JPH0527621Y2 - - Google Patents

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JPH0527621Y2
JPH0527621Y2 JP1988020306U JP2030688U JPH0527621Y2 JP H0527621 Y2 JPH0527621 Y2 JP H0527621Y2 JP 1988020306 U JP1988020306 U JP 1988020306U JP 2030688 U JP2030688 U JP 2030688U JP H0527621 Y2 JPH0527621 Y2 JP H0527621Y2
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handrail
handrail post
cap
bolt
fixing member
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Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はパラペツト躯体に設けられた笠木にお
いて手摺柱の位置を調整できる取付け装置に関す
る。
（従来技術とその問題点） 一般に、パラペツト躯体の天部上に設けた笠木
の上部に手摺柱を立設してなる手摺笠木において
は、手摺柱は笠木のホルダに固定される例が多か
つた。したがつて、手摺柱の取り付け位置を調整
するためには、ホルダの取り付け位置を調整する
必要がある。しかし、手摺柱の取り付け位置の調
整は微妙であるから、結局のところ、各手摺柱の
取付け位置でホルダの取付け位置を調整しなけれ
ばならないことになり、非常に手数がかかつてい
た。
（考案の技術的課題） 本考案は上記欠点を解消し、簡単に手摺柱の取
付け位置の調整を行なうことができる取付け装置
を提供することをその技術的課題とする。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため、本考案に係る手摺笠
木における手摺柱取付け装置は、パラペツト躯体
の天部上に設けた笠木の上部に中空の手摺柱を立
設する一方、 上記笠木の下部には、上記笠木に係止する係止
片と笠木の天部の受け部と上記手摺柱内に挿通さ
れたボルトの下端膨突部を摺動可能に収納する収
納部とを一体に形成してなるホルダを固定し、 上記手摺柱内に固定部材を嵌合収納し、該固定
部材を上記笠木の上部に配置するとともに、該固
定部材の中央部には、上記ボルトを挿通する筒部
を形成するとともに、該筒部の外側には上記手摺
柱の外側から貫通させた固定ネジを螺着させるた
めのネジ受け溝を一体に形成した ことを特徴とする。
（考案の作用、効果） 前記構成によれば、ホルダには笠木を係止する
とともに、手摺柱内のボルトの下端膨突部を摺動
可能に取着させることができるので、ボルトの位
置調整が可能となり、容易に正確な取り付け位置
にボルト及び手摺柱を固定することができる。
また、上記ボルトは固定ネジによつて固定され
た固定部材の筒部に挿通され、固定部材は手摺柱
内に嵌合収納されているので、手摺柱を強固に固
定することができる。
（実施例） 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第１図及び第２図は手摺笠木を示す。この手摺
笠木はパラペツト躯体１の天部上に笠木２を設
け、該笠木２の上部に中空の手摺柱３を間隔をお
いて立設し、該手摺柱３上に手摺を配設したもの
である。
笠木２はパラペツト躯体１の天部上に間隔をお
いて固定されたホルダ２０に係着されている。
ホルダ２０は、笠木２の側部２ｂの係止部１９
に係止する係止片２０ａと笠木天部２ａの受け部
２０ｂとボルト８の下端膨突部８ａ（ナツトでも
よい）の収納部７とを押出し形材により一体に形
成してなり、パラペツト躯体１上に固定されてい
る。なお、上記受け部２０ｂにはボルト下端膨突
部８ａを摺動状に収納する断面略Ｃ字形の長溝状
の長孔６が形成されている。
また、ボルト８は手摺柱３よりも短く形成さ
れ、その上部は固定部材２１を介してナツト２２
により固定されている。
固定部材２１は手摺柱３の内側にガタつくこと
なく嵌合収納される形状を有し、中央にボルト挿
通孔２３を有する筒部１０を形成するとともに、
筒部１０の外側には上下方向へネジ受け溝２４を
形成して成るもので、笠木２の上面に設けられて
いる。ボルト８をナツト２２により固定した後、
手摺柱３は固定部材２１に対して嵌合され、手摺
柱３の外側面から貫通した固定ネジ２５を固定部
材のネジ受け溝２４に螺着することによつて固定
されている。
上述のように、ホルダ２０には手摺柱３内のボ
ルト８の下端膨突部８ａを摺動可能に取着させる
ことができるので、ボルト８の位置調整が可能と
なり、容易に正確な取り付け位置にボルト８及び
手摺柱３を固定することができる。
また、上記ボルト８は固定ネジ２５によつて固
定された固定部材２１の筒部１０に挿通され、固
定部材２１は手摺柱３内に嵌合収納されているの
で、手摺柱８を強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案に係る手摺笠木における手摺柱
取付け装置の断面図、第２図は上記手摺笠木にお
ける手摺柱部分の断面図である。 符号１……パラペツト躯体、２……笠木、３…
…手摺柱、５……支持部材、７……収納部、８…
…ボルト、８ａ……下端膨突部、１０……筒部、
２４……ネジ受け溝、２５……固定ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パラペツト躯体の天部上に設けた笠木の上部に
    中空の手摺柱を立設する一方、 上記笠木の下部には、上記笠木に係止する係止
    片と笠木の天部の受け部と上記手摺柱内に挿通さ
    れたボルトの下端膨突部を摺動可能に収納する収
    納部とを一体に形成してなるホルダを固定し、 上記手摺柱内に固定部材を嵌合収納し、該固定
    部材を上記笠木の上部に配置するとともに、該固
    定部材の中央部には、上記ボルトを挿通する筒部
    を形成するとともに、該筒部の外側には上記手摺
    柱の外側から貫通させた固定ネジを螺着させるた
    めのネジ受け溝を一体に形成した ことを特徴とする手摺笠木における手摺柱の取付
    け装置。
JP1988020306U 1988-02-18 1988-02-18 Expired - Lifetime JPH0527621Y2 (ja)

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JPH01129332U JPH01129332U (ja) 1989-09-04
JPH0527621Y2 true JPH0527621Y2 (ja) 1993-07-14

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JPH0522577Y2 (ja) * 1989-05-01 1993-06-10
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JPH041226Y2 (ja) * 1986-06-06 1992-01-16
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