JPH0526808Y2 - - Google Patents

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JPH0526808Y2
JPH0526808Y2 JP1986160766U JP16076686U JPH0526808Y2 JP H0526808 Y2 JPH0526808 Y2 JP H0526808Y2 JP 1986160766 U JP1986160766 U JP 1986160766U JP 16076686 U JP16076686 U JP 16076686U JP H0526808 Y2 JPH0526808 Y2 JP H0526808Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、第1と第2のゲートを備えたデユア
ルゲートの電界効果トランジスタ(以後FETと
称する)を用いた、VHFバンドおよびUHFバン
ドを受信できるチユナの混合増幅回路に関するも
のである。
(従来の技術) 近年、チユーナの性能向上が要請され、特に法
律の規制等によつて妨害排除能力や各種ビート妨
害の排除能力の向上等が義務付けられている。ま
た、1台のチユーナでVHFバンドおよびUHFバ
ンドが受信できることが要望されている。そこ
に、一般的に、第1と第2のゲートを備えたデユ
アルゲートMOSFETを用いてチユーナを構成
し、このFETとVHFバンド受信時に周波数混合
器として動作させるとともに、UHFバンド受信
時に高周波増幅器として動作させている。
第2図に、従来の混合増幅回路の一例の回路図
を示す。
第2図において、1〜4,14,28,35〜
37はコイル、5〜8はスイツチングダイオー
ド、9はバラクタダイオード、10,11,1
3,15,16,24〜27,32,34,38
〜40はコンデンサ、12,19,21〜23,
33,41,51は抵抗、18はデユアルゲート
のFET、31はトランジスタ、43は局部発振
器、44〜50は端子である。
まず、複同調回路17は、1次側のバラクタダ
イオード(図示せず)と同調用のコイル1,3お
よびスイツチングダイオード5から成る1次側の
同調回路と、2次側のバラクタダイオード9と同
調用のコイル2,4およびスイツチングダイオー
ド6から成る2次側の同調回路とで主要部分が構
成されている。そして、複同調回路17で選択さ
れた高周波信号がスイツチングダイオード7を介
してFET18の第1ゲートG1に入力される。こ
のFET18の第1ゲートG1と接地との間に抵抗
21が接続されている。FET18の第2ゲート
G2は、端子46に印加されたバイアス電圧が抵
抗19と51で分圧された分圧電圧によりバイア
スされ、また第2ゲートG2と接地との間にコン
デンサ24が接続されている。さらに、FET1
8のソースSと接地との間に抵抗23とコンデン
サ25が並列に接続され、ドレインDにコンデン
サ26,27およびコイル28とで成す中間周波
数(以後IFと称す)に同調するフイルタが接続
され、端子46から抵抗22を介してバイアス電
圧が供給されている。そして、局部発振回路43
からの局部発振信号が、第1のゲートG1に入力
されてVHFチユーナのミキサ回路29が構成さ
れている。
次に、トランジスタ31は、UHFチユーナの
ミキサ回路42を成すもので、トランジスタ31
のコレクタにはコイル35〜37およびコンデン
サ34,38,39から成るIFに同調する複同
調のIF信号フイルタが接続され、ミキサ回路4
2から出力されるIF信号がスイツチングダイオ
ード8を介してVHFチユーナのミキサ回路29
のFET18の第1ゲートG1に入力される。
ここで、VHFローバンド受信時には、端子4
6と49に例えば12Vの正電圧が印加され、他の
端子48と50を0Vとする。すると、端子46
に印加された電圧によつてFET18のドレイン
Dおよび第2ゲートG2がバイアスされる。また、
端子49に印加された電圧によつてコイル14と
コイル3,4を介してスイツチングダイオード
5,6が逆バイアスされ、さらに抵抗12を介し
てスイツチングダイオード7が順バイアスされる
とともにスイツチングダイオード8が逆バイアス
される。そして、FET18の第1ゲートG1が抵
抗12と21とで分圧された分圧電圧でバイアス
される。かかる回路の状態により、端子44に入
力されたVHFローバンドの高周波信号が複同調
回路17で選択され、ミキサ回路29で周波数変
換されてIF信号として端子47から出力される。
VHFハイバンド受信時には、端子46と48
に例えば12Vの正電圧が印加され、他の端子49
と50を0Vとする。すると、端子46に印加さ
れた電圧によつてVHFローバンド受信時と同様
にFET18がバイアスされる。また、端子48
に印加された電圧によつてスイツチングダイオー
ド5,6が順バイアスされ、さらにコイル3,4
および抵抗12を介してスイツチングダイオード
7が順バイアスされるとともにスイツチングダイ
オード8が逆バイアスされる。そして、FET1
8の第1ゲートG1が抵抗12と21で分圧され
た電圧でバイアスされる。このように、スイツチ
ングダイオード5,6が順バイアスされるのでコ
イル3,4が短絡され、VHFハイバンドに同調
した複同調回路17に切り換えられる。そして、
端子44に入力されたVHFハイバンドの高周波
信号が複同調回路17で選択され、ミキサ回路2
9で周波数変換されてIF信号として端子47か
ら出力される。このようにVHFバンド受信時に
はFET18が周波数混合器として働くので、第
1ゲートG1がミキサ回路に適したバイアス値に
抵抗12と21で設定されている。
UHFバンド受信時には、端子46と50に例
えば12Vの正電圧が印加され、端子48と49を
0Vとする。すると、端子46に印加された電圧
によつてVHFバンド受信時と同様にFET18が
バイアスされる。また、端子50に印加された電
圧によりコイル35を介してトランジスタ31が
バイアスされ、抵抗41を介してスイツチングダ
イオード8が順バイアスされるとともにスイツチ
ングダイオード7が逆バイアスされる。そして、
FET18の第1ゲートG1が抵抗41と21で分
圧された分圧電圧でバイアスされる。このとき
は、局部発振器43の動作を停止させる。そし
て、端子45に入力されたUHFバンドの高周波
信号がトランジスタ31に入力されて周波数変換
され、IF信号がIF信号フイルタとスイツチング
ダイオード8を介してFET18の第1ゲートG1
に入力され、FET18で増幅されて端子47か
ら出力される。このようにUHFバンド受信時に
はFET18が高周波増幅器として働くので、第
1ゲートG1が抵抗41と21の分圧電圧で増幅
に適した好適なバイアス値となるように設定され
ている。
この結果、FET18の第1ゲートG1のバイア
ス値はVHFバンド受信時には例えば0.5〜0.6V
に、UHFバンド受信時には例えば0.9〜1.1Vに設
定され、また第2ゲートG2は固定バイアスで例
えば6Vに設定されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の混合増幅回路にあつては、
FET18の第1ゲートG1が、VHFバンド受信時
には周波数混合に適したバイアス値に設定され、
またUHFバンド受信時には周波数増幅に適した
バイアス値に設定されて、FET18が周波数混
合と高周波増幅とに兼用されている。しかしなが
ら、FET18の第2ゲートG2は固定バイアスと
されており、周波数混合を行うVHFバンド受信
時を重視して周波数混合に最適な低めのバイアス
値に設定されている。このため、UHFバンド受
信時におけるFET18の利得が低く抑えられ、
利得が不十分であり歪特性が悪い等の問題点があ
つた。
本考案の目的は、上記した従来の混合増幅回路
の問題点を解決すべくなされたもので、受信帯の
切り換えに応じてFETの第1と第2のゲートの
バイアスがともに切り換えられ、FETのバイア
スが、VHFバンド受信時には周波数混合器とし
て、UHFバンド受信時には高周波増幅器として、
いずれも最適値に設定されるようにした混合増幅
回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案の混合増
幅回路は、VHFバンド受信時に周波数混合器と
して、UHFバンド受信時に高周波増幅器として
動作させる電界効果トランジスタを用いた混合増
幅回路において、前記電界効果トランジスタの第
1ゲートを第1の抵抗を介して接地するとともに
第2の抵抗を介して第2ゲートに接続し、この第
1ゲートに高周波信号を入力するとともに受信バ
ンドに応じて異なる電圧を与え、前記第2ゲート
に第3の抵抗を介して前記電圧より高いバイアス
電圧を与えて構成されている。
(作用) FETの第1ゲートを第1の抵抗で接地すると
ともに第2の抵抗を介して第2ゲートに接続し、
この第1ゲートに高周波信号を入力するとともに
受信バンドに応じて異なる電圧を印加し、第2ゲ
ートを第3の抵抗を介して前記電圧より高いバイ
アス電圧を印加したので、第1と第2のゲートの
バイアス値がともに受信バンドに応じて第1のゲ
ートに与えられる電圧により変動する。そこで、
受信バンドに応じて、異なる電圧および第1ない
し第3の抵抗を適宜に設定することで、FETの
第1と第2のゲートにはVHFバンド受信時に周
波数混合器として、UHFバンド受信時に高周波
増幅器としてそれぞれに最適なバイアス値が設定
される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図を参照して説明
する。第1図は、本考案の混合増幅回路の一実施
例の回路図である。第1図において、第2図と同
一回路素子には同一符号を付けて重複する説明を
省略する。
第1図において、第2図と相違するところは、
FET18の第1ゲートG1と第2ゲートG2の間に
抵抗20を接続し、第2ゲートG2と接地間に従
来設けられていた抵抗51が省かれたことにあ
る。
かかる構成において、端子46に印加されたバ
イアス電圧が抵抗19と20と21で順次分圧さ
れ、これらの分圧電圧が第1ゲートG1と第2ゲ
ートG2にそれぞれ与えられる。また、端子48,
49に印加された電圧が抵抗12を介して第1ゲ
ートG1に与えられ、端子50に印加された電圧
が抵抗41を介して第1ゲートG1に与えられる。
ここで、端子48と49に印加された電圧によつ
て第1ゲートG1に与えられる電圧と端子50に
印加された電圧によつて第1ゲートG1に与えら
れる電圧は相違し、またこれらの第1ゲートG1
に与えられる電圧よりも端子46に印加されるバ
イアス電圧は高く設定されている。
そして、第1ゲートG1と第2ゲートG2の電圧
は、端子46のバイアス電圧から流れる電流と、
端子48〜50に印加される電圧から流れる電流
とによつて決定される。このため、第1ゲート
G1と第2ゲートG2の電圧値は、抵抗12,19
〜21,41の値および端子46のバイアス電圧
と端子48〜50の電圧の値によつて適宜に設定
できる。
その結果、VHFバンド受信時には周波数変換
器として、UHFバンド受信時には高周波増幅器
として、FET18の第1ゲートG1と第2ゲート
G2をそれぞれ最適なバイアス値に設定できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の混合増幅回路
は、VHFバンド受信時とUHFバンド受信の切り
換えに伴なつてFETの第1ゲートと第2ゲート
をそれぞれ所望のバイアス値に切り換え設定する
ことができ、周波数混合器および高周波増幅器と
してそれぞれに最適な動作が得られる。特に、
UHFバンド受信時の高周波増幅器として十分な
利得が得られ、歪特性を向上させることができ
る。また、本考案の混合増幅回路は、従来のもの
と部品点数が同じであつて接続構造を相違させた
ものにすぎず、製造コストの上昇がないという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の混合増幅回路の一実施例の
回路図であり、第2図は、従来の混合増幅回路の
一例の回路図である。 12,19〜21,41……抵抗、18……
FET、G1……第1ゲート、G2……第2ゲート、
46〜50……端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. VHFバンド受信時に周波数混合器として、
    UHFバンド受信時に高周波増幅器として動作さ
    せる電界効果トランジスタを用いた混合増幅回路
    において、前記電界効果トランジスタの第1ゲー
    トを第1の抵抗を介して接地するとともに第2の
    抵抗を介して第2ゲートに接続し、この第1ゲー
    トに高周波信号を入力するとともに受信バンドに
    応じて異なる電圧を与え、前記第2ゲートに第3
    の抵抗を介して前記電圧より高いバイアス電圧を
    与えたことを特徴とする混合増幅回路。
JP1986160766U 1986-10-20 1986-10-20 Expired - Lifetime JPH0526808Y2 (ja)

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JPS6365308U JPS6365308U (ja) 1988-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793541B2 (ja) * 1990-03-13 1995-10-09 株式会社東芝 デュアルゲート電界効果トランジスタ増幅回路

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JPS5711811B2 (ja) * 1977-05-25 1982-03-06
JPS5936609B2 (ja) * 1976-02-03 1984-09-05 住友化学工業株式会社 不飽和アミドの製造方法

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JPS5711811U (ja) * 1980-06-20 1982-01-21
JPS5936609U (ja) * 1982-08-31 1984-03-07 株式会社東芝 混合回路

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