JPH05278527A - ボディサイドウエザーストリップの取付構造 - Google Patents

ボディサイドウエザーストリップの取付構造

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Publication number
JPH05278527A
JPH05278527A JP7683192A JP7683192A JPH05278527A JP H05278527 A JPH05278527 A JP H05278527A JP 7683192 A JP7683192 A JP 7683192A JP 7683192 A JP7683192 A JP 7683192A JP H05278527 A JPH05278527 A JP H05278527A
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JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
body side
screw
retainer
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP7683192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Iwamura
正人 岩村
Junichi Fujihira
淳一 藤平
Kenichi Ikuta
憲一 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7683192A priority Critical patent/JPH05278527A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボディサイドウエザーストリップ1を車体開
口縁に簡単に取り付けるとともに、幅方向の位置決めを
正確かつ容易に行えるようにする。 【構成】 クスタ2を支持するためのリテーナ3がビス
6によりルーフサイドレール5に固定されており、この
ビス6に位置決め用の頭部6cが設けられている。ウエ
ザーストリップ1は、取付基部8に凹溝13を有し、凹
溝13両側の両面テープ14によってリテーナ3表面に
貼着されている。取付基部8内には、断面略C字形の芯
金15が埋設されており、そのスリット16部分が凹溝
13内に露出している。ウエザーストリップ1の取付時
には、ウエザーストリップ1を単に押し込むだけでビス
6の頭部6cがスリット16に係合し、幅方向に位置決
めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サッシュレスドア型
自動車のドア開口縁に取り付けられるボディサイドウエ
ザーストリップの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】サッシュレスドア型車のドアガラスをシ
ールするボディサイドウエザーストリップは、図6に示
すように、車体のルーフサイドレール31にウエザース
トリップ嵌合部32aを有するリテーナ32をビス33
にて固定した後、該リテーナ32のウエザーストリップ
嵌合部32a内にウエザーストリップ34の基部34a
を嵌め込んで装着するようになっている。
【0003】また、このほか、リテーナの代替となる芯
金と一体にウエザーストリップを押出成形し、この芯金
部分をビスにてルーフサイドレールに固定する提案もな
されている(実開平2−148825号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
構成では、リテーナ32のウエザーストリップ嵌合部3
2aにウエザーストリップ34を嵌め込むのに非常に手
間が掛かり、作業効率が悪い。しかも、正確に取り付け
るにはある程度の熟練を必要とする、という欠点があ
る。
【0005】また後者の構成では、ウエザーストリップ
自体の構成が非常に複雑となり、特にビス止めのために
は中空シール部を開閉可能な構造としなければならず、
到底実用化は困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るボディサ
イドウエザーストリップの取付構造は、ボディサイドウ
エザーストリップの取付基部の平坦な取付面に、略中央
に沿って凹溝を形成し、該凹溝により2分された取付面
にそれぞれ両面テープを貼着して車体開口縁に接着する
ように構成するとともに、スリット部分が上記凹溝の開
口部近傍に露出した姿勢で断面略C字形をなす芯金を取
付基部に埋設し、かつ車体側に取り付けられるリテーナ
固定用のビスもしくはクリップに位置決め用の頭部を設
け、該頭部を上記スリットに圧入,係合させたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】リテーナは、ウエザーストリップ嵌合部を具備
しない単純形状のものとなり、ビスもしくはクリップに
よって車体に固定される。このビスもしくはクリップに
は、位置決め用の頭部が設けられている。ボディサイド
ウエザーストリップを取り付けるには、この頭部を芯金
のスリットと位置合わせし、かつ強く押し込んでやれば
良く、上記頭部がスリット内に係合してボディサイドウ
エザーストリップが幅方向に正確に位置決めされ、かつ
両面テープによって堅固に接着される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0009】図1は、ボディサイドウエザーストリップ
1を車体開口縁に取り付けた状態を示している。先ず、
車体側の構成を説明すると、合成樹脂製のクスタ2を支
持するためのリテーナ3が断面略L字形に形成されてお
り、該リテーナ3の先端部にモール4が予め溶接されて
いる。そして、リテーナ3の平坦な基部3aがルーフサ
イドレール5のパネル面に重ね合わされた上でビス6に
より固定されている。尚、このリテーナ3には、従前の
ようなウエザーストリップ嵌合部は設けられておらず、
基部3aは平坦面をなしている。
【0010】上記ビス6は、図2に詳示するように、フ
ランジ部6aを基端に備えたねじ部6bと、ウエザース
トリップ1の位置決めを行うための頭部6cとを有し、
両者が軸部6dによって連結されている。上記頭部6c
は略円錐形状をなし、その頂部に、ドライバと係合する
十字溝6eが刻設されている。上記軸部6dは、頭部6
cおよびフランジ部6aよりも小径であり、従って、こ
の軸部6d周囲に係合溝7が構成されている。
【0011】ウエザーストリップ1は、各部一体に押出
成形されたもので、厚肉に成形された取付基部8部分で
車体に対する取付が行われており、かつ車室内側の側壁
部9および車室内側へ延びたシールリップ部10が剛性
の高いソリッドゴムにて形成されている。また、この側
壁部9先端と取付基部8とにまたがって図示せぬドアガ
ラスをシールする中空シール部11が形成されており、
かつその内部を仕切るような形で支柱部12が形成され
ている。上記取付基部8は、中空シール部11,支柱部
12とともにスポンジゴムにて形成されている。
【0012】リテーナ3の基部3aに対向する取付基部
8の取付面は平坦面をなしており、その中央に沿って、
断面略U字形をなす凹溝13が設けられている。そし
て、図3にも示すように、この凹溝13によって2分さ
れた取付面のそれぞれに両面テープ14が貼着されてい
る。ウエザーストリップ1は、基本的には、この両面テ
ープ14によってリテーナ3の基部3aに接着されてい
る。尚、上記凹溝13は、ビス6の頭部6cを十分に収
容できる大きさに形成されている。
【0013】また上記取付基部8内には、断面略C字形
をなす芯金15が押出成形時に同時に埋設されている。
この芯金15は、詳しくは、凹溝13の外側に沿って配
設される断面略U字形の湾曲部15aと、その両端を互
いに対向するように折り曲げてなる一対の平坦部15b
とを有し、上記平坦部15bの先端が互いに所定間隔離
れていて、ここにスリット16が形成されている。そし
て、この芯金15は、スリット16部分が凹溝13の開
口部近傍に露出した姿勢で埋設されている。上記のスリ
ット16の幅は、ビス6の頭部6cの径よりは狭く、し
かし該頭部6cの圧入が可能なように設定されている。
尚、このウエザーストリップ1においては、芯金15の
断面形状が非常に単純であり、しかも芯金15がウエザ
ーストリップ1の断面の一部にのみ配設されるので、通
常の方法でもって何ら支障なく押出成形することができ
る。
【0014】次に上記ウエザーストリップ1の取付作業
について説明する。
【0015】先ず、リテーナ3とモール4とは予め溶接
されているので、これをビス6によりルーフサイドレー
ル5に固定する。このビス6は例えば30〜40cm間
隔程度で配設される。一方、ウエザーストリップ1は両
面テープ14が貼着した状態で艤装ラインへ搬入されて
くるので、その外側の粘着面の保護フィルムを剥がし、
かつリテーナ3の上に大体の位置合わせをする。そし
て、芯金15のスリット16とビス6の頭部6cとを合
致させ、そのままウエザーストリップ1を強く押し込ん
でやれば良い。これによって、ビス6の頭部6cはスリ
ット16を押し開くようにして該スリット16内に圧入
され、係合溝7部分がスリット16に係合する。そし
て、両面テープ14によって、ウエザーストリップ1が
リテーナ3の基部3a表面に堅固に接着する。このと
き、上記スリット16と円錐状の頭部6cとの当接によ
って、ウエザーストリップ1が幅方向に正確に位置決め
される。つまり、作業者は幅方向の位置決めにそれほど
留意せずに単に強く押し込んでやれば自然に位置決めが
行われることになり、艤装ラインにおける取付作業性が
飛躍的に向上する。
【0016】尚、上記ビス6の頭部6cは基本的には装
着時の位置決め作用を意図したものであるが、図1から
も判るように、取付状態で係合溝7が芯金15のスリッ
ト16に係合しているので、ウエザーストリップ1に大
きな外力が作用した場合などに該ウエザーストリップ1
の脱落を防止する効果もある。つまり、両面テープ14
による取付を一層確実かつ堅固なものにすることができ
る。
【0017】次に、図4はビス6の異なる実施例を示し
ている。このビス6は、略球状の頭部6cを有してお
り、該頭部6cがねじ部6bのフランジ部6aに直接連
結されている。このビス6を用いた構成によれば、一旦
ウエザーストリップ1を取り付けた後、その交換のため
に取り外す際に、頭部6cが比較的容易に芯金15のス
リット16から抜け出ることができる。つまりウエザー
ストリップ1の取り外し作業が容易となる利点がある。
【0018】また図5は、芯金15の湾曲部15aに、
幅方向に沿って多数のスリット17を形成した実施例を
示している。このようにスリット17を設けておけば、
芯金15が容易に曲がるようになり、ひいてはウエザー
ストリップ1全体を小さな曲率半径でもって湾曲させる
ことが可能となる。従って、車体開口縁の湾曲形状に合
わせて無理なく取り付けることができる。
【0019】尚、上記実施例では、リテーナ3の固定に
ビス6を用いているが、このビス6に代えて合成樹脂製
のクリップを用いることもできる。そして、このクリッ
プに前述した実施例のような円錐状もしくは球状等の頭
部を形成し、ウエザーストリップ1の位置決めを行うこ
とが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るボディサイドウエザーストリップの取付構造によ
れば、ボディサイドウエザーストリップを単に押し込む
だけで自然に位置決めが行え、そのまま両面テープによ
り所定位置に精良良く取り付けることができる。従っ
て、艤装ラインにおける取付作業の作業効率が大幅に向
上し、かつ全く熟練を要しないものとなる。また位置決
めがリテーナ固定用のビスもしくはクリップを利用して
行われるので、部品点数の増加や工程の増加が伴わず、
コスト的にも安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るボディサイドウエザーストリッ
プの取付構造の一実施例を示す断面図。
【図2】この実施例に用いられるビスを示す斜視図。
【図3】ウエザーストリップの取付基部を示す斜視図。
【図4】ビスの異なる実施例を示す斜視図。
【図5】芯金の異なる実施例を示す斜視図。
【図6】従来におけるボディサイドウエザーストリップ
の取付構造を示す断面図。
【符号の説明】
1…ボディサイドウエザーストリップ 3…リテーナ 6…ビス 6c…頭部 8…取付基部 13…凹溝 14…両面テープ 15…芯金 16…スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディサイドウエザーストリップの取付
    基部の平坦な取付面に、略中央に沿って凹溝を形成し、
    該凹溝により2分された取付面にそれぞれ両面テープを
    貼着して車体開口縁に接着するように構成するととも
    に、スリット部分が上記凹溝の開口部近傍に露出した姿
    勢で断面略C字形をなす芯金を取付基部に埋設し、かつ
    車体側に取り付けられるリテーナ固定用のビスもしくは
    クリップに位置決め用の頭部を設け、該頭部を上記スリ
    ットに圧入,係合させたことを特徴とするボディサイド
    ウエザーストリップの取付構造。
JP7683192A 1992-03-31 1992-03-31 ボディサイドウエザーストリップの取付構造 Pending JPH05278527A (ja)

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JP7683192A JPH05278527A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ボディサイドウエザーストリップの取付構造

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JP7683192A JPH05278527A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ボディサイドウエザーストリップの取付構造

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JPH05278527A true JPH05278527A (ja) 1993-10-26

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ID=13616627

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JP7683192A Pending JPH05278527A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ボディサイドウエザーストリップの取付構造

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JP (1) JPH05278527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241623A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップの取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241623A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用ウエザストリップの取付構造

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