JP2007325735A - 遊技盤の形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け孔の形成の際に切削する面積を減らし、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能な遊技盤の形成方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る遊技盤の搬送方法は、遊技盤30に対向して配したルータ加工機120にて、遊技盤30における遊技部材の取り付け孔の輪郭に該当する部分を、遊技盤30の表面と裏面とが貫通するように切削しつつ一部を帯部38として削り残す切削工程と、帯部38を切断する切断工程とを実行することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は遊技盤の形成方法に関し、特に遊技盤における遊技部材の取り付け孔を形成する方法に関するものである。
遊技盤に入賞口や電動役物、また、中央役物(ステージなどを含む)を取り付ける際には、これらの部品が取り付けられる孔(以下、「取り付け孔」という)を、予め形成しておく必要がある。
ここで、ドリルの刃先部分の径よりも大きな取り付け孔を形成する場合には、従来より次の(1)〜(4)に示す手法が用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
(1)まず、ドリルの刃先をX軸方向に回転させる。
(2)当該ドリルの刃先を遊技盤の垂直方向(Z軸方向)から、取り付け孔を形成する場所の何れかに挿入する。
(3)挿入したドリルの刃先にて、遊技盤の表面と裏面とを貫通させて貫通孔を形成する。
(4)形成された貫通孔を、その周囲を切削することにより、取り付け孔の形状を呈するまで拡大させる。
特開2002−17985号公報
しかしながら、特許文献1に示す手法であると、取り付け孔を形成する毎に、当該取り付け孔の面積分の切削をしなければならず、この切削作業が、取り付け孔の形成に時間がかかる要因となっていた。
特に、大きい取り付け孔を形成する場合には、取り付け孔の面積も広くなるため、多大な時間がかかってしまう。
そこで、本発明は、取り付け孔の形成の際に切削する面積を減らし、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能な遊技盤の形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の遊技盤の形成方法は、遊技盤(遊技盤30)に対向して配した切削工具(ルータ加工機120)にて、遊技盤における遊技部材の取り付け孔の輪郭に該当する部分を、遊技盤の表面(表面30b)と裏面(裏面30c)とが貫通するように切削しつつ一部を未貫通部(帯部38)として削り残す切削工程と、未貫通部を切断する切断工程とを実行することを特徴とする。
このように、遊技盤における遊技部材の取り付け孔の輪郭に該当する部分を遊技盤の表面と裏面とが貫通するように切削し、次に、当該輪郭に該当する部分のうち未貫通部を切断するようにしているので、これによれば、取り付け孔の輪郭部分を切削するだけで当該取り付け孔を形成することができる。この場合、取り付け孔の面積分を切削する従来の手法に比べて切削する面積を減らすことができ、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能となる。
さらに、本発明によれば、上述したように取り付け孔の形成時間を短縮させることができるため、これに伴い切削作業による衝撃が遊技盤に伝わる時間を短縮させることが可能となる。この場合、遊技盤に与える衝撃を軽減することができ、遊技盤が取り付け孔の形成過程にて受けるダメージを軽減することができ、遊技盤の寿命を永らえれることが可能となる。
また、本発明によれば、取り付け孔の輪郭に該当する部分の切削工程においては、あえて一部を未貫通部として削り残すようにしているため、当該切削工程中に、上記輪郭の内側の部材が遊技盤から外れて不測の場所に落下することを防ぐことができる。
これによれば、切削工程中に上記部材が落下することによる不慮の事故(例えば、落下した部材が他の部材に衝突して当該他の部材を傷つけてしまうような事故や、落下した部材がコンベアの隙間に挟まり遊技盤の製造ラインを停止させてしまうような事故等が挙げられる)を防ぐことが可能となる。
また、上述したように、取り付け孔の輪郭に該当する部分の内側の部材が不測の場所に落下することを防ぐことができるので、当該部材が不測の場所に落下する場合に比べてその部材の片付けが容易となり、遊技盤の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、切削工程では、未貫通部を遊技盤の厚さよりも薄くすることを特徴とする。
このように、切削工程においては、未貫通部の厚みを削って薄くしているので、切断工程における未貫通部の切断作業が容易となり、遊技盤の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、切削工程に先立って、遊技盤を載置台(バキュームテーブル110、サブテーブル115)に載置する載置工程を実行し、切削工程では、遊技盤に対向して配した切削工具を、遊技盤における遊技部材(普通電動役物6)の取り付け孔(取り付け孔33)の輪郭に該当する部分のうち何れかに挿入した後、載置台を、挿入された切削工具が取り付け孔の輪郭を切削する方向に移動することを特徴とする。
このように、取り付け孔の輪郭に該当する部分の切削は、遊技盤を載置する載置台を移動させることにより行われる。この場合、切削工具を移動させて切削する場合に比べて、当該切削工具のぶれの発生を抑えることができ、より正確な切削を行うことが可能となる。
さらに、載置台を移動させて切削する本発明によれば、切削工具を移動させて切削する場合に比べて移動方向の設定が容易となるため、遊技盤の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、切削工程では、取り付け孔の輪郭に該当する部分に挿入された切削工具を所定の方向に回転し、載置台を、切削工具の回転方向に移動することを特徴とする。
このように、載置台は、切削工具の回転方向に移動するようになっているので、取り付け孔の輪郭に該当する部分を、所謂ダウンカット(下向き削り)の手法で切削することが可能となる。これによれば、取り付け孔の内壁を良好に仕上げることが可能となるとともに、切削工具の寿命を永らえることが可能となる。
請求項5に記載の本発明は、請求項3または4に記載の発明の構成に加えて、切削工程では、載置台に設けられた吸引部(バキューム溝110a,110b)にて遊技盤を吸引しつつ切削を行うことを特徴とする。
このように、切削工程では、載置台に設けられた吸引部にて遊技盤を吸引しているので、当該遊技盤をより確実に載置台に載置して固定することができる。これにより、遊技盤の位置ずれを防止することが可能となるので、より正確な切削を行うことが可能となり、切削工程における作業効率を高めることができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項3〜5の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、切削工程の後に、載置台に、切削工程にて遊技盤に切削して形成した取り付け孔を介して、係止部材(固定ピン250)を挿入する挿入工程と、遊技盤に、釘の取り付けが可能な釘下穴(釘下穴35)を形成する釘下穴工程とを実行することを特徴とする。
このように、釘下穴工程の前においては、係止部材が、切削工程にて遊技盤に形成された取り付け孔を介して載置台に挿入されるようになっている。これにより、釘下穴工程が実行されるに際して、遊技盤を載置台に固定することができ、釘下穴工程の実行中に遊技盤が位置ずれすることを防止することが可能となる。そのため、釘下穴の形成が容易となり、釘下穴工程における作業効率を高めることができる。
請求項7に記載の本発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、未貫通部は、遊技盤の裏面側に形成されることを特徴とする。
これによれば、切断工程にて未貫通部を切断した際に残される残片は、遊技盤の裏面側に形成されることとなる。この場合、当該残片が遊技盤の表面側に残される場合(すなわち、未貫通部が遊技盤の表面側に形成される場合)に比べて、取り付け孔の表面側が狭められることがないため、当該取り付け孔への遊技部材の取り付けをスムーズに行うことができる。
請求項8に記載の本発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、未貫通部は、取り付け孔の上部内壁に形成されることを特徴とする。
これによれば、切断工程にて未貫通部を切断した際に残される残片は、取り付け孔の内壁の上部に形成されることとなる。この場合、当該内壁の下部には、残片等の障害物が形成されることはないため、形成された取り付け孔を、例えば、遊技球が通過する通路に利用することも可能となる。これによれば、本発明にて形成した取り付け孔の利用範囲を広げることができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、取り付け孔の形成の際に切削する面積を減らし、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態に係る遊技盤を固定する技術の一例を示す概念図、図2は遊技盤を固定する技術の他の一例を示す概念図、図3は切削工程の前段を遊技盤の上方から見た概念図、図4は切削工程の後段を遊技盤の上方から見た概念図、図5はカッタヘッド部による切削を図3(c)におけるC方向から見た説明図、図6は本実施の形態に係るダウンカットの手法を示す説明図、図7は本実施の形態に係る遊技盤を固定する技術の他の一例を示す概念図、図8は取り付け孔が形成された遊技盤の斜視図、図9は切削工程にて形成された取り付け孔の一例を示す説明図、図10は残片が遊技盤の表面側に形成された場合における遊技部材の取り付け態様の一例を示す説明図、図11(a)は内壁の上部に残片が形成された取り付け孔を遊技球の通過する通路に利用した例を示す図、図11(b)は内壁の下部に残片が形成された取り付け孔を遊技球の通過する通路に利用した例を示す図である。
図1に示すように、上面が平坦に形成されたバキュームテーブル(載置台)110の当該上面には、板状のサブテーブル(載置台)115が載置され、そして、当該サブテーブル115の上面には、成形された遊技盤30が載置されるようになっている。すなわち、遊技盤30は、サブテーブル115を介してバキュームテーブル110に載置されている。
また、遊技盤30は、図1に示すように、表面30bを上向きにして載置される。なお、本実施の形態のバキュームテーブル110は側壁がないものであるが、側壁を有する箱状であってもよい。
ここで、遊技盤30は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂などの透光性を有する合成樹脂等の部材で構成されており、板形状を呈している。なお、上記遊技盤30は、透明であってもよいし、半透明であってもよい。また、合成樹脂以外の部材から構成されていてもよい。
バキュームテーブル110の内部には、空気が流通する孔であるバキューム溝(吸引部)110aと、当該バキューム溝110aからバキュームテーブル110の上面へと貫通した孔であるバキューム溝(吸引部)110bとが形成されている。
また、バキューム溝110aの一端は、パイプ210を介して真空ポンプ200と導通している。
真空ポンプ200は、パイプ210を介してバキューム溝110a,110b内へ気体を注入する気体注入作業や、パイプ210を介して当該バキューム溝110a,110b内から気体を吸い上げる気体吸上作業等を、圧力を発生させることによって行う装置である。
ここで、真空ポンプ200によって気体吸上作業が行われると、バキュームテーブル110の上面の空気が、バキューム溝110bから吸引される。これによれば、バキュームテーブル110の上面に載置された部材を当該バキュームテーブル110に吸着させて固定することができる。
また、本実施の形態のバキュームテーブル110は、上面に載置された部材をより確実に吸引するために、バキューム溝110bを複数形成している(図1参照)。但し、本発明において、バキュームテーブル110におけるバキューム溝110bの数は特に限定しない。さらに、本実施の形態のバキュームテーブル110は、横方向に移動可能となっている。
上記バキュームテーブル110に載置されるサブテーブル115には、裏面側から表面側へと貫通した孔であるバキューム溝115bが複数形成されている(図1参照)。
このバキューム溝115bは、サブテーブル115をバキュームテーブル110に載置した場合において、当該バキュームテーブル110におけるバキューム溝110bに対向するようになっている(図1参照)。これによれば、真空ポンプ200にて気体吸上作業を行った場合に、サブテーブル115の上面の空気が、バキューム溝115bを介してバキューム溝110bから吸引される。この場合、サブテーブル115の上面に載置される遊技盤30を当該サブテーブル115に吸着させて固定することができる。
ここで、遊技盤30のうちバキューム溝110bから吸引される部分は、バキュームテーブル110に載置するサブテーブルの種類を変更することによって異ならせることが可能である。例えば、図2に示すように、領域Aにおける部分にバキューム溝115bが形成されていないサブテーブル116をバキュームテーブル110の上面に載置すれば、遊技盤30のうち当該領域Aに対向する部分(領域Aの上面に位置する部分)に対しては、バキューム溝110bからの吸引が行われない。
これによれば、バキュームテーブル110に載置するサブテーブルの種類を変更するのみで、遊技盤30のうちバキューム溝110bから吸引される部分を任意に変更することができる。
図1において、遊技盤30の上方には、アーム部122、支持部材123、カッタヘッド部124から構成され、カッタヘッド部124にて遊技盤30の切削などを行うルータ加工機(切削工具)120が、当該遊技盤30に対向して配置されている。
アーム部122は、図示しない本体部から突出して設けられており、上下左右に移動可能となっている。また、支持部材123は、アーム部122の突出端に設けられ、その下端にカッタヘッド部124を搭載している。カッタヘッド部124は、支持部材123の下端から下方を向いて設けられ、高速回転することによって、当該カッタヘッド部124に接触する部材を切削することが可能となっている。
そのため、当該カッタヘッド部124にて遊技盤30の切削を行うことができ、この切削により、遊技部材(普通電動役物6(図6))を取り付けるための取り付け孔33(図6)等を遊技盤30に形成することができる。
次に、上記構成に基づいて、遊技盤30に取り付け孔33を形成する方法について説明する。
まず、バキュームテーブル110の上面にサブテーブル115を載置し、次に、成形された遊技盤30を、その表面30bを上向きにして当該サブテーブル115の上面に載置する(図1(a)参照。以下、当該工程を「載置工程」という)。次に、真空ポンプ200によって気体吸上作業を行うことにより、サブテーブル115の上面に載置された遊技盤30を当該サブテーブル115に吸着させて固定する。さらに、遊技盤30の角部に形成されたピン孔30d(図1、図8参照)を介して、ピン60をサブテーブル115に挿入する。なお、ピン孔30dが形成される位置は、遊技盤30の角部に限られず、他の位置に形成されていてもよい。
次に、ルータ加工機120を、図示略の信号によって、遊技盤30における取り付け孔33を形成する位置の上方まで移動させる(図1(b)参照)。
次に、当該ルータ加工機120にて遊技盤30を切削する切削工程を行う。ここで、本実施の形態における切削工程を、図3乃至図5を基にして説明する。なお、図3は切削工程の前段を遊技盤30の上方から見た概念図、図4は、切削工程の後段を遊技盤30の上方から見た概念図である。
ます、取り付け孔33の輪郭に該当する部分(点線C(図3(a)部分)の下端(領域Dの部分)に、高速回転するカッタヘッド部124を挿入する(この場合、領域Dの部分が切削される)。ここで、当該挿入は、カッタヘッド部124の先端が遊技盤30の裏面30cに到達するまで(すなわち、カッタヘッド部124が遊技盤30を貫通するまで)行う。
次に、遊技盤30を載置するバキュームテーブル110を、取り付け孔33の輪郭を描くように移動させる。具体的には、上記バキュームテーブル110を反時計回りである矢印Q方向に移動させる(図3(b)参照)。この場合、カッタヘッド部124は、ルータ加工機120を動かさなくても時計回りである矢印K方向に切削しながら相対的に移動する(すなわち、カッタヘッド部124は、バキュームテーブル110の移動方向とは反対方向に相対的に移動する)。これにより、取り付け孔33の輪郭部分に該当する部分のうち左側は、カッタヘッド部124によって、表面30bと裏面30cとが貫通するように切削される(以下、取り付け孔33の輪郭部分に該当する部分が切削されることによって形成された貫通孔を「貫通孔37」という)。
そして、バキュームテーブル110の移動によって、カッタヘッド部124が図3(b)における矢印Kの先端に示す位置に相対的に移動した場合、次は、バキュームテーブル110を、取り付け孔33の輪郭を描くように反時計回りである矢印R方向に移動させる(図3(c)参照)。この場合、カッタヘッド部124は、切削しながら時計回りである矢印L方向に相対的に移動する。ここで、バキュームテーブル110が矢印R方向に移動するときにおいて、ルータ加工機120は、カッタヘッド部124の位置を移動させる動作を行う。
具体的には、ルータ加工機120は、バキュームテーブル110が矢印R方向に移動するときにおいて、カッタヘッド部124を、遊技盤30を貫通しない位置まで上昇させる(図5(a),(b)参照。なお、図5は、カッタヘッド部による切削を図3(c)におけるC方向から見た説明図である。)。そして、ルータ加工機120は、カッタヘッド部124を上昇させてから所定時間が経過した後に、当該カッタヘッド部124を、再び遊技盤30を貫通する位置まで下降させる(図5(c)参照)。
これによれば、取り付け孔33の輪郭に該当する部分のうち一部が削り残されて帯部(未貫通部)38が形成される。
そして、バキュームテーブル110の移動によって、カッタヘッド部124が図3(c)における矢印Lの先端に示す位置に相対的に移動した場合、次は、バキュームテーブル110を、取り付け孔33の輪郭を描くように反時計回りである矢印S方向に移動させる(図4(a)参照)。この場合、カッタヘッド部124は、ルータ加工機120を動かさなくても時計回りである矢印M方向に切削しながら相対的に移動する。これにより、取り付け孔33の輪郭部分に該当する部分のうち右側は、カッタヘッド部124によって、表面30bと裏面30cとが貫通するように切削される。
そして、バキュームテーブル110の移動によって、カッタヘッド部124が図4(a)における矢印Mの先端に示す位置に相対的に移動した場合(すなわち、カッタヘッド部124が、取り付け孔33の輪郭に該当する部分を一周した場合)に、切削工程が終了する。
ここで、上述した切削工程が行われると、取り付け孔33の輪郭に該当する部分は、帯部38を残して全て切削される(図4(b)参照)。
次に、上記切削工程にて削り残された帯部38を切断する切断工程を実行する。切断工程とは、切削工程にて削り残された帯部38を刃物等で切断することによって、貫通孔37(図3、図4)の内側に形成された切抜部材39(図4(a),(b)、図9(a))を遊技盤30から切り離す工程である。
また、上記載置工程において、遊技盤30は、交換の容易なサブテーブル115を介して、代替を用意し難いバキュームテーブル110に載置されているので、当該サブテーブル115にて、バキュームテーブル110を保護することができ、切削工程において、カッタヘッド部124により代替を用意し難いバキュームテーブル110が傷付く虞を回避することができる。
そして、上記切削工程および切断工程が行われることにより、遊技盤30に取り付け孔33が形成される(図4(c)、図9(b)参照)。
ここで、本実施の形態の切削工程では、カッタヘッド部124は矢印Y方向(図6)に回転する一方、バキュームテーブル110は当該カッタヘッド部124の回転方向(すなわち、矢印Y方向と同一方向)に移動する。これによれば、取り付け孔33は、その内壁33a(図3、図4、図6)がダウンカット(下向き削り)によって切削されることとなり、当該内壁33aを良好に仕上げることが可能となる。なお、貫通孔37(図3、図4)に包囲される位置に形成される切抜部材39の外壁39a(図3、図4、図6)は、アップカット(上向き削り)によって切削されることとなるため良好な仕上がりは期待できないが、当該切抜部材39は、上記切断工程にて遊技盤30から切り離される部材であるため、特段の不都合は生じない。
また、上記切削工程および切断工程では、普通電動役物6を取り付けるための取り付け孔33を形成する例を示したが、同工程においては、他の種類の取り付け孔(例えば、障害部材3を取り付けるための取り付け孔31、障害部材4を取り付けるための取り付け孔32、大入賞装置7を取り付けるための取り付け孔34等が挙げられる(図8参照))も、同様の手法で形成することができる。
また、上記取り付け孔の形成が終了した後は、釘2(図8)の取り付けが可能な釘下穴35を形成するために、以下の工程を実行する。
まず、取り付け孔33が形成された遊技盤30に対して載置工程を実行するとともに、吸着工程を実行する(図7(a)参照)。
次に、サブテーブル115に、上記切削工程にて遊技盤30に切削して形成した取り付け孔33を介して、横方に突出した突出部250aが上端に形成された固定ピン(係止部材)250を、当該突出部250aが遊技盤30の表面30bに当接する位置まで挿入する(図7(b)参照。以下、当該工程を「挿入工程」という)。当該挿入工程によれば、上記固定ピン250によって遊技盤30の横方向への移動を規制することができ、後述する釘下穴工程の実行中に遊技盤30が位置ずれをすることを防止することができる。また、挿入工程が実行された場合には、固定ピン250における突出部250aによって遊技盤30の上下方向への移動も規制できるので、より確実に遊技盤30の位置ずれを防止することができる。
次に、釘下穴35を形成する位置に、高速回転するカッタヘッド部124を挿入する工程を実行する。当該工程が実行されることにより、当該位置が切削されて、釘2を打ち込んで取り付けることが可能な釘下穴35が形成される(以下、当該工程を「釘下穴工程」という)。
上記釘下穴工程が実行されることによって、遊技盤30の表面30bに釘下穴35が形成され、当該遊技盤30の表面30bに釘2を打ち込むことが可能となる。
ここで、上述した切削工程、切断工程、釘下穴工程等が実行されて、遊技盤30に取り付け孔33や釘下穴35等が形成された場合、次は、当該遊技盤30の表面30b側に、釘2、障害部材3,4、普通電動役物6、大入賞装置7を取り付ける工程が行われる(図8参照。以下、当該工程を「遊技部材取付工程」という)。
遊技部材取付工程において、遊技盤30における各釘下穴35には、それぞれ釘2が打ち込まれ、取り付け孔31、32には、それぞれ障害部材3、4が取り付けられる。また、取り付け孔33、34には、それぞれ普通電動役物6、大入賞装置7が取り付けられる。
また遊技部材取付工程が終了した後は、上記遊技盤30を、遊技機(図示せず)に取り付ける工程を行う(以下、当該工程を「遊技機組立工程」という)。このとき、遊技盤30の裏面30c側には、透光性を有する部材で構成されたスペーサ40(図8)を介して、演出画像(例えば、遊技状態に対応したアニメーションやその他の報知情報など)等を表示可能な表示領域50aを有する液晶表示装置50(図8)が配設される。なお、遊技盤30およびスペーサ40は、透光性を有した部材で形成されているため、液晶表示装置50の表示領域50aは、当該遊技盤30およびスペーサ40を通して視認可能である。
ここで、本実施の形態における切削工程および切断工程によれば、遊技盤30に取り付け孔を形成する場合には、当該取り付け孔の輪郭部分を切削するだけで当該取り付け孔を形成することができる。この場合、取り付け孔の面積分を切削する従来の手法に比べて切削する面積を減らすことができ、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能となる。
但し、本実施の形態によれば、切削工程にて削り残された帯部38を切断工程にて切断したとしても、当該帯部38を遊技盤30から完全に除去しきれずに、残片38a(図9(b))が残ってしまう場合がある(例えば、図9(a)に示す帯部38を切断したとしても、図9(b)に示すように、残片38aが残ってしまう場合がある。なお図9(a)は、図4(b)におけるV−V線断面図である)。この残片38aは、形成される位置によっては、遊技機を組み立てるとき等に不都合が生じてしまう場合がある。
例えば、残片38aが、遊技盤30の表面30b側に形成される場合(図10参照。すなわち、切断工程において、遊技盤30の表面30b側に形成された帯部38を切断した場合)には、以下に示す不都合が生じる。
すなわち、上記残片38aによって取り付け孔33の表面側が狭められてしまうため(図10(a)参照)、普通電動役物6を、遊技盤30の表面30側から取り付け孔33に挿入して取り付ける作業が困難になってしまうという不都合である(図10(b)参照)。なお、挿入時においては、普通電動役物6の挿入角度を変更することによって、当該残片38aを回避することが可能であるものの(図10(c)参照)、しかし、この手法で普通電動役物6を取り付け孔33に挿入したとしても、挿入された普通電動役物6が、残片38aによって圧迫されて傾いてしまう(図10(d)参照)。この場合、当該普通電動役物6に衝突した遊技球があらぬ方向に転動してしまうため、正常な遊技ができなくなってしまう。
しかしながら、本実施の形態では、載置工程において、遊技盤30を、その表面30b側を上に向けて載置し(図1参照)、そして、切削工程では、当該表面30b側から、図3(a)、図3(b)、図3(c)、図4(a)の順番で切削を行っているので、上記帯部38は、遊技盤30の裏面30c側で、且つ内壁33aの上部に形成されることとなる(図5および図9(a)参照)。
この場合、たとえ帯部38を除去しきれずに残片38aが残ってしまったとしても(図9(b)参照)、当該残片38aによっては、取り付け孔33の表面側が狭められることがないため(図9(c)参照)、普通電動役物6を、当該取り付け孔33にスムーズに挿入することができる。なお、この場合でも、挿入途中において、普通電動役物6が残片38aに当接してしまうが、しかしながら、普通電動役物6が当該残片38aに当接する頃には、既に半挿入状態にあるため、普通電動役物6の挿入をそのまま継続して、当該残片38aを普通電動役物6にて押し出してしまうこともできる(図9(d)参照)。このように、残片38aが遊技盤30の裏面30c側に形成されている場合には、普通電動役物6を傾かせることなく、取り付け孔33にスムーズに挿入することができる。
また、帯部38が内壁33aの上部に形成される本実施の形態では、内壁33aの下部に残片38a等の障害物が形成されることはないため、形成された取り付け孔を、例えば、遊技球400が通過する通路に利用することも可能である(図11(a)参照。同図において、取り付け孔33は、遊技球400が、遊技盤30の表面30b側から裏面30c側へと転動可能な通路となっている。なお、帯部38が内壁33aの下部に形成される場合には、当該内壁33aの下部に遊技球400の転動の障害となる残片38aが残ってしまうため(図11(b)参照)、当該取り付け孔を遊技球400が通過する通路に利用することができない)。
また、本実施の形態における取り付け孔33の形成方法は、他の種類の取り付け孔(例えば、障害部材3を取り付けるための取り付け孔31、障害部材4を取り付けるための取り付け孔32、大入賞装置7を取り付けるための取り付け孔34等が挙げられる(図8参照))にも適用することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
本実施の形態において、気体吸上作業や気体注入作業等を行うポンプとして真空ポンプ200を用いていたが、本発明はこれに限られず、気体吸上作業や気体注入作業等に他の種類のポンプを用いてもよい。例えば、他の種類のポンプとしては、往復ポンプ、回転ポンプ、渦巻きポンプ、軸流ポンプ、ジェットポンプなどが挙げられる。
また、本実施の形態の挿入工程においては、サブテーブル115に、取り付け孔33を介して固定ピン250を挿入していたが、本発明はこれに限られず、当該挿入工程において、遊技盤30の角部に形成されたピン孔30dを介して、ピン60をサブテーブル115に挿入してもよいし、他の取り付け孔(取り付け孔31,32,34)を介して、ピン60をサブテーブル115に挿入してもよい。
また、本実施の形態において、突出部250aには、遊技盤30の上下方向への移動を規制する固定ピン250が形成されていたが、本発明はこれに限られず、当該固定ピン250には、突出部250aが形成されていなくてもよい。
また、本実施の形態の切削工程においては、バキュームテーブル110を移動させることによって、取り付け孔の輪郭に該当する部分を切削していたが、本発明はこれに限られず、カッタヘッド部124を移動させることによって上記切削を行ってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、遊技盤30における遊技部材(普通電動役物6)の取り付け孔33の輪郭に該当する部分を遊技盤30の表面30bと裏面30cとが貫通するように切削し、次に、当該輪郭に該当する部分のうち帯部(未貫通部)38を切断するようにしているので、これによれば、取り付け孔33の輪郭部分を切削するだけで当該取り付け孔33を形成することができる。この場合、取り付け孔33の面積分を切削する従来の手法に比べて切削する面積を減らすことができ、取り付け孔の形成時間の短縮を図ることが可能となる。
さらに、本発明によれば、上述したように取り付け孔33の形成時間を短縮させることができるため、これに伴い切削作業による衝撃が遊技盤30に伝わる時間を短縮させることが可能となる。この場合、遊技盤30に与える衝撃を軽減することができ、遊技盤30が取り付け孔の形成過程にて受けるダメージを軽減することができ、遊技盤30の寿命を永らえれることが可能となる。
また、本発明によれば、取り付け孔33の輪郭に該当する部分の切削工程においては、あえて一部を帯部38として削り残すようにしているため、当該切削工程中に、上記輪郭の内側の部材(切抜部材39)が遊技盤30から外れて不測の場所に落下することを防ぐことができる。
これによれば、切削工程中に上記切抜部材39が落下することによる不慮の事故(例えば、落下した切抜部材39が他の部材に衝突して当該他の部材を傷つけてしまうような事故や、落下した切抜部材39がコンベアの隙間に挟まり遊技盤30の製造ラインを停止させてしまうような事故等が挙げられる)を防ぐことが可能となる。
また、上述したように、上記切抜部材39が不測の場所に落下することを防ぐことができるので、当該切抜部材39が不測の場所に落下する場合に比べてその部材の片付けが容易となり、遊技盤30の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、切削工程においては、帯部38の厚みを削って薄くしているので、切断工程における帯部38の切断作業が容易となり、遊技盤30の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、取り付け孔33の輪郭に該当する部分の切削は、遊技盤30を載置するバキュームテーブル110を移動させることにより行われる。この場合、ルータ加工機120を移動させて切削する場合に比べて、当該ルータ加工機120のぶれの発生を抑えることができ、より正確な切削を行うことが可能となる。
さらに、バキュームテーブル110を移動させて切削する本発明によれば、ルータ加工機120を移動させて切削する場合に比べて移動方向の設定が容易となるため、遊技盤30の形成作業をより効率的に行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、バキュームテーブル110は、ルータ加工機120の回転方向に移動するようになっているので、取り付け孔33の輪郭に該当する部分を、所謂ダウンカット(下向き削り)の手法で切削することが可能となる。これによれば、取り付け孔33における切削面を良好に仕上げることが可能となるとともに、ルータ加工機120の寿命を永らえることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、切削工程では、バキュームテーブル110に設けられたバキューム溝110a,110b、115bにて遊技盤30を吸引しているので、当該遊技盤30をより確実にバキュームテーブル30に載置して固定することができる。これにより、遊技盤30の位置ずれを防止することが可能となるので、より正確な切削を行うことが可能となり、切削工程における作業効率を高めることができる。
さらに、本実施の形態によれば、切断工程にて帯部38を切断した際に残される残片は、遊技盤30の裏面30c側に形成されることとなる。この場合、当該残片38aが遊技盤30の表面30b側に残される場合(すなわち、帯部38が遊技盤30の表面30b側に形成される場合)に比べて、取り付け孔33の表面側が狭められることがないため、当該取り付け孔33への普通電動役物6の取り付けをスムーズに行うことができる。
また、本実施の形態によれば、切断工程にて帯部38を切断した際に残される残片38aは、取り付け孔33の内壁33aの上部に形成されることとなる。この場合、当該内壁33aの下部には、残片38a等の障害物が形成されることはないため、形成された取り付け孔33を、例えば、遊技球が通過する通路に利用することも可能となる。これによれば、本発明にて形成した取り付け孔33の利用範囲を広げることができる。
以上の説明においては、本発明を遊技盤における取り付け孔を形成する技術に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、板状の部材に取り付け孔を形成する技術に適用することが可能である。
本実施の形態に係る遊技盤を固定する技術の一例を示す概念図である。 遊技盤を固定する技術の他の一例を示す概念図である。 切削工程の前段を遊技盤の上方から見た概念図である。 切削工程の後段を遊技盤の上方から見た概念図である。 カッタヘッド部による切削を図3(c)におけるC方向から見た説明図である。 本実施の形態に係るダウンカットの手法を示す説明図である。 本実施の形態に係る遊技盤を固定する技術の他の一例を示す概念図である。 取り付け孔が形成された遊技盤の斜視図である。 切削工程にて形成された取り付け孔の一例を示す説明図である。 遊技盤の表面側に残片が形成された場合における遊技部材の取り付け態様の一例を示す説明図である。 (a)は内壁の上部に残片が形成された取り付け孔を遊技球の通過する通路に利用した例を示す図、(b)は内壁の下部に残片が形成された取り付け孔を遊技球の通過する通路に利用した例を示す図である。
符号の説明
2 釘
3,4 障害部材
6 普通電動役物(遊技部材)
7 大入賞装置(遊技部材)
30 遊技盤
30a 遊技領域
30b 表面
30c 裏面
30d ピン孔
31,32,33,34 取り付け孔
33a 内壁
35 釘下穴
37 貫通孔
38 帯部(未貫通部)
38a 残片
39 切抜部材
39a 外壁
40 スペーサ
50 液晶表示装置
50a 表示領域
60 ピン
110 バキュームテーブル(載置台)
110a,110b バキューム溝(吸引部)
115,116 サブテーブル
115b バキューム溝
120 ルータ加工機
122 アーム部
123 支持部材
124 カッタヘッド部
200 真空ポンプ
210 パイプ
250 固定ピン
400 遊技球
A 領域
B 領域
C 点線
D 領域

Claims (8)

  1. 遊技盤に対向して配した切削工具にて、前記遊技盤における遊技部材の取り付け孔の輪郭に該当する部分を、前記遊技盤の表面と裏面とが貫通するように切削しつつ一部を未貫通部として削り残す切削工程と、
    前記未貫通部を切断する切断工程とを実行する、
    ことを特徴とする遊技盤の形成方法。
  2. 前記切削工程では、前記未貫通部を前記遊技盤の厚さよりも薄くする、
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技盤の形成方法。
  3. 前記切削工程に先立って、前記遊技盤を載置台に載置する載置工程を実行し、
    前記切削工程では、前記遊技盤に対向して配した切削工具を、前記遊技盤における遊技部材の取り付け孔の輪郭に該当する部分のうち何れかに挿入した後、前記載置台を、前記挿入された切削工具が取り付け孔の輪郭を切削する方向に移動する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技盤の形成方法。
  4. 前記切削工程では、前記取り付け孔の輪郭に該当する部分に挿入された前記切削工具を所定の方向に回転し、前記載置台を、前記切削工具の回転方向に移動する、
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技盤の形成方法。
  5. 前記切削工程では、前記載置台に設けられた吸引部にて前記遊技盤を吸引しつつ前記切削を行う、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技盤の形成方法。
  6. 前記切削工程の後に、前記載置台に、前記切削工程にて前記遊技盤に切削して形成した取り付け孔を介して、係止部材を挿入する挿入工程と、
    前記遊技盤に、釘の取り付けが可能な釘下穴を形成する釘下穴工程とを実行する、
    ことを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載の遊技盤の形成方法。
  7. 前記未貫通部は、前記遊技盤の裏面側に形成される、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技盤の形成方法。
  8. 前記未貫通部は、前記取り付け孔の上部内壁に形成される、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の遊技盤の形成方法。
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