JPH0748082Y2 - サンダルの中底 - Google Patents
サンダルの中底Info
- Publication number
- JPH0748082Y2 JPH0748082Y2 JP2485493U JP2485493U JPH0748082Y2 JP H0748082 Y2 JPH0748082 Y2 JP H0748082Y2 JP 2485493 U JP2485493 U JP 2485493U JP 2485493 U JP2485493 U JP 2485493U JP H0748082 Y2 JPH0748082 Y2 JP H0748082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insole
- flat
- semicircular
- flat edge
- sandals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は合成樹脂を資材とし、足う
らの輪廓と同形にした中底体の周側に細幅の扁平縁を設
け、その扁平縁に連接して踵部を高くし、つま先部を次
第に低くし、その中間の土踏まず部を踵部より高くした
半円状太線の輪廓を形成し、その輪廓内面を半円状太線
の高さよりも低面として中底体の表面とし、又扁平縁の
裏面に隣接せる足うらの輪廓裏面内中央部に、表面の輪
廓内低面と同形にして高部と稍低部との２段とした平坦
部を設け、その平坦部と扁平縁の裏面との間に適当数の
補強桟を設けて中底体裏面とし、この中底体の形状を左
右対称して形成し、裏面にゴム、スポンヂ、ビニールな
どによる資材を接着してサンダルとするサンダルの中底
に関するものである。
らの輪廓と同形にした中底体の周側に細幅の扁平縁を設
け、その扁平縁に連接して踵部を高くし、つま先部を次
第に低くし、その中間の土踏まず部を踵部より高くした
半円状太線の輪廓を形成し、その輪廓内面を半円状太線
の高さよりも低面として中底体の表面とし、又扁平縁の
裏面に隣接せる足うらの輪廓裏面内中央部に、表面の輪
廓内低面と同形にして高部と稍低部との２段とした平坦
部を設け、その平坦部と扁平縁の裏面との間に適当数の
補強桟を設けて中底体裏面とし、この中底体の形状を左
右対称して形成し、裏面にゴム、スポンヂ、ビニールな
どによる資材を接着してサンダルとするサンダルの中底
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より行われていたサンダルの中底
は、資材の相違はあるが、すべて扁平板であった。そし
てサンダルの中底下面に接着する資材も薄板、又は厚板
の差はあっても、すべて扁平板を重合し接着しておっ
た。このサンダルを足うらに凹凸部のある人々が履用し
ていたのであるが、身体の重圧のため足うらの接触部の
みが感触し、全体的感触がなかった。
は、資材の相違はあるが、すべて扁平板であった。そし
てサンダルの中底下面に接着する資材も薄板、又は厚板
の差はあっても、すべて扁平板を重合し接着しておっ
た。このサンダルを足うらに凹凸部のある人々が履用し
ていたのであるが、身体の重圧のため足うらの接触部の
みが感触し、全体的感触がなかった。
【０００３】本案は足うらの全面がサンダルの中底に接
触して足うらをまもり、気分を安定させると共に、神経
による疲労を軽減させるものである。
触して足うらをまもり、気分を安定させると共に、神経
による疲労を軽減させるものである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】サンダルは靴と異なり
長距離用に履用するものではなく、近距離又は屋内用と
して履用するもので簡易に履脱ができるようにしておか
ねばならない。従って夏期においては素足で履く場合が
多い。故にサンダルの中底と直接素足の皮膚面とが接触
して接触部による感触を強くうけるものである。そして
この感触は身体全体に刺激を与え疲労感となるものであ
る。本案はこの部分的感触をなくし、履心地をよくする
と共に足うらをまもり簡易に履用でき疲労感を与えない
ようにしたものである。
長距離用に履用するものではなく、近距離又は屋内用と
して履用するもので簡易に履脱ができるようにしておか
ねばならない。従って夏期においては素足で履く場合が
多い。故にサンダルの中底と直接素足の皮膚面とが接触
して接触部による感触を強くうけるものである。そして
この感触は身体全体に刺激を与え疲労感となるものであ
る。本案はこの部分的感触をなくし、履心地をよくする
と共に足うらをまもり簡易に履用でき疲労感を与えない
ようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】足うらの皮膚全面をサン
ダルの中底に接触させんとするには中底体を足うらに副
うようにし、かつ中底体表面に弾力を持たせ足うらに応
じて接触するようにしなければならない。これがため中
底体の形状を足うらの輪廓と同じくし、その中底体の周
側に細幅の扁平縁を設けて底面材との接着をよくし、又
足うら全面が接触するための手段として、中底体周側の
扁平縁に隣接して半円状太線の輪廓を形成するに際し踵
部を高く、つま先部を次第に低く、その中間の土踏まず
部を踵部より稍高く膨出させて形成し、太線による輪廓
内を低面としなければならない。又中底体表面を弾力性
に富ましめて履心地をよくするための手段として中底体
の裏面に、表面の輪廓線に副って窪部を形成し、その窪
部上に適当数の補強桟を横設するものである。
ダルの中底に接触させんとするには中底体を足うらに副
うようにし、かつ中底体表面に弾力を持たせ足うらに応
じて接触するようにしなければならない。これがため中
底体の形状を足うらの輪廓と同じくし、その中底体の周
側に細幅の扁平縁を設けて底面材との接着をよくし、又
足うら全面が接触するための手段として、中底体周側の
扁平縁に隣接して半円状太線の輪廓を形成するに際し踵
部を高く、つま先部を次第に低く、その中間の土踏まず
部を踵部より稍高く膨出させて形成し、太線による輪廓
内を低面としなければならない。又中底体表面を弾力性
に富ましめて履心地をよくするための手段として中底体
の裏面に、表面の輪廓線に副って窪部を形成し、その窪
部上に適当数の補強桟を横設するものである。
【０００６】
【作用】このようにして形成したサンダルの中底は、大
人用又は小人用の別はあっても履用者の足うらは半円状
太線の輪廓内に入り踵は踵部に、つま先はつま先部に、
土踏まずは土踏まず部にそれぞれ接着し、部分的な間隙
はあっても体重による弾力によりその間隙をなくし、足
うらはサンダルの中底に心地よく接着して気持よく利用
できるものである。
人用又は小人用の別はあっても履用者の足うらは半円状
太線の輪廓内に入り踵は踵部に、つま先はつま先部に、
土踏まずは土踏まず部にそれぞれ接着し、部分的な間隙
はあっても体重による弾力によりその間隙をなくし、足
うらはサンダルの中底に心地よく接着して気持よく利用
できるものである。
【０００７】
【実施例】本案の実施例を説明すれば、軟質合成樹脂を
資材とし、足うらの輪廓と同形にした中底体１の全周側
に亘り細幅の偏平縁２を設けると共に、その内側に半円
状太線７による輪廓を膨出して形成し、その半円状太線
７に連接して一方の踵部３を高くし、他方のつま先部４
および中間部５を低くして、該中間部５の片方の土踏ま
ず部６を踵部３よりも高く形成し、半円状太線７の輪廓
内の残余の部分の高さを低くした底面８として形成する
中底体１を表面とし、該中底体１の裏面には、偏平縁２
の内側の中央部に中底体１を表面の底面８と同形にして
高部９とその高部９より稍低くした底部１０との２段と
した平坦部を設け、その平坦部と偏平縁２の裏面との間
に適当数の補強桟１１を設けてなる中底体１の形状を左
右対称して１足とし、サンダルの中底としたものであっ
て、図中１２は小突起、１３、１４は大突起である。
資材とし、足うらの輪廓と同形にした中底体１の全周側
に亘り細幅の偏平縁２を設けると共に、その内側に半円
状太線７による輪廓を膨出して形成し、その半円状太線
７に連接して一方の踵部３を高くし、他方のつま先部４
および中間部５を低くして、該中間部５の片方の土踏ま
ず部６を踵部３よりも高く形成し、半円状太線７の輪廓
内の残余の部分の高さを低くした底面８として形成する
中底体１を表面とし、該中底体１の裏面には、偏平縁２
の内側の中央部に中底体１を表面の底面８と同形にして
高部９とその高部９より稍低くした底部１０との２段と
した平坦部を設け、その平坦部と偏平縁２の裏面との間
に適当数の補強桟１１を設けてなる中底体１の形状を左
右対称して１足とし、サンダルの中底としたものであっ
て、図中１２は小突起、１３、１４は大突起である。
【０００８】本案は叙上のごとき構成によりなるもので
あって、サンダルを製造する場合、中底体１の全周側に
設けた扁平縁２を美麗な布帛で被覆して外観を整え、裏
面の高部９の平坦部と共に下面の底板資材に強着するも
のであるから履用中分離することがなく、又裏面には窪
部があって体重により押圧されてへこむが、足うらに接
着するための弾力であり、この弾力を維持するため適当
数の補強桟１１を横設しているものである。
あって、サンダルを製造する場合、中底体１の全周側に
設けた扁平縁２を美麗な布帛で被覆して外観を整え、裏
面の高部９の平坦部と共に下面の底板資材に強着するも
のであるから履用中分離することがなく、又裏面には窪
部があって体重により押圧されてへこむが、足うらに接
着するための弾力であり、この弾力を維持するため適当
数の補強桟１１を横設しているものである。
【０００９】
【考案の効果】サンダルは履用者にとって履心地がよ
く、足うらをまもり、疲れを少なくするのが最上であ
る。本案サンダルの中底はこれを実現するものであっ
て、半円状太線７の輪廓内より足うらが脱出することな
く、足うらの皮膚は踵部３、つま先部４、中間部５、土
踏まず部６に接着して履心地よく歩行ができ疲れを軽減
するものである。
く、足うらをまもり、疲れを少なくするのが最上であ
る。本案サンダルの中底はこれを実現するものであっ
て、半円状太線７の輪廓内より足うらが脱出することな
く、足うらの皮膚は踵部３、つま先部４、中間部５、土
踏まず部６に接着して履心地よく歩行ができ疲れを軽減
するものである。
【図１】本案実施例の表面図
【図２】図１における裏面図
【図３】図１の左側面図
【図４】図１における右側面図
【図５】図１における正面図
【図６】図１における背面図
【図７】図１におけるＡ−Ａ線拡大断面図
【図８】図１におけるＢ−Ｂ線拡大断面図
【図９】図１におけるＣ−Ｃ線拡大断面図
【図１０】図２におけるＤ−Ｄ線断面図
【図１１】サンダルに作成した時の左側面図
１ 中底体 ２ 扁平縁 ３ 踵部 ４ つま先部 ５ 中間部 ６ 土踏まず部 ７ 半円状太線 ８ 低面 ９ 高部 １０ 低部 １１ 補強桟 １２ 小突起 １３ 大突起 １４ 大突起
Claims (1)
- 【請求項１】 軟質合成樹脂を資材とし、足うらの輪廓
と同形にした中底体１の全周側に亘り細幅の偏平縁２を
設けると共に、その内側に半円状太線７による輪廓を膨
出して形成し、その半円状太線７に連接して一方の踵部
３を高くし、他方のつま先部４および中間部５を低くし
て、該中間部５の片方の土踏まず部６を踵部３よりも高
く形成し、半円状太線７の輪廓内の残余の部分の高さを
低くした底面８として形成する中底体１を表面とし、該
中底体１の裏面には、偏平縁２の内側の中央部に中底体
１を表面の底面８と同形にして高部９とその高部９より
稍低くした底部１０との２段とした平坦部を設け、その
平坦部と偏平縁２の裏面との間に適当数の補強桟１１を
設けてなる中底体１を左右対象に形成して１足とせるサ
ンダルの中底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2485493U JPH0748082Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | サンダルの中底 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2485493U JPH0748082Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | サンダルの中底 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0675206U JPH0675206U (ja) | 1994-10-25 |
| JPH0748082Y2 true JPH0748082Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=12149808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2485493U Expired - Lifetime JPH0748082Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | サンダルの中底 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748082Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP2485493U patent/JPH0748082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0675206U (ja) | 1994-10-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWM536866U (zh) | 緩衝墊及緩衝鞋墊 | |
| US3984925A (en) | Hybrid sole for shoes | |
| KR20160141053A (ko) | 하이힐용 안창 | |
| JPH0748082Y2 (ja) | サンダルの中底 | |
| CN202019863U (zh) | 一种轻便柔韧鞋底 | |
| CN211558955U (zh) | 一种居家静音拖鞋 | |
| CN217429367U (zh) | 一种具有按摩效果的休闲鞋 | |
| JP3027768U (ja) | 健康スリッパ | |
| CN216165556U (zh) | 一种抗震稳定型女鞋 | |
| CN219270273U (zh) | 一种舒适度高的胶鞋 | |
| CN221082867U (zh) | 轻便防滑型休闲鞋 | |
| CN215992928U (zh) | 一种适应脚型的鞋垫、鞋中底或鞋大底 | |
| JP3025158U (ja) | 履 物 | |
| CN214283562U (zh) | 一种舒适度高的软胶鞋 | |
| CN217136989U (zh) | 一种便于更换增高垫体的休闲鞋 | |
| CN218650542U (zh) | 软底月子拖鞋 | |
| CN220024300U (zh) | 一种足弓支撑鞋垫 | |
| CN217697015U (zh) | 一种模块化矫正鞋垫 | |
| CN2461321Y (zh) | 方便室内鞋套 | |
| CN217471351U (zh) | 一种带可拆卸式脚后跟防磨垫的运动鞋 | |
| JPH0527042Y2 (ja) | ||
| CN211459021U (zh) | 一种防磨脚的女鞋 | |
| CN210611164U (zh) | 一种具有防滑结构的凉鞋 | |
| CN209391146U (zh) | 休闲鞋 | |
| JPH0644405U (ja) | 履物用中敷 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |