JPH0527042Y2 - - Google Patents

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JPH0527042Y2
JPH0527042Y2 JP1986089746U JP8974686U JPH0527042Y2 JP H0527042 Y2 JPH0527042 Y2 JP H0527042Y2 JP 1986089746 U JP1986089746 U JP 1986089746U JP 8974686 U JP8974686 U JP 8974686U JP H0527042 Y2 JPH0527042 Y2 JP H0527042Y2
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JP
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foot
arch
protrusions
footwear
top plate
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、足裏に異なつた刺激を与えて歩行
時、足裏に密着することのない心地良い足裏の刺
激を得る履き心地良好な履物を関する。
(従来の技術) 従来、サンダル等で足裏に刺激を与える突起付
きの履物が存した。
この種の履物は、図面第4図に示すように上面
土踏まずの部分に足裏刺激用の突起10を複数突
設した足形の天板11にバンド12を取付けと共
に、このバンド12付きの天板11を足形の履物
台13へ貼着したサンダルB構成のもの。
或いは実公昭55−38406号公報に開示されてい
るように、複数列に並んだ多数の土踏まず押圧用
凸起を備えたシート片が、中底被覆材の土踏まず
対応個所の裏側に配せられ、シート片の凸起が中
底被覆材の土踏まず対応個所に所定配置にあけら
れた凸起嵌込み孔に下からそれぞれ挿通せられ
て、中底被覆材の表面にあらわされ、シート片の
周縁部と凸起列同志の中間とがそれぞれ中底被覆
材の裏面に融着によつて接合せられ、これらの接
合部の表面に溝がそれぞれ形成されるとともに、
凸起列の両側にシート片部分の盛り上がりによる
凸条が形成されている構成のものがあつた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前者の突起付きの履物Bは、足裏刺激
用の突起10を突設した天板10をそのまま履物
台13へ貼着したものであるから、これを履いて
歩行した場合、体重が土踏まずの部分にかかつた
ときは、緩衝性の低い突起に体重がかかつて土踏
まずが強く当り痛みを生じて、履き心地を悪くす
ると共に、足裏の反射療法にも悪影響を及ぼし、
又、夏季などにおいて足裏が天板に密着し汗等で
足裏が汚れたり、汗で滑つたりすることがあつ
た。
又、後者の履物は、足裏全体に対応する部分に
緩衝材が設けてあるので、足裏全体を刺激する植
毛状の小突起と、踵部の周端及び足指に対応する
部分に突起を形成した場合、弾力性が出過ぎて、
足裏のつぼを効果的に刺激する足裏の反射療法を
期待することはできなく、然も夏季等において使
用した場合、前記と同様に天板に足裏が密着して
足裏が汚れたり、履き心地を悪くする等の問題点
があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解消するた
めになされたもので、裏面に緩衝材を備えた土踏
まずに対応する突起と、足裏全体を刺激する細か
い小突起と、踵部及び足指を刺激する突起とを備
えた天板を使用することにより、土踏まずに体重
がかかつても緩衝材により痛みを生じさせず履き
心地を良好とすると共に、踵部とか足指のつぼの
部分を刺激して効果的な足裏反射療法を得ること
もできて、汗による汚れ、滑り等の生じない履物
の提供を目的としたものである。
ロ 考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、上
面土踏まずの部位イに足裏刺激用の突起2を、上
面略全体に植毛状で多数の小突起4を、踵部周端
寄りと足指に対応する部位に足裏刺激用の突起
5,6とを一体成形により突設した足形でバンド
7付きの天板1を形成し、その天板1と、足形に
型抜きし後部に土踏まずの傾斜部と高さのある踵
部とを形成した履物台8との間に、前記突起2の
突設部裏側で土踏まずの部位イのみに対応する寸
法の緩衝部材9を介在させたことを特徴とする履
物の構成にある。
(作用) 本考案の履物を履いて歩行した場合、足裏の土
踏まずの部位イには緩衝部材9が対応する突起2
が、その他の部位は小突起4が、つぼのある踵部
及び足指の部位には突起5,6が当つて軽い刺激
を受け、足裏にある身体の反射帯に刺激を与え
て、歩行しながら効果的な反射療法を行なうこと
ができるもので、立ち止まつたとき等において、
体重が土踏まずの部分にかかつたときは、この土
踏まずの部分に当る突起2は緩衝部材9により沈
み、前記土踏まずに強く当ることはないので、痛
みを生じるに至らず寧ろ土踏まずの部分に歩行時
と同様に軽い刺激を与えて反射療法が期待でき
る。
又、土踏まずの部位イ以外には、植毛状の小突
起4と踵部周端寄り及び足指に対応する部位に、
足裏刺激用の突起5,6が設けてあつて、足裏と
天板1との間の通気性を高め汗による密着とか、
汚れをなくし常時履き心地良い状態を保つ。
(実施例) 次に本考案に係る履物の実施例を図面に基づい
て説明する。
図において1は成形手段により足形に成形した
合成樹脂性の天板で、薄板部の上面土踏まずの部
位イに足裏刺激用の突起2を高低差をつけて多数
突設し、又、周端に縁帯3を縫着すると共に、上
面略全体に多数の植毛状の小突起4と、踵部の周
端寄りと足指に対応する部位とにつぼと足裏刺激
用の突起5,6とを一体成形により突設した構成
である。
7は前記天板1に設けたバンドで、足の甲の部
分を覆う巾で一端を天板1の裏面一側に、他端を
その裏面他側に貼着する。
8は上面に前記天板1を貼着する合成樹脂性の
履物台で、足形に型抜きし後部に土踏まずの傾斜
部と高さのある踵部を形成してある。
9は天板1と履物台8との間に介在させた突起
2の緩衝部材で、弾力性のあるスポンジ板を使用
し、該スポンジ板を略半円弧状に裁断して、これ
を天板1の突起2の突設部裏側く、即ち天板1に
おける土踏まず部分イの裏側に貼着して、前記天
板1と履物台8との間に位置させ、突起2に緩衝
性を与える。
Aは前記天板1、バンド7、履物台8及び緩衝
部材9とより構成するサンダルで、予め天板1に
バンド7と緩衝部材9とを貼着しておき、これを
履物台8へ貼着してサンダルを構成するものであ
る。
ハ 考案の効果 本考案に係る履物は前記のように、上面土踏ま
ずの部位に足裏刺激用の突起を、上面略全体に植
毛状で多数の小突起を、踵部周端寄りと足指に対
応する部位に足裏刺激用の突起とを突設した足形
でバンド付きの天板を形成し、その天板と、足形
に型抜きし後部に土踏まずの傾斜部と高さのある
踵部とを形成した履物台との間に、前記突起の突
設部裏側で土踏まずの部位のみに対応する寸法の
緩衝部材を介在させた構成であるから、歩行時天
板の突起により土踏まずの部分に軽い刺激を、そ
の他の部位に植毛状の小突起と、踵部及び足指の
部位に別な突起とが当つてこれらにあるつぼを効
果的に刺激して、前記土踏まずの部分の刺激と相
俟つて従来の履物では得られなかつた身体の反射
療法を効果的に行なうことができる。
又、履いた状態で立ち止まつても土踏まずに当
接する突起は、前記緩衝部材の弾性により沈み土
踏まずの部分に強く当ることはないので、この当
接に起因する足裏の痛みはなく、例え長距離を歩
行しても心地良い感触を得ると共に、肥満の人等
が使用しても常時良好な履き心地は良くて前記反
射療法に悪影響を及ぼすことはない。
更に又、前記緩衝部材が介在されていない植毛
状の小突起と、踵部周端寄り及び足指に対応する
突起との形成により足裏と天板との間に隙間が形
成されて足裏が天板に密着することはないので、
足裏全体への刺激と、汗等で足裏が汚れたり、
又、汗により滑つて履き心地を悪くするようなこ
とはない。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案係る履物の実施例を示す平
面図。第2図は第1図に示す−線の縦断正面
図。第3図は仝上の一部を縦断した側面図。第4
図は従来の履物を示す一部を破断した平面図であ
る。 図において1は天板、2は突起、イは土踏まず
の部位、4は小突起、5,6は突起、8は履物
台、9は緩衝部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面土踏まずの部位イに足裏刺激用の突起2
    を、上面略全体に植毛状で多数の小突起4を、踵
    部周端寄りと足指に対応する部位に足裏刺激用の
    突起5,6とを一体成形により突設した足形でバ
    ンド7付きの天板1を形成し、その天板1と、足
    形に型抜きし後部に土踏まずの傾斜部と高さのあ
    る踵部とを形成した履物台8との間に、前記突起
    2の突設部裏側で土踏まずの部位イのみに対応す
    る寸法の緩衝部材9を介在させたことを特徴とす
    る履物。
JP1986089746U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH0527042Y2 (ja)

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JP1986089746U JPH0527042Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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JP1986089746U JPH0527042Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Publication Number Publication Date
JPS62200905U JPS62200905U (ja) 1987-12-21
JPH0527042Y2 true JPH0527042Y2 (ja) 1993-07-09

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ID=30949003

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JP1986089746U Expired - Lifetime JPH0527042Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538406U (ja) * 1978-09-01 1980-03-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538406U (ja) * 1978-09-01 1980-03-12

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JPS62200905U (ja) 1987-12-21

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