JPH06335015A - 色信号自動利得調整回路 - Google Patents

色信号自動利得調整回路

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JPH06335015A
JPH06335015A JP12250893A JP12250893A JPH06335015A JP H06335015 A JPH06335015 A JP H06335015A JP 12250893 A JP12250893 A JP 12250893A JP 12250893 A JP12250893 A JP 12250893A JP H06335015 A JPH06335015 A JP H06335015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burst
signal
circuit
level
gain
Prior art date
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Pending
Application number
JP12250893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Igawa
敬章 井川
Yoshiyuki Yamamoto
義之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録されている色信号レベルが変わる時、A
CC回路の出力であるRFC信号のバーストレベルが変
動して後段のデジタル色信号再生処理においてバースト
レベルの変動を吸収できずにS/Nが低下するという問
題点を解決し、記録されている色信号レベルが変化して
もバーストレベルを所定値に保ちS/Nを低下させるこ
とのないACC回路を提供することを目的とする。 【構成】 入力信号の利得を可変する利得制御回路2
と、制御入力端子14に応じて利得制御回路2の出力信
号に含まれるバースト信号の利得のみを増幅するバース
ト増幅回路と、バースト増幅回路の出力レベルを検出す
るレベル検出回路4から構成され、レベル検出回路4の
出力で利得制御回路2の利得を制御し、制御入力端子1
3でバースト増幅回路の増幅度を切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用ビデオテープレ
コーダ等の磁気記録再生装置に用いられる色信号自動利
得調整回路(以下ACC回路と略す)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の進歩に伴い家庭用
ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)において、
映像信号をA/D変換して輝度信号処理と色信号処理を
デジタル処理するVTRが発売されている。
【0003】色信号の再生処理をデジタル化する時に、
A/D変換器のダイナミックレンジを有効に使うためA
/D変換器の前に再生低域変換搬送色信号(以下、RF
C信号と略す)のレベルを所定値に接近させるACC回
路が必須となる。
【0004】図3は、従来のACC回路を用いた色信号
再生回路の一例を示すブロック図である。図3におい
て、入力端子1に加えられた入力信号は利得制御回路2
に供給され、利得制御回路2の出力はA/D変換器3と
レベル検出回路4とに供給される。レベル検出回路4の
出力は利得制御回路2の制御端子に供給され,A/D変
換器3の出力は色信号再生処理回路5に供給され、色信
号再生処理回路5の出力はD/A変換器6を通して出力
端子7に供給される。
【0005】以上のように構成された従来のACC回路
について、以下その動作について説明する。まず、入力
端子1にRFC信号が入力されると利得制御回路2とレ
ベル検出回路4から成るACC回路は、入力RFC信号
レベルのピーク値を所定の値に接近するように、レベル
検出回路4の出力に応じて利得制御回路2の利得を制御
する。以上の動作によってA/D変換器3には、ダイナ
ミックレンジに対して最適な所定値のRFC信号が入力
されて色信号のデジタル再生処理が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、NTSC方式再生では記録時にカラーバ
ースト信号が6dB増幅されているため100%RFC信
号に対してバーストレベルは80%あるが、PAL方式
再生では記録時にカラーバースト信号は増幅されていな
いためにバーストレベルは40%しかない。そのため従
来の構成で、特にPAL方式で記録されたRFC信号が
入力されると、レベル検出回路で検出されるRFC信号
のピーク値はほとんどクロマレベル側で決まることにな
る。従って記録されている色信号の飽和度が変わる時、
即ちRFC信号のクロマレベルの振幅が変化すると、A
CCの応答はクロマレベルの変化に追従してしまい、A
CC回路の出力であるRFC信号のバーストレベルが変
動して後段のデジタル色信号再生処理においてもバース
トレベルの変動を吸収できずにS/Nが低下するという
問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、記録されている色信号レベルが変化してもバースト
レベルを所定値に保ちS/Nを低下させることのないA
CC回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のACC回路は、搬送色信号入力の利得を可
変し得る利得制御手段と、第1の制御信号入力に応じて
前記利得制御手段の出力信号に含まれるカラーバースト
信号の利得を増幅するバースト増幅手段と、第2の制御
信号入力によってバースト増幅手段のバースト増幅度を
少なくとも2値以上に切換えられる手段と、バースト増
幅手段の出力レベルを検出するレベル検出手段とを具備
し、レベル検出手段の出力で前記利得制御手段の利得を
制御するような構成としたものである。
【0009】
【作用】本発明は上述したような構成によって、レベル
検出回路に入力するRFC信号のカラーバースト信号の
みを増幅することにより常にバースト部でピーク値を検
出し、さらにNTSCとPAL方式でカラーバースト信
号の増幅度を切換えることによって、バーストレベルを
所定値に保つことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明によるACC回路の一実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は同実施例のブロック図を示すもので
あり、図2と同一部分については同一符号を付してい
る。図1において、入力端子1に加えられた入力信号は
利得制御回路2に供給され、利得制御回路2の出力は出
力端子8と第1の増幅器9と第2の増幅器10と第1の
切換器11の一方の入力端子に供給される。第1の増幅
器9の出力と第2の増幅器10の出力は、それぞれ第2
の切換器12の一方と他方の入力端子に供給される。第
2の切換器12の出力は、第1の制御入力端子13によ
って選択されて第1の切換器11の他方の入力に供給さ
れる。第1の切換器11の出力は、第2の制御入力端子
14によって選択されてレベル検出回路4に供給され
る。レベル検出回路4の出力は、利得制御回路2の制御
端子に供給される。
【0012】以上のように構成されたACC回路を用い
た色信号再生回路の一例を図2に示し、以下その動作に
ついて説明する。図2において、3はA/D変換器、5
は色信号再生処理回路、6はD/A変換器、7は出力端
子である。まず、入力端子1にNTSC方式で記録され
たRFC信号が入力されると、第1の制御入力端子13
で第1の増幅器9が選択され、第2の制御入力端子14
に入力されるバーストゲートパルスによってRFC信号
のカラーバースト信号のみを3.5dB程度増幅する。レ
ベル検出回路4に入力される100%RFC信号に対し
てそのバーストレベルは120%となり、レベル検出回
路は常にバースト部でピーク値を検出して、利得制御回
路2の出力のバーストレベルを所定値に接近するよう利
得を制御することができる。次に、入力端子1にPAL
方式で記録されたRFC信号が入力されると、第1の制
御入力端子13で第2の増幅器10が選択され、第2の
制御入力端子14に入力されるバーストゲートパルスに
よってRFC信号のカラーバースト信号のみを9.5dB
程度増幅する。NTSCとPALでバースト信号の増幅
度を切換えることで、PAL方式の時でもNTSC方式
の時と同じくレベル検出回路4に入力される100%R
FC信号に対してそのバーストレベルは120%とな
り、レベル検出回路は常にバースト部でピーク値を検出
して、利得制御回路2の出力のバーストレベルを所定値
に接近するよう利得を制御することができる。
【0013】以上の動作によってA/D変換器3の入力
は、記録されている色信号レベルが変化してもそのダイ
ナミックレンジに対して最適なRFCレベルを保ちつつ
バーストレベルは変動しないので後段の色信号再生処理
回路5においてS/Nが低下することもない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、レベル検出回路
に入力するRFC信号のカラーバースト信号のみを増幅
することにより常にバースト部でピーク値を検出できる
ようにし、さらにNTSCとPAL方式でカラーバース
ト信号の増幅度を切換えることによって、バーストレベ
ルを所定値に保つことができるので、後段の色信号処理
回路におけるS/Nの低下を防ぐことができる優れたA
CC回路を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるACC回路の一実施例を示すブロ
ック図
【図2】本発明によるACC回路を用いた色信号再生回
路の一例を示すブロック図
【図3】従来のACC回路を用いた色信号再生回路の一
例を示すブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 2 利得制御回路 3 A/D変換器 4 レベル検出回路 5 色信号再生処理回路 6 D/A変換器 7 出力端子 8 出力端子 9 増幅器 10 増幅器 11 切換器 12 切換器 13 制御入力端子 14 制御入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送色信号入力の利得を可変し得る利得
    制御手段と、第1の制御信号入力に応じて前記利得制御
    手段の出力信号に含まれるカラーバースト信号の利得を
    増幅するバースト増幅手段と、前記バースト増幅手段の
    出力レベルを検出するレベル検出手段とを具備し、前記
    レベル検出手段の出力で前記利得制御手段の利得を制御
    することを特徴とする色信号自動利得調整回路。
  2. 【請求項2】 搬送色信号入力の利得を可変し得る利得
    制御手段と、第1の制御信号入力に応じて前記利得制御
    手段の出力信号に含まれるカラーバースト信号の利得を
    増幅するバースト増幅手段と、第2の制御信号入力によ
    って前記バースト増幅手段のバースト増幅度を少なくと
    も2値以上に切換えられる手段と、前記バースト増幅手
    段の出力レベルを検出するレベル検出手段とを具備し、
    前記レベル検出手段の出力で前記利得制御手段の利得を
    制御することを特徴とする色信号自動利得調整回路。
JP12250893A 1993-05-25 1993-05-25 色信号自動利得調整回路 Pending JPH06335015A (ja)

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JPH06335015A true JPH06335015A (ja) 1994-12-02

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JP12250893A Pending JPH06335015A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 色信号自動利得調整回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2778054A1 (fr) * 1998-04-23 1999-10-29 Sgs Thomson Microelectronics Dispositif de regulation de l'amplitude du signal chrominance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2778054A1 (fr) * 1998-04-23 1999-10-29 Sgs Thomson Microelectronics Dispositif de regulation de l'amplitude du signal chrominance
EP0959630A1 (fr) * 1998-04-23 1999-11-24 STMicroelectronics S.A. Dispositif de régulation de l'amplitude du signal chrominance

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