JP3271360B2 - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP3271360B2
JP3271360B2 JP7442593A JP7442593A JP3271360B2 JP 3271360 B2 JP3271360 B2 JP 3271360B2 JP 7442593 A JP7442593 A JP 7442593A JP 7442593 A JP7442593 A JP 7442593A JP 3271360 B2 JP3271360 B2 JP 3271360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク搬入出用のトラ
ンスファ装置およびワーク支持装置とを備えた工作機械
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワーク搬入出装置およびワーク支
持装置とを備えた工作機械として、例えば図5に示すよ
うなものがあり、このものは、工作機械60の前方にコ
ンベア装置61を配置し、このコンベア装置61と工作
機械60との間にワークWをコンベア装置61と工作機
械60とに受け渡しするローダ装置62を設置してい
る。
【0003】このローダ装置62は、上下(Z軸)方向
移動、左右(Y軸)方向移動および鉛直軸線回りに旋回
できるようになっており、また、ローダ装置62には、
ワークWに形成されたピン穴Wbに挿入される固定ピン
63と、鉛直軸線回りに旋回可能に設けられた把持アー
ム64と、この把持アーム64を旋回駆動する駆動装置
(図示せず)とで構成されるワーク把持装置65が設け
られている。
【0004】また、図5中、2点鎖線で示される66
は、工作機械60の前面に設けられた切粉飛散防止用の
自動開閉シャッタである。工作機械60のコラム67の
側面には上下方向に対向して第1支持装置68と第2支
持装置69とが各々上下方向に摺動可能に設けられてお
り、第1支持装置68と第2支持装置69は連結バー7
0によって連結され、コラム67に設置された進退駆動
モータ71によってボールねじ72、ナット73を介し
て第1支持装置68と第2支持装置69とを一体的に進
退駆動するようになっている。
【0005】第1支持装置68内には、主軸74が回転
可能に支持されており、この主軸74は主軸駆動モータ
75によって回転駆動されるようになっている。主軸7
4の先端には、図6に示すように、ワークWに当接しワ
ークWの支持基準となる大径センタ76が形成されてお
り、また、主軸74内には、作動軸77が回転可能に挿
通されており、この作動軸77の先端にはワークW内に
挿入され所定角度回転されることによりワークWに係合
しワークWに回転動力を伝達するケレ78が設けられ、
後部にはこのケレ78を所定量回転させる装置(図示せ
ず)が設けられている。
【0006】第2支持装置69内にはラム79が上下方
向に摺動可能に設けられており、このラム79はラム用
進退駆動モータ80によってボールねじ81、ナット8
2を介して進退駆動されるようになっている。また、ラ
ム79の先端には図6に示すように、ワークWに先端が
当接しワークWをセンタ支持する小径センタ83が回転
可能に設けられている。
【0007】上記の構成において、第1支持装置68の
大径センタ76と第2支持装置69の小径センタ83と
によってワークWが挟持された状態で、主軸駆動モータ
75によってワークWを回転させ、かつ進退駆動モータ
71の作動によりワークWを上下方向に移動させて、図
示しない加工装置によってワークWに所定の加工を行
う。
【0008】一方、コンベア装置61によって搬送され
た未加工のワークWがローダ装置62との受渡し位置に
割り出された状態で、ローダ装置62が後退端まで移動
する。これによって、ワークWのピン穴Wbにワーク把
持装置65の固定ピン63が挿入される。続いて、把持
アーム64によってワークWをクランプする。次に、ロ
ーダ装置62が上昇端まで移動される。
【0009】そして、ローダ装置62が前進端と後退端
との間の中間位置まで前進し、未加工のワークWをクラ
ンプした状態で待機する。加工終了後、自動開閉シャッ
タ66が開かれ、ローダ装置62が前進端まで前進され
る。これによって、加工済のワークWのピン穴Wbに一
方のワーク把持装置65の固定ピン63が挿入される。
続いて、把持アーム64によって加工済のワークWをク
ランプする。次に、ラム用進退駆動モータ80によって
ラム79を下降端まで移動させる。そして、ローダ装置
62を上昇端と下降端との間の中間位置(つまり、ワー
クWとケレ78とが干渉しない位置)まで下降させる。
次に、ローダ装置62を中間位置まで後退させ、続い
て、ローダ装置62を180度旋回させる。そして、ロ
ーダ装置62を前進端まで前進させ、次に、ローダ装置
62を上昇端まで上昇させる。これによって、未加工の
ワークWは大径センタ76に当接寸前まで搬送される。
この状態で、ラム用進退駆動モータ80によってラム7
9を上昇端まで上昇させ、未加工のワークWを大径セン
タ76と小径センタ83とによって挟持する。次に、把
持アーム64をアンクランプさせ、続いて、ローダ装置
62を後退端まで後退させる。そして、ローダ装置62
を下降端まで下降させ、把持アーム64をアンクランプ
することによりコンベア装置61上に加工済のワークW
を載置する。
【0010】以上のように、ワークWの搬入出およびワ
ークWの支持を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ワーク
Wの搬入出をする際、ローダ装置62の動きが複雑とな
るため、ワークWの搬入出およびワークWの支持をする
ためのサイクルタイムが長くなるという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の工作機械は、上
記した問題を解決するためになされたもので、コラム
と、このコラムに設けられワークの一端を支持する第1
支持装置と、前記コラムに前記第1支持装置に対向して
設けられ前記ワークの他端を支持する第2支持装置とを
備えた工作機械において、前記第1支持装置に対して前
記第2支持装置を相対移動させる第1進退駆動装置を設
け、前記第2支持装置の移動方向と直交する方向に摺動
可能に案内されたトランスファ本体と、前記第1支持装
置と前記第2支持装置との間で前記ワークをクランプす
るワーク把持部を有し前記トランスファ本体上に前記ト
ランスファ本体の摺動方向に所定量離間して設けられた
ワーク搬入出用の一対のワーク把持装置と、前記トラン
スファ本体を進退駆動するトランスファ進退駆動装置と
から構成されるワーク搬入出用のトランスファ装置を設
け、前記ワーク把持部によってクランプされた前記ワー
クを前記トランスファ本体の摺動によって前記第2支持
装置上に搬入し前記第2支持装置と前記ワーク把持部と
の間で前記ワークの受け渡しを行うようにし、このワー
クの受け渡し後、前記トランスファ本体を前記ワークの
受け渡し位置から摺動させ 前記第2支持装置を前記第
1支持装置に対し相対移動させて前記ワークをこれら第
1及び第2支持装置に挟持される加工位置に位置させる
時、実質的に閉じるシャッタが前記第1及び第2支持装
置の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする
ものである。
【0013】
【作用】上記の構成において、第1支持装置と第2支持
装置とによってワークが挟持された状態で、ワークに所
定の加工が行われる。加工終了後、第1進退駆動装置の
作動によって第2支持装置がワークを支持した状態で下
降される。その後、トランスファ進退駆動装置の作動に
よってワーク搬出用のワーク把持部が第2支持装置に支
持された加工済のワークに対応した位置まで移動され、
続いて加工済のワークをクランプする。そして、第2支
持装置がさらに下降し、加工済のワークが搬出される。
同時に、ワーク搬入用のワーク把持部にクランプされた
未加工のワークが第2支持装置の上方に搬送され、続い
て第2支持装置が未加工のワークを支持する位置まで上
昇される。その後、未加工のワークがアンクランプさ
れ、ワーク搬入用のワーク把持部が第2支持装置の上下
移動に干渉しない位置まで移動される。そして、未加工
のワークを支持した状態で第2支持装置が上昇され、第
1支持装置とによって未加工のワークが挟持される。
【0014】以上のようにして、ワークの搬入出および
ワークの支持を行う。
【0015】
【実施例】本発明の実施例である工作機械を図面に基づ
いて説明する。図1、図2において、1は立形ピストン
旋盤を示す工作機械で、この工作機械1はベッド2と、
このベッド2上に固設されたコラム3と、このコラム3
の側面の上下方向に互いに対向して摺動可能に設けられ
た第1支持装置4および第2支持装置5と、第1支持装
置4と第2支持装置5とによって挟持されたワークWを
切削するバイト6aを有する加工装置6と、前記コラム
3の前方に配置され、第1支持装置4と第2支持装置5
との間にワークWを搬入出するトランスファ装置7とで
主に構成されている。ここで、この工作機械1において
は2つのワークWを同時に加工するために第1支持装置
4、第2支持装置5は各々2つずつ並列に設けられ、ま
た、加工装置6、6は各第1支持装置4、4、第2支持
装置5、5を挟んで対向して設けられている。
【0016】前記第2支持装置5は前記第1支持装置4
に設けられた第1駆動モータ8によってボールねじ9、
ナット10を介して上下方向に進退されるようになって
いる。また、前記コラム3に設けられた第2駆動モータ
11によってボールねじ12、ナット13を介して第1
支持装置4および第2支持装置5は一体的に上下方向に
進退駆動されるようになっている。ここで、第2支持装
置5は第1駆動モータ8によって後述するトランスファ
装置7のワーク把持部39に対して干渉しない下降端位
置、ワーク把持部39との受け渡しを行う中間位置、第
1支持装置4とによってワークWを挟持する上昇端位置
とに移動制御されるようになっている。また、第2支持
装置5が上昇端位置でワークWが挟持された位置が加工
位置となる。
【0017】また、第1支持装置4と第2支持装置5に
は各々切粉飛散防止用のシャッタ14、14が設けられ
ており、第2支持装置5の上下移動によって開閉するよ
うになっている。第1支持装置本体4a内には、図3に
示すように、ベアリング15を介して第1主軸16が回
転可能に軸承され、この第1主軸16は第1支持装置本
体4aの後部に設置された第1主軸回転駆動モータ17
によって回転駆動されるようになっている。第1主軸1
6の先端にはワークWの頂端面Waに当接しワークWの
位置決め基準となる基準面18aを有する当接部材18
が固着されている。この当接部材18内に形成された挿
通穴18bに移動可能に小径センタ19が設けられてお
り、この小径センタ19はばね20により図3中下方向
に付勢され、先端でワークWに当接し、ワークWに対し
てセンタ支持するようになっている。
【0018】第2支持装置本体5a内には、ベアリング
21を介して第2主軸22が回転可能に軸承され、この
第2主軸22は第2支持装置本体5aの後部に設置され
た第2主軸回転駆動モータ23によって回転駆動される
ようになっている。第2主軸22内に形成された挿通穴
22aにはばね24によって図3中上方に付勢された作
動軸25がキー26によって回転を規制されて摺動可能
に設けられている。作動軸25の先端には、ワークW内
に挿入され、所定角度回転されることによりワークWに
係合し、ワークWに回転動力を伝達するケレ27が固設
され、このケレ27の先端がワークWに当接することに
よってワークWはばね24の付勢力で挟持される。ま
た、先端にワークWを支持する支持爪28が形成された
環状部材29がケレ26の外周に設けられており、環状
部材29と作動軸25との間に介挿されたばね30によ
って上下方向に環状部材29が揺動されるようになって
いる。この支持爪28はワーク搬入出時にワークWを支
持し、支持爪28のみによってワークWが支持されてい
る時はケレ27の先端はワークWに当接しないようにな
っている。ここで、各ばね20、24、30の付勢力の
大きさはばね30、ばね20、ばね24の順に大きくな
っている。
【0019】前記トランスファ装置7のトランスファ本
体31は、前記コラム3の前方の前記ベッド2上に支持
部材32を介して固設されたガイドレール33に摺動可
能に案内されており、支持部材32に設置されたトラン
スファ駆動モータ34によってボールねじ35、ナット
36を介して進退駆動されるようになっている。図1に
おいて、トランスファ本体31上の右側には並列してワ
ーク搬入用のワーク把持装置37、37が設けられ、左
側には並列してワーク搬出用のワーク把持装置38、3
8が設けられている。ワーク搬入用のワーク把持装置3
7とワーク搬出用のワーク把持装置38とは前記2つの
第2支持装置5、5の上下移動に干渉しないように離間
されている。
【0020】ワーク把持装置37は、図4に示すよう
に、ワークWに形成されたピン穴Wbに挿入される固定
ピン39aが各々設けられ、前記第1支持装置4と前記
第2支持装置5との間を移動されるワーク把持部39
と、各ワーク把持部39に連結したアーム40、41を
介して各ワーク把持部39をワーククランプ・アンクラ
ンプ動作させる作動装置42とから構成される。作動装
置42内は図示していないがシリンダとラックアンドピ
ニオン機構が内蔵されており、前記各ワーク把持部39
に連結したアーム41、42を相対移動させることによ
りワークWをクランプ・アンクランプするようになって
いる。
【0021】前記ワーク把持部39の移動方向の延長上
であり、トランスファ装置7の両側にはワークWを順次
搬送するトランスファバー43が各々設置されている。
図1中右側のトランスファバー43は、図1中右側から
図略の搬送装置によって搬入される未加工のワークWを
トランスファ装置7に受け渡しする位置まで搬送する。
一方、図1中左側のトランスファバー43は図1中左方
向に加工済のワークWを搬送する。また、トランスファ
バー43には前記ワーク把持部39との受け渡しに際し
てワークWを支持する仮受台44が設置されており、こ
の仮受台44は仮受台用シリンダ45によって上下動さ
れるようになっている。
【0022】ここで、各ワーク把持部39が第2支持装
置5との間でワークWの受け渡しをする位置をワーク搬
入位置、ワーク把持部39が図1中右側のトランスファ
バー43との間でワークWの受け渡しをする位置をワー
ク受入位置、ワーク把持部39が図1中左側のトランス
ファバー43とワークWの受け渡しをする位置をワーク
搬出位置、各ワーク把持部39が第2支持装置5の上下
移動に干渉しない位置を中間位置とする。トランスファ
本体31はトランスファ駆動モータ34によって図1に
示す原位置、図1中右進端位置、図1中左進端位置とに
移動制御される。トランスファ本体31が原位置では各
ワーク把持部39は第2支持装置5の上下移動に干渉し
ない中間位置にある。トランスファ本体が図1中右進端
位置ではワーク搬入用のワーク把持部39はワーク受入
位置に、一方、ワーク搬出用のワーク把持部39はワー
ク搬入位置に位置されるようになっている。また、トラ
ンスファ本体31が図1中左進端ではワーク搬入用のワ
ーク把持部39はワーク搬入位置に、一方、ワーク搬出
用のワーク把持部39はワーク搬出位置に位置されるよ
うになっている。
【0023】上記の構成における作動を説明する。ま
ず、図3に示すように、第1支持装置4と第2支持装置
5とによってワークWが挟持された状態で、ワークWを
第1主軸回転駆動モータ17と第2主軸回転駆動モータ
23とを同期制御して回転駆動するとともに第2駆動モ
ータ11の作動により上下方向に移動させ、加工装置6
のバイト6aによってワークWに所定の加工を行う。
【0024】加工終了後、第1駆動モータ8の作動によ
り第2支持装置5を中間位置まで下降させる。この時、
ワークWは第2支持装置5の支持爪28によって支持さ
れている。その後、トランスファ駆動モータ34の作動
によってトランスファ本体31を図1中右進端まで移動
させる。これにより、ワーク搬出用のワーク把持部39
が加工済のワークWが載置された位置つまり、ワーク搬
入位置に移動される。同時に、ワーク搬入用のワーク把
持部39は図1中右側のトランスファバー43上で仮受
台44に支持された未加工のワークWに対応する位置つ
まり、ワーク受入位置に移動される。この状態で、ワー
ク搬出用のワーク把持部39が加工済のワークWをクラ
ンプし、一方、同時にワーク搬入用のワーク把持部39
が未加工のワークWをクランプする。
【0025】次に、第2支持装置が下降端まで下降さ
れ、同時に図1中右側の仮受台44が仮受台用シリンダ
45の作動により下降される。その後、トランスファ本
体31が図1中左進端まで移動される。これにより、加
工済のワークWが図1中左側の仮受台44の上方つま
り、ワーク搬出位置に移動され、同時に、未加工のワー
クWが第2支持装置5の上方つまり、ワーク搬入位置に
移動される。続いて、図1中左側の仮受台44がシリン
ダ45の作動により上昇され、加工済のワークWに当接
し、同時に、第2支持装置5が中間位置まで上昇し、支
持爪28が未加工のワークWに当接する。この状態で、
各把持爪39がアンクランプされ、加工済のワークWは
仮受台44上に載置され、未加工のワークWは支持爪2
8によって載置される。その後、トランスファ本体31
が原位置まで移動される。これにより、各把持爪39は
第2支持装置5の上下移動に干渉しない位置つまり、中
間位置に移動される。
【0026】その後、第2支持装置5が上昇端まで上昇
される。これにより、未加工のワークWは第1支持装置
4の小径センタ19によってセンタ支持され、当接部材
18の基準面18aとケレ27の先端とによって挟持さ
れる。この時、第1支持装置4と第2支持装置5とに各
々設けられた切粉飛散防止用のシャッタ14、14が閉
じられる。
【0027】以下、同様にワークWの加工、ワークWの
搬出、ワークWの搬入が繰り返し行われる。以上のよう
に、ワーク把持部39によってクランプされたワークW
を第2支持装置5の第2主軸22の軸線上に搬入し第2
支持装置5とワーク把持部39との間でワークWの受け
渡しを行うようにし、ワークWの受け渡し完了後、ワー
クWを第2支持装置5によって支持した状態で第2支持
装置5を上昇させて第1支持装置4との間でワークWを
挟持するようにしたので、ワーク搬入出およびワーク支
持のサイクルタイムを短縮することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の工作機械は、コラムと、このコ
ムに設けられワークの一端を支持する第1支持装置
と、前記コラムに前記第1支持装置に対向して設けられ
前記ワークの他端を支持する第2支持装置とを備えた工
作機械において、前記第1支持装置に対して前記第2支
持装置を相対移動させる第1進退駆動装置を設け、前記
第2支持装置の移動方向と直交する方向に摺動可能に案
内されたトランスファ本体と、前記第1支持装置と前記
第2支持装置との間で前記ワークをクランプするワーク
把持部を有し前記トランスファ本体上に前記トランスフ
ァ本体の摺動方向に所定量離間して設けられたワーク搬
入出用の一対のワーク把持装置と、前記トランスファ本
体を進退駆動するトランスファ進退駆動装置とから構成
されるワーク搬入出用のトランスファ装置を設け、前記
ワーク把持部によってクランプされた前記ワークを前記
トランスファ本体の摺動によって前記第2支持装置上に
搬入し前記第2支持装置と前記ワーク把持部との間で前
記ワークの受け渡しを行うようにし、このワークの受け
渡し後、前記トランスファ本体を前記ワークの受け渡し
位置から摺動させ 前記第2支持装置を前記第1支持装
置に対し相対移動させて前記ワークをこれら第1及び第
2支持装置に挟持される加工位置に位置させる時、実質
的に閉じるシャッタが前記第1及び第2支持装置の少な
くとも一方に設けられているので、ワーク搬入出および
ワーク支持のサイクルタイムを短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である工作機械の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施例である工作機械の側面図であ
る。
【図3】ワーク挟持状態を示す第1支持装置と第2支持
装置の部分拡大断面図である。
【図4】トランスファ装置の上面図である。
【図5】従来の工作機械の側面図である。
【図6】従来のワーク挟持状態を示す第1支持装置と第
2支持装置の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 工作機械 3 コラム 4 第1支持装置 5 第2支持装置 7 トランスファ装置 8 第1駆動モータ 31 トランスファ本体 33 ガイドレール 34 トランスファ駆動モータ 37、38 ワーク把持装置 39 ワーク把持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 7/04 B23Q 11/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コラムと、このコラムに設けられワークの
    一端を支持する第1支持装置と、前記コラムに前記第1
    支持装置に対向して設けられ前記ワークの他端を支持す
    る第2支持装置とを備えた工作機械において、 前記第1支持装置に対して前記第2支持装置を相対移動
    させる第1進退駆動装置を設け、 前記第2支持装置の移動方向と直交する方向に摺動可能
    に案内されたトランスファ本体と、前記第1支持装置と
    前記第2支持装置との間で前記ワークをクランプするワ
    ーク把持部を有し前記トランスファ本体上に前記トラン
    スファ本体の摺動方向に所定量離間して設けられたワー
    ク搬入出用の一対のワーク把持装置と、前記トランスフ
    ァ本体を進退駆動するトランスファ進退駆動装置とから
    構成されるワーク搬入出用のトランスファ装置を設け、 前記ワーク把持部によってクランプされた前記ワークを
    前記トランスファ本体の摺動によって前記第2支持装置
    上に搬入し前記第2支持装置と前記ワーク把持部との間
    で前記ワークの受け渡しを行うようにし このワークの受け渡し後、前記トランスファ本体を前記
    ワークの受け渡し位置から摺動させ 前記第2支持装置
    を前記第1支持装置に対し相対移動させて前記ワークを
    これら第1及び第2支持装置に挟持される加工位置に位
    置させる時、実質的に閉じるシャッタが前記第1及び第
    2支持装置の少なくとも一方に設けられている ことを特
    徴とする工作機械。
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