JPH0526926U - タイヤアツセンブリー積出し装置 - Google Patents

タイヤアツセンブリー積出し装置

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JPH0526926U
JPH0526926U JP7602191U JP7602191U JPH0526926U JP H0526926 U JPH0526926 U JP H0526926U JP 7602191 U JP7602191 U JP 7602191U JP 7602191 U JP7602191 U JP 7602191U JP H0526926 U JPH0526926 U JP H0526926U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、タイヤアッセンブリーの振り分
け作業や段積み作業の自動化を図ることにある。 【構成】 タイヤ及びホイールから成るタイヤアッセン
ブリーの組立てライン10から送りこまれた2種類のタ
イヤを選択的に振り分けて送り出す振り分け機17と、
同振り分け機の順方向下流に配備される搬送路R1上の
第1段積み位置P1に供給されるタイヤアッセンブリー
を設定数段積みする第1段積み工程部15と、振り分け
機17の分岐方向下流に配備される搬送路R2上の第2
段積み位置P2に供給されるタイヤアッセンブリーを設
定数段積みする第2段積み工程部74と、第1、第2段
積み工程部からの段積みタイヤアッセンブリーをタイヤ
搬送手段7に積み出す積出し部16とを有したことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両組立てラインにタイヤを供給するに先立って、タイヤアッセン ブリーを組立てて、複数のタイヤアッセンブリーを1車両相当分づつ段積みし、 車両組立てラインに送り出すタイヤアッセンブリー積出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、1台の車両が必要とするタイヤは前後各2本づつにスペアータイヤを1 本の計5本となる。そこで、車両組立てラインを流れるそれぞれ異なる種類の車 両に対し、それぞれ1車両分として適した計5本のタイヤをまとめて供給する必 要がある。そこで、従来は、タイヤアッセンブリー組立てラインに続くタイヤア ッセンブリー段積み工程部において前以てフロント2本、リア2本計4本のタイ ヤを段積みし、スペアタイア1本を別途つけ加えて1車両分とし、車両組立てラ インに送り出すことが行われている。 例えば、図8に示すように、タイヤアッセンブリー組立てラインは、タイヤ本 体にホイールを組込む組込工程部1と、タイヤアッセンブリーへのエア入れを行 うエア入れ工程部2と、その後で、タイヤアッセンブリーのバランス取りを行う バランス取り工程部3とから成り、それに続くタイヤアッセンブリー積出し装置 が段積み工程部4及び積み出し部5とで構成されている。
【0003】 このようなタイヤアッセンブリーの段積み工程部4では、従来、バランサー3 01と反転ウエイト打台302が順次配列されるバランス取り工程部3より順次 供給されるタイヤを作業者が受け、これを段積み位置Pにフロント2本、リア2 本の計4本のタイヤを作業者が段積みし、更に、スペアタイヤ1本を別途の段積 み位置Psに4本段積みしている。その上で、図8に示すようにタイヤ搬送車6 の荷台7上に計8台分のタイヤが全て積み込まれることが行われていた。なお、 スペアタイヤは4本づつ荷台7の前部に収容され同時に搬送されている。図8中 の符号8は電動移動台車(トラバーサ−)を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のタイヤアッセンブリー積出し装置は2種類のタイヤアッセ ンブリーを各々異なる段積み位置P、Psに作業者が手作業によってタイヤを段 積みしている。処が、通常タイヤの重量は乗用車のものでも30kg弱と重く、重 労働となり、2種類のタイヤアッセンブリーの振り分け作業や段積み作業の自動 化が望まれている。 本考案の目的は、タイヤアッセンブリーの振り分け作業や段積み作業の自動化 を図れるタイヤアッセンブリー積出し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案はタイヤ及びホイールから成るタイヤア ッセンブリーの組立てラインから送り込まれた2種類のタイヤアッセンブリーを 順方向及び同順方向と直行する分岐方向に選択的に振り分けて送り出す振り分け 機と、同振り分け機の順方向下流に配備される搬送路上の第1段積み位置に順次 横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先のタイヤアッセンブリーを後の タイヤアッセンブリーの上に設定数段積みする第1段積み工程部と、上記振り分 け機の分岐方向下流に配備される搬送路上の第2段積み位置に順次横向きで供給 されるタイヤアッセンブリーの内先のタイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセ ンブリーの上に設定数段積みする第2段積み工程部と、上記第1、第2段積み工 程部からの段積みタイヤアッセンブリーをタイヤ搬送手段に積み出す積出し部と を有したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
振り分け機が2種類のタイヤアッセンブリーを順方向及び同順方向と直行する 分岐方向に選択的に振り分け、第1段積み工程部が順方向下流に配備される搬送 路上の第1段積み位置に順次横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先の タイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブリーの上に設定数段積みし、第2 段積み工程部も同様に第2段積み位置にタイヤアッセンブリーを設定数段積みす るので、第1、第2段積み工程部からの各々異なる2種類の段積みタイヤアッセ ンブリーをタイヤ搬送手段に容易に積み込むことができる。
【0007】
【実施例】
図1にはタイヤアッセンブリー積出し装置が示され、同装置11はタイヤアッ センブリー組立てライン10に連結される。 このタイヤアッセンブリー組立てライン10は各タイヤ本体に各ホイールを組 込む組込工程部12と、タイヤアッセンブリーへのエア入れを行うエア入れ工程 部13と、バランサー141及び反転ウエイト打台142から成るバランス取り 工程部14とで構成され、タイヤアッセンブリー積出し装置11は反転ウエイト 打台142より傾斜ローラ18を介して供給されるタイヤアッセンブリーを順方 向と分岐方向に振り分ける正転振り分け機17と、正転振り分け機17に続く順 方向側の第1段積み工程部15と、第2段積み工程部74と、積み出し部16と で構成される。
【0008】 この内、組込工程部12と、エア入れ工程部13及びバランス取り工程部14 は図8の従来装置で説明したものと同様に構成される。 ここではこのバランス取り工程部の反転ウエイト打台142より送り出される 縦向きのタイヤが傾斜ローラ18を通り、正転振り分け機17に供給される。 正転振り分け機17は順次傾斜ローラ18によって供給される縦向きのタイヤ アッセンブリー(以後単にタイヤと記す)を横向きに正転させ、更に、フロント 及びリアのタイヤを第2段積み工程部74に、スペアタイヤを第1段積み工程部 15に案内すべく振り分け作業を行う。
【0009】 正転振り分け機17は図1乃至図3に示すように、順次傾斜ローラ18によっ て供給されるタイヤを受けるタイヤ受け枠19と、このタイヤ受け枠を回転中心 線L回りに回転させる正転機20と、タイヤ受け枠19と一体回転すると共に下 流側のスペアータイヤ送りローラ22と同一面を保てる正転機上のローラ21と 、タイヤ受け枠19上に支持されローラ21に干渉しないよう、しかもローラ2 1に直行する方向に搬送作動できるように配備され、そのローラより所定量上昇 可能な一対の搬送ベルト23、的時に作動する複数の可動ストッパ75等で構成 される。
【0010】 正転機20は基枠79に対し回転中心線L回りに回転可能に枢支されると共に タイヤ受け枠19と一体結合された回転基枠78と、基枠79にブラケット76 を介してピン結合されると共に回転基枠78を回転中心線L回りに回転させる正 転シリンダ77と、正転シリンダ77を的時に駆動する図示しない制御手段とで 構成される。搬送ベルト23は回転基枠78に対しリフトシリンダ80を介して 支持され、しかも図示しない制御手段によって的時に駆動される搬送モータ23 1によって的時に駆動し、タイヤを分岐方向である第2搬送路側R2に送り出す 。 可動ストッパ75は回転基枠78に支持されるストッパシリンダ751とそ のシリンダによって突出し作動可能なストッパ752と、ストッパシリンダ75 1に連結される図示しない油圧回路及び同回路を駆動する制御手段とで構成され ている。
【0011】 この正転振り分け機17は図2に示す横向き位置mと縦向き位置nとに切り換 え移動できる。即ち、この正転振り分け機17の制御手段は予め設定されている プログラムに沿って順次供給されるフロント及びリア用のタイヤとスペアタイヤ との2種類をこの順に受取ることに基づき、制御作動する。この場合、例えば、 縦向き位置nでタイヤ受け枠19が第1のフロントタイヤを受けたとすると、こ れに先立ち可動ストッパ75は突出し位置でタイヤを受ける。続いて、タイヤ受 け枠19は正転機20で横向き位置mに切り換えられ、タイヤを横向きでローラ 21上に保持する。この後、可動ストッパ75が退却作動し、一対の搬送ベルト 23が上昇切り換えされ、それと同時に搬送作動する。これによりタイヤは傾斜 ローラ18やローラ21の送り方向である順方向と90度異なる分岐方向、即ち 、第2段積み工程部74の方向にタイヤを送り出す。この後正転機20が、タイ ヤ受け枠19を横向き位置mより縦向き位置nに切り換え、一対の搬送ベルト2 3が降下切り換えされ、可動ストッパ75を突出し切り換えし、次のタイヤの搬 入を待つ。
【0012】 他方、縦向き位置nでタイヤ受け枠19がスペアタイヤを受けたとすると、こ の場合、タイヤ受け枠19は正転機20で横向き位置mに切り換えられ、タイヤ を横向きでローラ21上に保持する。続いて、可動ストッパ75の内の順方向端 の1本75aのみが退却し、ローラ21が送り作動して、スペアタイヤをスペア ータイヤ送りローラ22の方向に送り出すことができる。 なお、この後、スペアータイヤはスペアータイヤ送りローラ22を経て、正転 振り分け機17内のローラ21及び一対の搬送ベルト23と同様の構成の方向転 換機70に達し、ここで第1段積み工程部15に供給され、第1段積み位置P1 でスペアータイヤのみが4段に段積みされる。
【0013】 第1段積み工程部15は第2段積み工程部74を成すタイヤアッセンブリー段 積み装置と同様に構成され、ここでは第2段積み工程部74のみ説明する。 タイヤアッセンブリー段積み装置である第2段積み工程部74は、図4乃至図 9に示すように、その基部が4本の支柱37及びこれらを上下位置で互いに一体 的に連結する複数のビーム38等で構成される。このような基部の中央には第2 搬送路R2を形成する搬送ローラ30と、タイヤの移動を規制する可動ストッパ 31(図5参照)と、基部側に上下動可能に支持されるリフター33と、リフト 台32に取り付けられると共に第2段積み位置P2に達したタイヤを挟持する挟 持手段35と、第2段積み位置P2に達する先のタイヤをリフトストロークSの 上位置H2に保持すると共にその間に段積み位置P1に次のタイヤが達するとそ のタイヤの上に上位置H2にある先のタイヤを載置するという段積みモードを達 成すべく可動ストッパ31、リフター33、挟持手段35を制御する制御手段と してのコントローラ36とで構成されている。
【0014】 なお、図4において符号60は搬送ローラ30の下部に駆動部が配設されるタ イヤずれ修正手段を示している。 ここで、搬送ローラ30は横向きのタイヤを下流側の傾斜ローラ24に送るも ので、正転振り分け機17の搬送ベルト23が上昇位置にある時に同レベルの高 さ位置を保つように形成されている。なお、この搬送ローラ30は電動であり、 その駆動回路40はコントローラ36によって操作されている。 可動ストッパ31は搬送ローラ30との干渉を避ける位置に配備され、一対の ストッパ用シリンダ39,39によってストッパ位置haと退却位置hbとに切 り換え移動される(図6参照)。なおストッパ用シリンダ39とこれに接続され る油圧源48との間には切り換え弁49,49が配備され、同弁の切り換え制御 をコントローラ36が行う。
【0015】 図1、図4及び図8に示すように、リフター33は4本の支柱37によって囲 まれた第2段積み位置P2に対設され、4本の支柱37に摺動可能に支持される リフト台32と、そのリフト台32を左右一対のチェーン44を介して吊る左右 各一対の上スプロケット46,46及び下スプロケット47と、その左右一対の チェーン44を介してリフト台32を上下動させる一対のリフトシリンダ45, 45と、一対のリフトシリンダ45,45の接続される油圧源48との間に配備 される切り換え弁73,73と、同弁の切り換え制御を行うコントローラ36と を備える。
【0016】 ここで、4本の支柱37には一体的にレール41が取り付けられ、レール41 に摺動可能に噛み合う噛合い部材42がリフト台32に一体結合されている。こ のため、リフトシリンダ45が上下作動すると、リフト台32は下位置HIとリ フトストロークSだけ上側の上位置H2との間を的時に切り換え移動できる。な お、リフトストロークSはタイヤ幅Bを上回る様に設定される。
【0017】 図4、図7、図8に示すように、挟持手段35は第2搬送路R2の横断方向に 摺動して挟持作動する一対の可動挟持部材34,34と、リフト台32に一体的 に取り付けられると共に各可動挟持部材34のネック部を摺動可能に支持する挟 持部材支持部50と、リフト台32の上部に支持される挟持シリンダ51と、リ フト台32に一対の枢支ピン52,52を介して枢支されると共に互いに噛み合 って逆転する一対の分岐ギア53,53と、一方の分岐ギア53に一体結合され 挟持シリンダ51の突出し作動を受けるレバー511と、各分岐ギア53と一体 の下向きレバー54と各可動挟持部材34のネック部とを連結する左右リンク系 55,55と、挟持シリンダ51の接続される油圧源48との間に配備される切 り換え弁56と、同弁の切り換え制御を行うコントローラ36とを備える。 ここで、左右の各リンク系55は、リフト台43の下位置に第2搬送路R2に 沿った方向に向けて横向きで枢支される回転軸551(図9参照)と,その両側 より下方に延出する前後レバー552,553と、前レバー552の回動端と下 向きレバー54とにそれぞれピン結合する各連結棒554と、後レバー553の 回動端に形成され各可動挟持部材34のネック部のピン556に係合する長溝5 55とで構成される。
【0018】 このような挟持手段35は、挟持シリンダ51が非作動位置より作動位置に切 り替わると、その時、一対の可動挟持部材34,34が最も接近し、タイヤを挟 持できる。この場合、挟持間隔はこの装置が処理するタイヤ径に応じ適宜調整さ れる。なお、その調整時には、前レバー552及び下向きレバー54の長さを増 減させて容易に挟持間隔を調整できる。
【0019】 タイヤずれ修正手段60は、図4、図5に示すように、第2搬送路R2を形成 する搬送ローラ30と干渉しないように、しかも作動時には同搬送路のタイヤに 当接可能な位置に配設される4つのタイヤ押し部材61と、タイヤ押し部材61 を搬送路R2の中央側に的時に揺動させる各上向きレバー62と、基部に枢支さ れ互いに噛み合う一対の分岐ギア63,63と、一方の分岐ギア63と一体の延 出レバー65、65と、各延出レバー65と各上向きレバー62とを連結するロ ッド66と、一方の分岐ギア63より延出しその回動端がずれ修正シリンダ65 に連結される揺動レバー64と、ずれ修正シリンダ65に接続される油圧源48 との間に配備される切り換え弁67と、同弁の切り換え制御を行うコントローラ 36とで構成されている。
【0020】 このずれ修正シリンダ65が非作動位置より突出し作動して作動位置に達する と、4つのタイヤ押し部材61は同時に搬送路Rの中央側に移動し、タイヤはそ の中心位置を第2段積み位置P2に合わせるようにずれ修正される。 図4に示すようにコントローラ36は各電磁弁73,49,56,67の各駆 動回路361,362,363,364及び駆動回路40と制御回路365から 成り、第2段積み位置P2に達する先のタイヤをリフトストロークSの上位置H 2に保持すると共にその間に第2段積み位置P2に次のタイヤが達するとそのタ イヤの上に上位置H2にある先のタイヤを載置するという段積みモードを達成す べく可動ストッパ31、リフター33、挟持手段35を制御する。
【0021】 即ち、コントローラ36はフロントタイヤ2本とリアタイヤ2本の供給を受け る間において、各タイヤが第2段積み位置P2に達するに先立ち可動ストッパ3 1を退却位置hbよりストッパ位置haに切り換えておく。タイヤが第2段積み 位置P2に達すると、ずれ修正シリンダ65を駆動させ、タイヤを第2段積み位 置P2に合わせる。続いて挟持シリンダ51を駆動させ、一対の可動挟持部材3 4,34によりタイヤを挟持する。更にリフターのリフトシリンダ45を駆動さ せて、リフト台32を下位値H1より上位置H2に切り換え、タイヤをリフトス トロークSだけ上昇させる。この後、コントローラは次のタイヤが送りこまれる のを待つ。次のタイヤが送り込まれるとずれ修正シリンダ65がタイヤを第2段 積み位置P2にずれ修正し、挟持手段35が開放作動して挟持中のタイヤを次の タイヤ上に載置する。
【0022】 その後、リフター33が降下作動して下位値H2に達する。ここで、挟持手段 35が挟持作動に入り、次のタイヤを挟持する。その後再度、リフター33が上 位置H2に達し、段積みされた2つのタイヤを保持し、次のタイヤが下位値H1 に送りこまれるのを待つ。このように、段積みモードを繰り返して、コントロー ラ36はフロントタイヤ2本とリアタイヤ2本の段積みを完了すると、可動スト ッパ31をストッパ位置haより退却位置hbに切り換え、搬送ローラ30を送 り作動させ、4本の段積みタイヤを搬送ローラ30及びその下流側の傾斜ローラ 24に送る。 このような第2段積み工程部74と同様に第1段積み工程部15の第1段積み 位置P1でスペアタイヤが4段に段積みされ、第1搬送路R1に沿って積出し部 16に送り出される。
【0023】 積出し部16は一対のレール72,72上に配設される複数の電動移動台車( トラバーサ)71,71・・・から成り、このうちの任意の4台に順次第2搬送 路R2からの4本の段積みタイヤが8台分送り込まれ、図10で示したと同様の 順に積み込まれ、その前方の他の電動移動台車71に第1搬送路R1からの8台 分のスペアタイヤが4段積みで送りこまれ、載置される。このようにセットされ ると直に第1第2搬送路R1,R2より各台車は移動され、適宜の移動位置でタ イヤ搬送手段としてのタイヤ搬送車6の荷台7に図10で示したと同様の順にタ イヤ積み作業が成される。なお、両段積み工程部15,74側には別の台車がセ ットされる。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、2種類のタイヤアッセンブリーを順方向及び同順 方向と直行する分岐方向に選択的に振り分け、第1段積み位置にタイヤアッセン ブリーを設定数段積みし、第2段積み位置にタイヤアッセンブリーを設定数段積 みするので、各々異なる2種類の段積みタイヤアッセンブリーをタイヤ搬送手段 に容易に積み込むことができ、タイヤアッセンブリーの振り分け作業や段積み作 業の自動化を図れ、作業の合理化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのタイヤアッセンブリ
ー積出し装置の概略図である。
【図2】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る正転振り分け機の側面図である。
【図3】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る正転振り分け機の平面図である。
【図4】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る第2段積み工程部の正面図である。
【図5】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る第2段積み工程部の平面図である。
【図6】図4の第2段積み工程部のコントローラの結線
ブロック図である。
【図7】図4の第2段積み工程部のリフト台の拡大正面
図である。
【図8】図4の第2段積み工程部のリフト台の拡大平断
面図である。
【図9】図4の第2段積み工程部のリフターの拡大側面
図である。
【図10】従来のタイヤアッセンブリー積出し装置の概
略図である。
【符号の説明】
6 タイヤ搬送車 10 タイヤアッセンブリー組立てライン 11 タイヤアッセンブリー積出し装置 15 第1段積み工程部 16 積出し部 17 正転振り分け機 74 第2段積み工程部 R1 第1搬送路 R2 第2搬送路 P1 第1段積み位置 P2 第2段積み位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ及びホイールから成るタイヤアッセ
    ンブリーの組立てラインから送りこまれた2種類のタイ
    ヤアッセンブリーを順方向及び同順方向と直行する分岐
    方向に選択的に振り分けて送り出す振り分け機と、同振
    り分け機の順方向下流に配備される搬送路上の第1段積
    み位置に順次横向きで供給されるタイヤアッセンブリー
    の内先のタイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブ
    リーの上に設定数段積みする第1段積み工程部と、上記
    振り分け機の分岐方向下流に配備される搬送路上の第2
    段積み位置に順次横向きで供給されるタイヤアッセンブ
    リーの内先のタイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセ
    ンブリーの上に設定数段積みする第2段積み工程部と、
    上記第1、第2段積み工程部からの段積みタイヤアッセ
    ンブリーをタイヤ搬送手段に積み出す積出し部とを有し
    たタイヤアッセンブリー積出し装置。
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