JPH05270607A - ゴミ吸引輸送装置 - Google Patents

ゴミ吸引輸送装置

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JPH05270607A
JPH05270607A JP4066247A JP6624792A JPH05270607A JP H05270607 A JPH05270607 A JP H05270607A JP 4066247 A JP4066247 A JP 4066247A JP 6624792 A JP6624792 A JP 6624792A JP H05270607 A JPH05270607 A JP H05270607A
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新平 犬飼
Yoshihiro Hayashi
善弘 林
Koichi Okamoto
浩一 岡本
Katsuhiro Egashira
克博 江頭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】故障箇所の修理を迅速に行うことができるとと
もに、点検が必要な箇所が容易に把握でき効率良く点検
することができるゴミ吸引輸送装置を提供する。 【構成】ゴミ収容タンク40及びゴミ貯留容器Tmaを
吸引装置30により負圧化して所定負圧値に達すれば二
次空気をゴミ貯留容器Tmaに導入し、ゴミ貯留容器T
ma内のゴミをゴミ収容タンク40に吸引輸送制御する
制御装置70を備えたゴミ吸引輸送装置において、制御
装置70には、各種動作中においてエラーが発生する毎
に、収集基地の基地番号、その収集基地におけるゴミ貯
留容器Tmaの番号、及びそのエラー内容を記憶する記
憶部が備えられてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミを貯留したゴミ貯
留容器内を負圧化させてから二次空気を導入し、この二
次空気とともにゴミ貯留容器内のゴミをゴミ収容タンク
に輸送するゴミ吸引輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸引装置によりゴミを貯留したゴ
ミ貯留容器内を所定の負圧値まで負圧化させた後、ゴミ
貯留容器に二次空気を導入することで、この二次空気と
ともにゴミ貯留容器内のゴミをゴミ貯留容器の排出口か
ら輸送管、吸引管を介してゴミ収容タンクに吸引輸送し
ており、上記ゴミ貯留容器が設置された集合住宅等の各
収集基地でゴミを随時収集するゴミ吸引輸送装置が提供
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、6ヵ月点検等の点検時において、過去に
ゴミの吸引輸送動作中などにエラーが発生していても、
どこの収集基地のどのゴミ貯留容器がどんなエラーを生
じているのか、または多発しているのかが判らず、この
ため全ての収集基地のゴミ貯留容器等を同じように点検
しなければならず、点検作業に時間と手間がかかり点検
効率が悪いという問題があった。
【0004】また、エラーが発生した毎に作業者がエラ
ー内容等を記帳することで上述の問題が解消されるもの
の、エラー発生毎に作業者がそのエラー内容等をいちい
ち記帳するのは手間であり作業者に負担増を招くととも
に、記帳忘れが生じる虞があり信頼性に欠けるという問
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ吸引輸送装
置は、上部に投入ゲートを有し、内部に二次空気を導入
する二次弁を有するゴミ貯留容器と、ゴミ吸引車に搭載
されたゴミ収容タンクと、該ゴミ収容タンクに接続され
且つ上記ゴミ貯留容器の排出口に連結された輸送管の先
端に着脱自在な吸引管と、ゴミ収容タンク及びゴミ貯留
容器を負圧化する吸引装置と、ゴミ収容タンク及びゴミ
貯留容器を負圧化して所定負圧値に達すれば二次空気を
ゴミ貯留容器に導入し、ゴミ貯留容器内のゴミをゴミ収
容タンクに吸引輸送制御する制御装置とを備えたゴミ吸
引輸送装置において、前記制御装置には、ゴミの吸引輸
送動作中及びゴミ吸引車の各動作中にエラーが発生する
毎に、ゴミの吸引輸送動作を行っている収集基地の基地
番号、その収集基地におけるゴミ貯留容器の番号、及び
そのエラー内容を記憶する記憶部が備えられたものであ
る。
【0006】
【作用】また、制御装置に、ゴミの吸引輸送動作中及び
ゴミ吸引車の各動作中にエラーが発生する毎に、ゴミの
吸引輸送動作を行っている収集基地の基地番号、その収
集基地におけるゴミ貯留容器の番号、及びそのエラー内
容を記憶する記憶部を備えたことで、エラーが生じた場
合に、前記基地番号、ベッセル番号、及びそのエラー内
容に対応する番号を記憶部の指定された番地に順次格納
し、このエラーデータを適宜に読み出し、これに基づい
て点検を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図1は本発明に係るゴミ吸引輸送装置の概
略の全体構成を示しており、本例では、このゴミ吸引輸
送装置を集合住宅Aに設けたものについて説明する。
【0009】ゴミ吸引輸送装置は家庭から出されたゴミ
をゴミ貯留容器(以下、ベッセルという。)Tmに一時
貯留し、この貯留したゴミをゴミ吸引車Cに設けられた
吸引装置30によって該ゴミ吸引車Cのゴミ収容タンク
40に収容するように構成されたものである。
【0010】ベッセルTmは、集合住宅Aの最下階に複
数個(本例では4個)連接して配置されており、図1に
おいて右側から第1ベッセルTma、第2ベッセルTm
b、第3ベッセルTmc、第4ベッセルTmdの順に配
設されている。
【0011】図2は前記ベッセルとゴミ吸引車の構成を
示している。
【0012】第1〜第4ベッセルTma〜Tmdは、そ
れぞれ同様に構成されており本例では、その内の第1ベ
ッセルTmaについて説明する。
【0013】第1ベッセルTmaは、天面に開口11が
形成されており、この開口11に建物の各階に亘って垂
直に配設されたシュートAmの下端が連設されている。
シュートAmには所要階に投入口Bmがそれぞれ設けら
れている。
【0014】前記開口11には該開口11を開閉する投
入ゲートImが形成されており、投入ゲートImはエア
ーシリンダ12の伸縮によって開閉作動される。また、
この投入ゲートImの近傍には該投入ゲートImの開閉
を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略)が
設けられている。
【0015】第1ベッセルTmaの側壁の下部には排出
口13が形成されており、この排出口13は漏斗状に形
成された連結部材14を介して輸送管15に接続されて
いる。排出口13の近傍の輸送管15には該輸送管15
を開閉する排出ゲートEmが設けられており、排出ゲー
トEmはエアーシリンダ16の伸縮によって開閉作動さ
れる。この排出ゲートEmの近傍には該排出ゲートEm
の開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省
略)が設けられている。
【0016】また、第1ベッセルTmaの側壁下部には
二次空気導入口20が形成されている。この二次空気導
入口20には導入管21の一端が接続されており、導入
管21の他端は第1ベッセルTma内に外気を供給でき
るように配設されている。導入管21には該導入管21
を開閉する二次弁Vmが設けられており、二次弁Vmは
エアーシリンダ22の伸縮によって開閉作動される。二
次弁Vmの近傍には該二次弁Vmの開閉を検出するリミ
ットスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられてい
る。
【0017】前記輸送管15はドッキングステーション
60に延設され、カップリング61によってゴミ吸引車
Cから延設された吸引管50と着脱自在に接続される。
【0018】また、前記各エアーシリンダ12,16,
22は、図示しないエアーホースによりゴミ吸引車Cに
設けられたコンプレッサタンク等からなるエアー源(図
示省略)に前記ドッキングステーション60を介して接
続されている。なお、エアー源は第1ベッセルTma側
に設けてもよい。
【0019】前記第2〜第4ベッセルTmb〜Tmdも
第1ベッセルTmaと同様に構成されており、これら第
2〜第4ベッセルTmb〜Tmdも前記輸送管15にそ
れぞれ接続されている。
【0020】前記ゴミ吸引車Cは、吸引装置30と、こ
の吸引装置30により吸引したゴミを収容するゴミ収容
タンク40とを搭載している。
【0021】吸引装置30は、図3に示すように、一端
が上記ゴミ収容タンク40に接続され他端が大気に開放
された吸引通路31と、該吸引通路31に設けられたウ
ォータスクラバ32と、ウォータスクラバ32よりも大
気開放側の吸引通路31に設けられたブロワ33と、該
ブロワ33よりも大気開放側の吸引通路31に設けられ
た消音器35とを備えている。
【0022】上記ブロワ33は、ゴミ吸引車Cのエンジ
ンの駆動によりこのエンジン回転数に対応して作動され
るもので、ブロワ33の作動によりゴミ収容タンク40
及び各第1〜第4ベッセルTma〜Tmdを負圧化する
ようになされている。
【0023】ゴミ収容タンク40とウォータスクラバ3
2との間の吸引通路31には、一端が開放された開放管
39が大気開放弁34を介して接続されている。
【0024】また、ウォータスクラバ32とブロワ33
との間の吸引通路31には、ブロワ33による負圧値を
検出する圧力センサ(圧力検出手段)36が設けられて
いる。
【0025】さらに、吸引通路31におけるブロワ33
の吸込側と吐出側にはバイパス管37がブロワアンロー
ド弁(リリーフ弁)38を介して接続されており、この
ブロワアンロード弁38の開閉制御により後述する吸引
輸送時において負圧値を所定レベルに保持するようなさ
れている。
【0026】前記ゴミ収容タンク40は、後端壁がその
上端縁を中心にして後方に開く開閉扉41に形成されて
いて、内部に前後方向に摺動自在に設けられた排出板
(図示省略)によりゴミ収容タンク40内のゴミを車輌
後方に排出するように構成されている。
【0027】前記吸引管50は、上記ゴミ収容タンク4
0の上部において該ゴミ収容タンク40に接続され且つ
鉛直軸回りに回転可能に設けられた旋回管51と、該旋
回管51に接続された可撓管52と、該可撓管52に接
続され且つ起伏可能に設けられた起伏管53と、該起伏
管53に接続された伸縮管55と、該伸縮管55に接続
された可撓管56と、該可撓管56に接続された先端部
57とからなる。尚、58は上記先端部57を支持する
ための支持部材、59は上記起伏管53を支持するため
の支持フレームである。
【0028】このように構成された吸引管50は、ゴミ
吸引輸送時において、ゴミ吸引車Cを前記ドッキングス
テーション60に寄せて停車させ、上記旋回管51の旋
回動、起伏管53の起伏動、伸縮管55の伸縮動等によ
って、吸引管50の先端部57をドッキングステーショ
ン60に容易に接続することができ、これにより前記輸
送管15を介してゴミ収容タンク40と各第1〜第4ベ
ッセルTma〜Tmdとを連通させる。
【0029】さらに、前記ゴミ吸引車Cには制御装置7
0が設けられている。
【0030】制御装置70は、図示しない操作装置に設
けられた各操作スイッチからの操作信号が入力されると
ともに、前記各第1〜第4ベッセルTma〜Tmdに設
けられた各検出器及び圧力センサ36等の検出信号が入
力されており、これら検出信号等に基づいて各第1〜第
4ベッセルTma〜Tmdの投入ゲートIm、排出ゲー
トEm、及び二次弁Vmを開閉制御し、第1〜第4ベッ
セルTma〜Tmd内のゴミを順次ゴミ収容タンク40
に吸引輸送するように構成されている。
【0031】つまり、ゴミ吸引作業を行う際には、ゴミ
吸引車Cを前記ドッキングステーション60に寄せて停
車させた後、吸引管50の先端部57をドッキングステ
ーション60に接続し、ゴミ吸引輸送を行うベッセル
(例えば第1ベッセルTma)の排出ゲートのみを開に
するとともに、この第1ベッセルTmaの投入ゲートI
m及び二次弁Vmを閉じ、ブロワ33を作動させること
で第1ベッセルTma、輸送管15、吸引管50、及び
ゴミ収容タンク40を負圧化し、その後に二次弁Vmを
開いて導入管21から外気を第1ベッセルTma内に導
入することで第1ベッセルTma内のゴミをゴミ収容タ
ンク40に吸引輸送する。なお、第2〜第4ベッセルT
mb〜Tmdも同様に該第2〜第4ベッセルTmb〜T
md内のゴミを吸引輸送する。
【0032】また、制御装置70には、上述した吸引輸
送動作などの各種動作中にエラーが生じる毎に、前記集
合住宅A等のゴミを収集しようとする収集基地の基地番
号、その収集基地におけるベッセルのベッセル番号、及
びそのエラー内容を記憶するRAM(記憶部)が備えら
れている。
【0033】前記基地番号は、前記複数のベッセルが設
置された収集基地毎に予め設定されており、例えばX集
合住宅を「1」、Y集合住宅を「2」、Z集合住宅を
「3」というように設定する。
【0034】前記ベッセル番号は、例えば図1に示すよ
うな集合住宅Aの場合では、第1ベッセルTmaを
「1」、第2ベッセルTmbを「2」、第3ベッセルT
mcを「3」、第4ベッセルTmdを「4」というよう
に設定する。
【0035】前記エラー内容は、例えば下記の表1に示
すように、各エラーの内容毎に番号が設定されている。
【0036】
【表1】
【0037】つまり、制御装置70では、エラーが生じ
た場合に、前記基地番号、ベッセル番号、及びそのエラ
ー内容に対応する番号(以下、エラー番号という。)を
1ワードとして図9に示すようにRAM71の斜線部で
示す指定された指定番地iに順次格納していく。
【0038】上記1ワードは、例えば図10に示すよう
に16ビットで構成されており、左側の5ビットに基地
番号を、中央の5ビットにベッセル番号を、右側の6ビ
ットにエラー番号を格納するように振り分けている。
【0039】次に、図4乃至図6は操作装置に設けられ
た各操作スイッチの操作による動作の流れを示してい
る。
【0040】まず、電源をONするとステップS1で吸
引管50がドッキングステーション60にドッキングし
ているか否かを判断し、ドッキングしていればステップ
S2でその基地番号を制御装置70に読み込む。次に、
ステップS3で吸引管50のドッキングが解除されてい
るか否かを判断し、ドッキングが解除されていればステ
ップS4で制御装置70に基地番号を「0」として読み
込む。
【0041】この後、ステップS5〜ステップS13で
各操作スイッチの操作状態を判断して各操作スイッチの
操作状態に応じて各動作が行われる。
【0042】詳しくは、ステップS5において排出スイ
ッチがONされると、ステップS14でゴミ収容タンク
40に収容されたゴミの排出動作が開始され、開閉扉4
1を開いて排出板を後方に移動させ、ゴミ収容タンク4
0に収容されたゴミを圧縮して車輌後方に投棄する。
【0043】ステップS6において格納スイッチがON
されると、ステップS15で吸引管50の格納動作が開
始され、吸引管50を格納位置に自動的に格納する。
【0044】ステップS7において待避スイッチがON
されると、ステップS16で吸引管50を格納位置から
吸引作業域に待避させる自動待避動作が開始される。
【0045】また、ステップS8において吸引スイッチ
がONされると、ステップS17で吸引管50とドッキ
ングステーション60とがドッキング状態であるか否か
を判断し、ドッキング状態であればステップS18で例
えば第1ベッセルTma内のゴミを吸引輸送する自動吸
引動作を行い、ドッキング状態でない場合にはステップ
S19でゴミ吸引車Cの周辺のゴミを吸引管50で直接
吸引する直接吸引動作を行う。
【0046】さらに、ステップS9においてリフトスイ
ッチを「上」に操作するとステップS20でリフト上動
作を開始し、吸引管50の起伏管53を上方に傾動させ
るとともに、リフトスイッチを「下」に操作するとステ
ップS21でリフト下動作を開始し、吸引管50の起伏
管53を下方に傾動させる。このリフトスイッチによる
「上」,「下」の操作は、例えば左右に傾倒可能に構成
されたリフトスイッチで行われる。すなわちリフトスイ
ッチを右側に傾倒させることで「上」操作が行われ、リ
フトスイッチを左側に傾倒させることで「下」操作が行
われる。
【0047】ステップS10おいて伸縮スイッチを
「伸」に操作するとステップS22で水平伸長動作を開
始し、吸引管50の伸縮管55を水平方向に伸長させる
とともに、伸縮スイッチを「縮」に操作するとステップ
S23で水平縮退動作を開始し、吸引管50の伸縮管5
5を水平方向に縮退させる。この伸縮スイッチによる
「伸」,「縮」の操作は、上述のリフトスイッチと同
様、例えば左右に傾倒可能に構成された伸縮スイッチで
行われる。
【0048】ステップS11おいて旋回スイッチを
「右」に操作するとステップS24で旋回右動作を開始
し、吸引管50の旋回管51を車輌の右側に旋回させる
とともに、旋回スイッチを「左」に操作するとステップ
S25で旋回左動作を開始し、吸引管50の旋回管51
を車輌の左側に旋回させる。この旋回スイッチによる
「右」,「左」の操作は、前述のリフトスイッチと同
様、例えば左右に傾倒可能に構成された旋回スイッチで
行われる。
【0049】また、ステップS12おいて排出板スイッ
チを「前」,「後」操作するとステップS26,S27
で排出板22の前後動作が開始されるとともに、ステッ
プS13において開閉扉スイッチを「開」,「閉」操作
するとステップS28,S29で開閉扉41の開閉動作
が開始される。
【0050】このように操作スイッチの操作により各動
作が行われている際に、エラーが生じた場合には図7に
示すような処理が行われる。
【0051】まず、エラーが発生すると、ステップS3
0で前述したステップS2及びステップS4で制御装置
70に読み込んだ基地番号が「0」か否かを判断し、基
地番号が「0」であればステップS31で基地番号
「0」、ベッセル番号「0」とする。また、基地番号が
「0」でなければステップS32に進み制御装置70に
よりエラーが生じたベッセル番号を読み込み、このベッ
セル番号とともに上記制御装置70に読み込んだ基地番
号及びそのエラー内容に応じた番号を制御装置70のR
AMのi番地に格納する。なお、前記ステップS31で
基地番号「0」、ベッセル番号「0」とした場合には、
基地番号「0」、ベッセル番号「0」、及びそのエラー
番号をi番地に格納することになる。
【0052】このように基地番号、ベッセル番号、及び
そのエラー番号をi番地に格納した後、ステップS33
でRAMの格納番地iを更新する。
【0053】そして、このような処理はエラーが発生し
た毎に行われる。
【0054】図8は、上述のようにRAMに記憶された
内容を読み出す際の流れを示している。
【0055】ステップS40においてメモリ格納番地を
n=iとし、ステップS41でこのnに対応する番地に
格納された内容、すなわち基地番号、ベッセル番号、エ
ラー番号を読む。そして、ステップS42,43,44
で基地番号、ベッセル番号、エラー番号を表示してプリ
ントアウトする。なお、ステップS42では基地番号に
対応する基地名を表示してプリントアウトするようにし
ても良い。
【0056】この後、ステップS45でn=n−1とし
た後、ステップS46でこのnが0であるか否かを判断
して、nが0でなければステップS41に戻りそのnに
対応する基地番号、ベッセル番号、エラー番号を読み、
上述と同様にステップS42,43,44で基地番号、
ベッセル番号、エラー番号を表示してプリントアウトす
る。このような処理をnが0になるまで繰り返す。これ
により最近のエラーデータから順に表示及びその表示内
容がプリントアウトされる。
【0057】そして、プリントアウトしたデータを検査
員が見ることで、どこの基地のどのベッセルでどんなエ
ラーが生じたかや、ゴミ吸引車C側でどんなエラーが生
じたか、またどんな操作ミスが生じたかなどが判り、検
査員はこのデータを基に表1を参照しながら故障箇所の
修理を迅速に且つ効率良く行うことができる。
【0058】このエラーデータの読み出しは、例えばゴ
ミ吸引車Cの集まる焼却場で行うことで、各収集基地に
行くことなく各収集基地のベッセル等の管理を行うこと
ができるとともに、各ゴミ吸引車Cの管理ができる。
【0059】また、エラー内容として、ベッセルが所定
の負圧値に達するまでの時間や負圧値を管理することに
よって、正常時の例えば80%の能力でゴミ吸引輸送を
行った等のデータを記憶することができ、ベッセルの性
能劣化を判断することもできる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ゴ
ミの吸引輸送動作中及びゴミ吸引車の各動作中おいてエ
ラーが発生する毎に、その基地番号、ベッセル番号、及
びエラーの種類を記憶する記憶部を制御装置に備えたこ
とで、検査時にはこのデータに基づいて、どこの収集基
地のどのゴミ貯留容器等でどんな内容のエラーが生じた
かや、ゴミ吸引車側でどんなエラーが生じたか、またど
んな操作ミスが生じたかなどが判り、故障箇所の修理を
迅速に行うことができるとともに、点検が必要な箇所が
容易に把握でき効率良く点検することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴミ吸引輸送装置の概略の全体構
成を示す側面図である。
【図2】ベッセルとゴミ吸引車の構成を示す側面図であ
る。
【図3】吸引装置の構成を示すブロック図である。
【図4】操作装置に設けられた各操作スイッチの操作に
よる動作の流れを示すフローチャート図である。
【図5】操作装置に設けられた各操作スイッチの操作に
よる動作の流れを示すフローチャート図である。
【図6】操作装置に設けられた各操作スイッチの操作に
よる動作の流れを示すフローチャート図である。
【図7】エラーが生じた場合の制御装置での処理を示す
フローチャート図である。
【図8】RAMに記憶された内容を読み出す際の流れを
示すフローチャート図である。
【図9】各エラーデータを格納するRAMの指定番地を
示す図である。
【図10】指定番地における1ワードの振り分けを示す
図である。
【符号の説明】
15 輸送管 30 吸引装置 40 ゴミ収容タンク 50 吸引管 70 制御装置 71 RAM(記憶部) C ゴミ吸引車 Im 投入ゲート Tma〜Tmd ベッセル(ゴミ貯留容器) Vm 二次弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江頭 克博 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入ゲートを有し、内部に二次空
    気を導入する二次弁を有するゴミ貯留容器と、ゴミ吸引
    車に搭載されたゴミ収容タンクと、該ゴミ収容タンクに
    接続され且つ上記ゴミ貯留容器の排出口に連結された輸
    送管の先端に着脱自在な吸引管と、ゴミ収容タンク及び
    ゴミ貯留容器を負圧化する吸引装置と、ゴミ収容タンク
    及びゴミ貯留容器を負圧化して所定負圧値に達すれば二
    次空気をゴミ貯留容器に導入し、ゴミ貯留容器内のゴミ
    をゴミ収容タンクに吸引輸送制御する制御装置とを備え
    たゴミ吸引輸送装置において、 前記制御装置には、ゴミの吸引輸送動作中及びゴミ吸引
    車の各動作中にエラーが発生する毎に、ゴミの吸引輸送
    動作を行っている収集基地の基地番号、その収集基地に
    おけるゴミ貯留容器の番号、及びそのエラー内容を記憶
    する記憶部が備えられたことを特徴とするゴミ吸引輸送
    装置。
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JPH01197205A (ja) * 1988-01-29 1989-08-08 Shin Meiwa Ind Co Ltd 塵芥収集システム及び塵芥収集方法
JPH0213503A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ごみ真空輸送装置の閉塞位置検知方法

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JP2802190B2 (ja) 1998-09-24

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