JPH05278518A - 車両用前照灯点灯制御装置 - Google Patents

車両用前照灯点灯制御装置

Info

Publication number
JPH05278518A
JPH05278518A JP10584692A JP10584692A JPH05278518A JP H05278518 A JPH05278518 A JP H05278518A JP 10584692 A JP10584692 A JP 10584692A JP 10584692 A JP10584692 A JP 10584692A JP H05278518 A JPH05278518 A JP H05278518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
vehicle
card
driver
operation mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10584692A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hirano
誠治 平野
Nobukazu Nobutoki
宜和 信時
Hidemi Nakazono
秀己 中園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP10584692A priority Critical patent/JPH05278518A/ja
Publication of JPH05278518A publication Critical patent/JPH05278518A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転者の感覚に合わせた自動点消灯を行うと
共に、異なる車両、或いは異なる運転者においても速や
かに対応できる車両用前照灯点灯制御装置を提供する。 【構成】 ICカードデータ入出力装置においてICカ
ードに記憶された個人識別情報を読み取り運転者を識別
し、ICカードのRAMに記憶された学習プログラムを
読み取る。自動動作モードに切り換えられると、読み取
った学習プログラムに基づいた制御プログラムに従って
自動的に点消灯制御を行い、自動動作モードにおいてマ
ニュアル操作を行うと自動動作モードが解除されてマニ
ュアル操作モードに切り換えられ、マニュアル操作で点
消灯制御を行う。マニュアル操作に従って行われた点消
灯タイミングを雨量データ、照度データ、車速データに
それぞれ対応学習し、学習プログラムを補正してICカ
ードに入力して記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個々の運転者のマニュ
アル操作感覚に合わせて前照灯を自動的に点消灯させる
車両用前照灯点灯制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヘッドランプの点消灯は運転者
が、運転者自身の感覚に合わせてマニュアル操作により
行っているものが多かったが、ヘッドランプを点灯して
走行する際、一般に信号待ち等における停車時に消灯
し、走り出すと点灯する、或いは十分明るい場所を走行
する時は消灯し、暗い場所になると再び点灯して走行す
ることが行われており、これらの点消灯操作を自動的に
行うことによって、運転者の負担を軽減させることが提
案されている。例えば、実開昭63−147338号公報には、
車速センサを設けて、停車時に車両の停車状態を検出し
てヘッドランプを自動的に消灯させ、走行時には車両の
走行を検出して自動的に点灯させる自動点消灯回路が記
載されており、また実開昭60−55552号公報には明るさ
に応じて自動的に点消灯するものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動点消灯回路においては、車速或いは日射量等を
検出してその検出データが予め設定された値になった時
点で点消灯を自動的に行っているため、車両の製造工程
において予め定められており、運転者の個々の感覚によ
って異なる点灯或いは消灯するタイミングについては考
慮されておらず、運転者の好みからずれたタイミングで
点消灯が行われる恐れがあり、自動点消灯回路を備えて
いるに係わらず、運転者がマニュアルスイッチ操作に切
り換えて点消灯を行うことになるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、個々の運転者の感覚に合
わせた自動点消灯を行うとともに、異なる車両、或いは
異なる運転者においても速やかに対応することのできる
車両用前照灯点灯制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の車両用前照灯点灯制御装置は、マニュアルス
イッチ操作によるマニュアル動作機構と、車両の走行環
境の明るさを検出する照度検出手段の検出結果に応じた
自動動作機能とを備えた車両用前照灯点灯制御装置であ
って、ICカード等の運転者固有の情報を記憶した取外
し可能な情報保持手段と、該情報保持手段にマニュアル
動作時の動作データと車両走行環境データとを対応させ
て記憶させるデータ入力手段と、情報保持手段からデー
タを読み出すデータ読出手段とを設け、自動動作時に該
情報保持手段のデータを読み出して該データに基づいて
前照灯の点消灯制御を行うものであり、個々の運転者に
よって異なる感覚を学習し、その感覚に合わせて自動点
消灯を行うことができ、同一の車両で運転者が交代した
場合、或いは一人の運転者が異なる車両に乗り換えた場
合にも情報保持手段を移動させるだけで違和感を与える
こと無く自動点消灯を行うことができる。車両走行環境
データとして、車両の走行環境の明るさである照度に加
えて、車速と、降雨の有無及び雨量を採用することによ
り、一層きめの細かい自動点消灯制御を行うことができ
る。
【0006】
【実施例】実施例を図に基づいて説明すると、図1にお
いて、各種メータ5等が設けられたインストルメントパ
ネル1にエンジン始動・停止ボタン2と、取外し可能な
情報保持手段であるICカードを挿入するICカード挿
入口3を設け、ICカード挿入口3に挿入されたICカ
ード(情報保持手段)にマニュアル動作時の動作データ
と車両走行環境データとを対応させて記憶させるデータ
入力手段と、ICカードに記憶されたデータを読み取る
データ読出手段とが設置されている。なお、4はステア
リングホイールである。
【0007】図2において、ステアリングホイール4を
支持するコラムシャフト5の両側面からライトスイッチ
6と、ワイパスイッチ7とがコンビネーションスイッチ
(以下、コンビスイッチという)として突設されてお
り、ライトスイッチ6は、先端の摘みを回動させること
により、マニュアル操作によるヘッドランプ点灯位置、
自動的に点消灯を行う自動動作位置(AUTO)及び消
灯位置(OFF)を選択することができるとともに、自
動動作位置(AUTO)にセットした自動動作モードに
おいて、マニュアル操作を行うと自動動作モードが解除
されるが、復帰ボタン61を押圧することによって自動動
作モード(図示位置)に復帰させることができる。ま
た、ライトスイッチ6を上方に押圧するとハイビームに
切り換えられ、下方に押圧するとパッシングライトが点
灯されるものであり、ワイパスイッチ7を上方に押圧す
るとワンタッチワイパ(上方に押圧している時間だけワ
イパが駆動される)に、下方に押圧するとワイパに連動
するウォッシャが作動する。
【0008】図3において、各種センサノード8、車載
補器総合制御ノード9、コンビスイッチノード10、イン
ストルメントパネルノード11、カウルサイドノード12及
びフロントノード13が多重伝送路14で接続されており、
周波数或いは時間分割によってデータ信号を送受信す
る。
【0009】各種センサノード8には、雨量を検出する
降雨センサ81と、日射量等の車両走行環境の明るさを検
出する照度センサ82と、車速を検出する車速センサ83と
が接続されている。車載補器総合制御ノード9には、図
示しないが、エアコンディショナー等の車載補器が接続
されており、コンビスイッチノード10にはライトスイッ
チ6及びワイパスイッチ7が接続されている。インスト
ルメントパネルノード11には時計111 、上記ICカード
へのデータ入力手段及びデータ読出手段を備えたICカ
ードデータ入出力装置112 、インストルメントパネルに
配設された各種スイッチ113 及びカレンダ114 が接続さ
れている。カウルサイドノード12にはワイパ121 が接続
され、フロントノード13にはヘッドランプ(スモールラ
ンプ類を含む)131 が接続されている。また、フロント
ノード13に接続されているヘッドランプの点灯制御は、
車載補器総合制御ノードが行い、制御信号を多重伝送路
を介してフロントノード13に送信する。
【0010】次に、図4のフローチャートを参照して動
作について説明する。上記ICカードを上記ICカード
挿入口3に挿入すると、ICカードデータ入出力装置11
2 においてICカードに記憶された個人識別情報を読み
取って運転者を識別し、ICカードのRAMに記憶され
た学習プログラムを読み取る。ここで、上記学習プログ
ラムは、最初にICカードを所有した時点では所定の車
両走行環境の下で点消灯するように設定された標準プロ
グラムが記憶されているが、ICカードの持主がライト
スイッチ6をマニュアル操作することにより、点消灯タ
イミングを補正して形成されている。
【0011】自動動作モードに切り換えられると、上記
読み取った学習プログラムに基づいた制御プログラムに
従って自動的に点消灯制御を行い、自動動作モードにお
いてマニュアル操作を行うと自動動作モードが解除され
てマニュアル操作モードに切り換えられ、マニュアル操
作に従って点消灯制御を行う。また、自動動作モードに
切り換えられておらず、マニュアル操作モードの場合に
もマニュアル操作に従って点消灯制御を行い、マニュア
ル操作に従って行われた点消灯タイミングを降雨センサ
81からの雨量データ、照度センサ82からの照度データ、
車速センサ83からの車速データにそれぞれ対応させて学
習し、上記学習プログラムを補正してICカードに入力
して記憶させる。
【0012】制御状態の一例を図5において説明する
と、自動動作モードにおいて、照度Sが晴天時において
照度S1 に低下するとスモールランプが点灯され、照度
2 まで低下するとヘッドランプが点灯するものであ
り、雨天時において照度S3 に低下するとスモールラン
プが点灯され、照度S4 まで低下するとヘッドランプが
点灯する(但し、S3 >S1 >S4 >S2 )ものである
が、マニュアル操作に従った点消灯タイミングを学習
し、照度データに対応させて晴天時の点灯照度S1 ,S
2 を補正し、雨量データと照度データとに対応させて雨
天時の点灯照度S3 ,S4 を補正する。なお、最初にI
Cカードに記憶させておく標準データにおける晴天時の
点灯照度S1 ,S2 及び雨天時の点灯照度S3 ,S4
それぞれ限界値とし、点灯照度S1 とS3 、S2 とS4
との間で補正するようにしても良い。
【0013】上記の構成により、個々の運転者によって
異なる感覚を学習し、その感覚に合わせて自動点消灯を
行うことができ、同一の車両で運転者が交代した場合、
或いは一人の運転者が異なる車両に乗り換えた場合にも
ICカード(情報保持手段)を移動させるだけで違和感
を与えること無く自動点消灯を行うことができる。ま
た、車両走行環境データとして、車両の走行環境の明る
さである照度に加えて、車速と、降雨の有無及び雨量を
採用することにより、一層きめの細かい自動点消灯制御
を行うことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているか
ら、以下に述べるとおりの効果を奏する。個々の運転者
によって異なる感覚に応じた点灯タイミングを学習する
から、各運転者の感覚に合わせて自動点消灯を行うこと
ができ、同一の車両で運転者が交代した場合、或いは一
人の運転者が異なる車両に乗り換えた場合にも情報保持
手段を移動させるだけで違和感を与えること無く運転者
の感覚に対応した自動点消灯を行うことができる。ま
た、車両走行環境データとして、車両の走行環境の明る
さである照度に加えて、車速と、降雨の有無及び雨量を
採用することにより、一層きめの細かい自動点消灯制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両のインストルメントパネル
の配置図である。
【図2】 本発明に係るコンビスイッチの平面図であ
る。
【図3】 本発明に係る制御回路の要部を示す概略構成
図である。
【図4】 本発明に係る制御動作のフローチャートであ
る。
【図5】 本発明に係る制御状態の説明図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル、2 エンジン始動・停止
ボタン 3 ICカード挿入口、4 ステアリングホイール、5
計器 6 ライトスイッチ、7 ワイパスイッチ、61 復帰
ボタン 14 多重伝送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マニュアルスイッチ操作によるマニュア
    ル動作機構と、照度検出手段の検出結果に応じた自動動
    作機能とを備えた車両用前照灯点灯制御装置であって、
    運転者固有の情報保持手段と、情報保持手段にマニュア
    ル動作時の動作データと車両走行環境データとを対応さ
    せて記憶させるデータ入力手段と、情報保持手段からデ
    ータを読み出すデータ読出手段とを設け、自動動作時に
    情報保持手段のデータを読み出して該データに基づいて
    前照灯の点消灯制御を行うことを特徴とする車両用前照
    灯点灯制御装置。
  2. 【請求項2】 車両走行環境データとして、照度、車速
    及び降雨を採用したことを特徴とする請求項1に記載さ
    れた車両用前照灯点灯制御装置。
JP10584692A 1992-03-31 1992-03-31 車両用前照灯点灯制御装置 Pending JPH05278518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10584692A JPH05278518A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 車両用前照灯点灯制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10584692A JPH05278518A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 車両用前照灯点灯制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05278518A true JPH05278518A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14418385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10584692A Pending JPH05278518A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 車両用前照灯点灯制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05278518A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168595A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Toyota Motor Corp 運転支援装置
JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置
US7898182B2 (en) 2006-05-18 2011-03-01 Denso Corporation Headlight control device and method for vehicles
JP2015058342A (ja) * 2014-02-19 2015-03-30 株式会社東芝 移動型x線診断装置
JP2015089801A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社デンソー 運転制御装置
US10272822B2 (en) 2016-12-07 2019-04-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Headlight control data generation device and vehicle control device
CN110293899A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 马自达汽车株式会社 车辆用前照灯的开关装置
CN113232581A (zh) * 2021-06-17 2021-08-10 知行汽车科技(苏州)有限公司 一种基于驾驶员行为学习的远光灯控制优化方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168595A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Toyota Motor Corp 運転支援装置
US7898182B2 (en) 2006-05-18 2011-03-01 Denso Corporation Headlight control device and method for vehicles
JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置
US7759819B2 (en) 2006-11-01 2010-07-20 Denso Corporation Illumination control device for vehicle
JP2015089801A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 株式会社デンソー 運転制御装置
JP2015058342A (ja) * 2014-02-19 2015-03-30 株式会社東芝 移動型x線診断装置
US10272822B2 (en) 2016-12-07 2019-04-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Headlight control data generation device and vehicle control device
CN110293899A (zh) * 2018-03-22 2019-10-01 马自达汽车株式会社 车辆用前照灯的开关装置
JP2019166925A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 マツダ株式会社 車両用前照灯のスイッチ装置
CN113232581A (zh) * 2021-06-17 2021-08-10 知行汽车科技(苏州)有限公司 一种基于驾驶员行为学习的远光灯控制优化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05278518A (ja) 車両用前照灯点灯制御装置
JPH10147187A (ja) 車載情報表示装置
JPH05281097A (ja) 車両診断装置
JP3041390B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH09136569A (ja) オートライト制御装置
JP4354062B2 (ja) 自動車のライトを自動的に作動する方法及び装置
JPH11301342A (ja) 前照灯制御装置
JPH0521486Y2 (ja)
JPH11334461A (ja) 前照灯制御装置
JPS642841Y2 (ja)
JPH08175258A (ja) フロントガラスワイパーの動作に関連して前照灯の動作を制御する方法
JPH0840139A (ja) 車両ライト制御装置
KR0120323B1 (ko) 자동차의 전조등 방향 자동조절 장치
KR200224277Y1 (ko) 헤드램프자동온/오프장치
KR100231540B1 (ko) 자동차 상향등 자동작동장치 및 그 제어방법
JPH0658782A (ja) 車両用計器照明装置
JPH0132594Y2 (ja)
JP2527089B2 (ja) 減光制御方法
KR0154416B1 (ko) 자동차의 전조등 단속장치
JPH04108443U (ja) 車両用ライトコントロール装置
JP2689711B2 (ja) 車両用室内照明装置
KR200163930Y1 (ko) 자동차의 미등 자동 제어장치
KR100214006B1 (ko) 차량속도에 따른 전조등의 절환 제어장치 및 그방법
JPH03292229A (ja) 車両用ヘッドランプの自動消灯・点灯システム
KR100214005B1 (ko) 캠과 스프링을 이용한 전조등의 조사각도 자동 제어장치 및 그 방법