JPH0528218Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528218Y2 JPH0528218Y2 JP1986143389U JP14338986U JPH0528218Y2 JP H0528218 Y2 JPH0528218 Y2 JP H0528218Y2 JP 1986143389 U JP1986143389 U JP 1986143389U JP 14338986 U JP14338986 U JP 14338986U JP H0528218 Y2 JPH0528218 Y2 JP H0528218Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring chamber
- chamber
- measuring
- top wall
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、容器口部に内嵌装着され、パウダーや
洗顔料の粉体を計量注出する計量栓に係る。
洗顔料の粉体を計量注出する計量栓に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」
この種計量栓の従来のものは、縦方向の注出筒
と下向きの計量室とを上半部に並設し、下半部
に、前記注出筒下面から計量室下面の一部に跨が
る上向きの貯留室と容器体内に連通する開通部と
を並設した構造であり、計量時には容器を倒立さ
せて容器体内粉体を開通部から計量室に導入し、
こののち容器体を正立状態とし、このとき粉体の
所定量を貯留室に移し入れて計量し、この計量貯
留された粉体を容器体を傾けて注出筒から外部に
注出する。
と下向きの計量室とを上半部に並設し、下半部
に、前記注出筒下面から計量室下面の一部に跨が
る上向きの貯留室と容器体内に連通する開通部と
を並設した構造であり、計量時には容器を倒立さ
せて容器体内粉体を開通部から計量室に導入し、
こののち容器体を正立状態とし、このとき粉体の
所定量を貯留室に移し入れて計量し、この計量貯
留された粉体を容器体を傾けて注出筒から外部に
注出する。
従来の計量栓は計量、つまり計量室から貯留室
への移注量を一定量としているが、その計量が調
節しうれば利用上便利である。
への移注量を一定量としているが、その計量が調
節しうれば利用上便利である。
このような要請を満たすものとして、例えば、
特開昭50−136179号公報記載の容器があり、該容
器は、底壁周縁から有頂の周壁を起立すると共
に、該周壁内部を仕切壁により上部で互いに連通
する前後両室に区分し、かつ、前室上方の頂壁部
分に注出孔を穿設した筒状容器体と、該容器体の
頂壁下面に前後摺動自在に取付けた水平板部の前
端から垂直短板部を垂設し、かつ、該垂直短板
部、容器体周壁の一部および容器体頂壁の一部に
より計量室を形成した調節体を有し、該調節体を
容器体頂壁に対して適宜前後に摺動させること
で、上記仕切壁上端と垂直短板部下端間の間隔、
つまり、上記容器体前室上部に開口する連通口上
方の計量室部分の容量を拡張ないし縮小し、容器
を一旦倒立させ次いで正立状態に戻した際に、上
記連通口を通つて計量室内から前室内へ流入され
る粉体の量を調節できるよう形成している。
特開昭50−136179号公報記載の容器があり、該容
器は、底壁周縁から有頂の周壁を起立すると共
に、該周壁内部を仕切壁により上部で互いに連通
する前後両室に区分し、かつ、前室上方の頂壁部
分に注出孔を穿設した筒状容器体と、該容器体の
頂壁下面に前後摺動自在に取付けた水平板部の前
端から垂直短板部を垂設し、かつ、該垂直短板
部、容器体周壁の一部および容器体頂壁の一部に
より計量室を形成した調節体を有し、該調節体を
容器体頂壁に対して適宜前後に摺動させること
で、上記仕切壁上端と垂直短板部下端間の間隔、
つまり、上記容器体前室上部に開口する連通口上
方の計量室部分の容量を拡張ないし縮小し、容器
を一旦倒立させ次いで正立状態に戻した際に、上
記連通口を通つて計量室内から前室内へ流入され
る粉体の量を調節できるよう形成している。
しかしながら、上記従来例は、調整体の前後摺
動により、計量室自体の大きさを変えることとし
たから、計量のために容器を倒立させた際に、垂
直短板部前方の容器体後室部分に粉体が侵入しな
いよう、垂直短板部の左右両側面を容器体後室壁
面に当接させねばならず、そのため、調整体外面
と容器体後室壁面との接触面積が大きくなつて摩
擦抵抗が大となり、かつ、調整体外面と容器体後
室壁面間に粉体が侵入して、調整体摺動時に不快
な摩擦音が生じ易く、また、計量室の左右両壁は
並行でねばならず、かつ、容器体の全体形状が円
筒形であるので、容器体の周壁左右両部を計量室
の左右両壁として利用し得ず、容器体周壁とは別
に計量室の左右両壁を形成せねばないから、構造
が複雑となる欠点があつた。
動により、計量室自体の大きさを変えることとし
たから、計量のために容器を倒立させた際に、垂
直短板部前方の容器体後室部分に粉体が侵入しな
いよう、垂直短板部の左右両側面を容器体後室壁
面に当接させねばならず、そのため、調整体外面
と容器体後室壁面との接触面積が大きくなつて摩
擦抵抗が大となり、かつ、調整体外面と容器体後
室壁面間に粉体が侵入して、調整体摺動時に不快
な摩擦音が生じ易く、また、計量室の左右両壁は
並行でねばならず、かつ、容器体の全体形状が円
筒形であるので、容器体の周壁左右両部を計量室
の左右両壁として利用し得ず、容器体周壁とは別
に計量室の左右両壁を形成せねばないから、構造
が複雑となる欠点があつた。
本案は、計量室自体の大きさを一定とし、か
つ、連通口上方の計量室部分へ容量調整用板体を
出入させることにより、連通口上方の計量室部分
の容量を変えるよう形成することで、上記容量調
整用板体の左右両側面と計量室壁面間に間〓を設
けることを可能とし、容量調節用板体外面と計量
室壁面との接触面積の減少を図るものである。
つ、連通口上方の計量室部分へ容量調整用板体を
出入させることにより、連通口上方の計量室部分
の容量を変えるよう形成することで、上記容量調
整用板体の左右両側面と計量室壁面間に間〓を設
けることを可能とし、容量調節用板体外面と計量
室壁面との接触面積の減少を図るものである。
「課題を解決するための手段」
逆カツプ形であつて、内部を、頂壁4を貫通し
た前部側の注出筒6と後部側の計量室7とに仕切
り、該計量室上方の頂壁部分に前後方向の長孔8
を形成した計量室部材3と、内部を、前記注出筒
6下面から計量室7下面の一部にかけて跨がり開
口した上向きの貯留室14、および容器体1内へ
開通した開通部15に仕切つて前記計量室部材3
の下面部に固定された貯留室部材12と、前記計
量室7内に前記長孔8を下面から塞いで設けら
れ、該長孔を貫通して頂壁4上方へ突出する摘み
20により前後方向にスライドされて計量室7の
計量容積を連続的に可変調節する調整部材19と
からなり、該調整部材の左右両側面と前記計量室
6の左右両側壁面間に間〓を設けた。
た前部側の注出筒6と後部側の計量室7とに仕切
り、該計量室上方の頂壁部分に前後方向の長孔8
を形成した計量室部材3と、内部を、前記注出筒
6下面から計量室7下面の一部にかけて跨がり開
口した上向きの貯留室14、および容器体1内へ
開通した開通部15に仕切つて前記計量室部材3
の下面部に固定された貯留室部材12と、前記計
量室7内に前記長孔8を下面から塞いで設けら
れ、該長孔を貫通して頂壁4上方へ突出する摘み
20により前後方向にスライドされて計量室7の
計量容積を連続的に可変調節する調整部材19と
からなり、該調整部材の左右両側面と前記計量室
6の左右両側壁面間に間〓を設けた。
「作用」
第1図は、計量容量を最大とした状態を示し、
該状態から調整部材19を前進させ、摘み20が
長孔1前端に達したとき計量容量が最小となる。
このように、調節部材19を前後に移動させるこ
とにより、計量容量を適宜調節した後、容器体1
を倒立させ、次いで正立状態に戻せば、粉体が計
量され、該粉体は、容器体1を傾ければ注出筒6
から注出させる。
該状態から調整部材19を前進させ、摘み20が
長孔1前端に達したとき計量容量が最小となる。
このように、調節部材19を前後に移動させるこ
とにより、計量容量を適宜調節した後、容器体1
を倒立させ、次いで正立状態に戻せば、粉体が計
量され、該粉体は、容器体1を傾ければ注出筒6
から注出させる。
「実施例」
1は、本案計量栓を装着させた容器体であり、
胴部上端から口頸部2を起立している。
胴部上端から口頸部2を起立している。
上記口頸部2内面には計量室部材3を嵌合させ
てあり、該計量室部材は、頂壁4周縁から下半部
を大内径とした周壁5を垂設した逆カツプ形であ
つて、その内部を、頂壁4を貫通した前部側の注
出筒6と後部側の計量室7とに仕切ると共に、該
計量室上方の頂壁部分に前後方向の長孔8を穿設
し、かつ、該長孔前方の頂壁部分下面に、後述調
整部材19を前方へ案内する浅溝部9を形成し、
また、上記周壁5の下部内面と上端外面とに、係
合凹部10と突部11とをそれぞれ周設し、該突
部の下面を口頸部2上端に係合させている。
てあり、該計量室部材は、頂壁4周縁から下半部
を大内径とした周壁5を垂設した逆カツプ形であ
つて、その内部を、頂壁4を貫通した前部側の注
出筒6と後部側の計量室7とに仕切ると共に、該
計量室上方の頂壁部分に前後方向の長孔8を穿設
し、かつ、該長孔前方の頂壁部分下面に、後述調
整部材19を前方へ案内する浅溝部9を形成し、
また、上記周壁5の下部内面と上端外面とに、係
合凹部10と突部11とをそれぞれ周設し、該突
部の下面を口頸部2上端に係合させている。
上記周壁5下半の大内径部内面には貯留室部材
12の周壁13を嵌合させてあり、該貯留室部材
は、周壁13の内部を、既述注出筒6下面から計
量室7下面一部にかけて跨がり開口した上向きの
貯留室14と、既述容器体1内に開通した開通部
15とに仕切り、かつ周壁13の上部外面に係合
突起17を付設し、該係合突起を既述係合凹部1
0内へ嵌合させている。
12の周壁13を嵌合させてあり、該貯留室部材
は、周壁13の内部を、既述注出筒6下面から計
量室7下面一部にかけて跨がり開口した上向きの
貯留室14と、既述容器体1内に開通した開通部
15とに仕切り、かつ周壁13の上部外面に係合
突起17を付設し、該係合突起を既述係合凹部1
0内へ嵌合させている。
調整部材19は、前半下面を上前方への傾斜面
として連続的に計量調節できるようにしてあり、
中央部上面から、既述長孔8を貫通して頂壁4上
方へ突出する摘み20を起立し、該摘みの左右両
側に係止片21,21を設け、これ等係止片を長
孔8の両縁に掛止めして調整部材19を頂壁4下
面部へ密にかつスライド可能に支え保持してい
る。前記摘み20は、第1図の計量容量最大時に
長孔8の後端にあり、スライドして摘み20が長
孔8の前端に位置したとき計量容量は最小とな
り、そしてそれら調整範囲のどの位置にあつても
長孔8を塞いでいる。また、調整部材19の左右
両側壁面と既述計量室6の左右両側壁面との間に
間〓を設けている。
として連続的に計量調節できるようにしてあり、
中央部上面から、既述長孔8を貫通して頂壁4上
方へ突出する摘み20を起立し、該摘みの左右両
側に係止片21,21を設け、これ等係止片を長
孔8の両縁に掛止めして調整部材19を頂壁4下
面部へ密にかつスライド可能に支え保持してい
る。前記摘み20は、第1図の計量容量最大時に
長孔8の後端にあり、スライドして摘み20が長
孔8の前端に位置したとき計量容量は最小とな
り、そしてそれら調整範囲のどの位置にあつても
長孔8を塞いでいる。また、調整部材19の左右
両側壁面と既述計量室6の左右両側壁面との間に
間〓を設けている。
「考案の効果」
上記した如く本考案によれば、計量容積が可変
調整できるので随意利用状況に対処することがで
き、便利であると共に無駄を省くことができ、計
量容量の調整は摘み20を介して調整部材19を
スライドするのみで何の面倒もなく簡便である。
調整できるので随意利用状況に対処することがで
き、便利であると共に無駄を省くことができ、計
量容量の調整は摘み20を介して調整部材19を
スライドするのみで何の面倒もなく簡便である。
また、調整部材19の左右両側外面と計量室6
の左右両側壁面間に間〓を設けたから、これ等を
接触させた場合のように摩擦抵抗が大となること
がなく、従つて、調整部材19を容易に摺動操作
することができ、かつ、調整部材19外面と計量
室6の壁面とを接触させないから、その間〓に粉
体が侵入して、調整部材の摺動時に不快な摩擦音
を生じることがなく、また、計量室6の左右両側
壁が平行である必要がないので、計量部材3の周
壁5左右両部を利用して計量室6の左右両側壁を
形成することができ、構造が簡易となる。
の左右両側壁面間に間〓を設けたから、これ等を
接触させた場合のように摩擦抵抗が大となること
がなく、従つて、調整部材19を容易に摺動操作
することができ、かつ、調整部材19外面と計量
室6の壁面とを接触させないから、その間〓に粉
体が侵入して、調整部材の摺動時に不快な摩擦音
を生じることがなく、また、計量室6の左右両側
壁が平行である必要がないので、計量部材3の周
壁5左右両部を利用して計量室6の左右両側壁を
形成することができ、構造が簡易となる。
第1図は、本案計量栓の一実施例の縦断面図、
第2図は、同実施例の分解斜視図である。 3……計量室部材、12……貯留室部材、19
……調整部材。
第2図は、同実施例の分解斜視図である。 3……計量室部材、12……貯留室部材、19
……調整部材。
Claims (1)
- 逆カツプ形であつて、内部を、頂壁4を貫通し
た前部側の注出筒6と後部側の計量室7とに仕切
り、該計量室上方の頂壁部分に前後方向の長孔8
を形成した計量室部材3と、内部を、前記注出筒
6下面から計量室7下面の一部にかけて跨がり開
口した上向きの貯留室14、および容器体1内へ
開通した開通部15に仕切つて前記計量室部材3
の下面部に固定された貯留室部材12と、前記計
量室7内に前記長孔8を下面から塞いで設けら
れ、該長孔を貫通して頂壁4上方へ突出する摘み
20により前後方向にスライドされて計量室7の
計量容積を連続的に可変調節する調節部材19と
からなり、該調整部材の左右両側面と前記計量室
6の左右両側壁面間に間〓を設けたことを特徴と
する計量栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986143389U JPH0528218Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986143389U JPH0528218Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6349348U JPS6349348U (ja) | 1988-04-04 |
JPH0528218Y2 true JPH0528218Y2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=31053029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986143389U Expired - Lifetime JPH0528218Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528218Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50136179A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-29 |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP1986143389U patent/JPH0528218Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50136179A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6349348U (ja) | 1988-04-04 |
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