JP2624000B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JP2624000B2
JP2624000B2 JP3053852A JP5385291A JP2624000B2 JP 2624000 B2 JP2624000 B2 JP 2624000B2 JP 3053852 A JP3053852 A JP 3053852A JP 5385291 A JP5385291 A JP 5385291A JP 2624000 B2 JP2624000 B2 JP 2624000B2
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JP
Japan
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weather strip
adhesive tape
flange
panel
mounting base
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JPH04271940A (ja
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政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特に車体パネルに接着テープにより接着固定される
ウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車体パネルに接着テープにて取付けられ
るウエザストリップの代表例として、図6に示すように
車体パネルのフランジ40に保持せしめる断面U字形の
取付基部61と、取付基部61の側面から突出する中空
状のシール部62を備え、取付基部61の内部対向面を
接着テープ7を介してフランジ40の両面に接着する構
造としたものがある(特開昭61−18537号)。
【0003】このウエザストリップ6Eでは、図7に示
すように押出成形の際に取付基部61を平板状に形成す
るとともに、その中央部61aの両側に薄肉部61cを
形成する。そして両側の部分61bの一方の面に接着テ
ープ7を貼着する。
【0004】このウエザストリップ6Eをフランジ40
に取付けるに際しては接着テープ7の離型紙を剥がし、
取付基部61の中央部61aをフランジ40の上縁に沿
わせ、図6に示すように平板状の取付基部61を両薄肉
部61cで折り曲げて断面U字形とし、上記両側の部分
61bをフランジ40の両面に押付け、接着テープ7を
フランジ40に圧着せしめている。
【0005】しかしながら、このようにして取付けた結
果、ウエザストリップの両側の部分61bの高さが相互
に上下にずれた状態で固着されたり、あるいは局部的に
フランジ40に対して浮上った状態で固着されたりする
ことがある。従って、このような位置ずれがないように
取付けるためには慎重な作業を必要とし、作業性が悪か
った。
【0006】またウエザストリップをフランジ40に接
着するには一般に、ウエザストリップをフランジ40の
上に置いて接着テープ7から離型紙を剥がしつつ順次接
着を行うのであるが、フランジ40の上に置いたウエザ
ストリップは不安定であるから離型紙剥がし作業がやり
ずらい。それかと言って、離型紙を予め長尺にわたって
剥がしておいてから接着をすると、接着テープ7が相互
に、または車体パネルの接着すべき個所から離れた部分
に貼着し、これまた作業がやりづらい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、接着
テープにより車体パネルに取付けられるウエザストリッ
プにおいて、作業性よく、かつ位置ずれなく取付けるこ
とができるウエザストリップを提供することを課題とし
てなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図3に例示する
ようにウエザストリップ6Aの一部61aに車体パネル
の突起部、例えばフランジ40の先端41に嵌着してウ
エザストリップ6Aをフランジ40に係止保持せしめる
凹所61dを形成し、上記一部61aと他の部分61b
との境界に屈曲自在な薄肉部61cを形成し、上記他の
部分61bの車体パネルへの接着面側に接着テープ7を
貼着したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1に示す自動車の車体側面のドア開口周縁
の下半部には、ドアパネル5のまわりをシールするドア
オープニングウエザストリップが取付けられている。ま
た上半部にはルーフサイドに沿ってドアフレーム50の
まわりをシールするルーフサイドウエザストリップが取
付けられている。
【0010】図2は図1のII−II線に沿う断面を示す。
上記ドア開口周縁の下縁を構成するロッカパネル4の上
端にはフランジ40が形成され、フランジ40に本発明
のドアオープニングウエザストリツプ6Aが取付けてあ
る。
【0011】ドアオープニングウエザストリップ6Aは
ソリッドゴムよりなる断面U字形の取付基部61と、そ
の車外側の側面から突出するスポンジゴムよりなる中空
状のシール部62を備えており、ドア閉時にドアパネル
5のインナーパネルの下端部がシール部62に圧接され
る。なお、6Dはドアパネル5側に設けたドアウエザス
トリップで、該ウエザストリップ6Dと本発明のドアオ
ープニングウエザストリップ6Aとで二重のシールをす
るようになっている。
【0012】構造の詳細は取付態様を示す図3の如くで
あって、ドアオープニングウエザストリップ6Aの取付
基部61の閉鎖端61aの内面は、突起をなすフランジ
40の先端41に密嵌状態で嵌合してドアオープニング
ウエザストリップ6Aをフランジ40に係着し保持させ
凹所61dを形成し、閉鎖端61aの両側には屈曲自
在な薄肉部61cが形成してある。そして、取付基部6
1の両側面部61bの内面にはフランジ40の両面に圧
着される接着テープ7が貼着してある。
【0013】上記ドアオープニングウエザストリップ6
Aをフランジ40に取付けるには、内面に接着テープ7
を貼着した取付基部61の両側面部61bを、薄肉部6
1cの屈曲性によって拡げて、凹所61dをフランジ4
0の先端41に嵌着することで、取付基部61をフラン
ジ40に位置決めする。
【0014】そして両側面部61bの内面側に貼着した
接着テープ7表面の離型紙を剥がしつつ、両側面部61
bをフランジ40の両面にウエザストリップ長手方向に
順次接着テープ7を介して押付けることにより、ドアオ
ープニングウエザストリップ6Aをフニンジ40に固着
する。
【0015】図4は本発明によるルーフサイドウエザス
トリップ6Bの図1のIV−IV線に沿う断面を示すもので
ある。ルーフサイドウエザストリップ6Bはソリッドゴ
ムよりなる帯状の取付基部63と、スポンジゴムよりな
るリップ状のシール部64を備えており、取付基部63
がルーフサイドパネル3に取付けられ、シール部64が
ドアフレーム50に圧接される。
【0016】ルーフサイドパネル3にはその端縁に沿っ
先端が鈎形の突起31が形成してある。そして取付基
部63の裏面側には、その下端に沿って、上記突起31
密嵌状態で嵌合する凹所63dが形成してある。ま
た、取付基部63には凹所63dに沿ってその上側に薄
肉部63cが形成してある。そして更に上の他の部分に
は裏面側に接着テープ7が貼着してある。
【0017】しかして、このルーフサイドウエザストリ
ップ6Bは、先ずその凹所63dをルーフサイドパネル
3の突起31に係着することでルーフサイドパネル3に
位置決め保持せしめ、次に取付基部63の接着テープ7
を貼着した部分を薄肉部63cを基点としてルーフサイ
パネル3から離すように開き、接着テープ7の離型紙
を剥がしつつ、上記部分を接着テープ7を介してルーフ
サイドパネル3に押付けることにより取付けられる。
【0018】図5は本発明によるサンルーフ用ウエザス
トリップ6Cの取付状態の断面を示すものである。
【0019】このウエザストリップ6Cは自動車のサン
ルーフにおけるスライディングルーフパネル30に取付
けられるもので、スライディングルーフパネル30の外
周に取付けられる取付基部66と、ルーフパネル3の開
口縁に当接する中空状のシール部67を備えている。
【0020】取付基部66の下端はU字形をなして凹所
66dが形成してあり、この凹所66dをスライディン
グルーフパネル30の周縁下端に形成した突起32に
嵌させることで、取付基部66はスライディングルーフ
パネル30に位置決め保持される。33はガラス板であ
る。
【0021】取付基部66には下部に薄肉部66cが形
成してあり、上半部の内面側に接着テープ7が貼着して
ある。
【0022】しかしてウエザストリップ6Cは、上記位
置決めをし、上半部を薄肉部66cを支点としてスライ
ディングルーフパネル30から離すように開き、接着テ
ープ7の離型紙を剥がしつつ、上半部を接着テープ7を
介してスライディングルーフパネル30に押付けること
で取付けが完了する。
【0023】
【発明の効果】本発明のウエザストリップは、位置決め
された状態で接着テープを介して取付個所に固着される
から、一人の作業者で作業性よく、かつ位置ずれなく取
付けることができる。また、予め位置決めされ取付部材
に保持されているから、一人の作業者で接着テープから
の離型紙剥がしも容易になされ、かつ接着テープの圧着
にローラ治具等を用いても位置ずれが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップが用いられる自動車
の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置での断面図である。
【図3】図2に示す本発明のウエザストリップの取付態
様を示す図である。
【図4】本発明の他のウエザストリップの図1のIV−IV
線に沿う位置での断面図である。
【図5】本発明の更に他のウエザストリップの断面図で
ある。
【図6】従来のウエザストリップの取付状態断面図であ
る。
【図7】上記従来のウエザストリップの取付前の断面図
である。
【符号の説明】
3、30、4 車体パネル 31、32、41 突起 6A、6B、6C 本発明のウエザストリップ 61c、63c、66c 薄肉部 61d、63d、66d 凹所 7 接着テープ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに接着テープを介して接着固
    定されるウエザストリップにおいて、ウエザストリップ
    の一部に車体パネルの突起部に嵌着してウエザストリ
    ップを該突起部に係止保持せしめる凹所を形成し、ウエ
    ザストリップの上記一部他の部分との境界には薄肉部
    を形成して屈曲自在となし、上記他の部分には接着面側
    に接着テープを貼着してなる自動車用ウエザストリッ
    プ。
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GB2160920B (en) * 1984-06-26 1987-10-14 Draftex Ind Ltd Sealing strip

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