JPH0526970B2 - - Google Patents
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- JPH0526970B2 JPH0526970B2 JP58167272A JP16727283A JPH0526970B2 JP H0526970 B2 JPH0526970 B2 JP H0526970B2 JP 58167272 A JP58167272 A JP 58167272A JP 16727283 A JP16727283 A JP 16727283A JP H0526970 B2 JPH0526970 B2 JP H0526970B2
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- JP
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- pulley
- pressure
- line pressure
- main
- sub
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66259—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ベルト式無段変速機のライン圧制御
装置に関し、特にライン圧をエンジントルクも加
味して最適制御するものに関する。
装置に関し、特にライン圧をエンジントルクも加
味して最適制御するものに関する。
この種の無段変速機のライン圧制御装置に関し
ては、従来例えば、特開昭55−65755号公報の先
行技術が知られている。これは、油圧サーボ装置
によりプーリ溝幅を可変に構成した主プーリと副
プーリとの間にベルトを巻装した無段変速機を対
象としたもので、上記油圧サーボ装置に供給され
るライン圧を圧力調整弁により調圧し、常にベル
トスリツプを生じないようなプーリ押付力を保持
するようにしている。 ここで、上記先行技術における圧力調整弁は、
プーリ比変換部で検出される実際のプーリ比とエ
ンジン回転数に応じたピトー圧とでライン圧を制
御する構造になつており、これによるライン圧特
性は第5図に示すように、プーリ比が大きい低速
段ほどライン圧が大きく、更にエンジン回転が大
きいほど実線から一点鎖線のようにライン圧を全
体的に低下するものになつている。
ては、従来例えば、特開昭55−65755号公報の先
行技術が知られている。これは、油圧サーボ装置
によりプーリ溝幅を可変に構成した主プーリと副
プーリとの間にベルトを巻装した無段変速機を対
象としたもので、上記油圧サーボ装置に供給され
るライン圧を圧力調整弁により調圧し、常にベル
トスリツプを生じないようなプーリ押付力を保持
するようにしている。 ここで、上記先行技術における圧力調整弁は、
プーリ比変換部で検出される実際のプーリ比とエ
ンジン回転数に応じたピトー圧とでライン圧を制
御する構造になつており、これによるライン圧特
性は第5図に示すように、プーリ比が大きい低速
段ほどライン圧が大きく、更にエンジン回転が大
きいほど実線から一点鎖線のようにライン圧を全
体的に低下するものになつている。
しかしながら、プーリ比変換部においてプーリ
と駆動ベルトに作用する伝達トルクは、上記プー
リ比とエンジン回転の2つの要素の外にエンジン
トルク、例えばスロツトル開度等を加味して決ま
るものである。 従つて、上記先行技術のように、スロツトル開
度の要素を加味しない場合のライン圧特性は、常
にスロツトル全開の最大伝達トルクを想定して高
目に設定されている。そのため、低いスロツトル
用度で伝達トルクの小さい走行条件では、必要以
上に高いライン圧によるプーリ押付け力が作用す
る。このためポンプロスが多く、エンジン出力や
燃費の点で好ましくないという問題がある。 本発明は、このようなライン圧制御の問題点に
鑑み、ライン圧をエンジントルクも加味して最適
制御することができる無段変速機のライン圧制御
装置を提供することを目的とする。
と駆動ベルトに作用する伝達トルクは、上記プー
リ比とエンジン回転の2つの要素の外にエンジン
トルク、例えばスロツトル開度等を加味して決ま
るものである。 従つて、上記先行技術のように、スロツトル開
度の要素を加味しない場合のライン圧特性は、常
にスロツトル全開の最大伝達トルクを想定して高
目に設定されている。そのため、低いスロツトル
用度で伝達トルクの小さい走行条件では、必要以
上に高いライン圧によるプーリ押付け力が作用す
る。このためポンプロスが多く、エンジン出力や
燃費の点で好ましくないという問題がある。 本発明は、このようなライン圧制御の問題点に
鑑み、ライン圧をエンジントルクも加味して最適
制御することができる無段変速機のライン圧制御
装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、エンジン側
の主軸とこの主軸に平行配置される車輪側の副軸
とに、それぞれプーリ間隔可変の主プーリ及び副
プーリと、両プーリ間に巻回される駆動ベルトと
を有し、主副プーリの各サーボ装置に供給される
油圧によりプーリの有効径を変化させて主副軸間
のプーリ比を無段階に変速制御する無段変速機に
おいて、 油圧源より主副プーリのサーボ装置に連通する
油圧制御回路に、副プーリサーボ装置に供給され
るライン圧を調圧する圧力調整弁と、スロツトル
開度に応じたスプリング力とエンジン側の回転数
に応じたピトー圧との関係によりライン圧を主プ
ーリサーボ装置に給排油して変速比を変化する変
速制御弁とを備えると共に、 上記圧力調整弁には、スプールの一方に付勢さ
れるスプリングと、他方にエンジン回転数に応じ
たピトー圧を導入するポートとを有してライン圧
を変速比とエンジン回転数との関係により制御す
る通常のポートの他に、エンジントルクに応じた
油圧を供給する補正ポートを付設し、該ポートに
連通する2次側油路に、スロツトル開度の信号に
よりエンジントルクに応じた油圧を発生する手段
を備えたことを特徴とする。
の主軸とこの主軸に平行配置される車輪側の副軸
とに、それぞれプーリ間隔可変の主プーリ及び副
プーリと、両プーリ間に巻回される駆動ベルトと
を有し、主副プーリの各サーボ装置に供給される
油圧によりプーリの有効径を変化させて主副軸間
のプーリ比を無段階に変速制御する無段変速機に
おいて、 油圧源より主副プーリのサーボ装置に連通する
油圧制御回路に、副プーリサーボ装置に供給され
るライン圧を調圧する圧力調整弁と、スロツトル
開度に応じたスプリング力とエンジン側の回転数
に応じたピトー圧との関係によりライン圧を主プ
ーリサーボ装置に給排油して変速比を変化する変
速制御弁とを備えると共に、 上記圧力調整弁には、スプールの一方に付勢さ
れるスプリングと、他方にエンジン回転数に応じ
たピトー圧を導入するポートとを有してライン圧
を変速比とエンジン回転数との関係により制御す
る通常のポートの他に、エンジントルクに応じた
油圧を供給する補正ポートを付設し、該ポートに
連通する2次側油路に、スロツトル開度の信号に
よりエンジントルクに応じた油圧を発生する手段
を備えたことを特徴とする。
上記構成による本発明では、無段変速機が基本
的には、圧力調整弁で副プーリのライン圧で制御
し、変速制御弁で主プーリの油圧を制御して変速
制御される。 そしてスロツトル開度の信号と所定の油圧を用
いて、エンジントルクに応じた油圧を発生し、こ
の油圧を圧力調整弁のライン圧低下側のポートに
供給して作用することで、ライン圧が圧力調整弁
によりエンジントルクも加味して調圧され、エン
ジントルクの減少に応じて低下するように補正さ
れる。このためスロツトル開度に応じたトルクが
両プーリとベルトに伝達する場合に、常にベルト
スリツプを生じない必要最小限のプーリ押付け力
が付与される。
的には、圧力調整弁で副プーリのライン圧で制御
し、変速制御弁で主プーリの油圧を制御して変速
制御される。 そしてスロツトル開度の信号と所定の油圧を用
いて、エンジントルクに応じた油圧を発生し、こ
の油圧を圧力調整弁のライン圧低下側のポートに
供給して作用することで、ライン圧が圧力調整弁
によりエンジントルクも加味して調圧され、エン
ジントルクの減少に応じて低下するように補正さ
れる。このためスロツトル開度に応じたトルクが
両プーリとベルトに伝達する場合に、常にベルト
スリツプを生じない必要最小限のプーリ押付け力
が付与される。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明する。 先ず第1図において、本発明が適用される無段
変速機の一例として、電磁紛式クラツチ付無段変
速機について説明する。符号1は電磁紛式クラツ
チ、2は無段変速機である。無段変速機2は、大
別すると前後進の切換部3、プーリ比変換部4、
終減速部5及び油圧制御部6から構成されてい
る。 電磁紛式クラツチ1は、エンジンからのクラン
ク軸7にコイル8を内蔵したドライブメンバ9が
一体結合し、これに対し変速機入力軸10にドリ
ブンメンバ11が回転方向に一体的にスプライン
結合し、これらのドライブ及びドリブンメンバ
9,11がギヤツプ12を介して遊嵌して、この
ギヤツプ12にパウダ室13から電磁紛が集積さ
れる。またドライブメンバ9には、ホルダ14を
介してスリツプリング15が配置され、スリツプ
リング15にクラツチ電流を供給するブラシ16
が摺接される。 このため例えば切換部3のレバー操作やアクセ
ル踏込みにより、コイル8にクラツチ電流を供給
すると、ドライブ及びドリブンメンバ9,11の
間に生じる磁力線により、両者のギヤツプ12に
電磁紛が鎖状に結合して集積し、この場合の結合
力でドライブメンバ9に対しドリブンメンバ11
が滑りながら一体結合して、自動的にクラツチ接
続する。一方、減速時の走行状態によりクラツチ
電流をカツトすると、電磁紛による結合力が消失
し、自動的にクラツチ切断してエンスト防止され
る。 次いで無段変速機2において、切換部3は上記
クラツチ1からの入力軸10と、この入力軸10
と同軸上に配置されるプーリ比変換部4と主軸1
7との間に設けられる。そこで入力軸10に一体
結合する後進用ドライブギヤ18と、主軸17に
回転自在に嵌合する後進用ドリブンギヤ19と
が、カウンタギア20及びアイドラギヤ21を介
して噛合いに構成され、更にこれらの主軸17と
ギヤ18,19の間に切換クラツチ22が設けら
れる。そしてP又はNレンジの中立位置から切換
クラツチ22をギヤ18側に係合すると、入力軸
10に主軸17が直結してD又はLレンジの前進
位置になり、切換クラツチ22をギヤ19側に係
合すると、入力軸10の動力がギヤ18ないし2
1により逆転してRレンジの後進位置になる。 プーリ比変換部4は、上記主軸17に対し副軸
23が平行配置され、これらの両軸17,23に
それぞれ主プーリ24、副プーリ25が設けら
れ、両プーリ24,25の間にエンドレスの駆動
ベルト26が掛け渡される。両プーリ24,25
はいずれも、固定側プーリ半体24b,25bと
可動側プーリ半体24a,25aを有し、可動側
プーリ半体24a,25aにはそれぞれ油圧サー
ボ装置27,28を付設して、プーリ間隔が可変
に構成される。そして両プーリ24,25の一方
のプーリ間隔を狭く、他方のプーリ間隔を広くす
るように油圧動作し、駆動ベルト26の両プーリ
24,25に対する巻付け径の比を変化して無段
階に変速した動力を副軸23に出力すように構成
される。 終減速部5は、副軸23に中間減速ギヤ29を
介して出力軸30が連結され、出力軸30の出力
ギヤ31に大径のフアイナルギヤ32が噛合う。
そしてフアイナルギヤ32の差動機構33から、
車軸34,35を介して左右の駆動輪側に伝動構
成される。 更に油圧制御部6は、主プーリ24に隣接して
油圧ポンプ37が配設される。またエンジンクラ
ンク軸7に直結するポンプ駆動軸36が、主軸1
7及び入力軸10の内部を貫通して油圧ポンプ3
7に連結され、エンジン運転中常に油圧を生じる
ように構成される。一方、油圧ポンプ37のポン
プ油圧が供給される油圧制御回路38を有し、こ
の油圧制御回路38と両油圧サーボ装置27,2
8がそれぞれ油路39,40で連通構成される。 第2図において油圧制御回路38について説明
する。油圧サーボ装置27は、可動側半体24a
がピストンを兼ねてシリンダ27aに嵌合し、可
動側半体24aの背後にサーボ室27bが設けら
れる。油圧サーボ装置28においても、可動側半
体25aがシリンダ28aに嵌合し、可動側半体
25aの背後にサーボ室28bが設けられる。こ
こで主プーリ可動側半体24aの受圧面積が、副
プーリ可動側半体25aに比べて大きく設定さ
れ、主プーリ24の油圧力で任意に変速制御する
ことが可能になつている。 油圧ポンプ37の吸入側は、フイルタ41を介
して油溜42に連通し、油圧ポンプ37の吐出側
のライン圧油路39が、圧力調整弁43に連通
し、この油路39から分岐する油路40が副プー
リサーボ室28bに連通する。油路39は、更に
変速制御弁44を有して主プーリサーボ室27b
に連通する。また主プーリ24には回転センサ4
9が設けられ、クラツチ切断時は主プーリ回転数
に応じたピトー圧を発生し、クラツチ接続時はエ
ンジン回転数に応じたピトー圧を発生する。 変速制御弁44は弁本体45にスプール46が
移動可能に挿入され、スプール46の一方にスロ
ツトル開度に応じてリフトするスロツトルカム5
1が、そのリフトに応じて移動する作動部材4
8、スプリング47を介して連結される。またス
プール46のスプリング47と反対側のポート4
5aには、油路50によりピトー圧が導入して作
用する。弁本体45のポート45bはスプール4
6のランド46a,46bによりライン圧供給用
ポート45cとドレンポート45dの一方に選択
的に連通するようになつており、ポート45bが
油路39の油路39aによりサーボ室27bに連
通し、ポート45cが油路39bにより圧力調整
弁43に連通し、ドレンポート45dが油路52
により油溜42に連通する。 こうして変速制御弁44は、スプール46にエ
ンジン回転数に応じたピトー圧と、スロツトル開
度に応じたスプリング力とが対抗して作用し、両
者が常にバランスするように動作する。即ち、ス
プリング力の方が大きい場合は、ポート45bと
45dの連通で主プーリサーボ室27bを排油し
て主プーリサーボ油圧を減少し、プトー圧がスプ
リング力に打勝つと、ポート45bと45cを連
通でライン圧で主プーリサーボ室27bに給油し
て主プーリサーボ油圧を増大する。そして主プー
リサーボ油圧の変化により、アツプシフトまたは
ダウンシフトするように変速制御する。 次に、圧力調整弁43は弁本体53にスプール
54が移動可能に挿入される。また主プーリ可動
側半体24aにはフイードバツクリンク56が、
半体24aの移動に応じて実際の変速比を検出す
るように取付けられる。そしてスプール54を一
方にフイードバツクリンク56が、ブツシユ5
7、スプリング55を介して連結され、スプール
54のスプリング55と反対側のポート53aに
は油路50によりピトー圧が導入して作用し、ポ
ート53bには油路39cによりライン圧が導入
して作用する。スプール54は、ランド54aの
切欠により、ポート53cと排油側油路52とを
連通して調圧する。 こうして圧力調整弁43のスプール54には、
ライン圧とピトー圧がポート53cと53dの連
通で排油量を増してライン圧を低下する方向に作
用し、変速比に応じたスプリング力がその排油量
を減じてライン圧を上昇する方向に作用する。こ
れにより最大変速比の場合は、スプリング力が最
も大きいことで、ライン圧を最大に制御し、この
状態から高速段に移行してスプリング力が順次減
じるのに応じてライン圧を滑らかに低下するよう
にライン圧制御する。 上記構成において本発明によると、圧力調整弁
43にエンジントルクによる制御系が付設され
る。そこで圧力調整弁43の排油側油路52にチ
エツクボール弁60が設けられ、このチエツクボ
ール弁60の上流側から油路61が分岐して、油
路61に所定の低い2次ライン圧(潤滑油圧)が
確保される。そして油路61は、絞り62を有し
て、エンジントルクに応じた油圧を発生する手段
としてのデユーテイソレノイド弁63に連通され
る。また圧力調整弁43のポート53a,53b
と同じライン圧低下側には、ポート64が付設さ
れ、このポート64にソレナイド弁63が2次ラ
イン圧を用いて生じた制御圧を供給するように連
通している。 一方、エンジントルクの代表として、例えばス
ロツトル開度を検出するスロツトル開度センサ6
5を有し、油路61のソレノイド弁63の下流側
に圧力センサ66が設けられる。そして両センサ
65,66が制御回路67を介してソレノイド弁
63に回路構成される。 ここで制御回路67は、スロツトル開度が小さ
いほどソレノイド弁63のデユーテイ比、即ち排
圧量を、第3図の実線のように少なく設定する。
そして圧力調整弁43のポート64に作用する制
御圧(潤滑油圧)を、同図破線で示すように大き
く制御するのであり、この制御圧が圧力センサ6
6により監視される。 次に、この実施例の作用について説明する。 先ず、圧力調整弁43においては、スプール5
4にフイードバツクセンサ56による実際の変速
比に応じたスプリング55の力がドレン側ポート
53dを閉じてポート53cのライン圧を高める
方向に作用しており、これにより変速比の大きい
低速段ではライン圧が高く制御される。またスプ
ール54には油路50のピトー圧と、油路61の
制御圧がドレン側ポート53dを開いてライン圧
を低下する方向に作用しており、これによりピト
ー圧が高いほどライン圧が低下するように補正さ
れる。 また、スロツトル開度センサ65の信号が制御
回路67に入力し、制御回路67からスロツトル
開度に応じたデユーテイ信号がソレノイド弁63
に出力して制御圧を生じる。そしてこの制御圧
が、圧力調整弁43のライン圧低下側のポート6
4に供給して作用する。そこでエンジントルクが
小さいほど大きい制御圧がポート64に作用し
て、ライン圧が低下するように補正される。こう
してライン圧は、変速比、エンジン回転及びエン
ジントルクにより制御され、その特性は第4図に
示すようになる。 このように制御されたライン圧は、常に副プー
リ25側のサーボ室28bに供給され、ライン圧
に応じたプーリ押付け力を付与する。また変速制
御弁44によりエンジン回転とスロツトル開度の
関係で、ライン圧を用いて主プーリ24側のサー
ボ室27bに給排油され、これにより駆動ベルト
26の主プーリ24と副プーリ25に対する巻付
け径の比が変化して、無段階に変速制御される。 また上述のように、主プーリ24、副プーリ2
5及び駆動ベルト26により変速して動力伝達さ
れる場合は、ライン圧によりベルト周縁部が主プ
ーリ24、副プーリ25に押付けられ、所定のプ
ーリ押付け力が付与される。このときスロツトル
開度が大きい走行条件では、この場合のエンジン
トルクに応じてライン圧が高く補正され、伝達ト
ルクに見合つたプーリ押付け力になる。また逆に
スロツトル開度が小さい走行条件では、ライン圧
が低く補正されて、同様の伝達トルクに見合つた
プーリ押付け力になる。こうしてライン圧による
プーリ押付け力は、常にベルトスリツプを防止
し、伝達トルクに応じた必要最小限の最適なもの
に制御される。 なお、本実施例では、エンジントルク特性をス
ロツトル開度によつて代表させたが、エンジンの
吸入管負圧を用いてもよい。
的に説明する。 先ず第1図において、本発明が適用される無段
変速機の一例として、電磁紛式クラツチ付無段変
速機について説明する。符号1は電磁紛式クラツ
チ、2は無段変速機である。無段変速機2は、大
別すると前後進の切換部3、プーリ比変換部4、
終減速部5及び油圧制御部6から構成されてい
る。 電磁紛式クラツチ1は、エンジンからのクラン
ク軸7にコイル8を内蔵したドライブメンバ9が
一体結合し、これに対し変速機入力軸10にドリ
ブンメンバ11が回転方向に一体的にスプライン
結合し、これらのドライブ及びドリブンメンバ
9,11がギヤツプ12を介して遊嵌して、この
ギヤツプ12にパウダ室13から電磁紛が集積さ
れる。またドライブメンバ9には、ホルダ14を
介してスリツプリング15が配置され、スリツプ
リング15にクラツチ電流を供給するブラシ16
が摺接される。 このため例えば切換部3のレバー操作やアクセ
ル踏込みにより、コイル8にクラツチ電流を供給
すると、ドライブ及びドリブンメンバ9,11の
間に生じる磁力線により、両者のギヤツプ12に
電磁紛が鎖状に結合して集積し、この場合の結合
力でドライブメンバ9に対しドリブンメンバ11
が滑りながら一体結合して、自動的にクラツチ接
続する。一方、減速時の走行状態によりクラツチ
電流をカツトすると、電磁紛による結合力が消失
し、自動的にクラツチ切断してエンスト防止され
る。 次いで無段変速機2において、切換部3は上記
クラツチ1からの入力軸10と、この入力軸10
と同軸上に配置されるプーリ比変換部4と主軸1
7との間に設けられる。そこで入力軸10に一体
結合する後進用ドライブギヤ18と、主軸17に
回転自在に嵌合する後進用ドリブンギヤ19と
が、カウンタギア20及びアイドラギヤ21を介
して噛合いに構成され、更にこれらの主軸17と
ギヤ18,19の間に切換クラツチ22が設けら
れる。そしてP又はNレンジの中立位置から切換
クラツチ22をギヤ18側に係合すると、入力軸
10に主軸17が直結してD又はLレンジの前進
位置になり、切換クラツチ22をギヤ19側に係
合すると、入力軸10の動力がギヤ18ないし2
1により逆転してRレンジの後進位置になる。 プーリ比変換部4は、上記主軸17に対し副軸
23が平行配置され、これらの両軸17,23に
それぞれ主プーリ24、副プーリ25が設けら
れ、両プーリ24,25の間にエンドレスの駆動
ベルト26が掛け渡される。両プーリ24,25
はいずれも、固定側プーリ半体24b,25bと
可動側プーリ半体24a,25aを有し、可動側
プーリ半体24a,25aにはそれぞれ油圧サー
ボ装置27,28を付設して、プーリ間隔が可変
に構成される。そして両プーリ24,25の一方
のプーリ間隔を狭く、他方のプーリ間隔を広くす
るように油圧動作し、駆動ベルト26の両プーリ
24,25に対する巻付け径の比を変化して無段
階に変速した動力を副軸23に出力すように構成
される。 終減速部5は、副軸23に中間減速ギヤ29を
介して出力軸30が連結され、出力軸30の出力
ギヤ31に大径のフアイナルギヤ32が噛合う。
そしてフアイナルギヤ32の差動機構33から、
車軸34,35を介して左右の駆動輪側に伝動構
成される。 更に油圧制御部6は、主プーリ24に隣接して
油圧ポンプ37が配設される。またエンジンクラ
ンク軸7に直結するポンプ駆動軸36が、主軸1
7及び入力軸10の内部を貫通して油圧ポンプ3
7に連結され、エンジン運転中常に油圧を生じる
ように構成される。一方、油圧ポンプ37のポン
プ油圧が供給される油圧制御回路38を有し、こ
の油圧制御回路38と両油圧サーボ装置27,2
8がそれぞれ油路39,40で連通構成される。 第2図において油圧制御回路38について説明
する。油圧サーボ装置27は、可動側半体24a
がピストンを兼ねてシリンダ27aに嵌合し、可
動側半体24aの背後にサーボ室27bが設けら
れる。油圧サーボ装置28においても、可動側半
体25aがシリンダ28aに嵌合し、可動側半体
25aの背後にサーボ室28bが設けられる。こ
こで主プーリ可動側半体24aの受圧面積が、副
プーリ可動側半体25aに比べて大きく設定さ
れ、主プーリ24の油圧力で任意に変速制御する
ことが可能になつている。 油圧ポンプ37の吸入側は、フイルタ41を介
して油溜42に連通し、油圧ポンプ37の吐出側
のライン圧油路39が、圧力調整弁43に連通
し、この油路39から分岐する油路40が副プー
リサーボ室28bに連通する。油路39は、更に
変速制御弁44を有して主プーリサーボ室27b
に連通する。また主プーリ24には回転センサ4
9が設けられ、クラツチ切断時は主プーリ回転数
に応じたピトー圧を発生し、クラツチ接続時はエ
ンジン回転数に応じたピトー圧を発生する。 変速制御弁44は弁本体45にスプール46が
移動可能に挿入され、スプール46の一方にスロ
ツトル開度に応じてリフトするスロツトルカム5
1が、そのリフトに応じて移動する作動部材4
8、スプリング47を介して連結される。またス
プール46のスプリング47と反対側のポート4
5aには、油路50によりピトー圧が導入して作
用する。弁本体45のポート45bはスプール4
6のランド46a,46bによりライン圧供給用
ポート45cとドレンポート45dの一方に選択
的に連通するようになつており、ポート45bが
油路39の油路39aによりサーボ室27bに連
通し、ポート45cが油路39bにより圧力調整
弁43に連通し、ドレンポート45dが油路52
により油溜42に連通する。 こうして変速制御弁44は、スプール46にエ
ンジン回転数に応じたピトー圧と、スロツトル開
度に応じたスプリング力とが対抗して作用し、両
者が常にバランスするように動作する。即ち、ス
プリング力の方が大きい場合は、ポート45bと
45dの連通で主プーリサーボ室27bを排油し
て主プーリサーボ油圧を減少し、プトー圧がスプ
リング力に打勝つと、ポート45bと45cを連
通でライン圧で主プーリサーボ室27bに給油し
て主プーリサーボ油圧を増大する。そして主プー
リサーボ油圧の変化により、アツプシフトまたは
ダウンシフトするように変速制御する。 次に、圧力調整弁43は弁本体53にスプール
54が移動可能に挿入される。また主プーリ可動
側半体24aにはフイードバツクリンク56が、
半体24aの移動に応じて実際の変速比を検出す
るように取付けられる。そしてスプール54を一
方にフイードバツクリンク56が、ブツシユ5
7、スプリング55を介して連結され、スプール
54のスプリング55と反対側のポート53aに
は油路50によりピトー圧が導入して作用し、ポ
ート53bには油路39cによりライン圧が導入
して作用する。スプール54は、ランド54aの
切欠により、ポート53cと排油側油路52とを
連通して調圧する。 こうして圧力調整弁43のスプール54には、
ライン圧とピトー圧がポート53cと53dの連
通で排油量を増してライン圧を低下する方向に作
用し、変速比に応じたスプリング力がその排油量
を減じてライン圧を上昇する方向に作用する。こ
れにより最大変速比の場合は、スプリング力が最
も大きいことで、ライン圧を最大に制御し、この
状態から高速段に移行してスプリング力が順次減
じるのに応じてライン圧を滑らかに低下するよう
にライン圧制御する。 上記構成において本発明によると、圧力調整弁
43にエンジントルクによる制御系が付設され
る。そこで圧力調整弁43の排油側油路52にチ
エツクボール弁60が設けられ、このチエツクボ
ール弁60の上流側から油路61が分岐して、油
路61に所定の低い2次ライン圧(潤滑油圧)が
確保される。そして油路61は、絞り62を有し
て、エンジントルクに応じた油圧を発生する手段
としてのデユーテイソレノイド弁63に連通され
る。また圧力調整弁43のポート53a,53b
と同じライン圧低下側には、ポート64が付設さ
れ、このポート64にソレナイド弁63が2次ラ
イン圧を用いて生じた制御圧を供給するように連
通している。 一方、エンジントルクの代表として、例えばス
ロツトル開度を検出するスロツトル開度センサ6
5を有し、油路61のソレノイド弁63の下流側
に圧力センサ66が設けられる。そして両センサ
65,66が制御回路67を介してソレノイド弁
63に回路構成される。 ここで制御回路67は、スロツトル開度が小さ
いほどソレノイド弁63のデユーテイ比、即ち排
圧量を、第3図の実線のように少なく設定する。
そして圧力調整弁43のポート64に作用する制
御圧(潤滑油圧)を、同図破線で示すように大き
く制御するのであり、この制御圧が圧力センサ6
6により監視される。 次に、この実施例の作用について説明する。 先ず、圧力調整弁43においては、スプール5
4にフイードバツクセンサ56による実際の変速
比に応じたスプリング55の力がドレン側ポート
53dを閉じてポート53cのライン圧を高める
方向に作用しており、これにより変速比の大きい
低速段ではライン圧が高く制御される。またスプ
ール54には油路50のピトー圧と、油路61の
制御圧がドレン側ポート53dを開いてライン圧
を低下する方向に作用しており、これによりピト
ー圧が高いほどライン圧が低下するように補正さ
れる。 また、スロツトル開度センサ65の信号が制御
回路67に入力し、制御回路67からスロツトル
開度に応じたデユーテイ信号がソレノイド弁63
に出力して制御圧を生じる。そしてこの制御圧
が、圧力調整弁43のライン圧低下側のポート6
4に供給して作用する。そこでエンジントルクが
小さいほど大きい制御圧がポート64に作用し
て、ライン圧が低下するように補正される。こう
してライン圧は、変速比、エンジン回転及びエン
ジントルクにより制御され、その特性は第4図に
示すようになる。 このように制御されたライン圧は、常に副プー
リ25側のサーボ室28bに供給され、ライン圧
に応じたプーリ押付け力を付与する。また変速制
御弁44によりエンジン回転とスロツトル開度の
関係で、ライン圧を用いて主プーリ24側のサー
ボ室27bに給排油され、これにより駆動ベルト
26の主プーリ24と副プーリ25に対する巻付
け径の比が変化して、無段階に変速制御される。 また上述のように、主プーリ24、副プーリ2
5及び駆動ベルト26により変速して動力伝達さ
れる場合は、ライン圧によりベルト周縁部が主プ
ーリ24、副プーリ25に押付けられ、所定のプ
ーリ押付け力が付与される。このときスロツトル
開度が大きい走行条件では、この場合のエンジン
トルクに応じてライン圧が高く補正され、伝達ト
ルクに見合つたプーリ押付け力になる。また逆に
スロツトル開度が小さい走行条件では、ライン圧
が低く補正されて、同様の伝達トルクに見合つた
プーリ押付け力になる。こうしてライン圧による
プーリ押付け力は、常にベルトスリツプを防止
し、伝達トルクに応じた必要最小限の最適なもの
に制御される。 なお、本実施例では、エンジントルク特性をス
ロツトル開度によつて代表させたが、エンジンの
吸入管負圧を用いてもよい。
以上説明したように本発明によれば、無段変速
機の油圧系において、スロツトル開度の信号と所
定の油圧を用いて、エンジントルクに応じた油圧
を発生する手段を備えると共に、圧力調整弁のラ
イン圧低下側に、エンジントルクに応じた油圧を
供給してライン圧を補正するポートを付設し、圧
力調整弁によるライン圧を、エンジン回転、変速
比の外にエンジントルクを加味して制御する構成
であるから、ライン圧は伝達トルクに対応して必
要最小限に最適制御することができる。このため
エンジントルクの小さい領域でのオイルポンプロ
スが無くなつて、燃費等が向上する。 また、エンジントルクに応じたライン圧制御
は、潤滑用のドレン油圧を利用して制御するか
ら、ポンプ負荷の増大を招くことがない。
機の油圧系において、スロツトル開度の信号と所
定の油圧を用いて、エンジントルクに応じた油圧
を発生する手段を備えると共に、圧力調整弁のラ
イン圧低下側に、エンジントルクに応じた油圧を
供給してライン圧を補正するポートを付設し、圧
力調整弁によるライン圧を、エンジン回転、変速
比の外にエンジントルクを加味して制御する構成
であるから、ライン圧は伝達トルクに対応して必
要最小限に最適制御することができる。このため
エンジントルクの小さい領域でのオイルポンプロ
スが無くなつて、燃費等が向上する。 また、エンジントルクに応じたライン圧制御
は、潤滑用のドレン油圧を利用して制御するか
ら、ポンプ負荷の増大を招くことがない。
第1図は本発明が適用される無段変速機の一例
を示すスケルトン図、第2図は本発明による装置
の一実施例を示す回路図、第3図はデユーテイ比
と潤滑油圧を示す線図、第4図は本発明によるラ
イン圧の特性線図、第5図は従来のライン圧の特
性線図である。 2……無段変速機、17……主軸、23……副
軸、24……主プーリ、25……副プーリ、26
……駆動ベルト、27……主プーリのサーボ装
置、28……副プーリのサーボ装置、43……圧
力調整弁、44……変速制御弁、61……油路、
63……デユーテイソレノイド弁、64……ポー
ト。
を示すスケルトン図、第2図は本発明による装置
の一実施例を示す回路図、第3図はデユーテイ比
と潤滑油圧を示す線図、第4図は本発明によるラ
イン圧の特性線図、第5図は従来のライン圧の特
性線図である。 2……無段変速機、17……主軸、23……副
軸、24……主プーリ、25……副プーリ、26
……駆動ベルト、27……主プーリのサーボ装
置、28……副プーリのサーボ装置、43……圧
力調整弁、44……変速制御弁、61……油路、
63……デユーテイソレノイド弁、64……ポー
ト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジン側の主軸とこの主軸に平行配置され
る車輪側の副軸とに、それぞれプーリ間隔可変の
主プーリ及び副プーリと、両プーリ間に巻回され
る駆動ベルトとを有し、主副プーリの各サーボ装
置に供給される油圧によりプーリの有効径を変化
させて主副軸間のプーリ比を無段階に変速制御す
る無段変速機において、 油圧源より主副プーリのサーボ装置に連通する
油圧制御回路に、副プーリサーボ装置に供給され
るライン圧を調圧する圧力調整弁と、スロツトル
開度に応じたスプリング力とエンジン側の回転数
に応じたピトー圧との関係によりライン圧を主プ
ーリサーボ装置に給排油して変速比を変化する変
速制御弁とを備えると共に、 上記圧力調整弁には、スプールの一方に付勢さ
れるスプリングと、他方にエンジン回転数に応じ
たピトー圧を導入するポートとを有してライン圧
を変速比とエンジン回転数との関係により制御す
る通常のポートの他に、エンジントルクに応じた
油圧を供給する補正ポートを付設し、該ポートに
連通する2次側油路に、スロツトル開度の信号に
よりエンジントルクに応じた油圧を発生する手段
を備えたことを特徴とする無段変速機のライン圧
制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58167272A JPS6060361A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
US06/648,450 US4638689A (en) | 1983-09-10 | 1984-09-07 | Hydraulic line pressure control system for an infinitely variable transmission |
DE8484306214T DE3462823D1 (en) | 1983-09-10 | 1984-09-10 | An infinitely variable transmission |
DE198484306214T DE134725T1 (de) | 1983-09-10 | 1984-09-10 | Stufenloses getriebe. |
EP84306214A EP0134725B1 (en) | 1983-09-10 | 1984-09-10 | An infinitely variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58167272A JPS6060361A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6060361A JPS6060361A (ja) | 1985-04-06 |
JPH0526970B2 true JPH0526970B2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=15846663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58167272A Granted JPS6060361A (ja) | 1983-09-10 | 1983-09-10 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4638689A (ja) |
EP (1) | EP0134725B1 (ja) |
JP (1) | JPS6060361A (ja) |
DE (2) | DE3462823D1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3524081A1 (de) * | 1985-07-05 | 1987-01-08 | Johannes Herchenroeder | Drehmomentwandler mit einem stufenlos regelbaren zugmittelgetriebe |
JPH0624895B2 (ja) * | 1985-08-30 | 1994-04-06 | 富士重工業株式会社 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
JPS6252264A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の油圧制御装置 |
JPS6262047A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のショック軽減装置 |
JPS62122836A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-04 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の制御装置 |
JPS62146737A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-06-30 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の制御装置 |
DE3602137C1 (de) * | 1986-01-24 | 1987-07-02 | Ford Werke Ag | Steuerventilsystem fuer ein stufenlos regelbares Kegelscheiben-Umschlingungsgetriebe,insbesondere fuer Kraftfahrzeuge |
JP2697828B2 (ja) * | 1987-08-28 | 1998-01-14 | 株式会社日立製作所 | 車輌用自動変速装置 |
JP2759945B2 (ja) * | 1987-10-16 | 1998-05-28 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機のセレクトショック軽減装置 |
JP2798457B2 (ja) * | 1989-12-28 | 1998-09-17 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電子制御式自動変速機 |
NL9000075A (nl) * | 1990-01-11 | 1991-08-01 | Doornes Transmissie Bv | Werkwijze voor het regelen van de spanning in een drijfriem van een continu variabele transmissie. |
US5025683A (en) * | 1990-01-19 | 1991-06-25 | General Motors Corporation | Orifice cup plug and seal assembly |
JP2626256B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1997-07-02 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 |
BE1010048A3 (nl) * | 1996-02-27 | 1997-12-02 | Vcst Nv | Inrichting voor het regelen van een continu variabele transmissie bij motorvoertuigen. |
ATE289026T1 (de) | 1999-11-11 | 2005-02-15 | Doornes Transmissie Bv | Stufenloses getriebe mit elektro-hydraulischem steuersystem und steuerverfahren für ein solches getriebe |
JP4445119B2 (ja) * | 2000-11-01 | 2010-04-07 | 三菱電機株式会社 | 車両用無段変速機のライン圧制御装置。 |
JP4875477B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-02-15 | 本田技研工業株式会社 | 小型車両用パワーユニット |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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NL175096C (nl) * | 1974-11-15 | 1984-09-17 | Doornes Transmissie Bv | Traploos variabele drijfriemoverbrenging met hydraulische drukregeling van de zijdelingse aandrukkracht op de drijfriem of schakelband. |
NL165821C (nl) * | 1976-02-09 | 1981-05-15 | Doornes Transmissie Bv | Traploos variabele overbrenging. |
IT1072036B (it) * | 1976-11-24 | 1985-04-10 | Sira | Circzito di controllo a due andature per variatori automatici di rapporto a cinghia trapezoidale particolarmente per autoveicoli |
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NL168038B (nl) * | 1978-05-03 | 1981-09-16 | Doornes Transmissie Bv | Inrichting voor het regelen van de overbrengings- verhouding van een traploos variabele transmissie van een motorvoertuig. |
NL7811192A (nl) * | 1978-11-13 | 1980-05-16 | Doornes Transmissie Bv | Werkwijze en inrichting voor het regelen van een trap- loos variabele transmissie van een motorvoertuig. |
GB2051264B (en) * | 1978-12-09 | 1982-12-15 | Piv Antrieb Reimers Kg Werner | Expanding-pulley gear control |
NL7907714A (nl) * | 1979-10-19 | 1981-04-22 | Doornes Transmissie Bv | Werkwijze en inrichting voor het regelen van een traploos variabele transmissie. |
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-
1983
- 1983-09-10 JP JP58167272A patent/JPS6060361A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-07 US US06/648,450 patent/US4638689A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-09-10 DE DE8484306214T patent/DE3462823D1/de not_active Expired
- 1984-09-10 EP EP84306214A patent/EP0134725B1/en not_active Expired
- 1984-09-10 DE DE198484306214T patent/DE134725T1/de active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE134725T1 (de) | 1985-08-29 |
DE3462823D1 (en) | 1987-04-30 |
EP0134725B1 (en) | 1987-03-25 |
JPS6060361A (ja) | 1985-04-06 |
US4638689A (en) | 1987-01-27 |
EP0134725A1 (en) | 1985-03-20 |
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