JPH0528113Y2 - - Google Patents

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JPH0528113Y2
JPH0528113Y2 JP1988068777U JP6877788U JPH0528113Y2 JP H0528113 Y2 JPH0528113 Y2 JP H0528113Y2 JP 1988068777 U JP1988068777 U JP 1988068777U JP 6877788 U JP6877788 U JP 6877788U JP H0528113 Y2 JPH0528113 Y2 JP H0528113Y2
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link rod
cover
link
container holder
pivotally connected
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、自動車用の飲料容器支持装置に関す
る。
従来技術 各種の飲料を入れた缶コツプや紙コツプなどの
飲料容器を自動車の室内で支持するためのカツプ
ホルダーとして、従来、ドアトリムの上部に引つ
掛けるタイプのカツプホルダーが多く使用されて
いるが、これによるものでは、引つ掛けるアーム
部分が振動などで外れたり、あるいは、その剛性
不足で、走行中に飲料容器がゆれて中味がこぼれ
たりする欠点があつた。
また、飲料容器を支持する容器ホルダーと、こ
れを被うためのカバーを、その格納時に折りたた
むことのできる飲料容器支持装置も提案されてい
るが、従来のこの形式の装置では、容器ホルダー
とカバーを使用位置に開放し、又はこれらを折り
たたむ時の操作がやりにくく、この種の操作が誠
に面倒なものとなつていた。
目 的 本考案の目的は、上述した如き従来の諸欠点を
除去した自動車用の飲料容器支持装置を提供する
ことにある。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、 飲料容器を挿脱自在に支持する容器ホルダー
と、この格納時にこれを被うためのカバーとの各
基端を車室内の壁部に上下関係位置を保つてそれ
ぞれ枢着し、 該容器ホルダーを、その基端側の第1リンク杆
と該リンク杆の自由端に枢着された第2リンク杆
とから構成し、 前記カバーを開放させた状態から前記壁部の側
に倒伏させたとき、容器ホルダーの第1リンク杆
と第2リンク杆が、使用状態の開いた状態からカ
バーの奥側に折りたたみ格納されるように、同容
器ホルダーの第1及び第2リンク杆を屈曲させる
ためのリンク機構を、前記容器ホルダーと、カバ
ーとの間に介設し、 該リンク機構は、前記第1リンク杆が前記壁部
に枢着された部分に一端側が枢着された第3リン
ク杆と、前記第2リンク杆の自由端側に一端側が
枢着され、他端側が前記第3リンク杆の他端側に
枢着された第4リンク杆と、第3リンク杆と第4
リンク杆とが枢着された部分に一端側が枢着さ
れ、かつ他端側が前記カバーの自由端側に枢着さ
れている第5リンク杆とを有し、 前記第1リンク杆と第2リンク杆を折りたたむ
に従つて小さくなつていく方の第1及び第2リン
ク杆の成す角度が、容器ホルダーとカバーをほぼ
水平な開放状態に保つたとき、180°よりも小さく
なるように、当該角度を設定し、 前記カバーを閉じるに従つて小さくなつていく
方の第3リンク杆と第5リンク杆の成す角度も、
容器ホルダーとカバーが開放状態にあるとき、
180°よりも小さくなるように、当該角度を設定し
た自動車用の飲料容器支持装置を提案する。
実施例 以下、本考案を一実施例に基づき説明する。
第1図において、符号1はドアの窓ガラス、2
はドアの車室内側に設けられたドアトリム、3は
アームレストをそれぞれ示し、このうちのドアト
リム2には所定の深さで四角状にくり貫かれた格
納空間4が設けられ、ここに後述する容器ホルダ
ーなどが格納されるようになつている。かかる格
納空間を区画する両内側の壁部には、飲料容器支
持装置の容器ホルダー5の基端が、その下部には
カバー6の基端がそれぞれ上下関係位置を保つて
枢着されている。
容器ホルダー5の中央部には飲料容器7が挿脱
される貫通穴8が設けられ、また、容器ホルダー
5は、その中間部で2つに分割され、該ホルダー
5の基端側の第1リンク杆11と、そのリンク杆
11の自由端に枢着された第2リンク杆12とか
ら成り、その両リンク杆11,12が折りたたみ
できるように構成されている。以下、この枢着部
を蝶番部と称し、符号9を付しておく。カバー6
は、容器ホルダー5の格納時に、該ホルダー5を
被う用をなす(第3図参照)。
容器ホルダー5とカバー6は、使用時には図の
ようにほぼ水平状態にそれぞれ開いており、この
開放状態で、飲料容器7がホルダー5の穴8から
挿入され、その飲料容器の底部はカバー6の上に
載せられる。なお、飲料容器7として、上部開口
に向けて次第に広がる傾斜した紙コツプなどを使
用する場合には、底部がカバー6の上部に載らな
いで、穴8に中途で引つ掛かることもある。いず
れにしても、容器ホルダー5は飲料容器7を挿脱
自在に支持することになる。
容器ホルダー5と、カバー6との間には、カバ
ー6を開放させた状態から、車室内の壁部側、す
なわち、この実施例において、ドアトリム2の側
に倒伏させたとき、容器ホルダー5の第1リンク
杆11と第2リンク杆12が使用状態の開いた状
態からカバー6の奥側に蝶番部9を中心にして折
りたたみ格納されるように、同容器ホルダー5の
第1及び第2リンク杆11,12を屈曲させるた
めのリンク機構10が介設されている。
第2図はカバー6が開放された状態でのリンク
機構10を示すものであり、かかるリンク機構に
おいて、第1リンク杆11の基端が前述の壁部に
枢着された部分には第3リンク杆13の一端側が
同じヒンジ軸上に枢着されている。
第3リンク杆13と対称配備される第4リンク
杆14は、この一端側が第2リンク杆12の自由
端側にヒンジ連結により枢着され、第4リンク杆
14の他端側は、第3リンク杆13の他端側に枢
着されている。また第3リンク杆13と第4リン
ク杆14とが枢着された部分には、第5リンク杆
15の一端側が枢着され、このリンク杆15の他
端側は、カバー6の自由端側が枢着されている。
このように、リンク機構10は、第3乃至第5リ
ンク杆13,14,15を有している。
ここで、当該リンク機構の各枢着部であるヒン
ジ連結部に便宜上、符号A,B,C,D,E,F
をそれぞれ付しておく。このうちのA点とF点は
固定ヒンジ点であり、これ以外は可動ヒンジ点で
ある。なお、B点は蝶番部9(第1図)のところ
のヒンジ点である。
ここで、第1図及び第2図は、容器ホルダー5
とカバー6とがそれぞれ開いている当該実施例装
置の使用状態を示し、第4図Aはその状態におけ
るリンク機構を模式的に示すものである。
このような態勢で、カバー6を上側に押して時
計方向に回動させると、同図Bに示すように、当
該リンク機構10も次第に閉じてゆき、この間、
そのリンク機構10は容器ホルダー5(第1図)
を蝶番部9(B点)を中心にして深く屈曲させて
ゆく。同図Cは容器ホルダー5が完全に折りたた
まれる寸前の状態のリンク機構を示し、このあ
と、カバー6をさらに押し込むと、同カバー6は
第3図に示すように閉じられ、この状態で、カバ
ー6の奥の格納空間4内に、容器ホルダー5が完
全に折りたたまれて格納される。
ここで、第2図において、第3、第4、第5リ
ンク杆13,14,15の長さ(ヒンジ点長さ)
はそれぞれ等しくなつている。また第1リンク杆
11と第2リンク杆12を前述のように折りたた
むに従つて小さくなつていく方の第1及び第2リ
ンク杆11,12の成す角度θ1は、容器ホルダー
5とカバー6を第2図のようにほぼ水平な開放状
態に保つたとき、180°よりも小さくなるように定
められている。同様に、カバー6を閉じるに従つ
て小さくなつていく方の第3及び第5リンク杆1
3,15の成す角度θ2についても、容器ホルダー
5とカバー6が開放状態にあるとき、180°より小
さくなるように定められている。
このように、リンク杆11,12とリンク杆1
3,15とが180°まで開ききらないようにするこ
とにより、カバー6を持ち上げれば、リンク機構
や容器ホルダー5がいつも同じ方向に屈曲しつつ
折りたたまれて格納される。これに対し、θ1,θ2
が180°となつていると、カバー6を閉めるとき、
つつぱつたりして、その閉鎖がうまくいかなかつ
たりする。
なお、第5図は、リンク機構の全開から全閉状
態への移行の模様を模式的に示し、全開状態にあ
つては、各リンク杆11〜15とカバー6は実線
位置に置かれ、全閉状態(格納状態)にあつて
は、これらは二点鎖線で示す位置に置かれる。こ
こで、当該装置を全開状態から、全閉状態にする
と、第5図において、各リンク杆とカバーは1
1′〜15′及び6′の位置にそれぞれ置かれ、各
可動のヒンジ点B,C,D,EはB′,C′,D′,
E′の位置にそれぞれくる。
なお、第6図に示すように、捩りコイルばね1
6などを用いて、例えば第3及び第4リンク杆1
3,14を開く方向に旋回付勢しておくと、容器
ホルダー5に対して安定した開状態とすることが
できる。また、カバー6とドアトリム2の間や、
リンク機構部に適当な機械的ロツク手段を介設し
ておくと、カバー6及び容器ホルダー5を開状態
又は閉状態にロツクさせることができる。かかる
ロツク手段としては、この他、マグネツト吸着方
式としても良い。
第3図はカバー6の閉状態を示すものであり、
この状態においてはカバー6は、容器ホルダー5
やリンク機構を完全に被い、しかもドアトリム2
の一部を成してしまうので、見映えも良くなり、
また出ばることもないので邪魔になることもな
い。
このようなカバー6に符号6aで示すような指
を引つかけるためのくぼみを設けると、カバー6
を開けるとき便利である。また、かかる実施例に
おいては、容器ホルダー5やリンク機構10など
が折りたたまれてしまうので、格納空間4(第2
図)を出来るだけ薄くすることが可能である。な
お、この種の飲料容器支持装置の取付部について
は、ドアトリムなどに限らず、クオータトリムや
インストルメントパネルなどのところに取付ける
ことも可能であり、その設置位置については何ら
選ぶことはない。
効 果 以上、本考案は、カバーの開閉に連動して容器
ホルダーを使用状態にしたり、折りたたみ格納可
能な状態にするようにしたものであるから、容器
ホルダーを引つ掛けたりするような手間が省け、
また、使用状態で飲料容器が安定的に保持され、
中味がこぼれ出るようなおそれもなくなる。ま
た、閉状態での見映えも良くすることができる。
さらに、第1リンク杆と第2リンク杆を折りた
たむに従つて小さくなつていく方の第1及び第2
リンク杆の成す角度が、容器ホルダーとカバーを
ほぼ水平な開放状態に保つたとき、180°よりも小
さくなるように、当該角度を設定し、カバーを閉
じるに従つて小さくなつていく方の第3リンク杆
と第5リンク杆の成す角度も、容器ホルダーとカ
バーが開放状態にあるとき、180°よりも小さくな
るように、当該角度を設定したので、開放状態に
あるカバーをそのまま回動させるだけで、容器ホ
ルダーの第1及び第2リンク杆を折りたたませな
がら円滑に該ホルダーとカバーを格納することが
できる。またカバーを開放するときも、これをそ
のほぼ水平な位置に回動させるだけでよい。この
ように、カバーと容器ホルダーの開閉操作を極く
簡単に円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例装置の斜視図、第2図
は当該実施例装置の開状態におけるリンク機構を
示す図、第3図は容器ホルダーを被うためのカバ
ーが閉鎖された状態を示す斜視図、第4図A乃至
Cは上記リンク機構の作動順序を示す図、第5図
は上記リンク機構の作動原理を説明するための
図、第6図は容器ホルダーの開状態を安定にする
ための一手段例を示す斜視図である。 5……容器ホルダー、6……カバー、7……飲
料容器、10……リンク機構、11……第1リン
ク杆、12……第2リンク杆、13……第3リン
ク杆、14……第4リンク杆、15……第5リン
ク杆、θ1,θ2……角度。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 飲料容器を挿脱自在に支持する容器ホルダー
    と、この格納時にこれを被うためのカバーとの各
    基端を車室内の壁部に上下関係位置を保つてそれ
    ぞれ枢着し、 該容器ホルダーを、その基端側の第1リンク杆
    と該リンク杆の自由端に枢着された第2リンク杆
    とから構成し、 前記カバーを開放させた状態から前記壁部の側
    に倒伏させたとき、容器ホルダーの第1リンク杆
    と第2リンク杆が、使用状態の開いた状態からカ
    バーの奥側の折りたたみ格納されるように、同容
    器ホルダーの第1及び第2リンク杆を屈曲させる
    ためのリンク機構を、前記容器ホルダーと、カバ
    ーとの間に介設し、 該リンク機構は、前記第1リンク杆が前記壁部
    に枢着された部分に一端側が枢着された第3リン
    ク杆と、前記第2リンク杆の自由端側に一端側が
    枢着され、他端側が前記第3リンク杆の他端側に
    枢着された第4リンク杆と、第3リンク杆と第4
    リンク杆とが枢着された部分に一端側が枢着さ
    れ、かつ他端側が前記カバーの自由端側に枢着さ
    れている第5リンク杆とを有し、 前記第1リンク杆と第2リンク杆を折りたたむ
    に従つて小さくなつていく方の第1及び第2リン
    ク杆の成す角度が、容器ホルダーとカバーをほぼ
    水平な開放状態に保つたとき、180°よりも小さく
    なるように、当該角度を設定し、 前記カバーを閉じるに従つて小さくなつていく
    方の第3リンク杆と第5リンク杆の成す角度も、
    容器ホルダーとカバーが開放状態にあるとき、
    180°よりも小さくなるように、当該角度を設定し
    た自動車用の飲料容器支持装置。
JP1988068777U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH0528113Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534107U (ja) * 1978-08-21 1980-03-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179850U (ja) * 1986-05-07 1987-11-14

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JPS5534107U (ja) * 1978-08-21 1980-03-05

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