JPH0526971B2 - - Google Patents

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JPH0526971B2
JPH0526971B2 JP58226619A JP22661983A JPH0526971B2 JP H0526971 B2 JPH0526971 B2 JP H0526971B2 JP 58226619 A JP58226619 A JP 58226619A JP 22661983 A JP22661983 A JP 22661983A JP H0526971 B2 JPH0526971 B2 JP H0526971B2
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JP
Japan
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pulley
pressure
valve
control valve
main
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JP58226619A
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English (en)
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JPS60125447A (ja
Inventor
Motohisa Myawaki
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
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Priority to CA000468819A priority patent/CA1222888A/en
Priority to US06/675,583 priority patent/US4659321A/en
Priority to AU35981/84A priority patent/AU554771B2/en
Priority to AT84308304T priority patent/ATE35032T1/de
Priority to EP84308304A priority patent/EP0143667B1/en
Priority to DE198484308304T priority patent/DE143667T1/de
Priority to DE8484308304T priority patent/DE3471987D1/de
Publication of JPS60125447A publication Critical patent/JPS60125447A/ja
Publication of JPH0526971B2 publication Critical patent/JPH0526971B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、車両用のベルト式無段変速機の変速
比制御装置に関し、特に加速時等で強制的にダウ
ンシフトさせるものに関する。
【従来の技術】
この種の無段変速機の変速制御に関しては、従
来例えば、特開昭55−65755号公報の先行技術が
ある。この先行技術では、変速制御弁のスプール
の一方にスロツトル開度に応じたスプリング力を
ダウンシフト方向に作用し、その他方にエンジン
回転に応じたピトー圧をアツプシフト方向に作用
し、両者がバランスするように変速制御すること
が示されている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記先行技術のものにあつては、走行
中にキツクダウン操作すると、変速制御弁のスプ
リング力が増大してダウンシフトするが、この場
合のダウンシフト量はアクセル踏み代、スロツト
ルカムの形状に依存するため、以下のような不具
合がある。 即ち、変速開始点や変速ラインは走行性と、そ
れに相反した燃費を考慮して決められる。そこで
スロツトル中開度までは、極力エンジン回転数を
低く保つため、スロツトルカムのリフト量を小さ
く設定し、中開度以上ではスロツトルカムのリフ
ト量を順次大きく設定して徐々にエンジン回転数
を上昇するように設計することが望まれる。 そこで上述のレイアウトによると、中高速走行
時は、良好な走行性と燃費の特性になる。しかし
低速の加速時には、スロツトルカムのリフト量が
小さいため、燃費の点では良いが、キツクダウン
時のダウンシフト量が少なくなつて、意図するほ
どの加速感が得られず、不必要にアクセルを踏込
むことになる。このことから、加速時にアクセル
の踏み代に関係なく強制的にダウンシフトして、
一定の加速性能を確保することが望まれる。 また、電磁クラツチを組合わせた無段変速機で
は、減速時に設定車速以下になるとエンストを防
ぐためクラツチが切断するように制御されてい
る。このクラツチ切断時以降は、エンジンが急速
にアイドル回転数に低下するが、無段変速機の変
速比は高速段から徐々に低速段に移行する。そし
てこのクラツチ切断状態の惰行時に、アクセル踏
込みで再加速すると、エンジン回転数は無負荷の
ために急上昇し、これに伴いクラツチ電流が供給
されてクラツチを係合する。この場合にクラツチ
のドリブン側、即ち無段変速機の主プーリは低速
段へ移行する途中の或る変速比で回転しており、
回転数が比較的低い。従つて、クラツチドライブ
側のエンジン回転とクラツチドリブン側との同期
を取り難く、クラツチ係合に伴い大きい滑りやシ
ヨツクを生じ、加速性能にも欠けるという問題が
ある。これを解消するには、再加速時に強制的に
ダウンシフトしてクラツチドリブン側の回転数を
上げることが望まれる。 本発明は、このようなダウンシフトの変速制御
の問題点に鑑み、強制的にダウンシフトして、低
速での加速性能を向上し、クラツチの係合シヨツ
クを緩和することができる無段変速機の変速比制
御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は、エンジン側
の主軸とこの主軸に平行配置される車輪側の副軸
とに、それぞれプーリ間隔可変の主プーリ及び副
プーリと、両プーリ間に巻回される駆動ベルトと
を有し、主副プーリの各サーボ装置に供給される
油圧によりプーリの有効径を変化させて主副軸間
のプーリ比を無段階に変速制御する無段変速機に
おいて、 油圧源より主副プーリのサーボ装置に連通する
油圧制御回路に、副プーリサーボ装置に供給され
るライン圧を変速比に応じて制御する圧力調整弁
と、スロツトル開度に応じたスプリング力とエン
ジン側の回転数に応じたピトー圧との関係により
ライン圧を主プーリサーボ装置に給排油して変速
比を変化する変速制御弁とを備えると共に、 上記圧力調整弁の排油側に連通して2次側油圧
を生じる油路と、該2次側油圧の油路に連通して
スロツトル開度に関連した電気信号により一定時
間だけ2次側油圧を排圧するソレノイド弁と、該
ソレノイド弁により2次側油圧が排圧された際に
係合部材が前記変速制御弁のスプリング側の作動
部材に係合してスプリング力を強制的に増大する
ように動作させるアクチユエータとを備えてなる
ことを特徴とする。
【作用】
上記構成による本発明では、無段変速機が基本
的には、圧力調整弁で副プーリのライン圧を変速
比に応じて制御し、変速制御弁で主プーリの油圧
を制御して変速制御される。 そして圧力調整弁の排油により2次側油圧を生
じ、例えば加速時にソルノイド弁により2次側油
圧を排圧すると、アクチユエータの係合部材が変
速制御弁の作動部材に係合してスプリング力を強
制的に増大するように押込むことで、変速制御弁
により主プーリサーボ室が排油して、比較的大き
くダウンシフトするように変速制御される。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明する。 先ず第1図において、本発明が適用される無段
変速機の一例として、電気粉式クラツチ付無段変
速機について説明する。符号1は電磁粉式クラツ
チ、2は無段変速機である。無段変速機2は、大
別すると前後進の切換部3、プーリ比変換部4、
終減速部5及び油圧制御部6から構成されてい
る。 電磁粉式クラツチ1は、エンジンからのクラン
ク軸7にコイル8を内蔵したドライブメンバ9が
一体結合し、これに対し変速機入力軸10にドリ
ブンメンバ11が回転方向に一体的にスプライン
結合し、これらのドライブ及びドリブンメンバ
9,11がギヤツプ12を介して遊嵌して、この
ギヤツプ12にパウダ室13から電磁粉が集積さ
れる。またドライブメンバ9には、ホルダ14を
介してスリツプリング15が設置され、スリツプ
リング15にクラツチ電流を供給するブラシ16
が摺接される。 ことため例えば切換部3のレバー操作やアクセ
ス踏込みにより、コイル8にクラツチ電流を供給
すると、ドライブ及びドリブンメンバ9,11の
間に生じる磁力線により、両者のギヤツプ12に
電磁粉が鎖状に結合して集積し、この場合の結合
力でドライブメンバ9に対しドリブンメンバ11
が滑りながら一体結合して、自動的にクラツチ接
続する。一方、減速時の走行状態によりクラツチ
電流をカツトすると、電磁粉による結合力が消失
し、自動的にクラツチ切断してエンスト防止され
る。 次いで無段変速機2において、切換部3は上記
クラツチ1からの入力軸10と、入力軸10と同
軸上に配置されるプーリ比変換部4の主軸17と
の間に設けられる。そこで入力軸10に一体結合
する後進用ドライブギヤ18と、主軸17に回転
自在に嵌合する後進用ドリブンギヤ19とが、カ
ウンタギヤ20及びアイドラギヤ21を介して噛
合い構成され、更にこれらの主軸17とギヤ1
8,19の間に切換クラツチ22が設けられる。
そしてP又はNレンジの中立位置から切換クラツ
チ22をギヤ18側に係合すると、入力軸10に
主軸17が直結してD又はLレンジの前進位置に
なり、切換クラツチ22をギヤ19側に係合する
と、入力軸10の動力がギヤ18ないし21によ
り逆転してRレンジの後進位置になる。 プーリ比変換部4は、上記主軸17に対し副軸
23が平行配置され、これらの両軸17,23に
それぞれ主プーリ24、副プーリ25が設けら
れ、両プーリ24,25の間にエンドレスの駆動
ベルト26が掛け渡される。両プーリ24,25
はいずれも、固定側プーリ半体24a,25bと
可動側プーリ半体24a,25aを有し、可動側
プーリ半体24a,25aにはそれぞれ油圧サー
ボ装置27,28を付設して、プーリ間隔が可変
に構成される。そして両プーリ24,25の一方
のプーリ間隔を狭く、他方のプーリ間隔を広くす
るように油圧動作し、駆動ベルト26の両プーリ
24,25に対する巻付け径の比を変化して無段
階に変速した動力を副軸23に出力するように構
成される。 終減速部5は、副軸23に中間減速ギヤ29を
介して出力軸30が連結され、出力軸30の出力
ギヤ31に大径のフアイナルギヤ32が噛合う。
そしてフアイナルギヤ32の差動機構33から、
車軸34,35を介して左右の駆動輪側に伝動構
成される。 更に油圧制御部6は、主プーリ24に隣接して
油圧ポンプ37が配設される。またエンジンクラ
ンク軸7に直結するポンプ駆動軸36が、主軸1
7及び入力軸10の内部を貫通して油圧ポンプ3
7に連結され、エンジン運転中常に油圧を生じる
ように構成される。一方、油圧ポンプ37のポン
プ油圧が供給される油圧制御回路38を有し、こ
の油圧制御回路38と両油圧サーボ装置27,2
8がそれぞれ油路39,40で連通構成される。 第2図において油圧制御回路38ついて説明す
る。油圧サーボ装置27は、可動側半体24aが
ピストンを兼ねてシリンダ27aに嵌合し、可動
側半体24aの背後にサーボ室27bが設けられ
る。油圧サーボ装置28においても、可動側半体
25aがシリンダ28aに嵌合し、可動側半体2
5aの背後にサーボ室28bが設けられる。ここ
で主プーリ可動側半体24aの受圧面積が、副プ
ーリ可動側半体25aに比べて大きく設定され、
主プーリ24の油圧力で任意に変速制御すること
が可能になつている。 油圧ポンプ37の吸入側は、フイルタ41を介
して油溜42に連通し、油圧ポンプ37の吐出側
のライン圧油路39が、圧力調整弁43に連通
し、この油路39から分岐する油路40が副プー
リサーボ室28bに連通する。油路39は、更に
変速制御弁44を有して主プーリサーボ室27b
に連通する。また主プーリ24には回転センサ4
9が設けられ、クラツチ切断時は主プーリ回転数
に応じたピトー圧を発生し、クラツチ接続時はエ
ンジン回転数に応じたピトー圧を発生する。 変速制御弁44は弁本体45にスプール46が
移動可能に挿入され、スプール46の一方にスロ
ツトル開度に応じてリフトするスロツトルカム5
1が、そのリフトに応じて移動する作動部材4
8、スプリング47を介して連結される。またス
プール46のスプリング47と反対側のポート4
5aには、油路50によりピトー圧が導入して作
用する。弁本体45のポート45bはスプール4
6のランド46a,46bによりライン圧供給用
ポート45cとドレンポート45dの一方に選択
的に連通するようになつており、ポート45bが
油路39の油路39aによりサーボ室27bに連
通し、ポート45cが油路39bにより圧力調整
弁43に連通し、ドレンポート45dが油路52
により油溜42に連通する。 こうして変速制御弁44は、スプール46にエ
ンジン回転数に応じたピトー圧と、スロツトル開
度に応じたスプリング力とが対抗して作用し、両
者が常にバランスするように動作する。即ち、ス
プリング力の方が大きい場合は、ポート45bと
45dの連通で主プーリサーボ室27bを排油し
て主プーリサーボ油圧を減少し、ピトー圧がスプ
リング力に打勝つと、ポート45bと45cに連
通でライン圧で主プーリサーボ室27bに給油し
て主プーリサーボ油圧を増大する。そして主プー
リサーボ油圧の変化により、アツプシフトまたは
ダウンシフトするように変速制御する。 次に、圧力調整弁43は弁本体53にスプール
54が移動可能に挿入される。また主プーリ可動
側半体24aにはフイードバツクリンク56が、
半体24aの移動に応じて実際の変速比を検出す
るように取付けられる。そしてスプール54の一
方にフイードバツクリンク56が、ブツシユ5
7、スプリング55を介して連結され、スプール
54のスプリング55と反対側のポート53aに
は油路50によりピトー圧が導入して作用し、ポ
ート53bには油路39cによりライン圧が導入
して作用する。スプール54は、ランド54aの
切欠により、ポート53cと排油側油路52とを
連通して調圧する。 こうして圧力調整弁43のスプール54には、
ライン圧のピトー圧がポート53cと53dの連
通で排油量を増してライン圧を低下する方向に作
用し、変速比に応じたスプリング力がその排油量
を減じてライン圧を上昇する方向に作用する。こ
れにより最大変速比の場合は、スプリング力が最
も大きいことで、ライン圧を最大に制御し、この
状態から高速段に移行してスプリング力が順次減
じるのに応じてライン圧を滑らかに低下するよう
にライン圧制御する。一方、エンジン回転数の上
昇によりポンプ吐出圧も増大すると、ピトー圧に
よりドレン量を増して、上記変速比に応じたライ
ン圧制御の状態を保つように補正する。そしてラ
イン圧によりベルトスリツプを防止して、常に伝
達トルクに応じたプーリ押付け力を付与する。 上記構成において、本発明は、圧力調整弁43
からの排油油路52がボールチエツク弁60に連
通して、所定の2次側油圧が確保される。そして
油路52から分岐する油路61が、オリフイス7
2を有してアクチユエータ62と、ソレノイド弁
63とに連通される。 アクチユエータ62は、本体64に係合部材6
7を有するピストン65が、2次側油圧による係
合部材67を突出するように挿入され、ピストン
65の2次側油圧と反対側にスプリング66が付
勢される。ピストン65の係合部材67は、変速
制御弁44の作動部材48と平行配置され、2次
側油圧が排圧される際に、スプリング66により
作動部材48のピン48aに係合して作動部材4
8を一定のストローク押込み、変速制御弁44の
スプリング47の力を強制的に増大するように構
成される。 ソレノイド弁63は、ソレノイド68が通電す
ることでドレンポート69を開いて、2次側油圧
を排圧するように構成される。またアクセルの踏
込みを検出するスロツトルスイツチ70を有し、
このスロツトルスイツチ70が一定時間通電した
状態に保持するタイマ71を介してソレノイド6
8に電気的に接続されている。 次に、この実施例の作用について説明する。 先ず定常走行時には、スロツトルスイツチ70
がオフしてソレノイド弁63のドレンポート69
を閉じることで、油路61の2次側油圧がアクチ
ユエータ62に作用する。このためアクチユエー
タ62のピストン65と一体的な係合部材67
は、最大限突出して変速制御弁44の作動部材4
8のピン48aとは非係合の状態になる。そこで
変速制御弁44は、エンジン回転数に応じたピト
ー圧とスロツトル開度に応じたスプリング力の関
係で、何等拘束されることなく主プーリサーボ室
27bにライン圧で給排油する。従つて、第4図
の最大変速比l1の低速段と、最小変速比l2の
高速段の間で無段階に変速制御される。 一方、第4図の変速ラインl3に沿つて変速走
行する際に、アクセルを多目に踏込むと、スロツ
トルスイツチ70がオンしてタイマ71により一
定時間だけ、ソレノイド弁63はソレノイド68
の通電によりドレンポート69を開き、2次側油
圧を排圧する。そこでアクチユエータ62の係合
部材67はスプリング66により引込み、このと
き変速制御弁44の作動部材48のピン48aに
係合して、その作動部材48を一定のストローク
押込むように動作する。このため変速制御弁44
では、スロツトルカム51のリフト量による押込
みとは無関係にスプリング力が増大し、これによ
りスプール46が右側に移動して主プーリサーボ
室27bが排油される。 従つて、スロツトルカム51においてスロツト
ル中開度以下のリフト量が小さく設定される場合
でも、第4図の曲線l4で示すように、比較的大
きくダウンシフトされる。その後はタイマ72に
よりソレノイド弁63のソレノイド68が非通電
してドレンポート69を閉じる。このため2次側
油圧が再びアクチユエータ62に作用し、係合部
材67は突出して変速制御弁44の作動部材48
との係合が解除する。従つて、これ以降は、スロ
ツトルカム51のリフトに応じた変速ラインl5
に沿つてアツプシフトする。 また、アクセル開放の減速時には、第4図の最
小変速比l2に沿つて車速低下すると共にエンジ
ン回転数も低下する。そして変速制御弁44で最
小のスプリング力に対してピトー圧が小さくなる
と、主プーリサーボ室27bを排油してダウンシ
フトを開始し、これ以降は最低変速ラインl6に
沿つて低速段側にダウンシフトしながら車速低下
する。このとき車速が設定車速以下になると、電
磁粉式クラツチ1がクラツチ電流の停止により自
動的に切断するように制御され、こうしてエンス
トが防止される。 このクラツチ切断以降は、エンジンが直ちにア
イドル回転数に低下する。また無段変速機4で
は、車速低下に伴い更に変速制御弁44により最
低変速ライン6に沿つたダウンシフトが継続して
行われる。 そしてクラツチ切断による惰行走行の点Pで、
再加速すべくアクセルを踏込むと、電磁粉式クラ
ツチ1がクラツチ電流の供給により自動的に接続
する。またスロツトルスイツチ70によりソレノ
イド弁63が2次側油圧を排圧することで、アク
チユエータ62により変速制御弁44を再び押込
み動作するようになり、こうして第4図の曲線l
7のように直ちにダウンシフトされる。そこでエ
ンジン回転数がアクセル踏込みで第5図の破線の
ように急上昇するのに対し、クラツチドリブン側
の主プーリ17の回転数もダウンシフトで実線の
ように上昇して容易に同期し、電磁粉式クラツチ
1が滑らかに接続される。 第3図において、本発明の他の実施例について
説明する。この実施例では、ソレノイ弁と電気回
路の代りに切換弁75が用いられている。 切換弁75は、弁本体76、スプール77、ス
プール77の一方に付勢されるスプリング79、
及びスロツトルカムのリフトに応じてスプリング
力を変化する作動部材80を有する。スプール7
7のスプリング79と反対側のポート76aには
ピトー圧が導かれ、ポート76bの2次側油圧を
油圧室76cまたはドレンポート76dに連通す
るように構成される。尚、ポート76aと油圧室
76cの間には、両者の油圧が漏れて影響するこ
とを防止するため、ドレンポート76eが設けら
れている。 従つて、この実施例では、スロツトル開度の小
さい場合は、切換弁75のスプール77が図示の
ように左側に移動してドレンポート76dを閉
じ、これにより2次側油圧がアクチユエータに導
入して不作動の状態になる。そして加速時にスロ
ツトルカム51のリフトが大きくなると、切換弁
75のスプール77が右側に移動してドレンポー
ト76dを開くことで、2次側油圧が排圧され、
このためアクチユエータにより変速制御弁44が
押込み動作されて、ダウンシフトする。このとき
エンジン回転数の上昇によりピトー圧が高くなる
と、この時点でスプール77は再び左側に移動し
てドレンポート76dを閉じる。そこで2次側油
圧は再びアクチユエータに作用して、変速制御弁
44の押込みを解除される。 なお、スプリング79の反力、ピトー圧、2次
側油圧の受圧面積を選択することで、ダウンシフ
トした際の回転数を任意に設定し得る。
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によると、無段変
速機の油圧系において、圧力調整弁の排油側に連
通して2次側油圧を生じる油路と、2次側油圧の
油路に連通して、電気信号により一定時間だけ2
次側油圧を排圧するソレノイド弁と、ソレノイド
弁により2次側油圧が排圧された際に、係合部材
を変速制御弁のスプリング側の作動部材に係合し
て、スプリング力を強制的に増大するように押込
むアクチユエータとを備え、加速時にスロツトル
カムのリフトとは無関係にダウンシフトする構成
であるから、特にスロツトル中開度程度までのエ
ンジン回転数を抑えるようにセツテイングした場
合の低速時の加速性能が向上する。 また、電磁クラツチと組合わせた場合では、ク
ラツチ切断後の再加速に、ダウンシフトにより主
プーリ回転数が上昇して滑らかにクラツチ接続す
るようになり、これにより係合シヨツクが軽減す
ると共に、加速性能も良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される無段変速機の一例
を示すスケルトン図、第2図は本発明による装置
の一実施例を示す回路図、第3図は他の実施例の
一部を示す回路図、第4図は変速特性線図、第5
はエンジン回転数と主プーリ回転数の特性線図で
ある。 2……無段変速機、17……主軸、23……副
軸、24……主プーリ、25……副プーリ、26
……駆動ベルト、27……主プーリのサーボ装
置、28……副プーリのサーボ装置、43……圧
力調整弁、44……変速制御弁、61……2次側
油圧の油路、62……アクチユエータ、63……
ソレノイド弁、70……スロツトルスイツチ、7
1……タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジン側の主軸とこの主軸に平行配置され
    る車輪側の副軸とに、それぞれプーリ間隔可変の
    主プーリ及び副プーリと、両プーリ間に巻回され
    る駆動ベルトとを有し、主副プーリの各サーボ装
    置に供給される油圧によりプーリの有効径を変化
    させて主副軸間のプーリ比を無段階に変速制御す
    る無段変速機において、 油圧源より主副プーリのサーボ装置に連通する
    油圧制御回路に、副プーリサーボ装置に供給され
    るライン圧を変速比に応じて制御する圧力調整弁
    と、スロツトル開度に応じたスプリング力とエン
    ジン側の回転数に応じたピトー圧との関係により
    ライン圧を主プーリサーボ装置に給排油して変速
    比を変化する変速制御弁とを備えると共に、 上記圧力調整弁の排油側に連通して2次側油圧
    を生じる油路と、該2次側油圧の油路に連通して
    スロツトル開度に関連した電気信号により一定時
    間だけ2次側油圧を排圧するソレノイド弁と、該
    ソレノイド弁により2次側油圧が排圧された際に
    係合部材が前記変速制御弁のスプリング側の作動
    部材に係合してスプリング力を強制的に増大する
    ように動作させるアクチユエータとを備えてなる
    ことを特徴とする無段変速機の変速比制御装置。
JP58226619A 1983-11-30 1983-11-30 無段変速機の変速比制御装置 Granted JPS60125447A (ja)

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