JPS60218989A - サ−チノイズ抑圧回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、映像信号を角度変調して磁気記録媒体に記録
する磁気記録再生装置に係り、特に、サーチ時のノイズ
バー軽減に好適なサーチノイズ抑圧回路に関する。

〔発明の背景〕

ＶＴＩ（、（ビデオテープレコーダ）では、サーチ＜４
速再生）時にガートバンドあるいは逆７ジマス記録トラ
ックを横切って再生しなければならない。このため、サ
ーチ時の再生画には、サーチスピードに比例してノイズ
バーが現われる。

矛１図は従来のＶＴＲの再生信号処理系の一例を示すブ
ロック図である。

磁気テープ１には、周波数変調された輝度信号（以下、
ＦＭ−輝度信号という）と低域変換されたクロマ信号（
以下、低域変換クロマ信号という）とがトラックに周波
数多重記録されており、２つのビデオヘッド２が交互に
トラックを再生走査する。これらビデオトラック２から
の再生信号は、夫々ロータリートランス３を介してプリ
アンプ４．５に供給され、増幅されてスイッチアンプ８
に供給される。プリアンプ４゜５には、夫々帰還抵抗６
．７が設けられ、プリアンプ４．５の初段に生ずる共振
を充分ダンピングし、プリアンプ４．５の振幅特性をほ
ぼ平坦にしている。スイッチアンプ８は入力端子９から
ヘッドスイッチパルスによって交互に切換わり、夫々の
ビデオヘッド２かも得られる再生信号を継ぎ合わせて連
続的な信号とする。

スイッチアンプ８からの連続した再生信号は、バッファ
アンプ１０を介し、ＨＰＦ（バイパスフィルタ）１１に
供給されてＦＭｐｉ度信号が分離され、また、ＢＰＦ（
バンドパスフィルタ）２６に供給されて低域変換クロマ
信号が分離される。

分離されたＦ’Ｍ輝度信号は、ＦＭイコライサ１２を介
してＡＧＣ回路（自動利得制御回路）１３に供給され、
２つのビデオヘッド２の特性差などによるレベル変動が
除去される。ＡＧＣアンプ１３からのＦＭ輝度信号は、
レベル検波器１４．ドロップアウト補償回路１５および
ドロップアウト検出回路１６に供給される。レベル検出
回路１４はＩｉ’　Ｍ輝度信号のレベル変動を検出して
利得制御信号を形成し、この利得制御信号によってＡＧ
Ｃアンプ１３の利得が制御される。ドロップアウト検出
回路１６は、ＦＭ輝度信号のレベル低下からドロップア
ウトを検出し、ドロップアウト検出信号を出力する。

ドロップアウト補償回路１５は、通常はＡＧＣアンプ１
３からのＦ”Ｍ輝度信号を出力するが、ドロップアウト
検出回路１６がＦＭ輝度信号のドロップアウトを検出す
ると、ＡＧＣアンプ１３から供給されるＦＭ輝度信号を
遮断し、ＩＨ（１水平期間）遅延回路３６からの供給さ
れるＦＭ輝度信号を出力する。ドロップアウト補償回路
１５からのＦＭ輝度信号は１Ｈ遅延回路３６に供給され
る。したがって、ドロップアウト補償回路１５において
、ＡＧＯアンプ１３からのＦＭ輝［（ｉ号はドロップア
ウト期間は、ＩＨ遅延回路３６からの１Ｈ前のＦＭ輝度
信号によって補償される。

ドロップアウト補償されたＦＭ輝度信号は、位相補償回
路１７で位相補償され、反転防止回路１８で復調時のス
ペクトルの反転を防止するだめの処理がなされ、さらに
、リミッタ１９でレベル変動分（すなわち、振幅変調外
）が除かれた後、ＦＭ復調器２０で復調される。

復調された輝度信号は、ＬＰＦ（ローノくスフィルタ）
２１でスプリアス成分が除去される。

この輝度信号は、記録信号処理系でエン７アシス、ダイ
ナオツクエンファシスがかけられているので、メインデ
ィエンファシス回路２２およびダイナミックディエンフ
ァシス回路２３で夫々ディエンファシス、ダイナミック
ディエンファシスされ、ノイズキャンセル回路２４で小
振幅で高周波のノイズが除かれた後、建キサ回路２５に
供給される。

一方、ＢＰＦ２６で分離された低域変換クロマ信号は、
ＡＧＣアンプ２７で、カラーバーストレベル検波器３３
からの利得制御信号により、２つのビデオヘッド２の特
性差などによるレベル変動が除かれ、周波数コンバータ
２８においｔ変換キャリア発生器２９からの変換キャリ
アにより、元の周波数のクロマ信号に変換される。

このクロマ信号はＢＰ１５０に供給されてスプリアス成
分が除かれ、さらに、（シ形フィルタ３１に供給されて
隣接トラ・ンクからのクローストーク成分が除去される
。また、このクロマ信号は、記録信号処理系でダイナミ
ックエンファシスされているので、ダイナミックディエ
ンファシス回路６２で処理され、カラーノく−ストレベ
ル検波器３３とカラーバーストディエンファシス回路３
４とに供給される。

カラーバーストレベル検波器３３では、クロマ信号から
カラーバースト信号が分離され、そのレベルを検出して
ＡＧＣアンプ２７のための利得制御信号が形成される。

一方、カラーバーストディエンファシス回路３４は、供
給されたクロマ信号のカラー）（−ス。

ト信号のみをｔ５ｄＢ圧縮する。カラーノ（−ストディ
エンファシス回路３４からのクロマ信号表ミキサ回路２
５で輝度信号と混合され、出力端子６５にカラー映像信
号が得られる。

ところで、かかる再生信号処理系は、再生動作そ−ドに
関係な（、通常再生時シサーチ再生時も同じ再生処理を
行なう。サーチ再生時では、ビデオヘッドが磁気テープ
上のガートバンドや逆アジマストラックを横切って再生
走査するとき、再生信号にノイズが生じ、才１図の再生
信号処理系はこのノイズを除去することができな（て、
再生画面圧ノイズバーが現われる。

この点について、矛２図を用いて説明する。

いま、通常再生時におけるＦＭ輝度信号のレベルなＶと
し、ドロップアウト検出回路１６のドロップアウト検出
の限界レベルなＶＮＤとすると、ＦＭ輝度信号のレベル
がこのレベルＶＮＤ以下になったとき、ドロップアウト
として検知されてドロップアウト補償が行なわれる。し
かしながら、サーチ再生時においては、サーチスピード
に比例して再生信号のレベル変動が生ずるが、このとき
の最低レベルは、ドロップフット検出回路１６が検出可
能な限界レベルＶＮＤ以下とはならず、したがって、サ
ーチ再生時の再生信号のレベル低下部分は補償されない
。さらに、サーチ再生時の磁気テープの高速走行による
摺りノイズの増加など九より、再生信号のレベル低下部
分でノイズバンドが発生し、再生画像の画質を著しく劣
化させることになる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、ＶＴＲの
サーチ再生において、サーチノイズの抑圧を簡単な構成
で達成するサーチノイズ抑圧回路を提供することＫある
。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために本発明は、従来の問題点であ
るサーチノイズを視覚上軽減するようにし、このために
、サーチ再生時のドロップアウト検出レベルを通常再生
時よりも高くし、サーチノイズ発生期間をドロップアウ
ト期間と同様に補償するようにした点に特徴がある。

ここで、牙２図を用いて本発明の詳細な説明する。

先に述べたように、サーチ弗生時においてＬ再生信号の
レベルは、通常再生時のドロップアウト検出レベルＶＮ
Ｄまでは低下せず、このときのノイズが除去されない。

ただし、通常再生時のドロップアウト薇出レベルＶＮＤ
は、実験により、通常再生時における通常のレベルの−
１６〜−２０ｄＢのレベルに設定するのが望ましいこと
がわかっている。この検出レベルを前記レベル即ち、通
常再生レベルの−１６〜−２０ｄＢのレベルより低く設
定することは、ドロップアウト検出量は少な（なるもの
のレベル低下時のシ心が確保できず画質を劣化させる。

逆に、検出レベルを高（設定することは、レベル低下時
のＳ／Ｎは確保できるもののドロップアウト検出量が多
くなる。したがって、通常再生時のドロップアウト検出
レベルは前記レベ尤から変更することはできない。

そこで、第２図に示すように、サーチ時だけドロップア
ウト検出レベルＶ１３Ｄ　’ｌｋ前記通常レベしＶＮＤ
より高く選び、サーチ時のレベル低下時にドロップアウ
ト補償を行なうようにする。これにより、レベル低下時
のサーチノイズは、ドロツプアウト補償信号で置き換え
られ、画質劣化を替えることができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

矛３図は本発明によるサーチノイズ抑圧回路の一実施例
を示す回路図であって、３７は入力端子、３Ｂは出力端
子、５９，４０．４１は電流源、４２は入力端子、４３
は定電圧源であム矛３図（ａ）に示す回路は、矛１図に
おけるドロップアウト検出回路１６として用いるサーチ
ノイズ抑圧回路であって、電流源５９，４０゜４１を定
電流源としたときには、従来の一般によ（知られている
ドロップアウト検出回路１６と全（同一構成をなしてい
る。

そこで、まず、電流源！９，４０．４１を定電流源とし
たとぎの第３図（ａ）に示す回路の主要な部分の動作を
簡単に説明する。

入力端子５７には、ＡＧＣアンプ１３（矛１図）からの
ＦＭ輝度信号が供給され、トランジスタｑ、亀からなる
高利得アンプで増幅される。

トランジスタＱ、、Ｑ、はレベル比較器を構成し、トラ
ンジスタｑのベースには、上記高利得アンプで増幅され
たＦＭ輝度信号のレベル忙応じた電位ｔｐが加えられ、
トランジスタ犠のベースには、ドロップアウト検出レベ
ルＶＮＤ　（矛２図）に応じた比較電位Ｙｆが印加され
ている。

そこで、ＦＭ輝度信号のレベルが低下するとともに電位
？Ｄも低下し、電位？Ｄが比較電位Ｖｒよりも低くなる
と、トランジスタＱ、カＯＮＬ、、出力端子３８からは
ドロップアウト検出パルスが出力される。この場合、電
流源３９，４０．４１などの電流は一定であるから、比
較電位９１は一定に保持されている。

以上が２６図（ａ）の回路が従来のドロップアウト検出
回路である場合の動作であるが、この実施例では、比較
電位？’ｒを切換え可能とし、通常再生時に比べてサー
チ再生時の比較電位ｔｆ’に高め、ドロップアウト検出
レベルを高く、シてサーチノイズを抑圧できるようにす
るものである。

ところで、比較電位ｓ’ｒを変化可能とするためには、
電流源３９の電流工、を変化させるようにすればよく、
このために、電流源３９’＆可変電流源とする。

、１′Ｆ３図（ｂ）は同図（ａ）の電流源３８の一具体
例を示す回路図であって、入力端子４２には、通常再生
時″′Ｌ″′、サーチ再生時″′Ｈ”となる制御信号が
供給される。

いま、運営再生モードが設定されているとすると、トラ
ンジスタｑはオフしており、トランジスタｑのべ〒スに
は、抵抗鳥を介して定電圧源４３の電圧？０が印加され
ている。このために、トランジスタｑには、Ｉ、ｋｑ（
？。−ＶｎＥ）／肋の電流工、が流れる。なお、ＶＢＩ
はトランジスタらのベース・エミッタ間電圧である。

−万、サーチ再生時には、トランジスタｑがオンするか
ら、トランジスタｑのベースには、曳 の電圧が印加され、このために、トランジスタｑに流れ
る電流１ｍは小さくなる。

第６図（ａ）において、電流工、が大きいとぎ釦は、ト
ランジスタＱ６に印加される比較電位？ｒは低くなり、
電流工、が小さいときには、比較電位？、は高くなるか
ら、通常再生時に比べてサーチ再生時のドロップアウト
検出レベルを高くすることができる。

同様にして、電流源４０を第３図（ｂ）に示す可変電源
としてもよく、また、各電流源は定電源とし、サーチ再
生時に１抵抗−鶏あるいは鳥に別の抵抗を並列接続する
ようにしてもよく、同様に、サーチ再生時の比較電位？
、を高めることができる。

さらに、比較電位Ｖ、を一足に保持し、サーチ再生時、
トランジスタＱ、に加えられる電位？Ｄを低下させても
、等測的には、サーチ再生時に比較電位ｓＰｆ’ｌ：高
めたことになり、同様の効果が得られる。そのための具
体的な方法としては、たとえば、電流源４１を牙３図（
ｂ）　Ｋ示す可変電流源とすればよい。すなわち、通常
再生時釦比べてサーチ再生時には、電流工、を小さくし
てトランジスタｑ、ｑからなる高利得アンプの利得を低
（する。

通常再生時のドロップアウト検出レベルを−ｆ６ｄＢ〜
−２０ｄＢに選定することは前記した。一方サーチ時の
ドロップアウト検出レベルは、サーチ時のＦＭｌｌｉ度
信号のエンベロープの低下レベルから決定されるが、実
験により、通常再生時のドロップアウト検出レベルよリ
モ３〜６ｄＢ高く選定するのが良い。

矛３図は本発明によるサーチノイズ抑圧回路の他の実施
例を示すブロック図であって、４４は可変利得アンプ、
４５は入力端子、４６は出力端子、４７〜５ｏは１ｃの
ピン端子であり、矛１図に対応する部分には同一符号を
つけている。

この実施例は、ドロップアウト検出回路１６０入力レベ
ルをＩＣ外に設けた可変アンプ４４で設定するものであ
る。ドロップアウト検出回路１６は回路規模が大きく、
通常、ＩＣに内蔵される。ドロップアウト検出回路１６
は第３図（ａｌに示すように、非常に利得の高いアシプ
などから構成されており、内蔵された回路は必ずしも設
計通りのレベルにならない。ドロップアウト検出レベル
は、前記したように、大きすぎても、小さずぎても不都
合である。したがって、ドロップアウト検出回路１６が
所期の検出レベルとなるように、可変利得アンプ４４の
出方を設定すればよい。勿論、可変利得アンプ４４の利
利得を通常再生時とサーチ時とで切り替え、サーチ時の
ドロップアウト検出レベルを高く設定することで、サー
チノイズを抑圧できる。つまり、サーチ時には可変利得
アンプ４４の利得を通常再生時よりも小さくする。この
様にしてドロップアウト検出回路１６の久方レベルを小
さくすることで、牙５図のトランジスタｑに印〃ｕされ
る電位％ＰＤは小さくなる。したがって、ドロップアウ
ト検出レベルは通常再生時よりも高（設定できる。

矛５図は矛４図の可変利得アンプ４４の一具体例な示す
回路図であって、５１は入力端子であり、Ａ才４図に対
応する部分には同一符号をつけている。

牙５図において、可変利得アンプ４４は、抵抗へ〜賜、
トランジスタｑ、らからなり、入力端子５１から通常再
生時には′Ｌ”、サーチ再生時にはＨ”となる制御信号
が供給される。

いま、通常再生時とすると、トランジスタｑはオフし、
このために、この可変利得アンプの利得は抵抗１（、、
Ｒ，の比によって決定される。す。

−チ再生時には、トランジスタｑはオンし、抵抗島に並
列に抵抗用が挿入される。このために、可変利得アンプ
の利得は小さくなる。

なお、この実施例忙おいて、サーチ再生時、可変利得ア
ンプ４４の利得を小さくする方法としては、上記の方法
に限らず、たとえば、エミッタ抵抗を通常再生時よりも
大ぎ（するなど他の方法も採用してよいことはいうまで
もない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、通常再生時にド
ロップアウトの補償することができるとともに１サ一チ
再生時に発生するノイズバー期間も、上記ドロップアウ
ト補償と同様に、視覚上サーチノイズを抑圧することが
でき、シーかも、従来のドロップアウト補償手段に比べ
て格別回路構成を複雑化することもなく、コストパフォ
ーマンスの良いサーチノイズ抑圧回路を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

矛１図は従来のビデオテープレコーダの再生信号処理系
の一例を示すブロック図、矛２図はドロップアウト検出
レベルとサーチ再生時の低下レベルとの関係を示す説明
図、矛３図（ａ）　、　（ｂ）は本発明によるサーチノ
イズ抑圧回路の一実施。 例を示す回路図、矛４図は本発明によるサーチノイズ抑
圧回路の他の実施例を示すブロック図、矛５図は才４図
の可変利得アンプの一具体例を示す回路図である。 １・・・磁気テープ、２・・・ビデオヘッド、１５　、
、。 ドルツブアウト補償回路、１６・・・ドロップアウト検
出回路、３７・・・ＦＭ映像信号入力端子、３８・・・
ドロップアウト検出パルス出力端子、４２・・・サーチ
時制御信号入力端子、４４−・・可変利得アンプ、５１
・・・サーチ時制御信号入力端子。 葛２図 苓３図 （ａ） ？７ （ｂン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）磁気記録媒体から再生され、周波数変調された映
   像信号のレベル低下期間を検出するレベル検出手段と、
   １Ｈ（但し、１Ｈは１水平期間）の遅延ｔｖ有する遅延
   手段と、該周波数変調された映像信号の該レベル低下期
   間該遅延手段によって１Ｈ遅延された該周波数変調され
   た映像信号と置換するレベル補償手段とを具備したサー
   チノイズ抑圧回路において、前記レベル検出手段の検出
   レベルを通常再生時とサーチ再生時とで等価的に切換え
   るレベル切換手段を設け、通常再生時では、ドロップア
   ウト補償を、かつ、サーチ再生時では、前記周波轄変調
   された映像信号のレベル低下期間に生ずるサーチノイズ
   の抑圧を夫々性なうことができるように構成したことＶ
   特徴とするサーチノイズ抑圧回路。 （２、特許請求の範囲才（１）項において、前記レベル
   切換手段は、前記レベル検出手段に設け。 前記検出レベルを切換えること１に特徴とするサーチノ
   イズ抑圧回路。 （３）特許請求の範囲矛（１）項において、前記レベル
   切換手段は、前記レベル検出手段に設け、前記検出レベ
   ルとレベル比較する前記周波数変調された映像信号のレ
   ベルを切換えることを特徴とするサーチノイズ抑圧回路
   。 （４）　特許請求の範囲矛（１）項において、前記レベ
   ル切換手段は、前記レベル検出手段の前段に設けた可変
   利得アンプからなり、前記検出レベルとレベル比較する
   前記周波数変調された映像信号のレベルを切換えること
   を特徴とするサーチノイズ抑圧回路。