JP2636224B2 - 磁気再生装置 - Google Patents
磁気再生装置Info
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- JP2636224B2 JP2636224B2 JP62010374A JP1037487A JP2636224B2 JP 2636224 B2 JP2636224 B2 JP 2636224B2 JP 62010374 A JP62010374 A JP 62010374A JP 1037487 A JP1037487 A JP 1037487A JP 2636224 B2 JP2636224 B2 JP 2636224B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ヘッドのギャップ幅が異なる複数個の磁
気ヘッドを備えた磁気再生装置に関する。
気ヘッドを備えた磁気再生装置に関する。
この発明は、ヘッドのギャップ幅が異なる複数個の磁
気ヘッドのそれぞれに設けられた再生アンプの出力レベ
ルが等しくなるよう構成することにより、後段の回路を
簡略化できるようにしたものである。
気ヘッドのそれぞれに設けられた再生アンプの出力レベ
ルが等しくなるよう構成することにより、後段の回路を
簡略化できるようにしたものである。
〔従来の技術〕 一般にビデオテープレコーダ(VTR)では、標準のテ
ープ走行速度で記録再生を行なう標準モード(以下SPテ
ープという)の他に、それより遅いテープ走行速度で記
録再生を行なう長時間モード(以下LPモードという)が
ある。
ープ走行速度で記録再生を行なう標準モード(以下SPテ
ープという)の他に、それより遅いテープ走行速度で記
録再生を行なう長時間モード(以下LPモードという)が
ある。
SPモードではトラックピッチが大きく、LPモードでは
小さくなる。そこで、各モードにおいて、より良好な記
録再生を行なう場合には、各モード毎にギャップ幅の異
なる回転ヘッドを設けるようにされている。この場合、
LPモード用の磁気ヘッドのアップ幅はSPモード用の磁気
ヘッドのギャップ幅よりも狭く設定され、LPモードは隣
接トラックからのクロストークが小さくなるようにされ
る。
小さくなる。そこで、各モードにおいて、より良好な記
録再生を行なう場合には、各モード毎にギャップ幅の異
なる回転ヘッドを設けるようにされている。この場合、
LPモード用の磁気ヘッドのアップ幅はSPモード用の磁気
ヘッドのギャップ幅よりも狭く設定され、LPモードは隣
接トラックからのクロストークが小さくなるようにされ
る。
このため、LPモード用の磁気ヘッドからの出力レベル
はSPモード用の磁気ヘッドからの出力レベルより低い、
そして、各磁気ヘッドに対して設けられた再生アンプの
ゲインは等しいから、これら再生アンプの出力信号もLP
モード用のものの方がSPモード用のものよりもレベルが
低い。
はSPモード用の磁気ヘッドからの出力レベルより低い、
そして、各磁気ヘッドに対して設けられた再生アンプの
ゲインは等しいから、これら再生アンプの出力信号もLP
モード用のものの方がSPモード用のものよりもレベルが
低い。
ところで、磁気記録再生装置には、輝度信号、色信号
分離回路の後段に、FM輝度信号キャリヤー欠落防止のた
めの、いわゆるソフトリミッタが設けられている。この
ソフトリミッタのリミットレベルが一定であると、上記
のようにLP/SPモードで再生出力レベルが異なっている
ため、一方のモードについては良好なリミット動作がな
されても、他方のモードのときはリミット動作が不適切
となる。従って、LPモード用とSPモード用に別個のソフ
トリミッタを設け、LPモードかSPモードかに応じて、ソ
フトリミッタを切換える切換回路を追加することによっ
て、信号処理が行なわれている。
分離回路の後段に、FM輝度信号キャリヤー欠落防止のた
めの、いわゆるソフトリミッタが設けられている。この
ソフトリミッタのリミットレベルが一定であると、上記
のようにLP/SPモードで再生出力レベルが異なっている
ため、一方のモードについては良好なリミット動作がな
されても、他方のモードのときはリミット動作が不適切
となる。従って、LPモード用とSPモード用に別個のソフ
トリミッタを設け、LPモードかSPモードかに応じて、ソ
フトリミッタを切換える切換回路を追加することによっ
て、信号処理が行なわれている。
また、いわゆるハイファイVTRや8mmVTRの場合には、
オーディオFM再生回路においても、磁気ヘッドに接続さ
れた再生アンプからの出力がSPモードとLPモードとで異
なっているため、各モードによって、再生アンプの後段
の回路を切り換えるAFMモード切り換え回路を追加する
等の対策がとられている。
オーディオFM再生回路においても、磁気ヘッドに接続さ
れた再生アンプからの出力がSPモードとLPモードとで異
なっているため、各モードによって、再生アンプの後段
の回路を切り換えるAFMモード切り換え回路を追加する
等の対策がとられている。
また、8mmVTRの自動トラッキング制御(以下ATFとい
う)が行なわれる場合には、LPモードかSPモードかによ
ってパイロット信号の記録レベルを変える記録レベル切
換手段を記録回路に設けて異なるレベルで記録し、再生
時には、LPモードであるか、SPモードであるかにかかわ
らず磁気ヘッドからのパイロット信号の出力レベルが同
一になるようなされている。
う)が行なわれる場合には、LPモードかSPモードかによ
ってパイロット信号の記録レベルを変える記録レベル切
換手段を記録回路に設けて異なるレベルで記録し、再生
時には、LPモードであるか、SPモードであるかにかかわ
らず磁気ヘッドからのパイロット信号の出力レベルが同
一になるようなされている。
上述のように、従来の技術においてはモードに応じ
て、ソフトリミッタの切換回路、AFMモード切換回路、
バイロット信号記録レベル切換手段が必要であり、再生
回路および記録回路の構成が複雑になるという欠点があ
った。
て、ソフトリミッタの切換回路、AFMモード切換回路、
バイロット信号記録レベル切換手段が必要であり、再生
回路および記録回路の構成が複雑になるという欠点があ
った。
また、高速サーチを行なう場合には、LPモード用の磁
気ヘッドとSPモード用の磁気ヘッドからの出力のうちど
ちらか高い方の出力が使用される。どちらの磁気ヘッド
からの出力が高いかの判断は各再生アンプからの出力を
比較器に入力して行なわれている。しかしながら、前述
したように、LPモード用の磁気ヘッドとSPモード用の磁
気ヘッドからの出力はヘッドギャップ幅の相違によるレ
ベル差があるので、正確な出力レベルの比較が出来ない
という欠点があった。
気ヘッドとSPモード用の磁気ヘッドからの出力のうちど
ちらか高い方の出力が使用される。どちらの磁気ヘッド
からの出力が高いかの判断は各再生アンプからの出力を
比較器に入力して行なわれている。しかしながら、前述
したように、LPモード用の磁気ヘッドとSPモード用の磁
気ヘッドからの出力はヘッドギャップ幅の相違によるレ
ベル差があるので、正確な出力レベルの比較が出来ない
という欠点があった。
この発明は標準のテープ速度で再生を行なう標準モー
ドと該標準モードより遅いテープ速度で再生を行なう長
時間モードとを有する磁気再生装置において、上記標準
モード用の第1の磁気ヘッド(SPH1)(SPH2)と、この
第1の磁気ヘッド(SPH1)(SPH2)のギャップ幅より狭
いギャップ幅を有する上記長時間モード用の第2の磁気
ヘッド(LPH3)(LPH4)と、上記第1の磁気ヘッド(SP
H1)(SPH2)および第2の磁気ヘッド(LPH3)(LPH4)
にそれぞれに接続された第1の再生アンプ(5)(6)
および第2の再生アンプ(7)(8)と、上記第1の再
生アンプ(5)(6)のゲインを設定する第1のゲイン
設定手段(RG1)(RG2)(RG5)(RG6)(C1)(C2)
と、上記第2の再生アンプ(7)(8)のゲインを上記
第1のアンプ(5)(6)のゲインよりも高く設定する
第2のゲイン設定手段(RG3)(RG4)と、上記第1の再
生アンプ(5)(6)の出力レベルと上記第2の再生ア
ンプ(5)(6)の出力レベルとを比較する比較手段
(19)と、上記比較手段(19)の出力に応じて上記標準
モードと上記長時間モードの切換えを行なうモード切換
え手段(13)とを設け、少なくとも高速サーチ時には上
記切換え手段を用いるようにした磁気再生装置としたも
のである。
ドと該標準モードより遅いテープ速度で再生を行なう長
時間モードとを有する磁気再生装置において、上記標準
モード用の第1の磁気ヘッド(SPH1)(SPH2)と、この
第1の磁気ヘッド(SPH1)(SPH2)のギャップ幅より狭
いギャップ幅を有する上記長時間モード用の第2の磁気
ヘッド(LPH3)(LPH4)と、上記第1の磁気ヘッド(SP
H1)(SPH2)および第2の磁気ヘッド(LPH3)(LPH4)
にそれぞれに接続された第1の再生アンプ(5)(6)
および第2の再生アンプ(7)(8)と、上記第1の再
生アンプ(5)(6)のゲインを設定する第1のゲイン
設定手段(RG1)(RG2)(RG5)(RG6)(C1)(C2)
と、上記第2の再生アンプ(7)(8)のゲインを上記
第1のアンプ(5)(6)のゲインよりも高く設定する
第2のゲイン設定手段(RG3)(RG4)と、上記第1の再
生アンプ(5)(6)の出力レベルと上記第2の再生ア
ンプ(5)(6)の出力レベルとを比較する比較手段
(19)と、上記比較手段(19)の出力に応じて上記標準
モードと上記長時間モードの切換えを行なうモード切換
え手段(13)とを設け、少なくとも高速サーチ時には上
記切換え手段を用いるようにした磁気再生装置としたも
のである。
第1の磁気ヘッド(SPH1)(SPH2)および第2の磁気
ヘッド(LPH3)(LPH4)のそれぞれに設けられた再生ア
ンプ(5)(6)(7)(8)の各出力レベルが互いに
等しくなるよう、これらの再生アンプのゲインが設定さ
れる。
ヘッド(LPH3)(LPH4)のそれぞれに設けられた再生ア
ンプ(5)(6)(7)(8)の各出力レベルが互いに
等しくなるよう、これらの再生アンプのゲインが設定さ
れる。
第1図はこの発明の一実施例を示す図であり、8mmビ
デオ用の輝度信号復調回路である。
デオ用の輝度信号復調回路である。
SPH1およびSPH2は互いにヘッドアジマスが異なり、18
0゜角間隔隔てて配されたSPモード用の1対の磁気ヘッ
ドであり、LPH3およびLPH4は同様に互いにヘッドアジマ
スが異なり、180゜角間隔隔てて配されたLPモード用の
磁気ヘッドである。LPモード用の磁気ヘッドのギャッフ
幅はSPモード用の磁気ヘッドのギャップ幅よりも狭く、
LPモード時における磁気ヘッドLPH3,LPH4からの出力はS
Pモード時における磁気ヘッドSPH1,SPH2からの出力より
約3dB低い。(1)(2)(3)(4)はヘッドアンプ
であり、それぞれ磁気ヘッドSPH1,SPH2,LPH3,LPH4の出
力が供給される。(5)(6)はSPモード用セカンドRF
アンプ,(7)(8)はLPモード用セカンドRFアンプで
あり、それぞれヘッドアンプ(1)(2)(3)(4)
からの出力信号が供給される。(91)(92)(93)
(94)は電源であり、RG1,RG2,RG3,RG4は第1のゲイン
設定用抵抗である。RFアンプ(5)(6)(7)(8)
にはそれぞれ抵抗RG1〜RG4が接続され、各抵抗RG1〜RG4
を介して電源(91)〜(94)がアンプ(5)(6)
(7)(8)に接続されている。
0゜角間隔隔てて配されたSPモード用の1対の磁気ヘッ
ドであり、LPH3およびLPH4は同様に互いにヘッドアジマ
スが異なり、180゜角間隔隔てて配されたLPモード用の
磁気ヘッドである。LPモード用の磁気ヘッドのギャッフ
幅はSPモード用の磁気ヘッドのギャップ幅よりも狭く、
LPモード時における磁気ヘッドLPH3,LPH4からの出力はS
Pモード時における磁気ヘッドSPH1,SPH2からの出力より
約3dB低い。(1)(2)(3)(4)はヘッドアンプ
であり、それぞれ磁気ヘッドSPH1,SPH2,LPH3,LPH4の出
力が供給される。(5)(6)はSPモード用セカンドRF
アンプ,(7)(8)はLPモード用セカンドRFアンプで
あり、それぞれヘッドアンプ(1)(2)(3)(4)
からの出力信号が供給される。(91)(92)(93)
(94)は電源であり、RG1,RG2,RG3,RG4は第1のゲイン
設定用抵抗である。RFアンプ(5)(6)(7)(8)
にはそれぞれ抵抗RG1〜RG4が接続され、各抵抗RG1〜RG4
を介して電源(91)〜(94)がアンプ(5)(6)
(7)(8)に接続されている。
C1,C2はコンデンサ、RG5〜RG6は第2,第3のゲイン設
定用抵抗であり、C1とRG5は直列に接続され、かつRFア
ンプ(5)に接続された抵抗RG1と並列に接続されてい
る。また、C2とRG6も直列に接続され、RFアンプ(6)
に接続された抵抗RG2と並列に接続されている。コンデ
ンサC1と抵抗RG5は、SPモード用のRFアンプのゲインがL
Pモード用のRFアンプのゲインより約3dB低くなるような
値に設定され、かつ電源(91)から抵抗RG1を介してア
ンプ(5)に供給される直流電圧には変化を与えないも
のである。RFアンプ(5)(6)のゲインを約3dB下げ
ることによって、SPモードとLPモードとでRFアンプ
(5)(6)(7)(8)の出力は同レベルとなる。な
お、RFアンプ(5)〜(8)はそれぞれICによって形成
されており、コンデンサC1,C2,抵抗RG1〜RG6はこれらの
ICに外付けされている。
定用抵抗であり、C1とRG5は直列に接続され、かつRFア
ンプ(5)に接続された抵抗RG1と並列に接続されてい
る。また、C2とRG6も直列に接続され、RFアンプ(6)
に接続された抵抗RG2と並列に接続されている。コンデ
ンサC1と抵抗RG5は、SPモード用のRFアンプのゲインがL
Pモード用のRFアンプのゲインより約3dB低くなるような
値に設定され、かつ電源(91)から抵抗RG1を介してア
ンプ(5)に供給される直流電圧には変化を与えないも
のである。RFアンプ(5)(6)のゲインを約3dB下げ
ることによって、SPモードとLPモードとでRFアンプ
(5)(6)(7)(8)の出力は同レベルとなる。な
お、RFアンプ(5)〜(8)はそれぞれICによって形成
されており、コンデンサC1,C2,抵抗RG1〜RG6はこれらの
ICに外付けされている。
(10)はSPモード用磁気ヘッド切換スイッチであり、
アンプ(5)及び(6)の出力信号がこのスイッチの一
方及び他方の入力端に供給される。(11)はLPモード用
磁気ヘッド切換スイッチであり、アンプ(7)及び
(8)の出力信号がこのスイッチ(11)の一方及び他方
の入力端に供給される。(12)はヘッド切換パルス発生
回路であり、これよりは各ヘッドのトラック走査期間に
応じて、ヘッド切換パルス信号が得られ、これらの切換
信号によりスイッチ(10)(11)が制御され、スイッチ
(10)(11)は一方又は他方の入力端側に切り換えられ
る。
アンプ(5)及び(6)の出力信号がこのスイッチの一
方及び他方の入力端に供給される。(11)はLPモード用
磁気ヘッド切換スイッチであり、アンプ(7)及び
(8)の出力信号がこのスイッチ(11)の一方及び他方
の入力端に供給される。(12)はヘッド切換パルス発生
回路であり、これよりは各ヘッドのトラック走査期間に
応じて、ヘッド切換パルス信号が得られ、これらの切換
信号によりスイッチ(10)(11)が制御され、スイッチ
(10)(11)は一方又は他方の入力端側に切り換えられ
る。
(13)はモード切換スイッチであり、スイッチ(10)
(11)よりの信号がその一方及び他方の入力端に供給さ
れる。このスイッチ(13)は後述するモード切換制御用
スイッチ(21)からの切換制御信号によって、切り換え
られ、その出力信号が輝度信号・色信号(Y/C)分離回
路(14)に供給され、低域変換色信号CLとFM輝度信号Y
FMとに分離される。このFM輝度信号YFMはソフトリミッ
タ(15)そして高利得のリミッタ(16)を介してFM復調
器(17)に供給され、復調器(17)から再生輝度信号Y
が出力される。
(11)よりの信号がその一方及び他方の入力端に供給さ
れる。このスイッチ(13)は後述するモード切換制御用
スイッチ(21)からの切換制御信号によって、切り換え
られ、その出力信号が輝度信号・色信号(Y/C)分離回
路(14)に供給され、低域変換色信号CLとFM輝度信号Y
FMとに分離される。このFM輝度信号YFMはソフトリミッ
タ(15)そして高利得のリミッタ(16)を介してFM復調
器(17)に供給され、復調器(17)から再生輝度信号Y
が出力される。
(18a)(18b)はRFエンベロープ検波器であり、それ
ぞれスイッチ(10)および(11)から信号が供給され
る。検波器(18a)および(18b)の出力は比較器(19)
に供給され、この比較器(19)からは両検波出力のレベ
ルの大小に応じて正極性又は負極性の出力が得られ、そ
の出力がDフリップフロップ回路(20)に供給される。
Dフリップフロップ回路(20)にはクロックとして複合
同期信号Syncが供給され、比較器(19)の出力が同期信
号によってサンプリングされて、このDフリップフロッ
プ回路(20)の出力として得られ、これがモード切換制
御用スイッチ(21)の一方の入力端に供給される。ま
た、このスイッチ(21)の他方の入力端には、システム
制御回路(図示せず)からの手動SP/LPモード切換信号
が供給される。また、システム制御回路から非自動モー
ド指令信号 がスイッチ(21)にそのスイッチング制御信号として供
給される。このスイッチ(21)からの出力は、制御信号
としてモード切換スイッチ(13)に供給される。
ぞれスイッチ(10)および(11)から信号が供給され
る。検波器(18a)および(18b)の出力は比較器(19)
に供給され、この比較器(19)からは両検波出力のレベ
ルの大小に応じて正極性又は負極性の出力が得られ、そ
の出力がDフリップフロップ回路(20)に供給される。
Dフリップフロップ回路(20)にはクロックとして複合
同期信号Syncが供給され、比較器(19)の出力が同期信
号によってサンプリングされて、このDフリップフロッ
プ回路(20)の出力として得られ、これがモード切換制
御用スイッチ(21)の一方の入力端に供給される。ま
た、このスイッチ(21)の他方の入力端には、システム
制御回路(図示せず)からの手動SP/LPモード切換信号
が供給される。また、システム制御回路から非自動モー
ド指令信号 がスイッチ(21)にそのスイッチング制御信号として供
給される。このスイッチ(21)からの出力は、制御信号
としてモード切換スイッチ(13)に供給される。
標準モードもしくは長時間モードで通常の記録・再生
を行なう場合、スチル再生を行なう場合、または固定速
のスロー再生を行なう場合、システム制御回路からの指
令信号 により、スイッチ(21)は図の状態に切り換えられ、シ
ステム制御回路からの手動SP/LPモード切換信号により
スイッチ(13)は切り換えられる。
を行なう場合、スチル再生を行なう場合、または固定速
のスロー再生を行なう場合、システム制御回路からの指
令信号 により、スイッチ(21)は図の状態に切り換えられ、シ
ステム制御回路からの手動SP/LPモード切換信号により
スイッチ(13)は切り換えられる。
高速サーチを行なう場合、もしくはモード切り換えに
伴う過渡的期間においては、システム制御回路からの 信号により、スイッチ(21)は図の状態とは逆の状態に
切り換えられる。このときは、Dフリップフロップ回路
(20)の出力によりスイッチ(13)が切換制御され、こ
のスイッチ(13)よりはRFエンベロープ検波出力の大き
い方のヘツド出力が選択されるように切り換えられる。
伴う過渡的期間においては、システム制御回路からの 信号により、スイッチ(21)は図の状態とは逆の状態に
切り換えられる。このときは、Dフリップフロップ回路
(20)の出力によりスイッチ(13)が切換制御され、こ
のスイッチ(13)よりはRFエンベロープ検波出力の大き
い方のヘツド出力が選択されるように切り換えられる。
なお、この発明の実施例を8mmビデオ用の輝度信号復
調回路に適用して説明したが、オーディオFM済生回路に
適用してもよい。また、ATFのパイロット信号再生回
路、PCM信号再生回路にも、この発明の実施例は適用可
能である。
調回路に適用して説明したが、オーディオFM済生回路に
適用してもよい。また、ATFのパイロット信号再生回
路、PCM信号再生回路にも、この発明の実施例は適用可
能である。
この発明によれば、SPモードかLPモードかによって再
生アンプの後段において従来必要であった切換回路が不
要であり、再生回路の構成が簡略化できるという効果を
有する。また、ATFのパイロット信号もSPモードかLPモ
ードかによって記録レベルを変える必要はなく、記録レ
ベル切換手段が不要であり、パイロット信号の記録回路
が簡略化されるという効果を有する。
生アンプの後段において従来必要であった切換回路が不
要であり、再生回路の構成が簡略化できるという効果を
有する。また、ATFのパイロット信号もSPモードかLPモ
ードかによって記録レベルを変える必要はなく、記録レ
ベル切換手段が不要であり、パイロット信号の記録回路
が簡略化されるという効果を有する。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。 SPH1,SPH2はSPモード用磁気ヘッド、LPH3,LPH4はLPモー
ド用磁気ヘッド、(5)〜(8)はセカンドRFアンプ、
C1,C2はコンデンサ、RG1,RG2,RG3,RG4は第1のゲイン設
定用抵抗、RG5,RG6は第2のゲイン設定用抵抗である。
ド用磁気ヘッド、(5)〜(8)はセカンドRFアンプ、
C1,C2はコンデンサ、RG1,RG2,RG3,RG4は第1のゲイン設
定用抵抗、RG5,RG6は第2のゲイン設定用抵抗である。
Claims (1)
- 【請求項1】標準のテープ速度で再生を行う標準モード
と該標準モードより遅いテープ速度で再生を行う長時間
モードとを有する磁気再生装置において、 上記標準モード用の第1の磁気ヘッドと、 この第1の磁気ヘッドのギャップ幅より狭いギャップ幅
を有する上記長時間モード用の第2の磁気ヘッドと、 上記第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドのそれぞ
れに接続された第1の再生アンプおよび第2の再生アン
プと、 上記第1の再生アンプのゲインを設定する第1のゲイン
設定手段と、 上記第2の再生アンプのゲインを上記第1の再生アンプ
のゲインよりも高く設定する第2のゲイン設定手段と、 上記第1の再生アンプの出力レベルと上記第2の再生ア
ンプの出力レベルを比較する比較手段と、 上記比較手段の出力に応じて上記標準モードと上記長時
間モードの切換えを行うモード切換え手段とを設け、 少なくとも高速サーチ時には上記モード切換え手段を用
いるようにした磁気再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62010374A JP2636224B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 磁気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62010374A JP2636224B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 磁気再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63179404A JPS63179404A (ja) | 1988-07-23 |
JP2636224B2 true JP2636224B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11748363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62010374A Expired - Fee Related JP2636224B2 (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-20 | 磁気再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636224B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137508A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-27 | Hitachi Ltd | Magnetic recording and reproducing device |
JPS57142416U (ja) * | 1981-02-26 | 1982-09-07 |
-
1987
- 1987-01-20 JP JP62010374A patent/JP2636224B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63179404A (ja) | 1988-07-23 |
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Date | Code | Title | Description |
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