JPH0526623B2 - - Google Patents

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JPH0526623B2
JPH0526623B2 JP219487A JP219487A JPH0526623B2 JP H0526623 B2 JPH0526623 B2 JP H0526623B2 JP 219487 A JP219487 A JP 219487A JP 219487 A JP219487 A JP 219487A JP H0526623 B2 JPH0526623 B2 JP H0526623B2
Authority
JP
Japan
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workpiece
arm
gripping
gripping claw
pressing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP219487A
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English (en)
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JPH01127249A (ja
Inventor
Bunichi Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH01127249A publication Critical patent/JPH01127249A/ja
Publication of JPH0526623B2 publication Critical patent/JPH0526623B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は旋盤等の工作機械にワークを姿勢正
しく装着する産業用ロボツト装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第5図〜第9図は、例えば特開昭60−6380号公
報に示された従来の産業用ロボツト装置を示す図
で、第5図は全体正面図、第6図は第5図の部
拡大図、第7図は第6図の左側面図、第8図は第
6図の要部拡大断面図、第9図はワーク押出動作
説明図である。
図中、1はロボツト本体、2は本体1に支持さ
れ垂直方向に上下運動する昇降軸、3は昇降軸2
に枢持され水平面内に旋回する第1アーム、4は
第1アーム3の先端に枢持され水平面内に旋回す
る第2アーム、5は第2アーム4の先端に枢持さ
れ垂直方向に設けられた回動軸、6は回動軸5に
固定され回動軸5の回わりに回動するハンド装
置、7はL字状に形成されその一辺が回動軸5に
固定された支持具、8は支持具7の他辺に固定さ
れてハンド装置6の要部を構成する把持装置で、
空気圧等で開閉動作する1組の把持爪8aを有
し、把持爪8a先端の対向部にはV字状の把持部
8bが形成されている。9は支持具7の他辺に固
定され把持装置8に並行して配置された押圧装
置、9aは押圧装置9の本体を構成するベース
で、把持装置8の把持部8bの中心と合致する穴
9bを有している。9cはその一端が穴9bの周
辺部に固定され他端は穴9b内に突出した複数枚
の板ばね、10はワーク台で、水平方向に保持穴
10aが穿設されている。11は一端がワーク台
10の保持穴10aに保持されたワークで、他端
11bは保持穴10aから突出している。なお、
ワーク11の一端11aは加工の基準面となるよ
うに事前加工されている。12は旋盤等の工作機
械で、その回転主軸12aは電動機及び減速機構
(いずれも図示しない)によつて要時に回転駆動
される。13は回転主軸12aに設けられたチヤ
ツキング装置、13aはチヤツキング爪で、チヤ
ツキング装置13内部に設けられた駆動機構(図
示しない)により、要時に開閉駆動される。13
bはチヤツキング装置13の当接面、14はロボ
ツト本体1、昇降軸2、第1・第2アーム3,
4、回動軸5、把持装置8、工作機械12、チヤ
ツキング装置13等の動作を総合的に制御する制
御装置である。
従来の産業用ロボツト装置は上記のように構成
され、制御装置14の指令により、昇降軸2、第
1・第2アーム3,4及び回動軸5が制御され、
第5図及び第8図に示すように、ハンド装置6は
ワーク11に接近する。そして、ワーク11の中
心と把持爪8aの把持部8bの中心を合致させ、
ワーク11の他端11bが板ばね9cに接触し、
更に寸法Aだけ押圧するまでハンド装置6を前進
させ、同時に把持爪8aを閉動作させてワーク1
1を把持する。
次に、ワーク11をワーク台10の保持穴10
aから引き出し、第1・第2アーム3,4を回動
させて、ハンド装置6を工作機械13側に対向さ
せる。そして、第9図に示すように、チヤツキン
グ装置13に接近させ、ワーク11の中心とチヤ
ツキング爪13aの中心を合致させ、ワーク11
の一端11aがチヤツキング装置13の当接面1
3bと隙間Bを隔てて対向するまで挿入して停止
させる。このとき、隙間Bと押圧寸法Aの関係が
A>Bになるように管理される。この位置で把持
爪8aは開放される。これで、ワーク11は板ば
ね9cの力により、チヤツキング装置13側に押
し出され、ワーク11は一端11aが当接面13
bに押圧され、チヤツキング装置13に対し正し
い姿勢に規制される。この後、チヤツキング爪1
3aを閉動作させてワーク11を把持する。次い
で、ハンド装置6は後退し、工作機械12の回転
主軸12aが回転駆動され、所定の切削加工が行
われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の産業用ロボツト装置では、
押圧装置9を有するハンド装置6でワーク台10
のワーク11を把持するようにしているため、ワ
ーク11の上部に障害物が存在すると、把持爪8
aの挿入が妨げられ、ワーク11を引き出すこと
ができないという問題点がある。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たもので、ワーク台のワーク上部に障害物が存在
する場合でも、把持爪でワークを取り出すことが
できるようにした産業用ロボツト装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る産業用ロボツト装置は、ワーク
に押圧力を与える押圧腕を、把持爪から離れた後
退位置と把持爪の近傍にあつて弾性体でワークを
押圧する前進位置とに変位可能に構成し、把持爪
がワークを把持して工作機械側に移動中に押圧腕
を後退位置から前進位置に変位させる押圧腕駆動
機を設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、把持爪がワーク台のワー
クを把持するときは、押圧腕は把持爪から離れた
後退位置にあり、把持爪がワークを把持して工作
機械のチヤツキング装置と係合する位置に移動中
に、押圧腕は前進位置に変位し、弾性体はワーク
を押圧し、把持爪の把持が解除されるとワークは
弾性体の力で押し出される。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示す図
で、第1図は全体正面図、第2図はハンド装置部
分の要部平面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は把持爪のワーク取出し説明図で、従
来装置と同一又は相当部分は同一符号で示す。
図中、21はワーク台10に保持されたワーク
11の上部に存在する障害物で、把持爪8aの挿
入及びワーク11の上方への取出しに支障を及ぼ
さない距離Lだけワーク台10から離れている。
22はハンド装置6に固定された取付板、23は
取付板22に装着され空気圧等で把持爪8aを開
閉させる把持爪駆動機、24はく字状に形成され
その一端が取付板22に枢着され他端にピン25
が固定された押圧腕で、ピン25の先端に押ばね
26が結合されている。27は取付板22に装着
され押圧腕24に結合された押圧腕駆動機であ
る。
上記のように構成された産業用ロボツト装置に
おいて、制御装置14の指令により、昇降軸2、
第1・第2アーム3,4等が制御され、ハンド装
置6は第1図に鎖線で示すように、ワーク台10
の前に移動する。このとき、押圧腕24、ピン2
5及び押ばね26は第2図に鎖線で示すように把
持爪8aから離れた後退位置にある。次に、ハン
ド装置6はワーク台10に接近し、把持爪8aを
第4図に示すようにワーク台10と障害物21の
間に挿入し、把持爪駆動機23の動作により、把
持爪8aはワーク11を把持する。そして、把持
爪8aは上昇してワーク11をワーク台10の保
持穴10aから取り出して後退し、第1図で鎖線
で示した位置に戻る。次に、ハンド装置6は本体
1の回わりを旋回して工作機械12の方に移動す
るが、この間に把持爪8aは鉛直面内に回動して
(詳細は省略)、ワーク11は水平方向に向けられ
る。また、同時に押圧腕駆動機27が駆動され押
圧腕24は前進位置に回動して把持爪8aに接近
し、押ばね26の先端はワーク11の他端11b
に当接してこれを押圧する。この状態でハンド装
置6は工作機械12の前に移動し、ワーク11の
中心とチヤツキング爪13aの中心を合致させ、
ワーク11の一端11aがチヤツキング装置13
の当接面13bと隙間Bを隔てて対向するまで挿
入して停止させる。この位置で把持爪8aは開放
される。これで、ワーク11は押ばね26の力に
より、チヤツキング装置13側に押し出され、チ
ヤツキング装置13に対し正しい姿勢に規制され
る。この後、チヤツキング爪13aを閉動作させ
てワーク11を把持する。ハンド装置6は後退し
て工作機械12の前に戻り、再びワーク台10の
方に旋回するが、この間に押圧腕駆動機27が駆
動され、押圧腕24は回動して後退位置に復帰す
る。
以後、上述の動作が繰り返えされる。
このようにして、ワーク11の取出し時は把持
爪8aだけで取出し作業が行われるので、障害物
21が存在しても支障はない。また、工作機械1
2への装着時は押圧腕24が協同して、ワーク1
1を押圧するので、ワーク11は姿勢正しく装着
される。
〔発明の効果〕
以上説明したとおりこの発明では、ワークに押
圧力を与える押圧腕を、把持爪から離れた後退位
置と把持爪の近傍にあつて弾性体でワークを押圧
する前進位置とに変位可能に構成し、把持爪がワ
ークを把持して工作機械側に移動中、押圧腕駆動
機により押圧腕を後退位置から前進位置に変位さ
せるようにしたので、ワーク台のワーク上部に障
害物が存在する場合でも、把持爪でワークを取り
出すことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明による産業用ロボツ
ト装置の一実施例を示す図で、第1図は全体正面
図、第2図はハンド装置部分の要部平面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図は把持爪の
ワーク取出し説明図、第5図〜第9図は従来の産
業用ロボツト装置を示す図で、第5図は全体正面
図、第6図は第5図の部拡大図、第7図は第6
図の左側面図、第8図は第6図の要部拡大断面
図、第9図はワーク押出動作説明図である。 図中、4は第2アーム、6はハンド装置、8a
は把持爪、10はワーク台、11はワーク、12
は工作機械、13はチヤツキング装置、24は押
圧腕、26は弾性体(押ばね)、27は押圧腕駆
動機である。なお、図中同一符号は同一又は相当
部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アームの先端に装着されたハンド装置に、ワ
    ーク台上のワークを把持する把持爪と、上記把持
    されたワークを弾性体で押圧する押圧腕とを有
    し、上記把持されたワークを上記アームの旋回に
    より工作機械のチヤツキング装置と係合する位置
    に移動させて上記把持爪の把持を解除し上記ワー
    クを上記弾性体の力により押し出させるものにお
    いて、上記押圧腕を、上記把持爪から離れた後退
    位置と上記把持爪の近傍にあつて上記弾性体で上
    記ワークを押圧する前進位置とに変位可能に構成
    し、上記把持爪が上記ワークを把持して上記工作
    機械側に移動中に上記押圧腕を上記後退位置から
    上記前進位置に変化させる押圧腕駆動機を備えた
    ことを特徴とする産業用ロボツト装置。
JP219487A 1987-01-08 1987-01-08 産業用ロボツト装置 Granted JPH01127249A (ja)

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JP219487A JPH01127249A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 産業用ロボツト装置

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JP219487A JPH01127249A (ja) 1987-01-08 1987-01-08 産業用ロボツト装置

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JPH01127249A JPH01127249A (ja) 1989-05-19
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