JPH05278474A - ウェザストリップの製造方法 - Google Patents
ウェザストリップの製造方法Info
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- JPH05278474A JPH05278474A JP3151925A JP15192591A JPH05278474A JP H05278474 A JPH05278474 A JP H05278474A JP 3151925 A JP3151925 A JP 3151925A JP 15192591 A JP15192591 A JP 15192591A JP H05278474 A JPH05278474 A JP H05278474A
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- JP
- Japan
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- weather strip
- section
- injection molding
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙に挿入
され、直線部とコーナー部との接合部における外観品質
を向上することができるウェザストリップの製造方法を
提供する。 【構成】 窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙に挿入
されるウェザストリップにおいて、断面形状一定な直線
部における主体部を押出成形により形成する押出成形工
程と、前記押出成形により形成された成形品を射出成形
金型内に挿入し、射出成形によって前記ウェザストリッ
プのコーナー部と直線部における意匠部とを一体に形成
する射出成形工程とからなる。
され、直線部とコーナー部との接合部における外観品質
を向上することができるウェザストリップの製造方法を
提供する。 【構成】 窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙に挿入
されるウェザストリップにおいて、断面形状一定な直線
部における主体部を押出成形により形成する押出成形工
程と、前記押出成形により形成された成形品を射出成形
金型内に挿入し、射出成形によって前記ウェザストリッ
プのコーナー部と直線部における意匠部とを一体に形成
する射出成形工程とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロントウイン
ド、リヤウインド、サイドウインド等のウインド部の周
囲に取付けて窓ガラスと窓枠との間隙を閉塞し、水、埃
等の侵入防止、遮音、走行時の振動の吸収を行なうウェ
ザストリップの製造方法に関するもので、特に、コーナ
ー周辺部において優れた意匠性を有するウェザストリッ
プの製造方法に関するものである。
ド、リヤウインド、サイドウインド等のウインド部の周
囲に取付けて窓ガラスと窓枠との間隙を閉塞し、水、埃
等の侵入防止、遮音、走行時の振動の吸収を行なうウェ
ザストリップの製造方法に関するもので、特に、コーナ
ー周辺部において優れた意匠性を有するウェザストリッ
プの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のフロントウインド部に取
付けられたウェザストリップとして図5及び図6に示し
たものがある。
付けられたウェザストリップとして図5及び図6に示し
たものがある。
【0003】図5は従来のウインドシールドウェザスト
リップのコーナー部を示す斜視図、図6は図5のC−C
切断線による断面図である。
リップのコーナー部を示す斜視図、図6は図5のC−C
切断線による断面図である。
【0004】図において、ウェザストリップ1はゴム材
料或いは軟質合成樹脂材料を使用して、断面形状一定の
直線部2と断面形状の異なるコーナー部3の端部相互を
接合し、窓ガラス4の周縁に沿って環状に形成されてい
る。このウェザストリップ1は断面が略コ字状の嵌入溝
2aを窓ガラス4の周縁部に嵌入して装着され、そのウ
ェザストリップ1及び窓ガラス4は接着剤を介して車体
の窓枠5に固着されている。前記ウェザストリップ1
は、直線部2においては押出成形により形成され、コー
ナー部3においては押出成形で直線部2と連続的して成
形することができないために射出成形によって形成され
ている。
料或いは軟質合成樹脂材料を使用して、断面形状一定の
直線部2と断面形状の異なるコーナー部3の端部相互を
接合し、窓ガラス4の周縁に沿って環状に形成されてい
る。このウェザストリップ1は断面が略コ字状の嵌入溝
2aを窓ガラス4の周縁部に嵌入して装着され、そのウ
ェザストリップ1及び窓ガラス4は接着剤を介して車体
の窓枠5に固着されている。前記ウェザストリップ1
は、直線部2においては押出成形により形成され、コー
ナー部3においては押出成形で直線部2と連続的して成
形することができないために射出成形によって形成され
ている。
【0005】上記のように構成されたウェザストリップ
1は、窓枠5側に突出したシールリップ部2bが車体の
窓枠5に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防止
し、走行時の振動を吸収する。
1は、窓枠5側に突出したシールリップ部2bが車体の
窓枠5に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防止
し、走行時の振動を吸収する。
【0006】また、従来のこの種のサイドウインド部に
取付けられたウェザストリップとして図7及び図8に示
したものがある。
取付けられたウェザストリップとして図7及び図8に示
したものがある。
【0007】図7は従来のガラスランウェザストリップ
の全体を示す正面図、図8は図7のD−D切断線による
断面図である。
の全体を示す正面図、図8は図7のD−D切断線による
断面図である。
【0008】図において、ウェザストリップ11はゴム
材料或いは軟質合成樹脂材料を使用して、断面形状一定
の直線部12と断面形状の異なるコーナー部13の端部
相互を接合し、窓ガラス14の周縁に沿って略コ字状に
形成されている。このウェザストリップ11は断面形状
が略コ字状の嵌入溝12a内に窓ガラス14の周縁部を
摺動自在に嵌入させて装着され、そのウェザストリップ
11は、車体の窓枠(ドアサッシ)15に固着される。
ウェザストリップ11は、前記ウェザストリップ1と同
様、直線部12は押出成形により形成され、コーナー部
13は射出成形によって形成されている。
材料或いは軟質合成樹脂材料を使用して、断面形状一定
の直線部12と断面形状の異なるコーナー部13の端部
相互を接合し、窓ガラス14の周縁に沿って略コ字状に
形成されている。このウェザストリップ11は断面形状
が略コ字状の嵌入溝12a内に窓ガラス14の周縁部を
摺動自在に嵌入させて装着され、そのウェザストリップ
11は、車体の窓枠(ドアサッシ)15に固着される。
ウェザストリップ11は、前記ウェザストリップ1と同
様、直線部12は押出成形により形成され、コーナー部
13は射出成形によって形成されている。
【0009】上記のように構成されたウェザストリップ
11は、シールリップ部12bが車体の窓枠(ドアサッ
シ)15に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防
止し、走行時の振動を吸収する。また、嵌入溝12aの
底面や嵌入溝12a内のシールリップの表面には、植毛
やウレタン塗装などの表面処理がなされ窓ガラス14の
摺動抵抗の減少をはかっている。
11は、シールリップ部12bが車体の窓枠(ドアサッ
シ)15に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防
止し、走行時の振動を吸収する。また、嵌入溝12aの
底面や嵌入溝12a内のシールリップの表面には、植毛
やウレタン塗装などの表面処理がなされ窓ガラス14の
摺動抵抗の減少をはかっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のウェザストリッ
プ1及びウェザストリップ11は、上記のように構成さ
れ、押出成形により形成されている直線部2、直線部1
2と、射出成形により形成されているコーナー部3、コ
ーナー部13の異なる2部材が端部相互で接合して形成
されているので、この接合部に段差、色差、光沢差が生
じ易かった。これらは成形金型の寸法精度、成形後の収
縮の相違、成形材料のロットのばらつき、成形金型の表
面仕上げの相違等各種の要素が起因して発生する。この
ため、外観品質は一般に良くなかった。
プ1及びウェザストリップ11は、上記のように構成さ
れ、押出成形により形成されている直線部2、直線部1
2と、射出成形により形成されているコーナー部3、コ
ーナー部13の異なる2部材が端部相互で接合して形成
されているので、この接合部に段差、色差、光沢差が生
じ易かった。これらは成形金型の寸法精度、成形後の収
縮の相違、成形材料のロットのばらつき、成形金型の表
面仕上げの相違等各種の要素が起因して発生する。この
ため、外観品質は一般に良くなかった。
【0011】そこで、本発明は、窓ガラスの周縁に沿っ
て窓枠との間隙に挿入され、直線部とコーナー部との接
合部における外観品質を向上することができるウェザス
トリップの製造方法の提供を課題とするものである。
て窓枠との間隙に挿入され、直線部とコーナー部との接
合部における外観品質を向上することができるウェザス
トリップの製造方法の提供を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるウェザス
トリップの製造方法は、窓ガラスの周縁に沿って窓枠と
の間隙に挿入されるウェザストリップにおいて、断面形
状一定な直線部における主体部を押出成形により形成
し、この押出成形品を射出成形金型内に挿入して前記ウ
ェザストリップのコーナー部と直線部における意匠部と
を射出成形により一体に形成するものである。
トリップの製造方法は、窓ガラスの周縁に沿って窓枠と
の間隙に挿入されるウェザストリップにおいて、断面形
状一定な直線部における主体部を押出成形により形成
し、この押出成形品を射出成形金型内に挿入して前記ウ
ェザストリップのコーナー部と直線部における意匠部と
を射出成形により一体に形成するものである。
【0013】
【作用】本発明においては、ウェザストリップのコーナ
ー部と直線部における意匠部とを射出成形により一体に
形成しているので、車体の外側に面する意匠部分には押
出成形部との接合部が露出することがなく、この結果、
外観品質が向上する。
ー部と直線部における意匠部とを射出成形により一体に
形成しているので、車体の外側に面する意匠部分には押
出成形部との接合部が露出することがなく、この結果、
外観品質が向上する。
【0014】
〈第一実施例〉以下、本発明をフロントウインド部に適
用した第一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
用した第一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の第一実施例によるウインド
シールドウェザストリップのコーナー部を示す斜視図、
図2は図1のA−A切断線による断面図である。図中、
図5及び図6と同一符号は従来の構成部分と同一または
相当する部分である。
シールドウェザストリップのコーナー部を示す斜視図、
図2は図1のA−A切断線による断面図である。図中、
図5及び図6と同一符号は従来の構成部分と同一または
相当する部分である。
【0016】図において、ウェザストリップ1はEPD
M(エチレン・プロピレン共重合体)等のゴム材料或い
は塩化ビニル等の軟質合成樹脂材料を使用し、断面形状
一定の直線部2と断面形状の異なるコーナー部3とから
構成され、窓ガラス4の周縁に沿って全体が環状に形成
されている。このウェザストリップ1は断面が略コ字状
の嵌入溝2aを窓ガラス4の周縁部に嵌入して装着さ
れ、そのウェザストリップ1及び窓ガラス4は接着剤を
介して車体の窓枠5に固着される。
M(エチレン・プロピレン共重合体)等のゴム材料或い
は塩化ビニル等の軟質合成樹脂材料を使用し、断面形状
一定の直線部2と断面形状の異なるコーナー部3とから
構成され、窓ガラス4の周縁に沿って全体が環状に形成
されている。このウェザストリップ1は断面が略コ字状
の嵌入溝2aを窓ガラス4の周縁部に嵌入して装着さ
れ、そのウェザストリップ1及び窓ガラス4は接着剤を
介して車体の窓枠5に固着される。
【0017】前記ウェザストリップ1は、直線部2のう
ち嵌入溝2a及びシールリップ部2bとを構成する主体
部2cが押出成形により形成されている。一方、直線部
2のうち車体の外側に面する意匠部2d即ち直線部2の
主体部2cを除いた部分及びコーナー部3は射出成形に
よって一体に形成されている。
ち嵌入溝2a及びシールリップ部2bとを構成する主体
部2cが押出成形により形成されている。一方、直線部
2のうち車体の外側に面する意匠部2d即ち直線部2の
主体部2cを除いた部分及びコーナー部3は射出成形に
よって一体に形成されている。
【0018】次に、上記実施例のウェザストリップ1の
製造方法について説明する。
製造方法について説明する。
【0019】まず、ウェザストリップ1の直線部2の主
体部2c相当部分を押出成形により形成し、押出成形品
を得る。次に、この押出成形品を射出成形金型の所定位
置に挿着し、成形材料を金型のゲートより射出する。こ
こにおいて、前記射出成形金型はウェザストリップ1の
完成品に相当するものである。したがって、ゲートより
射出された成形材料は射出成形金型内において前記押出
成形品が占有する部分を除いた空間、即ち、直線部2の
意匠部2d及びコーナー部3相当部分に充填される。こ
れによって、押出成形品と射出成形品とが一体化したウ
ェザストリップ1が完成する。
体部2c相当部分を押出成形により形成し、押出成形品
を得る。次に、この押出成形品を射出成形金型の所定位
置に挿着し、成形材料を金型のゲートより射出する。こ
こにおいて、前記射出成形金型はウェザストリップ1の
完成品に相当するものである。したがって、ゲートより
射出された成形材料は射出成形金型内において前記押出
成形品が占有する部分を除いた空間、即ち、直線部2の
意匠部2d及びコーナー部3相当部分に充填される。こ
れによって、押出成形品と射出成形品とが一体化したウ
ェザストリップ1が完成する。
【0020】上記のように構成されたウェザストリップ
1は、従来例と同様に、シールリップ部2bが車体の窓
枠5に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防止
し、走行時の振動を吸収する。
1は、従来例と同様に、シールリップ部2bが車体の窓
枠5に弾性的に当接して雨水、埃、音等の侵入を防止
し、走行時の振動を吸収する。
【0021】このように、上記実施例のウェザストリッ
プ1の製造方法は、窓ガラス4の周縁に沿って窓枠5と
の間隙に挿入されるウェザストリップ1において、断面
形状一定な直線部2における主体部2cを押出成形によ
り形成し、この押出成形品を射出成形金型内に挿入して
前記ウェザストリップ1のコーナー部3と直線部2にお
ける意匠部2dとを射出成形により一体に形成するもの
である。
プ1の製造方法は、窓ガラス4の周縁に沿って窓枠5と
の間隙に挿入されるウェザストリップ1において、断面
形状一定な直線部2における主体部2cを押出成形によ
り形成し、この押出成形品を射出成形金型内に挿入して
前記ウェザストリップ1のコーナー部3と直線部2にお
ける意匠部2dとを射出成形により一体に形成するもの
である。
【0022】したがって、上記実施例によれば、ウェザ
ストリップ1のコーナー部3と直線部2における意匠部
2dとが一体化しているので、車体の外側に面する意匠
部分に、押出成形部との接合部に生じる段差、色差、光
沢差が露出することがなく、外観品質が向上する。
ストリップ1のコーナー部3と直線部2における意匠部
2dとが一体化しているので、車体の外側に面する意匠
部分に、押出成形部との接合部に生じる段差、色差、光
沢差が露出することがなく、外観品質が向上する。
【0023】また、従来より、ウェザストリップ1は、
車体の窓枠5との形状合せのために全長或いは断面形状
の調整即ち型修正が通常必要であるが、本実施例では、
射出成形金型ではコーナー部3及び直線部2の意匠部2
dのみを修正すればよく、かつ、直線部2の主体部2c
に対する押出型の修正は簡単に行なうことができるた
め、ウェザストリップ1全体を射出成形のみにより一体
成形して外観品質を向上させる場合に比べて、短期に、
かつ、安価に修正することができる。特に、形状が複雑
な場合には、その効果が著しい。
車体の窓枠5との形状合せのために全長或いは断面形状
の調整即ち型修正が通常必要であるが、本実施例では、
射出成形金型ではコーナー部3及び直線部2の意匠部2
dのみを修正すればよく、かつ、直線部2の主体部2c
に対する押出型の修正は簡単に行なうことができるた
め、ウェザストリップ1全体を射出成形のみにより一体
成形して外観品質を向上させる場合に比べて、短期に、
かつ、安価に修正することができる。特に、形状が複雑
な場合には、その効果が著しい。
【0024】〈第二実施例〉次に、本発明をサイドウイ
ンド部に適用した第二実施例を図3及び図4に基づいて
説明する。
ンド部に適用した第二実施例を図3及び図4に基づいて
説明する。
【0025】図3は本発明の第二実施例によるガラスラ
ンウェザストリップの全体を示す正面図、図4は図3の
B−B切断線による断面図である。図中、図7及び図8
と同一符号は従来の構成部分と同一または相当する部分
である。
ンウェザストリップの全体を示す正面図、図4は図3の
B−B切断線による断面図である。図中、図7及び図8
と同一符号は従来の構成部分と同一または相当する部分
である。
【0026】図において、ウェザストリップ11はEP
DM等のゴム材料或いは塩化ビニル等の軟質合成樹脂材
料を使用し、断面形状一定の直線部12と断面形状の異
なるコーナー部13とから構成され、窓ガラス14の周
縁に沿って全体が略コ字状に形成されている。このウェ
ザストリップ1は嵌入溝12a内に窓ガラス14の周縁
部を摺動自在に嵌入させ、両側に設けられたシール性と
保持機能を兼ねたシールリップ部12bを車体の窓枠
(ドアサッシ)15に嵌入して装着される。
DM等のゴム材料或いは塩化ビニル等の軟質合成樹脂材
料を使用し、断面形状一定の直線部12と断面形状の異
なるコーナー部13とから構成され、窓ガラス14の周
縁に沿って全体が略コ字状に形成されている。このウェ
ザストリップ1は嵌入溝12a内に窓ガラス14の周縁
部を摺動自在に嵌入させ、両側に設けられたシール性と
保持機能を兼ねたシールリップ部12bを車体の窓枠
(ドアサッシ)15に嵌入して装着される。
【0027】前記ウェザストリップ11は、第一実施例
のウェザストリップ1と同様に、直線部12のうち嵌入
溝12a及びシールリップ部12bとを構成する主体部
12cが押出成形により形成され、直線部12において
車体の外側に露出する意匠部12d及びコーナー部13
は射出成形によって形成される。
のウェザストリップ1と同様に、直線部12のうち嵌入
溝12a及びシールリップ部12bとを構成する主体部
12cが押出成形により形成され、直線部12において
車体の外側に露出する意匠部12d及びコーナー部13
は射出成形によって形成される。
【0028】この第二実施例のウェザストリップ11の
製造方法は、第一実施例と同様であり、ウェザストリッ
プ11の直線部12の主体部12c相当部分を押出成形
により形成した後、この押出成形品を射出成形金型の所
定位置に挿着して成形材料を射出成形金型内に射出す
る。これにより、直線部12の意匠部12d及びコーナ
ー部13相当部分が射出成形により形成され、押出成形
品と一体化したウェザストリップ11が完成する。
製造方法は、第一実施例と同様であり、ウェザストリッ
プ11の直線部12の主体部12c相当部分を押出成形
により形成した後、この押出成形品を射出成形金型の所
定位置に挿着して成形材料を射出成形金型内に射出す
る。これにより、直線部12の意匠部12d及びコーナ
ー部13相当部分が射出成形により形成され、押出成形
品と一体化したウェザストリップ11が完成する。
【0029】即ち、第二実施例のウェザストリップ11
の製造方法は、窓ガラス14周縁に沿って窓枠(ドアサ
ッシ)15との間隙に挿入されるウェザストリップ11
において、断面形状一定な直線部12における主体部1
2cを押出成形により形成し、この押出成形品を射出成
形金型内に挿入して前記ウェザストリップ11のコーナ
ー部13と直線部12における意匠部12dとを射出成
形により一体に形成するものである。
の製造方法は、窓ガラス14周縁に沿って窓枠(ドアサ
ッシ)15との間隙に挿入されるウェザストリップ11
において、断面形状一定な直線部12における主体部1
2cを押出成形により形成し、この押出成形品を射出成
形金型内に挿入して前記ウェザストリップ11のコーナ
ー部13と直線部12における意匠部12dとを射出成
形により一体に形成するものである。
【0030】したがって、第一実施例のウェザストリッ
プ1の製造方法と同様の効果を奏する。
プ1の製造方法と同様の効果を奏する。
【0031】ところで、上記各実施例は、ウェザストリ
ップをフロントガラス部或いはサイドウインド部に適用
したものを示しているが、本発明を実施する場合には、
他にリヤウインド部、クォータウインド部等直線部とコ
ーナー部とを有する部分にも同様にして適用することが
できる。
ップをフロントガラス部或いはサイドウインド部に適用
したものを示しているが、本発明を実施する場合には、
他にリヤウインド部、クォータウインド部等直線部とコ
ーナー部とを有する部分にも同様にして適用することが
できる。
【0032】また、上記各実施例の直線部の主体部を形
成する押出成形品は、硬化後に射出成形金型内に挿入し
ているが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、取扱い可能でかつ所定形状を維持でき
る程度に軟化している状態で前記射出成形金型内に挿入
してもよい。この場合には、押出成形部分と射出成形部
分はより強固に接合する。
成する押出成形品は、硬化後に射出成形金型内に挿入し
ているが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、取扱い可能でかつ所定形状を維持でき
る程度に軟化している状態で前記射出成形金型内に挿入
してもよい。この場合には、押出成形部分と射出成形部
分はより強固に接合する。
【0033】なお、上記各実施例のウェザストリップ1
及びウェザストリップ11は、EPDM等のゴム材料或
いは塩化ビニル等の軟質合成樹脂材料を使用している
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、各種ゴム材料或いは軟質合成樹脂材料を使用
することが可能であり、また、シールリップ部等の一部
を発泡剤を添加したスポンジゴムで形成してもよい。
及びウェザストリップ11は、EPDM等のゴム材料或
いは塩化ビニル等の軟質合成樹脂材料を使用している
が、本発明を実施する場合には、これに限定されるもの
ではなく、各種ゴム材料或いは軟質合成樹脂材料を使用
することが可能であり、また、シールリップ部等の一部
を発泡剤を添加したスポンジゴムで形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明のウェザストリッ
プの製造方法は、窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙
に挿入されるウェザストリップにおいて、断面形状一定
な直線部における主体部を押出成形により形成し、この
押出成形品を射出成形金型内に挿入して前記ウェザスト
リップのコーナー部と直線部における意匠部とを射出成
形により一体に形成するものである。したがって、ウェ
ザストリップのコーナー部と直線部における意匠部とが
一体化し、意匠部分に、押出成形部との接合部に発生し
易い段差、色差、光沢差が露出することがなく、外観品
質が向上する。
プの製造方法は、窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙
に挿入されるウェザストリップにおいて、断面形状一定
な直線部における主体部を押出成形により形成し、この
押出成形品を射出成形金型内に挿入して前記ウェザスト
リップのコーナー部と直線部における意匠部とを射出成
形により一体に形成するものである。したがって、ウェ
ザストリップのコーナー部と直線部における意匠部とが
一体化し、意匠部分に、押出成形部との接合部に発生し
易い段差、色差、光沢差が露出することがなく、外観品
質が向上する。
【図1】図1は本発明の第一実施例によるウインドシー
ルドウェザストリップのコーナー部を示す斜視図であ
る。
ルドウェザストリップのコーナー部を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は図1のA−A切断線による断面図であ
る。
る。
【図3】図3は本発明の第二実施例によるガラスランウ
ェザストリップの全体を示す正面図である。
ェザストリップの全体を示す正面図である。
【図4】図4は図3のB−B切断線による断面図であ
る。
る。
【図5】図5は従来のウインドシールドウェザストリッ
プのコーナー部を示す斜視図である。
プのコーナー部を示す斜視図である。
【図6】図6は図5のC−C切断線による断面図であ
る。
る。
【図7】図7は従来のガラスランウェザストリップの全
体を示す正面図である。
体を示す正面図である。
【図8】図8は図7のD−D切断線による断面図であ
る。
る。
1,11 ウェザストリップ 2,12 直線部 2c,12c 主体部 2d,12d 意匠部 3,13 コーナー部
Claims (1)
- 【請求項1】 窓ガラスの周縁に沿って窓枠との間隙に
挿入されるウェザストリップにおいて、 断面形状一定な直線部における主体部を押出成形により
形成する押出成形工程と、 前記押出成形により形成された成形品を射出成形金型内
に挿入し、射出成形によって前記ウェザストリップの意
匠部を含むコーナー部及び直線部における意匠部とを一
体に形成する射出成形工程とを具備することを特徴とす
るウェザストリップの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151925A JPH05278474A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ウェザストリップの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3151925A JPH05278474A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ウェザストリップの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278474A true JPH05278474A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=15529201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3151925A Pending JPH05278474A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | ウェザストリップの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018192933A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ガラスラン |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3151925A patent/JPH05278474A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018192933A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ガラスラン |
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