これをケーシング6の底部6aから立設
し、先端部分が後述するグローブ5の口部9に周縁に当
接してグローブ5を支持するように成っている。 抜止め部材8は、矩形の板材を“L"形に折り曲げ、基部
8aをケーシング6の底部6aに固定して立ち上げ、側縁部
8bをケーシング6の側壁6bに沿わせて折り曲げるととも
に先端部をケーシング6の内方に折り返して抜止め嵌合
片8cを形成して構成されている。 また、ケーシング6の開口周縁部にはシリコンゴム等か
ら成るシール材10を設けてあり、ケーシング6の側壁6b
の一側外周面には透明のフィルム11に矢印12を印刷した
位置合わせマーク13を貼付してある。 一方、支持金具7に支持されるグローブ5は、透明のガ
ラスで中空の箱状に形成されており、その裏面の中央部
に短寸の円筒状に形成された口部9が一体に突出形成さ
れている。 この短寸の円筒状の口部9には、抜止め部材8に対応す
る部分にこの抜止め部材8が挿抜可能な凹部14と、この
凹部14から挿入された止め部材8の抜止め嵌合片8cが係
止する係止溝15が一連に形成されており、係止溝15の終
端部分15aはストッパーとして作用する。 また、円筒状の口部9の表面部分には透明のフィルム16
に矢印17を印刷した位置合わせマーク18が、抜止め部材
8の抜止め嵌合片8cと凹部14とが合った時に上記ケーシ
ング6の側壁6bに設けられた位置合わせマーク13と合致
する位置に貼付してある。 上記のように構成されたグローブ付き照明器具1を壁面
に組み付ける場合を次に説明する。 先ず、浴室等の側壁に支持金具2をビス20で固定して取
りつける。 そうして、ソケット3に配線19を施してから電球4を装
着する。 次に、ケーシング6の側壁6bに設けられた位置合わせマ
ーク13とグローブ5の口部9に設けられた位置合わせマ
ーク18とを第2図に示すように合致させる。 すると、支持金具2の抜止め部材8の抜止め嵌合片8cと
これが挿抜されるグローブ5の口部9の凹部14とが対面
する状態になる。 この状態でグローブ5を支持金具2の内方に押しつけな
がら第2図に一点鎖線Aで示すように止まるまで約90°
時計回り方向に回転させると、口部9の凹部14から係止
溝15に入った抜止め部材8の抜止め嵌合片8cは係止溝15
の終端部分15aのストッパー部分に受け止められ、その
抜止め嵌合片8cが係止溝15に確りと係止し、保持部材7
によるグローブ5の口部9の保持と相まってグローブ5
が支持金具2に確りと装着されるのである。 こうして組み立てられたグローブ付き照明器具1の電球
4を取り替えたりするためにグローブ5を取り外す場合
は上記とは逆の手順で行う。 即ち、グローブ5を約90°反時計回り方向に回転させる
と支持金具2の内部では抜止め部材8の抜止め嵌合片8c
とこれが挿抜される口部9の凹部14とが対面する状態に
なる。 然る後、グローブ5を引っ張るとグローブ5は支持金具
2から簡単に取り外すことができるのである。 また、再びグローブ5を支持金具2に装着する場合はグ
ローブ付き照明器具1の組み付けと同様にして行うので
ある。 尚、上記実施例では位置合わせマーク13・18をそれぞれ
透明のフィルム11・16に矢印12・17を印刷し、これを所
定の場所に貼付するようにしてあるが、これに代えてグ
ローブ5の口部9及び支持金具2のケーシング6の形成
時にエンボス加工等で直接形成するようにしても良い
し、塗料で直接書き入れるようにすることもできる。 また、位置合わせマーク13・18は矢印12・17に限られ
ず、丸や三角、単に線だけにすることもできるのは言う
までもないことである。 更に、上記実施例では抜止め部材を一対設けるようにし
てあるが、これを一つまたは3つ以上設けるようにする
ことも出来るのは勿論のことである。
【考案の効果】
本考案にかかる照明器具におけるグローブの取付け構造
は以上に説明したように、保持部材に設けられた位置合
わせマークと、グローブに形成された位置合わせマーク
とを合致させてグローブの口部を保持部材の内方に押し
つけながら回転させるだけで、グローブが支持金具に確
りと装着される。 これにより、取扱説明書を読むことなく、グローブを支
持金具に保持部材や抜止め部材を変形させたり、破損さ
せたりすることなく正しく確実に取りつけることができ
ると言う利点がある。 特に、取付けられてから月日が経ち、取扱説明書が既に
手元には無くなっている場合や電球の取り替え作業を素
人が行う場合でもグローブを支持金具に保持部材や抜止
め部材を変形させたり、破損させたりすることなく正し
く確実に取りつけることができると言う利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る照明器具におけるグローブの取付け
構造の一実施例を示すもので、第1図は防湿型グローブ
付き照明器具の分解斜視図、第2図は組み付け状態を示
す一部切欠き正面図である。 1……グローブ付き照明器具、2……支持金具、5……
グローブ、7……保持部材、8……抜止め部材、9……
5の口部、13・18……位置合わせマーク、14……凹部、
15……係止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に固定された支持金具にグローブの口
    部を保持する保持部材と、少なくとも1つの抜止め部材
    を設け、グローブの口部に抜止め部材が挿抜される凹部
    と凹部から挿入された抜止め部材が係止してグローブを
    抜止めする係止溝とを一連に形成し、支持金具の表面部
    分と、グローブとにそれぞれ位置合わせマークを設け、
    該位置合わせマークは抜止め部材とこれが挿抜されるグ
    ローブの口部の凹部とが合致した時に両位置合わせマー
    クが合致するようにしたことを特徴とする照明器具にお
    けるグローブの取付け構造。
JP12861190U 1990-11-29 1990-11-29 照明器具におけるグローブの取付け構造 Expired - Fee Related JPH079292Y2 (ja)

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JPH0485513U JPH0485513U (ja) 1992-07-24
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JP2013196815A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Toto Ltd 浴室天井用照明器具
JP6758036B2 (ja) * 2015-09-29 2020-09-23 三菱電機株式会社 灯具、及び照明装置

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