JPH05276488A - デジタル復調装置 - Google Patents

デジタル復調装置

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JPH05276488A
JPH05276488A JP4068550A JP6855092A JPH05276488A JP H05276488 A JPH05276488 A JP H05276488A JP 4068550 A JP4068550 A JP 4068550A JP 6855092 A JP6855092 A JP 6855092A JP H05276488 A JPH05276488 A JP H05276488A
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roms
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Shigeru Karise
繁 雁瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イコライザ回路の周波数特性の最適設定が可能
なデジタル復調装置を提供することである。 【構成】記録モード、テープフォーマット等の記録再生
条件に応じてイコライザ回路5の周波数特性を変える周
波数特性制御手段6、7、9、10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTRのデジタル復
調装置に関し、特に、そのイコライザ回路の周波数特性
を制御する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のVTRデジタル復調装置
を示すブロック図である。再生ヘッド1で再生されたF
M変調輝度信号は増幅器2で増幅された後、A/D変換
器3でA/D変換され、デジタルFM変調輝度信号とな
る。
【0003】このデジタル信号は、ヒルベルト変換器4
により0度と90度の複素信号xとzに変換される。
【0004】複素信号x、zの一方は、輝度信号レベル
に応じて変化する係数Kが入力されているイコライザ回
路5に入力され、複素信号x、zの他方は、輝度信号レ
ベルを検出する信号レベル検出回路6に入力される。
【0005】信号レベル検出回路6においては、入力輝
度信号x、zから(x2+z2)の平方根を求めることに
より輝度信号レベルを算出する。この輝度信号レベルは
ROM7に入力され、ROM7格納の図4に示すような
特性により係数Kを求めてイコライザ回路5へ出力す
る。イコライザ回路5は係数Kに応じて周波数特性を変
え(係数Kが大きいほど、すなわち検出された輝度信号
レベルが低いほど高域ブーストとなるようにし)、復調
回路8で最適な復調ができるようにする。図4で、横軸
は輝度信号のレベルを示し、縦軸は係数の値を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のデジタル復調装置においては、係数Kは図4の
特性線のみにより定まるので、高画質モードとノーマル
モードのようにキャリア周波数が異なる場合、テープフ
ォーマットが異なる場合などには最適な周波数特性の設
定ができないという不具合があった。
【0007】この発明は、上記事情を考慮してなされた
ものであり、その目的とするところは、イコライザ回路
の周波数特性の最適設定が可能なデジタル復調装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明は、輝度信号レベルに応じて周波数特性が
定まるイコライザ回路を有するデジタル復調装置におい
て、記録モード、テープフォーマット等の記録再生条件
に応じて上記イコライザ回路の周波数特性を変える周波
数特性制御手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明によるデジタル復調装置においては、
図1に示すように、信号レベル検出回路6で検出された
輝度信号レベルは複数のROM7、9に出力される。各
ROM7、9は記録再生条件に応じた係数特性を有し、
記録再生条件データaが入力されるスイッチ10により
最適係数特性を有するROMが選択され、その係数Kが
イコライザ回路5に入力される。
【0010】これにより、復調回路8においては記録再
生条件に応じた最適の復調が可能となる。
【0011】
【実施例】続いて、この発明によるデジタル復調装置の
一実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、この発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。同図と図3との異なるところは、ROMを
2個設け、ROMとイコライザ回路5との接続を切換え
スイッチ10で切り換えるようにした点である。図1
で、構成要素6、7、9、10は周波数特性制御手段を
構成する。
【0013】信号レベル検出回路6は図3の場合と同様
に輝度信号レベルを出力する。この輝度信号レベルはR
OM7、9に入力される。ROM7、9には、互いに異
なる係数対信号レベル特性(以下、「係数特性」とい
う)が格納されている。たとえば、ROM7には図2
(a)に示すような高画質モード対応の係数特性が格納
され、ROM9には図2(b)に示すようなノーマルモ
ード対応の係数特性が格納されている。図2から分かる
ように、高画質モードではノーマルモードに比べて信号
レベルに対する係数の変化がより大きくなっている。
【0014】高画質モードは高いキャリア周波数を有
し、ノーマルモードは高画質モードよりは低いキャリア
周波数を有する。そして、再生ヘッドにおいては、同じ
スペーシング量(テープとヘッドとの距離)でも、キャ
リア周波数が高いほどスペーシングロスが増加する。従
って、高画質モードの場合には係数Kを大きくして高域
の信号レベルをブーストする必要がある(キャリア周波
数が高い場合の輝度信号レベルの低下は高域のレベル低
下に起因すると考えられるから)。
【0015】記録モードが高画質モードの場合には、高
画質モードであることを示す信号aが切換えスイッチ1
0に入力され、切換えスイッチ10はROM7とイコラ
イザ回路5とを接続する。記録モードがノーマルモード
の場合には、切換えスイッチ10によりROM9とイコ
ライザ回路5とが接続される。
【0016】このように、高画質モードまたはノーマル
モードに応じて最適なROMすなわち最適な係数特性を
選択するようにしたことにより、復調回路8はそれぞれ
のモードに応じて最適な復調を行なうことができる。
【0017】なお、上記実施例では、信号aは記録モー
ドを示す信号であり、ROM7、9は高画質モード、ノ
ーマルモードを有する場合について説明したが、信号a
を他の記録再生条件たとえばテープフォーマットを示す
信号であるとして、ROM7、9にはそれぞれのテープ
フォーマットに応じた係数特性を格納するようにしても
よい。
【0018】また、図1ではROMを2個としたが、3
個以上としてもよい。この場合は更に高精度の周波数特
性制御が可能となる。
【0019】さらに、係数特性をROM7、9に格納す
るようにしたが、ROMではなくRAMに記憶させるよ
うにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によるデジタル
復調装置は、イコライザ回路の周波数特性を定める係数
の値を記録再生条件に応じて切り換えるようにしたの
で、復調回路における復調が常に最適となるようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデジタル復調装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置のROMに格納された係数特性を示
す特性図である。
【図3】従来のデジタル復調装置を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の装置のROMに格納された係数特性を示
す特性図である。
【符号の説明】
1 再生ヘッド 2 増幅器 3 A/D変換器 4 ヒルベルト変換器 5 イコライザ回路 6 信号レベル検出回路(周波数特性制御手段) 7、9 ROM(周波数特性制御手段) 8 復調回路 10 切換えスイッチ(周波数特性制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号レベルに応じて周波数特性が定
    まるイコライザ回路を有するデジタル復調装置におい
    て、 記録モード、テープフォーマット等の記録再生条件に応
    じて上記イコライザ回路の周波数特性を変える周波数特
    性制御手段を備えたことを特徴とするデジタル復調装
    置。
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DE4235927A1 (de) * 1992-10-23 1994-04-28 Maizena Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Würzsoße auf Haferbasis
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